VOL.215 JULY 2012 7

公益社団法人 日本柔道整復師会・機関誌
日整広報
3
5
1 あ 目 の 定 連 承 大
4
2
仁
範
法
る 的 名 め 綿 し 衆 国
人
接 患
達 誉 る と て に 民
種 業 す 者 学 を 相 と 日 慈 柔
成 を も し き 広 医
務 る に 問 守 互 な 本 の 道
に 重 の て た く 療
対 を り に る 古 心 整
信 上
全 ん と 更 と 受 の
尊 べ 来 を 復
し 尊
条 知
力 じ す に こ け 一
て 重 業 敬 く の 以 師
り
る 継 ろ 入 端
を
常 し 務 と 人 柔 て の
性 え
承 で れ と
傾 倫
に 技 を 協 格 道 人 職
別 た
注 理 こ 発 あ ら し
真 術 遂 力 の 精 類 務
秘
す 綱 こ 展 る れ て
社 密
摯 の 行 に 陶 神 へ に
柔
る 領 に す が
会 を
な 向 す 努 冶 を の 誇
民 道
こ の 柔 べ
的 厳
態 上 る め に 涵 奉 り
と 崇 道 く 限 族 整
努 養 仕 と
地 守
度 に
り 医 復
分 め し に 責
を 高 整
位 す
と 努
を る
誓 な 復 倫 な 学 術
生 任
な る
誠 め
国 涯 を
わ
う 理 師 理 い と は
ど と
意 る
民 を も
き
も 念 は 綱 未 し
に 共
を と
領 来 て 国
の 貫 ち
ま
の と
か に
以 共
そ を へ 伝 民
規 く
え
で
か
て に
柔
道
整
復
師
倫
理
綱
領
目次
わ
ら
ず
患
者
の
回
復
に
全
力
を
尽
す
巻頭言
7
VOL.215
JULY
2012
www.shadan-nissei.or.jp
国民の負託に応え続けるために…会長 萩原 正 01
◎日整通常総会 02 ◎理事会だより 06 ◎会務執行状況 07 ◎ブロック通信 08
◎アイディア募集「骨継ぎの知恵袋」10 ◎学術大会会員発表動画配信 11
◎各周年記念式典開催日一覧 12 ◎学術大会一覧 13 ◎「学術シリーズ」の原稿募集について 13
巻頭言
国民の負託に応え続けるために
会長 萩原 正
公益社団に移行して初めての通常総会を無事に終えることが
できました。
いわゆる公益三法に基づき定款変更を行った関係上、従来と
同じように運営できる部分とできない部分の見極めや、改革を
必要とする点が多々ございます。
その中で、この度の通常総会では会費規程改正案を上程し、
来年度から会費値下げの決議を頂戴することができました。
経理部の税務経営実態調査で明らかのように、会員全体の総
収入が減少し、経営環境が厳しくなる中で、本会としても各部・
委員会の統廃合、部員数削減などの機構改革や、会費を減額し
ても効率的に持続可能な運営を目指した予算編成を前倒しで行
うことで今回の改正に至りました。
会員皆様の負担軽減は僅かかもしれませんが、会と会員一体となって厳しい現状を共有し、
そして打破するために会運営の原点を肝に銘じ、公益法人として信頼性の高い組織を目指しつ
つ、現在の業界における諸問題の解決や組織強化など、本会が果たすべき使命と責務に執行部
一丸となって邁進する所存です。
さて、今国会の最大の焦点というべき社会保障と税の一体改革に関連する法案が、 6 月26日
の衆議院本会議で可決されました。
2010年の社会保障給付費(年金・医療・福祉)は、国民所得の約31%の105.5兆円に達し、
人口減少社会と2025年から2050年に高齢化のピークを迎える中で、公の場で給付抑制の観点で
の議論が加速しており、我々柔道整復師にも大きな影響があります。
これまで柔整療養費の改定は、診療報酬改定年の 6 月に実施され、本会が窓口となり厚生労
働省と協議してきましたが、社会保障審議会医療保険部会において、昨年12月に議論の整理の
公表、そして、本年 5 月11日及び24日の部会で検討がなされ、その結果、今回の改定及び中・
長期的な視点に立った柔道整復療養費等の在り方の見直しを行うため、「柔道整復療養費検討
専門委員会」が設置されることになりました。
この専門委員会の構成などは現段階で明らかになっておりませんが、業界の代表として本会
から委員の派遣を強く要望しており、長い歴史の中で培った経験やノウハウをもとに、柔道整
復師が今後も国民に親しまれ、貢献し続けるための方策やあるべき姿を提言し、理解を得るた
めに総力を挙げて対応してまいります。
国や自治体に限らず、業界も組織も柔道整復師一人ひとりも変革を求められ、あらゆる面で
時代の流れが急速に変化する中で、そのテンポに乗り遅れないようにしながら、業務の本質や
目的を見失うことなく、真摯に国民の負託に応え続けることこそが、我々にとって最も重要で
あると考えております。
重要課題が山積する中で、執行部は叡智を結集して難問と対峙し、明るい未来を切り拓くチ
ャンスに変えるべく取り組んでまいります。
関係各位、関係団体、会員皆様方のご懇篤なるご指導ご協力を切にお願い申し上げまして、
ご挨拶といたします。
−1−
通常総会報告
広報部
会費規程の改正案を可決
次年度から年額21,000円に
6 名の会員に帰一功労賞
日整は、昨年 9 月に公益社団法人として新たにスタートしてから初めてとなる通常総会を平成
24年 6 月24日
(日)
、午後 1 時から日本柔整会館で開催。東日本大震災の影響で慌しく明けた平成
23年度の 9 月から 3 月までの事業報告書
(案)
・同決算報告書
(案)
・同監査報告、平成24年度会費
免除者および会費規程改正
(案)などを可決した。これにより次年度からの年額会費は、2,000円
を値下げし21,000円となることが決定した。また、監事 1 名の辞職に伴う補欠監事の選任投票が
行われ、広島県会長の山
健司会員を選任した。日整の最高栄誉賞である帰一功労賞
(注釈参照)
は、工藤鉄男会員(東京都)
、萩原正和会員(北海道)
、大畑博会員(栃木県)
、砂子隆一会員(福
井県)、石田健太郎会員(愛知県)
、野坂明典会員(鳥取県)の 6 名に贈られた。
料金改定は延期
岡本和久総務部長の司会により進行。通常総
会に先立ち、平成23年度に亡くなられた会員物
故者99名の方々に黙祷を捧げた。引き続き、日
整の最高栄誉賞である帰一功労賞の授賞式が行
