記入例等(内閣府作成)

公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律等について
基本的枠組み
1.申請者:公益目的事業を行う特例民法法人(注)、一般社団法人又は一般財団法人。
(注)民法法人は平成 20 年12 月1日以降、自動的に特例民法法人となる。
2.行政庁(申請先):内閣総理大臣又は都道府県知事。
3.認定:行政庁において申請法人が公益認定の基準に適合すると認めるときは公益認定(注)。
(注)公益認定の基準のほか法定の欠格事由に該当しないことが必要。
4.監督:認定後、公益法人は一定の事項を遵守しつつ、行政庁による監督を受ける。
5.第三者機関:行政庁は、公益認定等委員会又は都道府県におかれる合議制の機関への諮問、
答申に基づいて、公益認定等を行う。
1.公益目的事業
A:「学術、技芸、慈善その他の公益に関する別表第1号から第22号に掲げる種類の事業」
であって
B:「不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与するもの」
をいう(認定法第2条第4号)。
Aに関し、別表第23号の「前各号に掲げるもののほか、公益に関する事業として政令で定める
もの」における政令の定めは置かれていない。
Bに関しては、公益認定等ガイドラインの参考資料として「公益目的事業のチェックポイント」が
公表されている。
2.行政庁(申請先)(整備法第47条)
内閣総理大臣か都道府県知事かに申請するが、どちらになるかは外形的に判断できるよう、以
下のような基準となっている。(⇒内閣総理大臣か都道府県知事かにつき、FAQ問Ⅰ-9-1、2参照)
(1) 内閣総理大臣
以下のいずれかに該当する法人。
①二以上の都道府県の区域内に事務所を設置するもの
②公益目的事業を二以上の都道府県の区域内において行う旨を定款又は定款の変更の案で
定めるもの(⇒事業区域の定款の定めにつき、FAQ問Ⅰ-9-3参照)
なお、整備法においては、国の事務又は事業と密接な関連を有する公益目的事業であって
政令で定めるものであるものを行う法人についても行政庁は内閣総理大臣であるとしているが
(整備法第47条第1号ホ)、当該政令の定めは置かれていない。
(2) 都道府県知事
上記(1)以外の法人。
-1-
3.公益認定の申請にあたり提出する書類(整備法第103条、整備規則第11条)
① 申請書(名称及び代表者の氏名、主たる事務所及び従たる事務所の所在場所、公益目的
事業を行う都道府県の区域、公益目的事業の種類及び内容、収益事業等の内容、認定を
受けた後の法人の名称、旧主務官庁の名称を記載)
② 法人の基本情報及び組織について【別紙1】
③ 法人の事業について【別紙2】
④ 収支相償の計算【別表A】
⑤ 公益目的事業比率の算定【別表B】
⑥ 遊休財産額の保有制限の判定【別表C】
⑦ 他の団体の意思決定に関与することができる財産保有の有無【別表D】
⑧ 公益目的事業を行うのに必要な経理的基礎を有することを明らかにする書類【別表E】
⑨ 各事業に関連する費用額の配賦計算表【別表F】
⑩ 収支予算の事業別区分経理の内訳表【別表G】(公益法人会計基準に則して収支予算書
を作成していない場合に限る。)
⑪ 定款(移行認定を申請する特例民法法人の場合、定款の変更の案及び定款の変更に関し
必要な手続を経ていることを証する書類も提出)
⑫ 登記事項証明書
⑬ 理事等の名簿(特例民法法人の場合、役員等就任予定者の名簿)
⑭ 理事、監事及び評議員に対する報酬等の支給の基準を記載した書類
⑮ 理事構成に係る認定基準を満たし、欠格事由に該当しないことの確認書
⑯ 滞納処分に係る国税及び地方税の納税証明書
⑰ 事業計画書及び収支予算書
⑱ 前事業年度に係る財産目録並びに貸借対照表及びその附属明細書
⑲ 事業計画書及び収支予算書に記載された予算の基礎となる事実を明らかにする書類(特
例民法法人の場合は前年度の損益計算書(正味財産増減計算書)で可)
⑳ 事業・組織体系図
21 最初の評議員の選任に関する旧主務官庁の認可書の写し(特例財団法人の場合)
○
22 社員の資格の得喪に関する細則(特定社団法人の場合であって、定款のほかに、社員の
○
資格の得喪に関し何らかの定めを設けている場合のみ)【別紙1に添付】
23 会員等の位置づけ及び会費に関する細則(定款のほかに、会員等の位置づけ及び会費に
○
関する何らかの定めを設けている場合のみ)
24 寄附の使途の特定の内容が分かる書類(公益目的事業以外に使途を特定した寄附がある
○
場合のみ)
25 事業に必要な許認可等があったことを証する書類【別紙2に添付】
○
-2-
4.公益認定の基準
行政庁は、公益認定の申請をした一般社団法人又は一般財団法人が次に掲げる基準に適合
すると認めるときは、当該法人について公益認定をする(整備法第100条、認定法第5条)。
(1) 公益目的事業を行うことが主たる目的であること(認定法第5条第1号)。
[趣旨]公益認定を受ける以上、法人は公益目的事業の実施を主たる目的とするべき。
定款で定める法人の事業又は目的に根拠がない事業は、公益目的事業として認められない
ことがありうる。申請時には、公益目的事業比率の見込みが 50%以上であることをもって満たす
ものと判断(ガイドラインⅠ-1)。
(2) 公益目的事業に必要な経理的基礎と技術的能力があること(認定法第5条第2号)。
[趣旨]公益目的事業を継続的に実施するためには、事業に必要な経理的基礎と技術的能力
を備えるべき。
(イ)経理的基礎(ガイドラインⅠ-2、【別表E】)(⇒全般的説明につき、FAQ問Ⅴ-1-1参照)
① 財政基盤の明確化
(ⅰ) 財務状態の確認(⇒財団法人の純資産との関係につき、FAQ問Ⅰ-7-1参照)。
(ⅱ) 寄附金収入、会費収入、借入れの予定についての見込みを確認。
② 経理処理・財産管理の適正性
財産の管理、運用についての役員の関与、会計帳簿の備付け、不適正な経理を行わない
こと。
③ 情報開示の適正性(⇒監事の意義、経理事務の精通者につき、FAQ問Ⅴ-1-2参照)
(ⅰ) 外部監査を受けていない場合には、費用及び損失の額又は収益の額が1億円以上の
法人については監事に公認会計士又は税理士がいること、当該額が1億円未満の法人に
ついては、監事に経理事務の精通者がいること。
(ⅱ) 上記(ⅰ)に該当しなくとも、公認会計士、税理士又はその他の経理事務の精通者が法
人の情報開示にどのように関与するのかの説明をもとに、個別に判断。
(ロ)技術的能力(ガイドラインⅠ-2)(⇒全般的説明につき、FAQ問Ⅴ-1-1参照)
事業実施のための技術、専門的人材や設備。
申請時には、公益目的事業のチェックポイントで技術的能力と関係あるチェックポイントが
掲げられている場合には、当該チェックポイントを満たす必要。
(3) 理事、社員など下記①~④の当該法人の関係者に特別の利益を与えないこと(認定法第5
条第3号、認定令第1条)。
-3-
[趣旨]不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与する公益法人のあり方として、当該法人の
関係者に特別の利益を供与すべきではない。
① 社員、評議員、理事、監事、使用人、基金の拠出者、財団の設立者
② ①の者の配偶者、三親等内の親族、①の者から受ける金銭等により生計を維持する者
③ ①、②の者と事実上婚姻関係と同様の事情にある者
④ 社員、基金の拠出者、財団の設立者が法人の場合の親子法人等
(4) 営利事業者若しくは特定の者の利益を図る活動を行う下記①又は②の者に特別の利益を
与えないこと(公益法人が行う公益目的事業に対する特別の利益の供与は除く。)(認定法第
5条第4号、認定令第2条)。
[趣旨]不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与する公益法人のあり方として、営利事業者
及び特定の者の利益を図る活動を行う者に特別の利益を供与すべきではない。
① 営利事業者に特別の利益を与える活動を行う者
② 社員、会員等の支援、交流など社員等に共通する利益を図る活動を主として行う者
(注)営利事業者には、収益事業を行う非営利法人も含まれる。
上記(3)、(4)下線部の「特別の利益」とは、利益を与える対象の選定や利益の規模が、事業
の内容や実施方法等具体的事情に即し、社会通念に照らして合理性を欠く不相当な利益の
供与その他の優遇が該当。
認定後においては、確定的に利益が移転するに至らなくとも、そのおそれがあると認められ
る場合には報告徴収(認定法第 27 条第1項)を求めうる(ガイドラインⅠ-3)。
(5) 社会的信用を維持する上でふさわしくない下記①~③の事業及び公の秩序、善良の風俗を
害するおそれのある事業を行わないこと(認定法第5条第5号、認定令第3条)。
[趣旨]公益法人は、広く社会から支援を受けつつ公益目的事業を行うことから、その地位に
ふさわしい社会的信用を維持すべき。
① 投機的な取引を行う事業
投機的な取引を行う事業かどうかは、取引の規模、内容等具体的事情によるが、例えばポ
ートフォリオ運用の一環として行う公開市場等を通じる証券投資等は該当しない(ガイドライン
Ⅰ-4)。
② 利息制限法上の無効となる金利による融資事業
③ 性風俗関連特殊営業
(6) 公益目的事業以外の事業を行う場合には、公益目的事業の実施に支障を及ぼすおそれが
ないものであること(認定法第5条第7号)。
[趣旨]公益目的事業以外の事業は、公益目的事業に支障がない範囲で行うべき。
-4-
支障を及ぼすおそれとは、収益事業等への資源配分や事業内容如何により公益目的事業
の円滑な実施に支障が生じる可能性が生じること(ガイドラインⅠ-6)。
(7) 各理事について、その配偶者、三親等内の親族、理事と特別の関係がある者(内縁関係者、
使用人、理事から受ける金銭で生計を維持する者、これらの配偶者、三親等内の親族で生計
を一にする者)で理事の総数の3分の1を超えないこと。監事についても同様(認定法第5条第
10号、認定令第4条)。
[趣旨]不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与する公益法人は、実質的に特定の者の利
益を代表することがないようにすべき。
理事又は監事と特別の関係がある者として定められている者(内縁関係にある者、生計を維
持する者等)に該当するかどうかは社会通念に照らして判断(ガイドラインⅠ-9)。
(8) 他の同一団体の理事その他の役員(人格なき社団の代表者を含む。)、業務執行社員、使
用人(国、地方公共団体、独立行政法人、国立大学法人、大学共同利用機関法人、地方独立
行政法人、特殊法人、認可法人にあっては職員)で理事の3分の1を超えないこと。監事につ
いても同様(認定法第5条第11号、認定令第5条)。
[趣旨]前号と同様。
人格、組織、規則などから同一性が認められる団体毎に判断(ガイドラインⅠ-10)。
(⇒同一の団体の範囲につき、FAQ問Ⅳ-2-1、3参照)
(9) 最終事業年度の収益、費用及び損失の額が1,000億円、負債の額が50億円にいずれも
達していない法人を除き、会計監査人を設置していること(認定法第5条第12号、認定令第6
条)。
[趣旨]経理的基礎(認定法第5条第2号)と併せ、法人の情報開示の適正性を担保。
(10) 理事、監事、評議員への報酬等について、民間事業者の役員の報酬等及び従業員の給与、
当該法人の経理の状況その他の事情を考慮して、不当に高額なものとならないような支給の
基準を定めているものであること。(認定法第5条第13号、認定規則第3条)。
[趣旨]法人の非営利性の潜脱防止。
基準を定めるべき報酬等には、理事等が当該法人の使用人として受ける財産上の利益、実
費支給の交通費等は含まれず(ガイドラインⅠ-12)。
(11) 社員の資格の得喪や議決権に関し不当に差別的な取扱いをしないこと。また、理事会を設
置していること。(認定法第5条第14号)
[趣旨]法人運営の適正性確保。
社員の資格得喪に関する条件については、当該法人の目的、事業内容に照らして当該条件
-5-
に合理的な関連性及び必要性があれば、不当な条件には該当しない。例えば、専門性の高い
事業活動を行っている法人において、その専門性の維持、向上を図ることが法人の目的に照ら
して必要であり、その必要性から合理的な範囲で社員資格を一定の有資格者等に限定したり、
理事会の承認等一定の手続き的な要件を付したりすることは、不当な条件に該当しない(ガイド
ラインⅠ-13、【社員資格の得喪に係る細則ある場合、別紙1に添付】)。
(⇒代議員制度との関係につき、FAQ問Ⅳ-3-(1)-1参照)
(12) 他の団体の意思決定に関与することができる下記①~⑥の財産を、株主総会など当該団
体の事業活動の方針を決定する機関における議決権の半数を超えて保有していないこと(認
定法第5条第15号、認定令第7条、認定規則第4条、【別表D】)。
[趣旨]公益目的事業比率の基準の潜脱防止。
① 株式
② 特別の法律により設立された法人の発行する出資に基づく権利
③ 合名会社、合資会社、合同会社その他の社団法人の社員権(公益社団法人に係るものを
除く。)
④ 組合契約、投資事業有限責任組合契約、有限責任事業組合契約に基づく権利
⑤ 信託契約の委託者又は受益者としての権利
⑥ 外国の法令に基づく財産で①~⑤に類するもの
ある株式会社の議決権の過半数の株式を保有している場合には、例えば無議決権株にする
か議決権を含めて受託者に信託することにより、本基準を満たすことが可能(ガイドラインⅠ-1
4)。
(13) 公益目的事業に不可欠な特定の財産があるときは、その旨、維持、処分の制限について
必要な事項を定款で定めていること(認定法第5条第16号、【別表C(2)】)。
[趣旨]公益目的事業に不可欠な特定の財産は維持すべき。
① 公益目的事業を行うために不可欠な特定の財産(以下「不可欠特定財産」)は、法人の目
的、事業と密接不可分な関係にあり、当該法人が保有、使用することに意義がある特定の財
産を意味。例えば、一定の目的の下に収集、展示され、再収集が困難な美術館の美術品や、
歴史的文化的価値があり、再生不可能な建造物等が該当。当該事業に係る不可欠特定財
産がある場合には、全て申請時にその旨を定めておくとともに、公益認定の申請書に、どの
事業の用に供するかを明らかにする必要。
② 不可欠特定財産がある場合には、計算書類上、基本財産として表示。
(注) 金融資産や通常の土地・建物は、処分又は他目的への利用の可能性などから必ずしも
上記のような不可欠特定という性質はないと考えられることから、法人において基本財産とし
て定めることは可能であるが、不可欠特定財産には該当しない。(ガイドラインⅠ-15)
-6-
(14) 公益認定取消し等の場合に「公益目的取得財産残額」に相当する財産を、取消し等の日か
ら1ヶ月以内に類似の事業を目的とする他の公益法人等に贈与する旨の定款の定めがあるこ
と(認定法第5条第17号)。
[趣旨]公益法人が公益目的事業のために取得、形成した財産は、法人が公益認定取消し後
も引き続き公益的な活動に使用されるべき。
《イメージ図》
公益目的取得
認定基準
財産残額
認定取消時等
公益目的事業財産
贈 与
公益目的事業費
他の公益法人等
財産帰属先たりうる法人は、国、地方公共団体のほか類似の事業を目的とする公益法人、学
