第 4号 2003年3月27日発行 編集責任者 宮 林 幸 雄 発行者 株式会社 宮 林 工 務 店 〒440-0833 豊橋市飯村町字高山10−99 やすさ」「安全性」「高性能」と3拍子 てんかん等の遺伝子障害や精子減 年間に失われた「健康障害」をどう そろったコンロだという。そして問題 少による生殖系への悪影響や免疫 修復したらよいであろうか。少なくと の「電磁波」については科学的・疫 力低下等の懸念も指摘されている。 もいくら便利であるとは言え、敢えて TEL 0532-61-7178 FAX 0532-63-6837 学的にも未解明な上、国の定めたガ 特にIHヒーターは高周波の発熱作 電磁波を多量に発生する様な危険 e-mail [email protected] ホームページ http://www.infonia.ne.jp/~miya-co イドラインを大巾に下まわっている 用(電磁波誘導加熱)を利用してい な道具を台所に持ち込むことはない。 ので「健康面に影響を及ぼすことは るが、このマイクロ波(波長がcm単 何れにしろ「化学物質」や「電磁波」 れているのである。 無いと考えられている。」と言う。 位の高周波の電磁波)は水の分子 や「放射能」は「目に見えない」だけ もちろん、回ってきた勘定書に気 人類社会に「電磁波」と呼ばれる環 に吸収され易いので子供や妊婦に に、より慎重に対処しなければなら 作家 井上ひさし が付かないふりをすることもでき 境災害が生じたのは、米国に送電 とっては大変に危険である。(人間 ない。そしてこれらの影響が人体に 空気は無料ではなかった。土も る。しかし、いくら白っぱくれても 線が架線された1882年以降という の体の大部分は水で出来ているが、 及ぶなら、お医者さんの力では何と 水も森も林も、そして光も、決して 勘定書は追ってくる。しかも勘定 ことになるが、本公害問題が浮上し 大人よりも子供の方が水分が多い。 もならない程、深刻な事態を迎える 無料ではなかった。いま、その勘 書の金額はふえるばかり、まもな てきたのは第2次世界大戦以後と言 又子供より胎児の方がもっと水分が ことを知らなければならない。 定書が回って来ており、人間たち く、人間たちが逆立ちしても払うこ われている。そして1976年の「モス 多いのでマイクロ波には弱い。)尚 又一方でIHヒーターは「安全」を売 がこの付けを決済しないかぎり、 とができないほどの額に達する クワ・シグナル事件」により、社会問 アメリカの放射線委員会は1日当り 物にしているにも関わらず、多くの 大自然は地球の上に人間たちが だろう。そうなればもう人間たち 題としてクローズアップされてきた。 の被爆限度を「4ミリガウス以内」と 「台所火災」を発生させているがこの 住むことを許さないだろう。そうい に行くところがなくなる。勘定書は 本件はモスクワのアメリカ大使館に 勧告しているが、そうなるとIHヒータ 面でも問題である。IHヒーターの火 ったことが、ここへきてはっきり見 払えるうちに払っておきたい。 ソ連から通信妨害の電波が照射さ ーにも電子レンジにも近づけなくな 災事故は裸火による事故ではなく、 えてきた。 (出典 ジョナサン・ポリット編「地 れ続けたことにより表面化した事件 るし、「携帯の長電話」も要注意であ 鍋底の温度上昇による「油火災」で、 料理店で飲み食いする。出るとき 球を救え」) であるが、この変調電磁波により大 る。現実には、10cm離れた距離で 平成10年のデーターによればIHヒ 使館員の大量発ガン問題が明るみ はIHヒーターが40ミリガウスで、電 ーターによる出火件数は年間 に出た。その後アメリカでは数々の 子レンジは21ミリガウスをカウントし 3,000件を超えている。(IHヒーター 住 まいの 壁 新 聞 語 録 には、勘定を払わなければなら ない。品物を買う、乗り物に乗る、 電磁波公害 映画を観る、宿屋に泊まる、どん 「オール電化」という21世紀的な 「電磁波による発ガン事例」が報告 ていると言うが、メーカー側は「旧・ は火が見えないので安心してしまい、 なときでも、先払い後払いの別は 「夢」のあるフレーズが受けて、不況 されているが、その因果関係につい 郵政省のガイドラインは900ミリガ 却って火災事故を多発させているが あっても、勘定は清算しなければ 下にも関わらず「IHクッキングヒータ てはまだ科学的に立証されている訳 ウス以下なので安全である。」と説 「文明の盲点」と言わざるを得な ならない。(中略) ー」の売れ行きが好調である。この ではない。しかし電磁波は放射線の 明している。今後の研究が進展して、 い。)IHヒーターは「うず電流」で鍋 この世のことすべてに、勘定書が 為、電力業界も電器メーカーも住宅 仲間で、電磁波過敏症(化学物質過 10年後位に「IHヒーターも電子レン の底だけを強力に加熱するメカニズ ついてまわっているのであって、 会社も販売促進に浮足立っている 敏症の症状によく似ている。)や ジも人体に危険である。」と科学的 ムになっているが、鍋の底は30秒 無料で済むものなどなにひとつ が、肝心の「電磁波公害」について 脳腫瘍 ・白血病・ガン等を引起す恐 に断定された時、一体誰が責任をと 程で400度超となり、うっかり天ぷら ない。そのことを、いま、わたした はダンマリを決めている。メーカーの れがあると言われているので注意 るのであろうか。あるいは「やはり駄 油を入れたら出火してしまう。(天ぷ ちは地球大の規模で思い知らさ 説明によれば、IHヒーターは「使い が肝要である。