学習指導要領のまとめ

884074
新教育課程
新教育課程
高等学校
学習指導要領
内容のまとめ
理科
CONTENTS
高等学校学習指導要領「総則」の改訂の要点㌀
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㌀2
高等学校学習指導要領「理科」の改訂の要点㌀
㌀
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㌀
㌀
㌀
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㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀3
科学と人間生活
高等学校学習指導要領㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀4
物理基礎
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀6
新課程と現行課程の項目比較㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
物理
新課程と現行課程の項目比較㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
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㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀9
高等学校学習指導要領㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀7
高等学校学習指導要領㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
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㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀10
化学基礎
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㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
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㌀
㌀
㌀13
新課程と現行課程の項目比較㌀
化学
新課程と現行課程の項目比較㌀
㌀
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㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀16
高等学校学習指導要領㌀
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㌀
㌀
㌀
㌀
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㌀14
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㌀17
高等学校学習指導要領㌀
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生物基礎
新課程と現行課程の項目比較㌀
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㌀20
高等学校学習指導要領㌀
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㌀21
生物
新課程と現行課程の項目比較㌀
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㌀23
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㌀24
高等学校学習指導要領㌀
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地学基礎
新課程と現行課程の項目比較㌀
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㌀27
高等学校学習指導要領㌀
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㌀28
地学
新課程と現行課程の項目比較㌀
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㌀
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㌀30
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㌀31
高等学校学習指導要領㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
理科課題研究
高等学校学習指導要領㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀34
各科目にわたる指導計画の作成と内容の取扱い㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀
㌀35
高等学校の各学科に共通する教科・科目等及び標準単位数㌀
㌀
㌀
㌀36
第一学習社
高等学校学習指導要領「総則」の改訂の要点
⑷義務教育段階の学習内容の確実な定着
⑴教育課程編成の一般方針
・教育基本法,学校教育法等に従い,教育課程を編成
・学校や生徒の実態等に応じ,必要な場合には,次の
し,教育基本法等に掲げる目標を達成するよう教育
ような工夫を行い,義務教育段階での学習内容の確
を行う。
実な定着を図る。
・知識・技能を活用して課題を解決するための思考力,
ア 義務教育段階の学習内容の確実な定着を図るた
判断力,表現力等の育成,言語活動の充実,学習習
めの学習機会を設ける。
慣の確立を図る。
イ 必履修教科・科目の単位数を増加させ,十分な
・道徳教育の目標として,伝統と文化を尊重し,それ
習得が図られるようにする。
らを育んできた我が国と郷土を愛し,公共の精神を
ウ 義務教育段階の学習内容の確実な定着を図るた
尊び,他国を尊重し,国際社会の平和と発展や環境
めの学校設定科目等を開設し,必履修科目の履修
の保全に貢献する主体性ある日本人を育成する。ま
の前に履修させる。
た「自他の生命を尊重する精神」を養うための適切
⑸教育課程の実施等に当たって配慮すべき事項
な指導が行われるよう配慮する。
・学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育について,
・体育・健康に関する指導は,生徒の発達の段階を考
その全体計画を作成する。
慮する。
・各教科・科目等の指導に当たっては,生徒の思考力,
・食育の推進や安全に関する指導に努める。
判断力,表現力等をはぐくむ観点から,基礎的・基
⑵各教科・科目
本的な知識及び技能の活用を図る学習活動を重視す
・卒業までに履修させる単位数は,現行どおり,74単
るとともに,言語に関する関心や理解を深め,言語
位以上。
に関する能力の育成を図る上で必要な言語環境を整
・国語,数学,外国語は複数の科目から必履修を選ぶ
え,生徒の言語活動を充実する。
選択必履修を変更し,共通科目を設定する。国語は
・学習の遅れがちな生徒等について,義務教育段階の
「国語総合」,数学は「数学Ⅰ」
,外国語は「コミュニ
学習内容の確実な定着を図るための指導を適宜取り
ケーション英語Ⅰ」
。
入れるなど,指導内容や指導方法を工夫する。
・特に必要がある場合には,
「国語総合」は 3 単位また
・障害のある生徒等について,特別支援学校等の助
は 2 単位とし,
「数学Ⅰ」及び「コミュニケーション
言・援助を活用し,指導についての計画の作成等に
英語Ⅰ」は 2 単位とすることができ,その他の必履
より,障害の状態等に応じた指導の工夫を行う。
修教科・科目(標準単位数が 2 単位であるものを除
・情報モラルの定着やコンピュータの実践的な活用な
く)についてはその単位数の一部を減じることがで
ど情報教育を充実する。
きる。「総合的な学習の時間」は 2 単位とすること
・生徒の責任感や連帯感等をはぐくむ部活動について,
ができる。
学校教育の一環として教育課程との関連が図られる
よう留意する。
⑶授業時数
・全日制の課程における週当たりの授業時数は,30単
位時間を標準とするが,必要がある場合には,これ
を増加することができる。
・ 1 単位時間は,各学校が適切に定める。10分間程度
の短時間を単位とする指導も,一定の要件のもとで
授業時数に算入できる。
2
高等学校学習指導要領「理科」の改訂の要点
○必履修科目:物理,化学,生物,地学のうち 3 領域以上の科目を履修する場合,総合科目の履修を不要とし科目履修の柔軟性を向上。
○科目構成:各領域ごとに 3 単位科目が 2 科目であったのを, 2 単位科目と 4 単位科目に再構成するとともに,「科学と人間生活」及び
「理科課題研究」を新設。
○おもな改善事項
・科学に対する興味・関心を高めるため,人間生活とかかわりの深い内容を扱う「科学と人間生活」を新設。
・探究的な学習を重視する観点から,「物理」,「化学」,「生物」,「地学」に探究活動を導入するとともに,「理科課題研究」を新設。
・中学校との関連を図る観点から,「物理基礎」
,「化学基礎」
,「生物基礎」
,「地学基礎」においては,「エネルギー」,「粒子」,「生命」,
「地球」などの科学の基本的な見方や概念を踏まえて内容を構成。
・「物理基礎」,「化学基礎」,「生物基礎」,「地学基礎」においては日常生活や社会との関連を重視,「物理」,「化学」,「生物」,「地学」
においては,選択して履修していた項目を必修化し,指導内容を充実。
⑴科目構成
改
科
目
科学と人間生活
物理基礎
物理
化学基礎
化学
生物基礎
生物
地学基礎
地学
理科課題研究
2
2
4
2
4
2
4
2
4
1
現
訂
標準単位数
科
必履修科目
目
理科基礎
理科総合A
理科総合B
物理Ⅰ
物理Ⅱ
化学Ⅰ
化学Ⅱ
生物Ⅰ
生物Ⅱ
地学Ⅰ
地学Ⅱ
「科学と人間
生活」を含む
2 科目又は
基礎を付した
科目を 3 科目
行
標準単位数
2
2
2
3
3
3
3
3
3
3
3
必履修科目
2 科目
( 理科基礎」
「
「理科総合A」
「理科総合B」
を少なくとも
1 科目含む)
⑵各科目の改善事項
【物理】
【物理基礎】
・中学校との接続に配慮し,
「エネルギー」と関連付けて物理的な事 ・物理学を学ぶ意義を理解させるため,物理学の成果が様々な分野
で利用され,新しい科学技術の基盤となっていることを理解させ
物・現象を理解させることを重視した内容で構成。
る項目「物理学が築く未来」を新設。
・日常生活や社会との関連を重視し,
「エネルギーとその利用」,
「物
・現行の「物理Ⅱ」では選択であった項目(「物質と原子」と「原子
理学が拓く世界」等の項目を新設。
と原子核」)の内容を整理,必修化し,履修する内容を充実。
