新高尾23-19

新高尾小通信
平成23年11月24日発行
平成 23 年度
第19号
子どもたちと一緒に、
人権について考えています
新高尾小学校では、11月21日(月)から12月9日(金)までを、人権について学習
する期間として、様々な取り組みをしてきています。
○人権朝礼(全校で、学年で)、○人権集会(人権宣言を発表する)、○エイズについて
の学習、○レッドリボン作りと着用、○募金活動(「赤い羽根共同募金」
「ユニセフ募金」)
などの諸活動を行う中で、子どもたちの人権尊重の意識を高めることをねらいとしてい
ます。
子どもたちを見ていると、会話の中に友だちを傷つける言葉(言ってる本人にはそう
いう意識がないのかも知れませんが・・・)を平気で使っている様子を耳にすることが
あります。また、その延長線上にあるのでしょうか、仲間はずれにしたり、手を出した
りといったことが見られます。
人権学習を集中してやったからと言って、明日から子どもたちが人権意識に目覚め、
友だちを傷つけたりする言葉遣いや態度が全く無くなるとは思っていません。しかし、
人権について繰り返し考えることで、人権意識がわずかずつでも高まってくるものと思
います。わずかな一歩の積み重ねにより、新高尾小の子どもたちが心やさしい子に育っ
( 人
ていってくれることを願ってやみません。
高 権
崎 読
そして、子どもたちの人権意識を高めるため
市 本
・ 「
には家庭での育ちも大切です。普段の何気ない
高 ほ
崎 ほ
会話の中で、子どもたちは自然に人権意識を深
市 え
めていきます。生活の中やテレビなどを見てい
教 み
育 ー
る中で、人権に関わる場面に遭遇することが多
委 し
員 あ
くあると思います。そんな時、人権のことを話
会 わ
発 せ
題にしてみてください。人権のことについて考
行 っ
) て
える機会としてみてください。
よ な
り あ
「子は親の鏡」といいます。お父さんやお母
に
ー
さん、おじいちゃんやおばあちゃん、地域の方
」
が人権尊重の手本となってやってください。
新高尾小2
渡辺ナイルくん
明治5年公布の「学制」ではありませんが、
年
「邑(村)に不学の戸なく家に不学の人なからしめん事を期す」と同様、
「邑(村)に人権
無視の戸なく家に人権無視の人なからしめん事を期す」ことに取り組んでいただければ
幸いです。そして、
「新高尾小から人権無視の子なからしめん事を期し」たいものです。
ご家庭で人権について考えていただくために、「ほほえみ-しあわせってなあに-」
に掲載された「深いい話」を引用します。
○「ありがとう」「ごめんなさい」
おかあさんが幼い子どもにも「ありがとう。」「ごめんなさい。」
『なんでいつもそう言うの。』『なんであやまるの。』
こんな親でありたい
だって、あなたもひとりの人間だもの。
ものですね。
○みんな必要な人
「おばあちゃん、これやって。」「いいかい、よく
この世にいらない
人間なんていない
見ておいで。」笑顔で返事のおばあちゃん。
んですよね。
「おじいさん、これ教えて。」「どれどれ。」なんでも知ってるおじいさん。
身につけた、豊富な知識と経験を話してくれてありがとう。
みんな誰かにとって必要な人。あなたも誰かにとって必要な人。
○いっしょうけんめい
どうしても先入観であっ
たり、固定した考えで人を
親子でそろって夕食準備の時間です。
みてしまいがちですよね。
包丁を使い上手に野菜を切る子「男の子なのに上手に包丁が使えるね。」
慌てて皿を落としてしまった子「女の子のくせに落ち着いてできないの。」
「・・・なのに」でほめられる子
「・・・くせに」でしかられる子
二人ともいっしょうけんめい手伝っているのに-。
校長室から・・・
反省、反省・・。
「掃除が一番!!」
○全校朝礼で、
「掃除がしっかり出来ていない」
「掃除をしっかりしよう」と何回か話し
ました。●その際、
「2・2・1の法則」があることも話しました。学校通信を読まれ
た方から「同感です」というお便りをただきました。●今、子どもたちの掃除への取り
組みが変わろうとしています。以前に比べて、たくさんの子どもたちが掃除にきちんと
取り組むようになっています。●「2・2・1の法則」から「3・1・1の法則」へと
変わりつつあります。○今はどれくらい真剣に取り組めるか、これまで流していた掃除
の時間の音楽を消して取り組んでいます。○一生懸命掃除をする子どもをたくさんほめ
てあげたい思いです。