用語説明 - 愛西市

6 愛西市環境基本計画策定委員会委員名簿
平成23年度 委員名簿
役 職
氏 名
所 属 等
委員長
則竹 昌幸
海部地区環境事務組合
副委員長
鈴木 嘉男
愛知県地域環境保全委員
委員
中野良一郎
愛西市教育委員会委員長
委員
中野 美鈴
特定非営利活動法人 れんこん村のわくわくネットワーク
委員
江藤 重行
愛西市商工会代表 株式会社三和スクリーン銘板
委員
石河 和子
愛知県地域環境保全委員
委員
鷲野 正昭
愛西市総代会会長
委員
服部 愛子
愛西市婦人会会長
委員
名倉 亨
愛西市子ども会連絡協議会会長
委員
佐藤 輝雄
愛西市小中学校長校長会会長
用語説明
(敬称略・順不同)
平成24年度 委員名簿
役 職
氏 名
所 属 等
委員長
則竹 昌幸
海部地区環境事務組合
副委員長
鈴木 嘉男
愛知県地域環境保全委員
委員
中野良一郎
愛西市教育委員会委員長
委員
中野 美鈴
特定非営利活動法人 れんこん村のわくわくネットワーク
委員
江藤 重行
愛西市商工会代表 株式会社三和スクリーン銘板
委員
石河 和子
愛知県地域環境保全委員
委員
加藤 正夫
愛西市総代会会長
委員
松永恵美子
愛西市婦人会会長
委員
名倉 亨
愛西市子ども会連絡協議会会長
委員
秋田 清和
愛西市小中学校長校長会会長
(敬称略・順不同)
159
160
あ 行
あいちエコチャレンジ21
愛知県では平成17年に開かれた「愛・地
球博」の理念を受け継ぎ、地球温暖化防止
につながるエコライフの実践の輪を県内全
体に広げていくことを目的として、平成19年
度から、県、市町村、NPO及び事業者など
が相互に連携・協力しながら県民運動を展
開する取り組みを実施しています。
「あいちエ
コチャレンジ21」はこれらの取り組みのテー
マとなっています。
アイドリング・ストップ
信号待ち、荷物の上げ下ろし及び短時間
の買い物などの駐停車の時に、
自動車のエ
ンジンを停止させることをいいます。
アイドリ
ング・ストップを実践することで、エネルギー
使用量の低減、大気汚染物質や温室効果ガ
スの排出抑制につながります。
アジェンダ21
21世紀に向けて持続可能な開発を実現
するための具体的な行動計画として平成4
年6月に採択されました。
「社会的・経済的側
面」
「開発資源の保全と管理」
「NGO、地方
政府など主たるグループの役割の強化」
「実
施手段」
の4部構成で全40章からなっていま
す。
「アジェンダ」
とは英語で課題という意味
です。
石綿(イシワタまたはセキメン)
ともいわれ、
天然に存在する繊維状の鉱物のことです。
耐熱性があるため補強材や断熱材として多
く利用されていましたが、繊維が肺に吸収さ
れると体外に排出されにくく肺がんなどの原
因となるため、使用が制限または禁止されて
います。
161
市民・事業者・行政が協働で進める新し
い形の「まちの美化プログラム」
です。
アダプ
ト
(Adopt)
とは英語で「養子縁組する」の意
味で、地域住民や事業者が道路、公園及び
河川敷など公共の場所の里親となり、定期
的・継続的に清掃活動や花植えなどを行な
い、行政がその活動を支援する仕組みのこと
です。
一般廃棄物
廃棄物の処理及び清掃に関する法律で
は
「産業廃棄物(汚泥・廃油・建設廃材など)
以外の廃棄物」
と定義されています。一般家
庭から排出されるいわゆる家庭ごみのほか、
事業所などから排出される産業廃棄物以外
の不要物(いわゆるオフィスごみなど)
も一般
廃棄物として含まれます。
また、
し尿や生活
雑排水などの液状廃棄物も含まれます。
一般廃棄物処理計画
廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6
条にもとづき、市が長期的・総合的視点に
立って計画的なごみ処理の推進を図るため
に、
ごみの排出抑制、再資源化及び適正処
理を進めるために必要な基本的事項を定め
た計画です。
遺伝子組み換え食品
遺伝子を操作して新しい性質を付与され
た農作物と、
それを原料にして加工した食品
をいいます。害虫がつきにくい、病気に強い
及び日持ちがよいなどの性質をもった品種
の育種が行なわれている一方で、組み換え
られた遺伝子が自然界に流出することによる
自然生態系への影響や、食品としての安全
性などが懸念されています。
雨水貯留タンク
雨水の流出を抑制するための施設で、
そ
の敷地内に降った雨を一時的に貯留するタ
ンクのことをいいます。
エコアクション21
事業者が環境への取り組みを総合的に実
践していくための仕組みについて環境省が
定めたガイドラインであり、取り組みを行なう
事業者を審査し、認証・登録する制度のこと
です。事業者はこの仕組みにもとづき環境へ
の取り組みを推進し、継続的に見直し・改善
を行ない、結果について社会に公表します。
エコクッキング
環境に配慮して調理全般をすることで、
エネ
ルギーの無駄やごみを少なくしたりすることです。
エコドライブ
環境に配慮して自動車を運転することで
す。具体的には、
やさしい発進を心がけたり、
無駄なアイドリングを止めるなどの取り組み
によって燃料の節約に努め、地球温暖化に
大きな影響を与える二酸化炭素などの排出
量を減らす運転のことです。
エコモビリティ
環境(エコロジー)の「エコ」、移動の「モビ
リティ」
をつなげた言葉で、
自家用車、電車・
バスなどの公共交通、
自転車及び徒歩など
をかしこく使い分けて、環境にやさしい交通
手段を利用することをいいます。
エコライフ・エコ事業
日常生活や事業活動が、
自然や環境に影
響を及ぼしているということを認識し、少しず
つでもできるところから環境にやさしい生活
や事業を実施し、地球環境への負担を少な
くする生活スタイル、事業スタイルのことです。
エコラベル
環境負荷の少ない製品であることを示す
認証のことです。消費者が環境にかかる負
担の少ない製品やサービスを選ぶときの目
安となるもので、国際標準化機構(ISO)
に
よる国際規格化が進んでいます。
オゾン層
オゾン層は地上から約20∼40kmの成層
圏にあり、地球に降り注ぐ太陽光線の中にあ
る有害な紫外線の大部分を吸収し、人の健
康や生態系などを保護する大切な役割を
担っています。南極をはじめとした高緯度地
域や中緯度地域でもオゾン層の減少がみら
れ、地上に達する有害な紫外線量の増加に
よる影響が懸念されています。
オープンスペース
一般に、建築物などにより覆われていない
土地を指します。道路や公園などの公共空
間だけでなく、社寺の境内や学校の運動場
なども含みます。市街地では、防災上の避難
場所としての役割があります。
温室効果ガス
二酸化炭素、
フロン及びメタンなどに代表
される大気を構成する気体で、
地表から放射
された赤外線の一部を吸収することにより、
温室効果(太陽からの熱を地球の表面に留
めておく効果)
をもたらす気体の総称です。
用語説明
アスベスト
アダプトプログラム
か 行
合併処理浄化槽
し尿と生活雑排水
(台所、
風呂、
洗濯などに
使用した水)
をまとめて処理する浄化槽のこ
162
あ 行
あいちエコチャレンジ21
愛知県では平成17年に開かれた「愛・地
球博」の理念を受け継ぎ、地球温暖化防止
につながるエコライフの実践の輪を県内全
体に広げていくことを目的として、平成19年
度から、県、市町村、NPO及び事業者など
が相互に連携・協力しながら県民運動を展
開する取り組みを実施しています。
「あいちエ
コチャレンジ21」はこれらの取り組みのテー
マとなっています。
アイドリング・ストップ
信号待ち、荷物の上げ下ろし及び短時間
の買い物などの駐停車の時に、
自動車のエ
ンジンを停止させることをいいます。
アイドリ
ング・ストップを実践することで、エネルギー
使用量の低減、大気汚染物質や温室効果ガ
スの排出抑制につながります。
アジェンダ21
21世紀に向けて持続可能な開発を実現
するための具体的な行動計画として平成4
年6月に採択されました。
「社会的・経済的側
面」
「開発資源の保全と管理」
「NGO、地方
政府など主たるグループの役割の強化」
「実
施手段」
の4部構成で全40章からなっていま
す。
「アジェンダ」
とは英語で課題という意味
です。
石綿(イシワタまたはセキメン)
ともいわれ、
天然に存在する繊維状の鉱物のことです。
耐熱性があるため補強材や断熱材として多
く利用されていましたが、繊維が肺に吸収さ
れると体外に排出されにくく肺がんなどの原
因となるため、使用が制限または禁止されて
います。
161
市民・事業者・行政が協働で進める新し
い形の「まちの美化プログラム」
です。
アダプ
ト
(Adopt)
とは英語で「養子縁組する」の意
味で、地域住民や事業者が道路、公園及び
河川敷など公共の場所の里親となり、定期
的・継続的に清掃活動や花植えなどを行な
い、行政がその活動を支援する仕組みのこと
です。
一般廃棄物
廃棄物の処理及び清掃に関する法律で
は
「産業廃棄物(汚泥・廃油・建設廃材など)
以外の廃棄物」
と定義されています。一般家
庭から排出されるいわゆる家庭ごみのほか、
事業所などから排出される産業廃棄物以外
の不要物(いわゆるオフィスごみなど)
も一般
廃棄物として含まれます。
また、
し尿や生活
雑排水などの液状廃棄物も含まれます。
一般廃棄物処理計画
廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6
