Exclusive （特 ダネ情 報 ） №４０ オバマ米 大 統 領 秋 葉 広 島 市 長 被 爆 市 訪 問 要 請 に「I would like to come」 「来 る時 には皆 の祝 福 を受 けられる環 境 を整 えたい」と秋 葉 市 長 ??? In English 何 時 ものように、朝 一 番 のインタネット新 聞 をみました。中 国 新 聞 はどうしたことか各 紙 の 中 でリニ ュ ーア ル が 一 番 遅 い 新 聞 である た め に 、 後 回 しす る 中 で、真 っ 先 に朝 日 新 聞 を観 ました。「オバマ大 統 領 『広 島 に行 きたいです』 市 長 と会 見 」の記 事 が目 に飛 び 込 んできました！興 奮 しながらサイトを開 きました。以 下 、両 市 の当 該 記 事 を原 文 のま ま下 記 に再 現 します。 朝 日 新 聞 ：（原 文 のまま）タイトル：広 島 に「行 ってみたい」 市 長 要 請 にオバマ米 大 統 領 【ワシントン＝望 月 洋 嗣 】広 島 市 の秋 葉 忠 利 市 長 が２１日 午 後 （日 本 時 間 ２２日 未 明 ）、 米 国 の主 要 都 市 の市 長 でつくる「全 米 市 長 会 議 」の代 表 団 とともに、ホワイトハウスで オバマ米 大 統 領 と面 会 し、広 島 訪 問 を直 接 要 請 した。米 国 に原 爆 を投 下 された広 島 の 現 職 市 長 が米 大 統 領 と面 会 したのは史 上 初 めて。秋 葉 市 長 によると、オバマ大 統 領 と 握 手 をした 際 に「広 島 市 長 です。い つか広 島 にいらして下 さい」と呼 びかけ たところ、オ バマ大 統 領 は「行 きたいです（Ｉ ｗｏｕｌｄ ｌｉｋｅ ｔｏ ｃｏｍｅ）」と応 じたという。同 日 、広 島 訪 問 を要 請 する文 書 をホワイトハウスに提 出 したが、具 体 的 な訪 問 時 期 などには触 れ なかったという。秋 葉 市 長 は、昨 年 ４月 のプラハ演 説 で核 兵 器 のない世 界 を目 指 すとう たったオバマ氏 への支 持 を明 言 。核 廃 絶 を願 う多 数 派 （マジョリティー）とオバマ氏 の名 前 を合 わせた「オバマジョリティー」という造 語 を提 唱 してきた。 中 国 新 聞 ：（原 文 のまま） タイトル：オバマ大 統 領 「広 島 に行 きたいです」 市 長 と面 会 【ワシントン共 同 】オバマ米 大 統 領 は２１日 、ホワイトハウスで全 米 市 長 会 議 の一 員 とし て面 会 した 広 島 市 の秋 葉 忠 利 の広 島 訪 問 要 請 に対 し「行 ってみ たい」と答 えた 。時 期 などについて言 及 はなかった。秋 葉 氏 が同 日 、記 者 団 に明 らかにした。秋 葉 氏 は昨 年 １ １月 の鳩 山 由 紀 夫 首 相 との首 脳 会 談 でも被 爆 地 訪 問 に意 欲 を示 している。ただ、具 体 化 した 場 合 に米 国 内 に異 論 が出 るのは必 至 で実 現 の見 通 しは立 っていない。秋 葉 氏 は 全 米 市 長 会 議 の大 勢 のメンバ ーとともにオ バマ氏 と面 会 。秋 葉 氏 による と、講 演 後 「広 島 市 長 です。ぜ ひ広 島 市 に 来 てください 」と話 し掛 け る と、オ バマ氏 は 「行 っ てみ た い」と応 じた。さらに秋 葉 氏 は米 国 内 の反 対 論 を念 頭 に「来 る時 には皆 の祝 福 を受 けら れる環 境 を整 えたい」と声 を掛 けたという。 本 サイトでしばしば私 が指 摘 することは、そもそもの発 祥 はオバマ米 大 統 領 被 爆 市 訪 問 に関 する NHK 取 材 に応 じて同 大 統 領 が語 った言 葉 です。「任 期 中 に被 爆 市 訪 問 の栄 に浴 したい」という昨 年 １１月 のことにさかのぼります。それを踏 まえて被 爆 両 市 長 が声 明 を発 した「被 爆 者 が掲 げてきた和 解 の精 神 で」という根 も葉 もない外 交 辞 令 的 、胡 麻 スリ的 な言 葉 がその発 祥 だと糾 弾 します。「和 解 」への論 理 的 なコンセンサスづくりと か、ヒバクシャに対 する呼 び掛 けといった努 力 が皆 無 であることに問 題 があると指 摘 す るのが私 です。 両 新 聞 の報 道 メッセージからすると、当 然 の結 果 でして、両 市 長 に対 して大 胆 に批 判 表 明 している私 にとっては、至 極 満 足 する同 大 統 領 の反 応 と心 得 ます。まさか、私 の同 大 統 領 宛 て 「 公 開 書 簡 」 が 奏 功 し た な ど と は 努 々 想 像 だ に し て い ま せ ん が 、 ど う し た こと か、結 果 はその通 りになりました。同 大 統 領 が被 爆 市 訪 問 をするに相 応 しい「道 筋 づく り」をしますから、それまでは来 ないでください、といったアピールがそれです。両 紙 のコメ ントをヨシダ流 儀 のコメントをしますと 次 の通 りとなるでしょう。 