『おにぎりを作ろう』

大阪市立六反幼稚園
『おにぎりを作ろう』
今月は子ども達が大好きなおにぎりについてのお話やクイズをした後、実際に子どもたちの目の前で炊きたてのごは
んでおにぎりを作りました。すると子どもたちは、米を触って固さを知ったり、炊きたてのごはんのいい匂いを感じた
りしながらおにぎりができていく様子を真剣に見つめていました。そして自分も作ってみたい!という気持ちがどんど
ん高まっていきました。
炊飯器に入れる前のお米だよ
「炊飯器」という言葉を知って
いる子は少なかったですが、実物
を見たとたん、みんな「家にある
ー!!」と答えてくれました。
何の具を入れようかな?
昆布、鮭、梅干し、ミートボ
ール、ふりかけなどいろいろな
声があがりました。
塩!という声もありました。
具だけではなく、しっかりとお
米の味を味わっていますね。
おにぎり作ってみたい人!
「はーい!」と、みんなの手が
あがりました。
やってみたい!という気持ち
を大切にしたいですね。
写真掲示をし、この日の様子を見てもらいました。保護者の方に子どもたちの様子がよく分かり、熱心に
見てくださっていました。次の日は、自分なりに、お家でお手伝いして作ったおにぎりを持って、お散歩
デーに行きました!
おにぎりの
握り方
~いろいろな形のおにぎりがあるね~
いつもお庭で泥だんごを作っている子どもたちは、丸いおにぎりを握るのがとっても上手?!
三角の形やたわら型はちょっと難しいですが、「手をお山の形に」と言われると、一生懸命に先
生のまねっこをしていました。
●朝から「今日自分でおにぎり作った!」と嬉しそうに報告してくれる子どもがたくさんいました。
●「三角のおにぎりにしてん」
「ぼくは丸いのん」とおにぎりの形も楽しんで作ったことが伝わって
きました。
前日に話した「俵型」を作ったで!と見せてくれる子どももいました。
●握るのがちょっと難しかった、握るのは熱かったからお母さんにやってもらった、という子もい
ました。でもごはんをよそうのは自分でやったよ!とできることに楽しくチャレンジした様子が
わかりました。
●朝時間がなくてできませんでしたという方もおられましたが、食べる前にみんなでもう一度ぎゅ
っぎゅっと握る体験をしました。家で頑張って握ったのがリュックの中でぺちゃんこになって
た!という子もいましたが、再度握ってそれぞれ思い思いの形に整えました。
●自分で作ったおにぎりはいつもより美味しいなぁという感想がありました。
●奈良公園への園外保育の日も、
「自分でおにぎり作った!」という子がいました。おにぎりの作り
方をすっかり覚えたようです。自分でできる喜びや楽しさを感じて、またやってみたい!という
気持ちが育っていますね。
その子なり、ご家庭なりにできる『おにぎり作り』について工夫してくださり、ありが
とうございました。
これからもぜひお散歩デーや園外保育、休日の朝ごはんになど、おにぎり作りの機会を
家庭で持ってみましょう。
具を選んだり、ラップで包んだり、炊きたてのごはんの熱さを感じたりなど、子どもた
ちが喜んで調理に加わることも、食への関心を高める立派な食育です。