条にもとづき、市が長期的・総合的視点に
立って計画的なごみ処理の推進を図るため
に、
ごみの排出抑制、再資源化及び適正処
理を進めるために必要な基本的事項を定め
た計画です。
遺伝子組み換え食品
遺伝子を操作して新しい性質を付与され
た農作物と、
それを原料にして加工した食品
をいいます。害虫がつきにくい、病気に強い
及び日持ちがよいなどの性質をもった品種
の育種が行なわれている一方で、組み換え
られた遺伝子が自然界に流出することによる
自然生態系への影響や、食品としての安全
性などが懸念されています。
雨水貯留タンク
雨水の流出を抑制するための施設で、
そ
の敷地内に降った雨を一時的に貯留するタ
ンクのことをいいます。
エコアクション21
事業者が環境への取り組みを総合的に実
践していくための仕組みについて環境省が
定めたガイドラインであり、取り組みを行なう
事業者を審査し、認証・登録する制度のこと
です。事業者はこの仕組みにもとづき環境へ
の取り組みを推進し、継続的に見直し・改善
を行ない、結果について社会に公表します。
エコクッキング
環境に配慮して調理全般をすることで、
エネ
ルギーの無駄やごみを少なくしたりすることです。
エコドライブ
環境に配慮して自動車を運転することで
す。具体的には、
やさしい発進を心がけたり、
無駄なアイドリングを止めるなどの取り組み
によって燃料の節約に努め、地球温暖化に
大きな影響を与える二酸化炭素などの排出
量を減らす運転のことです。
エコモビリティ
環境(エコロジー)の「エコ」、移動の「モビ
リティ」
をつなげた言葉で、
自家用車、電車・
バスなどの公共交通、
自転車及び徒歩など
をかしこく使い分けて、環境にやさしい交通
手段を利用することをいいます。
エコライフ・エコ事業
日常生活や事業活動が、
自然や環境に影
響を及ぼしているということを認識し、少しず
つでもできるところから環境にやさしい生活
や事業を実施し、地球環境への負担を少な
くする生活スタイル、事業スタイルのことです。
エコラベル
環境負荷の少ない製品であることを示す
認証のことです。消費者が環境にかかる負
担の少ない製品やサービスを選ぶときの目
安となるもので、国際標準化機構(ISO)
に
よる国際規格化が進んでいます。
オゾン層
オゾン層は地上から約20∼40kmの成層
圏にあり、地球に降り注ぐ太陽光線の中にあ
る有害な紫外線の大部分を吸収し、人の健
康や生態系などを保護する大切な役割を
担っています。南極をはじめとした高緯度地
域や中緯度地域でもオゾン層の減少がみら
れ、地上に達する有害な紫外線量の増加に
よる影響が懸念されています。
オープンスペース
一般に、建築物などにより覆われていない
土地を指します。道路や公園などの公共空
間だけでなく、社寺の境内や学校の運動場
なども含みます。市街地では、防災上の避難
場所としての役割があります。
温室効果ガス
二酸化炭素、
フロン及びメタンなどに代表
される大気を構成する気体で、
地表から放射
された赤外線の一部を吸収することにより、
温室効果(太陽からの熱を地球の表面に留
めておく効果)
をもたらす気体の総称です。
用語説明
アスベスト
アダプトプログラム
か 行
合併処理浄化槽
し尿と生活雑排水
(台所、
風呂、
洗濯などに
使用した水)
をまとめて処理する浄化槽のこ
162
とです。
従来のし尿のみを処理する単独処理
浄化槽に比べて処理性能が高く、
河川などの
公共水域の汚濁を軽減する効果があります。
家電リサイクル法
正式には「特定家庭用機器再商品化法」
といい、エアコン、
テレビ、冷蔵庫、洗濯機及
び乾燥機などの家電製品から有用な部分や
材料をリサイクルし、廃棄物の減量、資源の
有効利用を推進するために制定されました。
河畔林
河川の周辺に生育する森林のことをいい
ます。河畔林は、水面を覆って日射を遮断し
たり、葉や昆虫が河川に落ちて水生昆虫や
魚類の餌になるなど、生態学的に重要な機
能をもっています。
環境影響評価法
環境に著しい影響を及ぼす恐れのある事
業(道路、河川及び鉄道整備事業など)
の実
施に際して、
その環境への影響について事
前に調査、予測及び評価を行ない、
その結
果を公表して地域住民などの意見を聴き十
分な環境保全策を講じることを目的に制定
されました。
環境家計簿
環境基準
環境基本法にもとづいて
「維持されること
が望ましい基準」
として、
国が定める行政上の
163
環境基本計画
環境基本法第15条にもとづき、環境の保
全に関する施策の総合的かつ長期的な施
策の大綱を定めるものです。国の環境基本
計画は平成6年に策定され、平成12年、18年
の改定を経て、平成24年に第四次環境基本
計画が定められています。
目指すべき持続可
能な社会を低炭素・循環・自然共生の各分
野を統合的に達成することに加え、安全がそ
の基盤として確保される社会であると位置
づけています。国の環境基本計画を受けて、
都道府県や市町村においても、環境基本計
画が策定されています。
環境基本法
公害対策基本法、
自然環境保全法では対
応に限界があるとの認識から、
グローバルな
環境政策の新たな枠組を示す基本的な法
律として制定されました。基本理念として環
境の恵沢の享受と継承、環境への負荷の少
ない持続的発展が可能な社会の構築、国際
的協調による地球環境保全の積極的推進
が掲げられており、国、地方公共団体、事業
者及び国民の責務が明確化されています。
環境ホルモン
動物の生体内に取り込まれた場合に、本
来、
その生体内で営まれている正常なホルモ
ン作用に影響を与える外因性の物質のこと
で、正式には
「外因性内分泌攪乱化学物質」
といいます。
ダイオキシン類、
ポリ塩化ビフェ
ニル、
ビスフェノールA及びフタル酸エステル
など約70種が環境ホルモンとされています。
環境マネジメントシステム
事業者・自治体・学校などの組織が自らの
環境保全の取り組みの効果と成果を自主的
に評価し、
その結果にもとづいて新しい目標
に取り組んでいこうという自立的なシステム
で、環境方針の策定とそれにもとづく目標の
設定、
目標設定のための計画策定及び達成
度の評価を一連のものとして行ないます。代
表的な環境マネジメントシステムとしては、国
際規格であるISO14001や環境省が定め
たエコアクション21があります。
協働
市民や事業者、
あるいは各種団体と行政と
が共通の目的を達成するために、
適切な役割
分担のもとで協力して行動することをいいます。
京都議定書
平成9年12月に京都で開催された気候変
動枠組条約第3回締約国会議(COP3)
に
おいて採択されました。先進各国の温室効
果ガスの排出量に関して、法的拘束力のあ
る数値目標が決定されるとともに、排出量取
引、森林吸収源の算定などの新たな仕組み
が合意されました。
クールシェア
電力需要が大きくなる夏場の昼間の時間
帯などに家の電気を消して、商店街やカフェ
などの涼しい場所に外出し、家庭での電力コ
ストを削減しながら、地域全体の節電に役立
てることを目的とした取り組みのことです。
クールビズ・ウォームビズ
地球温暖化対策の一環として、夏の冷房
温度を28℃程度、冬の暖房温度を20℃程度
に設定し、冷暖房に頼りすぎない服装で働
く、新しいビジネススタイルのことです。
グリーン購入
製品やサービスを購入する際に、
その必要
性を十分に考慮し、購入が必要な場合には、
できる限り環境への負荷が少ないものを優
先的に購入することをいいます。
クロロホルム
有機塩素化合物の一種で、中枢神経に作
用するため、
その特性を逆に利用して、かつ
ては麻酔剤として利用されてきました。大量
吸収により血圧や呼吸、心拍の低下を引き
起こします。有害大気汚染物質に該当する
可能性のある物質の一つとして指定されて
いるほか、毒物及び劇物取締法に指定、労
働安全衛生法の第一種有機溶剤に指定さ
れています。
建設廃棄物
工作物の建設工事及び解体工事に伴っ
て生じる廃棄物で、
アスファルト塊、
コンクリー
ト塊、建設汚泥、建設混合廃棄物及び建設
発生木材などのことです。
公害防止協定
地方公共団体と企業の間で交わした公害
防止に関する約束のことです。工場の新規
立地や施設の増設などに際して、大規模な
企業との間に結ばれるものが多い状況で
す。法律の規制にとらわれず、対象項目、適
用技術などを地域の実情に合った形で盛り
込んでおり、産業公害の改善に大きく貢献し
ています。
用語説明
家庭で使用する電気・ガス・水道・ガソリ
ン・灯油などの使用量を環境家計簿に記録
し、二酸化炭素の量に換算することにより、家
庭からどの程度の二酸化炭素が発生してい
るか把握できるようになっています。
環境家計
簿をつけることにより生活行動や生活環境に
対する配慮を自分で採点・点検し、
日常生活
の見直しを継続的に行なうことができます。
政策目標です。人の健康を保護し、生活環境
を保全するうえで維持されることが望ましい基
準として、
大気汚染、
水質汚濁、
土壌汚染及び
騒音について定められています。
環境基本法
では、環境基準のほか大気汚染防止法や水
質汚濁防止法による公害防止のための排出
規制などの規制措置も定めています。
光化学オキシダント
工場・事業所や自動車から排出される窒
素酸化物(NOx)や揮発性有機化合物(V
OC)
などが太陽の紫外線を受けて変質して
