前方領域に発生した前立腺癌に対する拡散強調 前方

「前方領域に発生した前立腺癌に対する拡散強調MRI
前方領域に発生した前立腺癌に対する拡散強調MRIの診断能に関する研究
MRIの診断能に関する研究」のお願いとお
の診断能に関する研究」のお願いとお
知らせ
前立腺癌は全世界で3番目に多い癌であり、近年日本においても増加しています。前立腺癌
の診断自体は直腸からの生検で組織を採取して行いますが、前立腺の前側(腹側)にでき
た癌は直腸生検で診断することが難しく、診断できないことも珍しくありません。
MRI検査は癌の存在や局所的な進展を見るのに非常に有効であるとされています。特にMRI
検査の中でも、拡散強調画像は前立腺癌の診断に非常に有用とされています。今回の研究
は、直腸からの生検で診断することが難しい前立腺前方の癌に対して、拡散強調MRIがどの
程度診断できるかを検討するためのものです。本研究は防衛医科大学病院を受診されて、
平成19年6月から平成24年6月の期間において、前立腺癌のためにMRI検査を施行され、
その後に前立腺の手術を行った患者さんを対象とする後方視的研究(既に行われたことをさ
かのぼって調査して検討すること)です。臨床的に必要とされた MRI拡散強調画像を再検討
して、解析を加えようと思っています。このような研究は前立腺癌の診断をする上で非常
に有益な情報となることが期待されています。なお今後研究のために患者さんを再検査す
るようなことはありません。また患者さんのデータは ID などの個人情報とは無関係な番
号付与により匿名化された状態で管理され、その他通常の診療と同様プライバシーは保護
いたします。また、 現在およびこれまでに防衛医科大学校病院で前立腺疾患によりMRI検
査をされた患者さんで、画像データを研究に使わないで欲しい、というご希望が有れば、 研
究リストの連絡先までご連絡をいただけますようお願いします。
なお、研究への画像使用の拒否の意思を表明されても、防衛医科大学校病院放射線科にお
ける診療には全く何の影響もなく、いかなる意味においても不利益をこうむることはあり
ません。
連絡先:防衛医科大学校病院 放射線科 新本 弘 TEL:04-2995-1211
内線 2341