校法人、社会福祉法人、更生保護法人、独立行政法人、国立大学法人、大学共同利用機関
法人、地方独立行政法人、特殊法人及び下記の一定の要件を満たす法人(認定令第8条)
① 法人の主たる目的が公益に関する事業であることが法令で定められていること
② 各役員について、その配偶者、三親等内の親族で役員の総数の3分の1を超えないこと
が法令又は定款等により定められていること
③ 社員等に剰余金の分配を受ける権利を与えることができないこと
④ 社員、役員、その配偶者、三親等内の親族に対して特別の利益を与えないこと
⑤ 残余財産を当該法人の類似の目的に処分し、又は国、地方公共団体に帰属させること
が法令等により定められていること
財産の帰属先に係る定款の定めは、申請時には、認定法第5条第17号に掲げられた者と
定めることで足る(ガイドラインⅠ-16)。
(15) 清算の場合に残余財産を類似の事業を目的とする他の公益法人等に帰属させる旨の定
款の定めがあること(認定法第5条第18号)。
[趣旨]前号と同様。
(16) 認定法第16条第2項の遊休財産額が同第1項の年間の公益目的事業費相当額を超え
ないと見込まれること(認定法第5条第9号、【別表C(1)~(5)】)。
[趣旨]公益法人が公益目的事業等の用に供していない財産額の保有は一年間の公益目的
-7-
事業費相当額に限られるべき。
① 一年間の公益目的事業費相当額=損益計算書上の公益目的事業費+特定費用準備資
金への積立額(認定規則第20条、第21条)
② 遊休財産額
=総資産 - 負債 - ( 「控除対象財産」
= 一般正味財産
- 対応する負債 )
- ( 使途の定まった財産 - これに対応する負債 )
(認定規則第22条)
個別法
対応負債
流動資産
固
定
控除
対象
A
その他
対応負債
指定正味財産
その他負債
負債
対応負債
引当金
B
その他
資
産
その他
指定正味財産
対応負債
一般正味財産
その他
遊休財産額 = 総資産 - 総負債 - ( A- B )
マイナスの場合は0
簡便法
借方
貸方
流動資産
その他
負債
指定正味財産
固
定
控除
対象
負債
引当金
A
B
その他
資
指定正味財産
産
その他
一般正味財産
遊休財産額 = 総資産 - 総負債 - ( A- B )
マイナスの場合は0
③ 控除対象財産(認定規則第22条第3項~第6項、【別表C(2)】)
(ⅰ) 「公益目的保有財産」(ガイドラインⅠ-8-(1))
継続して公益目的事業の用に供するために保有し、その旨表示する財産。
ⅰ 対象となる財産は事業の用に供する範囲に限定。他の事業等と共用する財産につい
ては、法人において区分、分離可能な範囲で財産を確定し、表示。その際には、
・ 可能であれば物理的に特定。
-8-
・ 物理的な特定が困難な場合には、一の事業の資産として確定し、減価償却費等の関
連費用は使用割合等適正な基準により按分(費用の配賦については【別表 F(2)】)
・ 金融資産については、貸借対照表において基本財産又は特定資産として計上。
(※公益目的保有財産の各事業への配賦基準、配賦額は、【別表 C(3)】で要説明)
ⅱ 財産目録に、「公益」の勘定区分の下で財産の名称、面積等、所在場所(物理的特定
が可能な場合に限る。)、帳簿価額、事業との関連性、不可欠特定財産である場合には
その旨と取得時期と認定時期との関係を明らかにして表示。
(ⅱ) 公益目的事業に必要な収益事業等その他の業務、活動に供する財産(ガイドラインⅠ
-8-(2))
公益目的事業の財源確保のため又は公益目的事業に付随して行う収益事業等の用に
供する固定資産、公益目的事業や当該収益事業等の管理業務の用に供する固定資産。
利用効率が低く、財源確保に実質的に寄与していない固定資産は該当せず。
管理業務に充てるために保有する金融資産については、合理的な範囲内において、貸
借対照表において基本財産又は特定資産として計上。
(ⅲ) 特定費用準備資金(将来の特定の活動の実施のために特別に支出する費用に充てる
ための資金で以下の要件を満たすもの)(認定規則第18条、ガイドラインⅠ-7(5)、【別表C
(5)】)
ⅰ 活動の特定性、具体性
活動の内容及び時期が費用として擬制できる程度に具体的なものであることが必要。
法人の規模、実績等に比して実現の見込みが低い事業や実施時期が遠い将来の事業
は、不適当。
ⅱ 資金の区分管理
ⅲ 他目的への流用制限
資金の区分管理、他目的への流用制限については、資金単位で適宜の名称を付した
上で、目的、取崩しの要件等を定めた貸借対照表上の特定資産として計上されることが
必要。
ⅳ 資金上限額の見積もりの合理性と算定の公表
(⇒特定費用準備資金の全般的説明につき、FAQ問Ⅴ-3-4参照)
(ⅳ) 上記(ⅰ)(ⅱ)に該当する実物資産の取得、改良のための資金(ガイドラインⅠ-8-
(3)、【別表C(4)】)
資金の要件について上記(ⅲ)の特定費用準備資金に関する規定を準用。
取得又は改良の対象とその時期は具体的なものである必要。減価償却引当資産は、対
-9-
象が具体的であれば本資金に該当。
(ⅴ) 交付者により使途が指定されて受け入れた財産(ガイドラインⅠ-8-(4)(5))
指定されたとおりの「使用」の実態がない場合、遊休財産と判断することがありうる。
(⇒遊休財産額の計算例につき、FAQ問Ⅴ-4-6参照)
(17) 認定法第15条の「公益目的事業比率」(費用ベース)が100分の50以上になると見込ま
れること(認定法第5条第8号、【別表B(1)~(5)】)
[趣旨]費用で計った公益目的事業の規模は、公益法人の全事業規模の少なくとも半分を占
めるべき。
公益目的事業の実施に係る費用
≧
50
公益目的事業の実施に係る費用+収益事業等の実施に係る費用+公益法人の運営に必要な経常的経費
① 各費用は損益計算書上の経常費用の部における事業費、管理費を基礎(認定規則第13
条、ガイドラインⅠ-7(1))(⇒全般的説明につき、FAQ問Ⅴ-3-2参照)。
(ⅰ) 事業費と管理費
ⅰ 「事業費」「管理費」の定義は次のとおり。
○
ⅰ 事業費:当該法人の事業の目的のために要する費用
○
ⅱ 管理費:法人の事業を管理するため、毎年度経常的に要する費用
(管理費の例示)
総会・評議員会・理事会の開催運営費、登記費用、理事・評議員・監事報酬、会計監
査人監査報酬。
(事業費に含むことができる例示)
専務理事等の理事報酬、事業部門の管理者の人件費は、公益目的事業への従事割
合に応じて公益目的事業費に配賦することができる(【別表F(1)】)。
管理部門(注)で発生する費用(職員の人件費、事務所の賃借料、光熱水費等)は、事
業費に算入する可能性のある費用であり、法人の実態に応じて算入する。
(注)管理部門とは、法人本部における総務、会計、人事、厚生等の業務を行う部門。
- 10 -
(ⅱ) 「事業費」「管理費」に共通する費用の配賦については以下の配賦基準を参考に配賦
(認定規則第19条、【別表F(2)】)。
(配賦基準)
配賦基準
建物面積比
職員数比
従事割合
使用割合
適用される共通費用
地代、家賃、建物減価償却費、建物保険料等
福利厚生費、事務用消耗品費等
給料、賞与、賃金、退職金、理事報酬等
備品減価償却費、コンピューターリース代等
② 費用として把握されないものの、金額換算を行って事業費等に加算することが事業規模の
算定上妥当と評価される下記の4点の法人の活動について、計算書類から離れて調整計算
し、事業比率に算入可能。
(ⅰ) 自己所有地の使用に係るみなし費用額(認定規則第16条、ガイドラインⅠ-7(2)、別表
B(2))
所有地について、賃借に通常要する賃料から、実際に負担した費用を控除し、使用す
る事業等の区分に応じ、事業比率に算入することが可能。
賃料の算定方法については、ⅰ不動産鑑定士等の鑑定評価、ⅱ固定資産税の課税標
準額を用いた倍率方式 (注) 、ⅲ賃貸事例比較方式や利回り方式など法人の選択に委ね
る。
ただし算定の根拠については、行政庁への報告で明らかにする必要。
(注)倍率は、一般には3倍以内とする。
(ⅱ) 融資に係るみなし費用額(認定規則第16条の2、ガイドラインⅠ-7-(3)、【別表B(3)】)
無利子又は低利による融資事業を行う場合には、貸付金に係る利子優遇分を市場調
達金利(長プラ)と貸付金利の差額として計算し、事業等の区分に応じ、事業比率に算入
することが可能。
(ⅲ) 無償の役務提供等に係る評価額(認定規則第17条、ガイドラインⅠ-7(4)、【別表B
(4)】)
無償の役務提供等を用いて事業を行う場合には、役務等に対して通常必要な対価から
実際に支払った額を控除し、該当する事業等の区分に応じ、事業比率に算入することが
可能。ただし提供等についての証ひょうや計算の根拠を作成、保存することが必要。
ⅰ 対象となる役務等は次の条件を満たすもの。
ⅰ その提供等が法人の事業等の実施に不可欠であること
○
ⅱ 法人は提供等があることを予め把握しており、法人の監督下において提供等がなさ
○
れること
ⅲ 通常、市場価値を有するものであること
○
- 11 -
ⅱ 必要な対価とは、役務の提供等を受けた公益法人において当該提供等に関して通
常負担すべき額であり、合理的な算定根拠に拠るか、役務等の提供地における最低
賃金に基づいて計算。
ⅲ 提供者の住所、氏名、日時、役務等の内容、単価とその根拠、法人の事業との関係、
提供者署名を記載した書類を作成し、行政庁への報告でその概要を記載。
(ⅳ) 特定費用準備資金の積立額(認定規則第18条、ガイドラインⅠ-7(5)、【別表C(5)】)
資金に積み立てた額は、上限額に達するまでは、対象となる活動の事業等の区分に応
じ、事業比率に算入することが可能。資金を取崩した場合や正当な理由なく予定された活
動を行わなかった場合には、その事業年度の事業費から控除。
止むを得ない理由もなく複数回、計画が変更され、実質的に同一の資金が残存し続け
るような場合は、正当な理由なく予定された活動を行わなかった場合に該当し、資金は取
崩し。
(18) 公益目的事業に係る収入が適正な費用を超えないと見込まれること(以下「収支相償」)
(認定法第5条第6号)。(ガイドラインⅠ-5、【別表A】)
[趣旨]公益目的事業は不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与するものであることから、
受益者の拡大等を通じて収入は適正な費用を超えないようにすべき(⇒収支相償の趣旨に
つき、FAQ問Ⅴ-2-3参照)。
① 収支相償の判定方法
次の二段階で判断(⇒二段階で判断する理由につき、FAQ問Ⅴ-2-4参照)。
(ⅰ) 第一段階においては、公益性が認められる公益目的事業(公益目的事業のチェックポ
イントにおける事業の単位と同様の考え方に基づいて、事業の目的や実施の態様等から
関連する事業もあわせてまとめたものを含む。)を単位として、当該事業に係る損益計算書
(正味財産増減計算書)上の経常収益、経常費用を比較。収入が費用を上回る場合には、
当該事業に係る特定費用準備資金に積立て(⇒事業単位の考え方につき、FAQ問Ⅴ-2-1参
照)。
(ⅱ) 第二段階においては、第一段階を満たす事業の経常収益及び経常費用に加え、公益
目的事業に係る会計に属するその他の経常収益及び経常費用を加算し、特定費用準備
資金、公益目的保有財産等に係る収支も合算して比較。
この場合に、収益事業等の利益から公益目的事業財産に繰入れた額も収入に含める
が、当該繰入れが利益額(注)の 50%の額か、50%を超える額かに応じて、2つの計算方法
- 12 -
(下記②、③)。収益事業等を行っていない法人は、下記②に準ずる。(⇒2つの計算方法を
設けた理由につき、FAQ問Ⅴ-2-2参照)。
(注)収益事業等における利益から、管理費のうち収益事業等に按分される額を控除した
額。
(ⅲ) 費用は「適正な」範囲である必要。
② 収益事業等の利益額の 50%を繰入れる場合
(ⅰ) 以下の合計額を収入とする。
ⅰ 損益計算書上の公益目的事業の会計に係る経常収益
ⅱ 公益目的事業に係る特定費用準備資金の当期取崩し額
ⅲ 損益計算書上の収益事業等会計から公益目的事業会計への資産繰入れ額
(注)収益事業等を行っていない法人についてはⅲは除く。
(ⅱ) 以下の合計額を費用とする。
ⅰ 損益計算書上の公益目的事業の会計に係る経常費用
ⅱ 公益目的事業に係る特定費用準備資金の当期積立て額
(ⅲ) 上記(ⅰ)と(ⅱ)の額を比較。
③ 収益事業等の利益額を 50%を超えて繰入れる場合
(ⅰ) 収入として以下の合計額を算出する。
ⅰ 損益計算書上の公益目的事業の会計に係る経常収益
ⅱ 公益目的事業に係る特定費用準備資金の当期取崩し額
ⅲ 公益目的保有財産の取得又は改良に充てるために保有する資金(以下「公益資産取
得等資金」)の当期取崩し額
ⅳ 公益目的保有財産の当期売却収入(簿価+売却損益)
(ⅱ) 費用として以下の合計額を算出する。
ⅰ 損益計算書上の(公益目的事業の会計に係る経常費用-公益目的保有財産に係る
減価償却費)
ⅱ 公益目的事業に係る特定費用準備資金の当期積立て額(上限あり(注))
ⅲ 公益資産取得等資金の当期積立て額(上限あり(注))
ⅳ 公益目的保有財産の当期取得支出
(注)「(各資金の積立て限度額-前期末の当該資金の残高)/目的支出予定時までの残存年
- 13 -
数」として計算される額。
(ⅲ) ((ⅱ)-(ⅰ))の額について収益事業等から資産を繰入れる(利益の 100%を上限)。
(ⅳ) 損益計算書及び貸借対照表の内訳表において、収益事業等に関する会計(収益事業
等会計)は、公益目的事業に関する会計(公益目的事業会計)、管理業務その他の法人
全般に関する事項に関する会計(法人会計)とは区分して表示。
④ 剰余金の扱いその他
(ⅰ) ある事業年度において剰余が生じる場合において、公益資産取得等資金への繰入れ
や当期の公益目的保有財産の取得に充てたりする場合には、本基準は満たされているも
のとして扱う。このような状況にない場合は、翌年度に事業の拡大等により同額程度の損
失となるようにする(⇒剰余金の処理につき、FAQ問Ⅴ-2-5参照)。
(ⅱ) 事業の性質上特に必要がある場合には、個別の判断。収支相償の判定により、著しく収
入が超過し、その超過する収入の解消が図られていないと判断される時は報告を求め、必
要に応じ更なる対応を検討。
- 14 -
(参考)
( 収
益
事
業
等
費
公
公
益
に
益
係
目
的
る 特
事
定
に
用
係
準
る 経
備
資
常
金
費
益
事
の
収
入
繰
公
益
目
的
事
業
公
益
に 係
る そ
の
他
る 特
定
用
準
入
れ
入
公
益
に 係
目
収
益
事
超
過
の
場
合
業 等
か
余
金
の
説
明
を 法
人
常
収
益
の
経
常
収
益
資
金
取
崩
し 額
業
等 の 利 益 を 公 益 に 繰 入
( 利 益 の 5 0 % を 上 限 )
れ
た
に
備
額
は
に
求
収 支 相 償 対 照 表
ら の 利 益 の 繰 入 れ が
め
、
る
5 0 %
超 の
収
公
益
目 的
公
益
に 係 る そ の
的 保
有
財 産
取 得
支
出
公 益
益 に 係 る 特
定 費
用 準
備
資 金
繰
入 れ
事
場
合
)
る 経 常
収
益
常 収
益
入
業 に 係
公
益
的 保
有 財
産 取