われ、萩原正会長から柔道整復師界の発展に著
しく貢献した 6 名の会員に贈られた。
工藤鉄男副会長が開会の辞を述べた後、挨拶
に立った萩原会長は通例の 6 月に改定を予定し
ていた柔道整復療養費について「昨年12月 6 日
に社会保障審議会医療保険部会は、審査体制の
強化などその適正な支給を求める意見が多かっ
挨拶する萩原会長
たこと、会計検査院等からも指摘を受けている
こと、療養費は国民医療費の伸びを近年上回っ
て増加している現状などを挙げ、平成24年療養
まだ解決策を見出せない養成校の増加に伴う
費改定において適正化するなどの議論の整理を
柔道整復師の急増問題については「養成施設の
公表しました。こうした問題を踏まえて 5 月24
設置基準を改正しないと解決はできません。柔
日の第54回社会保障審議会医療保険部会では、
道整復師も保険医と同じように保険柔道整復師
柔道整復療養費検討専門委員会を設置して、平
を認定していったらどうか」など制度的な対策
成24年度療養費改定及び中・長期的なものも含
に関する所懐の一端を述べた。
めて検討していきたい、とのことが決まりまし
日整の組織率については「現在、柔道整復師
た」と話した。このことにより施術料金の改定
の数が約 5 万人います。日整の組織率は今のと
は延期されていることが明らかとなった。
ころ、16,500人ぐらい、33%という状況です。
−2−
しかし、日整は柔道整復師界の長年にわたるリ
ーダーとしての誇りと見識をもって歩んでいき
たい」と諸課題解決へ積極的に取り組んでいく
心構えを語った。
《議 題》
○議長、副議長選出
○議事録署名人選出
( 1 )平成23年度
( 9 月− 3 月)
事業報告書
(案)
( 2 )平成23年度
( 9 月− 3 月)
決算報告書
(案)
橋本議長(左)石原副議長
( 3 )平成23年度( 9 月− 3 月)監査報告
( 4 )平成24年度会費免除者
( 5 )会費規程改正(案)
橋本議長は、代議員総数105名中、出席者99名、
( 6 )補欠監事の選任
代理人選任届によるもの 3 名、議決権行使書に
よるもの 3 名、計105名を確認し、通常総会が
議長に橋本昇理事
副議長には石原誠理事
有効成立することを告げた。
次に、富山県の竹林直会員ほか 9 名の会員の
総会の議長および副議長の選出は、定款第16
傍聴願いを許可した。議事録署名人には、神奈
条の規定により出席した理事者の中から選出す
川県の牧野吉一・岡山県の塚崎康之両代議員が
ることになっているため、まず仮議長に萩原会
指名され議事に入った。
長が就いた。萩原会長は理事会において通常総
分かち決算報告と事業報告
会の議長に推選された橋本昇理事、同副議長と
して推選された石原誠理事を議場に諮り、賛成
第 1 議題「平成23年度( 9 月− 3 月)事業報
多数で両理事を正副議長に選出した。
告書
(案)」
、第 2 議題
「平成23年度
( 9 月− 3 月)
以後、橋本議長と石原副議長が登壇し議事進
決算報告書
(案)」
、第 3 議題「平成23年度( 9
行を務めた。総会は、定款第17条に基づき代議
月− 3 月)監査報告」は関連議案のためを一括
員総数の過半数53名以上の出席により成立する。
上程された。公益社団法人としてスタートした
議案に賛成する代議員
−3−
9 月から 3 月までの分かち決算による事業報告
平成24年度会費免除者は115名
書(案)についての概要を岡本総務部長が説明。
この中で特に災害の被災者に対する救護および
第 4 議題の「平成24年度会費免除者」ついて、
支援活動などを推進したことを強調した。
岡本総務部長が次のとおり説明し、賛成多数に
続いて同決算報告書
(案)
についても同様、 7
より理事者の提案どおり115名の会員が会費免
か月間の決算概要を佐藤金一経理部長が説明し
除者として承認され決定した。
た。説明にあたり、当該事業年度からは平成20
A.終身免除者
年に施行された公益法人会計基準を採用した決
(会費・負担金を40年以上完納し、満85歳
算で、収支ベースではなく損益ベースの数字を
以上の者)
元に作成してあることを報告した。
50名(内新規申請者 10名)
小山健監事は監査報告について「平成24年 5
B.所得等に関する免除者
月31日、萩原会長、岡本総務部長、佐藤経理部
(生活保護を受けている者・年間収入が160
長、吉沼直樹担当事務員の立ち会いのもと、そ
万以下の者)
して、このたび、鈴木監事の辞職に伴い、監事
38名
1 人のため、特別立会人として、顧問弁護士の
※東日本大震災被災会員の会費免除者
加藤興平先生、顧問公認会計士の出塚清治先生、
岩手県 5 名
お 2 人のご臨席を賜り、平成23年 9 月 1 日から
福島県 21名
平成24年 3 月31日までの事業年度における理事
茨城県 1 名 の職務の執行を監査いたしました。その方法及
計 27名
び内容については、監査報告書に記載のとおり
会員の減収踏まえ会費を値下げ
です」と経緯を報告した。
この後、数名の代議員から療養費改定や監事
第 5 議題の「会費規程改正
(案)
」について、
1 名の辞職に伴う問題、組織率と年額会費の値
代議員から2,000円を値下げする根拠を求めら
下げなどについての質問および要望があり、執
れ、これに対し理事者は、会員数が減り組織率
行部と顧問弁護士が回答。採決の結果、賛成多
が低下していることと会員の減収を理由に挙げ
数で理事者の提案どおり可決した。
た。さらに、会費を減額しても重要事業には予
算配分も可能であり、次年度に向け万全の態勢
萩原会長と帰一功労賞受賞者〈左から工藤・萩原・大畑(代理:若林)・砂子・野坂・石田各会員〉
−4−
を整えていることを付け加え、採決により賛成
道必修化へ向けての指導者講習会ついて説明が
多数で提案どおり可決した。
あった。この講習会は文科省で行う中学校保健
補欠監事に山
体育科武道(柔道)授業を支援する外部指導者
健司会員を選任
の研修会である。参加資格は、全日本柔道連盟
第 6 議題の「補欠監事の選任」については、
に登録済みであること。22歳以上、四段以上、
補欠監事選任委員会の委員 6 名(森本賀津雄委
各地区(各都道府県)の会員最大 4 名まで。会
