News Letter 株式会社読売インフォメーションサービス メディア開発本部 企画開発グループ IT推進チーム 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町 3-9-1 TEL 03-5847-1540 2007 年 7 月 19 日 折込広告とモバイル広告によるクロスメディア展開の効果検証 株式会社読売インフォメーションサービス(以下、読売 is)及び株式会社ディーツー コミュニケーシ ョンズ(以下、D2C)は、「モバイル広告」と「折込広告」を連動したテストマーケティングを、大手家電 量販店である株式会社さくらやと実施しました。 今回のテストマーケティングでは、NTT ドコモユーザー(メッセージ F 登録ユーザー)を対象として、 「モバイル広告(メッセージ F)」配信と「折込広告」配布を同時期に実行。広告の接触パターン別(メ ッセージ F のみの接触、折込広告のみの接触、メッセージ F+折込広告の接触)に認知、関心、来 店意向を測定し、両媒体による相乗効果の可能性を検証しました。 ◆ モバイル広告(メッセージ F)の認知率は全体で 61.2% メッセージ F(以下、MF)広告配信者における「さくらや」MF 広告の認知率は全体で 61.2%(「詳 細にはっきり覚えていた」4.7%、「ある程度覚えていた」20.4%、「見たような気がする」36.1%)と、 高い認知率となっている。 詳細にはっ きり覚えて いた 4.7% ある程度覚 えていた 20.4% まったく覚 えていない 38.8% 見たような 気がする 36.1% n=407(MF配信者全体) ◆ 両媒体とも、約 90%が翌日までに閲覧 モバイル広告の閲覧タイミング(MF 広告認知者が MF 広告を見たタイミング)は、「配信日当日」 が 83.5%、「配信日翌日」を含めると 93.6%に達している。 同様に、折込広告の閲覧タイミング(折込広告認知者が折込広告を見たタイミング)も、「配布日 当日」が 74.2%、「配布日翌日」を含めると 86.6%となっており、両媒体ともに即時性の強い広告 媒体であることがうかがえる。 ◆ モバイル広告(メッセージ F)を見た後、43.4%が「折込広告」を再度確認 MF・折込広告の両方の認知者において、MF 広告接触後の折込広告接触有無を聞いたところ、 43.4%が「MF 広告を見た後に折込広告を見た」と回答している(「詳しく見た」10.5%、「ざっと見 た」32.9%)。MF が、折込広告の再読もしくは閲読のきっかけに成り得ることがうかがえる。 不明 2.6% MF広告を見 た後には、 見ていない 53.9% 詳しく見た 10.5% ざっと見た 32.9% n=76(MF広告認知者のうち 折込広告認知者) ◆ 「興味・関心」「来店意向」は広告接触度が高まるほどにアップ MF 認知者の興味関心(「とても興味・関心を感じた」、「やや興味・関心を感じた」の合計)は、MF のみの認知層では 39.9%で、MF と折込広告両方の認知層では 57.9%であった。折込広告認知 者の興味関心は、折込広告のみの認知層では 33.3%で、MF と折込広告の両方認知層では 55.3%であった。 また、MF 認知者の来店意向(「すでに行った」、「まだ行っていないがぜひ行きたい」、「まだ行って いないができれば行きたい」の合計)は、MF のみの認知層では 39.8%、MF と折込広告両方の認知 層では 59.2%であった。折込広告認知者の来店意向は、折込広告のみの認知層では 47.6%、MF と折込広告の両方認知層では 57.9%であった。 広告の接触度が増えることで、「興味関心」「来店意向」の高まりがみられた。 <興味関心度> 0% 25% とても 興味・関心を感じた <メッセージF広告をみて> MF広告認知者計 (n=249) 5.2 MF&折込両方認知 (n=76) 50% やや 興味・関心を感じた 7.6 6.4 10.3 MF&折込両方認知 (n=76) 26.8 9.2 28.6 6.6 12.1 11.3 43.4 4.8 25.0 41.6 40.2 11.8 10.4 10.5 37.0 100% まったく 興味・関心を 感じなかった 36.5 47.4 MFのみ認知 2.9 (n=173) 折込のみ認知 (n=21) どちらともいえない 40.2 10.5 <折込広告をみて> MF配信者のうち折込認知者 (n=97) 75% あまり 興味・関心を 感じなかった 11.3 22.4 19.0 13.2 42.9 4.8 <来店意向> 0% 25% まだ行っていないが ぜひ行きたい すでに行った <メッセージF広告をみて> MF広告認知者計 (n=249) MF&折込両方認知 (n=76) MFのみ認知 2.3 (n=173) まだ行っていないが できれば行きたい 100% まったく行きたいとは 思わなかった 18.5 35.7 9.2 31.6 22.5 37.6 30.6 6.9 あまり行きたいとは 思わなかった 34.2 14.5 10.5 75% 31.7 9.2 4.8 50% <折込広告をみて> MF配信者のうち折込認知者 (n=96) 10.3 MF&折込両方認知 (n=76) 10.5 折込のみ認知 (n=21) 9.5 30.3 30.3 17.1 0.0 32.0 32.0 13.4 38.1 38.1 12.4 11.8 14.3 ≪調査概要≫ MF 配信日 :2007/3/23(金) 折込広告出稿日 :2007/3/22(木) 広告出稿内容 :家電量販店「さくらや」相模大野店、船橋店各々の期間内キャンペーン商品 広告 調査実施期間 :2007/3/26(月)∼4/2(月) 調査方法 :携帯サイト上でのアンケート 調査対象者 :神奈川県相模原市、千葉県市川・船橋市在住のドコモiモードユーザー 有効回収サンプル:メッセージ F 配信者 407 サンプル 調査企画・実施 :株式会社読売インフォメーションサービス・株式会社ディーツーコミュニケーショ ンズ 集計分析機関 :株式会社ビデオリサーチインタラクティブ ≪調査主体≫ ■株式会社読売インフォメーションサービス(http://www.yomiuri-is.co.jp/) 所在地 :〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町 3-9-1 TEL :03-5847-1500 代表者 :代表取締役社長 浦上 市朗 事業内容 :折込広告のトータルサービス、メディアプランニング、メディアバイイング、 マーケティング、クリエイティブ、プロモーションなど ■株式会社ディーツー コミュニケーションズ (http://www.d2c.co.jp ) 所在地 :〒105-0021 東京都港区東新橋 1-9-2 汐留住友ビル 18F TEL :03-6252-3100 代表者 :代表取締役社長 藤田 明久 事業内容 :メディア事業、メディアレップ事業、モバイルソリューション事業など モバイルマーケティングビジネス全般
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