【化学】
【化学基礎】
・中学校との接続に配慮し,
「粒子」と関連付けて物質の性質の違い ・化学に関する研究分野との関連を重視して内容を再構成。
・現行の「化学Ⅱ」では選択であった項目(
を理解するために必要な「化学結合」の内容を充実。
「生活と物質」と「生命
・日常生活や社会との関連を重視し,化学を学ぶ意義を理解させる
と物質」)の内容を整理,必修化し,履修する内容を充実。
項目「化学と人間生活」を新設。
【生物】
【生物基礎】
・中学校との接続に配慮し,
「生命」と関連付けて「生物の共通性と ・遺伝子の発現,植物の器官の分化などについては,新しい生物学
の知見を踏まえて内容を充実。
多様性」の視点を重視した項目を科目の導入として新設。
・日常生活や社会との関連を重視し,免疫や生態系など健康や環境 ・現行の「生物Ⅱ」では選択であった項目(「生物の分類と進化」と
「生物の集団」)の内容を整理,必修化し,履修する内容を充実。
に関する内容を充実。
・新しい生物学の内容として「遺伝情報とタンパク質の合成」を現
行の選択科目の「生物Ⅱ」から「生物基礎」に導入。
【地学基礎】
【地学】
・中学校との接続に配慮し,
「地球」と関連付けて「プレートの運動」,・「膨張宇宙などの現在の宇宙像」など比較的新しい地学の内容を充実。
「大気の循環」など,中学校の内容をより深化させ,スパイラル的 ・現行の「地学Ⅱ」では選択であった項目(「地球の探究」,
「地球表
に指導できるように内容を構成。
層の探究」,
「宇宙の探究」)の内容を整理,必修化し,履修する内
・日常生活や社会との関連を重視し,自然環境と人間生活のかかわ
容を充実。
りなどに関する項目「地球の環境」を新設。
【科学と人間生活】
【理科課題研究】
・科学に対する興味・関心を高めるため,人間生活にかかわりの深 ・各科目ごとに研究を行っていた「課題研究」を先端科学や学際的
い内容で構成し,観察,実験を重視した科目として新設。
領域に関する研究なども扱えるように改善し,新科目として設置。
・科学に対する興味・関心を広く養う観点から,物理,化学,生物,・個人やグループでの課題設定,大学や研究機関との連携,協力,研
究成果の発表などを重視。
地学の4領域の内容で構成。
⑶言語活動の充実
・第 3 款の内容の取扱いの配慮事項(p. 35 参照)として「結果を分析し解釈して自らの考えを導き出し,それらを表現するなどの学習活動
の充実」を新たに規定。
⑷活用の重視
・「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」「物理」「化学」「生物」「地学」に探究活動を位置付け,「理科課題研究」を新設。
3
科学と人間生活
2 単位
高等学校学習指導要領
目
標
自然と人間生活とのかかわり及び科学技術が人間生活に果たしてきた役割について,身近な事物・現象
に関する観察,実験などを通して理解させ,科学的な見方や考え方を養うとともに,科学に対する興味・
関心を高める。
内 容
内容の取扱い
⑴
内容の構成及びその取扱いに当たっては,次の事
項に配慮するものとする。
ア 中学校理科との関連を十分考慮するとともに,
科学と人間生活とのかかわりについて理解させ,
観察,実験などを中心に扱い,自然や科学技術に
対する興味・関心を高めること。
イ 内容の⑴については,この科目の導入として位
置付け,身近な事例を基に科学技術に対する興
味・関心を高めるよう展開すること。
ウ
内容の⑵のアからエまでについては,生徒の実
態等を考慮し,それぞれ又はのいずれかを選
択して扱うこと。
エ 内容の⑶については,内容の⑵の学習を踏まえ,
課題を適宜設けて考察させ,報告書を作成させた
り発表を行う機会を設けたりすること。その際,
コンピュータや情報通信ネットワークなどの適切
な活用を図ること。
⑴
⑵
科学技術の発展
るものとする。
科学技術の発展が今日の人間生活に対してどのよう
ア 内容の⑴については,身近な科学技術の例を取
に貢献してきたかについて理解させる。
⑵
内容の範囲や程度については,次の事項に配慮す
人間生活の中の科学
り上げ,その変遷と人間生活の変化とのかかわり
身近な自然の事物・現象及び日常生活や社会の中で
を扱うこと。
イ 内容の⑵のアのについては,光の波としての
利用されている科学技術を取り上げ,科学と人間生活
とのかかわりについて認識を深めさせる。
分類や性質,電磁波の利用に関して,観察,実験
ア
などを中心に扱うこと。その際,
「電磁波の利用」
光や熱の科学
光の性質とその利用
については,電波やX線にも触れること。につ
光を中心とした電磁波の性質とその利用につい
いては,熱量保存,仕事や電流による熱の発生,
て理解すること。
エネルギーの変換に関して,観察,実験などを中
熱の性質とその利用
心に扱うこと。その際,
「エネルギーの変換と保
熱の性質,エネルギーの変換と保存及び有効利
存」については,熱機関と永久機関に関する歴史
的な事項や熱が仕事に変わる際の不可逆性にも触
用について理解すること。
れること。
4
イ
物質の科学
ウ
内容の⑵のイのについては,代表的なプラス
材料とその再利用
チックや金属の種類,性質に関して,観察,実験
身近な材料であるプラスチックや金属の種類,
などを中心に扱うこと。その際,「プラスチック」
性質及び用途と資源の再利用について理解するこ
については,その成分の違い,化学構造及び燃焼
と。
にかかわる安全性にも触れること。「金属」につ
衣料と食品
いては,製錬や腐食とその防止にも触れること。
身近な衣料材料の性質や用途,食品中の主な成
「資源の再利用」については,ガラスにも触れるこ
分の性質について理解すること。
と。については,衣料材料として用いられる代
表的な天然繊維及び合成繊維の性質,食品中の主
な成分である炭水化物,タンパク質及び脂質の性
質に関して,観察,実験などを中心に扱うこと。
その際,
「身近な衣料材料の性質」や「食品中の主
な成分の性質」については,化学構造との関連に
も触れること。
ウ
生命の科学
エ 内容の⑵のウのについては,光合成と光,光
生物と光
に対する動物の行動,ヒトの視覚に関して,観察,
植物の生育,動物の行動及びヒトの視覚と光と
実験などを中心に扱うこと。その際,
「植物の生
のかかわりについて理解すること。
育」については,成長運動,開花にも触れること。
微生物とその利用
「動物の行動」については,体内時計も取り上げ,
様々な微生物の存在と生態系での働き,微生物
ヒトの健康と光とのかかわりにも触れること。
と人間生活とのかかわりについて理解すること。
については,様々な微生物の存在,生態系での分
解者としての働き,発酵に関して,観察,実験な
どを中心に扱うこと。その際,
「様々な微生物の
存在」については,微生物の発見の歴史にも触れ
ること。「微生物と人間生活とのかかわり」につ
いては,微生物が医薬品などの生成に利用される
ことにも触れること。
エ
オ
宇宙や地球の科学
内容の⑵のエのについては,太陽や月の運行
身近な天体と太陽系における地球
と時や暦などとの関係,太陽が地球や人間生活に
太陽や月などの身近に見られる天体と人間生活
及ぼす影響,太陽系の天体及び太陽系の広がりや
とのかかわり,太陽系における地球について理解
構造に関して,観察,実験などを中心に扱うこと。
すること。
その際,天動説,地動説にも触れること。につ
身近な自然景観と自然災害
いては,地域の自然景観,その変化と自然災害に
身近な自然景観の成り立ちと自然災害について,
関して,観察,実験などを中心に扱うこと。その
太陽の放射エネルギーによる作用や地球内部のエ
際,自然景観が長い時間の中で変化してできたこ
ネルギーによる変動と関連付けて理解すること。
とにも触れること。「自然景観の成り立ち」につ
いては,流水の作用,地震や火山活動と関連付け
て扱うこと。
「自然災害」については,防災にも触
⑶
これからの科学と人間生活
れること。
自然と人間生活とのかかわり及び科学技術が人間生
カ
内容の⑶については,⑵で学習した内容を踏ま
活に果たしてきた役割についての学習を踏まえて,こ
え,生徒の興味・関心等に応じて,自然や科学技
れからの科学と人間生活とのかかわり方について考察
術に関連した事例を課題として設定し考察させる
させる。
こと。
5
物理基礎
2 単位
新課程と現行課程の項目比較
新課程「物理基礎」( 2 単位)
⑴
現行課程「物理Ⅰ」( 3 単位)
物体の運動とエネルギー
ア
⑴
運動の表し方
電気
ア
侃 物理量の測定と扱い方
生活の中の電気
電気と生活
運動の表し方
モーターと発電機
直線運動の加速度
交流と電波
イ
様々な力とその働き
様々な力
イ
力のつり合い
⑵
運動の法則
波
ア
いろいろな波
イ
音と光
物体の落下運動
ウ
電気に関する探究活動
力学的エネルギー
運動エネルギーと位置エネルギー
音の伝わり方
力学的エネルギーの保存
音の干渉と共鳴
光の伝わり方
光の回折と干渉
エ
⑵
物体の運動とエネルギーに関する探究活動
ウ
様々な物理現象とエネルギーの利用
ア
波に関する探究活動
熱
熱と温度
イ
⑶
熱の利用
運動とエネルギー
ア
波
物体の運動
波の性質
× 音と振動
運動の表し方
運動の法則
ウ
電気
物質と電気抵抗
電気の利用
イ
エネルギー
エネルギーの測り方
運動エネルギーと位置エネルギー
熱と温度
物理学が拓く世界
電気とエネルギー
物理学が拓く世界
エネルギーの変換と保存
エ
エネルギーとその利用
侃 オ
日常に起こる物体の運動
エネルギーとその利用
ひら
カ 様々な物理現象とエネルギーの利用に関する探究活動
ウ
侃は新課程で増補された項目
運動とエネルギーに関する探究活動
×は新課程で削除された項目
6
高等学校学習指導要領
目
標
日常生活や社会との関連を図りながら物体の運動と様々なエネルギーへの関心を高め,目的意識をもっ
て観察,実験などを行い,物理学的に探究する能力と態度を育てるとともに,物理学の基本的な概念や
原理・法則を理解させ,科学的な見方や考え方を養う。
内 容
内容の取扱い
⑴
内容の構成及びその取扱いに当たっ
ては,次の事項に配慮するものとする。
ア 中学校理科との関連を考慮しなが
ら,物理学の基本的な概念の形成を
図るとともに,物理学的に探究する
方法の習得を通して,科学的な思考
力,判断力及び表現力を育成するこ
と。
イ 「探究活動」においては,各項目の
学習活動と関連させながら観察,実
験を行い,報告書を作成させたり発
物体の運動とエネルギー
表を行う機会を設けたりすること。
日常に起こる物体の運動を観察,実験などを通して探究し,その
また,その特質に応じて,情報の収
基本的な概念や法則を理解させ,運動とエネルギーについての基礎
集,仮説の設定,実験の計画,実験
的な見方や考え方を身に付けさせる。
による検証,実験データの分析・解
ア
釈,法則性の導出などの探究の方法
⑴
運動の表し方
物理量の測定と扱い方
を習得させるようにすること。その
身近な物理現象について,物理量の測定と表し方,分析の手
際,コンピュータや情報通信ネット
法を理解すること。
ワークなどの適切な活用を図ること。
運動の表し方
⑵
物体の運動の表し方について,直線運動を中心に理解するこ
イ
理基礎」の学習全体に通じる手法な
物体が直線上を運動する場合の加速度を理解すること。
どを扱うこと。
イのについては,摩擦力,弾性
様々な力
