2009年8月号 - サンガこども園

2009 年 8 月 1 日(土)発行 サンガこども園 http://sanga.ftw.jp/
やっとセミの鳴き声が聞かれるようになりました。公園ではヌケガラと地面の小さな穴がいたるところにみられ
ます。それぞれ夏の風物詩です。これから本格的な夏の到来です。
サンガこども園で定期購読しています福音館書店の月刊幼児絵本「こどものとも」8 月号の紹介。
こどものとも 0.1.2
10 ヶ月~2 歳向き
「ペンギンの あかちゃん」
鎌田暢子
「ちびだこ たこらす」
作
安江リエ
アゴヒゲペンギンのお父さん
とお母さんが、卵をあたためてい
ます。ピキピキ、と卵が割れて、
真っ白な赤ちゃんペンギンが生
まれました。赤ちゃんはお父さ
ん、お母さんからごはんをもらっ
て、お母さんのおなかの下でぬく
ぬく、すやすや眠ります。
こどものとも年中向き
4~5歳向き
作
3~4~5歳向き
「とくべつな よる」
文 /稲田務
作
夏の夜、うしお君はお母さんと一緒に、
がちゃがちゃ(クツワムシ)をとりに出か
けます。なかなか見つかりませんが、はじ
めは乗り気ではなかったお母さんも、だん
だん本気になってきて、とうとう捕まえる
ことができました。夏の夜の草むらの匂
い、そして虫を捕まえるときの心のときめ
きが伝わってくる絵本です。
今月は他にこんな絵本も購入しました。
「ゆめにこにこ」
作: 柳原 良平
絵
セミのぬけがらを見つけて「中には
いってた生きものはどうなったのか
な?」と思ったことはありませんか?
地面に直径 1 センチほどのまるい穴
があいているのを見つけて「なんの穴
だろう?」と思ったことは? これら
は「とくべつな夜のできごと」の跡なのです。セミの幼
虫が地面から出てきて羽化するまでを描いています。
【雑
5~6 歳向き
こどものとも
伊藤秀男
ちいさなかがくのとも
絵
「がちゃがちゃ」
「のりたいな、のりたいな、お
ふねにのるニャン、どんな ふね」
と興味しんしんのねこたちが、さ
まざまな船に乗り込みます。豪華
客船、遊覧ボート、モーターボー
ト、釣り船……。
岡島秀治
文 /いまきみち
海草が揺れる海の中を、ちびだこのた
こらすが泳いでいます。クラゲに出会っ
ては、真似をしたり、エビのおじいさん
の昼寝の邪魔をして怒られたり、カニに
足を切られそうになって、墨をはいて逃
げ出したり……。それでも元気に歌いま
す。「ぼくは ちびだこ たこらすだい。
あしたは なにを しようかな」。
「おふねにのるニャン」
谷川晃一
2~4 歳向き
こどものとも年少版
感】 不安定な天候が続いています。西日
本の大雨による土砂崩れ、群馬県の竜巻、いずれも季
節の変り目の急激な気圧の変化によるものだそうで
す。
幸いにも当地は比較的自然災害の少ない地域で、大
きな川が近くにありますが、氾濫したことは大正時代
以来ないと言われます。平地が多いので土砂崩れの心
配もありません。心配と言えば地震と台風くらいでし
ょうか。しかし、油断はできません。気をつけたいも
のです。
1 歳から
「さらさら」
「すいすい」
「かさかさ」
なんてことない、擬音だけの絵本。で
も、こんな擬音にも外国語にはない素
敵な響きがある、日本語は擬音で四季
を感じられるんだなぁ。そんなことに
気付かせてくれました。
(こぐま社)
「おいでよ!むしのもり」
作・絵: タダ
サトシ
4 歳から
たくさんの虫と男の子との夏らしいお
話です。元気な男の子さっちんと、オオク
ワガタのオオクワくんを軸に、たくさんの
虫たちが登場します。
(小学館)
※絵本の表紙の画像は出版社の許可を受けて掲載しています。