LanScope Cat6 - エムオーテックス株式会社

LanScope Cat6
アップデート手順書
2014年1月14日
第26版
エムオーテックス株式会社
改版履歴
改版No
1
2
頁
68
3
6
4
10
5
6
6
7
8
9
7
21
23
35
36
38
43
46
53
54
55
58
51
25
49
変更内容
第20版制定
アップデートFAQに FAQ No.21 を追加
「6.統合マネージャをMSDE2000、SQL Server2005 Express Editionでご利用の場合の注意
点」の【2】ログの保存日数の変更の箇所に注意点を追加
対象OSにXP,VISTA、7を追加
「アップデート作業の流れと所要時間の目安」に複数バージョンを跨いでアップデートする場
合の注意事項を追加
日時
2011/03/18
2011/04/26
Ver6.7.0.0への変更点の更新
2011/10/03
Ver6.7.0.0に伴い更新ファイル数を修正
Ver6.4.0.0からの変更点説明内容、キャプチャ修正
「MRバージョン管理」の表示方法を修正
2011/11/30
2012/06/13
2014/01/14
2
2011/05/18
2011/05/18
2011/06/24
目次
◆ アップデート前の確認事項
4
◆ アップデート手順のフロー
8
◆ マネージャに必要な追加コンポーネント
9
◆ コンソールに必要な追加コンポーネント
10
◆ データベースのバックアップ
15
◆ マネージャのアップデート
18
◆ 統合コンソールのアップデート
22
◆ 統合コンソールの追加設定
24
◆ Webコンソールのアップデート
26
◆ Webコンソールの追加設定
28
◆ 長期レポートデータベースのアップデート
37
◆ Ver6.2.0.0を利用していた場合のデータ収集の実施
39
◆ マニュアルのアップデート
40
◆ サーバエージェントのアップデート
42
◆ 検知エージェントのアップデート
44
(a) アップデートモジュールから検知エージェントをアップデートする
(b) DA自動バージョンアップ機能でアップデートする
◆ エージェントのアップデート
(a)
(b)
(c)
(d)
45
47
49
50
53
54
56
MR自動バージョンアップでアップデートする
ファイル配布機能を使ったアップデート
スタンドアロンMRのアップデート ~その1~
スタンドアロンMRのアップデート ~その2~
◆ トラブルシューティング
~マネージャ編~
59
◆ トラブルシューティング
~コンソール編~
62
◆ アップデートFAQ
64
~お問合せの前に~
※現在、Cat3、もしくは、リモートコントロール機能のライセンスをご利用のユーザ様へ
別冊の「Cat3、もしくは、リモートコントロール機能をお使いのお客様へのアップデート前の確認事項」
も、ご参照ください。
※リモートコントロール機能をご利用のユーザ様へ
本書内に記載しているリモートコントロール機能とは、「ISL OnLine 」 ではなく、全て旧式のリモートコント
ロール機能を意味しています。
本資料で使用される各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
本書に含まれる文章や画像などの著作権は、一部を除き、エムオーテックス株式会社が所有します。
本書の全てまたは一部をエムオーテックス株式会社 の許諾なく複製し、頒布その他の行為を行うことはできません。
また、本書の内容・構成をエムオーテックス株式会社 の許諾なく改変、複製し、頒布その他の行為を行うことはできません。
本ソフトウェアの仕様ならびに本書の記載内容は、予告なしに変更することがあります。
3
アップデート前の確認事項
アップデートに絶対に必要な物 (★重要)
LanScope Cat6へのアップデート作業時は、以下をご用意ください。
【アップデートプログラム】
【保有ライセンス確認書】
+
(https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/download/download-lspc6.shtml)
※Cat5からバージョンアップする場合に必要です。
保有ライセンス確認書は、アップデート時だけでなく、マネージャサーバの移行やマネージャの
再インストールを行う時にも必要となる大切な書類です。
万が一紛失された場合も、原則再発行はできませんので大切に保管しておいてください。
4
マネージャアップデート前の確認事項
1.アップデート前に当社サポートサイトから最新バージョンを確認してください。
※バージョンは、統合コンソールの「ヘルプ」⇒「バージョン情報」で確認できます。
DVDやCDからアップデートする場合、アップデート前に当社のサポートサイトの最新バージョンを確認してください。
最新バージョンをサポートサイトに公開しています。DVDやCDに記載されたバージョンよりサポートサイトのバージョンの方が新しい場合は、
アップデートプログラムをダウンロードし、ダウンロードしたファイルでアップデートを行ってください。
2.マネージャサーバのウイルス対策ソフトの設定を確認してください。
マネージャサーバにウイルス対策ソフトが常駐している場合、統合マネージャ、サブマネージャのインストールフォルダをウイルス対策ソフトの
リアルタイムスキャンの対象から除外・解除してください
リアルタイムスキャン設定を解除するフォルダ一覧(Cat5、Cat6の場合)
LanScope Cat Console
LanScope Cat EPMgr
LanScope Cat INVMgr
LanScope Cat TSKMgr
LanScope Cat REVMgr
LanScope Cat FDLMgr
LanScope Cat WACMgr
LanScope Cat SVRMgr
LanScope Cat DTCMgr
3.バッチファイルの設定を確認してください。
Ver5.4.0.0未満にて運用されている際に、スケジュール設定、CSVバックアップの実行スケジュールを無期限化するバッチファイルを設定して
いる場合は、必ず設定を解除してからアップデートを行ってください。
統合コンソールから、スケジュール設定、CSVバックアップのスケジュール設定の期限を無期限で設定できます。
無期限で設定する場合、タスクスケジューラなどに設定してある無期限化バッチ設定は必ず解除してください。
バッチファイルのデフォルトのファイル名は、スケジュール設定が「PerSchedule.bat」、CSVバックアップが「PerCSVbk.bat」となります。
4. Ver.6.3.0.0以上からバージョンアップする場合の注意点
Ver.6.3.*.*以上からバージョンアップを行う場合、別途長期レポートデータのバージョンアップが必要となります。
アップデートを開始すると、長期レポートのバージョンアップが完了するまで長期レポートの閲覧ができなくなります。
※閲覧ができない間のログ収集には影響ございません。
5
5.統合マネージャ、サブマネージャは全て同日中にアップデートを完了させてください。
アップデートを実行する際、統合マネージャとサブマネージャは全て同じ日にアップデートを完了させるようにしてください。
統合マネージャとサブマネージャのバージョンが一致しない場合、スケジュール更新が失敗する場合があります。
(同日中に完了する必要があるのは、★の部分です)
※スケジュール更新、データベースバックアップにかかる時間は、ログの 容量
により大きく変動する場合がございます。予めご了承ください。
※複数バージョンを跨ぐ長期レポートアップデート時間は、表示の時間より も
かかりますので、予めご了承ください。
アップデート作業の流れと所要時間の目安
※スケジ ュ ー ル更新
※デ ー タベー スバック ア ップ ※プ ロ グラ ム のア ップ デ ー ト
( )・ ・ ・ 長 期 レ ポ ー ト デ ー タ 無 し の 場 合
() ・ ・ ・ 長 期 レ ポ ー ト デ ー タ 無 し の 場 合
※動作確認
( スケジ ュー ル更新を含む )
クライアント台数
500台
1000台
3000台
5000台
10000台
合計
15分
30分
90分
150分
300分
90分(5分)
180分(10分)
210分(30分)
230分(50分)
290分(100分)
15分(10分)
35分(30分)
60分(55分)
90分(85分)
125分(120分)
★
前日での作業が可能
マネージャのアップデートを
同日中に完了
15分
30分
90分
150分
300分
135分(45分)
275分(100分)
450分(275分)
620分(435分)
915分(820分)
リアルタイムイベントログ90日間分
長期レポートログ1年間分を目安に
算出しております。
6. 統合マネージャをMSDE2000、SQL Server 2005 Express Editionでご利用の場合の注意点
Ver6.3.0.0未満からVer6.3.0.0以上へのアップデートの際にデータベースファイルの一時的に増加し、制限容量(MSDE:2GB、Express:4GB)
を超えてアップデートが失敗する場合があります。該当するデータベースファイルは、統合マネージャのインストールフォルダ先にあります。
「D:¥Program Files¥MOTEX¥LanScope Cat EPMgr」(初期値)
インストールドライブにある「LSPMMS_EVMR01.MDF」容量を確認してください。
それぞれ、下記の容量を超えている場合は、容量を減らす必要があります。
使用データベース
MSDE
SQL Server 2005 Express
制限容量
2GB
4GB
LSPMMS_EVMR01.MDFに必要なファイルサイズ
1.5GB以下
3.0GB以下
データベース容量が超えている場合は、以下の対策を実施して容量を確保してください。
【1】対象のデータベースファイルの圧縮
①データベース圧縮ツールより「LSPMMS_EVMR01.MDF」の圧縮を実施してください。
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/operation/operation-M002.shtml
②圧縮後ファイルの容量が上記の値を越えていなければ、アップデートを実施してください。圧縮後も容量が変わらない場合は【2】を
ご確認ください。
【2】ログの保存日数の変更
・統合コンソールよりリアルタイムイベントログの保存日数を減らし、「LSPMMS_EVMR01.MDF」の容量を確保してください。
アップデート後にログの保存日数を90日に戻して運用可能です。ただし、2GBを越えるとデータベースが破損しますので注意してください。
ログの保存日数の変更後にすぐに保存期間より古いログは削除されません。日付更新処理(0:00)時に保存期間より古いログが削除され
ます。そのため、ログの保存日数の変更後の翌日にデータベース容量をご確認ください。
※保存日数を一度の設定で極端に減らした場合、日付更新処理で保存日数超過ログが消えない場合があります。
例:リアルタイムイベントログの保存日数:90日⇒30日
■保存日数変更の目安
【参考値】
・ログの保存日数を90日で保存(MSDEを利用)
・ 「LSPMMS_EVMR01.MDF」の容量が1.8GBであった場合
1.8GB/90日=0.02GB(1日あたり)
上記より15日分のログの保存日数を減らすことで1.5GBの容量を確保することが出来ます。
※上記はあくまで参考値です。環境によって異なります。 ログの保存日数の変更後に「LSPMMS_EVMR01.MDF」の容量を確認してください。
6
アップデート内容の確認方法
バージョンアップ情報をご覧ください。
新しく追加された機能、改良点についてご確認いただけます。
http://www.motex.co.jp/cat6/support/verup.php
新機能をご利用いただくには、新たにサーバでの設定が必要なものがあります。
Ver.6.7.0.0での主な変更点
・新たにサーバでの設定は必要ございません。ただしVer.6.3.0.0未満からアップデートする場合は