力,圧力及び浮力を扱うこと。また,
物体に様々な力が働くことを理解すること。
空間を隔てて働く力にも定性的に触
力のつり合い
れること。については,平面内で
物体に働く力のつり合いを理解すること。
働く力のつり合いを中心に扱うこと。
運動の法則
については,直線運動を中心に扱
運動の三法則を理解すること。
うこと。については,自由落下,
物体の落下運動
鉛直投射を扱い,水平投射,斜方投
物体が落下する際の運動の特徴及び物体に働く力と運動の関
射及び空気抵抗の存在にも定性的に
触れること。
係について理解すること。
ウ
ウのの「位置エネルギー」につ
力学的エネルギー
内容の⑴のアのについては,
「物
直線運動の加速度
様々な力とその働き
事項に配慮するものとする。
ア
と。
内容の範囲や程度については,次の
運動エネルギーと位置エネルギー
いては,重力による位置エネルギー,
運動エネルギーと位置エネルギーについて,仕事と関連付け
弾性力による位置エネルギーを扱う
7
て理解すること。
こと。については,摩擦や空気抵
力学的エネルギーの保存
抗がない場合は力学的エネルギーが
力学的エネルギー保存の法則を仕事と関連付けて理解するこ
保存されることを中心に扱うこと。
と。
エ
物体の運動とエネルギーに関する探究活動
物体の運動とエネルギーに関する探究活動を行い,学習内容
の理解を深めるとともに,物理学的に探究する能力を高めるこ
と。
⑵
様々な物理現象とエネルギーの利用
イ
内容の⑵のアのについては,熱
様々な物理現象を観察,実験などを通して探究し,それらの基本
現象を微視的な視点でとらえ,原子
的な概念や法則を理解させ,物理現象とエネルギーについての基礎
や分子の熱運動と温度の関係を定性
的な見方や考え方を身に付けさせる。
的に扱うこと。また,内部エネルギ
ア
ーや物質の三態にも触れること。
熱
熱と温度
については,熱現象における不可逆
熱と温度について,原子や分子の熱運動という視点から理解
性にも触れること。
すること。
熱の利用
熱の移動及び熱と仕事の変換について理解すること。
イ
イのについては,作図を用いる
波
波の性質
方法を中心に扱うこと。また,定在
波の性質について,直線状に伝わる場合を中心に理解するこ
波も扱い,縦波や横波にも触れるこ
と。については,波の反射,共振,
と。
音と振動
うなりなどを扱うこと。
気柱の共鳴,弦の振動及び音波の性質を理解すること。
ウ
電気
ウのについては,金属中の電流
物質と電気抵抗
が自由電子の流れによることも扱う
物質によって抵抗率が異なることを理解すること。
こと。また,半導体や絶縁体がある
電気の利用
ことにも触れること。については,
交流の発生,送電及び利用について,基本的な仕組みを理解
交流の直流への変換や電磁波の利用
にも触れること。
すること。
エ
エのについては,電気エネルギ
エネルギーとその利用
オ
エネルギーとその利用
ーへの変換を中心に扱うこと。
「原
人類が利用可能な水力,化石燃料,原子力,太陽光などを源
子力」については,関連して放射線
とするエネルギーの特性や利用などについて,物理学的な視点
及び原子力の利用とその安全性の問
から理解すること。
題にも触れること。
オのについては,日常生活や社
物理学が拓く世界
物理学が拓く世界
会で利用されている科学技術の具体
「物理基礎」で学んだ事柄が,日常生活やそれを支えている科
的事例を取り上げること。
学技術と結び付いていることを理解すること。
カ
様々な物理現象とエネルギーの利用に関する探究活動
様々な物理現象とエネルギーの利用に関する探究活動を行い,
学習内容の理解を深めるとともに,物理学的に探究する能力を
高めること。
8
物理
4 単位
新課程と現行課程の項目比較
新課程「物理」( 4 単位)
現行課程「物理Ⅱ」( 3 単位)
⑴
様々な運動
ア 平面内の運動と剛体のつり合い
曲線運動の速度と加速度
斜方投射
剛体のつり合い
「物理Ⅰ」
イ 運動量
運動量と力積
運動量の保存
はね返り係数
ウ 円運動と単振動
円運動
単振動
エ 万有引力
惑星の運動
万有引力
オ 気体分子の運動
気体分子の運動と圧力
気体の内部エネルギー
気体の状態変化
侃 カ 様々な運動に関する探究活動
⑴
力と運動
物体の運動
平面上の運動
運動量と力積
イ 円運動と万有引力
円運動と単振動
万有引力による運動
ア
⑵ 波
「物理Ⅰ」
ア 波の伝わり方
波の伝わり方とその表し方
波の干渉と回折
イ 音
音の干渉と回折
音のドップラー効果
ウ 光
光の伝わり方
光の回折と干渉
侃 エ 波に関する探究活動
⑵
電気と磁気
電界と磁界
電荷と電界
電流による磁界
イ 電磁誘導と電磁波
電磁誘導
電磁波
ア
⑶ 電気と磁気
ア 電気と電流
電荷と電界
電界と電位
コンデンサー
電気回路
一部「物理Ⅰ」
イ 電流と磁界
電流による磁界
電流が磁界から受ける力
電磁誘導
電磁波の性質とその利用
侃 ウ 電気と磁気に関する探究活動
⑶
物質と原子
原子,分子の運動
物質の三態
分子の運動と圧力
イ 原子,電子と物質の性質
原子と電子
× 固体の性質と電子
ア
⑷
⑷
原子
電子と光
電子
粒子性と波動性
イ 原子と原子核
原子とスペクトル
原子核
素粒子
侃 ウ 物理学が築く未来
物理学が築く未来
侃 エ 原子に関する探究活動
ア
× ⑸
侃は新課程で増補された項目
原子と原子核
原子の構造
粒子性と波動性
量子論と原子の構造
イ 原子核と素粒子
原子核
素粒子と宇宙
ア
課題研究
特定の物理的事象に関する研究
物理学を発展させた実験に関する研究
ア
イ
×は新課程で削除された項目
9
高等学校学習指導要領
目
標
物理的な事物・現象に対する探究心を高め,目的意識をもって観察,実験などを行い,物理学的に探究
する能力と態度を育てるとともに,物理学の基本的な概念や原理・法則の理解を深め,科学的な自然観
を育成する。
内 容
内容の取扱い
⑴
内容の構成及びその取扱いに当
たっては,次の事項に配慮するも
のとする。
ア
「物理基礎」との関連を考慮
しながら,物理学の基本的な概
念の形成を図るとともに,物理
学的に探究する方法の習得を通
して,科学的な思考力,判断力
及び表現力を育成すること。
イ
「探究活動」においては,「物
理基礎」の 3 の⑴のイと同様に
⑴
取り扱うこと。
様々な運動
運動とエネルギーについての基礎的な見方や考え方に基づき,物体の
⑵
内容の範囲や程度については,
運動を観察,実験などを通して探究し,力と運動に関する概念や原理・
次の事項に配慮するものとする。
法則を系統的に理解させ,それらを活用できるようにする。
ア
ア
物体の平面内の運動を表す変位,
平面内の運動と剛体のつり合い
イ
曲線運動の速度と加速度
速度及び加速度はベクトルで表
平面内を運動する物体の運動について理解すること。
されることを扱うこと。につ
斜方投射
いては,物体の水平投射や斜方
斜方投射された物体の運動を理解すること。
投射における速度,加速度,重
剛体のつり合い
力の働きなどを扱うこと。また,
大きさのある物体のつり合いを理解すること。
空気の抵抗がある場合の落下運
動にも触れること。について
運動量
運動量と力積
は,力のモーメントのつり合い
運動量と力積の関係について理解すること。
を扱うこと。また,物体の重心
運動量の保存
にも触れること。
物体の衝突や分裂における運動量の保存を理解すること。
ウ
力積がベクトルで表されること,
衝突におけるはね返りについて理解すること。
運動量の変化が力積に等しいこ
とを扱うこと。については,
円運動
物体の衝突の際の力学的エネル
円運動をする物体の様子を表す方法やその物体に働く力などにつ
ギーの減少も扱うこと。
ウのについては,等速円運
いて理解すること。
エ
イのについては,運動量と
はね返り係数
円運動と単振動
内容の⑴のアのについては,
単振動
動の速度,周期,角速度,向心
単振動をする物体の様子を表す方法やその物体に働く力などにつ
加速度及び向心力を扱うこと。
いて理解すること。
また,遠心力にも触れること。
万有引力
については,単振動をする物
10
惑星の運動
体の変位,速度,加速度及び復
惑星の運動に関する法則を理解すること。
元力を扱うこと。
「単振動」に
万有引力
ついては,ばね振り子と単振り
万有引力の法則及び万有引力による物体の運動について理解する
子を扱うこと。
こと。
オ
エのについては,ケプラー
気体分子の運動
の法則を扱うこと。について
気体分子の運動と圧力
は,万有引力の位置エネルギー
気体分子の運動と圧力の関係について理解すること。
も扱うこと。
気体の内部エネルギー
オのについては,理想気体
気体の内部エネルギーについて,気体の分子運動と関連付けて理
の状態方程式,気体分子の速さ,
解すること。
平均の運動エネルギーなどを扱
気体の状態変化
うこと。については,理想気
気体の状態変化における熱,仕事及び内部エネルギーの関係を理
体を扱うこと。については,
熱力学第一法則を扱うこと。
解すること。
カ
様々な運動に関する探究活動
様々な運動に関する探究活動を行い,学習内容の理解を深めるとと
もに,物理学的に探究する能力を高めること。
⑵
イ
波
水面波,音,光などの波動現象を観察,実験などを通して探究し,共
内容の⑵のアのについては,
ホイヘンスの原理,水面波の反
通する基本的な概念や法則を系統的に理解させるとともに,それらを日
射・屈折及び波の式を扱うこと。
常生活や社会と関連付けて考察できるようにする。
については,水面波を扱うこ
ア
と。
波の伝わり方
波の伝わり方とその表し方
波の伝わり方とその表し方について理解すること。
波の干渉と回折
波の干渉と回折について理解すること。
イ
音
イのについては,観測者と
音の干渉と回折
音源が同一直線上を動く場合を
音の干渉と回折について理解すること。
扱うこと。
音のドップラー効果
音のドップラー効果について理解すること。
ウ
ウのについては,光の速さ,
光
エ
波長,反射,屈折,分散,偏光
光の伝わり方
などを扱い,鏡やレンズの幾何
光の伝わり方について理解すること。
光学的な性質については,基本
光の回折と干渉
的な扱いとすること。また,光
光の回折と干渉について理解すること。
は横波であることや光のスペク
波に関する探究活動
トルにも触れること。につい
波に関する探究活動を行い,学習内容の理解を深めるとともに,物
ては,ヤングの実験,回折格子
及び薄膜の干渉を扱うこと。
理学的に探究する能力を高めること。
⑶
電気と磁気
ウ
内容の⑶のアのについては,
電気や磁気に関する現象を観察,実験などを通して探究し,電気と磁
静電誘導も扱うこと。につい
気に関する基本的な概念や原理・法則を系統的に理解させるとともに,
ては,コンデンサーの接続にも
それらを日常生活や社会と関連付けて考察できるようにする。
触れること。については,抵
ア
抗率の温度変化,内部抵抗も扱
電気と電流
11
電荷と電界
うこと。また,半導体にも触れ
電荷が相互に及ぼし合う力や電界の表し方を理解すること。
ること。
電界と電位
電界と電位の関係を理解すること。
コンデンサー
コンデンサーの性質を理解すること。
電気回路
電気回路について理解すること。
イ
電流と磁界
イのについては,直線電流
と円電流がつくる磁界を中心に
電流がつくる磁界の様子を理解すること。
扱うこと。については,ロー
電流が磁界から受ける力
レンツ力にも触れること。に