得
資
金 繰
入 れ
( ( 所 要 資 金 額 - 前 期 末 資 金 残 高 ) /
積 立 て 期 間 残 存 年 数 を 限 度 )
る 特 定
に 費
目 的
( 過 去
他 の
経
益 目 的 保 有 財 産 売 却 収
( 簿 価 + 売 却 損 益 )
に 係
( 過 去
額
( ( 所 要 資 金 額 - 前 期 末 資 金 残 高 ) /
積 立 て 期 間 残 存 年 数 を 限 度 )
目
る 経
)
額
公
公 益
合
益 目 的 事 業 に 係 る 経 常 費 用
( 減 価 償 却 費 を 除 く )
公 益
公
に 係
費
費 用
公
場
益 目 的 保 有 財 産 の 取 得 支 出 や 資 産 取 得 資 金 へ の 繰 入 れ
翌 事 業 年 度 の 事 業 拡 大 等 に よ る 同 額 程 度 の 損 失 と す る 等
剰
( 収
5 0 %
用
収
公
が
用
業
費
収 支 相 償 対 照 表
ら の 利 益 の 繰 入 れ
か
に 費
費 用
用 と し て 算
保 有
財
準
入
産 取
用 と し て 算
入
備 資
金
し た 額 の
得
資 金
し た 額 の
入
取 崩
合
取 崩
合
し 額
計 額
)
し 額
計 額
)
額
収
益
- 15 -
事 業 等 の 利 益 を 公 益 に 繰
( 利 益 の 1 0 0 % を 上 限
入
)
れ た 額
5.欠格事由
暴力団員等が事業活動を支配している法人であること、滞納処分が終了してから3年を経過し
ない法人であること、認定を取り消されてから5年を経過しない法人であること、その役員が暴力団
員等である法人であること等が欠格事由となっている(【確認書】)。
6.公益法人の遵守事項等
(1) 公益目的事業の実施等(認定法第14条~第17条)
公益認定を受けた公益法人は、収支相償を満たすこと、公益目的事業比率が百分の五十以上
となること、遊休財産の額が一定額を超えないこと及び寄附の募集に関し一定の行為を行わない
ことを遵守する必要がある。
(2) 公益目的事業財産
公益法人は、以下の財産を公益目的事業のために使用、処分する義務(認定法第18条、認定
規則第26条、認定規則附則第2項)。
① 公益認定日以後の寄附財産、補助金等、公益目的事業の対価、収益事業等から生じた利
益の50%
② ①の財産を支出することにより取得した実物資産
③ 不可欠特定財産(認定法第5条第16号)
④ 公益認定前に取得した財産のうち公益認定日以後に公益目的事業の用に供する旨を表
示した財産
⑤ 公益認定日以後に徴収した経費(法人法第27条)のうち、使途を定めず徴収した額の
50%、公益目的事業に使途を定めて徴収した額の全額
⑥ 公益認定を受けた日以後に他の公益法人を吸収合併した場合の当該吸収法人の公益目
的取得財産残額
⑦ 公益目的保有財産から生じた収益、処分益、他の用途に供した場合の当該財産額
⑧ ⑤~⑦の財産を支出することにより取得した実物資産
⑨ 公益目的事業財産以外の財産を支出することにより取得し、公益目的事業の用に供する
旨表示した実物資産
⑩ 公益目的事業財産以外の財産で公益目的事業のために使用し、処分する旨を定めた金
融資産
⑪ 特例民法法人が移行認定を受ける際に公益目的事業の用に供する財産、公益目的事業
の用に供する実物資産の取得又は改良に充てるために保有する資金及びその他の公益目
的事業に充てるために保有する資金
(注)善管注意義務を果たしたにもかかわらず、財産が滅失、き損した場合又は陳腐化等により
財産価値が減耗したり、財産を廃棄したりした場合には当該損失額を公益目的取得財産残
- 16 -
額から控除(認定規則第23条)。
(3) 公益法人の計算等の特則(認定法第19条~第22条)
収益事業等ごとの区分経理、報酬等の支給基準の公表等、財産目録の備置き、閲覧及び行政
庁への提出等並びに会計監査人の権限等について定めがある。
収益事業等の区分経理については、①収益事業と②その他の事業(注)を区分し、次に必要に
応じ、事業の内容、設備・人員、市場等により、更に区分(ガイドラインⅠ-18)。
(注)法人の構成員を対象として行う相互扶助等の事業が含まれる。
(イ)毎事業年度開始の日の前日までに行政庁に提出する書類(認定規則第27条、第37条)
① 事業計画書
② 収支予算書
③ 資金調達及び設備投資の見込みを記載した書類
④ ①~③について理事会(又は社員総会又は評議員会)の承認を受けたことを証する書類
(ロ)毎事業年度経過後3ヶ月以内に行政庁に提出する書類(認定規則第28条、第38条)
① 財産目録
② 役員等名簿
③ 役員等に対する報酬等の支給基準
④ 社員名簿
⑤ 計算書類等(貸借対照表、損益計算書(正味財産増減計算書)、事業報告書、これらの附
属明細書)
区分経理と計算書類との関係については、(ⅰ)損益計算書(正味財産増減計算書)は、内
訳表において会計を公益目的事業に関する会計(公益目的事業会計)、収益事業等に関
する会計(収益事業等会計)及び管理業務やその他の法人全般に関する会計(法人会計)
の3つに区分し、更に公益目的事業と収益事業等は事業ごとに表示。(ⅱ)貸借対照表は、
収益事業等から生じた利益の 50%超を公益目的事業財産に繰り入れる法人は、内訳表に
おいて会計を公益目的事業に関する会計(公益目的事業会計)、収益事業等に関する会
計(収益事業等会計)及び管理業務やその他の法人全般に関する会計(法人会計)の3つ
に区分して表示。
⑥ キャッシュ・フロー計算書(作成している場合又は会計監査人必置の法人の場合)
⑦ 運営組織及び事業活動の状況の概要及びこれらに関する数値のうち重要なものを記載し
た書類(収支相償、公益目的事業比率、遊休財産額、公益目的取得財産残額の計算結果
等)とその明細
⑧ 滞納処分に係る納税証明書
- 17 -
7.公益法人の監督
行政庁は、報告徴収及び立入検査、勧告及び命令、公益認定の取消し等を通じて公益法人を
監督する。
(1) 公益認定の取消し
必要的取消し事由と任意的取消し事由がある(認定法第29条)。
(2) 公益目的取得財産残額の贈与
公益認定の取消し等の場合に、公益目的事業財産のうち公益目的事業に費消等していない
「公益目的取得財産残額」に相当する財産残額は取消し等の日から1ヶ月以内に他の公益法人
等に贈与(認定法第30条)。
① 「公益目的取得財産残額」=「公益目的増減差額」+「公益目的保有財産」(認定規則第
48条)
(ⅰ) 当該事業年度末日の公益目的増減差額 = ⅰ + ⅱ - ⅲ
ⅰ 前事業年度末日の公益目的増減差額
ⅱ 当該事業年度に増加した公益目的事業財産
ⅲ 当該事業年度の公益目的事業費等
(ⅱ) 毎事業年度末計算
(ⅲ) 認定取消等時には時価評価
② 当該事業年度に増加した公益目的事業財産(上記ⅱ)は、次の額の合計額。
(ⅰ) 寄附金(公益目的事業以外に使途が指定されたものを除く。)
(ⅱ) 補助金等(公益目的事業以外に使途が指定されたものを除く。)
寄附金及び補助金のうち、受け入れの際に公益目的事業以外のために使用すべき旨
を定められたものは公益目的事業財産には算入されないが、この定めについては、法人
が受けた財産の一部について定められている場合も含まれる。また、この定めは、公益目
的事業以外への使用が明らかであれば足り、使途が個別具体的に定められていることまで
は必要ない。
(ⅲ) 公益目的事業に係る活動の対価
公益目的事業のみを実施する法人は、寄附を受けた財産や公益目的事業に係る活動
の対価として得た財産のうち、適正な範囲内の管理費相当額については、公益目的事業
財産には含まれないものと整理することが可能。
(ⅳ) 収益事業等からの利益の繰入額
(ⅴ) 受取経費収入のうち使途が指定されていない収入の50%、公益目的事業に使途が指
定されている場合の収入額
- 18 -
社団法人において定款の定めに基づいて社員から徴収する受取経費収入について
は、その徴収に当たり公益目的事業以外のために使用すべき旨、定められているものは、
公益目的事業財産には算入されない。また徴収にあたり、例えば、「法人の運営に充てる
ため」のような一般的な定めは、「その徴収に当たり使途が定められていないもの」と扱う。
なお、経費徴収の根拠は定款の定めに基づくことが必要であるが、具体的な使途につい
ては理事会決議に基づく内部規定に委任することが可能。
公益目的事業以外のために使用する寄附金、経費収入等については、受け入れの際
の指定された使途に応じ、管理業務に関する会計又は収益事業等に関する会計の区分
に直接収益計上。
(ⅵ) 他の公益法人を吸収合併した場合の消滅法人の公益目的取得財産残額
(ⅶ) 公益目的保有財産から生じた収益
(ⅷ) 公益目的保有財産を処分又は他の目的に転用した場合の当該財産価額相当額
(ⅸ) 公益認定を受けた日前に取得した不可欠特定財産の改良に要した額
(ⅹ) 引当金の取崩額
(Xi) その他定款等の定めにより公益目的事業財産となった額
③ 当該事業年度の公益目的事業費等(前頁のⅲ)は、次の額の合計額。
(ⅰ) 公益目的事業費の額(財産の評価損等の調整後の額)
(ⅱ) (ⅰ)のほか、公益目的保有財産について生じた費用及び損失
(ⅲ) (ⅰ)(ⅱ)のほか、公益目的事業の実施に伴って生じた経常外費用の額
(ⅳ) 当該事業年度末日における公益目的保有財産の帳簿価格の合計額から前事業年度
末日における公益目的保有財産の帳簿価格の合計額を控除して得た額
(ⅴ) 上記のほか、他の公益法人に対し、当該他の公益法人の公益目的事業のために寄附
した財産の価額
- 19 -
社団法人○○
1
事業
(1) A事業(公益目的事業) :公1
(2) B事業(公益目的事業) :公2
(3) C事業(公益目的事業) :公3
(4) D事業(公益目的事業) :公4
→D事業は、4年に1回のみ行っており、次回は(X+3)年度に行う。
(5) X事業(収益事業)
:収1
(6) Y事業(収益事業)
:収2
(7) Z事業(その他の事業) :他1
→Z事業は、会員相互の利益の追求を図ることを目的としている。
2
特徴
(1) ○○会館を保有
① 土地・建物(5階建て)ともに自己保有。
② 建物は、1階部分を本社団の事務所、2階部分をA事業、3階部分をB事業、
4階部分をC事業、5階部分をX事業・Y事業・Z事業に使用している。
(各階とも同一構造であり、事業等に使用できる面積は等しい。また、5階部
分は、X・Y・Z事業にそれぞれ1/3ずつ使用している。)
③ 建物は 50 年償却で 30 年経過(年間 2,250 万円の定額償却)
④ 建物に係る減価償却分を○○会館建替えのための資産取得資金に積立てる。
(公益目的事業会計:1,350 万円/年、収益事業等・法人会計:900 万円/年)
(2) 収入
① 収入源は会費、寄付金、事業収入。
② 会費はその1/3をZ事業のために使用する旨、定款で規定されている。残り
の部分は使途を定めておらず、公益目的事業会計と法人会計で折半。
※認定を受けた日以後に徴収した会費のうち、使途が定められていないものは、その半額が公益
目的事業財産となる。(認定規則第 26 条第1号)
③ 寄附金は使途の指定を受けていない。
(そのため、公益目的事業会計に計上)
※認定を受けた日以後に寄附を受けた財産については、寄附者が公益目的事業以外のために使用
すべき旨を定めたものを除き、公益目的事業財産となる。(認定法第 18 条第1号)
(3) 備考
① 減価償却の内訳
建
物
什器備品
合
計
A事業
4,500
1,000
5,500
B事業
4,500
200
4,700
C事業
4,500
200
4,700
X事業
1,500
100
1,600
Y事業
1,500
200
1,700
Z事業
1,500
200
1,700
(単位:千円)
法人会計
計
4,500 22,500
600
2,500
5,100 25,000
② 什器備品については、各事業ごとに区分して管理・使用されている。
③ 公益目的事業会計では期末に什器備品(公益目的保有財産)を 600 万円取得。
④ 今期退職者はなし。
⑤ 職員は全 13 名。給与の単価は 400 万円/年。
⑥ 有給役員は専務理事1名。役員報酬は、800 万円/年。
⑦ A事業では、
(X+3)年度に事業拡大を予定しており、そのための資金として
毎年 100 万円ずつ積立てる。
⑧ (X+3)年度に行うD事業のため、毎年 800 万円ずつ積立てる。
- 21 -
貸借対照表内訳表
平成X年3月31日
(単位:円)
科 目
公益目的事業会計
収益事業等会計
法人会計
内部取引消去
合計
Ⅰ 資産の部
1.流動資産
現金預金
40,000,000
10,000,000
20,000,000
70,000,000
流動資産合計
40,000,000
10,000,000
20,000,000
70,000,000
2.固定資産
(1) 特定資産
70,000,000
20,000,000
20,000,000
110,000,000
建物減価償却引当資産
退職給付引当資産
405,000,000
135,000,000
135,000,000
675,000,000
特定資産合計
475,000,000
155,000,000
155,000,000
785,000,000
土地
105,000,000
35,000,000
35,000,000
175,000,000
建物
270,000,000
90,000,000
90,000,000
450,000,000
9,000,000
4,500,000
2,000,000
15,500,000
その他固定資産合計
384,000,000
129,500,000
127,000,000
固定資産合計
859,000,000
284,500,000
282,000,000
0
1,425,500,000
資産合計
899,000,000
294,500,000
302,000,000
0
1,495,500,000
(2) その他固定資産
什器備品
640,500,000
Ⅱ 負債の部
1.流動負債
未払金
5,000,000
0
3,000,000
8,000,000
流動負債合計
5,000,000
0
3,000,000
8,000,000
退職給付引当金
70,000,000
20,000,000
20,000,000
110,000,000
固定負債合計
70,000,000
20,000,000
20,000,000
110,000,000
負債合計
75,000,000
20,000,000
23,000,000
118,000,000
824,000,000
274,500,000
279,000,000
1,377,500,000
(405,000,000)
(135,000,000)
(135,000,000)
(675,000,000)
正味財産合計
824,000,000
274,500,000
279,000,000
0
1,377,500,000
負債及び正味財産合計
899,000,000
294,500,000
302,000,000
0
1,495,500,000
2.固定負債
Ⅲ 正味財産の部
1.一般正味財産
(うち基本財産への充当額)
(うち特定資産への充当額)
- 22 -
収益事業等の利益額の50%を繰り入れる場合
収支予算書内訳表
収益事業