できたオゾンやアルデヒドなどの物質の総称
164
とです。
従来のし尿のみを処理する単独処理
浄化槽に比べて処理性能が高く、
河川などの
公共水域の汚濁を軽減する効果があります。
家電リサイクル法
正式には「特定家庭用機器再商品化法」
といい、エアコン、
テレビ、冷蔵庫、洗濯機及
び乾燥機などの家電製品から有用な部分や
材料をリサイクルし、廃棄物の減量、資源の
有効利用を推進するために制定されました。
河畔林
河川の周辺に生育する森林のことをいい
ます。河畔林は、水面を覆って日射を遮断し
たり、葉や昆虫が河川に落ちて水生昆虫や
魚類の餌になるなど、生態学的に重要な機
能をもっています。
環境影響評価法
環境に著しい影響を及ぼす恐れのある事
業(道路、河川及び鉄道整備事業など)
の実
施に際して、
その環境への影響について事
前に調査、予測及び評価を行ない、
その結
果を公表して地域住民などの意見を聴き十
分な環境保全策を講じることを目的に制定
されました。
環境家計簿
環境基準
環境基本法にもとづいて
「維持されること
が望ましい基準」
として、
国が定める行政上の
163
環境基本計画
環境基本法第15条にもとづき、環境の保
全に関する施策の総合的かつ長期的な施
策の大綱を定めるものです。国の環境基本
計画は平成6年に策定され、平成12年、18年
の改定を経て、平成24年に第四次環境基本
計画が定められています。
目指すべき持続可
能な社会を低炭素・循環・自然共生の各分
野を統合的に達成することに加え、安全がそ
の基盤として確保される社会であると位置
づけています。国の環境基本計画を受けて、
都道府県や市町村においても、環境基本計
画が策定されています。
環境基本法
公害対策基本法、
自然環境保全法では対
応に限界があるとの認識から、
グローバルな
環境政策の新たな枠組を示す基本的な法
律として制定されました。基本理念として環
境の恵沢の享受と継承、環境への負荷の少
ない持続的発展が可能な社会の構築、国際
的協調による地球環境保全の積極的推進
が掲げられており、国、地方公共団体、事業
者及び国民の責務が明確化されています。
環境ホルモン
動物の生体内に取り込まれた場合に、本
来、
その生体内で営まれている正常なホルモ
ン作用に影響を与える外因性の物質のこと
で、正式には
「外因性内分泌攪乱化学物質」
といいます。
ダイオキシン類、
ポリ塩化ビフェ
ニル、
ビスフェノールA及びフタル酸エステル
など約70種が環境ホルモンとされています。
環境マネジメントシステム
事業者・自治体・学校などの組織が自らの
環境保全の取り組みの効果と成果を自主的
に評価し、
その結果にもとづいて新しい目標
に取り組んでいこうという自立的なシステム
で、環境方針の策定とそれにもとづく目標の
設定、
目標設定のための計画策定及び達成
度の評価を一連のものとして行ないます。代
表的な環境マネジメントシステムとしては、国
際規格であるISO14001や環境省が定め
たエコアクション21があります。
協働
市民や事業者、
あるいは各種団体と行政と
が共通の目的を達成するために、
適切な役割
分担のもとで協力して行動することをいいます。
京都議定書
平成9年12月に京都で開催された気候変
動枠組条約第3回締約国会議(COP3)
に
おいて採択されました。先進各国の温室効
果ガスの排出量に関して、法的拘束力のあ
る数値目標が決定されるとともに、排出量取
引、森林吸収源の算定などの新たな仕組み
が合意されました。
クールシェア
電力需要が大きくなる夏場の昼間の時間
帯などに家の電気を消して、商店街やカフェ
などの涼しい場所に外出し、家庭での電力コ
ストを削減しながら、地域全体の節電に役立
てることを目的とした取り組みのことです。
クールビズ・ウォームビズ
地球温暖化対策の一環として、夏の冷房
温度を28℃程度、冬の暖房温度を20℃程度
に設定し、冷暖房に頼りすぎない服装で働
く、新しいビジネススタイルのことです。
グリーン購入
製品やサービスを購入する際に、
その必要
性を十分に考慮し、購入が必要な場合には、
できる限り環境への負荷が少ないものを優
先的に購入することをいいます。
クロロホルム
有機塩素化合物の一種で、中枢神経に作
用するため、
その特性を逆に利用して、かつ
ては麻酔剤として利用されてきました。大量
吸収により血圧や呼吸、心拍の低下を引き
起こします。有害大気汚染物質に該当する
可能性のある物質の一つとして指定されて
いるほか、毒物及び劇物取締法に指定、労
働安全衛生法の第一種有機溶剤に指定さ
れています。
建設廃棄物
工作物の建設工事及び解体工事に伴っ
て生じる廃棄物で、
アスファルト塊、
コンクリー
ト塊、建設汚泥、建設混合廃棄物及び建設
発生木材などのことです。
公害防止協定
地方公共団体と企業の間で交わした公害
防止に関する約束のことです。工場の新規
立地や施設の増設などに際して、大規模な
企業との間に結ばれるものが多い状況で
す。法律の規制にとらわれず、対象項目、適
用技術などを地域の実情に合った形で盛り
込んでおり、産業公害の改善に大きく貢献し
ています。
用語説明
家庭で使用する電気・ガス・水道・ガソリ
ン・灯油などの使用量を環境家計簿に記録
し、二酸化炭素の量に換算することにより、家
庭からどの程度の二酸化炭素が発生してい
るか把握できるようになっています。
環境家計
簿をつけることにより生活行動や生活環境に
対する配慮を自分で採点・点検し、
日常生活
の見直しを継続的に行なうことができます。
政策目標です。人の健康を保護し、生活環境
を保全するうえで維持されることが望ましい基
準として、
大気汚染、
水質汚濁、
土壌汚染及び
騒音について定められています。
環境基本法
では、環境基準のほか大気汚染防止法や水
質汚濁防止法による公害防止のための排出
規制などの規制措置も定めています。
光化学オキシダント
工場・事業所や自動車から排出される窒
素酸化物(NOx)や揮発性有機化合物(V
OC)
などが太陽の紫外線を受けて変質して
できたオゾンやアルデヒドなどの物質の総称
164
です。光化学オキシダントは高濃度になると、
目やのどの粘膜を強く刺激するなどの健康
被害を引き起こします。
公共下水道
生活環境の改善や河川・水路の水質保全
を図るため、
一般家庭や事業所などから排出
される汚水などを排除するための管渠、
ポン
プ場及び下水処理場などから構成される施
設をいい、
地方公共団体が管理しています。
公共用水域
水質汚濁防止法では、河川、湖沼、港湾、
沿岸海域及びその他公共の用に供される水
域とこれらに接続する公共溝渠、
かんがい用
水路及びその他公共の用に供される水路と
定義されています。
こどもエコクラブ
幼児(3歳)から高校生までの子どもが誰
でも参加できる環境活動クラブです。平成7
年に環境庁(現環境省)
が募集を開始し、地
域における子どもたちの自主的な環境学習
や実践活動を支援しています。平成23年度
現在で、全国で3,313クラブ、148,919人の子
どもたちが登録・活動しています。
コミュニティ・プラント
さ 行
災害廃棄物
地震や津波、火災などの災害に伴い発生
165
サイクル&ライド
自転 車を駅 周 辺 の 駐 輪 場 に 停めて
(Cycle)、電車やバスに乗り換えてもらう
(Ride)
ことで、
自動車利用を抑制し、
自転車
利用を進める方策のことです。
再生可能エネルギー
太陽光や太陽熱、水力、風力、地熱、波力
及びバイオマスなどを利用した自然エネル
ギーと、
廃棄物の焼却熱利用・発電などのリサ
イクルエネルギーのことをいいます。
有限で枯
渇の危険性がある石油・石炭などの化石燃料
や原子力に対して、
自然環境の中で繰り返し
起こる現象から取り出せるエネルギーです。
産業廃棄物
一般に工場や事業所における事業活動
に伴って生じた廃棄物をいいます。
「廃棄物
の処理及び清掃に関する法律」では、事業
活動に伴って生じた廃棄物のうち、燃えが
ら・汚泥・廃油・廃酸・廃アルカリ・廃プラス
チック類、金属くず及び建設廃材などが産業
廃棄物として定められています。
これ以外の
廃棄物は全て一般廃棄物とされています。
材料を使用したり部品を再使用すべき業種
など7項目について、業種や製品を具体的に
指定しています。
自然エネルギー
自然現象からエネルギーを取り出して利
用するエネルギーで、太陽光や太陽熱、水
力、風力、地熱及び波力などを活用したエネ
ルギーのことです。
持続的な発展が可能な社会
現在の世代が将来の世代の利益や要求
を満たす能力を損なわない範囲内で環境を
利用し、要求を満たしていこうとする社会の
ことをいいます。持続的な発展が可能な社会
を実現するためには、環境保全を考慮した
節度ある開発が必要であるとの考え方を示
すものです。
市民農園
都市の住民がレクリエーションなどの余暇
活動や生きがいを目的に、野菜や花などの
作物を栽培する小面積に区分された農地の
ことをいいます。
循環型社会
製品などが廃棄物になることを抑制した
り、不要になった製品を資源として循環して
利用したりすることによって、石油や木材など
の天然資源の消費を抑え、環境への負荷が
低減された社会のことをいいます。
資源有効利用促進法
資源の有効利用を促進するため、
リサイク
ルの強化や廃棄物の発生抑制、再使用を定
めた法律です。
リサイクルしやすい設計を行
