平成26年 神州男子ニュース 発行者 編集者 生長の家相愛会長野教区連合会機関誌 1月号 (№17) 生長の家相愛会長野教区 連合会長 北林 正房 事務局長 西島 融 今年も相愛会で製作した門松の前で撮影 日々刻々新生を自覚する祈り 生長の家総裁 谷 口 雅 宣 「人間は神の子である」という教えの意味は、あなたは心の力によって肉体や環境や運命 を自ら形づくるということである。あなたは、肉体・環境・運命の“受け手”ではなく“創 り手”である。だから、毎日が同じ事の繰り返しであると感じるのは、錯覚である。毎週同 じ曜日が来ると思うのは錯覚である。毎年同じ休日が来て、同じ行事があると思うのは錯覚 である。妻や夫の顔が毎日同じだと思うのは錯覚である。学校や会社の同僚が同じ気持ちだ と思うのは、錯覚である。 それらは肉体の感覚が捉えた大雑把な印象であり、あるいは社会が決めた仮の枠組みにす ぎない。 「現象は常に遷り変わる」と教えられていることを忘れるな。現象は常に変わるの だ。変わらないのは、その奥にある実相のみだ。現象を実相のごとく堅固不変だと考えては ならない。 一週間前に、あの人が自分を憎しみの目で見たということは、その人が今日も同じ心であ ることを意味しない。 「憎しみ」は、あなたの心が映し出した現象であり、実相の完全性とは 相容れない。それは迷いであり、非実在であり、消えゆく存在である。 ― 1 ― 今年の男の修行 教化部長 大槻 健晴 明けましておめでとうございます。 昨年は本部が森の中に移転するという、光明化運動の中で大きな節目を迎えた年でした。 今年は講習会の年です。講習会は光明化運動の霊的根幹で、一番重要な行事です。大勢の方 をお誘いして、み教えに触れる機会を与えてあげましょう。 「山本五十六の、男の修行と題する詩がある。 苦しいこともあるだろう 言いたいこともあるだろう 不満なこともあるだろう 腹の立つこともあるだろう 泣きたいこともあるだろう これをじっとこらえてゆくのが 男の修行である」 しかし、光明思想からすれば、苦しいこと、不満なこと、腹の立つこと、泣きたいことは本来 なく、実相世界には楽しい、満足な、笑うことしかないというのである。 その自覚の為の修行が聖典・聖経読誦、神想観、愛行の三正行である。 ところで伝道の意欲と勇気は神の子の自覚から生まれてきます。自己が肉体ではなく、霊 的実在であり、自他は一体であるから最高のこの教えを伝えたくなるのです。 そのために、毎日一回は必ず神想観を実修するのが今年の男の修行です。 「霊の戦士であり神の子である諸君よ。何よりも先ず神想観を修して毎日の出発をいたし ましょう。そこからこそ諸君の進歩歓喜高邁なる理想実現とが生まれ来るのであります。」 (「詳説 神想観」P17,18) 日々の祈りを怠らず実修して万事がウマくゆく、午(馬)年に致しましょう。 「原点」に還ると見えてくること 会員の皆さん 相愛会連合会長 北林 正房 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 生長の家創始者谷口雅春先生は、明治26年11月22日、暁の6時ころ神戸の烏原村でお生ま れになられ、生誕120歳の記念日をお迎えにならましたが、昭和5年3月1日、「生長の家」 誌を1千部発行され、奥様と乳母車に積んでいって、全国の知人友人に発送されたのがみ教えの 始まりでした。その「創刊号」を受け取られた方々が、読んで感動され広めてくださったので今 の私たちにも伝わってきているわけです。その創刊号の冒頭には、『生長の家出現の精神』が書 かれています。「自分はいま生長の火をかざして人類の前に起つ。起たざるを得なくなったので ある。友よ助けよ。同志よ吾に投ぜよ。人類は今危機に瀕している。生活苦が色々の形で押し寄 せて人類は将に波にさらはれて埋没しようとしている小舟の如き観はないか。自分は幾度も躊躇 した。しかし、今は謙遜でありたいということが自分にとっては安易を貪る一つの誘惑と感じら れる。自分はこの誘惑に打ちかって人類を救わねばならない。自分の有っている限りの火で人類 を救わねばならない。自分は今覚悟して立ち上がった。見よ!自分の身体が燃え尽くすまで、蝋 燭のようにみづからを焼きつつ人類の行くべき道を照射する。」と。 たったお二人で、人類光明化運動をお始めになられたのですが、谷口輝子奥様のご著書「めざ めゆく魂」の巻頭言には雅春先生が「彼女は私が浴衣1枚の着のみ着のままで、世界で一番貧し い生活をするのが理想だと思っていた時、結婚してくれ、 “人類光明化”という大それた運動を 起こすというような、第三者から見たら狂気の沙汰だと思うような仕事を始めても、それこそ人 間として生まれた生き甲斐であるといって激励し協力してくれたのが彼女である」とお書きにな られました。目頭が熱くなるのを感じました。そして教えの原点をかみしめたいと思います。 ― 2 ― 平成26年1月 教区連合会からおしらせ 1.講習会に向けて 平成26年6月22日(日)に講習会が開催されます。連合会では準備万端で当日を迎えたいと 思います。講習会に大勢をお誘い頂くために必用な推進資料をお送りいたしました。 講習会推進資料 (1) 受講券 (2) チラシ (3) 講習会参加対象者名簿(裏:講習会大盛会の祈り) (4) 講習会推進の合い言葉 (5) 封筒 今から早めのお誘いをし、当日予定をして頂きましょう。 