以下の設定が必要です。
Ver.6.3.0.0未満からアップデートする場合の主な変更点
・vProテクノロジー対応 ・・・・・・ 追加コンポーネントが必要
・長期レポート ・・・・・・ 長期ログ保存/長期レポートWebコンソール画面でのログ管理
⇒Microsoft Silverlightのインストールが必要
⇒IISの追加設定が必要
(WebコンソールをIIS6.0(Windows Server 2003)で構築している場合のみ
⇒コンソールでの設定が必要
設定手順は、下記操作ガイドをご確認ください。
・長期レポートログ保存設定
LanScope Cat6 標準操作ガイド 導入 第2部 第2章 2-2
ファイル情報を取得している場合の制限事項
Ver5.2.0.0未満のマネージャからアップデートする場合、アップデート後に 「ファイル情報 一覧」 が一時
的に参照できなくなります。
ファイル情報を保存したい場合、アップデート前に「ファイル情報一覧」画面で右クリックの「データエクスポート」でCSV形式で情
報を保存してください。再びファイル情報が表示されるのは、マネージャをアップデートした後、ファイル情報を取得し、スケジュー
ル更新が行われた後になります。
不正PC検知機能、アプリケーションID監査機能のライセンスを追加する際の注意事項
不正PC検知オプションやアプリケーションID監査オプションのマネージャライセンスを追加する場合、マ
ネージャのアップデート後に統合コンソールからライセンスキーを入力してライセンスを更新してください。
不正PC検知機能は、LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、アプリケーションID監査機能は、LanScope Cat6 Ver6.0.0.0
以上の環境で利用できます。
マネージャ、統合コンソールをLanScope Cat6にアップデートした後にライセンスキーを入力してライセンスを更新し、
オプション機能のインストールを実行してください。
※標準パッケージを利用している環境にアプリケーションID監査機能を追加する場合、マネージャやエージェントの
インストール作業は必要ありません。
7
アップデート手順のフロー
①
②
弊社ホームページから
アップデートモジュールをダウンロードし解凍する
各サブマネージャのサービスを停止する
④
スケジュール更新後、統合コンソールの
環境設定からデータベースをバックアップする
⑥
⑦
統合コンソールのアップデートを実行する
⑨
統合コンソールの追加設定を行う
⑩
WEBコンソールのアップデートを実行する
⑪
IISの追加設定を行う※2
⑫
長期レポートデータベースのアップデートを実行する ※3
⑬
マニュアルのアップデートを実行する
⑭
サーバエージェント、検知エージェントの
アップデートを実行する ※4
⑮
エージェントのアップデートを実行する ※5
追加コンポーネントのダウンロード/インストールを行う※2
③
⑤
⑧
統合マネージャのサービスを停止する
重要!25桁のライセンスキーを入力する ※1
統合マネージャ、各サブマネージャの
アップデートを実行する
重 要!
※1: Cat5→Cat6へアップデートする場合は、Cat6用のライセンスキーが必要となります。
Cat6用のライセンスキーは保有ライセンス確認書に記載されている25桁のライセンスキーをご利用ください。
すでにCat6の状態でマイナーバージョンアップされる場合は、ライセンスキーの入力は不要です。
※2:Ver.6.3.0.0以上からアップデートする場合、この作業は不要です。
※3:長期レポートデータのアップデートが完了するまで長期レポートの閲覧ができなくなります。
ただし、閲覧できない間のログの収集に影響ございません。
※4:サーバ監視機能、不正PC検知機能、旧リモートコントロール機能をそれぞれご利用の場合にアップデート作業が発生します。
※5:新規導入したエージェントのバージョンや利用環境によって手順が異なります。
8
マネージャに必要な追加コンポーネント
重要
LanScope Cat Ver 6.3.0.0未満からアップデートをする場合、新たなコンポーネントの
インストールが必要となります。対象は統合マネージャ及び資産サブマネージャがイン
ストールしているサーバです。
注意事項
コンポーネントのインストールは、マネージャのアップデートを行う前に行ってください。
*マネージャのアップデート後に追加コンポーネントをインストールした場合、統合マネージャのサービスの
再起動が必要となります。
■追加コンポーネントについて
Ver6.3.0.0未満からアップデートする場合に必要なコンポーネントは以下の通りです。
※全てVer6.3.0.0より追加された「vPro対応」機能に必要なコンポーネントです。
1
2
.NET Framework 2.0 以降
67.4MB
1.1MB
WS-Management Version 1.1 (WinRM 32bit)
6.9MB
WS-Management Version 1.1 (WinRM 64bit)
お使いの環境によってインストールしていただくコンポーネントが異なります。
次ページ記載の各コンポーネントのインストール確認方法にて、必要なコンポーネントをインストールしてください。
OS
SQLServer
Windows NT Server
非対応(追加インストールなし)
Windows 2000 Server
非対応(追加インストールなし)
Windows Server 2003(32bit)
WS-Management Version 1.1のインストール
.NET Framework 2.0のインストール
Windows Server 2003 R2(32bit)
Windows Server 2003(64bit)
Windows Server 2003 R2(64bit)
WS-Management Version 1.1(x64)のインストール
.NET Framework 2.0(x64)のインストール
Windows Server 2008(32bit)
既にインストールされています
Windows Server 2008(64bit)
既にインストールされています
Windows Server 2008 R2(64bit)
既にインストールされています
※Windows 2000 Server 以前のサーバOSでは、vPro機能はご利用になれません。
※Windows Server 2008以降のOS( Windows Vista以降)は、デフォルトでWS-Management Version 1.1と
.NET Framework 2.0がインストールされています。
※Windows Server 2003 には、 Windows Server 2003 Service Pack 1 以上がインストールされている必要があります。
9
コンソールに必要な追加コンポーネント
重要
LanScope Cat6 Ver6.5.0.0未満からアップデートする場合、新たなコンポーネントの
インストールが必要となります。対象は統合コンソールをインストールしている端末です。
■追加コンポーネントについて
Ver6.5.0.0未満からアップデートする場合、統合コンソールをアップデートしたのち、下記のコンポーネントを
インストールしてください。
※Ver6.5.0.0より追加された「vPro・VNCリモコン」機能に必要なコンポーネントです。
1
.NET Framework 3.5 SP1以降
231MB
お使いの環境によってインストールしていただくコンポーネントが異なります。
次ページ記載の各コンポーネントのインストール確認方法にて、必要なコンポーネントをインストールしてください。
OS
Windows NT Server
SQLServer
非対応(追加インストールなし)
Windows
Windows
Windows
Windows
Windows
Windows
Windows
Windows
Windows
Windows
非対応(追加インストールなし)
.NET Framework 3.5 SP1のインストール
.NET Framework 3.5 SP1のインストール
.NET Framework 3.5 SP1のインストール
.NET Framework 3.5 SP1のインストール
.NET Framework 3.5 SP1のインストール
.NET Framework 3.5 SP1のインストール
.NET Framework 3.5 SP1のインストール
.NET Framework 3.5 SP1のインストール
.NET Framework 3.5 SP1のインストール
2000 Server
XP(32bit) ※Home系は非対象
XP(64bit) ※Home系は非対象
Vista(32bit) ※Home系は非対象
Vista(64bit) ※Home系は非対象
7(32bit) ※Home系は非対象
7(64bit) ※Home系は非対象
Server 2003(32bit)
Server 2003 R2(32bit)
Server 2003(64bit)
Windows Server 2003 R2(64bit)
.NET Framework 3.5 SP1のインストール
Windows Server 2008(32bit)
Windows Server 2008(64bit)
Windows Server 2008 R2(64bit)
.NET Framework 3.5 SP1のインストール
.NET Framework 3.5 SP1のインストール
.NET Framework 3.5 SP1のインストール
※Windows 2000 Server 以前のサーバOSでは、vPro機能はご利用になれません。
※Windows Server 2003 には、 Windows Server 2003 Service Pack 1 以上がインストールされている必要があります。
10
重要各コンポーネントのインストール確認方法
お使いの環境に、必要なコンポーネントが既にインストールされているかを確認してください。
コンポーネント毎に確認方法が異なります。以下の画面で確認してください。
.NET Framework 2.0の確認
「コントロールパネル」⇒ 「プログラムの追加と削除」
に.NET Framework 2.0以上のものが存在している。
WS-Management Version 1.1
(WinRM)の確認
「コントロールパネル」⇒「管理ツール」⇒「サービス」
にWindows Remote Management(WSManagement)が存在している。
11
■追加コンポーネントのダウンロード
1.弊社ホームページ
(http://www.motex.co.jp/cat6/systemcompose/down
load.html)よりコンポーネントをダウンロードしてくださ
い。
WS-Management Version 1.1 はMSのサイトを
経由してダウンロードしていただきます。
注意
32bit/64bitで.exe名が異なります。お使いの環境に合わせてダウンロードしてください。
.NET Framework 2.0
Windows Server 2003 及びR2 (32bit)
dotnetfx.exe
Windows Server 2003 及びR2 (64bit)
NetFx64.exe
WS-Management Version 1.1 (WinRM)
Windows Server 2003 及びR2 (32bit)
WindowsServer2003-KB936059-x86-JPN.exe
Windows Server 2003 及びR2 (64bit)
WindowsServer2003.WindowsXP-KB936059-x64-JPN.exe
3.各コンポーネントを統合マネージャ、及び資産管理サブマネージャがインストールされているサーバに
ダウンロードします。
4.ダウンロードした各コンポーネントをLanScopeがインストールされているドライブ直下においてください。
12