なうべき製品、使用済み製品を回収・リサイ
クルすべき製品、生産工程から出る廃棄物を
減らしたりリサイクルすべき業種、
リサイクル
循環型社会形成推進基本法
資源消費や環境負荷の少ない
「循環型社
会」の構築を促すことを目的とし、廃棄物処
理やリサイクルを推進するための基本方針を
定めるために制定された法律です。
振動規制法
工場・事業所における事業活動や建設工
事に伴って発生する振動について必要な規
制を行なうとともに、
道路交通振動に係る措置
を定め、生活環境を保全し、国民の健康を保
護することを目的として制定された法律です。
ストレーナー
排水に含まれた野菜くずなどのごみを取り
去る網状のこし器のことです。
生活雑排水
台所、
トイレ、風呂及び洗濯などの日常生
活に伴って家庭から出される排水を生活排
水といいます。
このうちトイレからの排水を除
いたものを生活雑排水といいます。
生態系
食物連鎖などの生物どうしの相互関係と、
生物を取り巻く環境を総合的にとらえた生物
社会のまとまりを示す概念をいいます。
生物多様性基本法
野生生物だけでなくその生息環境や生態
系も含めて保全していくための包括的な法律
として制定されました。国や地方公共団体、
事業者、国民及び民間団体の責務を明らか
にするとともに、生物多様性の保全及び持続
可能な利用に関する施策を総合的かつ計画
的に推進することにより、豊かな生物多様性
を保全し、地球環境の保全に寄与することを
目的としています。
用語説明
市町村が定める一般廃棄物処理計画に
もとづき設置され、
し尿と生活雑排水を合わ
せて処理するための小規模な汚水処理施設
のことです。多くの場合、公共下水道が普及
していない地域で、公共下水道の代替施設
として設置されています。
するがれきなどの廃棄物のことです。大規模
災害では、倒壊したため撤去される家屋から
出る木材、
コンクリート塊及び瓦などが大量
に発生します。一時的に増える生活ごみや、
避難所仮設トイレに溜まるし尿なども災害廃
棄物に含まれます。
節水コマ
蛇口から出る水の量を減らすために水道
の蛇口内部に取りつけるゴム製または樹脂
製の節水用のコマ
(器具)
のことです。
コマを
取り替えるだけで毎日使う水道水の使用量
を減らすことができます。
166
です。光化学オキシダントは高濃度になると、
目やのどの粘膜を強く刺激するなどの健康
被害を引き起こします。
公共下水道
生活環境の改善や河川・水路の水質保全
を図るため、
一般家庭や事業所などから排出
される汚水などを排除するための管渠、
ポン
プ場及び下水処理場などから構成される施
設をいい、
地方公共団体が管理しています。
公共用水域
水質汚濁防止法では、河川、湖沼、港湾、
沿岸海域及びその他公共の用に供される水
域とこれらに接続する公共溝渠、
かんがい用
水路及びその他公共の用に供される水路と
定義されています。
こどもエコクラブ
幼児(3歳)から高校生までの子どもが誰
でも参加できる環境活動クラブです。平成7
年に環境庁(現環境省)
が募集を開始し、地
域における子どもたちの自主的な環境学習
や実践活動を支援しています。平成23年度
現在で、全国で3,313クラブ、148,919人の子
どもたちが登録・活動しています。
コミュニティ・プラント
さ 行
災害廃棄物
地震や津波、火災などの災害に伴い発生
165
サイクル&ライド
自転 車を駅 周 辺 の 駐 輪 場 に 停めて
(Cycle)、電車やバスに乗り換えてもらう
(Ride)
ことで、
自動車利用を抑制し、
自転車
利用を進める方策のことです。
再生可能エネルギー
太陽光や太陽熱、水力、風力、地熱、波力
及びバイオマスなどを利用した自然エネル
ギーと、
廃棄物の焼却熱利用・発電などのリサ
イクルエネルギーのことをいいます。
有限で枯
渇の危険性がある石油・石炭などの化石燃料
や原子力に対して、
自然環境の中で繰り返し
起こる現象から取り出せるエネルギーです。
産業廃棄物
一般に工場や事業所における事業活動
に伴って生じた廃棄物をいいます。
「廃棄物
の処理及び清掃に関する法律」では、事業
活動に伴って生じた廃棄物のうち、燃えが
ら・汚泥・廃油・廃酸・廃アルカリ・廃プラス
チック類、金属くず及び建設廃材などが産業
廃棄物として定められています。
これ以外の
廃棄物は全て一般廃棄物とされています。
材料を使用したり部品を再使用すべき業種
など7項目について、業種や製品を具体的に
指定しています。
自然エネルギー
自然現象からエネルギーを取り出して利
用するエネルギーで、太陽光や太陽熱、水
力、風力、地熱及び波力などを活用したエネ
ルギーのことです。
持続的な発展が可能な社会
現在の世代が将来の世代の利益や要求
を満たす能力を損なわない範囲内で環境を
利用し、要求を満たしていこうとする社会の
ことをいいます。持続的な発展が可能な社会
を実現するためには、環境保全を考慮した
節度ある開発が必要であるとの考え方を示
すものです。
市民農園
都市の住民がレクリエーションなどの余暇
活動や生きがいを目的に、野菜や花などの
作物を栽培する小面積に区分された農地の
ことをいいます。
循環型社会
製品などが廃棄物になることを抑制した
り、不要になった製品を資源として循環して
利用したりすることによって、石油や木材など
の天然資源の消費を抑え、環境への負荷が
低減された社会のことをいいます。
資源有効利用促進法
資源の有効利用を促進するため、
リサイク
ルの強化や廃棄物の発生抑制、再使用を定
めた法律です。
リサイクルしやすい設計を行
なうべき製品、使用済み製品を回収・リサイ
クルすべき製品、生産工程から出る廃棄物を
減らしたりリサイクルすべき業種、
リサイクル
循環型社会形成推進基本法
資源消費や環境負荷の少ない
「循環型社
会」の構築を促すことを目的とし、廃棄物処
理やリサイクルを推進するための基本方針を
定めるために制定された法律です。
振動規制法
工場・事業所における事業活動や建設工
事に伴って発生する振動について必要な規
制を行なうとともに、
道路交通振動に係る措置
を定め、生活環境を保全し、国民の健康を保
護することを目的として制定された法律です。
ストレーナー
排水に含まれた野菜くずなどのごみを取り
去る網状のこし器のことです。
生活雑排水
台所、
トイレ、風呂及び洗濯などの日常生
活に伴って家庭から出される排水を生活排
水といいます。
このうちトイレからの排水を除
いたものを生活雑排水といいます。
生態系
食物連鎖などの生物どうしの相互関係と、
生物を取り巻く環境を総合的にとらえた生物
社会のまとまりを示す概念をいいます。
生物多様性基本法
野生生物だけでなくその生息環境や生態
系も含めて保全していくための包括的な法律
として制定されました。国や地方公共団体、
事業者、国民及び民間団体の責務を明らか
にするとともに、生物多様性の保全及び持続
可能な利用に関する施策を総合的かつ計画
的に推進することにより、豊かな生物多様性
を保全し、地球環境の保全に寄与することを
目的としています。
用語説明
市町村が定める一般廃棄物処理計画に
もとづき設置され、
し尿と生活雑排水を合わ
せて処理するための小規模な汚水処理施設
のことです。多くの場合、公共下水道が普及
していない地域で、公共下水道の代替施設
として設置されています。
するがれきなどの廃棄物のことです。大規模
災害では、倒壊したため撤去される家屋から
出る木材、
コンクリート塊及び瓦などが大量
に発生します。一時的に増える生活ごみや、
避難所仮設トイレに溜まるし尿なども災害廃
棄物に含まれます。
節水コマ
蛇口から出る水の量を減らすために水道
の蛇口内部に取りつけるゴム製または樹脂
製の節水用のコマ
(器具)
のことです。
コマを
取り替えるだけで毎日使う水道水の使用量
を減らすことができます。
166
絶滅危惧種
地域の急速な環境変化、移入生物及び乱
獲など、
さまざまな要因により個体数が減少
し、絶滅の危機が高いとされる動植物の種
のことです。生物は進化の過程で絶滅するこ
ともありますが、今日の絶滅は自然のプロセ
スとは異なり、
さまざまな人間活動の影響に
よりかつてない速さと規模で進んでおり、絶
滅の防止は地球環境保全上の重要な課題
となっています。
た 行
ダイオキシン類
ダイオキシン類対策特別措置法では、
ポリ
塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)、
ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)及びコプ
ラナーポリ塩化ビフェニル
(コプラナーPCB)
の3種類をダイオキシン類と呼んでいます。
一般にダイオキシン類と言われるPCDDと
PCDFはそれぞれ75種類と135種類の異性
体があり、
ポリ塩化ビフェニル
(PCB)のうち
ダイオキシンと似た化学構造をもちダイオキ
シン類と同様の毒性を示すコプラナーPCB
は十数種類の異性体があります。
ダイオキシ
ン類対策特別措置法では、
これらの物質の
うち毒性がある29種類を対象として規制して
います。
ダイオキシン類の人体への影響とし
ては、脱毛、肝機能異常、発ガン性及び催奇
形性が高いことが知られています。
ダイオキシン類による環境の汚染の防止及
びその除去などを図るため、
ダイオキシン類に
関する施策の基本となる耐容一日摂取量
