家屋を新築・増築等したときの税

家を新築・増築等をしたときの
固定資産税と不動産取得税について
−固定資産税について (町の税金です)−
○評価のしくみ
固定資産評価基準に基づき、該当する家屋を再び建築した場合の価格を基準(固定資産
評価基準)にしたがって算出し評価額とします。
○評 価
家屋の評価
評価額(課税標準額)=再建築価格×経年減点補正率
再建築価格・・・
評価の対象となった家屋と全く同一の建物を、評価の時点においてその場
所に新築するものとした場合に、必要とされる建築費
経年減点補正率・・・
家屋の建築後の年数の経過によって生ずる、損耗の状況による減価などを
あらわしたもの。
固定資産税課税額=評価額(課税標準額)×1.4%
平成 27 年 5 月発送の納税通知書に反映します
○新築家屋に対する減額措置
新築された家屋(住宅に限る)については、新築後一定期間の固定資産税の減額措置が
あります。
適用対象は、次の要件のすべてを満たす住宅です。
● 専用住宅や併用住宅であること。(併用住宅については、居住部分の割合が
2分の1以上のもの)
● 床面積の要件…居住部分の床面積が50平方メートル(1 戸建以外の貸家住
宅にあっては 40 平方メートル)以上280平方メートル以下であること。
減額される範囲
減額の対象となるのは新築された住宅用の家屋で、併用住宅における店舗部
分などは減額の対象となりません。なお、住宅として用いられる部分の床面積が
120平方メートルまでのものはその全部が2分の1減額対象となり、120平方メ
ートルを超えるものは120平方メートル分が2分の1減額対象となります。
減額される期間
ア) ー般住宅(イ以外の住宅)・・・ 新築後3年度分
イ) 3階建以上の中高層耐火住宅・・・ 新築後5年度分
※よくある問合せ(3年後の固定資産が急に上がったのは?)
質問
答え
私は3年前に住宅を新築しましたが、4年目の今年から税額が急に高くなっています。
なぜでしょうか。
新築の住宅に対しては3年間の固定資産税の減額制度が設けられており、一定の要
件にあたるときは、固定資産税が課税されることとなった年度から3年度分にかぎり税
額が減額されます。
−家屋取得時の不動産取得税について(県からの税金です)−
家屋の建築(新築・増築等)や、土地や家屋の購入・贈与・交換などで不動産を取得し
た方に、取得したときに 1 回限り課税される税金です。
後日、大河原県税事務所より納税通知書が発送されます。
税額の計算
不動産取得税の税額は次の算式により計算した金額になります。(土地に
ついて詳細は、別途県税事務所にお問合せください。)
○税率(平成 18 年 4 月 1 日から平成 20 年 3 月 31 日までに取得したもの)
土地および住宅 課税標準額(固定資産税評価額)×3%(税率)=税額
住宅以外の建物 課税標準額(固定資産税評価額)×3.5%(税率)=税額
○税率(平成 20 年 4 月 1 日から平成 27 年 3 月 31 日までに取得したもの)
土地および住宅 課税標準額(固定資産税評価額)×3%(税率)=税額
住宅以外の建物 課税標準額(固定資産税評価額)×4%(税率)=税額
新築住宅に対する軽減措置
一定の要件を満たす新築の住宅を取得等した場合には、その新築住宅に
次のような軽減措置が設けられています。(併せて土地の軽減措置もあり
ます。詳細は、県税事務所にお問合せください。)なお、軽減を受けるため
には、必ず申請が必要ですのでご注意ください。
(1) 新築特例適用住宅
新築家屋の床面積が 50m2 以上∼240m2 以下(一戸建以外の貸家住宅の
場合は 40m2 以上∼240m2 以下)の住宅を新築特例適用住宅といいます。
(2) 新築特例適用住宅に対する税額計算
(1)の新築特例適用住宅を新築又は取得した場合、住宅の固定資産税評
価額から 1,200 万円が控除されます。(マンションなどの共同住宅の場合
は一住戸ごとに 1,200 万円が控除されます。)
(課税標準)
(固定資産税評価額-1,200 万円) ×
(税率)
3%
=
不動産取得税
※長期優良住宅に認定された場合は 1,200 万円の部分が 1,300 万円となります。
このほか、不動産取得税に関することについては、県税事務所にお問合せください。
□固定資産税、不動産取得税の詳細についてお問合せ先□
固定資産税に関して
丸森町役場 町民税務課 課税班 0224‐72‐2116
不動産取得税に関して 大河原県税事務所 課税班 0224‐53‐3113