員長、大藤忠昭副委員長、及川磨・阿部松雄・
員 1 名については交通費を支給する。他の参加
柳田松三・木村正明の各委員)により執行され
者は全額自己負担とのこと。受講生は、柔道着、
た。立候補者は、山
筆記用具等を持参する。
健司会員(広島県会長)
と内山富之会員(長野県会長)
。投票総数105票、
さらに工藤副会長からは「日本柔道整復師会
無効投票 0 票。山
が文科省と直接交渉して、その流れに沿って行
健司会員67票、内山富之会
員38票。この結果により、山
われることであり、柔道整復師が中学校で日本
健司会員が出席
の文化、武道精神を教えていることを世界に発
した代議員の議決権の過半数を得て選任された。
信できるようにしてもらうための仕組みです」
日整柔道指導者講習会に参加を
との説明があり、参加者を推薦いただきたい旨
岡本総務部長から連絡事項として、 8 月26日
を述べた。
議題はすべて承認可決され、松岡保副会長の
(日)に「日本柔道整復専門学校・花田学園渋谷
閉会の辞により終了した。
校舎インフォスタワー」で開催予定の中学校武
注釈:《帰一賞》とは
「帰一賞」は、講道館柔道の創始者である嘉納治五郎先生の雅号「帰一斉」と、『整骨新書』
の著者であり、江戸時代の整骨医の中で学識人格共に優れた各務文献先生の雅号「帰一堂」の
双方に因んで命名され、柔道整復師界の発展に著しく寄与した会員に贈られる日整最高栄誉賞
として、昭和46年に制定されました。今回の受賞者を含め、帰一功労賞は238名、帰一学術賞は
35名の方々が受賞しています。
※
−5−
理 事 会 だ よ り
総 務 部
案があった。審議の結果、原案を承認可決し、
〈平成24年度第 1 回理事会〉
開催場所
日本柔整会館 2 階理事会室
開催日時
平成24年 4 月25日
(水)
午後 1 時
通常総会で表彰することとした。
第 4 号議案『各都道府県柔道整復師の団体
との協定締結について』
∼ 3 時20分
理事現在数
及び定足数
現在数18名 定足数10名
総務部長より、本会と各都道府県柔道整復師
出
理事18名中16名出席 の団体との協定について提案があり、提出のあ
萩原、工藤、松岡、岡本、佐藤、
った大阪府団体との締結について承認可決した。
席
者
萩原(正和)
、木山、永田、萩
第 5 号議案『会長推薦理事候補者の推薦に
ついて』
原(隆)
、石原、吉田、豊嶋、
高崎、小合、原、富永
理事外の出席者
小山監事
総務部長より、日本柔道整復接骨医学会会長
司
岡本総務部長
推薦理事候補者について提案があった。
開会の辞
工藤副会長
審議の結果、本会より松岡副会長を推薦する
議
萩原会長
ことを承認可決した。
会
長
閉会の辞
松岡副会長
第 6 号議案『日整柔道形講習会について』
〈会議の概要〉
総務担当理事より、第 6 回日整柔道形講習会
冒頭で議長が定足数の確認をし、次に、議事
の実施要項等の提案があった。審議の結果、 8
録署名人選出について諮り、小山健監事を選任
月 4 ・ 5 日開催について承認可決した。併せて
した。
この形講習会の功労表彰者の表彰についても承
認可決した。
〈議 題〉
第 1 号議案『通常総会の議題等について』
第 7 号議案『優等卒業生氏名等、広報誌・
ホームページへの掲載について』
総務部長より、 6 月24日開催予定の通常総会
総務部長より議案について説明があった。審
について説明があり、議題等について検討した。
議の結果、日整が表彰した各柔道整復師養成施
6 月 6 日の理事会で最終確認することを承認可
設優等卒業生の氏名等について、本会のホーム
決した。
ページに掲載することを承認可決した。
第 2 号議案『会費免除申請について』
第 8 号議案『その他』
総務部長より、平成24年度の会費免除会員に
3 月25日の全国会長会での要望事項等につい
ついて説明があった。審議の結果、
終身免除
(50
て検討した。
名)、所得等に関する免除(38名)
、及び東日本
日整社団設立60周年記念式典での特別功労会
大震災被災会員の会費免除(岩手県、福島県、
員の表彰について検討した。
茨城県の会員合計27名)について承認可決した。
第 3 号議案『帰一賞の推薦について』
〈報告事項〉
① 会費未納者の除籍通知書
総務部長より、帰一功労賞 6 名を表彰する提
② 災害見舞金配分報告(宮城県)
−6−
③ JICA 草の根技術協力事業報告
(モンゴル国)
⑧ 理事会議事録
④ NGO 人材育成研修
⑨ 厚生労働大臣表彰下付願いについて
⑤ 第 3 回カンボジア国際セミナー報告
⑩ 柔道整復師免許証の様式変更について
⑥ 「TPP 参加反対総決起大会」の開催につい
⑪ 年度末各種集計資料
⑫ 各部会からの報告
て
⑦ 第20回柔道整復師国家試験合格状況
会務執行状況
(4月∼6月)
日 整 関 係
〈 4 月〉
〈 6 月〉
2 日㈪
1 日㈮ 部長連絡会議
東京有明医療大学(入学式)
(工)
髙橋璋参与通夜参列(萩)
日本放射線技師会創立65周年記念祝賀
3 日㈫
日本医師会訪問(萩、工、松)
会(萩)
4 日㈬
学術部会
6 日㈬ 理事会
国際部会
7 日㈭ 広報部会
柔道整復国際シンポジウム
保険部会
10日㈰ 愛媛県保険研修会(萩 正 )
森 亘殿通夜(萩)
8 日㈰
柔整懇話会
10日㈫
部長連絡会議
13日㈮
広報部会
17日㈫
保険部会
24日㈫
総務部会
25日㈬
理事会
第34回北信越学術大会長野大会(萩、工、
26日㈭
経理部会
松、木)
野坂明典先生叙勲受章祝賀会(萩)
12日㈫ 国際部会
モンゴル人指導者育成日本研修開講式
(萩、工、松、萩 隆 )
16日㈯∼17日㈰
日本モンゴル親善協会結成45周年レセ
18日㈪ 総務部会
プション(萩)
19日㈫ 経理部会
28日㈯
講道館創立130周年記念式典(萩)
20日㈬ 理事会
30日㈪
蓮見弘会長を偲ぶ会(萩)
21日㈭ 保険部会
22日㈮ 佐藤哲也先生九段昇段祝賀会(萩)
〈 5 月〉
2 日㈬
第 1 回補欠監事選任委員会
9 日㈬
部長連絡会議
13日㈰
愛知県柔道整復師会懇話会(萩)
24日㈰ 第 2 回補欠監事選任委員会
通常総会
※文中、頭文字のみを使用しました方の名前と
15日㈫ 日本医師会役員就任披露パーティー
(萩)
役職を列記します。
22日㈫
