死後の世界について聖書が 教えていること

死後の世界について聖書が
教えていること
ルカの福音書16:19-31
死後の世界について
• 死んだ後にどのようになるのかは
一般の人間にはわからない
• キリストがそれについて語れるの
は、十字架に架かる前にその現実
を語り、その後、死者の中から復
活された唯一の方だから
旧約時代の理解
復
活
死
シオール(黄泉?)
神の王国
「地のちりの中に眠ってい
る者のうち、多くの者が目
をさます。ある者は永遠
のいのちに、ある者はそ
しりと永遠の忌みに。」
ダニエル書12:2
ヘブル人への手紙 9:27-28
「そして、人間には、一度死ぬこと
と死後にさばきを受けることが定まっ
ているように、キリストも、多くの人の
罪を負うために一度、ご自身をささげ
られましたが、二度目は、罪を負うた
めではなく、彼を待ち望んでいる人々
の救いのために来られるのです。」
ローマ人への手紙 14:10-12
「それなのに、なぜ、あなたは自分の兄
弟をさばくのですか。また、自分の兄弟を侮
るのですか。私たちはみな、神のさばきの座
に立つようになるのです。次のように書かれ
ているからです。『主は言われる。わたしは
生きている。すべてのひざは、わたしの前に
ひざまずき、すべての舌は、神をほめたたえ
る。』 こういうわけですから、私たちは、おの
おの自分のことを神の御前に申し開きするこ
とになります。」
2コリント人への手紙 5:9-11
「そういうわけで、肉体の中にあろうと、
肉体を離れていようと、私たちの念願とする
ところは、主に喜ばれることです。なぜなら、
私たちはみな、キリストのさばきの座に現わ
れて、善であれ悪であれ、各自その肉体に
あってした行為に応じて報いを受けることに
なるからです。こういうわけで、私たちは、主
を恐れることを知っているので、人々を説得
しようとするのです。私たちのことは、神の御
前に明らかです。しかし、あなたがたの良心
にも明らかになることが、私の望みです。」
聖書の与える現実
• 人間の地上での死がすべての終わ
りではない
• すべての人間はこの地上での生き
方、または信仰によって良くも悪
くも報われる
• しかし、その結果として人間に生
きる意味が生まれる
2コリント人への手紙 5:6
「そういうわけで、私たちはいつも
心強いのです。ただし、私たちが肉体
にいる間は、主から離れているという
ことも知っています。」
聖書の教えが正しければ幽霊や地縛
霊などは存在しない。
パラダイスの存在
• ルカの福音書23:43 「イエスは、彼に
言われた。『まことに、あなたに告げま
す。あなたはきょう、わたしとともにパ
ラダイスにいます。』」
–パラダイスは天国とは異なる
–パラダイスは「休憩所」、「憩いの場」、
「楽園」という意味。永遠の場所ではない
パラダイスの存在
• パラダイスについて知っていること
– あまり知らない
– 「私はこの人が、――それが肉体のままで
あったか、肉体を離れてであったかは知りま
せん。神はご存じです。――パラダイスに引
き上げられて、人間には語ることを許されて
いない、口に出すことのできないことばを聞
いたことを知っています。」 2コリント 12:3-4
金持ちとラザロの話
• 実話?(ルカの福音書16:19-31)
–たとえ話として紹介されていない
–実名が使われている
–たとえ話は日常的なものを用いて霊
的な話しをすること。この話にはそ
のような要素がない
金持ちとラザロの話
• これは復活する前の状態
–地上での生活、または信仰によって
送られる場所が異なる
–パラダイス(アブラハムの懐?)で
は復活がまだ実現していない
–ハデスは苦しみの場所
• 過去の記憶、痛み、飢え乾き、後悔
ヨハネの黙示録 20:13
「海はその中にいる死者を出し、死
もハデスも、その中にいる死者を出した。
そして人々はおのおの自分の行ないに応
じてさばかれた。」
金持ちとラザロの話
• それらの間には「大きな淵」ある
• 死人の願い = 誰も「こんな苦
しみの場所に来ることがないよう
に」
• 奇跡を見せても信じない人は信じ
ない
旧約時代の理解
復
活
死
シオール(黄泉?)
神の王国
「地のちりの中に眠ってい
る者のうち、多くの者が目
をさます。ある者は永遠
のいのちに、ある者はそ
しりと永遠の忌みに。」
ダニエル書12:2
イエスの説明
復
活
死
パラダイス
ハデス
神の王国
最後のまとめ (1/3)
• 死後の世界について多くのことが
聖書に明かされていないことを受
け入れる
–考え過ぎも良くなく、無関心も良く
ない
–最低限明かされていることに信仰を
持つことで十分正しい生活を送れる
最後のまとめ (2/3)
• 神がキリストを送られたのは、誰一人
として滅びることを望んでおられない
証拠
– 「神は、実に、そのひとり子をお与えに
なったほどに、世を愛された。それは御
子を信じる者が、ひとりとして滅びるこ
となく、永遠のいのちを持つためである。
神が御子を世に遣わされたのは、世をさ
ばくためではなく、御子によって世が救
われるためである。」 ヨハネ 3:16-17
最後のまとめ (2/3)
• 神がキリストを送られたのは、誰一人
として滅びることを望んでおられない
証拠
– 「そこで、子たちはみな血と肉とを持っ
ているので、主もまた同じように、これ
らのものをお持ちになりました。これは、
その死によって、悪魔という、死の力を
持つ者を滅ぼし、一生涯死の恐怖につな
がれて奴隷となっていた人々を解放して
くださるためでした。」 ヘブル2:14-15
最後のまとめ (2/3)
• 神がキリストを送られたのは、誰一人
として滅びることを望んでおられない
証拠
– 否定できない証拠が数えきれないほど聖
書と歴史にある
– キリストの言葉を信じないのは証拠が足
りないからではなく、心が創造者を認め
たくない・責任を問われたくないから
最後のまとめ (3/3)
• キリストの良い知らせを伝えるこ
とができるのは生きている間だけ
–福音のために働くことができるのは
今だけ
–自分たちの仕事は人を救うことでは
なく、その人たちが救い主に出会う
ことができるように生きること