日本地理 解説 大問1 問1. 2 日本の国土面積は 37 万 7930km(北方領土 ・竹島を含む)。 問2. 北アルプスは飛騨山脈の別称。 問3. 中部山岳国立公園には、北アルプスとその登山基地であ る上高地などが含まれる。 問4. フォッサマグナは日本の大地溝帯とも呼ばれ、地質学的 に日本列島を東北日本と西南日本に二分する。 問5. 選択肢の中で、急流であり、かつ、大地溝帯の西側にあ るのは黒部川のみ。ちなみに、他の川はすべて大地溝帯 の東側にある。 問6. カルストとは、石灰岩台地で、カレンフェルト・ドリー ネ・石灰洞などが発達する特有な地形。山口県の秋吉台 はその好例。 問7. リアス式海岸とは、壮年期の山岳地帯が地盤沈降した場 合に形成される海岸。半島・岬と入江が鋸歯状に出入り する屈曲の多い海岸。 問8. 選択肢の中で日本海側の砂丘は庄内砂丘(山形県)のみ。 海岸林(防砂林)やメロンで有名。 問9. 佐竹氏の城下町として発達した秋田県角館町は、しだれ 桜と武家屋敷で有名。 問10. 鳴子峡(宮城県)、猊鼻渓(岩手県)、最上峡(山形県)、 面河渓(愛媛県)の内、奥羽山脈にあるのは鳴子峡。 大問2 問1. 北海道白老郡白老町 にある野外博物館などの施設群。通 称「ポロトコタン」。 問2. 北海道の日本海側において、明治〜大正時代にニシン漁で 財を成した網元達が、競って居宅兼漁業施設である豪華 な木造建築物を建てた。これを鰊御殿と呼ぶ。 問3. 襟裳岬。北海道中央部の南端の岬。日高山脈が標高 60m の海食崖をなして太平洋に没する地点。 問4. 選択肢の中で利根川沿岸は佐原のみ。佐原はかつて利根 川水運の要地。現在も水郷観光の拠点。古くから酒・醤 油を産する。 問5. 輪中とは、水災を防ぐために1個または数個の村落を堤 防で囲み、水防共同体を形成したもの。木曽三川の下流 平野に形成されたものは有名。 問6. お水取り(奈良県・東大寺)、葵祭(京都府・下鴨神社と 上賀茂神社)、御柱祭(長野県・諏訪大社)、竿灯(秋田 県秋田市) 問7. 京都にあるのは日本三景の一つは天橋立。 問8. 島根県の石見銀山遺跡は 2007 年に世界遺産となった。 問9. 四万十川は高知県南西部の清流。 問10. 竹富島の中央部にある集落全体は、木造赤瓦の民家と白 砂を敷き詰めた道という沖縄古来の姿を保っている。 大問3 問1. 島根県松江市の玉造温泉。奈良時代の開湯と言われ、出 雲国風土記抄にも記載がある。 問2. 兵庫県神戸市の有馬温泉。日本三古湯の一つ。 問3. 湯畑というキーワードから、群馬県吾妻町の草津温泉。 問4. 愛媛県松山市の道後温泉。日本三古湯の一つ。和風建築 の共同浴場とは別名「坊っちゃん湯」として知られる道 後温泉本館のこと。 問5. 鹿児島県指宿市の指宿温泉。薩摩半島南東部にあり、前 面に大隅半島、背後に開聞岳を望む。 大問4 問1. 長野県妻籠。中山道の宿場町で、国の伝統的建造物群保 存地区に指定されている。 問2. 山形県蔵王。樹氷で有名。山腹はスキー場、山麓に温泉 がある。 問3. 群馬県伊香保。温泉街で、急斜面に階段状に旅館や商店 が密集する特異な町並みを呈する。 問4. 奈良県東大寺の大仏。 問5. 沖縄県万座毛。沖縄県国頭郡恩納村にある景勝地。海岸 の絶壁に象の鼻の形をした岩があるので有名。
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