(T
DI)及び環境基準の設定とともに、大気及び
水への排出規制、
汚染土壌に係る措置などを
定めた法律です。
第四紀とは地質学の時代区分で一番新しい
時期であり、
現在から約260万年前までの時代
を指しています。沖積層は、水辺の堆積物、特
に河川沿いの堆積物からなる地層で、
日本の
平野部の多くは沖積層により覆われています。
多自然型護岸
河川が本来もつ生物の良好な生育環境に
配慮し、
自然を積極的に再生しながら水辺の
環境づくりを進めることを基調に、
自然材料
(石材、
植物など)
を活用した護岸のことです。
単独処理浄化槽
し尿のみを処理する浄化槽のことで、
処理能
力が低く、
生活雑排水を処理できません。
生活
環境保全意識の高まりとともに、
現在では新設
の場合は全て合併処理浄化槽しか設置できな
いようになっています。
地球温暖化
人間の産業活動や社会経済活動に伴う温
室効果ガスの濃度の上昇などにより進行しま
す。平均気温の上昇、
それに伴う海水面の上
昇、
異常気象の発生及び生態系への影響など
が懸念されています。
地球温暖化対策実行計画
地球温暖化対策の推進に関する法律にもと
づき、
温室効果ガスの排出を削減し、
地球温暖
化防止に向けた施策を総合的かつ計画的に
推進するための計画であり、
温室効果ガス削減
のための具体的な取り組みを定めるものです。
地球温暖化対策の推進に関する法律
地球温暖化防止京都会議(COP3)
で採
択された
「京都議定書」
を受けて、
日本に課せ
167
られた温室効果ガスの排出削減目標(平成2
年(1990年)比6%削減)
を達成するために、
国、地方公共団体、事業者及び国民が一体と
なって地球温暖化対策に取り組むための枠組
みを定めることを目的として制定されました。
地球サミット
平成4年にブラジルの都市リオ・デ・ジャネ
イロで開催された国際会議のことです。人類
共通の課題である地球環境の保全と持続可
能な社会の実現のための具体的な方策が
話し合われました。
地区計画
都市計画法第12条の5にもとづき、道路や
公園などの公共施設、建築物の形態などに
関し、必要な事項を一体的かつ総合的に定
めて、街区内での無秩序な開発行為を規
制・誘導していく制度です。
地産地消
地域で生産された農林水産物をその地域
で消費することをいいます。産地から消費地
までの距離が短くなることで、商品に親近感
がもてたり、鮮度が保たれたりするほか、運
搬コストなどが改善され、商品の魅力向上や
農林水産業の活性化につながります。
また、
運搬時に発生する温室効果ガスの削減にも
役立ちます。
長期優良住宅
住宅を長期にわたり使用することにより、
住宅の解体などに伴う廃棄物を抑制して環
境負荷を低減するとともに、建替えに係る費
用の削減によって市民の住宅に対する負担
を軽減することを目的とした住宅で、長寿命
住宅の認定制度により、長期にわたり良好な
状態で使用するための措置が講じられた優
良な住宅のことです。
出前講座
市の担当職員や事業者の担当者らが地域
などに出向き、
市の取り組みや暮らしに役立つ
情報、
事業活動内容などを説明するものです。
特定外来生物
外来生物(移入種)のうち、特に生態系へ
の被害が認められるものとして
「特定外来生
物による生態系などに係る被害の防止に関
する法律」
によって指定された生物のことで
す。特定外来生物は、飼養、栽培、保管、運
搬及び輸入などといった取り扱いを規制し、
防除なども行なうこととしています。同法で規
定する
「外来生物」は、海外から導入された
移入生物に焦点を絞り、
日本に元来あった
生態系、人の生命や健康及び農林水産業に
被害を及ぼし、
または及ぼす恐れがあるもの
として政令により定められています。
都市公園
都市公園法で定められた公園または公園
緑地のことで、地方公共団体によって設置さ
れたものをいいます。都市計画に定められて
いなくても都市計画区域内に地方公共団体
が設置した公園や緑地も含まれます。
住区基
幹公園
(身近で小規模な街区公園、
住んでい
る地域を代表する近隣公園や地区公園)
、
都
市基幹公園(総合公園、運動公園)、大規模
公園
(広域公園、
レクリエーション都市)
、
国営
公園などさまざまな種類の公園があります。
用語説明
ダイオキシン類対策特別措置法
第四紀沖積層
トリクロロエチレン
有機塩素化合物の一種で、
ドライクリーニ
ングのシミ抜き、金属・機械の脱脂洗浄剤に
使われるなど洗浄剤・溶剤として優れている
反面、環境中に排出されても安定で、地下水
汚染の原因物質となっています。大気汚染
に係る環境基準は1年平均値0.2mg/m 3 以
下で、水質汚濁及び土壌汚染に係る環境基
168
絶滅危惧種
地域の急速な環境変化、移入生物及び乱
獲など、
さまざまな要因により個体数が減少
し、絶滅の危機が高いとされる動植物の種
のことです。生物は進化の過程で絶滅するこ
ともありますが、今日の絶滅は自然のプロセ
スとは異なり、
さまざまな人間活動の影響に
よりかつてない速さと規模で進んでおり、絶
滅の防止は地球環境保全上の重要な課題
となっています。
た 行
ダイオキシン類
ダイオキシン類対策特別措置法では、
ポリ
塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)、
ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)及びコプ
ラナーポリ塩化ビフェニル
(コプラナーPCB)
の3種類をダイオキシン類と呼んでいます。
一般にダイオキシン類と言われるPCDDと
PCDFはそれぞれ75種類と135種類の異性
体があり、
ポリ塩化ビフェニル
(PCB)のうち
ダイオキシンと似た化学構造をもちダイオキ
シン類と同様の毒性を示すコプラナーPCB
は十数種類の異性体があります。
ダイオキシ
ン類対策特別措置法では、
これらの物質の
うち毒性がある29種類を対象として規制して
います。
ダイオキシン類の人体への影響とし
ては、脱毛、肝機能異常、発ガン性及び催奇
形性が高いことが知られています。
ダイオキシン類による環境の汚染の防止及
びその除去などを図るため、
ダイオキシン類に
関する施策の基本となる耐容一日摂取量
(T
DI)及び環境基準の設定とともに、大気及び
水への排出規制、
汚染土壌に係る措置などを
定めた法律です。
第四紀とは地質学の時代区分で一番新しい
時期であり、
現在から約260万年前までの時代
を指しています。沖積層は、水辺の堆積物、特
に河川沿いの堆積物からなる地層で、
日本の
平野部の多くは沖積層により覆われています。
多自然型護岸
河川が本来もつ生物の良好な生育環境に
配慮し、
自然を積極的に再生しながら水辺の
環境づくりを進めることを基調に、
自然材料
(石材、
植物など)
を活用した護岸のことです。
単独処理浄化槽
し尿のみを処理する浄化槽のことで、
処理能
力が低く、
生活雑排水を処理できません。
生活
環境保全意識の高まりとともに、
現在では新設
の場合は全て合併処理浄化槽しか設置できな
いようになっています。
地球温暖化
人間の産業活動や社会経済活動に伴う温
室効果ガスの濃度の上昇などにより進行しま
す。平均気温の上昇、
それに伴う海水面の上
昇、
異常気象の発生及び生態系への影響など
が懸念されています。
地球温暖化対策実行計画
地球温暖化対策の推進に関する法律にもと
づき、
温室効果ガスの排出を削減し、
地球温暖
化防止に向けた施策を総合的かつ計画的に
推進するための計画であり、
温室効果ガス削減
のための具体的な取り組みを定めるものです。
地球温暖化対策の推進に関する法律
地球温暖化防止京都会議(COP3)
で採
択された
「京都議定書」
を受けて、
日本に課せ
167
られた温室効果ガスの排出削減目標(平成2
年(1990年)比6%削減)
を達成するために、
国、地方公共団体、事業者及び国民が一体と
なって地球温暖化対策に取り組むための枠組
みを定めることを目的として制定されました。
地球サミット
平成4年にブラジルの都市リオ・デ・ジャネ
イロで開催された国際会議のことです。人類
共通の課題である地球環境の保全と持続可
能な社会の実現のための具体的な方策が
話し合われました。
地区計画
都市計画法第12条の5にもとづき、道路や
公園などの公共施設、建築物の形態などに
関し、必要な事項を一体的かつ総合的に定
めて、街区内での無秩序な開発行為を規
制・誘導していく制度です。
地産地消
地域で生産された農林水産物をその地域
で消費することをいいます。産地から消費地
までの距離が短くなることで、商品に親近感
がもてたり、鮮度が保たれたりするほか、運
搬コストなどが改善され、商品の魅力向上や
農林水産業の活性化につながります。
また、
運搬時に発生する温室効果ガスの削減にも
役立ちます。
長期優良住宅
住宅を長期にわたり使用することにより、
住宅の解体などに伴う廃棄物を抑制して環
境負荷を低減するとともに、建替えに係る費
用の削減によって市民の住宅に対する負担
を軽減することを目的とした住宅で、長寿命
住宅の認定制度により、長期にわたり良好な
状態で使用するための措置が講じられた優
良な住宅のことです。
出前講座
市の担当職員や事業者の担当者らが地域
などに出向き、
市の取り組みや暮らしに役立つ
情報、
事業活動内容などを説明するものです。
