173号 - 宮崎学園短期大学

平成 25 年 3 月 15 日
第 173 号
教職員として、私達の学生を見て、学校が
なにかしなければいけないこと、してあげ
たいこと、そんなことはないでしょうか。
FD・SD news
私の FD・SD 活動
FD 井手 茂郎先生(音楽科)
指導者は指揮者
それぞれができること、したいことから一
歩一歩取り組んでいきたいと思います。私
たちの学生のために私たちができること、
それを積み重ねて、日本一の宮崎学園短期
大学にしようではありませんか。
その 11
SD 柏田 純子 さん(学生指導 担当 )
今の時期、「春眠暁を覚えず」で沢山寝ても眠いし、
管弦楽、合唱、オペラなどの演奏に際して、奏者(唱
「緑の芽吹く春」でいろんな野菜が美味しい季節。体
者)たちに楽曲の速度、拍子、強弱、表情などを伝
に蓄積される脂肪と戦いながら、今はまっているのが、
え、またそこに自分なりの表現や解釈を指示して演
ある先生に聞いた「脂肪燃焼スープ」です。元々は心
奏に磨きをかけ、音楽的にまとめる作業を行うのを
臓病の治療として、体に無理なく体重を落として、心
指揮者と言います。
臓の負担を軽減するために作られたのだとか。
指揮者の相手は生きた演奏者たち。
レシピ 材料
キャベツ 半分・玉葱 大3個
演奏者たちは多くの種類の異なる楽器を用いて楽
ピーマン1個・セロリ 1本
曲を奏でます。
人参 1本・トマト 大3個
指揮者は持てる才能を全開させて演奏者と対話し、
(私はトマトの缶詰を使いますホール
演奏者はそれに応え全力を尽します。
トマト缶よりカットトマト缶の方が
これらのことは、まったく私たち教師にあてはまる
私は好きです。キノコ類をいれたり
ことだと思います。
もします)
指導者=指揮者。その指導者が勉強していないと学
1.全ての材料を食べやすい大きさに切る。
生たちにとっては、とても退屈な授業になってしま
2.大きめの鍋に全ての材料・ひたひたにかぶるくら
います。
いの水・チキンコンソメや鶏ガラスープの素など
私も、複数の授業とその学生たちを抱えて悪戦苦闘
を入れて煮込む。水が減ったら足す。
の 3 年間でした。
3.味付けは自由です。私は塩・こしょう等で味付け
学生たちにとってまずは自分の講義に興味あるの
をします。
か、理解しているのか、また社会に出て役立つこと
ついでに食べる前に瓶に入ったキムチ鍋の素を毎
なのか等々。いつも疑心暗鬼の毎日でした。後期の
回少し足してピリカラにして食べます。
最後に授業評価アンケートはあるものの、ここで授
業の内容の評価が低くては手遅れです。
これを1週間食べ続けます。夕食前に必ず1杯は食
自分なりに考えたことは、途中で授業についてのレ
べます。ランチなんかこのスープと小さいおにぎり1
ポートを書かせることにしました。これまで学んで
個で済ませてもいいです。結構満腹感があります。確
きたこと、興味があったことなどの項目を設け、さ
かに、生野菜を食べるより、沢山の量摂取することが
らに要望、将来の希望なども書かせました。
出来るし、お腹にもいいですよ。すごく美味しいとは
これである程度は、学生の考えていることなどを感
言い難いですが、セロリの嫌いな私が唯一口にするこ
じ取り、改善すべきところも出て来ました。
とが出来る食べ方です。
また、このことによって会話も出来るようになり、
ダイエットに効くかどうか、私の体型を見て疑問に思
明るい雰囲気も生まれ始めました。
うかもしれませんが、一度お試しください。
「教えること」は「学ぶこと」。
PS.次年度 5 月ゴールデンウィーク明けに教職員の健康診断
指導者が前もって学ぶことが基本だと日々自分に
があります。
言い聞かせて取り組んでいます。
提案等、投稿をお待ちしています。野﨑委員長まで。1200 字から 1500 字程度