萩───萩原会長 萩 正 ──萩原正和保険部長
理事会
27日㈰ 橋本昇先生名誉博士号受賞を祝う会
(萩)
工───工藤副会長 木───木山学術部長
30日㈬
経理部会
松───松岡副会長 永───永田広報部長
31日㈭
監査会
岡───岡本総務部長 萩 隆 ──萩原隆国際部長
佐───佐藤経理部長
−7−
族、教員、北整会員が皆さんを応援しているこ
北海道ブロック
とを忘れず、勉学に励み、卒業後は北整へ入会
し、ともに地域の医療に貢献していきましょう。
また医療人として礼節を重んじ、助け合いなが
公益社団法人北海道柔道整復師会
附属北海道柔道整復専門学校
平成24年度入学式
ら国家試験合格へ向け邁進してください」と祝
辞を述べた。
続いて笠井正晴北海道鍼灸専門学校理事長と
平成24年 4 月 8 日
(日)
やわらかな日差しの中、
五十嵐一議同窓会会長より心温まる祝辞をいた
午後 1 時から北整会館 4 階大講堂において、北
だいた。
柔専校の平成24年度の入学式が行われた(=写
その後、祝電披露が行われ、新入生による宣
真)。
言を辰口耕樹、武田和樹代表が述べ、さらに教
ご親族、北整役員、学校関係者などが見守る
職員、ご来賓、北整役員の紹介、在校生との対
中、昼間部32名、夜間部30名の入学者が拍手で
面式が行われた。
迎えられ入場し、長谷川源教務部長の開式の辞、
最後に長谷川源教務部長が閉式の辞を述べ、
国歌斉唱の後、昼間部担任橋本順子先生と夜間
式は終了した。
(広報員 錦川正八)
部担任西家洋昭先生より入学者の名前が読み上
げられ、校長より入学が許可された。
近藤浩校長は式辞の中で「みなさんの最終目
東海ブロック
標は国家試験に合格することですから、今の気
持ちを初心としてしっかりと心に刻み、新しい
学問を学ぶために健康に留意して仲間とともに
勉学に勤しみ、 3 年後には一緒に合格の喜びを
愛知県だより
共有しましょう」と述べた。
萩原正和校主は「本校は北整の附属校であり、
柔道整復師を柔道整復師自らの手で育成するこ
とを目的として設立された学校です。多くの親
4 月 1 日より公益社団法人として
新たな船出
平成24年 4 月 1 日、愛知県柔道整復師会は県
より公益社団法人の認定を受け新たなスタート
を切った。
遡ること 5 年、平成19年初頭、本会役員は公
益法人制度改革関連 3 法案により決められた移
行期限である平成25年12月 1 日を見据えて研究
と検討に入った。
同年 6 月、理事会は公益法人改正対策委員会
の設置を承認し、会長・副会長を含む 9 名の役
員を委員とし、遠山典志顧問公認会計士をアド
バイザーに招聘して委員会が構成された。
−8−
その後、年に 2 度の理事研修会でこの問題に
開き、共済会の設立(共済事業の分離)、定款
取り組み、遠山会計士から「公益法人制度改革
や支部構成・入会金・選挙などの規程を順次改
関連三法と公益認定について」
、
「公益社団法人
定し承認していった。この間、県医務国保課と
の現状」と題して、 2 回にわたり講義を受け、
事前相談や事前協議等を行いながら何度も指導
公益法人のメリット・デメリット、事業区分や
を受けて、定款や規程の修正を行っていった。
経理処理の問題などを学んだり、役員間で今後
本年 2 月には臨時総会を開き、会員より定款
の取り組みについて議論し、その後定款の見直
と諸規程の承認を受け、新役員13名の選出選挙
しなどの具体的な検討に入った。
を実施して 4 月からの移行に備えた。
認定までには相当の準備のうえ対策委員会を
3 月15日、本会の申請内容が関係法規の基準
5 回開催し、検討事項を整理して理事会に諮り
に適合しているとして、県公益認定審査会から
進めていった。
県知事に対して答申書が出され、 3 月26日付け
平成22年 1 月には認定申請を行うことを理事
で認定書が授与された。こうして 4 月 1 日、法
会で承認し、同年 3 月の予算総会で申請作業を
務局へ登記を行い、公益社団としての新たな一
進めていくことで会員より承認を受けた。
ページが開かれることになった。
(広報員 長谷川貴一)
これによって理事会はいよいよ具体的な作業
を進めることになり、臨時理事会も幾度となく
H19. 6. 9
H19.12.14
H20. 8. 2
H20. 9.19
H21. 1.17
H21. 7.15
H21. 10.9
H22. 1.23
H22. 2.10
H22. 3.14
H22.12. 6
H23. 1.11
H23. 3.10
H23. 6. 7
H24. 1.14
H24. 2.19
H24.
H24.
H24.
H24.
3.18
3.15
3.26
4. 1
理事会にて公益法人改正対策委員会の設置、メンバーを承認
理事研修会(「公益法人制度改革関連三法と公益認定について」遠山典志本会公認会計士)
理事研修会(公益法人改正について)
第 1 回公益法人改正対策委員会開催
理事研修会(「公益社団法人の現状について」遠山典志本会公認会計士)
第 2 回公益法人改正対策委員会開催
第 3 回公益法人改正対策委員会開催
理事研修会(定款《会員資格・代表理事数・役員選出方法》の見直しの検討)
理事会にて認定申請を行うことを承認。予算総会に提議する
予算総会にて公益法人認定に向けて申請作業を進めていくことを承認
第 4 回公益法人改正対策委員会開催
理事会にて会計処理規程・職員就業規則・表彰規程・費用弁償規程を承認
理事会にて支部運営規程案、支部運営規則案、部会・委員会・諮問機関運営規程案を承認
第 5 回公益法人改正対策委員会開催
臨時理事会
定款(案)、入会金及び会費規程(案)、県内出張館内執務等規程(案)、県外出張旅費規程(案)、役員退職慰
労金に関する規程(案)、入会及び退会規程(案)、選挙規程(案)について承認
臨時総会
役員選出選挙
公益社団法人愛知県柔道整復師会定款、入会金及び会費規程・県内出張館内執務等規程、県外出張旅費等規程、
役員退職慰労金に関する規程を承認
臨時理事会にてすべての委員会を解散し、新組織にて設置・運営することを承認
県公益認定審査会より県知事に答申書提出
県知事より公益法人認定書授与
公益法人として法務局に登記・設立
岐阜県だより
林聖治会員、中山智史会員が
第 4 回世界形選手権大会に出場!
!