2.講習会推進日程計画 (1)受講確定者報告日 第1回 3月15日(土) 第5回 5月15日(木) 第2回 3月31日(月) 第6回 5月31日(土) 第3回 4月15日(火) 第7回 6月19日(木) 第4回 4月30日(水) 6月22日(日) 講習会メイン会場 塩尻市文化会館(レザンホール) サブ会場 千曲市更埴文化会館(あんずホール) (2)講習会大盛会の集い 講習会の意義を学び喜びの推進の仕方を学びます 3月3日(月) 東信地区 会場 小諸町屋館 3月4日(火) 中信地区 会場 教化部大講堂 3月5日(水) 北信地区 会場 篠ノ井市民会館 3月7日(木) 南信地区 会場 いなっせ 時 間 10:00~15:00 内 容 真理講話、祝福行、感謝誦行、伝道体験談、伝道実践 テキスト ※ 奉納金 1,000円 (昼食含む) 『菩薩は何を為すべきか』『生長の家ってどんな教え』 参加対象者名簿(祝福録)をお持ち下さい。 (3)《目標突破祈願祭》 3月13日~16日 団体参拝練成会において執り行われます 昨年12月、7名の役員が素晴らしい門松を製作され教化部玄関に飾られました。製作に当た られた役員の皆様に感謝致します (製作参加役員: 北林正房、征矢一正、清水邦夫、折橋政市、小澤俊治、竹花久雄、西島 ― 3 ― 融) 親爺のコーヒーブレイク 全てが順調に運ぶ不思議 北信濃相愛会 清水功三 私は、現在、電気工事業を本業として、稲作とりんごを栽培している兼業農家です。電気工事業も、 農業にも、それぞれの組合組織があり、仕事のつながりを維持するため、組合の役職を引き受ける事が あります。そこで新たな仕事関係が発生し、組合の仕事と自分の仕事と一日、目一杯の仕事をさせて頂 いております。こんな忙しい生活をしていても、神想観と、聖経読誦は毎日続けております。こんな信 仰生活の一端を皆様にご紹介したいと思います。 私の1日は、朝3時 30 分に起きて神想観をすることから始まります。何故3時 30 分にしたかと云い ますと、リンゴの消毒の仕事があるからです。年に 12 回から 13 回消毒をしております。約2町歩のリ ンゴ畑を、消毒液が 1000 リッター入るタンクを備えた乗用のスピードスプレヤー、略してSSと称する 機械2台で 12,000 から 13,000 リッターの消毒液を散布します。薬剤を調合するセンターの人が、午前 9時になると帰ってしまうので、最後のSSに薬を入れるには、9時迄にセンターにいかなくてはいけ ないので、朝3時 30 分くらいに起きるのは、当たり前にしておく必要があります。5時30分から6時 位まで普及誌を読み、6時位から仏前で、聖経「甘露の法雨」を拝読して6時 25 分からラジオ体操を行 い、朝食を頂き、その後1日の仕事が始まります。 農業では、リンゴを4反2畝、稲作を1反3畝、農家ということで、農家組合に入ります。リンゴの 生産をすれば、リンゴ果樹組合に入ります。米を作りますから、稲作耕作組合に。SSを使用すれば、 SS防除組合。薬調を利用すれば、薬調利用組合。電気工事をすれば電気工事組合。商いをするという ことで、商工会。青色申告すれば、青色申告会。地域に住んでいれば、地域とつながるいろんな行事、 会議、いろんな役職をつとめなければなりません。体が一つなのに、いろんな行事が重なって入って来 ることが沢山ありましたが、今日まで、切羽詰まって、どうにもならないという所まで行くことはなく、 何となくうまく解決して来ました。これは、常に、仕事に感謝する気持ちをあらわしていますと、全て の事に調和して行き、沢山の行事や会合は、忙しい状況ながらも、日時の割り当てがうまく行き、この うまく行くということがとても不思議で、神様に守られている、ご先祖様のご加護を頂いているなあ! と感じ、信仰のおかげであることを十分理解できますし、本当に嬉しく、有り難く感謝をさせて頂いて おります。毎日の神想観では、清水家の先祖に朝を迎えられた事を感謝し、父、母、兄弟姉妹、子供達、 孫達のなまえを呼び、健康と繁栄を祈願して、世界平和を祈っております。 今日まで、充実した信仰生活が出来ました事について、又、素晴らしい体験を通し、生長の家の大神 様にお導き頂きます事を、心より感謝いたしております。日々の信仰生活での体験と、感動したことを お伝え致しました。ありがとうございます。 【編集後記】 12月に女性信徒さんから、「信濃練成会で、“ありがとうございます”と声を掛け合うことや、 向かい合って“祈り合い神想観”をすることが素晴らしかったので、又、近々練成会に参加したい」 と電話がありました。又、練成会に参加された女性信徒さんが洗面所で、水を使う前に、合掌をさ れていた。他のために祈ること、そして、生かされていることに感謝し、合掌する姿は何とも言え ない美しさを感じます。今月は清水功三さんの忙しい中にあっても行を続けることによって、環境 が調和して“全てが順調に運ぶ不思議”な信仰体験を紹介致しました。私達信徒は、日々、三正行 を通して信仰深化をはかる必用があります。万教帰一の素晴らしい“み教え”を多くの人々に伝道 するため、感謝と祈りの生活を実践してまいりましょう。 ― 4 ― 連合会事務局長 西島 融
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