デジタル・オシロスコープ オシロスコープ DS-8617 100Mサンプル/s(4CH同時)、8ビット、32Kワード、DC∼100MHz リアルタイム兼用 デジタル・オシロスコープは、各種の波形解析・処理やコント ローラによる自動化システムなどを構成できる特長から急速に 需要が延びています。このDS-8617は、4チャネルフルレンジ・ アッテネータ採用の最高サンプル・レート100Mサンプル/s (4CH同時)・8ビットのストレージにDC∼100MHz・4CHの オシロスコープを組合せたデジタル・オシロスコープです。メ モリ長も32Kワード/chとロングメモリを採用し、もちろん機 能も充実。TV同期、イベントトリガ、自動測定、GO/NO GO 判定、プリンタ、プロッタ出力機能等豊富に取り入れて幅広い ユーザニーズにお応えします。 21185-29-00 特長 ■高性能のリアルタイム兼用デジタル・オシロスコ ープ ■TV同期、プリンタ出力など豊富な各種測定機能 あらゆる分野に高速、高性能で本 測定、セーブ/リコール、コメント、独自の波形取込み/処理、高速 格測定ができます。 オートセットアップ機能、プリンタ出力等を豊富に採用し幅広いユー ストレージ部:100Mサンプル/s、 ザニーズにお応えします。 TV同期(ライン、フィールド選択、HDTV) 、イベントトリガ、自動 8ビット、32Kワード/ch、最高 140回/秒の高速波形表示 リアル部:DC∼100MHz、4CH、 5現象10トレース 4現象表示 ■4チャネルフルレンジ・アッテネータ装備の本格的 4チャネルタイプ テレビ波形表示 ッテネータ採用で全チャネル、全 ■ノンストップモーショ ンの波形表示 レンジでDC∼100MHzの信号を ストレージ動作中であっても、待 測定できます。 つことなく波形操作(拡大・移 ストレージではC H 1 +C H 2 、 動)を行えますので、スムーズな C H 3 +C H 4 、 C H 1 ×C H 2 、 操作感が得られます。 2mV/div∼10V/divの広範囲ア AMPL測定 CH3×CH4の表示もできます。 最初に取込んだ波形 CH1×CH2表示 ■チャネル毎に独立の32Kワード/ch ロングメモリ メモリは標準で32Kワード/chを 装備しています。ロングメモリで 長時間の波形データの取込みが行 えます。 拡大、移動波形 次に取り込んだ波形 ■高速GP-IBインタフェース標準装備 外部コントローラによるフルリモート・コントロールが行えます。波 形データの転送やパネル設定状態の外部コントローラが行えます。 32Kワードで記憶した波形とそ の一部拡大波形(停止状態での ALT掃引) 64 デジタル・オシロスコープ DS-8617 オシロスコープ 性能 ●掃引拡大 ……………10倍(最高掃引時間1ns/div) ストレージ機能(STORAGEのみ) ●A/D変換 分解能 ………………8ビット(32レベル/div、フルスケール管面8divに対応) 最高サンプルレート …100Mサンプル/s 4CH同時 メモリ長 ………………1Kワード/ch、2Kワード/ch、32Kワード/chを切換え可能 外部クロック …………CH4にクロック信号を入力、B同期を使用 最高周波数50MHz ●モード 等価サンプル ………動作掃引時間:10ns/div∼0.5μs/div エンベロープ ………検出パルス幅:最小40ns(原振幅の50%で表示) 動作掃引時間:20μs/div∼5s/div ロール ………………4チャネル同時に動作可、エンベロープとの併用可 メモリ長1kで動作 動作掃引時間:50ms/div∼5s/div ●処理 アベレージング ……回数:2∼256回 速度:約72回/秒(1チャネル入力、1μs/div、メモリ長1Kワード にて) マックスホールド …回数:2∼255回、∞回 速度:約80回/秒(1チャネル入力、1μs/div、メモリ長1Kワード にて) スムージング ………各サンプリング点のデータ前後(2n−1)点の移動平均n=1∼20 ●表示 波形表示メモリ ……1Kワード×8波形 表示更新速度 ………約140回/秒(1チャネル入力、1μs/div、メモリ長1Kワードにて) 補間機能 ……………パルス補間、リニア補間、サイン補間 波形の拡大・縮小…垂直軸:250倍∼1/250倍GNDレベル中心 水平軸:1000倍∼1/1000倍トリガ点中心(A波形) 、画面左端中心 (8波形) ■X-Y動作 ●X軸 入力 …………………REAL:CH1 STORAGE:CH1、REF1 感度 …………………CH1と同じ 周波数特性 …………REAL:DC∼3MHz−3dB STORAGE:CH1と同じ ●Y軸 入力 …………………REAL:CH1、CH2、CH3、CH4、ADD STORAGE:CH1、CH2、CH3、CH4、CALC1、 CALC2、REF1、REF2、REF3、REF4 感度 …………………CH1、CH2、CH3、CH4と同じ 周波数特性 …………CH1、CH2、CH3、CH4と同じ ●位相差 ………………REAL:DC∼100kHzにて3゚以内 STORAGE:DC∼10MHzにて3゚以内 ●外部輝度変調(Z軸) …REALのみ 最小変調入力 ………0.5Vp-p 極性 …………………正で暗く、負で明るくなる。 