天然物研安全内規.

高知大学理学部
天然物化学研究室
安全内規
1. 目的:安全・研究災害防止をはかるために,この内規を設ける。
2. 委員:委員は教員とする。
3. 委員は新入生に対して,安全および緊急措置の教育・訓練を実施する。
4. 登校及び帰宅
(1) 朝は規則正しく起床して登校する。
(2) 欠席するときは,連絡する。
(3) 帰宅時には実験台の電気・水道を止め,ガラス窓を閉めて帰る。
(4) 最後に帰る人は電気器具(真空ポンプ,ウオーターバス,ダイアグラム
ポンプ,ホットプレート)・空調装置(クーラー,暖房)などの停止を
確認し,水道・ガスの栓を止め,戸締り・施錠をして帰る。
(5) 終夜反応はできる限りドラフト中で行う。実験内容,氏名,終了予定時
刻などを記載した紙を置く。
(6) 冷却水を必要とする終夜実験はドラフト中で行う。空冷式あるいは循環
冷却器を用いるとよい。
5. 実験上の注意
(1) 一人で実験をしてはならない。必ず二人以上で行う。ただし二人以上で
も四年生だけで実験するのは許可しない。
(2) 実験室内では必ず保護眼鏡をかける。コンタクトレンズはなるべく使用
しない。薬品が眼に入った場合は,何よりもすぐに水洗いし(ゆるい水
流で 15 分以上洗う),医師の診断を受ける。強いアルカリやアンモニア
は眼に入れぬように注意する。
(3) “火災”が発生した場合,大声で「火事だ!」と叫ぶ。火災を起こした
本人は冷静さを失って災害をさらに拡げる。そばにいる人が,落ち着い
て処理する。火災の心配がある場合はドラフト中で実験をする。予め廊
下のシャワーや,消火器の位置と性能を再確認しておく。
(4) “蒸留”を行う前には,その溶媒の蒸留精製法および性質をよく調べて
おく。エーテル類(THF, DME など)を蒸留する場合は,特に沸石,冷
却水,電気スパークなどに細心の注意を払うこと。夜間は引火性溶媒の
蒸留を行わない。
(5) “保管”毒物及び劇物等の試薬類は,所定の施錠戸棚に保管して,使用
量を記載して使用する。
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酸,アルカリ,ジメチル硫酸,HF などを皮膚につけた場合は直ちに大
量の水で洗い流し,必要に応じて医師の診断を受ける。有害なものは全
て安全ピペッターあるいは注射器を用いて使用しなければならない。
有毒ガスを発生する恐れのあるもの,悪臭を発する実験は全てドラフト
中で行い,室内にガスがもれないよう注意する。
ベンゼンを用いる反応・カラムなどは,トルエンの代用を検討する。
“爆発”の危険がある実験は,ドラフト中でセーフティースクリーンを
用いて行う。爆発をすると,実験をしている本人だけでなく側にいる者
も怪我をするので万全を期すること。(例えば「ジアゾメタン使用中」
の札を下げる。)
エーテルの様な低沸点の溶媒を加熱して再結晶するときは,湯浴上で加
熱する。
研究室内で生じたゴミは分別して処理する。①可燃物,②プラスチック,
③ガラス屑,キャピラリ,④廃金属,⑤廃シリカゲル,⑥TLC。
空になった試薬ビンは,フタをはずして水洗いして廃棄する。
使用後の重金属などの無機廃試薬は,内容物と保管者を明記したラベル
を貼付した容器に各自保管する。
毒物は回収するか,無毒化して捨てる(取り扱った後は,終了後すぐ雑
巾などでよくふいておくこと)。臭気を発するもの(特にホスフィン類,
スルフィド類)は決して流しやドラフトに捨てず,教官の指示に従うこ
と。アンチホルミン,過酸化水素水などで酸化してから廃棄する。
廃溶媒は分別して保管し,処理を委託する。引火性の廃溶媒は必ず密栓
できる容器に入れる。
実験中は原則として実験台を離れない(特に蒸留中など)。アスピレー
タ使用時は,水が逆流することがあるので絶対にその場を離れず,使用
後は直ちに水道を止める。
夜間は危険な実験は行わない。
事故が起きた場合は,直ちに教官に連絡をする。
学生教育研究災害傷害保険への加入を確認する。
実験室内での飲食,実験中の携帯電話は禁止する。
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