参考例における市県民税の計算式

参考例における市県民税の計算式
給与所得者の方における市県民税の計算については、次の計算例を参考にしてください。
(例)東近江二郎さん(45 歳)の場合(配偶者あり・扶養親族 2 名あり)
給与収入額
6,305,300 円
社会保険料
608,540 円
生命保険料支払額(一般の生命保険料)
130,500 円
生命保険料支払額(個人年金保険料)
160,800 円
地震保険料支払額
20,000 円
医療費支払額
253,860 円
配偶者(43 歳)
収入なし
扶養親族 長男(18 歳)学生
収入なし
長女(14 歳)学生
収入なし
○所得金額(例の場合 {収入金額÷4} × 3.2 − 540,000 円)
6,305,300 円 ÷ 4 = 1,576,325 円 ≒ 1,576,000 円[1,000 円未満切捨て]
1,576,000 円 × 3.2 − 540,000 円 = 4,503,200 円 … ①
○所得控除額
社会保険料控除
生命保険料控除(一般の生命保険料)
生命保険料控除(個人年金生命保険料)
地震保険料控除
医療費控除
配偶者控除
扶養控除(特定)
扶養控除(一般)
基礎控除
給与所得速算表でも求めることができます
608,540 円
35,000 円
35,000 円
10,000 円
153,860 円
330,000 円
450,000 円
330,000 円
330,000 円
各所得控除の控除額の計算は、各種所得控
除一覧表を参考に計算してください
所得控除合計 2,282,400 円 … ②
○課税所得金額(①−②)
4,503,200 円 − 2,282,400 円 = 2,220,800 円 ≒ 2,220,000 円 … ③[1,000 円未満切捨て]
○所得割税額(③×税率)
市民税 2,220,000 円 × 6% = 133,200 円 … ④
県民税 2,220,000 円 × 4% = 88,800 円 … ⑤
○調整控除額の計算
課税所得金額 2,220,000 円
課税所得金額が 200 万円を超えるので、
{人的控除の差の合計額 − (個人住民税の課税所得金額−200 万円)} × 5%(市民税3%・県民税2%)
で計算します。
人的控除の差は 330,000 円(配偶者5万円 + 一般5万円 + 特定18万円 + 基礎5万円)なので
{330,000 円 − (2,220,000 円 − 2,000,000 円)} × 3%(市民税)=3,300 円 … ⑥
{330,000 円 − (2,220,000 円 − 2,000,000 円)} × 2%(県民税)=2,200 円 … ⑦
○調整控除後の所得割合計額
市民税 133,200 円④ − 3,300 円⑥ = 129,900 円 … ⑨
県民税 88,800 円⑤ − 2,200 円⑦ = 86,600 円 … ⑩
○市県民税均等割額
市民税 3,000 円 … ⑪
県民税 1,800 円 … ⑫(うち琵琶湖森林づくり県民税 800 円)
○市県民税合計額
市民税 129,900 円⑨ + 3,000 円⑪ = 132,900 円 … ⑬
県民税 86,600 円⑩ + 1,800 円⑫ = 88,400 円 … ⑭
市県民税合計額(⑬+⑭)
221,300 円