周波数特性 …………DC∼5MHz 入力抵抗 ……………4.5kΩ±10% 入力耐圧 ……………±50V MAX ■測定 カウンタ ………………Aトリガの周波数を測定 10Hz∼100MHz、4桁表示、測定誤差±10digit カーソル測定 …………電圧差(△V)、電圧比(V-RATIO)、時間差(△t)、時間比(tRATIO) 、周波数(1/△t) 、 立上り時間(△V△t10-90% REALのみ) 、 パルス幅(△V△t0-50% REALのみ) 、 電圧・時間(V ATt STORAGEのみ) 波形パラメータ測定 …STORAGEのみ 振幅(AMPL) 、ピーク値(P-P) 、プラスピーク(+P) 、マイナスピ ーク(−P) 、周波数(f) 、パルス幅(PW) 、立上り時間(Tr) 、立下 り時間(Tf) GO/NO GO判定 判定対象 ……………領域内の波形データ 領域設定は4本のカーソル、または2本のカーソルとリファレンス波形 による自動測定による測定データ ■コピー出力(STORAGEのみ) インタフェース ……セントロニクス/GP-IB/RS-232-C(RS-232-Cはオプション) 出力内容 ……………波形、カーソル、スケール、リードアウト ■信号出力 校正器(CAL) 波形 …………………方形波 繰り返し ……………1kHz 確度±0.1% デューティレシオ …49%∼51% 出力電圧 ……………0.6V 確度:±1% CH2 OUTPUT 出力電圧 ……………30mV/div±20%(50Ω負荷時) 周波数帯域幅 ………DC∼60MHz −3dB(50Ω負荷時) 出力抵抗 ……………50Ω±20% ■インタフェース GP-IB ………………IEEE488-1978準拠 サブセット:SH1、AH1、T6、L4、SR1、RL1、PR0、DC1、C0、E2 波形移送速度:バイナリにて300Kバイト/s以上 セントロニクス ……STBパルス幅:1μs以上 RS-232-C(オプション)…ハンドシェイク:BUSY信号によるソフトウェアハンドシェイク ■データ保存 …………内蔵電池によるバッテリ・バックアップ 保存データ種類 ………セットアップ、波形データ、コメント 保存データ数 …………次式の範囲内でセットアップ149個、コメント149個、波形49個(1Kワ ード) 、29個(2Kワード) 、2個(32Kワード)を保存可能。 (セットアップ数×1)+(コメント数×1)+(1Kワード波形数× 3)+(2Kワード波形数×5)+(32Kワード波形数×65)≦149 ■管面表示 リードアウト項目 ……電圧軸設定条件、時間軸設定条件、同期設定条件、ストレージ動作状 態、カーソル、測定値 日付けと時刻 …………年月日時分秒の表示可能 コメント 表示範囲 ……………画面の上から6行目∼11行目 表示文字数/種類 …最大240文字/アルファベット 記号など ■電源 電圧範囲 ………………AC90V∼250V 周波数範囲 ……………48Hz∼440Hz 消費電力 ………………200W MAX(AC100Vにて) ■大きさ・質量 ………約320W×160H×423Lmm 約11kg(付属品は除く) ■付属品 ………………電源コード(1) 、プローブSS-0130R(2) 、ヒューズ(2) 、パネルカバ ー(1) 、付属品袋(1) 、取扱説明書(1) ■CRT 形状 ……………………角型、6インチ 有効面 …………………8div×10div(1div=10mm) 、無視差内面目盛り、目盛り照明付き 加速電圧 ………………約16kV ■垂直偏向系(Y軸) 表示波形 ………………REAL:CH1、CH2、CH3、CH4、ADD 表示切換え ALT、CHOP(800kHz±1%) STOPRAGE:CH1、CH2、CH3、CH4、CH1+CH2、CH3+CH4、 CH1×CH2、CH3×CH4 ●CH1、CH2、CH3、CH4 感度 …………………2mV/div∼10V/div 1-2-5ステップ11段切換え 2mV/div∼20V/div 微調器による連続可変 確度 REAL:±2% STORAGE:2%±1/32div エンベロープ時は2%増加 周波数特性 …………REALのときもしくはSTORAGEで等価サンプルの場合 感 度 周波数帯域 2mV/div、5V/div、10V/div DC∼100MHz −3.5dB 5mV/div∼2V/div DC∼100MHz −3dB STORAGEで通常サンプルの場合 感 度 掃引時間 実効周波数帯域 全レンジ 10ns/div∼0.5μs/div DC∼25MHz 全レンジ 1μs/diV∼5s/div DC∼(25/掃引時間)Hz [注1]AC結合時の下限周波数は4Hzです。 [注2]BANDWIDHT使用時の上限周波数は20MHzです。 [注3]STORAGEの実効帯域は(サンプリング周波数)/4の計算 値です。 立上り時間 …………3.5ns(5mV/divにて) [注]次式からの計算式による 0.35=立上り時間×帯域幅 信号遅延 ……………30ns(REALのときの画面上の遅延時間、遅延ケーブルによる) 入力結合 ……………AC、DC、GND 入力RC ……………直接:1MΩ±1.5%、23pF±2pF 最大許容入力 ………直接:±400V MAX SS-087Rプローブ使用時:±600V MAX クロストーク ………−40dB(1kHz正弦波入力時) ドリフト (標準値)…電源ON30分経過後、0.1div/hまたは2mV/hのいずれか大きい方 極性切換え …………CH2、CH4のみ可 同相除去比 …………5mV/divにおいて 50:1(1kHz正弦波) 15:1(20MHz正弦波) ■同期 トリガモード …………REAL:NORMAL、COUNT、TV STORAGE:NORMAL、EVENT、TV ●A同期 最小同期レベル(div) 最小同期レベル 結合方式 周波数範囲 AUTO LEVELを除く AUTO LEVELのとき 100Hz∼10MHz 0.4 1.0 AC 10MHz∼100MHz 1.0 2.0 DC∼10MHz 0.4 1.0 DC 10MHz∼100MHz 1.0 2.0 TV-V、H 同期信号振幅1.5 [注1]AUTO、AUTO LEVELの場合の下限周波数:50Hz [注2]TV-V、TV-Hの同期信号振幅:映像信号7、同期信号3の割 合の合成映像信号 [注3]HF REJおよびLF REJの場合に、下記周波数範囲で同期信号 が減衰します。HF REJ:10kHz以上、LF REJ:10kHz以下 信号源 ………………CH1、CH2、CH3、CH4、LINE、VERT 結合方式 ……………DC、HF REJ、LF REJ、AC、TV-V、TV-H 極性 …………………正(+) 、負(−) ●B同期 結合方式 周波数範囲 最小同期レベル(div) 最小同期レベル 100Hz∼10MHz 0.4 AC 10MHz∼100MHz 1.0 DC∼10MHz 0.4 DC 10MHz∼100MHz 1.0 [注]イベントトリガとして使用時は最大20MHzです。 信号源 ………………CH1、CH2、CH3、CH4、VERT 結合方式 ……………DC、HF REJ、AC、LF REJ、TV-H 極性 …………………正(+) 、負(−) ●TV同期 対応方式 ……………NTSC、PAL & SECAM、HDTV FIELD SEL …………BOTH、ODD、EVEN LINE SEL …………1∼2000H ●イベント同期 ………REAL:COUNT(1∼65535回、最高カウント周波数20MHz) STRAGE:COUNT、MISSING、BURST、EXTRA ■遅延 ●データポジション(STORAGEのA掃引遅延) 設定範囲 メモリ長 −最大(div) +最大(div) 1Kワード −10.24 +10.04 2Kワード −20.48 +20.28 32Kワード −327.68 +327.48 [注1]画面左端とトリガ点との距離 [注2]符号はトリガ点が画面左端より右にある時+、左にある時− ●B掃引遅延(REALのみ) 遅延時間 ……………(A掃引s/div)×0.2∼(A掃引s/div)×10.2 遅延ジッター ………1/20,000以下(A:1ms/div、B:0.5μs/divにて) ■水平偏向系(X軸) HORIZ DISPLAY ……A、ALT、B、X-Y ●A掃引 掃引方式 ……………AUTO LEVEL、AUTO、NORM、SINGLE 掃引時間 ……………REAL:10ns/div∼500ms/div 1-2-5ステップ24段切換え 10ns/div∼1.25s/div 微調器により連続可変 STORAGE:10ns/div∼5s/div 1-2-5ステップ27段切換え ホールドオフ時間 …可変可能(百分率にてリードアウト表示) ●B掃引 掃引遅延方式 ………同期遅延(REALのみ) 、連続遅延 遅延時間 ……………(遅延の項参照) 掃引時間 ……………10ns/div∼20ms/div 1-2-5ステップ20段切換え 確度(REALのみ):画面中央8divにて±2% 65 オ シ ロ ス コ ー プ
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