平成24年 9 月22・23日、イタリア・ポルデノ
ーネにて開催される第 4 回世界形選手権大会に
日本代表(固の形)として、林聖治会員(受)
と中山智史会員(取)が出場されます。
両会員は、平成23年10月に開催された全国形
競技大会にて準優勝され、全日本形強化選手に
▲中山会員(左)林会員
指定されました。
−9−
その後、平成23年12月、24年 2 月、 5 月と計
1 位となり、世界大会の選考会議を経て代表決
3 回の強化合宿が行われ、合宿の際にアジア大
定となりました。
会の選考会、世界大会の選考会が行われました。
日ごろの稽古の賜物であり、また日本柔道界、
アジア大会選考会では、残念ながら現チャン
本会の会員として大変名誉なことであります。
ピオンに敗れ選考されませんでしたが、世界大
世界大会では充分な力を発揮され、活躍される
会選考会では現チャンピオンが辞退し、強化選
ことを会員一同応援いたします。
手の 2 組で決定戦となりました。結果は僅差で
(広報員 大橋好一)
学術部
骨継ぎの知恵袋
∼身近にある物を使った、
応急的簡易固定法∼
アイディア募集
私たち柔道整復師は、部分医療として骨折、
いたしまして、お役立ていただきたいと考え
脱臼、捻挫、打撲、挫傷、その他軟部組織を
ています。
含む、骨・関節運動器系の急性・亜急性・反
特に、過去の大震災や災害ならびにこの度
復性外傷に対する、保存的療法を業とする専
の東日本大震災において、「医療救護ボラン
門職です。
ティア活動」を通して、
「これが役立った!」
その視点から、日常生活やスポーツ、交通
という貴重な体験から学習されたアイディア
事故、労災および震災・災害において、患部
や 情 報 を、 ぜ ひ 下 記 宛 に FAX、 ま た は、
安静を必要とするケガに見舞われた際に、一
E-mail にてご教示いただきますようお願いい
般の方々にも身近にある「物」を利用した、
たします。
記
骨継ぎならではのアイディア溢れる「応急的
簡易固定法」を広く公募いたします。
公益社団法人日本柔道整復師会 学術部
皆様からいただいた情報をまとめた「小冊
〒110 0007 東京都台東区上野公園16 9
子」を作成し、10月 7 日
(日)
開催予定の生涯
FAX:03 3822 2475
学習講習会において、一般の参加者にお配り
E-mail:[email protected]
︿表紙解説﹀
旧小坂鉱山事務所
社団法人秋田県柔道整復師会
38
関口徳彦
月、国の
− 10 −
旧小坂鉱山事務所は明治 年に建造され、
平成 年まで現役の事務所として使用された、
年現在地に移
年
5
小坂鉱山往時の勢いを伝える西洋風建築です。
建築学的価値も高く、平成
築され、康楽館とともに平成
重要文化財に指定されました。
14 13
9
学術部より
公益社団法人日本柔道整復師会
第46回東海学会・愛知大会
第34
34回関東学術大会
回関東学術大会・茨城大会
会員発表(ハイライト)動画配信
日整学術部では、ホームページ上におきまして全国各ブロック学術大会発表の動
画を配信しています。
今回は、平成23年11月 6 日に愛知県、ウインクあいちで開催された東海学会・愛
知大会と、平成24年 3 月11日に茨城県、つくば国際会議場で開催された関東学術大会・
茨城大会の会員発表を配信いたします。
【動画の見方】
(動画再生期間 2012年 8 月 1 日∼2012年 9 月末)
日整ホームページ(http://www.shadan-nissei.or.jp/)にアクセスし、ログイン の後
学術部→学術大会会員発表動画 または
→第46回 東海学会 愛知大会・第34回 関東学術大会 茨城大会
をクリックしていただくことでご覧いただけます。
ユーザー名・パスワードは日整事務局(電話 03−3821−3511)にお問い合わせください。
学術部からのお知らせ
「富山大学寄附講座活動報告」を日整 HP に掲載しております。
日整ホームページ(http://www.shadan-nissei.or.jp/)にアクセスしていただくと、トップペ
ージのバナー欄に「富山大学寄附講座」がございます。
または、柔道整復師に関する質問 Q & A「 9 .富山大学大学院に柔道整復の研究室があると
聞きましたが本当ですか?」をクリックしていただくと 活動報告 をご覧いただけます。
− 11 −
各周年記念式典の開催日一覧
ブロック
式典名称
開 催 日
担当都道府県
近 畿
創立90周年・社団法人設立50周年・協
同組合設立20周年記念式典・祝賀会
平成24年11月25日㈰
㈳兵庫県柔道整復師会
平成24年度公益社団法人日本柔道整復師会主催学術大会一覧
ブロック 担当都道府県
名 称
開催予定日
東 京
公益社団法人日本柔道整復師会
(公社)東 京 都
第31回東京学術大会
柔道接骨師会
第80回東京都委託柔道整復師講習会
近 畿
㈳ 和 歌 山 県 公益社団法人日本柔道整復師会
柔道整復師会 第37回近畿学術大会 和歌山大会
東 海
公益社団法人日本柔道整復師会
㈳ 岐 阜 県
第47回東海学術大会 主管:岐阜県
柔道整復師会
第94回中部接骨学会
大 阪
関 東
講師・演題
臨床講座
医療法人社団宏友会 栗原整形外科院長
栗原 友介 先生
9 月 9 日㈰ ○
画像診断学
学校法人花田学園 東京有明医療大学教授
柚 木 修 先生
「癌抑制遺伝子 RB を用いた新しい癌の
予防法、診断法、及び治療法の開発」
10月28日㈰ ○
京都府立医科大学教授
酒井 敏行 先生
「食生活とがんについて」
11月 4 日㈰ ○ 岐阜大学大学院医学系研究科 医学部教授
永田 知里 先生
(公社)大 阪 府 公益社団法人日本柔道整復師会
11月18日㈰
柔道整復師会 第 6 回大阪学術大会
㈳ 群 馬 県 公益社団法人日本柔道整復師会
接 骨 師 会 第35回関東学術大会 群馬大会
未 定
「膝と腰の痛み̶その病態と治療̶」
平成25年
★ 医療法人社団善衆会 善衆会病院
3 月10日㈰
理事長・院長 木村 雅史 先生
○印の学術大会は、日整会員は、どなたでも無料でご参加いただけます。
★関東以外の会員で参加ご希望の方は、平成25年 1 月15日
(火)
までに、主管県に所属社団名・氏名をお知らせください。
主管県:社団法人群馬県接骨師会 TEL:027 234 2323 FAX:027 234 2342
◆原稿締切日は奇数月20日です◆
〈投稿される会員へお願い〉
最近、パソコンで作成された原稿が多くなっています。しかしながらせっかく入力された
データでも、印刷された用紙だけでは、もう一度入力しなければならないのが現状です。
ワードまたは一太郎などで作成された原稿の場合は、そのファイルをメールで添付送付さ
れるか、または原稿にフロッピーや CD を添付してお送り下さい。
作業効率向上、さらには編集会議の経費削減にもつながりますので、ぜひご協力ください。