電流が磁界から受ける力について理解すること。
ついては,電磁誘導の法則を中
電磁誘導
心に扱い,自己誘導,相互誘導
電磁誘導と交流について,現象や法則を理解すること。
及び交流の発生も扱うこと。ま
電磁波の性質とその利用
た,交流回路の基本的な性質に
電磁波について,性質とその利用を理解すること。
も触れること。については,
電流による磁界
電気と磁気に関する探究活動
電気振動や電磁波の発生にも触
電気や磁気に関する探究活動を行い,学習内容の理解を深めるとと
れること。
ウ
もに,物理学的に探究する能力を高めること。
⑷
エ
原子
電子,原子及び原子核に関する現象を観察,実験などを通して探究し,
内容の⑷のアのについては,
電子に関する歴史的な実験にも
原子についての基本的な概念や原理・法則を理解させる。
触れること。については,光
ア
電効果,電子線回折などを扱い,
電子と光
電子
X線にも触れること。
電子の電荷と質量について理解すること。
粒子性と波動性
電子や光の粒子性と波動性について理解すること。
イ
原子と原子核
イのについては,水素原子
原子とスペクトル
の構造を中心にスペクトルと関
原子の構造及びスペクトルと電子のエネルギー準位の関係につい
連させて扱うこと。について
て理解すること。
は,質量とエネルギーの等価性
原子核
にも触れること。
原子核の構成,原子核の崩壊及び核反応について理解すること。
素粒子
素粒子の存在について知ること。
ウ
物理学が築く未来
ウのについては,物理学の
物理学が築く未来
発展と科学技術の進展に対する
物理学の成果が様々な分野で利用され,未来を築く新しい科学技
興味を喚起するような成果を取
り上げること。
術の基盤となっていることを理解すること。
エ
原子に関する探究活動
原子に関する探究活動を行い,学習内容の理解を深めるとともに,
物理学的に探究する能力を高めること。
12
化学基礎
2 単位
新課程と現行課程の項目比較
新課程「化学基礎」( 2 単位)
⑴
現行課程「化学Ⅰ」( 3 単位)
化学と人間生活
⑴
ア 化学と人間生活とのかかわり
物質の構成
ア
物質と人間生活
人間生活の中の化学
化学とその役割
化学とその役割
物質の探究
イ 物質の探究
単体・化合物・混合物
熱運動と物質の三態
ウ
イ
原子,分子,イオン
物質量
「化学Ⅱ」
化学と人間生活に関する探究活動
ウ
⑵ 物質の構成
ア
物質の構成粒子
⑵
物質の構成に関する探究活動
物質の構成粒子
物質の種類と性質
ア
無機物質
原子の構造
単体
電子配置と周期表
化合物
イ
物質と化学結合
「化学Ⅱ」
イ
有機化合物
イオンとイオン結合
炭化水素
金属と金属結合
官能基を含む化合物
分子と共有結合
ウ
物質の種類と性質に関する探究活動
ウ 物質の構成に関する探究活動
⑶
⑶
物質の変化
物質の変化
ア
ア 物質量と化学反応式
化学反応
反応熱
物質量
酸・塩基,中和
化学反応式
酸化と還元
イ 化学反応
イ
酸・塩基と中和
酸化と還元
ウ 物質の変化に関する探究活動
13
物質の変化に関する探究活動
高等学校学習指導要領
目
標
日常生活や社会との関連を図りながら物質とその変化への関心を高め,目的意識をもって観察,実験な
どを行い,化学的に探究する能力と態度を育てるとともに,化学の基本的な概念や原理・法則を理解さ
せ,科学的な見方や考え方を養う。
内 容
内容の取扱い
⑴
内容の構成及びその取扱いに当たっては,
次の事項に配慮するものとする。
ア
中学校理科との関連を考慮しながら,化
学の基本的な概念の形成を図るとともに,
化学的に探究する方法の習得を通して,科
学的な思考力,判断力及び表現力を育成す
ること。
イ
「探究活動」においては,各項目の学習活
動と関連させながら観察,実験を行い,報
化学と人間生活
告書を作成させたり発表を行う機会を設け
化学と人間生活とのかかわりについて関心を高め,化学が
たりすること。また,その特質に応じて,
物質を対象とする科学であることや化学が人間生活に果たし
情報の収集,仮説の設定,実験の計画,実
ている役割を理解させるとともに,観察,実験などを通して
験による検証,実験データの分析・解釈な
物質を探究する方法の基礎を身に付けさせる。
どの探究の方法を習得させるようにするこ
ア
と。その際,コンピュータや情報通信ネッ
⑴
化学と人間生活とのかかわり
人間生活の中の化学
トワークなどの適切な活用を図ること。
日常生活や社会を支える物質の利用とその製造の例を
ウ
通して,化学に対する興味・関心を高めること。
内容の⑴のアについては,この科目の導
化学とその役割
心を高めるよう展開すること。
日常生活や社会において物質が適切に使用されている
イ
内容の範囲や程度については,次の事項に
配慮するものとする。
物質の探究
ア
内容の⑴のアのについては,代表的な
単体・化合物・混合物
金属やプラスチックを扱うこと。その際,
物質の分離・精製や元素の確認などの実験を通して,
再利用にも触れること。については,洗
単体,化合物及び混合物について理解するとともに,実
剤や食品添加物など身近な例を扱うこと。
験における基本操作と物質を探究する方法を身に付ける
その際,物質の性質や使用する量が有効性
こと。
と危険性に関連していることにも触れるこ
熱運動と物質の三態
と。
粒子の熱運動と温度及び物質の三態変化との関係につ
⑵
⑵
例を通して,化学が果たしている役割を理解すること。
ウ
入として位置付け,化学に対する興味・関
イのの「物質の分離・精製」について
いて理解すること。
は,ろ過,蒸留,抽出,再結晶及びクロマ
化学と人間生活に関する探究活動
トグラフィーを扱うこと。
「元素の確認」
化学と人間生活に関する探究活動を行い,学習内容の理
については,炎色反応や沈殿反応を扱うこ
解を深めるとともに,化学的に探究する能力を高めること。
と。については,物理変化と化学変化の
物質の構成
違いにも触れること。
「粒子の熱運動」に
原子の構造及び電子配置と周期律との関係を理解させる。
ついては,気体分子のエネルギー分布と絶
また,物質の性質について観察,実験などを通して探究し,
化学結合と物質の性質との関係を理解させ,物質について微
14
対温度にも触れること。
イ 内容の⑵のアのについては,原子番号,
視的な見方ができるようにする。
質量数及び同位体を扱うこと。その際,放
ア
物質の構成粒子
射性同位体とその利用にも触れること。
原子の構造
の「電子配置」については,代表的な典型
原子の構造及び陽子,中性子,電子の性質を理解する
元素を扱うこと。
「周期律」については,イ
こと。
オン化エネルギーの変化にも触れること。
電子配置と周期表
元素の周期律及び原子の電子配置と周期表の族や周期
との関係について理解すること。
イ
物質と化学結合
イのについては,多原子イオンも扱う
イオンとイオン結合
こと。
「イオン結合でできた物質」につい
イオンの生成を電子配置と関連付けて理解すること。
ては,代表的なものを扱い,その用途にも
また,イオン結合及びイオン結合でできた物質の性質を
触れること。については,代表的な金属
理解すること。
を扱い,その用途にも触れること。につ
金属と金属結合
いては,代表的な無機物質及び有機化合物
金属結合及び金属の性質を理解すること。
を扱い,それらの用途にも触れること。ま
分子と共有結合
た,分子の極性や配位結合にも触れるとと
共有結合を電子配置と関連付けて理解すること。また,
もに,共有結合の結晶及びプラスチックな
分子からなる物質の性質を理解すること。
ウ
どの高分子化合物の構造にも触れること。
物質の構成に関する探究活動
物質の構成に関する探究活動を行い,学習内容の理解を
深めるとともに,化学的に探究する能力を高めること。
⑶
物質の変化
ウ
化学反応の量的関係,酸と塩基の反応及び酸化還元反応に
内容の⑶のアのについては,モル質量
や溶液のモル濃度も扱うこと。
ついて観察,実験などを通して探究し,化学反応に関する基
本的な概念や法則を理解させるとともに,それらを日常生活
や社会と関連付けて考察できるようにする。
ア
物質量と化学反応式
物質量
物質量と粒子数,質量,気体の体積との関係について
理解すること。
化学反応式
化学反応式は化学反応に関与する物質とその量的関係
を表すことを理解すること。
イ
イのについては,酸,塩基の強弱と電
化学反応
酸・塩基と中和
離度の大小との関係も扱うこと。
「酸と塩
酸と塩基の性質及び中和反応に関与する物質の量的関
基」については,水素イオン濃度と pH と
の関係にも触れること。
「中和反応」につ
係を理解すること。
酸化と還元
いては,生成する塩の性質にも触れること。
酸化と還元が電子の授受によることを理解すること。
については,代表的な酸化剤,還元剤を
また,酸化還元反応と日常生活や社会とのかかわりにつ
いて理解すること。
ウ
物質の変化に関する探究活動
物質の変化に関する探究活動を行い,学習内容の理解を
深めるとともに,化学的に探究する能力を高めること。
15
扱うこと。
化学
4 単位
新課程と現行課程の項目比較
新課程「化学」( 4 単位)
現行課程「化学Ⅱ」( 3 単位)
⑴
物質の状態と平衡
物質の状態とその変化
状態変化
気体の性質
固体の構造
イ 溶液と平衡
溶解平衡
溶液とその性質
侃 ウ 物質の状態と平衡に関する探究活動
⑴
物質の構造と化学平衡
物質の構造
化学結合
気体の法則
液体と固体
イ 化学平衡
反応速度
化学平衡
ア
ア
⑵
生活と物質
食品と衣料の化学
食品
衣料
イ 材料の化学
プラスチック
金属,セラミックス
⑵
物質の変化と平衡
ア 化学反応とエネルギー
ア
「化学Ⅰ」
化学反応と熱・光
電気分解
電池
イ 化学反応と化学平衡
反応速度
化学平衡とその移動
電離平衡
侃 ウ 物質の変化と平衡に関する探究活動
⑶
⑶
生命と物質
生命の化学
生命体を構成する物質
生命を維持する化学反応
イ 薬品の化学
医薬品
肥料
ア
無機物質の性質と利用
「化学Ⅰ」
無機物質
典型元素
遷移元素
イ 無機物質と人間生活
無機物質と人間生活
侃 ウ 無機物質の性質と利用に関する探究活動
ア
⑷
× ⑷
課題研究
特定の化学的事象に関する研究
ア
イ
有機化合物の性質と利用
「化学Ⅰ」
有機化合物
炭化水素
官能基をもつ化合物
芳香族化合物
イ 有機化合物と人間生活
有機化合物と人間生活
侃 ウ 有機化合物の性質と利用に関する探究活動
化学を発展させた実験に関する研究
ア
⑸
高分子化合物の性質と利用
高分子化合物
合成高分子化合物
天然高分子化合物
イ 高分子化合物と人間生活
高分子化合物と人間生活
侃 ウ 高分子化合物の性質と利用に関する探究活動
ア
侃は新課程で増補された項目
×は新課程で削除された項目
16
高等学校学習指導要領
目
標
化学的な事物・現象に対する探究心を高め,目的意識をもって観察,実験などを行い,化学的に探究す
る能力と態度を育てるとともに,化学の基本的な概念や原理・法則の理解を深め,科学的な自然観を育
成する。
内 容
内容の取扱い
⑴
内容の構成及びその取扱いに当
たっては,次の事項に配慮するも
のとする。
ア
「化学基礎」との関連を考慮
しながら,化学の基本的な概念
の形成を図るとともに,化学的
に探究する方法の習得を通して,
科学的な思考力,判断力及び表
現力を育成すること。
イ
「探究活動」においては,「化
学基礎」の 3 の⑴のイと同様に