■追加コンポーネントのインストール
① .NET Framework 2.0のインストール
Windows Server 2003 及びR2 (32bit)
dotnetfx.exe
Windows Server 2003 及びR2 (64bit)
NetFx64.exe
1.ウィザード画面に沿って「次へ」を選択してください。
2.ライセンスに同意するにチェックをつけ「インストール」を
クリックしてください。
3.完了のダイアログが表示されたらインストール
完了です。画面を閉じてください。
13
② WS-Management Version 1.1 (WinRM)の
インストール
Windows Server 2003 及びR2 (32bit)
WindowsServer2003-KB936059-x86-JPN.exe
Windows Server 2003 及びR2 (64bit)
WindowsServer2003.WindowsXP-KB936059-x64-JPN.exe
1.ウィザード画面に沿って「次へ」を選択してください。
2.ライセンスに同意するにチェックをつけ
「インストール」をクリックしてください。
3.完了のダイアログが表示されたらインストール
完了です。画面を閉じてください。
14
データベースのバックアップ
注意事項
※アップデート作業に入る前に、必ずデータベースのバックアップを行ってください。
・バックアップしたデータは、万が一アップデートに失敗した場合にアップデート前の環境を復旧する際に
使用します。
・バックアップデータのリストアは、バックアップデータ保存時と同じバージョンでのみ実施できます。
・バックアップデータのファイルサイズは統合マネージャのインストールフォルダ
(デフォルト値D:¥Program Files¥MOTEX¥LanScope Cat EPMgr)のサイズと長期レポート保存フォルダ
の合計が目安となりますので空き容量をご確認の上データベースのバックアップを行ってください。
■データベースのバックアップ手順
①各サブマネージャのサービスを停止します
1.「コントロールパネル」⇒「管理ツール」⇒「サービス」
をクリックします。
2.次に記載している「LSPSERVICE_***Mgr」を指定し、
右クリックで「停止」を選択します。
※「LSPSERVICE_EPMgr」は停止しないでください。
各サブマネージャのサービス名
●標準機能
・LSPSERVICE_INVMgr (資産管理サブマネージャ)
・LSPSERVICE_REVMgr (リアルタイムイベントサブマネージャ)
・LSPSERVICE_TSKMgr (タスクイベントサブマネージャ)
・LSPSERVICE_FDLMgr (ファイル配布サブマネージャ)
●オプション機能
・LSPSERVICE_WACMgr (Webアクセスサブマネージャ)
・LSPSERVICE_SVRMgr (サーバサブマネージャ)
・LSPSERVICE_DTCMgr (検知サブマネージャ)
※アプリケーションID監査機能、デバイス制御機能にサブマネージャはありません。
標準機能のサブマネージャが停止していれば問題ありません。
15
②最新データをバックアップするために、
スケジュール更新を行います
1.統合コンソールで「設定」⇒「スケジュール設定」
を選択します。
2.データ更新する日付を指定して「設定」ボタンを
クリックします。
すぐにデータを更新する方法は2つあります。
A.カレンダー表示画面で「今すぐ取得」を
クリックする
B.「時刻設定」で現在の時刻より過去の時
刻を入力してください。
「指定日」と「全サブマネージャに適用」にチェックを
入れ、「設定」ボタンをクリックしてください。
4.スケジュール設定を行った日付の時刻部分が灰色
から青色に変われば、更新は完了です。
灰色:予約待ち
青色:取得開始
赤色:取得失敗
緑色:予約時間に統合マネージャが未起動
状態であった
※結果ログが表示されれば取得成功となります。
16
③バックアップを行います
1.統合コンソールで「設定」⇒「環境設定」を選択します。
2.「バックアップ設定」タブをクリックします。
3.「バックアップ」にチェックを入れ、「フォルダ指定」で
バックアップデータの保存先を指定し、「開始」ボタン
をクリックしてください。
※あらかじめ、バックアップデータ保存用のフォルダ
を作成しておいてください。
(右図のファイル名は例となります)
4.データベースのバックアップ結果を確認してください。
すべて成功してれば完了です。
※Catのバージョン、サーバ台数によってデータベー
スの個数が異なる場合があり、右図の33個は一
例です。
17
マネージャのアップデート
アップデート前にもう一度確認してください!
アップデート作業時の注意点
マネージャのアップデートは、同日中に全てのサブマネージャ(他拠点含む)のアップデートを完了してく ださい。
※バージョンが異なると、スケジュール更新が失敗することがあります。
アップデート処理中は画面が「応答なし」の状態になり、フリーズしたように見えることがありますが、アップデート処理は
実行中ですので、そのままの状態で放置してお待ちください。およそ1000台環境で約20分程度お待ちください。
アップデート作業中に処理を停止したり、サーバを再起動させないようにご注意ください。
マネージャのアップデート作業中はサービスを停止しているため、ログを取得することができません。
オフラインタイプのMRを適用している場合、作業中に発生する操作ログは、端末のハードディスクに保存して
おき、マネージャ起動後にログを送信することが可能なため、あらかじめMRのタイプをオフラインタイプに
変更しておくことをおすすめいたします。
■マネージャのアップデート手順
①マネージャのサービスを停止します
1.「コントロールパネル」⇒「管理ツール」⇒「サービス」
をクリックします。
2.「LSPSERVICE_EPMgr」を指定し、右クリックで
「停止」を選択します。
その他マネージャも同様の手順で停止します。
資産管理サブマネージャ
... LSPSERVICE_INVMgr
タスクイベントサブマネージャ
... LSPSERVICE_TSKMgr
リアルタイムイベントサブマネージャ ... LSPSERVICE_REVMgr
ファイル配布サブマネージャ
... LSPSERVICE_FDLMgr
Webアクセスサブマネージャ
... LSPSERVICE_WACMgr
サーバサブマネージャ
... LSPSERVICE_SVRMgr
検知サブマネージャ
... LSPSERVICE_DTCMgr
※アプリケーションID監査機能、デバイス制御機能にサブマネー
ジャはありません。 標準機能のサブマネージャが停止していれ
ば問題ありません。
18
②マネージャのアップデートを行います
1.LanScope Cat のメディアまたはアップデート
モジュールの 「UPDATE」フォルダ⇒「DBUSetup.exe」
を実行します。
LanScopeCat6アップデートの画面が表示されます。
「LanScopeCat6アップデート」をクリックします。
ライセンス認証画面が表示されます。
保有ライセンス確認書に記載されている、25桁の
Cat6のライセンスキーを入力します。
※ライセンスキーの入力が必要になるのは、Cat5→Cat6
のアップデート時のみです。
すでにCat6にアップデート済みでマイナーバージョンアップ
をされる場合、ライセンスキーの入力は不要です。
19
2.「LanScope Cat - アップデート」画面より、統合マネ
ージャから順にアップデートを行います。
表示している順に実行してください。
※ここでは統合マネージャのアップデート を例に
進めていきます。
【アップデートを行う順番】
①統合マネージャ
※
②資産管理サブマネージャ
※
※
③その他サブマネージャ
※「Webアクセスサブマネージャ」、「サーバサブマネージャ」
「検知サブマネージャ」はオプション機能です。
導入している場合にアップデートを実施してください。
※アプリケーションID監査機能、デバイス制御機能にサブマ
ネージャはありません。標準機能のサブマネージャをアップ
デートするだけで問題ありません。
注意事項
※統合マネージャ・資産サブマネージャアップデート時に、以下のようなダイアログが
現れた場合、必要なコンポーネントが不足しています
20
*本書9ページの手順に戻り、ダイアログ内に表示されているコンポーネントをダウンロード/インストール
してください。
*マネージャのアップデート後に追加コンポーネントをインストールした場合、
再度統合マネージャ・資産管理サブマネージャのアップデートが必要になります。
3.アップデート画面で「開始」をクリックすると、確認
画面が表示されます。
「はい」をクリックするとアップデートを開始します。
※アップデート中にエラーメッセージが出た方は本手順書の「トラ
ブルシューティング」 を参照してください。
※アップデート中に画面が応答なしになる場合がありますがアッ
プデート処理は行われていますのでそのままお待ちください。
20
4.アップデート後、「***マネージャのアップデートを正
常に完了しました。」と表示されれば、作業は成功
です。
最後に「はい」をクリックして「閉じる」をクリックしてく
ださい。
5.上記「2」に戻って、他のマネージャのアップデートを
行ってください。
6.LanScope Catのマネージャのインストールフォルダ
を開きます。
(フォルダ名:「LanScope Cat ***Mgr」)
例:D:¥Program Files¥MOTEX¥LanScope Cat EPMgr
7.「Lspc***mgr.exe」アイコンを右クリック⇒「プロパ
ティ」をクリック⇒「バージョン情報」タブをクリックし、
「ファイルバージョン」を確認します。
※アップデートの内容によっては、バージョンに変更のない
ものもございます。
どのプログラムのバージョンが変更となっているかは、下
記保守契約ユーザサイトからご確認ください。
各マネージャの最新のファイルバージョンは、保守契約
ユーザサイトの最新バージョンダウンロードページから
確認することができます。
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/download/downloadlspc6.shtml
(閲覧には保守ユーザIDとパスワードが必要です)
【各マネージャのバージョン確認場所】
マネー ジ ャ 名
統合マネージャ
フ ォ ルダ名
ex e名
(インストールドライブ):\Program Files\MOTEX\LanScope Cat EPMgr
Lspcepmgr.exe
資産管理サブマネージャ
(インストールドライブ):\Program Files\MOTEX\LanScope Cat INVMgr
Lspcinvmgr.exe
タスクイベントサブマネージャ
(インストールドライブ):\Program Files\MOTEX\LanScope Cat TSKMgr
Lspctskmgr.exe
リアルタイムイベントサブマネージャ
(インストールドライブ):\Program Files\MOTEX\LanScope Cat REVMgr
Lspcrevmgr.exe
ファイル配布サブマネージャ
(インストールドライブ):\Program Files\MOTEX\LanScope Cat FDLMgr
Lspcfdlmgr.exe
Webアクセスサブマネージャ
(インストールドライブ):\Program Files\MOTEX\LanScope Cat WACMgr
Lspcwacmgr.exe
サーバサブマネージャ
(インストールドライブ):\Program Files\MOTEX\LanScope Cat SVRMgr
Lspcsvrmgr.exe
検知サブマネージャ
(インストールドライブ):\Program Files\MOTEX\LanScope Cat DTCMgr
Lspcdtcmgr.exe
21
統合コンソールのアップデート
注意事項
アップデート前の必要作業
1.アップデート前に統合コンソールを終了してください。