その他事業(相互扶助等事業)
平成X年4月1日から平成X+1年3月31日まで
(単位:円)
公益目的事業会計
収益事業等会計
科 目
A事業
B事業
C事業
共通
小計
X事業
Y事業
Z事業
共通
合計
法人
会計
内部取
引消去
合計
Ⅰ一般正味財産増減の部
21ページ 2(2)②参照
1.経常増減の部
(1)経常収益
受取会費
受取会費
18,000,000
18,000,000
18,000,000
18,000,000
18,000,000
54,000,000
事業収益
A事業収入 25,800,000
B事業収入 10,000,000
C事業収入 12,000,000
25,800,000
25,800,000
10,000,000
10,000,000
12,000,000
X事業収入 Y事業収入 12,000,000
10,000,000
21ページ 2(2)③参照
40,000,000
10,000,000
10,000,000
40,000,000
40,000,000
受取寄附金 受取寄附金
経常収益計
25,800,000
10,000,000
12,000,000
2,000,000
2,000,000
20,000,000
67,800,000
2,000,000
10,000,000
40,000,000
18,000,000
0
68,000,000
18,000,000
153,800,000
(2)経常費用
事業費
役員報酬
400,000
400,000
400,000
1,200,000
400,000
400,000
400,000
1,200,000
2,400,000
給料手当
12,000,000
8,000,000
12,000,000
32,000,000
4,000,000
4,000,000
4,000,000
12,000,000
44,000,000
減価償却費
5,500,000
4,700,000
4,700,000
14,900,000
1,600,000
1,700,000
1,700,000
5,000,000
19,900,000
・・・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
管理費
役員報酬
5,600,000
5,600,000
給料手当
8,000,000
8,000,000
減価償却費
5,100,000
5,100,000
・・・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
経常費用計
評価損益等調整前
当期経常増減額
19,000,000
24,200,000
0
68,000,000
10,800,000
11,200,000
20,000,000
0
42,000,000
20,000,000
0
130,000,000
1,000,000
△ 9,000,000
△ 12,200,000
20,000,000
△ 200,000
△ 800,000
28,800,000
△ 2,000,000
0
26,000,000
△ 2,000,000
0
23,800,000
投資有価証券評価益
0
評価損益等計
当期経常増減額
・・・・・
24,800,000
0
1,000,000
△ 9,000,000
△ 12,200,000
20,000,000
△ 200,000
△ 800,000
28,800,000
△ 2,000,000
0
26,000,000
△ 2,000,000
23,800,000
2.経常外増減の部
(1)経常外収益
0
(2)経常外費用
他会計振替額
当期一般正味財産増減額
0
12,000,000
12,000,000
△ 12,000,000
△ 12,000,000
0
11,800,000
14,000,000
△ 2,000,000
23,800,000
一般正味財産期首残高
824,000,000
274,500,000
279,000,000
1,377,500,000
一般正味財産期末高
835,800,000
288,500,000
277,000,000
1,401,300,000
Ⅱ 指定正味財産増減の部
0
当期指定正味財産増減額
指定正味財産期首残高
指定正味財産期末高
Ⅲ 正味財産期末残高
835,800,000
288,500,000
277,000,000
○収益事業(X事業、Y事業)から生じた利益の繰入額
収益事業の利益(上記①+② = △0.8百万円+28.8百万円 = 28百万円)から、法人会計の管理費のうち収益事業に
按分される額を控除した額の50%を繰入れている。
管理費の按分方法は合理的な基準であればよく、本件では、会計上の事業費の比率で按分している。
収益事業へ按分される管理費 = 管理費 × 収益事業費 / (公益目的事業費+収益事業費+その他事業費)
=
③ × ④ / ( ⑤ + ④ + ⑥ )
= 20百万円 × 22百万円 / ( 68百万円 + 22百万円 + 20百万円
)
= 4百万円
よって、収益事業から公益目的事業へ繰入れる利益の額は、
(収益事業から生じた利益額 - 収益事業へ按分される管理費) × 50%
=〔 (△0.8百万円+28.8百万円)-
4百万円
〕 × 50%
= 12百万円
※なお、その他事業(Z事業)から生じた利益(⑦)についても、法人会計の管理費のうちその他事業に按分される
額を控除した額の50%を繰入れるが、この法人例では、その他事業の利益額はないため、繰入額は0となる。
- 23 -
1,401,300,000
収益事業等の利益額の50%超を繰り入れる場合
収支予算書内訳表
収益事業
その他事業(相互扶助等事業)
平成X年4月1日から平成X+1年3月31日まで
(単位:円)
公益目的事業会計
収益事業等会計
科 目
A事業
B事業
C事業
共通
小計
X事業
18,000,000
18,000,000
Y事業
Z事業
共通
合計
法人
会計
内部取
引消去
合計
Ⅰ一般正味財産増減の部
1.経常増減の部
(1)経常収益
受取会費
受取会費
18,000,000
18,000,000
18,000,000
54,000,000
事業収益
A事業収入 25,800,000
B事業収入 10,000,000
C事業収入 12,000,000
25,800,000
25,800,000
10,000,000
10,000,000
12,000,000
X事業収入 12,000,000
10,000,000
Y事業収入 40,000,000
10,000,000
10,000,000
40,000,000
40,000,000
受取寄附金 受取寄附金
経常収益計
25,800,000
10,000,000
12,000,000
2,000,000
2,000,000
20,000,000
67,800,000
2,000,000
10,000,000
40,000,000
18,000,000
0
68,000,000
18,000,000
153,800,000
(2)経常費用
事業費
役員報酬
400,000
400,000
400,000
1,200,000
400,000
400,000
400,000
1,200,000
2,400,000
給料手当
12,000,000
8,000,000
12,000,000
32,000,000
4,000,000
4,000,000
4,000,000
12,000,000
44,000,000
減価償却費
5,500,000
4,700,000
4,700,000
14,900,000
1,600,000
1,700,000
1,700,000
5,000,000
19,900,000
・・・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
管理費
役員報酬
5,600,000
5,600,000
給料手当
8,000,000
8,000,000
減価償却費
5,100,000
5,100,000
・・・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
経常費用計
評価損益等調整前
当期経常増減額
19,000,000
24,200,000
0
68,000,000
10,800,000
11,200,000
20,000,000
0
42,000,000
20,000,000
0
130,000,000
1,000,000
△ 9,000,000
△ 12,200,000
20,000,000
△ 200,000
△ 800,000
28,800,000
△ 2,000,000
0
26,000,000
△ 2,000,000
0
23,800,000
投資有価証券評価益
0
評価損益等計
当期経常増減額
・・・・・
24,800,000
0
1,000,000
△ 9,000,000
△ 12,200,000
20,000,000
△ 200,000
△ 800,000
28,800,000
△ 2,000,000
0
26,000,000
△ 2,000,000
23,800,000
2.経常外増減の部
(1)経常外収益
0
(2)経常外費用
他会計振替額
当期一般正味財産増減額
0
13,800,000
13,800,000
△ 13,800,000
△ 13,800,000
0
13,600,000
12,200,000
△ 2,000,000
23,800,000
一般正味財産期首残高
824,000,000
274,500,000
279,000,000
1,377,500,000
一般正味財産期末高
837,600,000
286,700,000
277,000,000
1,401,300,000
Ⅱ 指定正味財産増減の部
0
当期指定正味財産増減額
指定正味財産期首残高
指定正味財産期末高
Ⅲ 正味財産期末残高
837,600,000
286,700,000
277,000,000
○収益事業(X事業、Y事業)から生じた利益の繰入額
収益事業から生じた利益額の100%を限度として繰入れることができる。
ただし、申請書別表A(2) (27ページ)の費用16欄から収入9欄と13欄の計を差し引いた額が上限(※)となる。
費用16欄 - ( 収入9欄 + 収入13欄)
= 81.6百万円- (67.8百万円 + 0円 )
= 13.8百万円
この法人例においては、収益事業から生じた利益額の100%を繰入れる場合は、前ページの計算例により24百万円と
なるが、(※)により、繰入れ限度額は13.8百万円となる。
なお、その他事業(Z事業)の利益額はないため、繰入額は0となる。
- 24 -
1,401,300,000
収益事業等の利益額の50%超を繰り入れる場合
貸借対照表内訳表
平成X+1年3月31日
(申請する事業年度における年度末時点を想定して作成したもの)
(単位:円)
科 目
公益目的事業会計
収益事業等会計
法人会計
内部取引消去
合計
Ⅰ 資産の部
1.流動資産
現金預金
流動資産合計
2.固定資産
(1) 特定資産
39,000,000
22,700,000
21,600,000
83,300,000
39,000,000
22,700,000
21,600,000
83,300,000
23,000,000
20,500,000
121,500,000
〔特定費用準備資金〕
〔資産取得資金〕
退職給付引当資産
78,000,000
○○事業拡大資金
1,000,000
△△事業開催資金
1,000,000
8,000,000
8,000,000
○○会館建替積立資金
418,500,000
139,500,000
139,500,000
697,500,000
特定資産合計
505,500,000
162,500,000
160,000,000
828,000,000
土地
105,000,000
35,000,000
35,000,000
175,000,000
建物
256,500,000
85,500,000
85,500,000
427,500,000
13,600,000
4,000,000
1,400,000
19,000,000
375,100,000
124,500,000
121,900,000
621,500,000
(2) その他固定資産
什器備品
その他固定資産合計
固定資産合計
880,600,000
287,000,000
281,900,000
0
1,449,500,000
資産合計
919,600,000
309,700,000
303,500,000
0
1,532,800,000
未払金
4,000,000
0
6,000,000
10,000,000
流動負債合計
4,000,000
0
6,000,000
10,000,000
退職給付引当金
78,000,000
23,000,000
20,500,000
121,500,000
固定負債合計
78,000,000
23,000,000
20,500,000
121,500,000
負債合計
82,000,000
23,000,000
26,500,000
131,500,000
837,600,000
286,700,000
277,000,000
1,401,300,000
Ⅱ 負債の部
1.流動負債
2.固定負債
Ⅲ 正味財産の部
1.一般正味財産
(うち基本財産への充当額)
(うち特定資産への充当額)
(427,500,000)
(139,500,000)
(139,500,000)
正味財産合計
837,600,000
286,700,000
277,000,000
0
1,401,300,000
(706,500,000)
負債及び正味財産合計
919,600,000
309,700,000
303,500,000
0
1,532,800,000
この法人例では、「未払金」全額を
翌事業年度内に現金預金から支払うもの = 流動資産に直接対応する負債
としている。
○注意事項
この貸借対照表(申請する事業年度における年度末時点を想定して作成したもの)は、説明会において、遊休財産の
計算方法を説明するために作成したものであり、公益認定申請時において、法人に作成を義務づけるものではありませ
ん。
- 25 -
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入してください。
4 月
1 日 法人コード
事業 自 X 年
年度 至 X+1 年
3 月 31 日 法人名
【別表A(1) 収支相償の計算(収益事業等の利益額の50%を繰入れる場合)】
・・・・・・・・・・・・
社団法人○○
(公益法人認定法第5条第6号に定められた収支相償について審査します。)
収支予算書内訳表(23ページ)の「経常収益計」・「経
常費用計」欄から転記
1. 第一段階(公益目的事業の収支相償)
法人が行う事業について、その経常収益、経常費用を比較します。
事業
番号
経常収益計
経常費用計
1
2
3
円
公1
25,800,000
公2
10,000,000
公3
12,000,000
その事業に係る特定 その事業に係る特定
費用準備資金の当期 費用準備資金の当期
取崩額
積立額
4
認
発定
生初
し年
な度
いに
た特
め定
費
入用
力準
で備
き資
ま金
せの
ん取
崩