取り扱うこと。
⑴
⑵
物質の状態と平衡
気体,液体,固体の性質を観察,実験などを通して探究し,物質の状
態変化,状態間の平衡,溶解平衡及び溶液の性質について理解させると
ともに,それらを日常生活や社会と関連付けて考察できるようにする。
ア
物質の状態とその変化
次の事項に配慮するものとする。
ア
内容の⑴のアのについては,
融解熱や蒸発熱を扱うこと。
「状態間の平衡」については,気
状態変化
液平衡や蒸気圧を扱うこと。
物質の沸点,融点を分子間力や化学結合と関連付けて理解するこ
については,ボイル・シャルル
と。また,状態変化に伴うエネルギーの出入り及び状態間の平衡と
の法則や理想気体の状態方程式
温度や圧力との関係について理解すること。
を扱うこと。その際,分子量測
イ
内容の範囲や程度については,
気体の性質
定にも触れること。また,混合
気体の体積と圧力や温度との関係を理解すること。
気体,分圧の法則及び実在気体
固体の構造
も扱うこと。の「結晶の構造」
結晶格子の概念及び結晶の構造を理解すること。
については,体心立方格子,面
心立方格子及び六方最密構造を
溶液と平衡
溶解平衡
扱うこと。また,アモルファス
溶解の仕組みを理解すること。また,溶解度を溶解平衡と関連付
にも触れること。
イのについては,固体及び
けて理解すること。
ウ
溶液とその性質
気体の溶解度を扱うこと。に
身近な現象を通して溶媒と溶液の性質の違いを理解すること。
ついては,蒸気圧降下,沸点上
物質の状態と平衡に関する探究活動
昇,凝固点降下及び浸透圧を扱
物質の状態と平衡に関する探究活動を行い,学習内容の理解を深め
うこと。また,コロイド溶液も
扱うこと。
るとともに,化学的に探究する能力を高めること。
⑵
イ
物質の変化と平衡
内容の⑵のアのについては,
化学反応に伴うエネルギーの出入り,反応速度及び化学平衡を観察,
熱化学方程式やヘスの法則を扱
実験などを通して探究し,化学反応に関する概念や法則を理解させると
うこと。また,結合エネルギー
17
ともに,それらを日常生活や社会と関連付けて考察できるようにする。
にも触れること。については,
ア
化学反応とエネルギー
水溶液の電気分解を中心に扱う
化学反応と熱・光
こと。については,水の電気
化学反応における熱及び光の発生や吸収は,反応の前後における
分解の逆反応を用いた電池を扱
物質のもつ化学エネルギーの差から生じることを理解すること。
うこと。また,ダニエル電池や
電気分解
代表的な実用電池の反応にも触
外部から加えた電気エネルギーによって,電極で酸化還元反応が
れること。
起こることを理解すること。また,その反応に関与した物質の変化
量と電気量との関係を理解すること。
電池
電池は,酸化還元反応によって電気エネルギーを取り出す仕組み
であることを理解すること。
イ
イのについては,簡単な反
化学反応と化学平衡
反応速度
応を扱うこと。
「要因」につい
反応速度の表し方及び反応速度に影響を与える要因を理解するこ
ては,濃度,温度及び触媒の有
無を扱うこと。の「化学平衡
と。
化学平衡とその移動
の移動」については,ルシャト
可逆反応,化学平衡及び化学平衡の移動を理解すること。
リエの原理を中心に扱うこと。
電離平衡
については,塩の加水分解や
水のイオン積,pH 及び弱酸や弱塩基の電離平衡について理解す
緩衝液にも触れること。
ること。
ウ
物質の変化と平衡に関する探究活動
物質の変化と平衡に関する探究活動を行い,学習内容の理解を深め
るとともに,化学的に探究する能力を高めること。
⑶
無機物質の性質と利用
ウ
無機物質の性質や反応を観察,実験などを通して探究し,元素の性質
内容の⑶のアのについては,
各族の代表的な元素の単体と化
が周期表に基づいて整理できることを理解させるとともに,それらを日
合物を扱うこと。については,
常生活や社会と関連付けて考察できるようにする。
クロム,マンガン,鉄,銅,銀
ア
及びそれらの化合物を扱うこと。
無機物質
典型元素
典型元素の単体と化合物の性質や反応を周期表と関連付けて理解
すること。
遷移元素
遷移元素の単体と化合物の性質や反応について理解すること。
イ
無機物質と人間生活
イのについては,アで取り
無機物質と人間生活
上げた物質のほか,人間生活に
無機物質が,その特徴を生かして人間生活の中で利用されている
利用されている代表的な金属,
ことを理解すること。
ウ
セラミックスなどを扱うこと。
無機物質の性質と利用に関する探究活動
無機物質の性質と利用に関する探究活動を行い,学習内容の理解を
深めるとともに,化学的に探究する能力を高めること。
⑷
エ
有機化合物の性質と利用
内容の⑷のアのについては,
有機化合物の性質や反応を観察,実験などを通して探究し,有機化合
アルコール,エーテル,カルボ
物の分類と特徴を理解させるとともに,それらを日常生活や社会と関連
ニル化合物,カルボン酸,エス
18
付けて考察できるようにする。
テルなどを取り上げ,それらの
ア
有機化合物
性質は炭素骨格及び官能基によ
炭化水素
り特徴付けられることを扱うこ
脂肪族炭化水素の性質や反応を構造と関連付けて理解すること。
と。また,光学異性体にも触れ
官能基をもつ化合物
ること。については,芳香族
官能基をもつ脂肪族化合物の性質や反応について理解すること。
炭化水素,フェノール類,芳香
芳香族化合物
族カルボン酸,芳香族アミンな
芳香族化合物の構造,性質及び反応について理解すること。
どを扱うこと。
イ
有機化合物と人間生活
イのについては,アで取り
有機化合物と人間生活
上げた物質のほか,単糖類,二
有機化合物が,その特徴を生かして人間生活の中で利用されてい
糖類,アミノ酸などを扱うこと。
ることを理解すること。
また,代表的な医薬品,染料,
有機化合物の性質と利用に関する探究活動
洗剤などの主な成分にも触れる
有機化合物の性質と利用に関する探究活動を行い,学習内容の理解
こと。
ウ
を深めるとともに,化学的に探究する能力を高めること。
⑸
オ
高分子化合物の性質と利用
内容の⑸のアのについては,
高分子化合物の性質や反応を観察,実験などを通して探究し,合成高
代表的な合成繊維及びプラスチ
分子化合物と天然高分子化合物の特徴を理解させるとともに,それらを
ックを扱うこと。その際,合成
日常生活や社会と関連付けて考察できるようにする。
高分子化合物の開発の歴史にも
ア
触れること。については,繊
高分子化合物
イ
合成高分子化合物
維や食物を構成している代表的
合成高分子化合物の構造,性質及び合成について理解すること。
な天然高分子化合物を扱うこと。
天然高分子化合物
また,核酸の構造にも触れるこ
天然高分子化合物の構造や性質について理解すること。
と。
イのについては,高分子化
高分子化合物と人間生活
高分子化合物と人間生活
合物の用途を中心に扱うこと。
高分子化合物が,その特徴を生かして人間生活の中で利用されて
その際,資源の再利用にも触れ
ること。
いることを理解すること。
ウ
高分子化合物の性質と利用に関する探究活動
高分子化合物の性質と利用に関する探究活動を行い,学習内容の理
解を深めるとともに,化学的に探究する能力を高めること。
19
生物基礎
2 単位
新課程と現行課程の項目比較
新課程「生物基礎」( 2 単位)
⑴
現行課程「生物Ⅰ」( 3 単位)
生物と遺伝子
ア
⑴
生物の特徴
生命の連続性
ア
細胞
侃 生物の共通性と多様性
細胞の機能と構造
侃 細胞とエネルギー
細胞の増殖と生物体の構造
イ
遺伝子とその働き
イ
生殖と発生
遺伝情報と DNA
生殖細胞の形成と受精
発生とその仕組み
遺伝情報の分配
遺伝情報とタンパク質の合成
ウ
ウ
⑵
生物と遺伝子に関する探究活動
遺伝
生物の体内環境の維持
ア
遺伝の法則
遺伝子と染色体
エ
生命の連続性に関する探究活動
生物の体内環境
体内環境
⑵
体内環境の維持の仕組み
環境と生物の反応
ア
免疫
環境と動物の反応
イ
体液とその恒常性
刺激の受容と反応
生物の体内環境の維持に関する探究活動
イ
⑶
生物の多様性と生態系
環境と植物の反応
ア
植物の生活と環境
植物の反応と調節
植生の多様性と分布
ウ
植生と遷移
環境と生物の反応に関する探究活動
侃 気候とバイオーム
イ
生態系とその保全
現行課程「生物Ⅱ」( 3 単位)
生態系と物質循環
⑴
生態系のバランスと保全
ウ
生物現象と物質
ア
生物の多様性と生態系に関する探究活動
タンパク質と生物体の機能
生物体内の化学反応と酵素
同化と異化
イ
遺伝情報とその発現
⑶
生物の集団
イ
侃は新課程で増補された項目
20
遺伝情報とタンパク質の合成
生物群集と生態系
生物群集の維持と変化
生態系とその平衡
高等学校学習指導要領
目
標
日常生活や社会との関連を図りながら生物や生物現象への関心を高め,目的意識をもって観察,実験な
どを行い,生物学的に探究する能力と態度を育てるとともに,生物学の基本的な概念や原理・法則を理
解させ,科学的な見方や考え方を養う。
内 容
内容の取扱い
⑴
内容の構成及びその取扱いに当
たっては,次の事項に配慮するも
のとする。
ア
中学校理科との関連を考慮し
ながら,生物学の基本的な概念
の形成を図るとともに,生物学
的に探究する方法の習得を通し
て,科学的な思考力,判断力及
び表現力を育成すること。
イ
「探究活動」においては,各項
目の学習活動と関連させながら
観察,実験を行い,報告書を作
成させたり発表を行う機会を設
けたりすること。また,その特
質に応じて,問題を見いだすた
めの観察,仮説の設定,実験の
計画,実験による検証,調査,
実験データの分析・解釈などの
探究の方法を習得させること。
その際,コンピュータや情報通
信ネットワークなどの適切な活
用を図ること。
⑴
ウ
生物と遺伝子
内容の⑴のアのについては,
この科目の導入として位置付け,
生物と遺伝子について観察,実験などを通して探究し,細胞の働き及
び DNA の構造と機能の概要を理解させ,生物についての共通性と多様
以後の学習においても,生物に
性の視点を身に付けさせる。
ついての共通性と多様性の視点
ア
を意識させるよう展開すること。
生物の特徴
⑵
生物の共通性と多様性
生物は多様でありながら共通性をもっていることを理解すること。
次の事項に配慮するものとする。
細胞とエネルギー
ア
生命活動に必要なエネルギーと代謝について理解すること。
イ
遺伝子とその働き
内容の範囲や程度については,
内容の⑴のアのについては,
生物が共通性を保ちながら進化
し多様化してきたこと,その共
遺伝情報と DNA
通性は起源の共有に由来するこ
遺伝情報を担う物質としての DNA の特徴について理解すること。
とを扱うこと。その際,原核生
遺伝情報の分配
物と真核生物の観察を行うこと。
DNA が複製され分配されることにより,遺伝情報が伝えられる
については,呼吸と光合成の
概要を扱うこと。その際,酵素
ことを理解すること。
21
遺伝情報とタンパク質の合成
の触媒作用や ATP の役割,ミ
DNA の情報に基づいてタンパク質が合成されることを理解する
トコンドリアと葉緑体の起源に
こと。
ウ
も触れること。
生物と遺伝子に関する探究活動
イのについては,DNA の
生物と遺伝子に関する探究活動を行い,学習内容の理解を深めると
二重らせん構造と塩基の相補性
ともに,生物学的に探究する能力を高めること。
を扱うこと。また,遺伝子とゲ
生物の体内環境の維持