2.メディアのアップデートモジュールをご利用の場合、UPDATEフォルダをアップデートする端末に
コピーし、フォルダ内の全てのファイル属性の「読み取り専用」を解除してください。
Vista端末で作業する場合の注意事項
Windows Vistaにインストールしている統合コンソールをアップデートする場合、「DBUSetup.exe」を
実行した際に「ユーザーアカウント制御」画面が表示されますので、「許可」をクリックして実行してください。
■統合コンソールのアップデート手順
1.メディアまたはアップデートモジュールの「UPDATE」
フォルダから「DBUSetup.exe」をクリックします。
2.「LanScope Cat - アップデート」画面で「LanScope
Cat6アップデート」ごタンをクリック、画面が切り替わっ
た後「コンソール」ボタンをクリックします。
3.アップデート画面右下の「開始」をクリックすると確認
メッセージが表示されます。
「はい」をクリックするとアップデートが開始されます。
22
4.アップデート後、「統合コンソールのアップデートを正
常に完了しました」と表示されます。
※ファイル数が多いため、コピーに時間がかかります。
5.追加コンポーネントのインストールが必要な環境の場合
は「追加コンポーネントのインストール」画面が表示され
ます。
「追加コンポーネントのインストール」ボタンをクリックした後、
「.NET Framework 3.5 SP1」ボタンをクリックします。
インストール完了のメッセージが表示されればバージョン
アップは完了です。
6.統合コンソールのツールバーの「ヘルプ」から「バージョ
ン情報」をクリックします。
右図の箇所が最新のバージョンになっていればアップデ
ートは完了です。
※統合コンソールをマネージャサーバ以外にも
インストールしている場合、全てのコンソール
をアップデートしてください。
重要:マネージャと統合コンソールのアップデート後の確認事項
マネージャと統合コンソールのアップデートが終了したら、サブマネージャが正常に稼働していることを確認してください。
■確認手順
1.「クライアント表示」の「ネットワーク全体」で右クリック
し、「サブマネージャ稼働管理」を選択します。
2.右下の「更新」をクリックし、全てのサブマネージャの
「稼働確認日時」が黒字で現在時刻になることを確認し
てください。
マネージャの応答がないと赤文字で表示されます。
その場合、該当マネージャのサービス起動を確認
してください。
23
統合コンソールの追加設定
■統合コンソールでの設定事項
CSVバックアップの項目に
Ver6.0.0.0より
・アプリケーション監査ログ ※1
Ver6.2.0.0より
・エージェントOnOffログ
・ドメインログオンログオフログ ※2
Ver6.7.0.0より
・ログオンユーザーOnOffログ ※3
が追加されます。
必要に応じて設定を追加してください。
※CSVバックアップスケジュールの設定方法については、
LanScope Cat6 標準操作ガイド 導入 第2部 第4章 4-3.を
ご覧ください。
※1 アプリケーション監査ログは、アプリケーションID監査
オプションを導入している場合に取得可能です。
※2 ドメインログオンログオフは、サーバ監視オプションを
導入している場合に取得可能です。
※3 アセットキャットもしくは、ログキャットを導入している場
合に取得可能です。
Ver6.3.0.0より
・長期レポートが追加されます。
長期レポート機能を使用するためには「長期レポート保存設定」
が必要です。
※設定方法については
LanScope Cat6 標準操作ガイド 導入 第2部 第2章 2-2
をご覧ください。
24
Ver6.4.0.0より
・システムデータと長期レポートデータの
バックアップデータの保存先が、それぞれで設定できる
ようになります。
※注意
システムデータと長期レポートデータの 保存先は
分けて保存していただくことを推奨いたします。
※設定方法については バックアップ関連手順書、または
LanScope Cat6 標準操作ガイド 導入 第2部 第5章 5-3
をご覧ください。
25
Webコンソールのアップデート
注意事項
アップデート作業先
1.Webコンソールマネージャがインストールされているサーバ上で作業を行います。
アップデート前の必要作業
1.アップデート前にWebブラウザを終了してください。
2.メディアのアップデートモジュールをご利用の場合、UPDATEフォルダをアップデートする端末にコピーし、
フォルダ内の全てのファイル属性の「読み取り専用」を解除してください。
■Webコンソールのアップデート手順
1.メディアまたはアップデートモジュールの「UPDATE」
フォルダから「DBUSetup.exe」をクリックします。
2.「LanScope Cat - アップデート」画面で「Webコン
ソール」をクリックします。
26
3.アップデート画面右下の「開始」をクリックすると
確認 メッセージが表示されます。
「はい」をクリックするとアップデートを開始します。
4.アップデート後、「Webコンソールのアップデート
を正常に完了しました」と表示されれば、作業は
完了です。
5.Webコンソールのログイン画面の右図の箇所が
最新のバージョンになっていればアップデートは
完了です。
※「LanScope Cat6」のロゴマークがCat5のままに
なっている場合は、「F5」キーを押して画面を更新
してください。
※Webコンソールのアドレス
http://(WebコンソールサーバのIPアドレス
またはサーバ名)/Lspcatwcs/cgi-bin/Webcsl.cgi
27
Webコンソールの追加設定
注意事項
Webコンソールを閲覧する端末すべてで次の設定を実行してください。
*6.2.0.0未満から6.2.0.0以上へアップデートする場合に必要な作業です。
■レポート出力機能 追加設定の手順(閲覧側)
1.Webコンソールを閲覧する側の端末のInternet Explorerを起動、イ
ンターネットオプションを表示させます。
インターネットオプション画面で、セキュリティタブから「レベルのカ
スタマイズ」ボタンをクリックします。
※事前に、Webコンソールが「信頼済みサイト」に登録
されていることをご確認ください。
2.「セキュリティ設定」画面の「ActiveXコンソールとプラグイン
の実行」の項目にある 「スクリプトを実行しても安全とマー
クされていないActiveXコントロールの初期化とスクリプトの
実行」 を「ダイアログを表示する」または「有効」にしてくだ
さい。
【ダイアログを表示する】
ActiveXの設定は、レポート出力機能を使用するために必要
な設定です。
「ダイアログを表示する」と設定した場合、レポート出力時に
メッセージが表示されますので、 「はい」を選択して実行し
てください。
【有効にする】
有効にするを選択した場合、以下のメッセージが表示される
場合があります。
「お使いのセキュリティ設定のレベルにより、コンピュータが
危険にさらされています」という右のメッセージが表示された
後、OKボタンをクリックすると、問題なくレポートが出力され
ます。
28
3.Internet Explorer 7、8を使用する場合は、 同じ「セキュリ
ティ設定 - ローカル イントラネット ゾーン」画面の「ダウン
ロード」の項目にある「ファイルのダウンロード」も有効にし
てください。
また、「ファイルのダウンロード時に自動的にダイアログを
表示する」も同様に有効にしてください。
29
注意事項
Webコンソールをインストールしたサーバで設定を行ってください。
*6.2.0.0未満から6.2.0.0以上へアップデートする場合に必要な作業です。
■レポート出力機能 追加設定の手順(サーバ側)
バージョンアップにより、Webコンソールのインストールフォルダ内に「report」フォルダと「xap」フォルダが追加されます。
このフォルダに対して設定を行う必要があります。
※画面はWindows Server 2008のものです。各OSによって若干画面が違います。
各OSごとの詳細な設定方法は、Webコンソール操作ガイド 共通-第2部第3章 を参照してください。
1.Webコンソールをインストールしたサーバ上で、エクスプ
ローラから「LspCatwcs」フォルダ内の「report」フォルダと
「xap」フォルダを選択し、右クリックしてプロパティを選択し
ます。
2.プロパティ画面のセキュリティタブを選択し、「編集」
ボタンをクリックします。
30
3.追加ボタンをクリックします。
4.追加するオブジェクト名の部分に「IUSR」または「IUSR_xxx
(インターネットゲストアカウント) 」を追加し、「OK」ボタンを
クリックします。
追加するユーザー名は、次ページにOSごとに記載します。
5.追加した「IUSR」または「IUSR_xxx(インターネットゲストアカ
ウント) 」のアクセス権に権限を設定します。
設定する権限は、次ページにOSごとに記載します。
31
【「report」フォルダのみの設定】
「report」フォルダに Users が設定されている場合は、Users に対してフルコントロール権限を付与してください。
Users権限が設定されていない場合は、Users権限を追加する必要はありません。
*にチェックを入れてください。
・Windows NT Server
対象
ユ ー ザ名
Ls pCa tw cs IU SR -x x x
cg i -bi n
IU SR -x x x
hel p
IU SR -x x x
html
IU SR -x x x
i ma g es
IU SR -x x x
IU SR -x x x
report
U s ers
s cri pt
IU SR -x x x
xap
IU SR -x x x
フル
コ ント ロー ル
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
・Windows 2000 Server
対象
ユ ー ザ名
Ls pCa tw cs IU SR -x x x
cg i -bi n
IU SR -x x x
hel p
IU SR -x x x
html
IU SR -x x x
i ma g es
IU SR -x x x
IU SR -x x x
report
U s ers
s cri pt
IU SR -x x x
xap
IU SR -x x x
フル
コ ント ロー ル
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
・Windows Server 2003
対象
ユ ー ザ名
Ls pCa tw cs IU SR -x x x
cg i -bi n
IU SR -x x x
hel p
IU SR -x x x
html
IU SR -x x x
i ma g es
IU SR -x x x
IU SR -x x x
report
U s ers
s cri pt
IU SR -x x x
xap
IU SR -x x x
フル
コ ント ロー ル
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
・Windows Server 2008 / 2008R2
対象
フル
ユ ー ザ名
コ ント ロー ル
Ls pCa tw cs
IU SR
 ̄
cg i -bi n
IU SR
 ̄
hel p
IU SR
 ̄
html
IU SR
 ̄
i ma g es
IU SR
 ̄
IU SR
*
report
U s ers
*
s cri pt
IU SR
 ̄
xap
IU SR
 ̄
読み取り
と実行
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
変更
*
*
*
*
*
*
*
*
*
変更
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
変更
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
変更
