教員のプロフィール 職 名 教授 氏 名 森谷和馬 学 年 歴 等 月 昭和 48 年 3 月 事 職 年 項 早稲田大学第一法学部卒業 歴 月 事 項 昭和 49 年 4 月 最高裁判所司法研修所入所(昭和 51 年 3 月まで) 昭和 51 年 4 月 弁護士登録(第二東京弁護士会) 平成 23 年 3 月 千葉県弁護士会に登録換え 最 著書、学術論文等の名称 著書 1 判例評釈 2 医療事故と患者の権利 法律カウンセリングー近隣 近 の 主 な 研 究 業 績 単著・共著 発行又は 発行所、発表雑誌等又は の別 発表の年月 発表学会等の名称 共 著 1988 年 共 著 1991 年 3 法律カウンセリングー医療 共 著 1993 年 4 刑事弁護の技術(下) 共 著 1994 年 エイデル研究所 弁護士による医療過誤裁判例の 紹介・解説書担当:注射による筋 拘縮症(177∼182 頁) 有斐閣 法律カウンセリングシリーズの 一巻。弁護士5名が①境界・塀の 争い②道路をめぐって③建築・増 築・改築について④集合住宅では ⑤環境を守る⑥暮らしやすい地 域づくり⑦子どものつきあい⑧ ペットについて⑨人間関係のト ラブル⑩火事など事故による被 害、の各項目について、法律的な 側面から易しく解説するもの。担 当:1章 境界・塀の争い(1∼30 頁)7章 子どものつきあい(149 ∼166 頁) 有斐閣 法律カウンセリングシリーズの 一巻。弁護士3名が①どんな医療 事故があるか②誕生から終末ま での医療③医療事故裁判の進め 方④患者学入門の4つのテーマ について易しく解説するもの。担 当:2章 手術のとき−どんな医 療事故があるか(31∼64 頁)3章 癌−どんな医療事故があるか(66 ∼80 頁)7章 患者学入門(191 ∼228 頁) 第一法規出版 弁護士向けの刑事弁護の実務的 解説書。担当:特殊過失事件の弁 護はどのように行うか(187∼201 頁) 5 民事弁護と裁判実務⑥損害賠償 (医療事故・製造 物責任) 6 判例に学ぶ医事紛争予防学 7 日本に陪審制度は導入できるのか――その可能性 と問題点 共 著 1996 年 共 著 1996 年 共 著 2000 年 8 5 0 の医療事故・判例の教訓 共 著 2004 年 9 STOP !医事紛争 共 著 2007 年 ぎようせい 損害賠償請求訴訟としての医療 事故と製造物責任について、実務 的な見地から論点を解説するも の。担当:医療事故相談の際の事 実調査・確認(3∼11 頁)診療記 録の証拠保全(12∼30 頁)医療 事故訴訟の提起(31∼37 頁) 日経 BP 社 医療過誤裁判例を素材にして医 事紛争を類型別に紹介・解説する もの。医師、弁護士、大学教授等 による執筆。担当:遺族の不信感 を招く不法行為(129∼133 頁)裁 判所は自己決定を尊重(134∼138 頁)執刀医にも管理責任(194∼ 198 頁)発症後の対応もなく損害 賠償(214∼218 頁) 現代人文社 我が国に刑事陪審制度を導入す るについて.憲法上の問題点、現 行刑訴法との関連性、法曹一元制 度、弁護士の業務への影響、素人 裁判官の事実認定能力などを論 じるもの。担当:上訴と評決理由 の不存在(105∼112 頁) 日経 BP 社 医療過誤の判例を素材にして、当 該事案の内容や判決、更には当該 事件の教訓などを紹介するもの。 医師、弁護士による執筆。担当: 判例の徹底検証 診断時のミス (72∼77 頁)最高裁が期待権の適 用を拡大(1O6∼1O9 頁)インフル エンザの治療で患者死亡(114∼ 117 頁)糖尿病に伴う意識障害で 死亡(138∼141 頁)担当医の帰宅 後に低酸素脳症を発現 (178∼ 181 頁)術後の MRSA 感染が原因 で死亡(194∼197 頁)生体腎移植 で医師の過失認定(220∼223 頁) メディカルクオール 医事紛争の様々な類型と法的な 問題点について、消化器内科開業 医と患者側の弁護士とが対談し、 テーマ毎に関連する医療過誤判 例を弁護士が紹介・解説するも の。判例の項目:救急患者の受け 入れ義務(20∼22 頁)カルテ改ざ ん・転院義務(49∼50 頁)医療事 故の届出(51∼52 頁)家族に対す るがんの告知義務(53∼54 頁) 患者の自己決定権(74∼75 頁)治 療法の説明義務(76∼77 頁)期待 権侵害(78∼79 頁)悪意あるが んの告知(80∼81 頁)治療の危 険度の説明義務(82∼84 頁)死因 の解明義務(85∼87 頁)期待権 10 専門訴訟講座④医療訴訟 共 著 2010 年 11 医療ミスでは?と思ったら読む本 共 著 2011 年 論文 (学術論文) 1 死をめぐる法律問題 単著 1989 年 2 国民の司法参加と刑事弁護 単著 2001 年 3 裁判員制度 単著 2001 年 選択制、上訴 侵害(99∼103 頁)治療法の医療 水準(119∼121 頁)内科開業医 としての医療水準(122∼123 頁) 医 療 慣 行 と 医 療 水 準 (124 ∼ 126 頁)医療水準と期待権侵害(127 ∼129 頁)転医・転送義務(142 ∼149 頁)ペットの治療に関する 説明義務・自己決定権(192∼194 頁) 民事法研究会 医療過誤訴訟を専門訴訟の―つ と位置づけ、特有の理論的問題 点、訴訟実務上の問題点を解説す るもの。