なおフロッピーや CD は返却しませんのでご了承ください。
★編集会議の結果、投稿の内容により未掲載となる場合もありますのでご了承ください。ま
た「投稿」の場合、必ず日整広報原稿と記入または入力してください。
★投稿文は各都道府県事務所を通して応募ください。
★原稿・投稿者名にはふりがなをお願いします。
宛先:
“日整広報”
〈[email protected]〉
日整広報発行日と原稿締切
号
数
※原稿の締切厳守をお願いします。
(広報部)
216号
217号
218号
原稿締切
7 月20日
9 月20日
11月20日
発
9 月20日
11月20日
219号
220号
221号
1 月20日
3 月20日
5 月20日
3 月20日
5 月20日
7 月20日
平成2
5年
平成2
5年
行
1 月20日
− 12 −
学術部より
健康情報誌「日整はつらつ!」掲載向け
「学術シリーズ」の原稿募集について
日整学術部では、柔道整復師の優れた技術を幅広く国民にも分かりやすく紹介する目的で、健
康情報誌 “日整はつらつ!”とホームページに「学術シリーズ」を掲載しております。
論文形式にとらわれないで、一般の方々にも分かりやすい内容で、皆様が日々の施療で活用さ
れ、「これは効果がある!」と思われる技術などを下記要項に沿ってご応募ください。
記
健康情報誌“日整はつらつ!”「学術シリーズ」の投稿規定
1 .投稿原稿の内容 日々の施療で活用している有効な施療方法で、早期回復の技術や疼痛の 緩和方法など、患者様の訴えや日常的な問題をタイトルにしていただいて結構です。
(日整はつらつ!掲載)
・原稿は A4版で横書き、ワードなどで作成する。
・文字数は2.000∼2.500字程度。
(日整はつらつ!誌 2 ページくらいを限度に)
・スライド(写真)数は 5 枚以内
(ホームページ掲載)
・原稿は A4版で横書き、ワードなどで作成する。
・文字数・スライド(写真)数は制限しません。
2 .投稿資格 公益社団法人日本柔道整復師会会員に限る。
3 .投稿原稿の採択 公益社団法人日本柔道整復師会学術部において決定する。
4 .受 付 第12回選考平成24年 7 月末日締め切り・第13回選考平成24年 9 月末日締め切り
第14回選考平成24年11月末日締め切り・第15回選考平成25年 1 月末日締め切り
5 .送付方法 メールまたは原稿とデータを郵送
6 .送 付 先 〒110 0007 東京都台東区上野公園16番 9 号
公益社団法人 日本柔道整復師会 学術部宛
電話 03 3821 3511 FAX 03 3822 2475
PC Mail Address: [email protected]
7 .著 作 権 “日整はつらつ!”に掲載された著作物の著作権は公益社団法人日本柔道整復師
会に帰属する。
8 .そ の 他 ご不明な点は日整学術部までお問い合わせください。
平成24年7月20日発行
発 行 人 萩 原
正
公益社団法人 日本柔道整復師会
編 集 者 永 田
官 久
〒1
10‐0007 東京都台東区上野公園1
6−9
制
企 画
電 話(0
3)
38213511(大代表)
印 刷 所 株式会社プレシーズ
− 13 −
作 サ ン
●Web Page 目次
■ 群馬県だより
平成 24 年度県接骨師会 各賞表彰
関口賞は7会員, 4会員に特別功労賞・・・・・・・・・・・・・ 14
■ 兵庫県だより
平成 24 年度
■ 広島県だより
平成 24 年度通常総会開催・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
■ 鹿児島県だより
平成 24 年度通常総会開催および
社団設立 35 周年記念式典同時開催・・・・・・・・・・・・・・ 17
■ 九州ブロック
第 36 回日整九州ブロック会親善ゴルフ大会・・・・・・・・・・17
通常総会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15
<特別功労賞>
群馬県だより
平成 19 年、新潟県中越沖地震の災害救護活動
に日赤群馬県支部救護班に随行し、すでに関口
賞を受賞。平成 23 年、東日本大震災の災害救護
平成 24 年度県接骨師会 各賞表彰
関口賞は7会員, 4会員に特別功労賞
活動に再び随行し救護活動にあたった、間庭憲
一・原沢研祐・兵藤久嗣各会員・牛込由紀夫準
会員に特別功労賞が贈呈されました。
群馬県接骨師会は4月 22 日(日)
、群馬メデ
<写真下>
ィカルセンターで通常総会を開催しました。総
会開催前に県接骨師会の各賞の表彰を行いまし
た。
<関口賞>
「関口賞」は、群接の最高栄誉賞で、会運営、
学術の向上、教育、文化、福祉などで顕著な功
績を挙げた会員に授与されます。
群接と日整顧問の関口隆関口整形外科院長
受賞者の声
(当時)が同病院開設 60 周年(平成元年)を記
念して群接に浄財を寄贈。これを機に、岳父の
受賞を機にますます精進(関口賞)
関口林五郎前院長と2代にわたって、群接の会
木暮守宏(下仁田)
運営や会員の指導にあたってくださった功績を
このたびは「関口賞」をいただき誠に有難うご
顕彰してその名を冠しました。
ざいました。若輩の私がこんな立派な賞をいた
本年の「関口賞」には、灸の研究で医学博士
だけるなんて身に余る光栄です。
号を取得した木暮守宏会員と、東日本大震災の
災害救護活動に日赤県支部救護班に随行し活動
父親の接骨院を手伝いながら、昭和大学医学
にあたった、松本圭史・樋口弘紀・田島隆行・
部第一生理学教室に約 13 年間、週 1 回通い、本
新田健治・深澤尚士・久保田実各会員が受賞し
年研究成果が認められ、大学院を修了し医学博
ました。<写真下>
士を授与されました。
私は柔道整復師としてはまだまだ未熟でござ
います。この賞を機にこれから精進してまいる
所存です。皆様ご指導ご鞭撻のほど、よろしく
お願いいたします。
名誉ある関口賞に恥じぬよう(関口賞)
松本圭史(前橋)
このたびは僭越ながら名誉ある関口賞を賜り、
大変身の引き締まる思いでございます。
昨年の東日本大震災後に日赤群馬県支部救護
班の一員として我々群馬県接骨師会の会員 10
人が被災地で救護支援活動に携わり活躍してき
たことを心から誇りに感じております。
- 14 -
今回いただいた関口賞に恥じぬよう、柔道整
復師として今後ますます社会貢献の志をもって
より一層活躍するべく日々精進してまいりたい
と思います。
奉仕団の訓練研修に意欲(特別功労賞)
兵藤久嗣(前橋)
本年4月 22 日の県通常総会において、特別功
労賞をいただきありがとうございました。本会
入会当初は、まさか自分が関口賞に続きこのよ
般法人 兵庫県柔道整復師会」2 団体それぞれの
うな賞をいただくことになるとは、思ってもい
▲挨拶する萩原隆会長
ませんでした。
議題に対し、さまざまな質問、意見が投げ掛け
私を中越沖地震・東日本大震災の救護活動に
られたが、原案通り可決・承認された。そして