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
32
フ ォ ルダ
内容の一覧
*
*
*
*
*
*
*
*
*
読み取り
と実行
*
*
*
*
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
フ ォ ルダ
内容の一覧
*
*
*
*
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
読み取り
と実行
*
*
*
*
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
フ ォ ルダ
内容の一覧
*
*
*
*
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
読み取り
と実行
*
*
*
*
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
フ ォ ルダ
内容の一覧
*
*
*
*
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
読み取り
書き込み
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
読み取り
書き込み
*
*
*
*
*
*
*
*
*
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
読み取り
書き込み
*
*
*
*
*
*
*
*
*
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
読み取り
書き込み
*
*
*
*
*
*
*
*
*
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
 ̄
*
*
 ̄
 ̄
注意事項
LanScope Cat6 WebコンソールをIIS6.0(Windows Server 2003)で構築している場合
のみ、IISの設定を行う必要があります。
*6.3.0.0以上からアップデートする場合この作業は不要です。
■IIS追加設定の手順
1.「コントロールパネル」⇒「管理ツール」
⇒「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネー
ジャ」を起動します。
コンピュータを右クリックしてメニューを表示し、 「プロパ
ティ」を選択します。
2.「MIMEの種類」の中にある「MIMEの種類(M)」
ボタンをクリックします。
3.「MIMEの種類」ダイアログが表示されるので
「新規作成(N)」ボタンをクリックします。
33
4.「拡張子」に「.xap」、「MIMEの種類」に
「application/x-silverlight-app」を入力し、
「OK」を押します。
5. 「.xap」 「application/x-silverlight-app」が
追加されていることを確認し「OK」を押すと
「プロパティ」画面に戻りますので、「適用」
を押してから、「OK」を押してください。
6.設定を反映させるためIISの再起動が必要です。
①「コントロールパネル」⇒「管理ツール」⇒「サービス」を
クリックしてください。
②「IIS Admin Service」を指定し右クリックで「再起動」を
選択してください。
7.「MIME」の種類より「.xap」が追加されていることを
ご確認ください。
34
重要
LanScope Cat6 Webコンソールでは、新たなアプリケーションのインストールが必要です。
*WebコンソールでVer6.3.0.0から追加された「長期レポート」画面を閲覧するためには、Microsoft Silverlightが必要
です。
*対象はWebコンソールを閲覧する端末です。
*6.3.0.0以上からアップデートする場合この作業は不要です。
■ブラウザの追加設定の手順
1.Webコンソールにログインし、トップページを表示します。
追加された「長期レポート」アイコンをクリックします。
2.「Microsoft Silverlightインストール」アイコンをクリックしま
す。
3.「今すぐインストール」ボタンをクリックし
MicrosoftSilverlightをインストールしてください。
ブラウザの再起動を行い、インストールを完了させ
てください。
※インストールは1分程度で完了します。
また、端末の再起動は不要です。
35
4.更新をかけると、「長期レポート」画面が表示されます。
注意事項
IIS6.0(Windows Server 2003)の環境で、
Microsoft Silverlightをインストールしても右の白い
画面が表示された場合、必要な追加設定が完了し
ていません。
本書34ページ「IISの追加設定(IIS6.0 Windows
Server 2003)」の手順に従い、IISの追加設定を
行ってください。
36
長期レポートデータベースのアップデート
■長期レポートデータベースのアップデート手順
1.メディアまたはアップデートモジュールの「UPDATE」
フォルダから「DBUSetup.exe」をクリックします。
2.「LanScope Cat - アップデート」画面で「長期レポート」
をクリックします。
3.アップデート画面右下の「開始」をクリックすると確認
メッセージが表示されます。
「はい」をクリックするとアップデートが開始されます。
37
4.アップデート後、「長期レポートのデータベースの
アップデートを正常に完了しました。」と表示されれば、
作業は完了です。
5.Webコンソールの「長期レポート」より画面が表示されれば
アップデートは完了です。
38
Ver6.2.0.0を利用していた場合のデータ収集の実施
以下の条件に合致する環境で利用していた場合は、マネージャのアップデート後にWebアクセスログをサブマネージャから
統合マネージャに収集するツールを実行してください。
【条件】
・Webアクセス監視機能(オプション)を利用している
・MRをオフラインタイプのMR(オフラインMR、LANオフラインMR、RASオフラインMR)のいずれかで利用している
・LanScope Catのマネージャを Ver6.2.0.0で利用していた
MRがオフライン状態の時に取得してWebアクセスサブマネージャに書き込まれた「URL情報が含まれたWebアクセスログ」
が、Ver6.2.0.0のマネージャ環境でスケジュール設定を実行しても統合マネージャに更新されていません。
そのため、上記の条件で利用していた場合は、マネージャをVer6.2.1.0以上にアップデートした後、保守契約ユーザサイト
から収集ツールをダウンロードし、「統合マネージャサーバ上」で実行してください。
■スケジュール設定の実行結果のイメージ(毎日深夜2時にスケジュール設定を1回だけ実行している場合)
マネージャ
バージョン
Ver6.2.0.0未満
7/22
処理
受信
7/23
2:00
スケジュール
設定
Ver6.2.0.0
7/23 2:00~
7/30 2:00
7/24~7/30
2:00
スケジュール
設定
受信
Ver6.2.1.0
7/31
2:00
スケジュール
設定
7/30 2:00~
7/31 2:00
受信
○
-
-
7/24~7/30
スケジュール更新
-
×
-
7/31
スケジュール更新
-
×
×
8/1
スケジュール更新
-
×
×
8/2
スケジュール更新
-
×
×
7/31
アップ
デート
受信
8/1
受信
8/2
2:00
スケジュール
設定
影響
-
-
-
-
オフライン時に取得したURL情報付きの
Webアクセスログが更新できません
の
ア
-
-
オフライン時に取得したURL情報付きの
Webアクセスログが更新できません
プ
デ
○
-
-
○
マ
ネ
ー
7/23
スケジュール更新
7/31
8/1
2:00
スケジュール
設定
ャ
ジ
ッ
ー
ト
スケジュール設定の実行日と前日分の
ログのみ更新できます
×の期間のログは更新できません
スケジュール設定の実行日と前日分の
ログのみ更新できます
×の期間のログは更新できません
○:スケジュール設定によって統合マネージャにデータが更新できます。
スケジュール設定の実行日とその前日の合計2日分のオフライン時のログが更新されます。
×:スケジュール設定を実行しても統合マネージャにデータが更新できません。
×
の部分のデータを統合マネージャに更新するために、Ver6.2.1.0にアップデート後、収集ツールを実行します。
ツールを実行すると、オフライン時のURL情報付きのWebアクセスログのデータが統合マネージャに更新できます。
Ver6.2.1.0のマネージャ環境になってからWebアクセスサブマネージャのデータベースに書き込まれた「オフライン時のURL情
報が含まれたWebアクセスログ」は、スケジュール設定の実行によって統合マネージャに更新することができます。
■収集ツールの名称
LspWacUp.exe
■収集ツールの保存先
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/download/obstacle044.shtml
■収集ツールの実行方法
統合マネージャサーバ上で実行します。
実行手順は、https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/download/obstacle044.shtml を参照してください。
39
マニュアルのアップデート
重要
マニュアルのアップデートをしましょう
アップデートにより、新しい機能が追加されたり修正がおこなわれているため、マニュアルの内容も変更されています。
現在のマニュアルの版を確認し、最新のマニュアルに差し替えてください。
■統合コンソールマニュアルのアップデート手順
1.保守契約ユーザサイトから、統合コンソールの
閲覧用マニュアルをダウンロードしてください。
保守契約ユーザ専用サイトにアクセスし、
「ドキュメント/ツール」→「マニュアル」からダウンロードします。
ダウンロード後、解凍
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/index.html
※保守契約ユーザサイトへはID、パスワードが必要になります。
ダウンロード後、ファイルを解凍してください。
(フォルダ構成は右図となります)
2.統合コンソールのインストールフォルダ
(以下のパスを参照)を開き、
「1」で解凍したファイルの「Help」フォルダ以下をコピー&
ペーストします。
既にフォルダが存在する場合は、上書き保存してください。
以上で完了です。
※(インストールドライブ):¥Program Files¥MOTEX
¥LanScope Cat Console
40
■Webコンソールマニュアルのアップデート手順
1.保守契約ユーザサイトから、Webコンソールの
閲覧用マニュアルをダウンロードしてください。
保守契約ユーザ専用サイトにアクセスし、
「ドキュメント/ツール」→「マニュアル」からダウンロードします。
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/index.html
ダウンロード後、解凍
※保守契約ユーザサイトへはID/パスワードが必要になります。
ダウンロード後、ファイルを解凍してください。
(フォルダ構成は右図となります)
2.Webコンソールのインストールフォルダ(以下のパスを参照)
を開き、「1」で 解凍したファイルの「Help」フォルダ以下を
コピー&ペーストします。
既にフォルダが存在する場合は、上書き保存してください。
以上で完了です。
※C:¥Inetpub¥wwwroot¥LspCatwcs
注意事項
※ Cat5からアップデートを行った場合は、統合コンソール、Webコンソールのアップデート
後、ヘルプ参照時に下記エラーが発生する場合があります。
手順に従い、ヘルプマニュアルのアップデートを行うことで解消します。
■統合コンソールの「ヘルプ」を開いた際のエラー
■Webコンソールの「ヘルプ」を開いた際のエラー
