早寝早起き! 生活リズムを整えて、 毎日を健康に過ごしましょう 熱中症

2010,9,1
鎧郷小保健室
楽しかった夏休みも、あっという間に終わってし
まいました。気持ちを切り替えて学校生活をがんば
っていきましょう。
さて、夏休みは終わっても、まだまだ暑い日が続
きそうです。体調を崩さないように気をつけましょ
う
熱中症の予防には、
生活習慣も大切
熱中症の予防で大切なのは、水分をと
ること、直射日光をさけること、服装を工
夫することなどですが、それだけではあり
ません。普段から規則正しい生活を送り、
健康な体を作ることも大切です。
睡眠を十分とる。
体を動かす。
食事をしっかり食べる。
*熱中症対策のため、「水筒(少し多め)」「汗拭き用タオル」「着替え」
を持ってきましょう。
早寝早起き!
生活リズムを整えて、
毎日を健康に過ごしましょう
●睡眠リズムを朝の光でセット!
1 日は24時間ですが、体内時計は人がつくった時計のように正確で
はなく、平均すると 25 時間で一回りするといわれています、つまり、
1 日に 1 時間ほどのずれが生じているのです。このずれを調整するのに
大切なのが、朝の光です。朝の光は、人間の脳を目覚めさせ、体内時計
をリセットし、1 日の始まりを知らせてくれます。休みの日くらい、ゆ
っくり寝たいと思うかもしれませんが、睡眠リズムを保つためには、休
日も朝きちんと起きることが大切です。
●夜ふかしがよくない 4 つの理由
○集中力が低下します!
○食生活が乱れます!
夜ふかしせず、朝の光で起きるなど、体
のリズムを整える生活をしないと、ぼんや
りしたり、食欲や集中
力が低下し、時差ぼけ
のような状態になって
しまいます。
夜おそくまで起きていると、朝早く起きら
れなくなり、朝食をとる時間がなくなってし
まいます。深夜に食事をする
ことも多くなり、食生活が乱
れ肥満の原因にもなります。
○成長ホルモンは、夜、眠っているあ
いだに出ます!
○メラトニンが出にくくなります!
成長ホルモンは、骨
や筋肉をつくるなど、
す
からだの成長に大きく
働きかけます。眠って
いるあいだに大量に出
されます。
メラトニンは、眠くさせるホルモンです。
夜間に明るい光を浴びたり、寝る時間が遅い
と分泌量が少なくなり、夜になっても眠くな
りません。眠くならないからいつまでも起き
ていて明るい光を浴びていると、ますますメ
ラトニンの出が悪くなり、追い打ちをかける
ようにゲームやテレビを見てしまう悪い生活
が続いてしまうのです。