所得税の 所得税の概要の 概要のチェックリスト 譲渡所得の 譲渡所得のチェックポイント 2-8 譲渡所得( (本書掲載 79 頁) 譲渡所得(土地建物に 土地建物に係る分離課税) 分離課税) 【所得区分】 □ 所有期間が 5 年未満の土地、建物等を長期譲渡所得としていないか。 □ 建物の譲渡所得についても、優良宅地の軽減税率で計算していないか。 □ 不動産業者が譲渡した土地建物の所得を分離課税の譲渡所得としていないか。 □ □ 【収入金額】 □ 実測売買による精算金を収入金額に含めているか。 □ 固定資産税の精算金を収入金額に含めているか。 □ □ 【取得費】 □ 相続等により取得した資産の取得費を、相続時の価額にしていないか。 □ 相続税の申告期限から 3 年以内に譲渡した場合、相続税の取得費加算の検討をしたか。 □ 相続登記のための費用を取得費として計上したか。 □ 交換又は買換えの特例により取得した資産の取得費は適正か。 □ 事業用資産の減価償却費を非業務用として計算していないか。 □ 取得費が譲渡収入金額の 5%を下回っていないか。 □ 概算取得費と造成費用を取得費としていないか。 □ □ 【譲渡費用】 □ 土地の譲渡の際、取壊した建物の未償却残高を譲渡費用としているか。 □ 引越し費用や税務申告のための税理士費用を譲渡費用としていないか。 □ □ □ 【居住用財産の特例(共通事項) 】 □ 譲渡先(買受人)が親族等の特定の者でないか。 □ 譲渡資産は仮住まい等の一時的な居宅ではないか。 □ 別荘など主として趣味、娯楽、保養のための家屋及びその敷地の譲渡ではないか。 □ 譲渡資産が店舗等併用住宅の場合、居住用以外の部分についても適用していないか。 □ 居住用家屋の敷地の一部を譲渡したものではないか。 □ 居住しなくなってから 3 年以上経過した後に譲渡していないか。 □ 譲渡の年の前年、前々年に居住用財産の譲渡の特例を受けていないか。 【居住用財産を譲渡した場合の軽減税率の特例(措法 31 の 3)】 □ 譲渡した建物の所有期間は、10 年超か。 □ 土地を買い増ししている場合、所有期間が 10 年未満の部分がないか。 □ 相続又は贈与により取得した資産の場合、保有期間の判定は適正か。 □ 譲渡物件は国外に所在するものではないか。 □ 【居住用財産の特別控除の特例(措法 35)】 □ 譲渡物件の所在地は国外のものは適用できないと勘違いしていないか。 □ 【居住用財産の買換え等をした場合の譲渡損失の特例(措法 41 の 5)】 □ 譲渡物件は国外に所在するものではないか。 □ 譲渡資産の土地面積が 500 ㎡を超えていないか。 □ 買換えた居住用財産は、国内に所在するものか。 □ 代物弁済又は贈与により取得した資産を、買換え資産としていないか。 □ 買換えした家屋の床面積は 50 ㎡以上か。 □ 買換え取得資産の借入金の残高はあるか。 □ 買換え取得資産に係る借入金が、繰上償還により 10 年以下となっていないか。 □ 譲渡損失の繰越控除の適用年分の合計所得金額が 3,000 万円を超えていないか。 【特定居住用の財産の譲渡損失の特例(措法 41 の 5 の 2) 】 □ 譲渡物件は国外に所在するものではないか。 □ 譲渡資産に係る住宅借入金等の残高があり、その残高が譲渡価額を超えているか。 □ 譲渡損失の繰越控除の適用年分の合計所得金額が 3,000 万円を超えていないか。
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