41
サーバエージェントのアップデート
注意事項
サーバエージェントのアップデートは、サーバ監視機能をご利用の場合に実行してください。
アップデート作業先
1.サーバエージェントがインストールされているサーバ上で作業を行います。
アップデート前の必要作業
1.アップデート前にサーバエージェントのサービス(LSPSERVICE_SA)を停止してください。
サービスの停止中はサーバファイル操作ログを取得することができませんのでご了承ください。
2.メディアのアップデートモジュールをご利用の場合、UPDATEフォルダをアップデートする端末にコピーし、
フォルダ内の全てのファイル属性の「読み取り専用」を解除してください。
■サーバエージェントのアップデート手順
1.メディアまたはアップデートモジュールの「UPDATE」
フォルダから「DBUSetup.exe」をクリックします。
2.「LanScope Cat - アップデート」画面で「サーバ
エージェント(SA)」をクリックします。
42
3.アップデート画面右下の「開始」をクリックすると
確認メッセージが表示されます。
「はい」をクリックするとアップデートを開始します。
4.アップデート後、「サーバエージェントのアップデ
ートを正常に完了しました」と表示され、サービス
起動の確認メッセージが表示されます。
「はい」を選択すると、サーバエージェントのサー
ビスが起動します。
以上で作業は完了です。
5.Program Files¥MOTEX¥LanScope Cat SA
フォルダの中の「Lspcsa.exe」を右クリック⇒
「プロパティ」⇒「バージョン情報」のタブの「ファ
イルバージョン」が現在の最新バージョンになっ
ていればアップデートは完了です。
サーバエージェントの最新のファイルバージョンは、保守
契約ユーザサイトの最新バージョンダウンロードページか
ら確認できます。
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/download/downloadlspc6.shtml
(閲覧には保守ユーザIDとパスワードが必要です)
43
検知エージェントのアップデート
注意事項
検知エージェントのアップデートは、不正PC検知機能をご利用の場合に実行してください。
アップデート作業先
1.検知エージェントがインストールされている端末上で作業を行います。
アップデート前の必要作業
1.アップデート前に検知エージェントのサービス(LSPSERVICE_DA)を停止してください。
サービスの停止中は、接続ログの取得、ネットワーク接続の禁止やアラーム検知が
できませんのでご了承ください。
2.メディアのアップデートモジュールをご利用の場合、UPDATEフォルダをアップデート
する端末にコピーし、フォルダ内の全てのファイル属性の「読み取り専用」を解除してください。
エージェントのアップデート方法は2種類あります
(a)LanScope Catのメディアからアップデートする。
(b)DA自動バージョンアップ機能を使用してアップデートする。
■(a)LanScope Catのメディアからアップデートする。
1.アップデートモジュールの
「UPDATE」 フォルダから「DBUSetup.exe」
をクリックします。
44
(a)アップデートモジュールから検知エージェントをアップデートする
2.「LanScope Cat - アップデート」画面で「検知エー
ジェント(DA)」をクリックします。
3.アップデート画面右下の「開始」をクリックすると
確認メッセージが表示されます。
「はい」をクリックすると、アップデートを開始します。
4.アップデート後、「検知エージェントのアップデート
を正常に完了しました」と表示され、サービス起動
の確認メッセージが表示されます。
「はい」を選択すると検知エージェントがサービス
で起動します。
以上で作業は完了です。
45
5.Program Files¥MOTEX¥LanScope Cat DA
フォルダの中の「Lspcda.exe」を右クリック
⇒「プロパティ」⇒「バージョン情報」のタブの「ファ
イルバージョン」が現在の最新バージョンになって
いればアップデートは完了です。
検知エージェントの最新のファイルバージョンは、保守
契約ユーザサイトの最新バージョンダウンロードページ
から確認できます。
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/download/downloadlspc6.shtml
(閲覧には保守ユーザIDとパスワードが必要です)
46
(b)DA自動バージョンアップ機能でアップデートする
■(b)DA自動バージョンアップ機能でアップデートする
1.統合コンソールの「設定」メニューから
「DA自動バージョンアップ設定」を選択します。
2.「DA自動バージョンアップ設定」画面が表示されます。
まず、バージョンアップの実行日時を設定します。
・すぐに実行する
・日時を指定して配布する
のいずれかを選択して実行できます。
3.バージョンアップの実行後にOSを自動的に再起動
する、しないを選択します。
自動的に再起動する場合は、「バージョンアップ実
行後にOSを再起動する」にチェックを入れます。
※検知エージェントは、アップデートプログラム
の実行後のOS再起動が必要です。
「バージョンアップ後にOSを再起動する」を設
定しない場合は、手動でOSの再起動を行っ
てアップデートを完了させてください。
47
4.バージョンアップ用のファイルが保存されている場所
を確認します。
バージョンアップ用のファイルは統合コンソールの
インストールフォルダ内に保存されています。
指定されたフォルダ内にあるエージェントのバージョ
ン情報が右欄に表示されます。
5.バージョンアップを行う検知エージェントの「配信」に
チェックを入れ、送信ボタンをクリックします。
6.確認画面で、「はい」ボタンをクリックします。
7.情報画面、「OK」ボタンをクリックします。
8.アップデートプログラムの実行後、検知エージェント
をインストールしている端末の再起動を行い、アップ
デート完了です。
48
エージェントのアップデート
重要
※エージェントのアップデート方法は3種類あります。
(a)MR自動バージョンアップ機能を使ったアップデート ⇒ 50ページ
(b)ファイル配布機能を使ったアップデート
⇒ 53ページ
(c),(d)スタンドアロンMRをアップデートする
⇒ 54ページ
※エージェントのアップデート実行前に、保守契約ユーザサイトから、表記されている
MR(Lspcmr) のバージョンを確認してください。
最新バージョン公開ページ https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/download/download-lspc6.shtml
●サイト上のMRの最新バージョンが、利用しているバージョンよりも新しい場合
エージェントのプログラムが更新されています。必要に応じてアップデートを行ってください。
●サイト上のMRの最新バージョンが、利用しているバージョンと同じ場合
エージェントのプログラムは変更されていません。エージェントのアップデートは不要です。
※Ver.6.4.0.0のMR以降、(a)(b)の方法でバージョンアップを行った場合、サイレント
(モジュール実行時に解凍画面を表示しない)でアップデートが実行されます。
●アップデート前のMRがVer.6.4.0.0以上の場合にサイレントになります。Ver.6.4.0.0未満のMR
からアップデートする場合は、解凍画面が表示されますのでご注意下さい。
●「MRSETUP.EXE」「MRINST.EXE」を使用した上書きインストールではサイレントアップデートは
できません。
●スタンドアロンMRはサイレントアップデートはできません。
■MRバージョンの確認手順
1.統合コンソールのクライアント表示画面で
サブマネージャアイコンを選択し、右クリックメニュー
で「資産管理」⇒「MRバージョン管理」を選択します。
バージョンの列タイトルをクリックする
と並べ替えができます。
49
(a)MR自動バージョンアップでアップデートする
注意事項
※アップデートを行う際には、一度グループ配信で動作確認を行ってから全体に配信することをおすすめいたし
ます。
■MR自動バージョンアップの手順
①リトライ設定を行います
1.統合コンソールの「設定」メニューから「環境設定」
⇒「MR自動バージョンアップ/ファイル配布」タブ
を選択して、リトライ設定を行います。
「リトライ設定」を行うことで、配布に失敗しても、
次回クライアント起動時にリトライ配信されます。
推奨設定値:10回
②MR自動バージョンアップ設定を行います
1.統合コンソールの「設定」メニューから「MR自動
バージョンアップ設定」を選択します。
配布先グループは、部署(グループ)単位で
指定できます。
クライアント表示画面上で部署(グループ)を
選択し右クリックして「MR自動バージョンアップ」
を開きます。
※MR自動バージョンアップ機能では複数の
グループに 対して配布設定することができ
ません。
設定後に再設定すると、 設定情報が上書き
され、一番最新の設定のみ有効になります。
グループごとに配布したり、配布時間をスケ
ジューリングしてアップデートしたい場合は、
ファイル配布機能をご利用ください。
50
2.「フォルダ指定」ボタンをクリックして、「LanScope
Cat Console」フォルダ内の「MRFiles」を選択して
ください。
例:D:¥Program Files¥MOTEX
¥LanScope Cat Console¥MRFiles
3.ファイルが展開されたことを確認して、「設定」ボタン
をクリックするとすぐに配信が始まります。
以下の37種類のファイルが表示されてい
ることを確認してください。
cmr.exe
LspcUninst.exe
LspEvmon.exe
LspOffDev.exe
LspQuest.exe
LspSrvAny.exe
Startmr.exe
LspDnD.dll
LspFilter_2k.sys
LspFilter_2k3.sys
LspFilter_XP.sys
LspStop.exe
LspcUninst.exe.manifest
Lspcdw.dll
Lspbho.dll
LspHook.dll
LspUrl.dll
LspWebUp.dll
LspWebUpF.dll
LspBho64.dll
LspDnD64.dll
LspUrl64.dll
LspFilter_2k3_x64.sys
LspFilter_vista.sys
LspFilter_vista_x64.sys
LspFilter_win7.sys
LspFilter_win7_x64.sys
LspBits.exe
LspCfm.exe
LspDevconf.exe
4THEYESDK6891.dll
DWCO6891.sys
DWFI6891.sys
LspUtil.dll
dsofile.dll
LspWeb.dll
LspWeb64.dll
【Ver.6.4.0.0未満のMRからのアップデートの場合】
※クライアントへのモジュール配信時に、クライアント
PC上で一瞬解凍画面が表示されます。(右図)
運用に影響が出る場合、事前にアナウンス等を行っ
てください。
51
③配布結果を確認します
1.「MR自動バージョンアップ設定」画面の「結果ロ
グ」タブを開き、「ログ更新」ボタンをクリックして
ください。
配布結果が「未配布」の場合、クライアントPC
を再起動後にリトライ配布が発生します。
※配布結果の詳細説明については、「LanScope Cat6
標準操作ガイド 操作 第12部 第1章 1-2 設定画面に
ついて」をご覧ください。
④ MRのバージョンを確認します
1.統合コンソールのクライアント表示画面でサブマ
ネージャアイコンを選択し、右クリックメニューで
「MRバージョン管理」を選択します。
2.統合コンソールのクライアント表示画面でサブマネー
ジャアイコンを選択し、右クリックメニューで「MRバー
ジョン管理」を選択します。
