東京都文京区千駄木2丁目

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平成1
3年1月2
2日(月4回・月曜日発行)
週刊
東京都文京区千駄木2丁目
東京不動産企画株式会社( 6番地6号
・不動産の売買・仲介
・賃貸借物件の管理業務・仲介
・宅地造成・建物の建設及び設計施工・その
他付帯する一切の業務
・損害保険・生命保険代理業務
業務内容
賃貸借業務管理委任契約
1.滞納家賃保障制度
滞納家賃を立て替えることによりオーナー
に確実な収入を保証すると同時に煩わしい催
促業務から開放。ただし、空室期間は別とす
る。
2.入居者の募集
業界最大手情報網「アットホーム」、最新業
界インターネット「レインズ」を駆使。ホー
ムページも開設、地元に2店舗を構え、早い
客付けはもちろん「安心できる客付け」を心
掛ける。
3.入居者の審査と賃貸借契約の代行
入居者の人柄、支払能力等、厳重に審査し、
万全な内容の契約書を持って契約の代行を行
う。
4.苦情の受付と処理
入居者の苦情を受け付け、入居者とオーナ
ーとの間を調整し、処理をする。
5.契約更新業務
更新案内、賃料改定の交渉、契約の締結を
行う。
6.退去時の処理
入居者と立会いの上、室内損害の査定、リ
フォームの見積もり、敷金の清算、入居者の
第2
2
3号
本社入居ビル
本社入居ビル
営業内容
平成6年1
1月2
4日第三種郵便物認可
東京都港区西麻布4―1
2―
) 興和プロパティ・マネジメント株式会社(24
)
会社概要
設立
昭和22年8月(社名 文京不動産)
昭和40年1月(社名変更 東京不動産企画)
昭和52年12月(法人組織 東京不動産企画株
式会社)
資本金 1000万円
代表者 取締役 佐藤 康祐
所在地
本社 東京都文京区千駄木2丁目6番地6号
根津店 東京都文京区根津1丁目22番地14号
従業員数 本社
3名
根津支店 5名
合計
8名
取引銀行 住友銀行
第一勧銀銀行
富士銀行
東京三菱銀行
朝日信用金庫
北部信用組合
・便利帳
会社概要
設
立 平成12年6月1日
資 本 金 1000万円
(出資比率 興和不動産70%、
日本設計30%)
代表取締役 片山直久
(興和不動産常務取締役)
業務内容
プロパティマネジメント
建物施設管理・保安警備・営繕工事・リニ
ューアル計画策定・ランニングコスト管理・
テナントケアなど
プロジェクトマネジメント
工事企画内容チェック・施工業者の検討・
見積査定・行政折衡・近隣対応など
デューデリジェンス
市場調査・権利関係調査・収益調査・建物
診断・耐震診断・キャッシュフロー予測など
コンサルティング
ビル建設・オーナー代行・リニューアル・
保守メンテなど
再募集を行う。
7.清算書の作成と送金
入居者の賃料等は一度当社に振り込まれ、
管理手数料及び必要とされた立替金等を差し
引きの上、オーナーに毎月10日までに振り込
み同時に清算書を届ける。
8.賃貸事業に関する経営、運営相談、税務
相談
社員及び顧問弁護士、顧問税理士があらゆ
る問題に対応。
売買及び不動産活用運営に関するアドバイス
1.相続・売買・その他不動産問題
不動産に関してあらゆる問い合わせに対
応。
2.開発事業
ビル・マンション・アパート建築の設計プラ
ン、採算計画表の作成。
事業スタイル
昭和22年に設立以来、谷中・根津・千駄木
を中心に賃貸管理、売買を行う。管理委任さ
れている物件は地元だけで100件以上有り、
歴史と実績を踏まえ、堅実と誠実を経営理念
に発展を続ける。
賃貸物件のオーナーと管理委託契約を結ぶ
ことにより、経営の煩わしさからの解放、入
居者とオーナーとの最も有がちだったトラブ
ルの解消を目指し、安心とゆとりの生活を提
供している。
地元密着の利点を生かして情報収集を行
い、地域とともに発展していくため、地域に
合った不動産運営を提案し続けている。
事業スタイル
日本興業銀行系列の総合不動産会社である
興和不動産と、新宿三井ビルやノースピア、
新宿モノリスなどに実績を持つ国内屈指の設
計事務所である日本設計両社の出資により昨
年6月誕生したプロパティマネジメント会
社。
専業的なプロパティマネジメント会社と異
なり、母体となる興和不動産が50年を超す実
績を有するビルオーナーであり、しかも品川
インターシティの様な最新鋭の大型物件から
老舗ビルまで幅広いスタイルのビルを所有・
運営するノウハウを持っており、自らの体験
に基づく実践的なマネジメントを提案出来る
のが強味となっている。
また日本設計のノウハウ、人材を活用でき
ることでビルの改修工事監修などにも効果的
に対応することが可能になっている。
当面は中型∼大型物件のマネジメントを中
心に受託を図っていくが、現在興和不動産が
所有・管理する物件等の近くであればその物
件と共同管理をする形で小型ビルについても
請け負うことも可能になる。
更に全体的なコンセプトとしては他社に対
しコスト面での競争力よりもマネジメントの
質を前面に出す形で市場内での地位確保を目
指すという。つまりは同社にマネジメントを
依頼することで管理コストの削減を図りキャ
ッシュフローの改善を図るのではなく、ハー
ド・ソフト両面をグレードアップさせ、より
好条件でのテナント入居を促しキャッシュフ
ローを拡大させるということが可能になると
いえる。
トピックス
昨年6月の誕生以来、約4万平米の管理実
績を蓄積させて来た同社だが、昨年末にパシ
フィックセンチュリープレイス丸の内(仮
称)のプロパティマネジメント業務の受託に
成功した。
同ビルの竣工予定は今年の11月、つまり竣
工前よりプロパティマネジメントを取り入れ
るということになる。こうしたケースは大型
物件については国内初になる。
現在はキャッシュフローの拡大に向け「よ
り効率的な貸し方」を中心にコンサルティン
グを行っているが、将来的には建物内装材な
どの選択などを行い、長期的なライフサイク
ルコストの短縮についての提案を行っていく
予定だという。
パシフィックセンチュリープレイス丸の内
は香港の投資会社である日本パシフィックセ
ンチュリーグループが建てるオフィス・商業
施設複合型の大型ビルで、2002年以降本格化
する JR 東京駅周辺再開発事業の先駆的存在
となる。その様なビルのコンセプト、立地面、
立場などが興和不動産の所有物件である品川
インターシティと似ており、そうした共通点
も同社のマネジメント受託につながったと考
えることが出来そうだ。