特定外来生物
外来生物(移入種)のうち、特に生態系へ
の被害が認められるものとして
「特定外来生
物による生態系などに係る被害の防止に関
する法律」
によって指定された生物のことで
す。特定外来生物は、飼養、栽培、保管、運
搬及び輸入などといった取り扱いを規制し、
防除なども行なうこととしています。同法で規
定する
「外来生物」は、海外から導入された
移入生物に焦点を絞り、
日本に元来あった
生態系、人の生命や健康及び農林水産業に
被害を及ぼし、
または及ぼす恐れがあるもの
として政令により定められています。
都市公園
都市公園法で定められた公園または公園
緑地のことで、地方公共団体によって設置さ
れたものをいいます。都市計画に定められて
いなくても都市計画区域内に地方公共団体
が設置した公園や緑地も含まれます。
住区基
幹公園
(身近で小規模な街区公園、
住んでい
る地域を代表する近隣公園や地区公園)
、
都
市基幹公園(総合公園、運動公園)、大規模
公園
(広域公園、
レクリエーション都市)
、
国営
公園などさまざまな種類の公園があります。
用語説明
ダイオキシン類対策特別措置法
第四紀沖積層
トリクロロエチレン
有機塩素化合物の一種で、
ドライクリーニ
ングのシミ抜き、金属・機械の脱脂洗浄剤に
使われるなど洗浄剤・溶剤として優れている
反面、環境中に排出されても安定で、地下水
汚染の原因物質となっています。大気汚染
に係る環境基準は1年平均値0.2mg/m 3 以
下で、水質汚濁及び土壌汚染に係る環境基
168
準は0.03mg/ℓ以下と定めています。
な 行
二酸化硫黄
亜硫酸ガスともいい、硫黄分を含む石油
や石炭などの燃焼によって発生する物質で
す。ぜんそくや気管支炎などの病気や酸性
雨の原因になると言われています。
二酸化窒素
赤褐色の気体で、工場や自動車などで物
が燃焼する過程で発生する物質です。二酸
化窒素に代表される窒素酸化物は、太陽の
紫外線によって変質し、光化学オキシダント
の発生の原因にもなります。
農業集落排水施設
集落から排出されるし尿や生活雑排水ま
たは雨水を処理し、農地や農業用排水路へ
の汚水の流入を防ぎ、窒素、
りんなどを除去
することで公共用水域の水質保全及び農業
用排水施設の機能維持のために整備されま
す。集落を単位とした小規模システムとして
整備されることが多くなっています。
農業振興地域
ノーカーデー
特定の日や曜日を決めて自動車の利用を
自粛するキャンペーンまたはキャッチフレーズ
のことで、
自動車交通量の総量を規制する
169
は 行
バイオディーゼル燃料
菜種油・ひまわり油・大豆油・コーン油など
の生物由来の油や、各種廃食用油(天ぷら
油など)から作られる軽油代替燃料(ディー
ゼルエンジン用燃料)
の総称であり、
BDFと
略されます。燃焼によってCO2を排出して
も、大気中のCO2総量が増えないカーボン
ニュートラルな燃料です。
バイオマスエネルギー
二酸化炭素の発生が少ない自然エネル
ギーの一種で、生物由来の有機性エネル
ギーや資源(化石燃料は除く)
をいいます。
バ
イオマスの種類としては、木材、海草、生ご
み、紙、動物の死骸・糞尿及びプランクトンな
どの有機物があります。
バリアフリー
高齢者や障害者が生活するうえで支障と
なる物理的な障壁や意識的な障壁を取り除
くことをいいます。
ビオトープ
ドイツ語のBio
(生き物)
+Top
(場所)
を意味
する言葉として、
Biotop
(生き物の住む空間)
と
なった合成語です。
生物が生息できる生態系
のまとまりのある空間
(場所)
を意味します。
浮遊粒子状物質
大気中に浮遊する粒径が10μm以下の
粒子状物質で、発生源としては、風による土
壌粒子の舞い上がりなどの自然現象による
ものと、石油系・石炭系燃料の燃焼、物の破
砕などによるもの、
さらに、大気中で二次的に
反応して生成されるものなどがあります。呼
吸により体内に入ると肺胞にとどまり、呼吸器
疾患の一因になると言われています。
フロン
正式には「クロロフルオロカーボン(CF
C)」
といい、炭化水素にフッ素と塩素が結合
した化合物の総称です。化学的に安定で反
応性が低くほとんど毒性はありません。冷蔵
庫の冷媒やスプレーの噴射剤などに広く利
用されます。
しかし、特定のフロンは対流圏
でほとんど分解されず成層圏に達し、
そこで
塩素を放出してオゾン層を破壊し、地表に到
達する紫外線を増加させます。
こうした状況
を受け、国際的な規制がとられる一方、国内
でも、
オゾン層保護法やフロン回収・破壊法
などにより対策が進められています。
ホルムアルデヒド
有機化合物の一種で、建築物の内装・建
材として、壁紙やフローリングなど広い範囲
で使われます。
シックハウス症候群の原因物
質の一つとされ、厚生労働省の室内濃度の
3
が設定
指針値として100μg/m(0.08ppm)
されています。平成14年の建築基準法の改
正によりホルムアルデヒドを発散する建材に
ついて技術基準が定められました。
ま 行
マイバック
自分用の買い物袋のことで、
これを持参し
て買い物時などにレジ袋を断ることでごみを
減量します。
緑のカーテン
ツルが伸びて何かに巻きついて伸びる種
類の植物(ツル性植物)
で作る自然のカーテ
ンのことで、ヘチマ、
きゅうり及びゴーヤなど
で作ります。葉の気孔から水分が蒸散するこ
とで周囲の温度を下げる効果があり、部屋の
温度を下げてくれます。緑のカーテンがある
部屋とない部屋では、5℃前後の差が出ると
言われています。
や 行
有機汚濁
工場や事業所の排水のほか、生活雑排水
などに多く含まれている有機物による汚濁の
ことをいいます。有機物は微生物の働きによ
り分解されますが、
その過程で水中の酸素が
消費されるため、有機物の量が多いと酸素
が欠乏し、魚をはじめ水生生物が生息でき
なくなります。
有機JAS
有機農産物や有機加工食品などの生産
方法についての基準を定めた有機JAS規
格に適合した生産が行なわれていることを
認定された事業者のみが有機JASマークを
使用することができます。有機JASマークが
ない農 産 物と農 産 物 加 工 食 品に「 有 機 」
「オーガニック」
などの名称の表示や、
これと
紛らわしい表示をつけることは法律で禁止さ
れています。
遊休農地
耕作の目的に供されておらず、
かつ、引き
続き耕作の目的に供されないと見込まれる
農地のことです。
用語説明
農業振興地域の整備に関する法律にもと
づき、一体的に農業の振興を図ることが必要
な地域について都道府県知事が指定する地
域のことです。農用地などとして利用すべき
相当規模の土地があり、一定の要件を備え
る必要があります。
方策の一つとして、渋滞の緩和や大気汚染
など、
自動車による弊害の抑制を期待して実
施されます。行政機関をはじめ、民間企業な
どでも取り組まれています。
容器包装リサイクル法
正式には「容器包装に係る分別収集及び
再商品化の促進等に関する法律」
といい、消
費者は容器包装ごみの分別排出、市町村は
170
準は0.03mg/ℓ以下と定めています。
な 行
二酸化硫黄
亜硫酸ガスともいい、硫黄分を含む石油
や石炭などの燃焼によって発生する物質で
す。ぜんそくや気管支炎などの病気や酸性
雨の原因になると言われています。
二酸化窒素
赤褐色の気体で、工場や自動車などで物
が燃焼する過程で発生する物質です。二酸
化窒素に代表される窒素酸化物は、太陽の
紫外線によって変質し、光化学オキシダント
の発生の原因にもなります。
農業集落排水施設
集落から排出されるし尿や生活雑排水ま
たは雨水を処理し、農地や農業用排水路へ
の汚水の流入を防ぎ、窒素、
りんなどを除去
することで公共用水域の水質保全及び農業
用排水施設の機能維持のために整備されま
す。集落を単位とした小規模システムとして
整備されることが多くなっています。
農業振興地域
ノーカーデー
特定の日や曜日を決めて自動車の利用を
自粛するキャンペーンまたはキャッチフレーズ
のことで、
自動車交通量の総量を規制する
169
は 行
バイオディーゼル燃料
菜種油・ひまわり油・大豆油・コーン油など
の生物由来の油や、各種廃食用油(天ぷら
油など)から作られる軽油代替燃料(ディー
ゼルエンジン用燃料)
の総称であり、
BDFと
略されます。燃焼によってCO2を排出して
も、大気中のCO2総量が増えないカーボン
ニュートラルな燃料です。
バイオマスエネルギー
二酸化炭素の発生が少ない自然エネル
ギーの一種で、生物由来の有機性エネル
ギーや資源(化石燃料は除く)
をいいます。
バ
イオマスの種類としては、木材、海草、生ご
み、紙、動物の死骸・糞尿及びプランクトンな
どの有機物があります。
バリアフリー
高齢者や障害者が生活するうえで支障と
なる物理的な障壁や意識的な障壁を取り除
くことをいいます。
ビオトープ
ドイツ語のBio
(生き物)
+Top
(場所)
を意味
する言葉として、
Biotop
(生き物の住む空間)
と
なった合成語です。
生物が生息できる生態系
のまとまりのある空間
(場所)
を意味します。
浮遊粒子状物質
大気中に浮遊する粒径が10μm以下の
粒子状物質で、発生源としては、風による土
壌粒子の舞い上がりなどの自然現象による
ものと、石油系・石炭系燃料の燃焼、物の破
砕などによるもの、
さらに、大気中で二次的に
反応して生成されるものなどがあります。呼
