新たな募金手法の開発に向けた改革モデル事業 実 施 1 要 項 事業の名称 赤い羽根 3.11いわて沿岸地域応援募金 ※注: 「新たな募金手法の開発に向けた改革モデル事業」という名称は、中央共同募金会が実施 するモデル事業としての全国共通の事業名称である。岩手県においては、沿岸 8 市町村の 地域福祉活動を応援することを目的とするため、 「赤い羽根 3.11 いわて沿岸地域応援募金」 という名称として事業を進めるものである。 2 事業の目的 東日本大震災以後、沿岸 8 市町村共同募金委員会は、震災前の募金実績にまで回復するまでに は、数年の期間がかかる状況である。また、募金の 8 割近くを占める戸別募金の再開が難しい市 町村もある現状で、沿岸 8 市町村の地域福祉活動に支障をきたしてしまうことが大きな課題とな っている。 このため、内陸部を中心とした企業、団体及び、全国の企業に実状を理解していただき、沿岸 市町村の地域福祉活動費を確保することを目指すものである。 3 事業の実施主体 ・岩手県共同募金会 ・沿岸 8 市町村共同募金委員会 (野田村、田野畑村、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市) 4 事業実施年度 平成 24 年度~平成 25 年度の 2 か年 ※注1:この事業は、厚生労働省から募金活動の期間延長の認可を受けて実施するものである。 なお、通常の募金活動は、10 月から 12 月の 3 か月間であるが、期間延長の認可を受け ることにより岩手県として、平成 26 年 1 月から 3 月の 3 か月間が延長となる。 ※注2:平成 24 年度は、事業を進めるための組織基盤整備を行う。 平成 25 年度は、期間延長とする平成 26 年 1~3 月に、企業等へのダイレクトメールに よる募金運動と各委員を中心としたプロジェクト企画を実施する予定。 5 寄付を募る事業 沿岸 8 市町村共同募金委員会において、寄付を募る事業を定め、その事業に対する寄付を呼び かけるものとする。 (別紙事業一覧参照) なお、寄付者は、沿岸 8 市町村の事業の中から寄付先を選択し寄付できるものとする。 6 募金の呼びかけ及び事業の進め方 プロジェクト会議で協議をしながら募金の呼びかけ及び事業を進める。 プロジェクト会議の構成メンバーは次の団体から選出された委員とする。 (1) 岩手県商工会議所連合会 (2) 岩手県商工会連合会 (3) 岩手県中小企業団体中央会 (4) 岩手県保健福祉部地域福祉課 (5) 盛岡市内企業関係者 (6) 報道機関 (7) 岩手県立大学社会福祉学部 (8) 岩手県立大学ボランティアセンター (9) 沿岸 8 市町村共同募金委員会担当者 (10) 内陸部市町村共同募金委員会代表 (11) いわて連携復興センター (12) 岩手県社会福祉協議会 7 県内市町村共同募金委員会との連携協力 県内市町村共同募金委員会に次の事項への協力を得ながら、沿岸 8 市町村の支援を進めるものと する。 なお、このモデル事業に係る募金の呼びかけは、共同募金の通常運動期間(10 月~12 月)との 混同を避けるため、通常運動期間外で行うものとする (1) イベントや研修会などでのイベント募金の実施 (2) 共同募金委員会事務所及び市町村内のお店などへの募金箱設置 (3) 趣旨に賛同いただける方々からの募金協力など (4) 各市町村共同募金委員会の独自企画による募金の呼びかけ (例えば、異業種交流会やドネーションパーティの開催など) 参考:主なプロジェクト企画(例) 具体的な企画については、プロジェクト会議等で検討しながら進めるものであるが、次のよう な企画にも取り組んで行くことを目標としている。 (1) 県内企業(内陸部中心)及び県外の企業・団体に対するダイレクトメールの実施 ※実施時期:平成 25 年 12 月以降実施予定 (2) イベントなどを通じた募金活動の実施 (3) チャリティオークションの開催 (4) 協力いただけるお店等への募金箱設置(盛岡市内 100 箇所) (5) からくり付き募金箱の製作 (6) 地元著名人・スポーツチームによる共同募金応援サポーターの開拓 (7) 寄付金付き商品の開発 (8) 企業交流会、異業種交流会などの開催
© Copyright 2024 Paperzz