は
円
24,800,000
円
円
19,000,000
第一段階の判定
(2欄-3欄+4欄-5欄)
5
6
円
円
1,000,000
0
円
円
△ 9,000,000
、
円
円
24,200,000
円
円
円
円
△ 12,200,000
円
円
。
47,800,000 円
68,000,000 円
0
当該事業に係る特定費用準備資金の当期積立額を記載
(別表C(5)参照(39ページ))
第二段階7欄へ
収支予算書内訳表(23ページ)の「経常収益計」・「経
常費用計」欄(「共通」)から転記
2. 第二段階(公益目的事業会計全体の収支相償判定)
法人の公益目的事業会計全体に係る収入と費用等を比較します。
収入
第一段階の判定において「適合(6欄の数値が0以下)」となった事
業における経常収益計と経常費用計(2欄・3欄)
7
特定の事業と関連付けられない公益目的事業に係るその他の経
常収益、経常費用
8
7欄と8欄の合計(公益目的事業会計の経常収益計、経常費用計
の額と一致しているか確認してください。)
9
公益目的事業に係る特定費用準備資金に関する調整(別表C(5)より)
(当期に積立てる額を「費用」欄に記入してください。)
収益事業等から
生じた利益の繰入額
47,800,000 円
68,000,000 円
20,000,000 円
0 円
67,800,000 円
68,000,000 円
円
9,000,000 円
12,000,000 円
円
0 円
円
79,800,000 円
77,000,000 円
10
収益事業から
生じた利益の繰入額
11
その他事業(相互扶助等事業)か
ら生じた利益の繰入額
12
13
合計(9欄+10欄+11欄+12欄)
費用
○○事業拡大資金
当期積立額
1,000,000円
△△事業開催資金
当期積立額
8,000,000円
23ページ参照
収入-費用
2,800,000 円
※第二段階における剰余金の扱い
剰余が生じる場合(収入-費用欄の数値がプラスの場合)は、その剰余相当額を公益目的保有財産に係る資産取得、改良に
充てるための資金に繰り入れたり、公益目的保有財産の取得に充てたりするか、翌年度の事業拡大を行うことにより同額程度
の損失となるようにしなければなりません。収入-費用欄の数値がプラスの場合、法人における剰余金の扱いの計画等を記入
してください。
収支相償の額(収入-費用欄)がプラスとなる場合の今後の剰余金の扱い等
当期において什器備品(公益目的保有財産) 6,000,000円を取得。
- 26 -
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入してください。
4 月
1 日 法人コード
事業 自 X 年
年度 至 X+1 年
3 月 31 日 法人名
【別表A(2) 収支相償の計算(収益事業等の利益額を50%を超えて繰入れる場合)】
・・・・・・・・・・・・
社団法人○○
(公益法人認定法第5条第6号に定められた収支相償について審査します。)
1. 第一段階(公益目的事業の収支相償)
法人が行う事業について、その経常収益、経常費用を比較します。
事業
番号
経常収益計
経常費用計
1
2
3
円
公1
25,800,000
公2
10,000,000
公3
12,000,000
その事業に係る特定 その事業に係る特定
費用準備資金の当期 費用準備資金の当期
取崩額
積立額
4
認
発定
生初
し年
な度
いに
た特
め定
費
入用
力準
で備
き資
ま金
せの
ん取
崩
は
円
24,800,000
円
円
19,000,000
第一段階の判定
(2欄-3欄+4欄-5欄)
5
6
円
円
1,000,000
0
円
円
△ 9,000,000
、
円
円
24,200,000
円
円
円
円
△ 12,200,000
円
円
。
47,800,000 円
0
68,000,000 円
第二段階7欄へ
2. 第二段階(公益目的事業会計全体の収支相償判定)
法人の公益目的事業会計全体に係る収入と費用等を比較します。
費用
収入
第一段階の判定において「適合(6欄の数値が0以下)」となった事
業における経常収益計と経常費用計(2欄・3欄)
7
特定の事業と関連付けられない公益目的事業に係るその他の経
常収益、経常費用
8
7欄と8欄の合計(公益目的事業会計の経常収益計、経常費用計
の額と一致しているか確認してください。)
9
公益目的保有財産に係る減価償却費(経常費用額の控除対象。
「費用」欄に記入してください)
10
公益目的事業に係る特定費用準備資金に関する調整(別表C(5)より)
(当期に積立てる額を「費用」欄に記入してください。ただし上限があります。)
11
公益資産取得資金に関する調整(別表C(4)より)
(当期に積立てる額を「費用」欄に記入してください。ただし上限があります。)
12
公益目的保有財産に係る当期収支
(売却に関しては売却収入額を「収入」欄に、取得に関しては支出額を「費用」欄
に記入してください。)
13
収益事業等から
生じた利益の繰入額
合計(9欄~15欄の合計)
収益事業から
生じた利益の繰入額
14
その他事業(相互扶助等事業)か
ら生じた利益の繰入額
15
16
- 27 -
47,800,000 円
68,000,000 円
20,000,000 円
0 円
67,800,000 円
68,000,000 円
円
△ 14,900,000
円
円
9,000,000 円
円
13,500,000 円
0 円
6,000,000 円
13,800,000 円
円
0 円
円
81,600,000 円
81,600,000 円
別表C(4)・C(5)
(37,39,40ページ)
の「収支相償上の
積立額」欄から転
記
24ページ参照
収入-費用
0円
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入してください。
事業 自 X 年 4
年度 至 X+1 年 3
月 1
日
・・・・・・・・・
法人コード
月 31 日 法人名
社団法人○○
【別表B(1) 公益目的事業比率の算定総括表】
(公益法人認定法第5条第8号に定められた公益目的事業比率について審査します。)
公
益
目
的
事
業
比
公益実施費用額(13欄より)
1
公益実施費用額+収益等実施費用額+管理運営費用
額 (13、22、31欄の合計)
2
公益目的事業比率(1欄÷2欄)
3
公
益
実
施
費
用
率
の
150,622,720 円
55.8 %
の
公益目的事業に係る事業費の額(別表B(5)Ⅰ欄より) 4
5
融資に係る費用額(別表B(5)Ⅲ欄より)
6
計
算
68,000,000 円
6,854,400 円
0円
7
調
特定費用準備資金積立額(別表B(5)Ⅴ欄より) 8
整
特定費用準備資金取崩額(別表B(5)Ⅵ欄より) 9
額 引当金の取崩額(別表B(5)Ⅶ欄より)
10
無償の役務の提供等に係る費用額(別表B(5)Ⅳ欄より)
財産の譲渡損等(別表B(5)Ⅷ欄より)
11
調整額計(5欄~11欄の計)
12
公 益 実 施 費 用 額 ( 4 欄 +12 欄 )
収
益
等
実
施
費
198,720 円
9,000,000 円
円
0円
0円
16,053,120 円
13
84,053,120 円
用
額
の
収益事業等に係る事業費の額(別表B(5)Ⅰ欄より) 14
調
整
額
土地の使用に係る費用額(別表B(5)Ⅱ欄より)
15
無償の役務の提供等に係る費用額(別表B(5)Ⅳ欄より)
16
定
84,053,120 円
額
土地の使用に係る費用額(別表B(5)Ⅱ欄より)
算
計
算
42,000,000 円
2,284,800 円
0円
特定費用準備資金積立額(別表B(5)Ⅴ欄より) 17
0円
特定費用準備資金取崩額(別表B(5)Ⅵ欄より) 18
引当金の取崩額(別表B(5)Ⅶ欄より)
19
財産の譲渡損等(別表B(5)Ⅷ欄より)
20
調整額計(15欄~20欄の計)
21
収 益 等 実 施 費 用 額 ( 14 欄 +21 欄 )
管
理
運
営
費
23
土地の使用に係る費用額(別表B(5)Ⅱ欄より)
24
無償の役務の提供等に係る費用額(別表B(5)Ⅳ欄より) 25
調
特定費用準備資金積立額(別表B(5)Ⅴ欄より) 26
整 特定費用準備資金取崩額(別表B(5)Ⅵ欄より) 27
引当金の取崩額(別表B(5)Ⅶ欄より)
28
額
29
財産の譲渡損等(別表B(5)Ⅷ欄より)
- 28 -
0円
2,284,800 円
44,284,800 円
額
管 理 費 の 額 ( 別 表 B(5) Ⅰ 欄 よ り )
管 理 運 営 費 用 額 ( 23 欄 +30 欄 )
0円
22
用
調整額計(24欄~29欄の計)
円
30
31
の
計
算
20,000,000 円
2,284,800 円
0円
0円
円
0円
0円
2,284,800 円
22,284,800 円
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入してください。
NO.
事業 自 X 年
年度 至 X+1 年
1
4
月
1
3
月 31 日 法人名
日 法人コード
・・・・・・・・・
社団法人○○
【別表B(2)土地の使用に係る費用額の算定】
(公益法人認定法第5条第8号に定められた公益目的事業比率の計算について必要な、土地の使用に係る費用額の算
定に用います。土地一筆ごとに1枚記入してください。)
土地の所在地
面積
1 ○○市○○町1-1-1
2
帳簿価額
3
土地の使用に当たり負担し
た費用額(固定資産税額等)
5
400 ㎡
1年度間の土地賃料
4
相当額 (7)より
17,136,000 円
事業費に算入すべきみ
6
なし費用額合計(4-5)
175,000,000 円
5,712,000 円
11,424,000 円
【倍率方式を採用】
当該土地の賃料相当額(X)
=固定資産税額等×3倍
土地の賃料相当額
(4)の算定根拠
○固定資産税額等=課税標準額×標準税率1.7%
(標準税率:固定資産税1.4%+都市計画税0.3%)
7
=840,000円×400㎡×1.7%
土地の賃料相当額(X)
=5,712,000円×3倍=17,136,000円
※資料を添付する場合は、資料の番号と資料名を記載
(資料番号: 資料名: )
土地の使用に当たり
負担した費用額(5)の 8
内容と算定根拠
※資料を添付する場合は、資料の番号と資料名を記載
(資料番号: 資料名: )
事業
事業の内容
各事業ごとの土地使用方法
番号
配賦額
公1
・・・・
・・・・・・
2,284,800
公2
算入対象となる事業
名と土地使用方法、
公3
配賦額
(配賦額は別表B(5) 9
Ⅱ(土地の使用に係
収1
る費用額)へ転記して
ください)
収2
・・・・
・・・・・・
2,284,800
・・・・
・・・・・・
2,284,800
・・・・
・・・・・・
761,600
・・・・
・・・・・・
761,600
他1
・・・・
・・・・・・
761,600
管
・・・・
・・・・・・
2,284,800
(複数事業に共通して土地を使用する場合に記入してください)
○建物の床面積を基準に、各事業及び法人会計で按分する。
A事業 11,424,000円 × 1/5
= 2,284,800円
B事業 11,424,000円 × 1/5
= 2,284,800円
土地の賃料相当額の
C事業 11,424,000円 × 1/5
= 2,284,800円
各事業の費用額への
10 X事業 11,424,000円 × 1/5× 1/3 = 761,600円
配賦計算内訳(9欄の
Y事業 11,424,000円 × 1/5× 1/3 = 761,600円
算出根拠)
Z事業 11,424,000円 × 1/5× 1/3 = 761,600円
法人会計 11,424,000円 × 1/5
= 2,284,800円
※資料を添付する場合は、資料の番号と資料名を記載
(資料番号: 資料名: )
- 29 -
円
円
円
円
円
円
円
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入してください。
NO.
事業 自 X 年
年度 至 X+1 年
1
4
月
1
3
月 31 日 法人名
日 法人コード
・・・・・・・・・
社団法人○○
【別表B(4)無償の役務の提供等に係る費用額の算定】
(公益法人認定法第5条第8号に定められた公益目的事業比率の計算について必要な、無償の役務提供等に係る費用
額の算定に用います。役務提供等1件ごとに記入してください。)
役務提供等の名称
1 ・・・・・・・・・
役務提供等の内容
2 ・・・・・・・・・
役務提供等を受ける場所 3 ・・・・・・・・・
役務の提供があった
事実を証する方法
4 ボランティア従事票
必要対価の額
(役務提供の対価額)
5
198,720 円
費用額に算入する総
7
額(5欄-6欄)
必要対価の額(5欄)
の算定根拠
(役務提供の延べ日数や、
延べ人数、単価等の算定
根拠を、詳しく記してくださ
い。また、昨年度の実績等
があれば記入してくださ
い。)
支払対価の額(6欄)
の内容と算定根拠
6
0円
198,720 円
提供日数:2日/月
8
支払対価の額(役務提供
に対し実際に支払う額)
提供時間:3時間/日
時間額:690円(○○県最低賃金)
計算式:4名×12月×2日×3時間×690円=198,720円
※資料を添付する場合は、資料の番号と資料名を記載
(資料番号: 資料名: )
9
算入対象となる事業
と配賦額
(配賦額は別表B(5)
10
Ⅳ(無償の役務提供
等に係る費用額)へ
転記してください)
※資料を添付する場合は、資料の番号と資料名を記載
(資料番号: 資料名: )
事業の実施に対し、この役務等の
事業番号
事業の内容
提供等が不可欠である理由を説
明してください。
公1
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
配賦額
198,720
円
円
円
(複数事業に共通して役務が提供される場合に記入してください)
各事業の費用額への
11
配賦(10欄)計算内訳
※資料を添付する場合は、資料の番号と資料名を記載
(資料番号: 資料名: )
- 30 -
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入してください。
事業
年度
自
X
年
4月
1日
至
X+1
年
3月
31 日
法人コード
・・・・・・・・・
法人名
社団法人○○
【別表B(5) 公益目的事業比率算定に係る計算表】その1
別表B(1)(事業比
率)4欄へ
(単位:円)
(公益法人認定法第5条第8号に定められた公益目的事業比率の算定について、各事業ごとに数値をまとめ、別表B(1)に転記するための表です。)
収支予算書内訳表(24ページ)の「経常費用計」欄から転記
Ⅰ 事業実施に係る経常費用の額(事業費の額)
公益実施費用額
公1
経常費用額
公2
24,800,000
公3
19,000,000
公4
公5
公6
公7
公8
公9
公益実施費用
額計
共通
24,200,000
68,000,000
別表B(1)(事業
比率)5欄へ
Ⅱ 土地の使用に係る費用額(別表B(2)より)
公益実施費用額
NO.
