間欠処理による電力使用量削減 株式会社エステム 改善前 B浄化センターは流域下水処理場です。水処理と共に汚泥処理も行っています。 汚泥処理の排水を一時貯留する槽の撹拌機(定格出力11kW)は、消費電力が高いため、 これまで節電対策をしていました。 2台ある撹拌機を 「常時2台運転→1台ずつの交互運転」へ変更して省エネを図り、 96,000kW/年(96万円/年:平成22年当時)の電力を消費していました。 しかし、更に節電することはできないか、考えることにしました。 検討実施 排水槽の水位が低い時には、撹拌機を停止しよう! そのためには、撹拌機運転開始水位を上げればよい。 ・・・と考えたが、撹拌機の運転制御と、槽内の排水を水処理施設に送るためのポンプ制 御に同じ水位計を使っている。 そのため、簡単に水位設定を変えることができなかった。 そこで考えたのが、 タイマー制御をしよう! 槽の水位が高い日中は、撹拌は必要だけど、 夜間は動かなくしてしまえばいい。 18:00∼翌6:00は撹拌機が動かないよう、 運転制御にタイマーを組み込みました。 改善後 削減できた電力量は、 11kWh×12h/d×365日=48,180kW 改善を進めたことで、更に 年間48万円(平成22年当時)の電気代を削減することができました! 改善に改善を重ねて電気代を節約し、お客様に喜んでいただきました
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