吸により体内に入ると肺胞にとどまり、呼吸器
疾患の一因になると言われています。
フロン
正式には「クロロフルオロカーボン(CF
C)」
といい、炭化水素にフッ素と塩素が結合
した化合物の総称です。化学的に安定で反
応性が低くほとんど毒性はありません。冷蔵
庫の冷媒やスプレーの噴射剤などに広く利
用されます。
しかし、特定のフロンは対流圏
でほとんど分解されず成層圏に達し、
そこで
塩素を放出してオゾン層を破壊し、地表に到
達する紫外線を増加させます。
こうした状況
を受け、国際的な規制がとられる一方、国内
でも、
オゾン層保護法やフロン回収・破壊法
などにより対策が進められています。
ホルムアルデヒド
有機化合物の一種で、建築物の内装・建
材として、壁紙やフローリングなど広い範囲
で使われます。
シックハウス症候群の原因物
質の一つとされ、厚生労働省の室内濃度の
3
が設定
指針値として100μg/m(0.08ppm)
されています。平成14年の建築基準法の改
正によりホルムアルデヒドを発散する建材に
ついて技術基準が定められました。
ま 行
マイバック
自分用の買い物袋のことで、
これを持参し
て買い物時などにレジ袋を断ることでごみを
減量します。
緑のカーテン
ツルが伸びて何かに巻きついて伸びる種
類の植物(ツル性植物)
で作る自然のカーテ
ンのことで、ヘチマ、
きゅうり及びゴーヤなど
で作ります。葉の気孔から水分が蒸散するこ
とで周囲の温度を下げる効果があり、部屋の
温度を下げてくれます。緑のカーテンがある
部屋とない部屋では、5℃前後の差が出ると
言われています。
や 行
有機汚濁
工場や事業所の排水のほか、生活雑排水
などに多く含まれている有機物による汚濁の
ことをいいます。有機物は微生物の働きによ
り分解されますが、
その過程で水中の酸素が
消費されるため、有機物の量が多いと酸素
が欠乏し、魚をはじめ水生生物が生息でき
なくなります。
有機JAS
有機農産物や有機加工食品などの生産
方法についての基準を定めた有機JAS規
格に適合した生産が行なわれていることを
認定された事業者のみが有機JASマークを
使用することができます。有機JASマークが
ない農 産 物と農 産 物 加 工 食 品に「 有 機 」
「オーガニック」
などの名称の表示や、
これと
紛らわしい表示をつけることは法律で禁止さ
れています。
遊休農地
耕作の目的に供されておらず、
かつ、引き
続き耕作の目的に供されないと見込まれる
農地のことです。
用語説明
農業振興地域の整備に関する法律にもと
づき、一体的に農業の振興を図ることが必要
な地域について都道府県知事が指定する地
域のことです。農用地などとして利用すべき
相当規模の土地があり、一定の要件を備え
る必要があります。
方策の一つとして、渋滞の緩和や大気汚染
など、
自動車による弊害の抑制を期待して実
施されます。行政機関をはじめ、民間企業な
どでも取り組まれています。
容器包装リサイクル法
正式には「容器包装に係る分別収集及び
再商品化の促進等に関する法律」
といい、消
費者は容器包装ごみの分別排出、市町村は
170
分別収集の責任を負い、製造者を合わせた
3者の役割分担により容器包装のリサイクル
を促進することを目的に制定されました。
要請限度
騒音規制法や振動規制法で、市町村長は
自動車騒音・振動が一定の限度を超え道路
周辺の生活環境が著しく損なわれると認め
られる場合、都道府県公安委員会に対して
道路交通法にもとづく交通規制などの措置
を講じるよう要請できるとされています。要請
限度はその際の一定の限度として定められ
ています。
ら 行
リオ宣言
正式には
「リオ・デ・ジャネイロ宣言」
といい、
平成4年にリオ・デ・ジャネイロで開催された地
球サミットで発表された宣言です。各国は国
連憲章などの原則にもとづき、
自らの環境及
び開発政策により自らの資源を開発する権利
をもち、
同時に自国の活動が他国の環境汚染
をもたらさないよう確保する責任を負うなど27
項目にわたる原則によって構成されます。
レッドデータブック
生物種の保護を目的とした絶滅の恐れの
ある動植物をその危険度とともに表示した目
録で、世界規模だけではなく、国や都道府県
などにおいても作成されています。
ワークショップ
もともとは
「仕事場」
「工房」
「作業場」
など、
共同で何かを作る場所を意味していました
が、多様な経験や価値観をもつ人々が参加
し、各種の共同作業を通じて計画づくりなど
171
英数字
BOD
生物化学的酸素要求量のことで、有機物
による河川水などの汚濁の程度を表す指標
の一つです。水中の有機物が微生物の働き
によって分解される時に必要とされる酸素量
のことで、数値が大きいほど有機物による水
質の汚濁が進んでいることになります。
COP10
COPとは、国際条約の締約国が集まって
開催する会議のことで、平成22年には名古
屋市で生物多様性条約の10回目となる締約
国会議COP10が開催されました。生物多
様性条約は、生物多様性を守り、遺伝資源を
持続的に利用していくための国際的な枠組
みとして採択されました。
dB
音圧レベルを示す指標として用いられま
す。dB(デシベル)は人の耳に聞こえる感覚
量と対数が比例することより、分りやすさとい
う面からも使用されています。
DO
溶存酸素量のことで、水中に溶けている
酸素量を示します。溶存酸素が不足すると魚
介類の生存を脅かすほか、水が嫌気性と
なって硫化水素やメタンなどが発生し、悪臭
の原因となります。
IPCC
気候変動に関する政府間パネルのことで、
昭和63年に国連環境計画(UNEP)
と世界
気象機関(WMO)
によって設立されました。
世界中の数千人の専門家からなり、温室効
果ガスの増加に伴う地球温暖化の科学的・
技術的及び社会・経済的評価を行ない、得
られた知見を政策決定者をはじめ、広く一般
に利用してもらうことを目的としています。
ISO14001
環境マネジメントに関して、環境に関する
方針や目標、
その具体化のための組織や責
任、
プロセスなどの基準を定めた国際規格で
す。事業者などは、環境管理を実施する際に
この規格を標準的な手法として用いることが
できます。
また、事業者は、
この規格にもとづ
いて環境管理を行なっていることについて第
三者(審査登録機関)の認証を受けること
で、環境に配慮した活動を行なっていること
を国際的に証明することができます。
NPO
営利を目的とする株式会社などと異なり、
社会的使命の追及を目的とし、
自発的に継続
して活動を行なう組織のことです。一般的に
は、法による特定非営利活動法人格を取得
した団体に限定せず、
より広く、
社会的使命の
達成を目的とする任意団体も含まれます。
PCB
ポリ塩化ビフェニルのことで、209種の異
性体が存在する有機塩素化合物の総称で
す。加熱や冷却用熱媒体、電気製品の絶縁
油などさまざまな用途に利用されてきました
が、
PCBが製造過程で米ぬか食用油に混
入し、
それを食べた人が皮膚障害、肝機能
障害などを発症したカネミ油症事件により、
その毒性が社会問題化され、現在は製造・
輸入ともに禁止されています。
pg-TEQ
1pg(ピコグラム)は10 -12 g( 1兆分の1グラ
ム)
に相当します。
ダイオキシン類の毒性を示
す場合、大気についてはpg-TEQ/m 3 、水質
についてはpg-TEQ/ℓ、土壌については
pg-TEQ/gといったように、対象によって異な
る単位を用いています。
ダイオキシン類の濃
度は、測定により得られるダイオキシン類の
各異性体の濃度値に毒性等価係数(TEF:
ダイオキシン 類 の 中 で 最も毒 性 が 強 い
2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシンの
毒性を1としたときの他の異性体の相対的な
毒性)
を乗じて合計して得られる毒性等量
(TEQ)
により表したものです。
pH
水素イオン濃度のことで、水質汚濁状況を
示す指標の一つです。
pH7を中性とし、
pH
7より小さくなるほど酸性が強くなり、大きくな
るほどアルカリ性が強くなります。
ppm
濃度の単位で100万分の1を1ppmと表示
します。例えば、1m3の空気中に1cm3の大気
汚染物質が混じっている場合の大気汚染物
質濃度を1ppmと表示します。
また、水質汚濁
3
の中に汚
物質の濃度表示では、水1m(1t)
濁物質が1g混じっている場合を1ppmと表示
します。
用語説明
わ 行
を進めていく方法を意味する言葉として使わ
れています。形式や結論を出すことにこだわ
らず、新たな発想や集団の合意を得るため
の過程が重視されます。
PRTR制度
有害性のある多種多様な科学物質が、
ど
のような発生源から、
どのくらい環境中に排
出されたり、廃棄物として運び出されたりした
かというデータを把握・集計し、公表する仕
組みのことです。市民・事業者・行政が情報
を共有しつつ化学物質のリスク管理に役立
172
分別収集の責任を負い、製造者を合わせた
3者の役割分担により容器包装のリサイクル
を促進することを目的に制定されました。
要請限度
騒音規制法や振動規制法で、市町村長は
自動車騒音・振動が一定の限度を超え道路
周辺の生活環境が著しく損なわれると認め
られる場合、都道府県公安委員会に対して
道路交通法にもとづく交通規制などの措置
