南 直人 - 京都橘大学

文学部
MINAMI Naoto
南 直人
みなみ なおと
研究課題 1 ⃝ドイツ近現代史
研究課題 2 ⃝近代ヨーロッパ食生活史
研究課題 3 ⃝食文化研究
PROFILE
職名
文学部
歴史学科教授
歴史学科主任
女性歴史文化研究所所長
学歴
大阪大学大学院文学研究科
史学専攻博士後期課程中途
退学(1985)
学位
文学修士(大阪大学、1983)
所属学会
史学研究会、日本西洋史学
会、味の素食の文化フォー
ラム
専門分野
西洋史学、食文化研究
業 績
【著書】
『ヨーロッパの舌はどう変わったか―十九世紀食卓革命―』
/講談社(選書メチエ)
、
1998 年 2 月、単著。
『世界の食文化⑱ドイツ』
/農山漁村文化協会、2003 年 10 月、単著。
『青い恐怖 白い街―コレラ流行と近代ヨーロッパ―』
/
「Ⅲ都市生活とミルク」
/平
凡社、1990 年 6 月、共著。
『ヨーロッパ的自由の歴史』/「19 世紀ドイツにおける民衆と自由」/南窓社、1992
年 2 月、共著。
『近代ドイツ=「資格社会」の制度と機能』
/
「手工業の資格制度と準専門職化」
/名
古屋大学出版会、1995 年 2 月、共著。
『日常と犯罪―西洋近代における非合法行為―』/「人はいかにして自分の食べ物を
信用できるか―職をめぐる不正と規律」
/昭和堂、1998 年 2 月、共編著。
『近代ドイツ=資格社会の展開』/
「第 8 章 ホテル・飲食業における資格化と職業
教育」
/名古屋大学出版会、2003 年 2 月、共著。
『身体と医療の教育社会史』/
「第1章 食をめぐる身体の規律化の進展―近代ドイ
ツにおける栄養学と食教育―」
/昭和堂、2003 年 10 月、共著。
『新・食文化入門』
/
「第 4 章 食からみた世界史」
/弘文堂、2004 年 10 月、共編著。
『危ない食卓 ― 19 世紀イギリス文学にみる食と毒―』/「ヨーロッパ近代社会と
食」/新人物往来社、2008 年 11 月、共著。
『大阪で学ぶ西洋史[近現代]
』/
「第 4 章第 3 節 ウィーン体制」/ミネルヴァ書房、
2011 年 4 月、共著。
『異文化交流史の再検討』/「異文化を越えた飲み物─ヨーロッパへのコーヒーの伝
来と定着─」ミネルバ書房、2011 年 4 月 20 日、共著。
『食の経済』/
「グローバル化する食の経済の光と陰─食品偽装問題からみえてくる
もの」
/ドメス出版、2011 年 10 月 31 日、共著。
『宗教と食』
/序章「宗教と食との深いつながり」&総括論文「食すること、信仰す
ること─人間にとっての根源的な 2 つの営み」
/ドメス出版、2014 年 10 月、編著。
『<食>から読み解くドイツ近代史』
/ミネルヴァ書房、2015 年 3 月、単著。
【学術論文】
「1848 年革命前夜のドイツ手工業者」/『待兼山論叢』第 17 号史学編、大阪大学文学
部、1983 年 12 月、単著。
「ドイツ「初期」自由主義とその社会的基盤―ハンバッハ祭を中心として―」/『西
洋史学』第 141 号、日本西洋史学会、1986 年 6 月、単著。
「ドイツ自由主義の社会観と手工業者問題」/
『社会科学』第 38 号、同志社大学人文
科学研究所、1987 年 3 月、単著。
「近代都市における食料品流通と市場―19 世紀末ベルリンの市場革命をめぐって
―」
/帝国学園紀要第 17 号、1991 年 12 月、単著。
「ヨーロッパの食生活史と「健康」―平均寿命の変遷からみた―」/『VESTA』第
32 号、味の素食の文化センター、1998 年 11 月、単著。
「日本における食の文化研究の歴史と現状―西洋史研究者からみた研究動向―」
(研
46
究ノート)/大阪国際女子大学紀要第 26 号 - 1 、2000 年 9 月、単著。
「「近代的食生活」の現実―家計調査からみた世紀転換期ドイツの食物摂取量―(ノート)
」/
『西洋史学』201
号、日本西洋史学会、2001 年 6 月、単著。
「ドイツにおける料理書の歴史的変遷―食の歴史研究のための情報源として―」/『異文化コミュニケーション
研究―伝達・交換・理解』菊池・佐島(共編)
、大阪国際女子大学異文化コミュニケーションセンター、
2002 年 3 月、単著。
「日本における西洋の食文化導入の歴史」/『国際研究論叢』大阪国際大学紀要第 18 巻 1 号、2004 年 10 月、単著。
「食の歴史の可能性」/
『関学西洋史論集』29 号、2006 年 3 月、単著。
“The Introduction and Diffusion of Italian Food in Modern-day Japan”: in, Patricia Lysaght (ed.),
Mediterranean Food. Concepts and Trends, Biblioteka Nova Etnografija, Zagreb (Croatia) 2006 、単著。
「食のホスピタリティ―近代ヨーロッパの飲食提供業に関する研究の可能性―」/『女性歴史文化研究所紀要』
第 16 号、2008 年 3 月、単著。
“Hot-spring Culture in Japan: Its History and Relationship to Health and Cuisine”: in, Patricia Lysaght