MRの最新のファイルバージョンは、保守契約ユーザサ
イトの最新バージョンダウンロードページから確認できます。
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/download/downloadlspc6.shtml
(閲覧には保守ユーザIDとパスワードが必要です)
重要
配布後、端末が再起動されるとアップデート完了です。
その後、「スケジュール更新」が完了したタイミングで「MRバージョン管理」の
内容が更新されます。
52
(b)ファイル配布機能を使ったアップデート
MR自動バージョンアップ機能とファイル配布機能によるアップデートの違い
MR自動バージョンアップ機能では配布の設定が1つしか設定できませんが、ファイル配布機能を利用すると、
1.複数の配布グループに対する配布設定
2.配布時間のスケジューリング
ができます。この点が違いです。
なお、MR自動バージョンアップ、ファイル配布ともに、ファイルの配布方法は1サブマネージャにつき、同時に
10台ずつ配布します。
(詳しい仕様については、保守契約ユーザサイト「技術情報VOL.20 ファイル配布機能仕様」を参照してください)
■ファイル配布を利用したアップデート手順
①MR自動バージョンアップを設定し、
「MRVERUP.exe」を作成します。
※MR自動バージョンアップ機能を利用してすでに
アップデートを設定している場合も、最新のデータで
実施するために再度設定しなおしてください。
1.クライアント表示画面上で部署(グループ)を選択し、
右クリックして「MR自動バージョンアップ」を選択します。
※一番下の階層で設定することをおすすめいたします。
2.50ページの②の手順にしたがって設定を行います。
②MRVERUP.EXEをファイル配布機能で
各端末に配布する。
1.MR自動バージョンアップの設定完了後、ファイル
配布サブマネージャのインストールフォルダ
「Program Files¥MOTEX¥LanScope Cat FDLMgr
¥File¥Policy0¥Seqno0」に「MRVERUP.exe」が
コピーされます。このファイルをファイル配布機能
で配布する設定をします。
※ファイル配布機能の設定方法につきましては「LanScope Cat6 標準操作ガイド 操作 第10部 第2章」を参照してください。
【Ver.6.4.0.0未満のMRからのアップデートの場合】
※クライアントへのモジュール配信時に、クライアントPC上で一瞬解凍画面が表示されます。(52ページの図参照)
運用に影響が出る場合、事前にアナウンス等を行ってください。
重要
配布後、端末が再起動されるとアップデート完了です。
その後、「スケジュール更新」が完了したタイミングで「MRバージョン管理」の内容が更新
されます。
53
(c)スタンドアロンMRのアップデート
~その1~
確認事項
このアップデート方法はスタンドアロンMRのみで運用されているお客様は利用できません。
※スタンドアロンMRのみの運用の方は本手順書の56ページを参照してください。
■スタンドアロンのアップデート手順
①MR自動バージョンアップを設定し、
「MRVERUP.exe」を作成します。
※MR自動バージョンアップ機能を利用してすでに
アップデートを設定している場合も、最新のデータで
実施するために再度設定しなおしてください。
1.クライアント表示画面上で部署(グループ)を選択し、
右クリックして「MR自動バージョンアップ」を選択します。
※一番下の階層で設定することをオススメします。
※ここで設定したグループに対して、アップデートモジュール
を配布します。
2.50ページの②の手順にしたがって設定を行います。
②「MRVERUP.exe」をスタンドアロンMR
のPCで実行し、アップデートします
1.MR自動バージョンアップの設定完了後、ファイル
配布サブマネージャのインストールフォルダ
「Program Files¥MOTEX¥LanScope Cat FDLMgr
¥File¥Policy0¥Seqno0」の「MRVERUP.exe」をUSB
フラッシュメモリ等にコピーします。
2.コピーした「MRVERUP.exe」をスタンドアロンMRの
PCで実行します。
※モジュール実行時に、クライアントPC上で一瞬解凍画面が表示されます。(52ページの図参照)
3.実行完了後にPCが再起動されるとアップデート完了です。
54
4.アップデート完了後、MRのインストールフォルダ
「Program Files¥MOTEX¥LanScope Cat MR」内
の「Lspcmr.exe」を右クリックしてプロパティを開き、
現在のバージョンを確認してください。
MRの最新のファイルバージョンは、保守契約ユーザサ
イトの最新バージョンダウンロードページから確認できます。
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/download/download-lspc6.shtml
(閲覧には保守ユーザIDとパスワードが必要です)
重要
MRVERUP.exe実行後、端末の再起動後にアップデートされます。
55
(d)スタンドアロンMRのアップデート
~その2~
■アップデート手順
①既存のLanScope Cat MRのアンインス
トール
1.アプリケーション(プログラム)の追加と削除から、
「LanScope Cat MR」を削除します。
アンイントール後はシステムの稼働を安定させるた
め、再起動を行ってください。
アンインストール後も、インストールフォルダに
「locallog」フォルダと各種ログが残ります。必要に
応じて統合コンソールへインポートしてください。
※スタンドアロンMRインポート手順に関する詳細につきましては「LanScope Cat6 標準操作ガイド 操作 第11部 第1章 1-3.
統合コンソールでスタンドアロンPCの情報を取得する 」を参照してください。
②MRをインストールします
1.保守契約ユーザサイトからアップデートモジュール
をダウンロードしてインストールする場合、モジュー
ルの中のMRフォルダをメディアにコピーします。
端末上で、MRフォルダ内のSetup.exeをクリックし
てMRをインストールします。
56
③MRを登録します
1.端末を再起動すると、MRの登録画面が表示されます。
エージェントの種類を「スタンドアローン型」にして
登録します。
注意事項
MACアドレスを手入力する場合は、以前と同じ値を入力してください。
ネットワークに接続しないで登録する場合、MACアドレスを手入力する必要があります。アンインストール
前と違うMACアドレスを入力すると、統合コンソール上で別のエージェントアイコンが追加され、データが
継承できませんので注意してください。
6-
6
※スタンドアロンMRのインストール手順の詳細につきましては「LanScope Cat6 標準操作ガイド操作 第11部 第1章 1-2.
スタンドアロンPCへのエージェントのインストール」を参照してください。
57
④MRのバージョンを確認します
1.Program Files¥MOTEX¥LanScope Cat MRフォルダ
の中の「Lspcmr.exe」を右クリック⇒「プロパティ」⇒
「バージョン情報」のタブの「ファイルバージョン」が
現在の最新バージョンになっていればアップデートは
完了です。
58
トラブルシューティング
~マネージャ編~
アップデートの開始後、下図の様なメッセージが表示された場合、以下の手順で対処してください。
「**マネージャのプロセスが終了できません。」というメッセージが表示された場合
確認事項
エラーメッセージを終了した後、下記の手順で「LSPSERVICE_***Mgr」と表記されたサービスの「状態」が「開始」に
なっていないことと、タスクマネージャのプロセスタブに「Lspc***mgr.exe」が存在していないことを確認して下さい。
また、2点の確認後も現象が改善されない場合は、61ページの「解決手順Ⅱ」の手順を実施して下さい。
■解決手順Ⅰ
①マネージャのサービスを停止します。
1.16ページの手順にしたがって、マネージャのサービスを全て停止します。
②タスクマネージャのプロセスを確認します。
1.タスクトレイを右クリックし、「タスクマネージャ」を選択します。
2.「プロセス」タブを開き、「Lspc***mgr.exe」が存在しないか
確認します。
【exeが存在した場合】
⇒ 3. へ
【exeが存在しない場合】
⇒ 6. へ
3. exe名を右クリックし、「プロセスの終了」を選択します。
59
4.右図のような警告画面が表示されますので、「はい」を
選択します。
5.プロセスの画面から、終了したexe名の表示が消えた
ことを確認します。
6.再度、アップデートを行ってください。
③再度、アップデートを実施します。
※エラーが改善されない場合は、下記「解決手順Ⅱ」に従って、再度サービスの停止を行ってください。
■解決手順Ⅱ
1.「コントロールパネル」⇒「管理ツール」⇒「サービス」をクリックします。
(16ページの図参照)
2.「LSPSERVICE_***Mgr」を指定し、右クリッ
クで「プロパティ」を選択します。
3.「スタートアップの種類」を「自動」から「無効」に
変更します。
※「LSPSERVICE_***Mgr」と表記されているサービスを
全て無効にしてください。
4.OSを再起動します。
5.「3」でサービスを「無効」にしたものを「自動」に戻します。
6.再度、アップデートを行ってください。
60
アップデートの開始後、下図の様なメッセージが表示された場合、以下の手順で対処してください。
「アップデートプロセスにエラーが発見されました。」というメッセージが表示された場合
■解決手順
1.エラーメッセージを閉じて、そのままアップデート画面の
「ファイル」⇒「結果ログの保存」を必ず行ってください。
2.保存した結果ログをメール等でお送りいただき、 弊社サ
ポートまでお問い合わせくださいますようお願いいたしま
す。
注意事項
エラーが発生した場合は、下記までお問い合わせください。
※アップデートの再実行・リストアは行わないでください。
エムオーテックスサポートセンター
電話:06-6308-8981(保守契約ユーザ様専用ダイヤル)
E-mail:[email protected]
受付時間:9:00~18:00(月~金曜日)
(土、日、祝及び当社規定の休業日を除きます)
メールでのお問い合わせの際は、以下の項目をご記入の上お問い合わせください。
・製品名
・製品バージョン
・保守ユーザID:LOG(UO)
・貴社名
・ご担当者名
・ご連絡先
61
トラブルシューティング
~コンソール編~
アップデートの開始後、下図の様なメッセージが表示された場合、以下の手順で対処してください。
「統合コンソールがインストールされていません。」というメッセージが表示された場合
確認事項
エラーメッセージを終了した後、「コントロールパネル」⇒「アプリケーションの追加と削除」で「LanScope Cat Console」
というプログラムが存在していることをご確認ください。存在していない場合は、インストールを行ってください。
実際にインストールされているにもかかわらず、上記エラーが発生する場合は、下記の手順を実行してください。
■解決手順
1.「スタート」⇒「ファイル名を指定して実行」⇒ 「regedit」と
入力してOKを押します。
※Windows2000の場合は「regedt32」と入力します。
2.レジストリエディタで、下記のキーを表示します。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥App Paths¥Lspccsl.exe
62
3. 「Lspccsl.exe」を右クリック⇒「アクセス許可」を選
択します。
4.ユーザに「Administrator」および「SYSTEM」を追加
し、それぞれに「フルコントロール」の権限を付与し
ます。
5.適用後、再度統合コンソールのアップデートを実施
してください。
63
アップデートFAQ
~お問合せの前に~
1
【Q】
アップデートの作業中に、クライアントのログは取得することができますか?