所在地
1
○○市○○町1-1-1
公1
公2
公3
公4
2,284,800
2,284,800
2,284,800
公5
公6
公7
公8
公9
公益実施費用
額計
共通
6,854,400
0
合計
2,284,800
2,284,800
2,284,800
0
0
0
0
0
0
0
6,854,400
別表B(1)(事業比
率)6欄へ
Ⅲ 融資に係る費用額(別表B(3)より)
公益実施費用額
NO.
貸付の内容
公1
公2
公3
公4
公5
公6
公7
公8
公9
公益実施費用
額計
共通
0
0
合計
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
別表B(1)(事業
比率)7欄へ
0
Ⅳ 無償の役務の提供等に係る費用額(別表B(4)より)
公益実施費用額
NO.
役務提供等の名称
1
・・・・・・・・
公1
公2
公3
公4
公5
公6
公7
公8
公9
公益実施費用
額計
共通
198,720
198,720
0
合計
198,720
0
0
0
0
0
0
0
0
0別表B(1)(事業
198,720
比率)8欄へ
Ⅴ 特定費用準備資金当期積立額(別表C(5)より)
公益実施費用額
NO. 特定費用準備資金の名称
1
○○事業拡大資金
2
△△事業開催資金
合計
公1
公2
公3
公4
公5
公6
公7
公8
公9
公益実施費用
額計
共通
1,000,000
1,000,000
8,000,000
1,000,000
0
0
8,000,000
8,000,000
0
0
0
0
0
0
9,000,000
Ⅵ 特定費用準備資金当期取崩額(別表C(5)より)
公益実施費用額
NO. 特定費用準備資金の名称
公1
公2
公3
公4
公5
公6
公7
公8
公9
公益実施費用
額計
共通
認定初年度に特定費用準備資金の取崩は発生しないため、入力できません。
別表B(1)(事業
比率)10欄へ
Ⅶ 引当金の取り崩し額(マイナス額で記入してください)
公益実施費用額
NO.
引当金の名称
公1
公2
公3
公4
公5
公6
公7
公8
公9
公益実施費用
額計
共通
0
0
合計
0
0
0
0
0
0
0
0
別表B(1)(事業比
0
率)11欄へ
0
0
Ⅷ 財産の譲渡損等の額(認定規則第15条第1、3、4項の額をマイナス額で、第2項の額をプラス額で記載してください。)
公益実施費用額
NO.
財産の名称
公1
公2
公3
公4
公5
公6
公7
公8
公9
公益実施費用
額計
共通
0
0
合計
0
0
0
0
0
0
0
0
別表B(1)(事業比
率)13欄へ
0
0
0
Ⅸ 合計
公益実施費用額
合計
事業比率
公4
公5
公6
公2
公3
28,283,520
21,284,800
26,484,800
8,000,000
0
0
0
0
0
0
84,053,120
18.8%
14.1%
17.6%
5.3%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
55.8%
- 31 -
公7
公8
公9
公益実施費用
額計
公1
共通
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入してください。
・・・・・・・・・・・・・
法人コード
別表B(1)(事業比
率)14欄へ
社団法人○○
法人名
別表B(1)(事業比率)23欄へ
【別表B(5) 公益目的事業比率算定に係る計算表】その2
(単位:円)
(公益法人認定法第5条第8号に定められた公益目的事業比率の算定について、各事業ごとに数値をまとめ、別表B(1)に転記するための表です。)
Ⅰ 事業実施に係る経常費用の額(事業費の額)
収益等実施費用額
収1
経常費用額
収2
10,800,000
収3
他1
11,200,000
他2
収益等実施費
用額計
共通
20,000,000
42,000,000
1
○○市○○町1-1-1
収1
収2
761,600
収3
他1
761,600
他2
収益等実施費
用額計
共通
761,600
合計
(参考)
130,000,000
別表B(1)(事業比率)24欄へ
収益等実施費用額
所在地
20,000,000
別表B(1)(事業比
率)15欄へ
Ⅱ 土地の使用に係る費用額(別表B(2)より)
NO.
管理運営費用
額
管理運営費用
額
2,284,800
2,284,800
合計
(参考)
11,424,000
761,600
761,600
0
761,600
0
0
使用面積
0
0
合計
配賦基準
2,284,800
2,284,800
11,424,000
Ⅲ 融資に係る費用額(別表B(3)より)
収益等実施費用額
NO.
貸付の内容
収1
収2
収3
他1
他2
収益等実施費
用額計
共通
管理運営費用
額
合計
(参考)
0
0
合計
0
別表B(1)(事業
比率)16欄へ
別表B(1)(事業比率)25欄へ
Ⅳ 無償の役務の提供等に係る費用額(別表B(4)より)
収益等実施費用額
NO.
役務提供等の名称
1
・・・・・・・・
収1
収2
収3
他1
他2
収益等実施費
用額計
共通
管理運営費用
額
合計
(参考)
198,720
0
0
0
0
0
0
0
別表B(1)(事業
比率)17欄へ
従事割合
0
0
合計
配賦基準
0
0
198,720
別表B(1)(事業比率)26欄へ
Ⅴ 特定費用準備資金当期積立額(別表C(5)より)
収益等実施費用額
NO. 特定費用準備資金の名称
1
○○事業拡大資金
2
△△事業開催資金
収1
収2
収3
他1
他2
収益等実施費
用額計
共通
管理運営費用
額
1,000,000
0
8,000,000
0
合計
0
0
0
0
0
0
合計
(参考)
0
0
9,000,000
Ⅵ 特定費用準備資金当期取崩額(別表C(5)より)
収益等実施費用額
NO. 特定費用準備資金の名称
収1
収2
収3
他1
他2
収益等実施費
用額計
共通
管理運営費用
額
合計
(参考)
認定初年度に特定費用準備資金の取崩は発生しないため、入力できません。
別表B(1)(事業
比率)19欄へ
別表B(1)(事業比率)28欄へ
Ⅶ 引当金の取り崩し額(マイナス額で記入してください)
収益等実施費用額
NO.
引当金の名称
収1
収2
収3
他1
他2
収益等実施費
用額計
共通
管理運営費用
額
合計
(参考)
0
0
0
0
合計
0
0
0
0
0
0
別表B(1)(事業
0
比率)20欄へ
0
別表B(1)(事業比率)29欄へ
0
Ⅷ 財産の譲渡損等の額(認定規則第15条第1、3、4項の額をマイナス額で、第2項の額をプラス額で記載してください。)
収益等実施費用額
NO.
財産の名称
収1
収2
収3
他1
他2
収益等実施費
用額計
共通
管理運営費用
額
合計
(参考)
0
0
0
0
合計
0
0
0
別表B(1)(事業
0 比率)22欄へ 0
0
0
備考(規則第15条のうち該当
の項番を記入)
別表B(1)(事業比率)31欄へ
0
0
Ⅸ 合計
収益等実施費用額
合計
事業比率
収3
他1
他2
収益等実施費
用額計
共通
管理運営費用
額
合計
(参考)
収1
収2
11,561,600
11,961,600
0
20,761,600
0
0
44,284,800
22,284,800
150,622,720
7.7%
7.9%
0.0%
13.8%
0.0%
0.0%
29.4%
14.8%
100.0%
- 32 -
※この別表は、申請書に添付した収支予算書の期末における資産、負債等の見込みを基に算出します。
事業
年度
別表C(1) 遊休財産額の保有制限の判定
1 日 法人コード
自 X
年
4 月
至
年
3 月 31 日
X+1
・・・・・・・・・・
法人名
社団法人○○
この様式では、遊休財産額が、遊休財産額の保有上限額を超えていないことを確認します。
遊休財産額は、以下の計算により算定します。
遊休財産額=資産-(負債+一般社団・財団法人法第131条の基金)-(控除対象財産-対応負債の額※)
※対応負債の額とは、控除対象財産に直接対応する負債の額とその他の負債のうち控除対象財産に按分された負債の合計額です。
なお、控除対象財産から対応負債の額を控除するのは、借入金等によって資産を取得している場合には、負債が二重で減算される
ことになってしまうためです。
1.遊休財産額の計算に必要な数値の作成(下記3.及び4.に必要な数値を作成します。)
資産の部
負債の部
流動資産計
1
83,300,000 円
固 控除対象財産(別表C(2)から転記)
定
その他の固定資産 4欄-2欄
資
産 固定資産計 5欄-1欄
2
1,328,000,000 円
3
121,500,000 円
4
1,449,500,000 円
記入要領
10,000,000 円
控除対象財産に直接対応する負債の額 32欄
7
0円
その他の固定資産に直接対応する負債の額
8
0円
引当金勘定の合計額 35欄
9
121,500,000 円
その他負債の額 11欄-6欄-7欄-8欄-9欄 10
0円
11
131,500,000 円
一般社団・財団法人法第131条の基金 27欄 12
0円
負債計 26欄
正味財産の部
網掛けの欄に数値を入
力して下さい。
その他の欄は、自動的
に計算されます。
資産計
6
流動資産に直接対応する負債の額
13
0円
一般正味財産の額 15欄-12欄-13欄
14
1,401,300,000 円
正味財産計
15
1,401,300,000 円
負債及び正味財産合計 5欄(11欄+15欄と同額)
16
1,532,800,000 円
公益実施費用額から控除する引当金の取崩額 21
0円
財産の譲渡損、評価損等の額
22
0円
特定費用準備資金の公益実施費用額からの控除額
(別表C(5)から転記(公益目的事業の場合のみ))
23
指定正味財産の額 33欄
5
1,532,800,000 円
収支予算書内訳表(24ページ)の「経常費用計」(公益目的事業会計の小計)欄から転記
2.遊休財産額の保有上限額(=公益目的事業の実施に要した費用の額に準ずる額)の計算
損益計算書上の公益目的事業に係る事業費の額
商品等の原価を予め費用計上していない場合のみ
商品等譲渡に係る原価相当額
特定費用準備資金の公益実施費用額への算入額
(別表C(5)から転記(公益目的事業の場合のみ))
計 (17欄+18欄+19欄)
17
68,000,000 円
18
0円
19
9,000,000 円
20
77,000,000 円
控除額計 (21欄+22欄+23欄)
0円
24
○○事業拡大資金当期積立額 1,000,000円
△△事業開催資金当期積立額 8,000,000円
3.遊休財産額の計算
資産 5欄
25
1,532,800,000 円
負債 11欄
26
131,500,000 円
一般社団・財団法人法第131条の基金 12欄 27
0円
1,328,000,000 円
控除対象財産の額 2欄
28
対応負債の額 39欄
29
0円
遊休財産額 25欄-26欄-27欄-28欄+29欄 30
73,300,000 円
4.対応負債の額の計算(次の2つの方法のうちいずれかを選択し、○を記入して下さい。)
○
公益法人認定法施行規則第22条第7項の方法
公益法人認定法施行規則第22条第8項の方法
公益法人認定法施行規則第22条第7項の方法
公益法人認定法施行規則第22条第8項の方法
31
1,328,000,000 円
控除対象財産に直接対応する負債の額 7欄 32
0円
控除対象財産の額 2欄
指定正味財産の額 13欄
33
0円
31欄-32欄-33欄
34
1,328,000,000 円
引当金勘定の合計額 9欄
35
121,500,000 円
各資産に直接対応する負債の額 6欄+7欄+8欄 36
10,000,000 円
その他負債の額 10欄(11欄-35欄-36欄と同額)
37
0円
一般正味財産の額 14欄(5欄-11欄-12欄-13欄と同額)
38
1,401,300,000 円
対応負債の額 32欄+34欄×37欄/(37欄+38欄)
39
0円
【判定結果】
遊休財産額の保有上限額 20欄-24欄
遊休財産額 30欄
遊休財産額の保有上限額の超過の有無
控除対象財産の額 2欄又は28欄
31
円
指定正味財産の額 13欄
33
円
31欄-33欄
34
円
引当金勘定の合計額 9欄
35
円
その他負債の額 11欄-35欄
37
円
一般正味財産の額 14欄(5欄-11欄-12欄-13欄と同額)
38
円
対応負債の額 34欄×37欄/(37欄+38欄)
39
円
40
77,000,000 円
41
73,300,000 円
42
適合
- 33 -
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入して下さい。
事業
年度
別表C(2) 控除対象財産
自 X
年
4 月
至
年
3 月
X+1
1 日 法人コード
31 日
・・・・・・・・・・
法人名
社団法人○○
※1 法人の管理運営に用いる財産については、事業番号の欄に「管」と記入して下さい。
※2 期首:申請書に添付した収支予算書の期首、期末:申請書に添付した収支予算書の期末
①公益目的保有財産
場所
番
号
財産の名称
1
土地
面積、構造、物量等
○○市○○町1-1-1
400㎡
建物
●●㎡
5階建のうち2~4階
○○市○○町1-1-1
3
公1、公2、
公3
財産の使用状況
(概要、使用面積、使用状況等)
○○会館の土地。○○会館は、2~4階部分を
A、B、Cの各事業に使用している。
不可欠
特定財産
帳簿価額
期首※2
期末※2
105,000,000
105,000,000
什器備品
●●件
公1、公2、
公3
○○会館。2~4階部分をA、B、Cの各事業に
使用している。
円
○○会館の2~4階部分の什器備品。A、B、
Cの各事業に使用している。
60.0%
②-2
270,000,000
256,500,000
円
公1、公2、
公3
取得
時期
共用
財産
共用
割合
②-1
円
○○市○○町1-1-1
2
事業番号
※1
9,000,000
円
60.0%
13,600,000
円
円
円
円
4
5
期首帳簿価格 - 建物減価償却費(公1~公3)(13,500,000円)
期首帳簿価格 - 備品減価償却費(公1~公3)(1,400,000円) + 当期什器備品取得額(6,000,000円)
6
7
円
円
円
円
円
円
円
円
8
9
10
384,000,000
計(A)
375,100,000
円
円
②公益目的事業に必要な収益事業等その他の業務又は活動の用に供する財産
場所
番
号
財産の名称
1
土地
面積、構造、物量等
○○市○○町1-1-1
400㎡
○○市○○町1-1-1
2
建物
●●㎡
5階建のうち1階・5階
○○市○○町1-1-1
3
什器備品
●●件
事業番号
※1
収1、収2、
他1、管
収1、収2、
他1、管
財産の使用状況
(概要、使用面積、使用状況等)
共用財産
帳簿価額
期首※2
期末※2
○○会館の土地。○○会館は、1階部分を管
理業務、5階部分をX事業、Y事業、Z事業に
使用している。
70,000,000
70,000,000
○○会館。1階部分を管理業務、5階部分をX
事業、Y事業、Z事業に使用している。
180,000,000
①-1
円
円
○○会館の1階部分及び5階部分の什器備
品。管理業務、X事業、Y事業、Z事業に使用
している。
①-2
円
5,400,000
6,500,000
円
円
円
円
円
円