ノムとの関係に触れること。
生物の体内環境の維持について観察,実験などを通して探究し,生物
については,細胞周期と関連付
には体内環境を維持する仕組みがあることを理解させ,体内環境の維持
けて扱うこと。については,
と健康との関係について認識させる。
転写と翻訳の概要を扱うこと。
ア
その際,タンパク質の生命現象
⑵
生物の体内環境
体内環境
における重要性にも触れること。
体内環境が保たれていることを理解すること。
また,すべての遺伝子が常に発
体内環境の維持の仕組み
現しているわけではないことに
体内環境の維持に自律神経とホルモンがかかわっていることを理
も触れること。
イ
解すること。
イ
内容の⑵のアのについては,
免疫
体液の成分とその濃度調節を扱
免疫とそれにかかわる細胞の働きについて理解すること。
うこと。また,血液凝固にも触
生物の体内環境の維持に関する探究活動
れること。については,血糖
生物の体内環境の維持に関する探究活動を行い,学習内容の理解を
濃度の調節機構を取り上げるこ
と。その際,身近な疾患の例に
生物の多様性と生態系
も触れること。については,
生物の多様性と生態系について観察,実験などを通して探究し,生態
身近な疾患の例にも触れること。
⑶
深めるとともに,生物学的に探究する能力を高めること。
系の成り立ちを理解させ,その保全の重要性について認識させる。
ア
植生の成り立ちには光や土壌な
植生の多様性と分布
植生と遷移
どが関係することを扱うこと。
陸上には様々な植生がみられ,植生は長期的に移り変わっていく
また,植物の環境形成作用にも
ことを理解すること。
触れること。については,気
気候とバイオーム
温と降水量に対する適応に関連
気温と降水量の違いによって様々なバイオームが成立しているこ
付けて扱うこと。また,日本の
バイオームも扱うこと。
とを理解すること。
イ
生態系とその保全
イのの物質の「循環」につ
生態系と物質循環
いては,窒素の循環も扱うこと。
生態系では,物質が循環するとともにエネルギーが移動すること
については,人間の活動によ
かく
って生態系が攪乱され,生物の
を理解すること。
生態系のバランスと保全
多様性が損なわれることがある
生態系のバランスについて理解し,生態系の保全の重要性を認識
ことを扱うこと。
すること。
ウ
ウ 内容の⑶のアのについては,
生物の多様性と生態系に関する探究活動
生物の多様性と生態系に関する探究活動を行い,学習内容の理解を
深めるとともに,生物学的に探究する能力を高めること。
22
生物
4 単位
新課程と現行課程の項目比較
新課程「生物」( 4 単位)
現行課程「生物Ⅰ」( 3 単位)
⑴
生命現象と物質
ア 細胞と分子
生体物質と細胞
生命現象とタンパク質
イ 代謝
呼吸
光合成
窒素同化
ウ 遺伝情報の発現
遺伝情報とその発現
遺伝子の発現調節
バイオテクノロジー
侃 エ 生命現象と物質に関する探究活動
⑴
生命の連続性
生殖と発生
生殖細胞の形成と受精
発生とその仕組み
ウ 遺伝
× 遺伝の法則
× 遺伝子と染色体
エ 生命の連続性に関する探究活動
イ
⑵
環境と生物の反応
環境と動物の反応
刺激の受容と反応
イ 環境と植物の反応
植物の生活と環境
植物の反応と調節
ウ 環境と生物の反応に関する探究活動
ア
⑵
生殖と発生
ア 有性生殖
減数分裂と受精
遺伝子と染色体
イ 動物の発生
配偶子形成と受精
初期発生の過程
細胞の分化と形態形成
ウ 植物の発生
配偶子形成と受精,胚発生
植物の器官の分化
侃 エ 生殖と発生に関する探究活動
現行課程「生物Ⅱ」( 3 単位)
⑴
生物現象と物質
タンパク質と生物体の機能
生物体内の化学反応と酵素
同化と異化
タンパク質の機能
イ 遺伝情報とその発現
遺伝情報とタンパク質の合成
形質発現の調節と形態形成
バイオテクノロジー
ア
⑶ 生物の環境応答
ア 動物の反応と行動
刺激の受容と反応
動物の行動
イ 植物の環境応答
植物の環境応答
侃 ウ 生物の環境応答に関する探究活動
⑵
⑷ 生態と環境
ア 個体群と生物群集
個体群
生物群集
イ 生態系
生態系の物質生産
生態系と生物多様性
侃 ウ 生態と環境に関する探究活動
⑶
生物の分類と進化
ア 生物の分類と系統
× 生物の分類
生物の系統
イ 生物の進化
生物界の変遷
進化の仕組み
生物の集団
個体群の構造と維持
個体群の維持と適応
× 物質生産と植物の生活
イ 生物群集と生態系
生物群集の維持と変化
生態系とその平衡
ア
⑸ 生物の進化と系統
ア 生物の進化の仕組み
生命の起源と生物の変遷
進化の仕組み
イ 生物の系統
生物の系統
侃 ウ 生物の進化と系統に関する探究活動
× ⑷
課題研究
特定の生物や生物現象に関する研究
自然環境についての調査
ア
イ
侃は新課程で増補された項目
×は新課程で削除された項目
23
高等学校学習指導要領
目
標
生物や生物現象に対する探究心を高め,目的意識をもって観察,実験などを行い,生物学的に探究する
能力と態度を育てるとともに,生物学の基本的な概念や原理・法則の理解を深め,科学的な自然観を育
成する。
内 容
内容の取扱い
⑴
内容の構成及びその取扱いに当
たっては,次の事項に配慮するも
のとする。
ア
「生物基礎」との関連を考慮
しながら,生物学の基本的な概
念の形成を図るとともに,生物
学的に探究する方法の習得を通
して,科学的な思考力,判断力
及び表現力を育成すること。
イ
「探究活動」においては,「生
物基礎」の 3 の⑴のイと同様に
取り扱うこと。
⑴
⑵
生命現象と物質
生命現象を支える物質の働きについて観察,実験などを通して探究し,
タンパク質や核酸などの物質の働きを理解させ,生命現象を分子レベル
内容の範囲や程度については,
次の事項に配慮するものとする。
ア
内容の⑴については,生命現
でとらえさせる。
象を分子レベルでとらえるため
ア
に必要な最小限の化学の知識に
細胞と分子
生体物質と細胞
も触れること。
細胞の内部構造とそれを構成する物質の特徴を理解すること。
生命現象とタンパク質
生体膜を扱い,細胞骨格にも触
様々なタンパク質が様々な生命現象を支えていることを理解する
れること。については,物質
こと。
輸送,情報伝達などにかかわる
代謝
タンパク質を扱うこと。また,
イ
呼吸
酵素については,その働きとタ
呼吸によって有機物からエネルギーが取り出される仕組みを理解
ンパク質の立体構造との関係を
すること。
扱うこと。
光合成
イのについては,解糖系,
光合成によって光エネルギーを用いて有機物がつくられる仕組み
ウ
窒素同化
については,光化学系,電子
窒素同化について理解すること。
伝達系及びカルビン・べンソン
回路を扱うこと。また,光合成
遺伝情報の発現
クエン酸回路及び電子伝達系を
扱うこと。発酵にも触れること。
を理解すること。
イ 内容の⑴のアのについては,
遺伝情報とその発現
細菌と化学合成細菌にも触れる
DNA の複製の仕組み,遺伝子の発現の仕組み及び遺伝情報の変
こと。については,有機物に
化を理解すること。
アミノ基が導入されてアミノ酸
遺伝子の発現調節
がつくられることにも触れるこ
遺伝子の発現が調節されていること及びその仕組みの概要を理解
と。
24
すること。
エ
ウのの「遺伝子の発現の仕
バイオテクノロジー
組み」については,転写,スプ
遺伝子を扱った技術について,その原理と有用性を理解すること。
ライシング及び翻訳を扱うこと。
生命現象と物質に関する探究活動
「遺伝情報の変化」については,
生命現象と物質に関する探究活動を行い,学習内容の理解を深める
同一種内でのゲノムの多様性に
とともに,生物学的に探究する能力を高めること。
も触れること。については,
転写レベルの調節を扱うこと。
については,制限酵素,ベク
ター及び遺伝子の増幅技術に触
れること。
⑵
ウ
生殖と発生
内容の⑵のアのについては,
性染色体の存在にも触れること。
生物の生殖や発生について観察,実験などを通して探究し,動物と植
物の配偶子形成から形態形成までの仕組みを理解させる。
については,組換えによって
ア
遺伝子の新しい組合せが生じる
有性生殖
ことを扱うこと。
減数分裂と受精
減数分裂による遺伝子の分配と受精により多様な遺伝的な組合せ
が生じることを理解すること。
遺伝子と染色体
遺伝子の連鎖と組換えについて理解すること。
イ
イのについては,胚の前後
動物の発生
ウ
配偶子形成と受精
軸の決定に卵の細胞質における
配偶子形成と受精の過程について理解すること。
不均一性が関与していることを
初期発生の過程
扱うこと。については,形成
卵割から器官分化の始まりまでの過程について理解すること。
体と誘導現象を扱うこと。また,
細胞の分化と形態形成
細胞分化や形態形成にかかわる
細胞の分化と形態形成の仕組みを理解すること。
代表的な遺伝子の働きにも触れ
ること。
植物の発生
ウのについては,被子植物
配偶子形成と受精,胚発生
エ
配偶子形成と受精及び胚発生の過程について理解すること。
を中心に扱うこと。について
植物の器官の分化
は,花の形態形成における遺伝
被子植物の器官の分化の過程について理解すること。
子の働きを扱うこと。
生殖と発生に関する探究活動
生殖と発生に関する探究活動を行い,学習内容の理解を深めるとと
もに,生物学的に探究する能力を高めること。
⑶
エ
生物の環境応答
内容の⑶のアのについては,
環境の変化に生物が反応していることについて観察,実験などを通し
受容器として眼と耳を中心に,
て探究し,生物個体が外界の変化を感知し,それに反応する仕組みを理
効果器として筋肉を中心に取り
解させる。
上げ,刺激の受容から反応まで
ア
の流れを扱うこと。について
動物の反応と行動
刺激の受容と反応
は,神経系の働きに関連付けら
外界の刺激を受容し,神経系を介して,反応する仕組みを理解す
れる動物の行動を扱うこと。
ること。
動物の行動
刺激に対する反応としての動物個体の行動について理解すること。
25
イ
植物の環境応答
イのについては,植物ホル
植物の環境応答
モンと光受容体を扱うこと。
植物が環境変化に反応する仕組みを理解すること。
ウ
生物の環境応答に関する探究活動
生物の環境応答に関する探究活動を行い,学習内容の理解を深め
るとともに,生物学的に探究する能力を高めること。
⑷
生態と環境
オ
内容の⑷のアのについては,
生物の個体群と群集及び生態系について観察,実験などを通して探究
個体群内の相互作用として種内
し,それらの構造や変化の仕組みを理解させ,生態系のバランスや生物
競争と社会性,個体群間の相互
多様性の重要性について認識させる。
作用として捕食と被食,種間競
ア
争及び相利共生を扱うこと。
個体群と生物群集
個体群
については,多様な種が共存す
個体群とその変動について理解すること。
る仕組みを扱うこと。
生物群集
生物群集の成り立ちについて理解すること。
イ
生態系
イのの「物質生産」につい
生態系の物質生産
ては,年間生産量を取り上げ,
生態系における物質生産とエネルギー効率について理解すること。
生産者の現存量と関連付けて扱
生態系と生物多様性
うこと。については,遺伝的
生態系における生物多様性に影響を与える要因を理解し,生物多
多様性,種多様性及び生態系多
様性を扱うこと。また,個体群
生態と環境に関する探究活動
の絶滅を加速する要因も扱うこ
生態と環境に関する探究活動を行い,学習内容の理解を深めるとと
と。
ウ