派遣をしていただき、柔道整復師として貴重な
塚本倉一郎副会長の閉会の辞にて盛会裏に総会
体験が得られたことに対し、群馬県接骨師会・
が終了した。
なお、本総会で 12 名の永年会員(入会後、満
日本赤十字社群馬県支部に、深く感謝いたして
30 年以上の会員)が表彰された。
(写真下)
おります。役に立つことはない方がよいと思い
《永年会員表彰》
つつ、今後も奉仕団の訓練研修には積極的に参
尼 崎支部 村主 章義
加したいと思います。
(広報員 永井
阪神南支部 東 久仁夫
毅)
東 播支部 板井 精二
姫 路支部 北川 勝己
姫 路支部 中川 博文
神戸西支部 波多 龍晴
兵庫県だより
東 播支部 小石 弘美
神戸西支部 井上 昌之
平成 24 年度 通常総会
東 播支部 清水
勉
尼 崎支部 岩川 光秀
平成 24 年 5 月 27 日(日)午後 1 時から、本
東 播支部 高橋 博久
会会館 5 階多目的ホールにおいて、平成 24 年
阪神北支部 三木 正一郎
度通常総会が、会員総数 595 名、うち出席者 108
阪神南支部 野田 哲郎
名、委任状 381 名にて開催された。
東久仁夫副会長の開会の辞に続き、萩原隆会
長より、6 月の料金改定が 10 月に延ばされたこ
と、また公益法人化に向けての本会の取り組み
や各県の進行状況、日本柔道整復師会の行政へ
の働きかけなどの説明を含め、
「この厳しい状況
の中、我々も襟元を正して取り組んでいかなけ
ればならない」と挨拶があった。
引き続き議事に入り、公益法人化に向けて分
割した「社団法人 兵庫県柔道整復師会」と「一
(広報員
- 15 -
相江勝弘)
<20年以上>
山本雅樹(広島支部)
井口哲弥(備後支部)
広島県だより
後藤晃宏(備後支部)
矢野次雄(呉支部)
平成 24 年度通常総会開催
三好敏正(備後支部)
平成 24 年 5 月 27 日(日)午後 1 時から、(社)
被表彰者謝辞は矢野利春会員(広島支部)が行い
広島県柔道接骨師会平成 24 年度通常総会が本
ました。
引き続き、田部博久会員(広島支部)を議長
会会館において多数の会員参加のもと盛大に開
に、加藤弘幸(広島支部)を副議長に選出し議
催されました。
(写真下)
事に入りました。
平成 23 年度の事業報告、収支決算報告および
財産目録ならびに監査報告が担当者から報告さ
れ、それぞれ盛大な拍手により承認されました。
引き続き平成 24 年度事業計画・予算案の審議に
入りました。
今年度は公益法人取得に向けての定款の改定、
会館建て替え案など、例年にないたくさんの審
議事項があり、活発な意見交換が行われた結果、
初めに物故会員に黙祷を捧げ、伊達副会長の
すべての議案が可決承認されました。(社)広島
開会の辞により開会。
県柔道接骨師会の公益法人に向けての一歩が記
山﨑健司会長の挨拶に引き続き、湯﨑英彦広
された重要な総会となりました。
島県知事代理、吉川正哉広島県医師会副会長、
通常総会終了後、平成24年度広島県柔道接
岸田文雄衆議院議員、溝手顕正参議院議員、寺
骨師連盟総会、平成24年度広島県柔道整復師
田稔前衆議院議員から丁重なるご祝辞をいただ
協同組合総会も開催。すべての総会が滞りなく、
きました。
盛会裏に終了いたしました。
その後、来賓ご紹介、祝電披露、永年勤続会
員表彰を行いました。
<今年度の永年勤続表彰>
<70年以上>
近藤祐利(呉支部)
<40年以上>
畑中資法(尾三支部)
池田永(備後支部)
<30年以上>
中山 正(広島支部)
矢野利春(広島支部)
▲永年表彰者
田口康道(備後支部)
井上勝久(備後支部)
(広報員
野間秀彦(広島支部)
- 16 -
宮迫太一)
のように決定いたしました。
会
鹿児島県だより
長
内 清治
副会長
野村 哲夫
副会長
橋口 均
平成 24 年度通常総会および
社団設立 35 周年記念式典同時開催
平成 24 年4月 22 日(日)鹿児島県市町村自
治会館大ホールにて標記の総会が開催されまし
た。
冒頭にて、
「故 林岩男名誉会長の合同葬儀に
際しまして会員の皆様に多大なご協力をいただ
き感謝いたします。お陰様で数々のご功績を残
▲挨拶する内清治 新会長
された林岩男先生にふさわしい、また本会とし
最後に内清治新会長が、このたびは役員改選
て恥ずかしくない最後のお見送りができました。
において会長のご信任をいただきましたことに
誠にありがとうございました」との吉留義幸会
深く感謝申し上げるとともに身の引き締まる思
長のご挨拶がありました。
いであります。
「公益に道筋がつき、今後は若い
続いて、社団設立 35 周年記念式典表彰が行わ
人に託したい」と吉留義幸前会長のお言葉を肝
れました。表彰者は次のとおりです。
に命じ、身体を変える新しい公益社団法人に引
<日整会長感謝状>
き継ぎができるように足場を固めていきたいと
野村哲夫・橋口均
思います。社会保障と税の一体改革が議論され
<本会会長特別功労賞>
厳しい時代であります。情報を開示し諸問題に
吉見憲治・脇田克美
真摯に対応し、透明性のある会の運営に取り組
<本会学術功労賞>
んでいきます。との挨拶にて閉幕しました。
有村博信・野村哲夫・森浩一郎・村野剛
(広報員
<本会柔道功労賞>
福永
郁雄)
米倉優一
<永年業務精励会員(20年以上)>
九州ブロック
東馬場末治・東富士人・京田浩明・佐藤力雄・
田中裕之・中川宏行・芝元武文・栫博通・坂元
「第 36 回日整九州ブロック会
親善ゴルフ大会」
敏朗・池田訓・寺田太平・日高正・春山斉宏・
田上宜夫・山田正一郎・末永喜一郎・鰺坂和憲・
橋口守・池田豪・岩切幹夫・山門富士夫・大川
平成 24 年 5 月 20 日(日)曇、絶好のコース
晴彦・内村純博・宮ケ原秀一・園田龍彦・福永
郁雄・種子田博史・永峯弘明・松本操一郎
コンディションのもと九州のほぼ中央の熊本県
<職員永年勤続感謝状>
玉名市
西千恵子
会員 50 名の参加のもと盛大に開催された。
司ロイヤルゴルフクラブで、九州各県
本年度は、任期満了につき役員改選がありま
(団体戦)
した。
優
吉留義幸会長の勇退表明もあり新役員が以下
- 17 -
勝
熊本県(V2)
準優勝
福岡県
3
長崎県
位
(個人戦)
優
勝
園田空海 会員(熊本県)
グロス 77 ハンデ 4.8 ネット 72.2
準優勝
藤田孝次 会員(大分県)
グロス 81 ハンデ 8.4 ネット 72.6
3
位
古賀龍児 会員(福岡県)
グロス 89 ハンデ 15.6 ネット 73.4
(ベスグロ)
松田浩久 会員(熊本県)
75
▲松岡保ブロック会長と団体優勝の熊本県
▲参加会員
(九州ブロック広報部長 加藤和信)
- 18 -
国民年金基金
は公的な年金制度であり
☆掛金は全額「社会保険料控除」の対象となり
所得税や住民税が軽減されます。
☆受け取る年金にも、
「公的年金等控除」があり、
大変有利な扱いとなっています。
税 金 が こん な に 有 利!