4
期首帳簿価格 - 減価償却費(収1、収2、他1、管)
5
256,500,000
計(B)
246,400,000
円
- 34 -
40.0%
171,000,000
円
収1、収2、
他1、管
共用割合
円
40.0%
期首帳簿価格(建物減価償却引当資産) + 資産取得資金の当期積立額
③資産取得資金(別表C(4)より)
番
号
資金の名称
1 ○○会館建替積立資金(公益)
帳簿価額
事業番号
※1
公1、公2、
公3
○○会館の建替えのための資金。2~4階部
分をA、B、Cの各事業に使用する予定。
期首※2
期末※2
405,000,000
418,500,000
収1、収2、
他1、管
○○会館の建替えのための資金。1階部分を
管理業務、5階部分をX事業、Y事業、Z事業
に使用する予定。
○
円
60.0%
③-1
279,000,000
270,000,000
円
円
675,000,000
計(C)
共用
財産
共用
割合
③-2
円
2 ○○会館建替積立資金(収益等)
公益目的
保有財産
資金の目的
40.0%
697,500,000
円
円
④特定費用準備資金(別表C(5)より)
番
号
資金の名称
1 ○○事業拡大資金
帳簿価額
事業番号
※1
資金の目的
公1
○○事業の拡大のために積立てている資金。
期首※2
期末※2
0
1,000,000
円
公4
2 △△事業開催資金
4年に1回開催する、△△事業のために積立て
ている資金。
円
8,000,000
0
円
円
計(D)
0
9,000,000
円
円
⑤交付者の定めた使途に従い使用・保有している財産(①~④に記入した財産は含まれません。)
番
号
財産の名称
事業番号
※1
帳簿価額
交付者の定めた使途
期首※2
期末※2
1
円
円
円
円
円
円
2
計(E)
⑥交付者の定めた使途に充てるために保有している資金(①~④に記入した資金は含まれません。)
番
号
資金の名称
事業番号
※1
帳簿価額
交付者の定めた使途
期首※2
期末※2
1
円
円
円
円
円
円
2
計(F)
期末※2
期首※2
控除対象財産の額(A~Fの合計)
1,315,500,000
円
期首※2
公益認定後に公益目的取得財産残額となることが見込まれる額
(上記①~⑥の財産のうち、公益目的事業を行うために使用又は処分する財産の額の合計)
Ⅰのうち認定前に取得した不可欠特定財産の額
- 35 -
Ⅰ
789,000,000
Ⅱ
0
円
円
1,328,000,000
円
この額を
別表C(1)の
2欄に転記
①~⑥までの財産のうち
公益目的事業を行うため
に使用又は処分する財産
(事業番号に公益目的事
業が含まれている財産)
の合計額
- 36 -
1,632,000
什器備品
(C事業)
5
8
7
6
2,176,000
什器備品
(B事業)
4
427,500,000
9,792,000
建物
2
175,000,000
3
土地
1
帳簿価額
什器備品
(A事業)
財産の名称
番
号
使用割合
使用割合
使用割合
使用面積
使用面積
配賦基準
0
0.0%
0.0%
0
100.0%
0
0.0%
0
0.0%
0 1,632,000
0.0%
0
0 2,176,000
1
0.0%
0
100.0%
0.0%
0
9,792,000
1
0.0%
100.0%
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0
1
0.0%
0.0%
3
20.0%
20.0%
3
85,500,000 85,500,000 85,500,000
20.0%
3
0
0
35,000,000 35,000,000 35,000,000
公5
0.0%
3
D事業
公4
0.0%
20.0%
20.0%
C事業
公3
20.0%
3
B事業
A事業
3
公2
公1
公益目的事業会計
9
100.0%
1
100.0%
1
100.0%
0 1,632,000
0.0%
1
0 2,176,000
0.0%
1
6.7%
X事業
収1
1
6.7%
Y事業
収2
1
6.7%
Z事業
他1
6.7%
1
1
6.7%
1
6.7%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
他2
収益事業等会計
256,500,000 28,500,000 28,500,000 28,500,000
60.0%
9
法人名
1 日 法人コード
3 月 31 日
4 月
社団法人○○
・・・・・・・・・・
3
20.0%
小計
20.0%
3
法人会計
20.0%
20.0%
3
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0
0.0%
0
0
0.0%
0
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0 85,500,000 85,500,000
0.0%
3
0 35,000,000 35,000,000
0.0%
共通
(上段:配賦の根拠数値、中段:配賦割合、下段:配賦額)(単位:円)
事業 自 X 年
年度 至 X+1 年
105,000,000 11,666,667 11,666,667 11,666,667
60.0%
小計
0 9,792,000
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
共通
別表C(2) 控除対象財産 における①公益目的保有財産の各事業への配賦方法を確認するものです。
複数の事業に関連する財産については、配賦基準を明記の上、記入して下さい。
別表C(3) 公益目的保有財産配賦計算表
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入してください。また、必要に応じて、行を追加・削除してください。
※この様式は、資産取得資金ごとに作成します。
ただし、外形的に1つの資産を取得する場合でも、「公益目的保有財産」と「公益目的事業に必要な収益事業等その他の
業務又は活動の用に供する財産」に区分される共用財産を取得する場合には、それぞれを取得する資産取得資金ごとに区
分して作成することとなります。
(この法人例においても、本ページの資産取得資金と38ページの資産取得資金は、外形的に1つの資産(○○会館)を取
得するものですが、上記理由により別葉としています。)
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入して下さい。
事業
年度
別表C(4) 資産取得資金
自 X
年
4 月
至
年
3 月
X+1
1 日 法人コード
・・・・・・・・・・
社団法人○○
法人名
31 日
別表C(2) 控除対象財産 における③資産取得資金の明細となるほか、別表A(2) 収支相償(収益事業等の利益
額を50%を超えて繰入れる場合) における公益資産取得資金に関する調整の算出に用います。
※1
公1・公2・公3 資産取得資金の名称(貸借対照表科目名) ○○会館建替積立資金(公益)
事業番号
対象となる資産の名称※2 ○○会館(公益目的事業に関する部分)
○○会館の建替えのための資金。
現状と同じく、5階建ての建物の建築を予定している。
2~4階部分をA事業、B事業、C事業の各事業に使用する予定。
当該資金の目的※3
計画期間(事業年度)
資産取得等予定時期
平成
X
平成X+20年度
年度
平成 X+20 年度
~
(
21
年間
)
現有建物の取得額の実績値(11億2,500万円)を基礎として、耐用年数(50年)経過後の改築
を行うまでの減価償却をもとに積み立てている。
資産の取得等に必要な額の 昨年度までに、既に30年間、年額2250万円の定額償却で資金を積立てており(昨年度末の積
算定方法
立額は、6億7500万円)、今後も同額を積立てる。(X+19年度までの20年間)
なお、建物の使用割合(予定)に応じて、公益に6割、収益等に2割、法人会計に2割の割合で
積立てており、公益への積立額は、年額2250万円×60%=1350万円である。
資産全体に占める公益目的
事業に使用する割合(%)
(共用財産の場合のみ)
基準:面積割 総面積●●㎡
資産全体に占める公益目的
1階:法人会計 ●●㎡
事業に使用する割合の説明
2~4階:A・B・C事業 ●●㎡
(共用財産の場合のみ)
5階:X・Y・Z事業 ●●㎡
60.0%
※1 将来の新規事業の場合(該当する事業番号がない場合。(以下同じ。))は、定款(法人の事業又は目的)上の根拠及び事業の区分
(公益目的事業、収益事業、その他事業、法人の管理運営)を記入して下さい(記入例:第○条(公益))。
※2 将来の新規事業の場合は、対象となる資産の名称を記入して下さい。併せて、括弧書きで将来の新規事業の内容を記入して下さい。
※3 将来の新規事業の場合は、将来の新規事業の概要及び当該資金の目的を記入して下さい。
1.控除対象財産における資産取得資金の計算
【当年度後3年間の計画】
年度
X-1 前年度
当年度
X
X+1 次年度
X+2 次々年度
X+3 3年度後
利益の繰入割合※4
50%
50%超
○
〔昨年度末の積立額 6億7500万円×公益目的事業に使用する割合 60%〕
積立額
資産取得資金の額
(累計)
取崩額
13,500,000
13,500,000
13,500,000
13,500,000
円
円
円
円
0円
0円
0円
405,000,000 円
418,500,000 円
432,000,000 円
445,500,000 円
459,000,000 円
積立限度額
675,000,000 円
675,000,000 円
675,000,000 円
675,000,000 円
※4 当該年度の収益事業等の利益の繰入割合について、該当欄に「○」を記入して下さい。
〔資産の取得に必要な額 11億2500万円×公益目的事業に使用する割合 60%〕
2.公益目的事業全体の収支相償における公益資産取得資金の当期積立額及び取崩額の計算
【当該資産取得資金が、公益資産取得資金であり、かつ、当年度に収益事業等の利益額を50%を超えて繰入れる場合のみ
記入が必要です。】
【当年度】 ※5 収支相償上の積立額は、収支相償上の積立限度額の範囲内で記入して下さい。
年度
X-1 前年度
当年度
X
収支相償上の
積立限度額
13,500,000 円
収支相償上の積立額※5
13,500,000 円
収支相償上の資産取
得資金の額(累計)
405,000,000 円
418,500,000 円
収益事業等の利益額を50%を超えて繰入れる場合は、この数値を、別表A(2)(収益事業等の利益額を50%を超えて繰入れる場合)
の公益資産取得資金に関する調整(12欄)(費用)に算入して下さい。
- 37 -
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入して下さい。
事業
年度
別表C(4) 資産取得資金
自 X
年
4 月
至
年
3 月
X+1
1 日 法人コード
・・・・・・・・・・
社団法人○○
法人名
31 日
別表C(2) 控除対象財産 における③資産取得資金の明細となるほか、別表A(2) 収支相償(収益事業等の利益
額を50%を超えて繰入れる場合) における公益資産取得資金に関する調整の算出に用います。
事業番号※1 収1・収2・他1・管 資産取得資金の名称(貸借対照表科目名) ○○会館建替積立資金(収益等)
対象となる資産の名称※2 ○○会館(収益事業等に関する部分)
○○会館の建替えのための資金。
現状と同じく、5階建ての建物の建築を予定している。
1階部分を管理業務、5階部分をX事業、Y事業、Z事業に使用する予定。
当該資金の目的※3
計画期間(事業年度)
資産取得等予定時期
平成
X
平成X+20年度
年度
~
平成 X+20 年度
(
21
年間
)
現有建物の取得額の実績値(11億2,500万円)を基礎として、耐用年数(50年)経過後の改築
を行うまでの減価償却をもとに積み立てている。
資産の取得等に必要な額の 昨年度までに、既に30年間、年額2250万円の定額償却で資金を積立てており(昨年度末の積
算定方法
立額は、6億7500万円)、今後も同額を積立てる。(X+19年度までの20年間)
なお、建物の使用割合(予定)に応じて、公益に6割、収益等に2割、法人会計に2割の割合で
積立てており、収益等及び法人会計への積立額は、年額2250万円×40%=900万円である。
資産全体に占める公益目的
事業に使用する割合(%)
(共用財産の場合のみ)
基準:面積割 総面積●●㎡
資産全体に占める公益目的
1階:法人会計 ●●㎡
事業に使用する割合の説明
2~4階:A・B・C事業 ●●㎡
(共用財産の場合のみ)
5階:X・Y・Z事業 ●●㎡
60.0%
※1 将来の新規事業の場合(該当する事業番号がない場合。(以下同じ。))は、定款(法人の事業又は目的)上の根拠及び事業の区分
(公益目的事業、収益事業、その他事業、法人の管理運営)を記入して下さい(記入例:第○条(公益))。
※2 将来の新規事業の場合は、対象となる資産の名称を記入して下さい。併せて、括弧書きで将来の新規事業の内容を記入して下さい。
※3 将来の新規事業の場合は、将来の新規事業の概要及び当該資金の目的を記入して下さい。
1.控除対象財産における資産取得資金の計算
【当年度後3年間の計画】
年度
X-1 前年度
当年度
X
X+1 次年度
X+2 次々年度
X+3 3年度後
利益の繰入割合※4
50%
〔昨年度末の積立額 6億7500万円×収益事業等に使用する割合 40%〕
積立額
50%超
○
資産取得資金の額
(累計)
取崩額
9,000,000
9,000,000
9,000,000
9,000,000
円
円
円
円
0円
0円
0円
270,000,000
279,000,000
288,000,000
297,000,000
306,000,000
円
円
円
円
円
積立限度額
450,000,000
450,000,000
450,000,000
450,000,000
円
円
円
円
※4 当該年度の収益事業等の利益の繰入割合について、該当欄に「○」を記入して下さい。
〔資産の取得に必要な額 11億2500万円×収益事業等に使用する割合 40%〕
2.公益目的事業全体の収支相償における公益資産取得資金の当期積立額及び取崩額の計算
【当該資産取得資金が、公益資産取得資金であり、かつ、当年度に収益事業等の利益額を50%を超えて繰入れる場合のみ
記入が必要です。】
【当年度】 ※5 収支相償上の積立額は、収支相償上の積立限度額の範囲内で記入して下さい。
年度
X-1 前年度
当年度
X
収支相償上の
積立限度額
円
収支相償上の積立額※5
収支相償上の資産取
得資金の額(累計)
円
0円
円
収益事業等の利益額を50%を超えて繰入れる場合は、この数値を、別表A(2)(収益事業等の利益額を50%を超えて繰入れる場合)
の公益資産取得資金に関する調整(12欄)(費用)に算入して下さい。
- 38 -
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入して下さい。
事業
年度
別表C(5) 特定費用準備資金
自 X 年
至 X+1 年
4 月
3 月
1 日 法人コード
法人名
31 日
・・・・・・・・・・
社団法人○○
別表C(2) 控除対象財産 における④特定費用準備資金の明細となるほか、別表A(1)及びA(2) 収支相償の計算