様性の重要性を認識すること。
もに,生物学的に探究する能力を高めること。
⑸
カ
生物の進化と系統
内容の⑸のアのについては,
生物の進化の過程とその仕組み及び生物の系統について,観察,実験
生物の変遷を地球環境の変化に
などを通して探究し,生物界の多様性と系統を理解させ,進化について
関連付けて扱うこと。につい
の考え方を身に付けさせる。
ては,種分化の過程も扱うこと。
ア
生物の進化の仕組み
生命の起源と生物の変遷
生命の起源と生物進化の道筋について理解すること。
進化の仕組み
生物進化がどのようにして起こるのかを理解すること。
イ
イのについては,ドメイン
生物の系統
ウ
生物の系統
や界・門などの高次の分類群を
生物はその系統に基づいて分類できることを理解すること。
中心に扱うこと。
生物の進化と系統に関する探究活動
生物の進化と系統に関する探究活動を行い,学習内容の理解を深め
るとともに,生物学的に探究する能力を高めること。
26
地学基礎
2 単位
新課程と現行課程の項目比較
新課程「地学基礎」( 2 単位)
⑴
現行課程「地学Ⅰ」( 3 単位)
宇宙における地球
⑴
ア 宇宙の構成
地球の構成
宇宙のすがた
太陽と恒星
ア
「地学Ⅱ」
地球の概観
イ 惑星としての地球
太陽系の中の地球
地球の形状と活動
イ
地球の内部
太陽系の中の地球
地球の内部構造と構成物質
地球の形と大きさ
火山と地震
地球内部の層構造
ウ
ウ 宇宙における地球に関する探究活動
地球の歴史
野外観察と地形・地質
地層の形成と地殻変動
化石と地質時代
⑵ 変動する地球
ア 活動する地球
エ
地球の構成に関する探究活動
「地学Ⅱ」
プレートの運動
火山活動と地震
⑵
イ 移り変わる地球
大気・海洋と宇宙の構成
ア
大気と海洋
地層の形成と地質構造
大気の熱収支と大気の運動
古生物の変遷と地球環境
海水の運動
ウ 大気と海洋
イ
宇宙の構成
地球の熱収支
太陽の形状と活動
大気と海水の運動
恒星の性質と進化
銀河系と宇宙
侃 エ 地球の環境
ウ
地球環境の科学
日本の自然環境
オ 変動する地球に関する探究活動
侃は新課程で増補された項目
27
大気・海洋と宇宙の構成に関する探究活動
高等学校学習指導要領
目
標
日常生活や社会との関連を図りながら地球や地球を取り巻く環境への関心を高め,目的意識をもって観
察,実験などを行い,地学的に探究する能力と態度を育てるとともに,地学の基本的な概念や原理・法
則を理解させ,科学的な見方や考え方を養う。
内 容
内容の取扱い
⑴
内容の構成及びその取扱いに当たって
は,次の事項に配慮するものとする。
ア 中学校理科との関連を考慮しながら,
地学の基本的な概念の形成を図るとと
もに,地学的に探究する方法の習得を
通して,科学的な思考力,判断力及び
表現力を育成すること。
イ 「探究活動」においては,各項目の学
習活動と関連させながら観察,実験な
どを行い,報告書を作成させたり発表
を行う機会を設けたりすること。また,
その特質に応じて,情報の収集,仮説
の設定,実験の計画,野外観察,調査,
データの分析・解釈,推論などの探究
の方法を習得させるようにすること。
その際,コンピュータや情報通信ネッ
トワークなどの適切な活用を図ること。
⑴
⑵
宇宙における地球
宇宙の誕生と地球の形成について観察,実験などを通して探究
宇宙のすがた
やヘリウムがつくられたことにも触れ
宇宙の誕生と銀河の分布について理解すること。
ること。
「銀河の分布」については,大
太陽と恒星
規模構造にも触れること。の「太陽
太陽の表面の現象と太陽のエネルギー源及び恒星としての
の表面の現象」については,スペクト
太陽の進化を理解すること。
ルも扱うこと。また,恒星の進化の過
惑星としての地球
程で元素が生成されることにも触れる
イ
太陽系の中の地球
こと。
太陽系の誕生と生命を生み出す条件を備えた地球の特徴を
い,惑星内部の層構造にも触れること。
地球の形と大きさ
地球の形の特徴と大きさについて理解すること。
イのの「太陽系の誕生」について
は,惑星が形成された過程を中心に扱
理解すること。
ウ
内容の⑴のアのの「宇宙の誕生」
については,ビッグバンを扱い,水素
宇宙の構成
項に配慮するものとする。
ア
し,宇宙と惑星としての地球の特徴を理解させる。
ア
内容の範囲や程度については,次の事
「地球の特徴」については,海が形成さ
地球内部の層構造
れたことを中心に扱うこと。につい
地球内部の層構造とその状態を理解すること。
ては,測定の歴史や方法にも触れるこ
宇宙における地球に関する探究活動
と。については,構成物質にも触れ
宇宙における地球に関する探究活動を行い,その学習内容の
ること。
理解を深めるとともに,地学的に探究する能力を高めること。
28
⑵
変動する地球
イ
変動する地球について観察,実験などを通して探究し,地球が
内容⑵のアのについては,マント
ル内のプルームの存在にも触れること。
プレートの運動や太陽の放射エネルギーによって変動してきたこ
の「火山活動」については,プレー
とを理解させる。また,地球の環境と人間生活とのかかわりにつ
トの発散境界や収束境界における火山
いて考察させる。
活動を扱い,ホットスポットにおける
ア
火山活動にも触れること。また,火成
活動する地球
プレートの運動
岩の観察を行うこと。
「地震の発生の
プレートの分布と運動及びプレート運動に伴う大地形の形
仕組み」については,プレートの収束
成について理解すること。
境界における地震を中心に扱うこと。
火山活動と地震
イのについては,地層や岩石の観
火山活動と地震の発生の仕組みについて理解すること。
イ
移り変わる地球
整合なども扱うこと。また,変成岩と
地層の形成と地質構造
変成作用の関係にも触れること。の
地層が形成される仕組みと地質構造について理解すること。
ウ
察を行い,地質時代が生物の変遷に基
古生物の変遷と地球環境の変化について理解すること。
づいて区分されることを中心に扱うこ
と。また,ヒトの進化にも触れること。
地球の熱収支
「地球環境の変化」については,大気の
大気の構造と地球全体の熱収支について理解すること。
変化と生命活動との相互のかかわりを
大気と海水の運動
中心に扱うこと。
大気の大循環と海水の運動及びそれらによる地球規模の熱
ウのの「大気の構造」については,
の輸送について理解すること。
気圧や気温の鉛直方向の変化を扱い,
地球の環境
大気中で見られる現象にも触れること。
エ
地球環境の科学
オ
「古生物の変遷」については,化石の観
古生物の変遷と地球環境
大気と海洋
察,実験などを行い,褶曲,断層,不
「地球全体の熱収支」については,太陽
地球環境の変化を科学的に考察すること。
放射の受熱量と地球放射の放熱量がつ
日本の自然環境
り合っていることを扱い,温室効果に
日本の自然環境を理解し,その恩恵や災害など自然環境と
も触れること。については,緯度に
人間生活とのかかわりについて考察すること。
より太陽放射の受熱量が異なることか
変動する地球に関する探究活動
ら,大気の大循環や海水の運動が生じ,
変動する地球に関する探究活動を行い,その学習内容の理解
熱が輸送されていることを扱うこと。
を深めるとともに,地学的に探究する能力を高めること。
また,海洋の層構造と深層に及ぶ循環
にも触れること。
エのについては,地球温暖化,オ
ゾン層破壊,エルニーニョ現象などの
現象をデータに基づいて人間生活と関
連させて扱うこと。の「恩恵や災害」
については,日本に見られる季節の気
象現象,地震や火山活動など特徴的な
現象を扱うこと。また,自然災害の予
測や防災にも触れること。
29
地学
4 単位
新課程と現行課程の項目比較
新課程「地学」( 4 単位)
現行課程「地学Ⅱ」( 3 単位)
⑴
地球の概観
地球の形状
地球の形と重力
地球の磁気
イ 地球の内部
「地学Ⅰ」
⑴
地球の探究
プレートの動きと地殻の変化
プレートの動き
大地形の形成
イ 日本列島の変遷
島弧としての日本列島
日本列島の地史
ア
ア
侃 ウ
地球の内部構造
地球内部の状態と物質
地球の概観に関する探究活動
⑵
地球表層の探究
ア 地球の観測
重力と地磁気
気象と海洋の観測
イ 大気と海洋の現象
気象と気候
海洋の現象
⑵
地球の活動と歴史
地球の活動
プレートテクトニクス
地震と地殻変動
火成活動
変成作用と変成岩
イ 地球の歴史
地表の変化
地層の観察
「地学Ⅰ」
ア
⑶
宇宙の探究
天体の観測
天体の放射
天体の様々な観測
イ 宇宙の広がり
天体の距離と質量
ア
地球環境の変遷
日本列島の成り立ち
地球の活動と歴史に関する探究活動
侃 ウ
⑶ 地球の大気と海洋
ア 大気の構造と運動
大気の構造
大気の運動と気象
イ 海洋と海水の運動
海洋の構造
海水の運動
「地学Ⅰ」
侃 ウ
宇宙の構造
× ⑷
課題研究
ア 特定の地学的事象に関する研究
イ 自然環境についての調査
地球の大気と海洋に関する探究活動
⑷ 宇宙の構造
ア 太陽系
地球の自転と公転
太陽系天体とその運動
太陽の活動
イ 恒星と銀河系
「地学Ⅰ」
恒星の性質と進化
銀河系の構造
ウ 銀河と宇宙
様々な銀河
膨張する宇宙
侃 エ 宇宙の構造に関する探究活動
侃は新課程で増補された項目
×は新課程で削除された項目
30
高等学校学習指導要領
目
標
地学的な事物・現象に対する探究心を高め,目的意識をもって観察,実験などを行い,地学的に探究す
る能力と態度を育てるとともに,地学の基本的な概念や原理・法則の理解を深め,科学的な自然観を育
成する。
内 容
内容の取扱い
⑴
内容の構成及びその取扱いに当たって
は,次の事項に配慮するものとする。
ア
「地学基礎」
との関係を考慮しながら,
地学の基本的な概念の形成を図るとと
もに,地学的に探究する方法の習得を
通して,科学的な思考力,判断力及び
表現力を育成すること。
イ
「探究活動」においては,
「地学基礎」
の 3 の⑴のイと同様に取り扱うこと。
⑴
⑵
地球の概観
地球の形状や内部構造を観察,実験などを通して探究し,地球
項に配慮するものとする。
ア
の概観を理解させる。
ア
内容の範囲や程度については,次の事
楕円体や地球表面における重力を扱い,
地球の形状
イ
地球の形と重力
ジオイドや重力異常にも触れること。
地球の形状と重力とのかかわりを理解すること。
については,地磁気の三要素及び磁
地球の磁気
気圏と太陽風との関連を扱うこと。ま
地磁気の特徴とその働きを理解すること。
た,地磁気の原因と古地磁気にも触れ
地球の内部
ること。
地球の内部構造
イのについては,走時曲線を扱い,
地震波の伝わり方に基づいて地球内部の構造を理解するこ
地震波トモグラフィーにも触れること。
と。
内容の⑴のアのについては,地球
については,アイソスタシーも扱う
地球内部の状態と物質
こと。また,放射性同位元素の崩壊な
地球内部の温度,密度,圧力及び構成物質の組成について
ど地球内部の熱源にも触れること。
理解すること。
ウ
地球の概観に関する探究活動
地球の概観に関する探究活動を行い,その学習内容の理解を
深めるとともに,地学的に探究する能力を高めること。
⑵
イ
地球の活動と歴史
地球に見られる様々な事物・現象を観察,実験などを通して探
内容の⑵のアのについては,マン
トル内のプルームも扱うこと。につ
究し,地球の活動と歴史を理解させる。
いては,世界の地震帯の特徴をプレー
ア
ト運動と関連付けて扱うこと。また,
地球の活動