又1部の学者から、 目だった。」と分ったとして、その10 ら油は温度が約370℃になると「自 のうしゅよう 本紙は「健康問題・環境問題・地震問題」を住まいの面から考えようとするミニ情報誌です。ご希望の方は当社まで御連絡ください。(無料) 又読者の方からの御投稿もお待ちしています。 2003・3・27 住まいの壁新聞第 4 号(1) 然発火」する。) 又鍋の底だけを熱 は下記の様なメッセージを世界に発 ・当社提案の設計仕様 くする為、水蒸気や油が周囲に広が 信してほしかった。 ① 「有孔ボード」と「動く弾性空気 って水っぽくなり、おいしい料理が出 “わが国は「日米同盟」の原則に立っ 層」による「騒音エネルギー」の低 来ないという。この様に人体にも危 て米国を支持したいと思う。 減化(N邸及O邸で採用した設計仕様で 険であり、火災事故の恐れもある しかし国連を無視し、国際社会に背 騒音エネルギーを 1/2 以下にする。) 「IHクッキングヒーター」の採用は再 を向けることには大きな危惧を覚え 検討したいものである。 る。日本政府としては、ブッシュ大統 尚テレビもこれから「アナログ」から 領が「世界の声」を冷静に聞いて、せ 音工事(遮音シート+プラスターボード)」を 「デジタル」に移行する事になるが、 めて「あと1ヶ月」の査察継続を実施 併用した複合工法による防音仕 「デジタルの電磁波」はアナログより し、外交努力で平和的な解決を図る 様工事 も「10倍危険」であると言われてい ことを希望する。” 上するとは言え、「健康障害」という ・ 建築地 半田市東郷町3丁目39−1 ② 浮基礎工法による防振工事 ・ 延床面積 883㎡(267坪) ③ 「吸音工事(ダンレーマット)」と「遮 ・ 企画コーディネート エコソリューションズ ネットワーク(牧村) ・ 設計 アトリエ リバイブ(中山) ・ 完成 平成14年3月 防音室周辺の測定値は下記の如 くで、ほぼ「通常の状態(50∼70ホ い。この様な環境変化に対し、市民 音工事やピアノ室・オーディオルー ン)」に近いことが確認された。 の立場からの防衛策としては、デジ ム等の防音・音響対策工事を手が 72・74・72・67・71 タルTVの鉄塔が建てられたらその けてきたが、この度P工場の防音工 平均値 71.2ホン 危険エリアから早く逃げ出すことで 事を施行させていただいた。防音工 京タワーの様に市街地に建設する ことだけは避けていただきたい。 気になるニュース 遂にアメリカは「イラク戦争」という危 摘要 年利 (30年元利均等払) 「自動車エンジンの振動試験」の 5 年固定 2.50% 3,952 円 一方、わが国は開戦前夜から一早く 騒音を低減させる工事 10 年固定 3.25% 4,353 円 「米国支持」を表明した。(2003.3.18) ・発生騒音(加振機による騒音) 下の騒音) う無力感を覚える。せめて小泉総理 ・目標騒音レベル 「理想の住まい」の設計コンセプト 強度の家) ② 「脱シックハウス」の「健康住宅」(天然素材の家づくり) 100万円当りの 毎月の返済額 3,823 円 不尽な蛮行には「なす術もない」とい 尚当日は「循環型社会」のテーマの取材で朝日新聞の記者も同席した。 (15.3.25 現在) 2.25% 100∼105 ホン(電車が通る時のガード の木製建具 自然塗料(アウロ) ① 「地震」に強い「SE構法の木の家」(「建築基準法の1.5倍」の 期以上の成果を得ることが出来た。 「地震問題」と同じで「戦争」という理 揚水ポ 「理想の住まい」を造る。 3 年固定 険な「底なし沼」に足を踏み入れた。 ・ 主な設計仕様 「健康」と「環境」を優先し、「共に生きる」社会にフィットした 岡崎信用金庫 ては御勘弁いただきたいということ ・工事内容 安藤建設名古屋支店 ㈱宮林工務店 住宅ローンの金利動向 分野であるだけに、数値目標につい で工事に着手したが、下記の如く予 ・ 施工 RC造4階建 ンプ 100W) 太陽光及風力発電 ケイソウ土 天然リノリューム 杉間伐材 当社では今までに多くの新幹線防 事は建築工事の中でも最も難しい ・ 構造 屋上緑化 壁面緑化 ビオト-プ 雨水再利用(雨水タンク 30t 「命の問題」を無視することは出来な ある。少なくとも名古屋のTV塔や東 知県で 2 例目になる下記の「エコビル」を見学した。(2003.2.26) エクボ(東郷ビル) 2003.2.12 に調査試験を行った所、 防音工事の施工結果 当社加入の「中部の住まいと街並みを考える会」の勉強会に参加し、愛 ・ ビルの名称 ・本工事の施工結果 る。情報量が増えて「利便性」が向 エコビル見学 他に 保証料(30 年・100 万当り) 19,137 円 事務手数料(一律) 31,500 円 ③ 冬暖かい「省エネ」の家(2重断熱層<外断熱+内断熱>) ④ 「結露」のしない長寿命の家(2重通気層<排熱通気層+除湿 通気層>の資産になる家) ⑤ 「通風」と「採光」が良く「防音」と「バリアフリー」の生活しやす い住まい ⑥ 「環境共生」の「エコハウス」(省廃棄物の100年住宅・杉間伐 材の有効利用) ⑦ 心の安らぐ居心地のいい家 75ホン以下 ※詳しくは銀行の窓口でお尋ね下さい。 本紙は「健康問題・環境問題・地震問題」を住まいの面から考えようとするミニ情報誌です。ご希望の方は当社まで御連絡ください。(無料) 又読者の方からの御投稿もお待ちしています。 2003・3・27 住まいの壁新聞第 4 号(1)
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