掛金が年額 422,640 円の方で課税所得が 500 万円の
35 歳 0月の男性の場合(年金月額 6 万円で加入した場合)
掛金を収めて
いるときは
1口目A型(11,740円)、2口目以降A型に4口(5,870円×4口)加入した場合
掛金は全額社会保険料
控除となり、所得税や
住民税が軽減されます。
●年間の掛金 ..........
422,640円×(所得税率20%+住民税10%)
=126,792 円 軽減
●実質の負担(年間)...
295,848 円になります。
所得税率表
課税
195万円超∼
195万円以下
所得額
330万円以下
税率
5%
10%
330万円超∼
695万円以下
20%
695万円超∼ 900万円超∼
1,800万円超∼
900万円以下 1,800万円以下
23%
33%
40%
※住民税は一律10%です。
65歳から年金を
受け取るときも
公的年金等控除の対象
となります の で 、年 金
以外に収入がない場合、
お一人おおむね158万円
までは、税金がかかりま
せん。
夫
国民年金
国民年金基金
年金額
(年金月額) (年金月額) 約151万円
約6.6万円
6万円
(12.6万円×12カ月)
公的年金等
基礎控除
控除
120万円 38 万円
税金が
税金が
かかりません
課税所得が
ありません
妻
国民年金
国民年金基金
年金額
(年金月額) (年金月額) 約151万円
約6.6万円
6万円
(12.6万円×12カ月)
公的年金等
基礎控除
控除
120万円 38 万円
税金が
かかりません
※国民年金の年金月額の6.6万円は、20歳から60歳までの40年間、保険料を納付した時の平成20年度の満額です。
※国民年金基金の年金月額は、夫婦とも35歳0月で1口目終身年金A型、
またはB型、2口目以降、終身年金A型・B型と
確定年金Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型・Ⅳ型・Ⅴ型のうち、7つの型から4口選んだ場合。
☆加入単位が小口化されご加入しやすくなりました!
最低加入単位の年金額が引き下げになり、少ない掛金額で始められます。
【新年金額・新掛金額例】1口目A型の場合(月額)
男
性
加入時年齢 新年金月額 新掛金月額
25 歳 0 月
20,000円
7,620円
30 歳 0 月
20,000 円
9,320 円
35 歳 0 月
20,000 円
11,740 円
40 歳 0 月
15,000 円
11,535 円
45 歳 0 月
15,000 円
16,125 円
50 歳 0 月
10,000 円
16,910円
女
性
加入時年齢 新年金月額 新掛金月額
25 歳 0 月
20,000円
8,830円
30 歳 0 月
20,000 円
10,810 円
35 歳 0 月
20,000 円
13,600 円
40 歳 0 月
15,000 円
13,365 円
45 歳 0 月
15,000 円
18,675 円
50 歳 0 月
10,000 円
19,560 円
※加入の型などお悩みでしたら、ご希望に合うマイプランをお作りすることも可能です。お気軽にお問合せください!
!
〒101-0041東京都千代田区神田須田町1-22-8 イイヅカビル8階
富国生命保険相互会社 〒100-0011 東京都千代田区内幸町 2-2-2 TEL:03-3508-1101
登 広 - 法業 -652(H23.6.1)
公益社団法人 日本柔道整復師会・機関誌
日整広報
3
5
1 あ 目 の 定 連 承 大
4
2
仁
範
法
る 的 名 め 綿 し 衆 国
人
接 患
達 誉 る と て に 民
種 業 す 者 学 を 相 と 日 慈 柔
成 を も し き 広 医
務 る に 問 守 互 な 本 の 道
に 重 の て た く 療
対 を り に る 古 心 整
信 上
全 ん と 更 と 受 の
尊 べ 来 を 復
し 尊
条 知
力 じ す に こ け 一
て 重 業 敬 く の 以 師
り
る 継 ろ 入 端
を
常 し 務 と 人 柔 て の
性 え
承 で れ と
傾 倫
に 技 を 協 格 道 人 職
別 た
注 理 こ 発 あ ら し
真 術 遂 力 の 精 類 務
秘
す 綱 こ 展 る れ て
社 密
摯 の 行 に 陶 神 へ に
柔
る 領 に す が
会 を
な 向 す 努 冶 を の 誇
民 道
こ の 柔 べ
的 厳
態 上 る め に 涵 奉 り
と 崇 道 く 限 族 整
努 養 仕 と
地 守
度 に
り 医 復
分 め し に 責
を 高 整
位 す
と 努
を る
誓 な 復 倫 な 学 術
生 任
な る
誠 め
国 涯 を
わ
う 理 師 理 い と は
ど と
意 る
民 を も
き
も 念 は 綱 未 し
に 共
を と
領 来 て 国
の 貫 ち
ま
の と
か に
以 共
そ を へ 伝 民
規 く
え
で
か
て に
柔
道
整
復
師
倫
理
綱
領
目次
わ
ら
ず
患
者
の
回
復
に
全
力
を
尽
す
巻頭言
7
VOL.215
JULY
2012
www.shadan-nissei.or.jp
国民の負託に応え続けるために…会長 萩原 正 01
◎日整通常総会 02 ◎理事会だより 06 ◎会務執行状況 07 ◎ブロック通信 08
◎アイディア募集「骨継ぎの知恵袋」10 ◎学術大会会員発表動画配信 11
◎各周年記念式典開催日一覧 12 ◎学術大会一覧 13 ◎「学術シリーズ」の原稿募集について 13