プレートテクトニクス
日本列島付近におけるプレート間地震
プレートテクトニクスとその成立過程を理解すること。
やプレート内地震の特徴も扱うこと。
地震と地殻変動
地殻変動については,活断層と地形と
プレート境界における地震活動の特徴とそれに伴う地殻変
の関係にも触れること。については,
多様な火成岩の成因をマグマの分化と
動などについて理解すること。
関連付けて扱うこと。また,島弧−海
火成活動
31
マグマの発生と分化及び火成岩の形成について理解するこ
と。
イ
溝系における火成活動の特徴をプレー
ト運動と関連付けて触れること。に
変成作用と変成岩
ついては,造山帯の特徴を安定地塊と
変成作用や変成岩の特徴及び造山帯について理解すること。
対比させて扱うこと。
地球の歴史
イのについては,段丘や海底堆積
地表の変化
物も扱うこと。については,地層や
風化,侵食,運搬及び堆積の諸作用による地形の形成につ
化石に基づいて過去の様子を探究する
いて理解すること。
方法を扱うこと。また,地質図の読み
地層の観察
方の概要を扱うこと。については,
地層に関する野外観察や実験などを通して,地質時代にお
放射年代も扱うこと。については,
ける地球環境や地殻変動について理解すること。
日本列島の形成史を地形や地質の特徴
地球環境の変遷
に基づいてプレート運動と関連付けて
大気,海洋,大陸及び古生物などの変遷を基に地球環境の
扱うこと。また,付加体も扱うこと。
移り変わりを総合的に理解すること。
日本列島の成り立ち
島弧としての日本列島の地学的な特徴と形成史を理解する
こと。
ウ
地球の活動と歴史に関する探究活動
地球の活動と歴史に関する探究活動を行い,その学習内容の
理解を深めるとともに,地学的に探究する能力を高めること。
⑶
地球の大気と海洋
ウ
地球の大気と海洋の事物・現象を観察,実験などを通して探究
内容の⑶のアのの大気の「組成」
については,大気中の水分も扱うこと。
し,大気と海洋の構造や運動を理解させる。
大気の「構造」については,各圏の特
ア
徴と大気における熱収支を扱うこと。
大気の構造と運動
大気の構造
の「大循環」による現象については,
大気の組成と構造を理解すること。
偏西風波動と地上の高気圧・低気圧と
大気の運動と気象
の関係も扱うこと。「対流」による現
大循環と対流による現象及び日本や世界の気象の特徴を理
象については,大気の安定・不安定に
も触れること。
「日本や世界の気象の
海洋と海水の運動
特徴」については,人工衛星などから
イ
解すること。
海洋の構造
得られる情報も活用し,大気の大循環
海水の組成と海洋の構造を理解すること。
と関連させて扱うこと。また,気象災
海水の運動
害にも触れること。
内容のイのの「海洋の構造」につ
海水の運動や循環及び海洋と大気の相互作用について理解
ウ
すること。
いては,水温と塩分の分布との関係を
地球の大気と海洋に関する探究活動
中心に扱うこと。の「海水の運動や
地球の大気と海洋に関する探究活動を行い,その学習内容の
循環」については,波浪や潮汐も扱う
理解を深めるとともに,地学的に探究する能力を高めること。
こと。「海洋と大気の相互作用」につ
いては,地球上の水の分布と循環にも
触れること。
⑷
宇宙の構造
エ
宇宙に関する事物・現象を観察,実験などを通して探究し,宇
宙の構造について理解させる。
ア
内容の⑷のアのの「自転」につい
ては,フーコーの振り子を扱うこと。
「公転」については,年周視差と年周光
太陽系
行差を扱うこと。また,時刻と太陽暦
32
地球の自転と公転
にも触れること。の「太陽系天体の
地球の自転と公転の証拠となる現象を理解すること。
特徴」については,観測や探査機によ
太陽系天体とその運動
る研究成果を踏まえて特徴を扱うこと。
太陽系天体の特徴と惑星の運動を理解すること。
イ
太陽の活動
ケプラーの法則とその発見過程を扱う
太陽の活動と内部構造を理解すること。
こと。については,活動周期や地球
恒星と銀河系
への影響も扱うこと。
恒星の性質と進化
ウ
イのの恒星の「性質」については,
恒星の性質と進化について理解すること。
距離,絶対等級,半径,表面温度,ス
銀河系の構造
ペクトル型及び質量を扱うこと。恒星
銀河系の構成天体とその分布について理解すること。
の「進化」については,HR図を扱い,
銀河と宇宙
エ
「惑星の運動」については,視運動及び
質量により恒星の進化の速さ,恒星の
様々な銀河
終末及び生成元素が異なることも扱う
様々な銀河の存在や銀河の後退運動を理解すること。
こと。の「銀河系の構成天体とその
膨張する宇宙
分布」については,恒星の進化と関連
現代の宇宙像の概要を理解すること。
付けて扱うこと。また,銀河系の回転
運動にも触れること。
宇宙の構造に関する探究活動
宇宙の構造に関する探究活動を行い,その学習内容の理解を
深めるとともに,地学的に探究する能力を高めること。
ウのについては,銀河までの距離
の求め方や銀河が形により分類できる
ことも扱うこと。
「銀河の後退運動」
については,ハッブルの法則も扱うこ
と。については,ビッグバンの証拠
や宇宙の年齢も扱うこと。
33
理科課題研究
1 単位
高等学校学習指導要領
目
標
科学に関する課題を設定し,観察,実験などを通して研究を行い,科学的に探究する能力と態度を育て
るとともに,創造性の基礎を培う。
内 容
内容の取扱い
⑴
特定の自然の事物・現象に関する研究
⑴
内容の構成とその取扱いに当たっては,次の事項
⑵
先端科学や学際的領域に関する研究
に配慮するものとする。
⑶
自然環境の調査に基づく研究
ア 生徒の興味・関心,進路希望等に応じて,内容
⑷
科学を発展させた実験に関する研究
の⑴から⑷までの中から,個人又はグループで適
切な課題を設定させること。なお,課題は内容の
⑴から⑷までの 2 項目以上にまたがる課題を設定
することができること。
イ 指導に効果的な場合には,大学や研究機関,博
物館などと積極的に連携,協力を図ること。
ウ 研究の成果について,報告書を作成させ,発表
を行う機会を設けること。
⑵
内容の範囲や程度については,次の事項に配慮す
るものとする。
ア
内容の⑴については,高等学校理科の内容と関
連させて扱うこと。
イ
内容の⑷については,科学の歴史における著名
な実験などを行い,原理・法則の確立の経緯とも
関連付けて扱うこと。
34
各科目にわたる指導計画の作成と内容の取扱い
1
指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
⑴
「物理」
,
「化学」
,
「生物」及び「地学」の各科目については,原則として,それぞれに対応する基礎を付した
科目を履修した後に履修させること。
⑵
「理科課題研究」については,一つ以上の基礎を付した科目を履修した後に履修させること。また,課題の特
性や学校の実態に応じて,授業を特定の期間に実施するなど,指導を効果的に行うこと。
⑶
各科目の指導に当たっては,大学や研究機関,博物館などと積極的に連携,協力を図るようにすること。
⑷
各科目を履修させるに当たっては,当該科目や他の科目の内容及び数学科や家庭科等の内容を踏まえ,相互
の関連を図るとともに,学習の内容の系統性に留意すること。
2
内容の取扱いに当たっては,次の事項に配慮するものとする。
⑴
各科目の指導に当たっては,観察,実験などの結果を分析し解釈して自らの考えを導き出し,それらを表現
するなどの学習活動を充実すること。
⑵
生命を尊重し,自然環境の保全に寄与する態度の育成を図ること。また,環境問題や科学技術の進歩と人間
生活にかかわる内容等については,持続可能な社会をつくることの重要性も踏まえながら,科学的な見地から
取り扱うこと。
⑶
観察,実験,野外観察,調査などの指導に当たっては,関連する法規等に従い,事故防止について十分留意
するとともに,使用薬品などの管理及び廃棄についても適切な措置を講ずること。
⑷
各科目の指導に当たっては,観察,実験の過程での情報の収集・検索,計測・制御,結果の集計・処理など
において,コンピュータや情報通信ネットワークなどを積極的かつ適切に活用すること。
35
高等学校の各学科に共通する教科・科目等及び標準単位数
改
教科
科
訂
目
国語総合
国語表現
現代文A
国 語
現代文B
古典A
古典B
世界史A
世界史B
地 理 日本史A
歴 史 日本史B
地理A
地理B
現代社会
公 民 倫理
政治・経済
数学Ⅰ
数学Ⅱ
数学Ⅲ
数 学 数学A
数学B
数学活用
現
標準
単位数
4
3
2
4
2
4
2
4
2
4
2
4
2
2
2
3
4
5
2
2
2
科学と人間生活
物理基礎
物理
化学基礎
化学
生物基礎
生物
地学基礎
地学
理科課題研究
2
2
4
2
4
2
4
2
4
1
体育
保健
音楽Ⅰ
音楽Ⅱ・音楽Ⅲ
美術Ⅰ
美術Ⅱ・美術Ⅲ
芸 術
工芸Ⅰ
工芸Ⅱ・工芸Ⅲ
書道Ⅰ
書道Ⅱ・書道Ⅲ
コミュニケーション英語基礎
コミュニケーション英語Ⅰ
コミュニケーション英語Ⅱ
外国語 コミュニケーション英語Ⅲ
英語表現Ⅰ
英語表現Ⅱ
英語会話
家庭基礎
家 庭 家庭総合
生活デザイン
社会と情報
情 報 情報の科学
7〜8
2
2
各2
2
各2
2
各2
2
各2
2
3
4
4
2
4
2
2
4
4
2
2
総合的な学習の時間
3〜6
理
科
保
体
健
育
飴
教育図書出版
第一学習社
http://www.daiichi-g.co.jp/
必履修
科目
侃 2 単位まで減可
侃
侃
「現代社会」又は
「倫 理」・ 「政 治 ・
経済」
侃 2 単位まで減可
「科 学 と 人
間生活」を
含む 2 科目
又は
基礎を付し
た科目を 3
科目
東
大
広
侃
侃
侃
侃 2 単位まで減可
侃
侃
侃 2 単位まで減可
行
標準
単位数
2
国語表現Ⅰ
2
国語表現Ⅱ
4
国語総合
国 語
4
現代文
4
古典
2
古典講読
2
世界史A
4
世界史B
2
地 理 日本史A
4
歴 史 日本史B
2
地理A
4
地理B
2
現代社会
2
公 民 倫理
2
政治・経済
2
数学基礎
3
数学Ⅰ
4
数学Ⅱ
3
数 学 数学Ⅲ
2
数学A
2
数学B
2
数学C
理科基礎
2
理科総合A
2
理科総合B
2
物理Ⅰ
3
物理Ⅱ
3
3
理 科 化学Ⅰ
化学Ⅱ
3
生物Ⅰ
3
生物Ⅱ
3
地学Ⅰ
3
地学Ⅱ
3
保 健 体育
7〜8
体 育 保健
2
2
音楽Ⅰ
各2
音楽Ⅱ・音楽Ⅲ
2
美術Ⅰ
各2
美術Ⅱ・美術Ⅲ
芸 術
2
工芸Ⅰ
各2
工芸Ⅱ・工芸Ⅲ
2
書道Ⅰ
各2
書道Ⅱ・書道Ⅲ
オーラル・コミュニケーションⅠ
2
オーラル・コミュニケーションⅡ
4
英語Ⅰ
3
4
外国語 英語Ⅱ
リーディング
4
ライティング
4
教科
家
情
科
必履修
科目
目
家庭基礎
庭 家庭総合
生活技術
情報A
報 情報B
情報C
総合的な学習の時間
京:〒102-0082 東京都千代田区一番町15番21号
阪:〒564-0044 吹田市南金田 2 丁目19番18号
島:〒733-8521 広島市西区横川新町 7 番14号
侃
侃
侃
「現代社会」又は
「倫 理」・ 「政 治 ・
経済」
侃
2 科目(「理
科基礎」
「理
科総合A」
又は「理科
総合B」を
少なくとも
1 科目を含
む。)
侃
侃
侃
侃
2
4
4
2
2
2
3〜6
☎03-5276-2700
☎06-6380-1391
☎082-234-6800
侃
侃
侃
884074