を講じるよう要請できるとされています。要請
限度はその際の一定の限度として定められ
ています。
ら 行
リオ宣言
正式には
「リオ・デ・ジャネイロ宣言」
といい、
平成4年にリオ・デ・ジャネイロで開催された地
球サミットで発表された宣言です。各国は国
連憲章などの原則にもとづき、
自らの環境及
び開発政策により自らの資源を開発する権利
をもち、
同時に自国の活動が他国の環境汚染
をもたらさないよう確保する責任を負うなど27
項目にわたる原則によって構成されます。
レッドデータブック
生物種の保護を目的とした絶滅の恐れの
ある動植物をその危険度とともに表示した目
録で、世界規模だけではなく、国や都道府県
などにおいても作成されています。
ワークショップ
もともとは
「仕事場」
「工房」
「作業場」
など、
共同で何かを作る場所を意味していました
が、多様な経験や価値観をもつ人々が参加
し、各種の共同作業を通じて計画づくりなど
171
英数字
BOD
生物化学的酸素要求量のことで、有機物
による河川水などの汚濁の程度を表す指標
の一つです。水中の有機物が微生物の働き
によって分解される時に必要とされる酸素量
のことで、数値が大きいほど有機物による水
質の汚濁が進んでいることになります。
COP10
COPとは、国際条約の締約国が集まって
開催する会議のことで、平成22年には名古
屋市で生物多様性条約の10回目となる締約
国会議COP10が開催されました。生物多
様性条約は、生物多様性を守り、遺伝資源を
持続的に利用していくための国際的な枠組
みとして採択されました。
dB
音圧レベルを示す指標として用いられま
す。dB(デシベル)は人の耳に聞こえる感覚
量と対数が比例することより、分りやすさとい
う面からも使用されています。
DO
溶存酸素量のことで、水中に溶けている
酸素量を示します。溶存酸素が不足すると魚
介類の生存を脅かすほか、水が嫌気性と
なって硫化水素やメタンなどが発生し、悪臭
の原因となります。
IPCC
気候変動に関する政府間パネルのことで、
昭和63年に国連環境計画(UNEP)
と世界
気象機関(WMO)
によって設立されました。
世界中の数千人の専門家からなり、温室効
果ガスの増加に伴う地球温暖化の科学的・
技術的及び社会・経済的評価を行ない、得
られた知見を政策決定者をはじめ、広く一般
に利用してもらうことを目的としています。
ISO14001
環境マネジメントに関して、環境に関する
方針や目標、
その具体化のための組織や責
任、
プロセスなどの基準を定めた国際規格で
す。事業者などは、環境管理を実施する際に
この規格を標準的な手法として用いることが
できます。
また、事業者は、
この規格にもとづ
いて環境管理を行なっていることについて第
三者(審査登録機関)の認証を受けること
で、環境に配慮した活動を行なっていること
を国際的に証明することができます。
NPO
営利を目的とする株式会社などと異なり、
社会的使命の追及を目的とし、
自発的に継続
して活動を行なう組織のことです。一般的に
は、法による特定非営利活動法人格を取得
した団体に限定せず、
より広く、
社会的使命の
達成を目的とする任意団体も含まれます。
PCB
ポリ塩化ビフェニルのことで、209種の異
性体が存在する有機塩素化合物の総称で
す。加熱や冷却用熱媒体、電気製品の絶縁
油などさまざまな用途に利用されてきました
が、
PCBが製造過程で米ぬか食用油に混
入し、
それを食べた人が皮膚障害、肝機能
障害などを発症したカネミ油症事件により、
その毒性が社会問題化され、現在は製造・
輸入ともに禁止されています。
pg-TEQ
1pg(ピコグラム)は10 -12 g( 1兆分の1グラ
ム)
に相当します。
ダイオキシン類の毒性を示
す場合、大気についてはpg-TEQ/m 3 、水質
についてはpg-TEQ/ℓ、土壌については
pg-TEQ/gといったように、対象によって異な
る単位を用いています。
ダイオキシン類の濃
度は、測定により得られるダイオキシン類の
各異性体の濃度値に毒性等価係数(TEF:
ダイオキシン 類 の 中 で 最も毒 性 が 強 い
2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシンの
毒性を1としたときの他の異性体の相対的な
毒性)
を乗じて合計して得られる毒性等量
(TEQ)
により表したものです。
pH
水素イオン濃度のことで、水質汚濁状況を
示す指標の一つです。
pH7を中性とし、
pH
7より小さくなるほど酸性が強くなり、大きくな
るほどアルカリ性が強くなります。
ppm
濃度の単位で100万分の1を1ppmと表示
します。例えば、1m3の空気中に1cm3の大気
汚染物質が混じっている場合の大気汚染物
質濃度を1ppmと表示します。
また、水質汚濁
3
の中に汚
物質の濃度表示では、水1m(1t)
濁物質が1g混じっている場合を1ppmと表示
します。
用語説明
わ 行
を進めていく方法を意味する言葉として使わ
れています。形式や結論を出すことにこだわ
らず、新たな発想や集団の合意を得るため
の過程が重視されます。
PRTR制度
有害性のある多種多様な科学物質が、
ど
のような発生源から、
どのくらい環境中に排
出されたり、廃棄物として運び出されたりした
かというデータを把握・集計し、公表する仕
組みのことです。市民・事業者・行政が情報
を共有しつつ化学物質のリスク管理に役立
172
てようとする環境保全のための新しい手法
です。
SS
浮遊物質量のことで、水質汚濁の指標の
一つです。数値が大きいほど濁りの度合い
が大きいことを示します。浮遊物質は水中に
浮遊する直径2mm以下の粒子状物質のこ
とで、浮遊物質が多くなると、透明度などの
外観が悪くなるほか、魚類のえらがつまって
死んだり、太陽光の透過が妨げられて水中
の植物の発育を阻害することがあります。
WECPNL
加重等価平均感覚騒音レベルのことで、
航空機騒音の測定及び評価のために考案
されたものです。航空機騒音の特異性、継続
時間の効果、昼夜の別なども加味した騒音
のうるささの単位として使われています。
これ
までは航空機騒音に係る環境基準の評価
指標はWECPNLが採用されてきました
が、近年の騒音測定機器の技術的進歩や諸
(航空関連騒音も
外国の動向を踏まえ、
Lden
含めた騒音の総暴露量評価)
に改正(施行
日:平成25年4月1日)
されることになっていま
す。
3R
R e d u c e(リデュース:ご みを減らす)、
Reuse(リユース:再使用する)、Recycle(リサ
イクル:再資源化する)の頭文字をとった略
称です。廃棄物を排出せず、使用済みの物
の再使用や再生利用を進め、循環型社会を
構築していくうえでの基本的な考え方として
使用されます。
愛西市環境基本計画
平成25年3月 発行
愛西市 市民生活部 環境課(愛西市役所佐織庁舎)
〒496-8601 愛知県愛西市諏訪町池埋500番地1
TEL 0567-25-1111 FAX 0567-25-1112
ホームページ http://www.city.aisai.lg.jp
※表紙デザイン
環境省と3R活動推進フォーラムが主催する
「平成24年度3R促進ポスターコンクール
小学生中学年の部」
において佳作に選定された佐屋小学校 佐藤碧哉さん の作品です。
173
てようとする環境保全のための新しい手法
です。
SS
浮遊物質量のことで、水質汚濁の指標の
一つです。数値が大きいほど濁りの度合い
が大きいことを示します。浮遊物質は水中に
浮遊する直径2mm以下の粒子状物質のこ
とで、浮遊物質が多くなると、透明度などの
外観が悪くなるほか、魚類のえらがつまって
死んだり、太陽光の透過が妨げられて水中
の植物の発育を阻害することがあります。
WECPNL
加重等価平均感覚騒音レベルのことで、
航空機騒音の測定及び評価のために考案
されたものです。航空機騒音の特異性、継続
時間の効果、昼夜の別なども加味した騒音
のうるささの単位として使われています。
これ
までは航空機騒音に係る環境基準の評価
指標はWECPNLが採用されてきました
が、近年の騒音測定機器の技術的進歩や諸
(航空関連騒音も
外国の動向を踏まえ、
Lden
含めた騒音の総暴露量評価)
に改正(施行
日:平成25年4月1日)
されることになっていま
す。
3R
R e d u c e(リデュース:ご みを減らす)、
Reuse(リユース:再使用する)、Recycle(リサ
イクル:再資源化する)の頭文字をとった略
称です。廃棄物を排出せず、使用済みの物
の再使用や再生利用を進め、循環型社会を
構築していくうえでの基本的な考え方として
使用されます。
愛西市環境基本計画
平成25年3月 発行
愛西市 市民生活部 環境課(愛西市役所佐織庁舎)
〒496-8601 愛知県愛西市諏訪町池埋500番地1
TEL 0567-25-1111 FAX 0567-25-1112
ホームページ http://www.city.aisai.lg.jp
※表紙デザイン
環境省と3R活動推進フォーラムが主催する
「平成24年度3R促進ポスターコンクール
小学生中学年の部」
において佳作に選定された佐屋小学校 佐藤碧哉さん の作品です。
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