上 掲 のマスメディア報 道 がいずれもタイトルに「広 島 に『行 ってみたい』」、「広 島 に行 きた いです」と表 現 していますが、相 手 がアメリカ人 で英 語 で語 ったことから、この表 現 の日 本 語 訳 は微 妙 です。その点 、朝 日 新 聞 は本 文 中 で「 I would like to come」と応 じたとい -1- う、とリアルな記 述 です。そのまま大 統 領 が口 にされた言 葉 を挿 入 していることから、軍 パイが上 がります。 一 方 の 中 国 新 聞 に軍 パイをあげ る としたらのことですが 、同 紙 は「た だ、具 体 化 した場 合 に米 国 内 に異 論 が出 るのは必 至 で実 現 の見 通 しは立 っていない」と、実 態 を赤 裸 々 に 報 道 してい ます。なお また 、秋 葉 市 長 がそ うした 米 国 内 の反 対 論 を念 頭 に、「来 （来 た）る時 には皆 の祝 福 を受 けられる環 境 を整 備 したい」と声 を掛 けたという、ことに言 及 していることに共 感 を得 ました。実 態 を充 分 に把 握 したコメントです。 さて、問 題 は秋 葉 広 島 市 長 の「来 （来 た）る時 には皆 の祝 福 を受 けられる環 境 を整 備 し たい」なる言 葉 です。同 市 長 宛 ての「公 開 質 問 状 」で私 が問 い質 した「被 爆 者 が抱 いて きた和 解 の精 神 」という根 も葉 もない、実 にヒバクシャンの心 を無 視 した言 葉 に気 づかれ たのかどうかは知 る由 もありませんが、ここにきて鮮 明 になった同 市 長 の胸 中 は、その 言 葉 通 り「皆 （ヒバクシャ）の祝 福 を受 けられる環 境 を整 備 したい」に大 きく転 換 を余 儀 なくされている、という現 実 です。どうやら、私 が大 胆 に提 言 したことにお気 づきになって きた同 市 長 と見 受 けます。ちなみに、秋 葉 市 長 は「オバマジョリティー」という造 語 でオバ マ大 統 領 の関 心 を狙 っておられます。外 交 辞 令 はお得 意 のご様 子 ですが、その狙 いに なにか解 せないものを感 じます。 ヒバクシャの一 人 である私 は、ヒバクシャの悲 痛 な願 いを世 に訴 えることに関 する限 り、 被 爆 体 験 のない秋 葉 市 長 とは些 か異 質 の論 理 と説 得 力 を自 負 しています。どうやら、 私 のウェブサイトのトップページを大 々的 にリニューアルすることの必 然 性 が到 来 した感 じです。 ヒバ クシャ 団 体 代 表 者 宛 の「公 開 質 問 状 」を私 の ウェブサイトに 開 示 しています。同 組 織 関 係 者 には個 人 的 に非 公 式 ですが、「被 爆 者 が掲 げてきた和 解 の精 神 」に対 するコ メントを求 めていますが、まったく反 応 がありません。そこで、私 はこんな物 騒 なことを想 像 し てい る の で す。 被 爆 者 団 体 は 左 翼 系 が 後 ろ盾 に な っ てい る の は 広 く知 ら れ て い ま す。そ もそも同 組 織 が二 つに分 裂 した原 因 はソ連 （当 時 ）の核 開 発 に関 わる意 見 の相 違 だったとかです。 そうした政 治 的 背 景 をもつ両 団 体 にとって共 通 の思 想 は、米 国 と日 本 が原 爆 問 題 で和 解 を得 ることは歓 迎 されない結 果 です。何 時 までも原 爆 を材 料 に日 米 が対 立 することこ そが左 翼 系 の人 たちの希 望 することです。「ヒバクシャの声 なき声 を代 弁 する」という私 自 身 の アイデンティティーを此 処 に来 た 確 信 する次 第 です。読 者 のみなさん、どう思 わ れま すか？（２０１０年 １月 ２２日 ） (追 伸 ） 広 島 より遠 方 の読 者 から意 見 を頂 戴 しました。「Ｑ＆Ａ」に掲 載 しました。その方 からファ クスで送 っていただいた関 連 新 聞 記 事 を手 にしました。当 該 個 所 に 限 って再 現 します。 「・・・秋 葉 氏 によると、オバマ氏 の講 演 後 に壇 上 で、大 勢 が取 り囲 む中 で "広 島 市 長 で す 。 ぜ ひ 広 島 市 に 来 て く だ さ い " と 話 し か け る と 、 オ バ マ 氏 は す ぐ に "I would like to come"と応 じた。秋 葉 氏 はさらに米 国 内 の反 対 論 を念 頭 に "来 る時 には皆 の祝 福 を受 け られる環 境 を整 えたい "と声 を掛 け たが、壇 上 を去 る間 隙 で伝 わった か は不 明 とい う。」と。 吉田祐起 原 爆 生 存 証 言 者 ／健 康 ・生 きがいづくりアドバイザー [email protected] Back to the Top -2-
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