(ed.), Sanitas per Aquas: Spas, Lifestyles and Foodways, Studien Verlag, Innsbruck/Wien/Bozen, 2008 、
単著。
「ドイツにおける食品監視体制の成立と近代的食システムへの道」/『京都橘大学研究紀要』35 号、2009 年 1 月、
単著。
“Japanese Cuisine as a Product of Cultural and Historical Crossroads”, in, Patricia Lysaght (ed.), Food
and Meals at Cultural Crossroads, Novus Press, Oslo, 2010 、単著。
「母乳が政治性を帯びるとき─世紀転換期ドイツにおける乳児保護の実態と言説─」/京都橘大学女性歴史文化
研究所編『医療の社会史─生・老・病・死』思文閣出版、2013 年 2 月、単著。
“The Revival of Traditional Food in Contemporary Japan”, in, Patricia Lysaght (ed.), The Return of
Traditional Food, Lund University, Lund (Sweden), 2013, pp.136-145 、単著。
「コーヒーとドイツ帝国─国境を越えた飲み物」/『パブリック・ヒストリー』
(大阪大学西洋史研究室)第 11 号、
2014 年 2 月、単著。
「ドイツの食文化とその歴史」/『食文化研究』
(日本家政学会食文化研究部会)第 10 号、2014 年 11 月、単著。
【翻訳】
『近代ドイツの専門職―官吏・弁護士・医師・聖職者・技術者―』(チャールズ・E・マクレラント著)/晃洋
書房、1993 年 9 月、共訳。
『ベルリン―“記憶の場所”を辿る旅―』
(アンドレーア・シュタインガルト著)/昭和堂、2006 年 4 月、共訳。
『世界食事の歴史―先史から現代まで―』
(ポール・フリードマン編)/東洋書林、2009 年 11 月、共監訳。
【国際学会発表】
‘The Introduction of Mediterranean Food Culture into Modern Japanese Society’ / 15th International
Ethnological Food Research Conference, (held by the International Commission for Ethnological Food
Research), Dubrovnik Croatia, 2004 年 9 月、単独。
‘Hot Spring Culture in Japan: History and Food Culture’ / 16th International Ethnological Food Research
Conference, Innsbruck(Austria) and Meran(Italy), 2006 年 9 月、単独。
‘Japanese Food at Cultural and Historical Crossroads’ / 17th International Ethnological Food Research
Conference, Oslo, Norway, 2008 年 9 月、単独。
‘New Trends of the Discourse of Food in Japan’ / 18th International Food Research Conference in
Association with SIEF, Turku, Finland, 2010 年 8 月、単独。
‘Deutscher Einfluss auf tägliches Leben in Japan am Beispiel der Geschichte der Lebensmittel’
(日本の日
常生活におけるドイツの影響─食の歴史を例として)/ Internationale Konferenz 2011: Die Wahrnehmung
Deutschlands und Europas in Nordostasien Hankuk University of Foreign Studies, Seoul/Korea, 2011 年
11 月 4 日、単独。
‘The Rehabilitation of traditional food in contemporary Japan’ / 19th International Ethnological Food
Research Conference, Lund, Sweden, 2012 年 8 月 17 日、単独。
‘Communication of Food Information with the Internet in Contemporary Japan’ / 20th International
Ethnological Food Research Conference, Łodz, Poland, 2014 年 9 月 3 日、単独。
KYOTO TACHIBANA UNIVERSITY
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