【A】
マネージャのアップデート作業中はサービスを停止しているため、ログを取得することができませ
ん。しかし、オフラインタイプのMRであれば作業中に発生したログを取得することができます。
MRのアップデート作業中はエージェントタイプを問わず、ログを取得することができます。
【Q】
アップデートの際、マネージャやMR、サーバエージェント、検知エージェント、データベース
(MSDEまたはSQLServer)のサービスを止める必要がありますか?
【A】
マネージャのアップデート作業をするときは、各マネージャのサービスを止めてください。(本手順書
16ページ参照)サーバエージェント、検知エージェントのアップデート作業をするときは、サービスを
止めてください。(本手順書42・44ページ参照)MRはサービスを止める必要はありません。
データベースに関しては、サービスを止める必要はありません。
【Q】
古いバージョンを使用しているのですが、一度に最新バージョンまでアップデートをしてもいいの
でしょうか?
【A】
アップデート前のバージョンによって異なります。
2
3
現在利用中のバージョンがVer3.2.0.0以降の場合、保守契約ユーザサイトよりダウンロードした
アップデートモジュールを利用して一度に最新バージョンまでアップデートすることができます。
現在利用中のバージョンがVer3.1.1.0以前の場合、LanScope Cat6のインストール用メディアが
必要です。お手持ちのメディアのバージョンが保守契約ユーザサイトで公開されており、最新
バージョンと一致している場合は、メディアを使って一度に最新バージョンまでアップデートするこ
とができます。保守契約ユーザサイトで公開されているバージョンの方が新しい場合は、メディア
を使ってアップデートをしてから、ダウンロードしたモジュールにて最新バージョンにアップデート
してください。
Cat3からアップデートする際は、事前に保守契約ユーザサイトに公開している「アップデート前の
確認事項」をご確認ください。
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/document/file/cat6.check.update.pdf
4
【Q】
MRやサーバエージェント、検知エージェントのみをアップデートしての運用は可能でしょうか?
【A】
MRやサーバエージェント、検知エージェントのみをアップデートすることはできません。必ず各マ
ネージャをアップデートしてからMRをアップデートしてください。
【Q】
アップデートを行うことで、設定してあるポリシーは、リセットされてしまいますか?
【A】
いいえ、アップデートによってポリシーの設定が自動的に変更されることはありません。
ただし、バージョンによりポリシー設定の項目が追加されていることがありますので、アップデート
完了後にご確認ください。
5
64
6
【Q】
マネージャやMRのアンインストールまたは再インストールをする必要はありますか?
【A】
基本的には、アンインストールまたは再インストールをする必要はありません。本手順書に従って作
業してください。
7
【Q】
アップデートの作業はどのタイミングで行えばいいでしょうか?
【A】
PCやネットワークの環境にもよりますが、特に制限はありません。
ただし、アップデート作業は絶対に途中で中止せず、プログラムのアップデートは同日中に完了するよ
うにしてください。
アップデートの所要時間の目安は、6ページを参照してください。
8
【Q】
マネージャのみをアップデートしたのですが、MRやサーバエージェント、検知エージェントもすぐに
アップデートしなければいけませんか?
【A】
すぐにアップデートを行わなくても以前のバージョンのままで通常通り運用できます。しかし、新
しいバージョンで追加された新機能は使うことができませんし、改良・修正が含まれている場合
がありますので順次アップデートしていくことをオススメします。
機能追加等のバージョンアップ情報は、弊社保守契約ユーザサイトの「LanScope Cat6 リリース
ノート」の「機能追加」および「Cat6 バージョンアップ情報」をご参照ください。
【Q】
「MR自動バージョンアップ」機能でアップデートを行いたいのですが、クライアントPCのOSのログ
オン権限がユーザ権限でもアップデートすることはできますか?
【A】
MRはSYSTEM権限でアップデートを行いますので、ログオンユーザの権限を考慮する必要はあ
りません。
【Q】
「MR自動バージョンアップ」機能で一度に全クライアントPCへ向けてアップデートを行いたいので
すが、負荷はかかりませんか?
【A】
全台数にMR自動バージョンアップを行っても、内部処理では1台のサブマネージャにつき同時に
10台ずつ配布されますので、負荷はかからない仕様になっております。
9
10
65
11
【Q】
「MR自動バージョンアップ」機能を使用したとき、クライアントPCで一瞬、解凍画面が表示されま
す。この画面を出ないように設定することはできますか?
【A】
Ver6.4.0.0以降、MR自動バージョンアップを使用した場合、クライアント側で解凍画面が表示され
ないように改良されています。但し、クライアント自体がVer6.4.0.0以上である必要があります。
Ver6.4.0.0未満のクライアントPCでは、必ず解凍画面が表示されますのでご了承ください。
13
【Q】
複数台のサーバで構築しているのですが、一部のサーバだけアップデートを完了しています。こ
のまま運用しても問題ないですか?
【A】
バージョンの不一致が発生すると、スケジュール更新の失敗など諸問題の発生原因となるので、
必ず一度に全拠点のサーバのアップデートを行ってください。
【Q】
MRを上書きインストールした場合、現在所属しているグループからはずれてしまいませんか?
【A】
MRSETUP.EXEに部署情報がないままアップデートしても、グループからはずれません。
【Q】
Cat6へバージョンアップして運用しようと考えていますが、届いたCat6のメディアの中にSQL
Server 2008 Expressのインストールメディアが含まれていました。
14
15
現在使用しているデータベースを再インストールする必要がありますか?
【A】
特にデータベースを入れ替える必要はございません。現在お使いのデータベースのまま継続し
てご使用いただけます。
【Q】
バージョンアップ作業後に、マネージャやMRのバージョンが正しく最新のバージョンになっている
か確認する方法はありますか?
【A】
最新のファイルバージョンは、保守契約ユーザサイトの最新バージョンダウンロードページか
ら確認できます。記載されているバージョンと一致すれば最新のバージョンとなっております。
16
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/download/download-lspc6.shtml
(閲覧には保守ユーザIDとパスワードが必要です)
66
17
【Q】
保守契約ユーザサイトからダウンロードしたアップデートモジュールは、アップデート後も保管す
る必要がありますか?
【A】
保管をお願いします。サーバ環境変更時に必要となります。最新のアップデートモジュールのみ
保管をお願いします。
【Q】
アップデート時に以下のエラーが表示されてアップデートに失敗しました。対処方法を教えてくだ
さい。
18
【エラーメッセージ】
【A】
アップデートの際にデータベースファイルが一時的に増加し、制限容量(MSDE:2GB、SQL Server
2005 Express Edition:4GB)を超えてアップデートが失敗した場合に発生するエラーとなります。
データベースファイルを復旧する必要があります。ファイルよりエラーログを保存して弊社サポー
トセンターへご連絡ください。(Ver6.3.0.0以降のバージョンで発生する可能性があります。)
【Q】
長期レポートのデータも、マネージャ同様、同日中にアップデートする必要がありますか?
【A】
長期レポートのバージョンアップが完了するまでは長期レポートの閲覧ができなくなるため、原則
として同日中のアップデートをお願いします。
ただし、閲覧ができない間もログ収集には影響はありません。
19
67
20
【Q】
CatをVerUPし、WS-Managementをインストールした後からOS再起動後にエラーが発生するよ
うになりました。
OS再起動時に次のエラーがポップアップで表示
「システムスタートアップの最中、少なくとも1つのサービスまたはドライバにエラーが発生しまし
た。詳細はイベントビューアのイベントログを参照して下さい。」
システムログには2つのエラー取得されます。
ⅰ)イベント ソース: Service Control Manager
イベント ID: 7001
説明:
Windows Remote Management (WS-Management) サービスが依存している HTTP SSL
サービスは次のエラーのため開始できませんでした:
指定されたサービスは無効であるか、または有効なデバイスが関連付けられていないため、
開始できません。
ⅱ)イベント ソース: Service Control Manager
イベント ID: 7001
説明:
Windows Event Collector サービスが依存している Windows Firewall/Internet Connection
Sharing (ICS) サービスは次のエラーのため開始できませんでした:
指定されたサービスは無効であるか、または有効なデバイスが関連付けられていないため、
開始できません。
【A】
Catに影響があるエラーではありません。サービスを開始する際に必要なサービスが開始されて
いなかった場合やOS標準のFirewallが無効にしている場合に発生する場合があります。
【Q】
長期レポートのバージョンアップを実行した時に、「バージョン情報の取得に失敗しました」と表示
されます。
【A】
エラーになっているデータベースが長期レポートの保存先フォルダに存在しないため、失敗して
いることが考えられます。保守契約ユーザ専用サイトに公開されているFAQを参考にして対応し
てください。
21
トラブルFAQ099 長期レポートデータを間違った場所に保存してしまいました。
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/faq/faq099.shtml
68
■アップデートに関するお問い合せは、下記までご連絡ください
エムオーテックスサポートセンター
電話:0120-968995(通話料無料、固定電話のみ) または 06-6308-8981(携帯電話・PHS)
E-mail:[email protected]
受付時間:9:00~18:00(月~金曜日)
(土、日、祝及び当社規定の休業日を除きます)
※技術的なお問い合わせは、保守契約ユーザ様に限らせていただきます。
メールでのお問い合わせの際は、以下の項目をご記入の上お問い合わせください。
・製品名
・製品バージョン
・保守ユーザID:LOG(UO)
・貴社名
・ご担当者名
・ご連絡先
69