《 皮 膚 科 》 1.概要 (1)責任者(医師) :伊藤恵子 (2)診療科の特徴:総合病院の一部署であるので、皮膚疾患の診断にとど まらず、皮膚を通して全身の病態を理解することを目指している。 (3)実績(平成 19 年度) :外来患者数 14,805 人、入院患者数 608 人 (4)医師数:常勤医師1名・特別研修医1名 (内訳)皮膚科専門医1名 (5)認定施設:日本皮膚科学会 2.研修一般目標 日本皮膚科学会の制定する皮膚科研修カリキュラムに基づき、皮膚科な らびに関連領域における医学・医療の進歩に応じて、皮膚科的な基礎知識 と医療技術を習得する。 3.研修行動目標 (1)皮膚疾患に関する諸検査法の意義を理解し、実施する。 (2)皮膚診断学において、基本的な記載法を身につける。 (3)診断を 70%程度までつけられるようにする。 (4)局所麻酔下、皮膚検体の採取が行える。 (5)皮膚病理検査の正常、および病的所見を理解する。 (6)皮膚糸状菌、疥癬虫検査が行える。 (7)皮膚良性腫瘍に対する液体窒素療法が行える。 (8)皮膚炎症性疾患に対する軟膏療法が行える。 4.研修方法 午前中は指導医とともに、外来業務を行う。 午後は指導医とともに病棟処置、生検、手術、諸検査を実施し、カンフ ァレンスを通して皮膚疾患への理解を深める。 主なカンファレンス:皮膚病理検討会、論文抄読会、症例検討会。 - 22 - 5.認定医・専門医等資格取得 皮膚科学会では認定医はなく専門医となる。 日本皮膚科学会正会員として行った初期研修の期間は,皮膚科専門医研修 期間に算定される(ただし現在、他科で行った研修は暫定的に1年まで算 定)ので、当センターにて研修中に日本皮膚科学会に入会し、正会員とし て初期研修 2 年間を終了した場合、必要な皮膚科専門医研修期間は最短で 残り 3 年程度まで短縮される。 専門医を志す場合は、認定前研修実績(前実績と略す)講習受講、学会発 表、原著発表について計 150 単位を取得する。その後、専門医認定の書類 審査と試験を経て、専門医資格を得る。 前実績を満たす単位数 1.日本皮膚科学会の主催する講習会への参加 (各 10 単位の必須講習会 を 30 単位以上含み、合計で 80 単位以上) 2.学術集会における学術発表 (1 回 5 単位) 3.皮膚科および皮膚科関連専門誌への原著論文の発表 原著 3 編(30 単位)以上を義務とする) 総計 150 単位以上が必要。 学会及び原著発表は単位加算に上限なし。 - 23 - (1 編;10 単位.
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