患者側・医療側の弁護士、 裁判官、大学教授等による執筆。 担当:患者側代理人からみた鑑定 (491∼513 頁) 日本評論社 「どんな医療事故があるか」と 「医療事故手続の進め方」の二つ の大項目を置き,個別事例の紹介 や問題点を簡潔に解説するもの。 患者側弁護士による分担執筆。担 当:説明義務/出産(分娩方法) に関する説明義務(68∼69 頁) 説明義務/退院後の療養指導(70 ∼71 頁)ペットの医療事故(124 ∼125 頁)医学知識のない裁判官 に適切な判断ができるのか(180 ∼181 頁) 自由と正義 40 巻 02 号 4∼10 頁 生命現象としての死の定義と法 律における死の定義を比較しな がら、新たに問題となっている 「臓器移植と脳死」を巡る問題点 を解説し、死に伴う手続や民事 的・刑事的効果についても触れる もの。 自由と正義 52 巻 06 号 120∼133 頁 「精密司法」と呼ばれる我が国の 刑事裁判から直接主義・口頭主義 が実践される国民の司法参加制 度への転換が必要であることを 前提として、司法制度改革審議会 による裁判員制度案の内容を検 討するもの。合わせて刑事参審制 における論点についての解説と あるべき姿も提言する。 法律時報臨時増刊 「シリーズ司 法改革Ⅲ」150∼152 頁 司法制度改革審議会による国民 の司法参加制度の設計に関して、 我が国の裁判員制度における選 択制導入の可否及び上訴制度の 4 対象事件の範囲 単著 2003 年 (その他) 1 医療過誤∼準備から訴訟まで(全3回) 座談会 2002∼2003 年 2 医療訴訟と専門情報 座談会 2003 年 3 ニューヨーク陪審裁判 共 著 1993 年 4 スウェーデンの参審制度――国民参加の刑事裁判 共 著 1995 年 5 フランスの陪審制とドイツの参審制――市民が参 加する刑事裁判 共 著 1996 年 6 デンマークの陪審制・参審制――なぜ併存してい るのか 共 著 1998 年 問題点について論じるもの。 季刊刑事弁護 33 号 「刑事司法 改革の論点と行方」29∼33 頁 裁判員制度において、どの範囲の 事件を審理の対象とすべきかに ついて、我が国の旧陪審法や英米 の陪審制度を紹介しつつ論じた もの。 二弁フロンティア 10 号∼12 号後 に二弁フロンティア別冊「弁護士 と裁判所との適切な協働関係の 形成を目指して」に収載 弁護士が医療過誤訴訟を受任・担 当する際の実務上の手続や問題 点について、患者側と医療側の弁 護士が座談会形式で話し合うも の。27∼32 頁・ 23∼28 頁・20∼ 25 頁 判例タイムズ 1119 号・1121 号 2004 年に判例タイムズ社から単 行本化 東京地裁医療担当部裁判官、医 師、患者側・医療側弁護士の座談 会。内容は①患者側に対する医療 情報の提供②鑑定以外の専門情 報の医療訴訟への導入③鑑定④ 医療事故・紛争の発生防止。 日本加除出版 東京三弁護士会陪審制度委員会 委員によるニューヨークの刑事 裁判制度に関する視察調査の報 告書 東京三弁護士会陪審制度委員会 東京三弁護士会陪審制度委員会 委員によるスウェーデンの刑事 裁判制度に関する視察調査の報 告書 東京三弁護士会陪審制度委員会 東京三弁護士会陪審制度委員会 委員によるフランスとドイツの 刑事参審制度に関する視察調査 の報告書 現代人文社 日弁連司法改革推進センターと 東京三弁護士会陪審制度委員会 の委員によるデンマークの刑事 裁判制度に関する視察調査の報 告書 学会及び社会における活動等 年 月 事 項 平成 4 年 11 月 第 35 回日本弁護士連合会人権擁護大会シンポジウム実行委員(テーマ:患者の人権) 平成 10 年 9 月 第 41 回日本弁護士連合会人権擁護大会シンポジウム実行委員(テーマ:医薬品被害の防 平成 14 年 4 月 東京三弁護士会医療関係事件検討協議会委員長 止と救済) 平成 14 年 6 月 日本弁護士連合会司法改革実現本部幹事 平成 15 年 1 月 慈恵医大医療安全管理外部委員会委員 平成 16 年 2 月 慈恵医大産婦人科医療事故外部調査委員 平成 19 年 7 月 「診療行為に関連した死亡の調査分析モデル事業」評価委員(現在まで7例担当) 平成 2 年 12 月 医療事故情報センター理事 平成 14 年 4 月 医療事故研究会代表 職務上の実績 職務上の実績に関する事項 年 月 概 要 大腿四頭筋短縮症山梨訴訟 昭和 51 年 薬害・医療過誤集団訴訟(損害賠償) クロマイ訴訟 昭和 51 年 薬害・医療過誤集団訴訟(損害賠償) 六価クロム訴訟 昭和 51 年 労災集団訴訟(損害賠償) 埼玉医大抗癌剤過剰投与事件 平成 13 年 医療過誤損害賠償 防衛医大抗癌剤過剰投与事件 平成 19 年 医療過誤損害賠償 土田邸・日石・ピース缶事件 昭和 51 年 刑事事件(主たる訴因は無罪) 愛のコリーダ事件 昭和 51 年 刑事事件(無罪) 川治プリンホテル火災事件 昭和 56 年 刑事事件 月光荘事件 平成元年 刑事事件 その他、医療過誤の損害賠償請求事件を患者側代理人として多数受任。
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