における公益目的事業に係る特定費用準備資金に関する調整、別表B(5) 公益目的事業比率算定に係る計算
表 における特定費用準備資金当期積立額、別表C(1) 遊休財産額の保有制限の判定 における特定費用準備
資金の公益実施費用額への算入額の算出に用います。
※1
特定費用準備資金の名称(貸借対照表科目名) ○○事業拡大資金
公1
事業番号
将来の特定の活動の名称※2 ・・・・・・・・・
当該活動の内容※3
計画期間(事業年度)
当該活動の実施予定時期
積立限度額の算定方法
・・・・・・・・・
X 年度
平成
平成X+3年度
・・・・・・・・・ ●●円
・・・・・・・・・ ●●円
~
平成 X+3 年度
(
4
年間
)
・・・・・・・・・・・・・・
合計:3,000,000円
※1 将来の新規事業の場合(該当する事業番号がない場合。(以下同じ。))は、定款(法人の事業又は目的)上の根拠及び事業の区分
(公益目的事業、収益事業、その他事業、法人の管理運営)を記入して下さい(記入例:第○条(公益))。
※2 将来の新規事業の場合は、将来の特定の活動の名称(仮称で可)を記入して下さい。併せて、括弧書きで将来の新規事業の内容を
記入して下さい。
※3 将来の新規事業の場合は、将来の新規事業の概要及び当該特定費用準備資金による活動の内容を記入して下さい。
1.控除対象財産における特定費用準備資金並びに公益目的事業比率における当期積立額及び取崩額の計算
【計画全体】
特定費用準備資金の額
利益の繰入割合※4
積立限度額
年度
取崩額
積立額
(累計)
50% 50%超
1,000,000 円
3,000,000
○
1,000,000 円
X
2,000,000
3,000,000
X+1
1,000,000 円
円
円
3,000,000 円
3,000,000
X+2
1,000,000 円
円
0円
X+3
3,000,000 円
0円
0
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
※4 当該年度の収益事業等の利益の繰入割合について、該当欄に「○」を記入して下さい。
【当年度】(計画全体のうち、当年度分の数字を転記)
年度
X
積立額
1,000,000 円
取崩額
特定費用準備資金の額
(累計)
1,000,000 円
積立限度額
3,000,000 円
算出した数値を、各事業別に、それぞれ、別表B(5)Ⅴ(特定費用準備資金当期積立額)に転記して下さい。
また、当該特定費用準備資金が、公益目的事業に要する資金である場合、算出した数値を、それぞれ、別表C(1)の特定費用準備資
金の公益実施費用額への算入額(19欄)に転記して下さい。
2.公益目的事業全体の収支相償における特定費用準備資金の当期積立額及び取崩額の計算
【当該特定費用準備資金が、公益目的事業に係る資金である場合のみ、記入して下さい。】
【当年度】 ※5 収支相償上の積立額は、収支相償上の積立限度額の範囲内で記入して下さい。
収支相償上の
収支相償上の特定費用
年度
収支相償上の積立額※5
準備資金の額(累計)
積立限度額
X
1,000,000 円
1,000,000 円
1,000,000 円
収益事業等の利益の50%を公益目的事業財産に繰り入れる場合には、算出した数値を、別表A(1)(収益事業等の利益額の50%を
繰入れる場合)の公益目的事業に係る特定費用準備資金に関する調整(10欄)(費用)に算入して下さい。
収益事業等の利益の50%超を公益目的事業財産に繰り入れる場合には、算出した数値を、別表A(2)(収益事業等の利益額を50%を
超えて繰入れる場合)の公益目的事業に係る特定費用準備資金に関する調整(11欄)(費用)に算入して下さい。
- 39 -
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入して下さい。
事業
年度
別表C(5) 特定費用準備資金
自 X 年
至 X+1 年
4 月
3 月
1 日 法人コード
法人名
31 日
・・・・・・・・・・
社団法人○○
別表C(2) 控除対象財産 における④特定費用準備資金の明細となるほか、別表A(1)及びA(2) 収支相償の計算
における公益目的事業に係る特定費用準備資金に関する調整、別表B(5) 公益目的事業比率算定に係る計算
表 における特定費用準備資金当期積立額、別表C(1) 遊休財産額の保有制限の判定 における特定費用準備
資金の公益実施費用額への算入額の算出に用います。
※1
特定費用準備資金の名称(貸借対照表科目名) △△事業開催資金
公4
事業番号
将来の特定の活動の名称※2 ・・・・・・・・・
当該活動の内容※3
計画期間(事業年度)
当該活動の実施予定時期
積立限度額の算定方法
・・・・・・・・・
X 年度
平成
平成X+3年度
・・・・・・・・・ ●●円
・・・・・・・・・ ●●円
~
平成 X+3 年度
(
4
年間
)
・・・・・・・・・・・・・・
合計:24,000,000円
※1 将来の新規事業の場合(該当する事業番号がない場合。(以下同じ。))は、定款(法人の事業又は目的)上の根拠及び事業の区分
(公益目的事業、収益事業、その他事業、法人の管理運営)を記入して下さい(記入例:第○条(公益))。
※2 将来の新規事業の場合は、将来の特定の活動の名称(仮称で可)を記入して下さい。併せて、括弧書きで将来の新規事業の内容を
記入して下さい。
※3 将来の新規事業の場合は、将来の新規事業の概要及び当該特定費用準備資金による活動の内容を記入して下さい。
1.控除対象財産における特定費用準備資金並びに公益目的事業比率における当期積立額及び取崩額の計算
【計画全体】
特定費用準備資金の額
利益の繰入割合※4
積立限度額
取崩額
年度
積立額
(累計)
50% 50%超
8,000,000 円
24,000,000
X
○
8,000,000 円
16,000,000
24,000,000
X+1
8,000,000 円
円
円
24,000,000 円
24,000,000
8,000,000 円
X+2
円
0円
0
0円
X+3
24,000,000 円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
※4 当該年度の収益事業等の利益の繰入割合について、該当欄に「○」を記入して下さい。
【当年度】(計画全体のうち、当年度分の数字を転記)
年度
X
積立額
8,000,000 円
取崩額
特定費用準備資金の額
(累計)
8,000,000 円
積立限度額
24,000,000 円
算出した数値を、各事業別に、それぞれ、別表B(5)Ⅴ(特定費用準備資金当期積立額)に転記して下さい。
また、当該特定費用準備資金が、公益目的事業に要する資金である場合、算出した数値を、それぞれ、別表C(1)の特定費用準備資
金の公益実施費用額への算入額(19欄)に転記して下さい。
2.公益目的事業全体の収支相償における特定費用準備資金の当期積立額及び取崩額の計算
【当該特定費用準備資金が、公益目的事業に係る資金である場合のみ、記入して下さい。】
【当年度】 ※5 収支相償上の積立額は、収支相償上の積立限度額の範囲内で記入して下さい。
収支相償上の
収支相償上の特定費用
年度
収支相償上の積立額※5
準備資金の額(累計)
積立限度額
X
8,000,000 円
8,000,000 円
8,000,000 円
収益事業等の利益の50%を公益目的事業財産に繰り入れる場合には、算出した数値を、別表A(1)(収益事業等の利益額の50%を
繰入れる場合)の公益目的事業に係る特定費用準備資金に関する調整(10欄)(費用)に算入して下さい。
収益事業等の利益の50%超を公益目的事業財産に繰り入れる場合には、算出した数値を、別表A(2)(収益事業等の利益額を50%を
超えて繰入れる場合)の公益目的事業に係る特定費用準備資金に関する調整(11欄)(費用)に算入して下さい。
- 40 -
- 41 -
10
9
8
ページ 合 計
・・・
6
7
評議員
(非常勤)
監事
(非常勤)
3
5
・・・
2
・・・
A
理事
(常勤)
1
4
役員名
役職
番
号
○役員報酬
配賦基準
8,000,000
8,000,000 従事割合
報酬の額
400,000
400,000
400,000
400,000
1
5.0%
B事業
A事業
5.0%
公2
公1
1
(役員報酬及び給料手当について、配賦基準を明記の上、記入してください。)
1
400,000
400,000
5.0%
C事業
公3
0
0.0%
公4
公益目的事業会計
【別表F(1)各事業に関連する費用額の配賦計算表(役員報酬・給料手当)】
0
0.0%
公5
3
15.0%
小計
至
自
1,200,000
0 1,200,000
0.0%
共通
事業
年度
1
400,000
400,000
5.0%
X事業
収1
X+1
X
3 月
4 月
31 日
法人名
1 日 法人コード
社団法人○○
・・・・・・・・
1
400,000
400,000
5.0%
Y事業
収2
1
400,000
400,000
5.0%
Z事業
他1
0
0.0%
他2
収益事業等会計
3
15.0%
小計
1,200,000
0 1,200,000
0.0%
共通
5,600,000
5,600,000
70.0%
14
法人会計
(上段:配賦の根拠数値、中段:配賦割合、下段:配賦額)(単位:円)
年
年
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入してください。また、必要に応じて、行を追加・削除してください。
- 42 -
役職
合 計
役員名
給料手当の額
配賦基準
給料手当計
○給料手当計
52,000,000
給料手当の額
3
12,000,000
52,000,000
12,000,000
2
3
23.1%
C事業
公3
公4
8,000,000 12,000,000
0
0
0.0%
公4
公益目的事業会計
C事業
公3
公益目的事業会計
8,000,000 12,000,000
15.4%
B事業
A事業
23.1%
公2
B事業
公2
公1
A事業
公1
〔職員13名 × 400万円〕
人数
配賦基準
○使用人を兼務する理事以外の給料手当
3
2
1
番
号
各事業に関連する費用
○使用人を兼務する理事の給料手当
0
0
0.0%
公5
公5
8
61.5%
小計
小計
0 32,000,000
1
4,000,000
4,000,000
7.7%
X事業
収1
X事業
収1
年
X+1
至
3 月
4 月
31 日
法人名
1 日 法人コード
社団法人○○
・・・・・・・・
Z事業
他1
他2
収益事業等会計
共通
小計
法人会計
4,000,000
4,000,000
4,000,000
4,000,000
1
7.7%
1
Z事業
他1
0
0
0.0%
他2
収益事業等会計
7.7%
Y事業
収2
3
23.1%
小計
0 12,000,000
0 12,000,000
0.0%
共通
8,000,000
8,000,000
15.4%
2
法人会計
(上段:配賦の根拠数値、中段:配賦割合、下段:配賦額)(単位:円)
Y事業
収2
(上段:配賦の根拠数値、中段:配賦割合、下段:配賦額)(単位:円)
年
X
自
0 32,000,000
0.0%
共通
共通
事業
年度
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入してください。また、必要に応じて、行を追加・削除してください。
- 43 -
・・・・
2
10
9
8
7
6
5
4
減価償却費
(建物)
費用の名称
ページ 合 計
減価償却
費
1
3
科目名
番
号
配賦基準
22,500,000
22,500,000 使用面積
費用の額
各事業に関連する費用
4,500,000
4,500,000
0
4,500,000
4,500,000
4,500,000
4,500,000
0.0%
3
公4
20.0%
3
C事業
公3
20.0%
3
B事業
公2
20.0%
A事業
公1
0
0.0%
公5
9
60.0%
小計
至
自
13,500,000
0 13,500,000
0.0%
共通
事業
年度
1
1,500,000
1,500,000
6.7%
X事業
収1
X+1
X
3 月
4 月
31 日
1 日
法人名
法人コード
社団法人○○
・・・・・・・・
1
1,500,000
1,500,000
6.7%
Y事業
収2
1
1,500,000
1,500,000
6.7%
Z事業
他1
0
0.0%
他2
収益事業等会計
3
20.0%
小計
4,500,000
0 4,500,000
0.0%
共通
4,500,000
4,500,000
20.0%
3
法人会計
(上段:配賦の根拠数値、中段:配賦割合、下段:配賦額)(単位:円)
年
年
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入してください。また、必要に応じて、行を追加・削除してください。
公益目的事業会計
(各費用額に共通して発生する関連費用等について、配賦基準を明記の上、記入してください。)
【別表F(2)各事業に関連する費用額の配賦計算表(役員報酬・給料手当以外の経費)】
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入してください。また、必要に応じて、行を追加・削除してください。
※公益目的事業費率の算定において、融資に係る費用額をみなし費用として計上する場合は、
この様式も必要となります。
記入要領 : 下表の水色欄(■部分)を記入してください。
NO.
事業 自 X 年
年度 至 X+1 年
1
1
4
月
3
月 31 日 法人名
日 法人コード
・・・・・・・・・
社団法人▲▲
【別表B(3)融資に係る費用額の算定】
(公益法人認定法第5条第8号に定められた公益目的事業比率の計算について必要な、融資に係る費用額の計算に用
います。)
事業番号
貸付の内容
貸付利率
借入れをして調達
した場合の利率
1
公●
事業の内容
2
・・・・・・・・・
3 ・・・・・・・・・・・
4 無償貸付
5 2.10%(平成X年3月31日現在 長期プライムレート)
前年度における毎月末現在の貸付残高
平成X-1年 4月末 ・・・1,000,000,000円
平成X-1年 5月末 ・・・ 990,000,000円
平成X-1年 6月末 ・・・1,000,000,000円
平成X-1年 7月末 ・・・1,010,000,000円
平成X-1年 8月末 ・・・1,000,000,000円
平成X-1年 9月末 ・・・ 990,000,000円
平成X-1年10月末 ・・・1,000,000,000円
費用額に算入する額
平成X-1年11月末 ・・・1,010,000,000円
6
(7欄)の算定根拠
平成X-1年12月末 ・・・1,000,000,000円
平成 X 年 1月末 ・・・ 990,000,000円
平成 X 年 2月末 ・・・1,000,000,000円
平成 X 年 3月末 ・・・1,010,000,000円
月末現在の平均貸付残高:1,000,000,000円
以上より、1,000,000,000円 × 2.10% =21,000,000円
※資料を添付する場合は、資料の番号と資料名を記載
(資料番号: 資料名: )
費用額に算入する額 7
21,000,000 円
7欄の額を、別表B(5)Ⅲ(融資に係る費用額)へ転記
してください。
- 44 -