グローバルCOE(日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点)

グローバルCOE(日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点)
学位論文テーマ設定型入学試験要項
(2008 年 4 月入学)
Ⅰ.募集する研究科・専攻・専修・課程・入学定員および募集人数
研究科
専攻・コース
課程
入学定員
募集人数
博士課程後期課程
35 名
若干名
人文学専攻
文学研究科
(日本文学専修、日本史学専修、
地理学専修、綜合人文学専修)
理工学研究科
総合理工学専攻
博士課程後期課程
75 名
若干名
政策科学研究科
政策科学専攻
博士課程後期課程
15 名
若干名
先端総合学術専攻
博士課程(一貫制)
30 名
若干名
先端総合学術
研究科
※先端総合学術研究科は 5 年一貫制の博士課程ですので、3 年次入学試験となります。
※入学定員は、全入学試験方式をあわせたものです。
Ⅱ.出願資格
次の①、②、③、④のいずれかおよび⑤・⑥の要件を満たす者。
① 修士の学位を有する者、または 2008 年 3 月までに修士の学位を授与される見込みの
者。
② 外国の大学において、修士の学位に相当する学位を授与された者。
③ 留学生の在留資格で日本の大学を卒業した者または 2008 年 3 月までに卒業見込みの
者。
※ ただし、大学院での講義を理解できる程度の日本語能力を必要とします。
④ 修士の学位を有する者と同等以上の学力があると認められる者
※ 入学試験要項別冊 4 ページを参照してください。
⑤ 以下に定める博士学位論文テーマ分野に合致する研究計画を有し、3 年の間に当該
分野で課程博士論文を執筆・完成する強い意志を有する者。
⑥ 原則、35 歳未満の者。
(日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点 2008 年度テーマ分野)
A.京都文化研究【文学研究科人文学専攻】
(予定担当教員:川嶋將生、杉橋隆夫、木立雅朗、冨田美香)
・デジタル環境下における京都文化と形象
・平安貴族の行動と分析−古典史料アーカイブ利用の試み−
B.日本文化研究【文学研究科人文学専攻、先端総合学術研究科先端総合学術専攻】
(予定担当教員:赤間亮、木村一信、和田晴吾、John Carpenter)
・デジタル環境下における日本文化の伝統と現代
・WEB 環境を活用した比較日本文化学
・日本文化研究におけるデジタルアーカイブの構築と活用
(日本文化には考古学、歴史学、文学、芸術学などの分野が含まれます。
)
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C.歴史地理情報研究【文学研究科人文学専攻】
(予定担当教員:矢野桂司、中谷友樹、河角龍典、金田章裕)
・バーチャル時・空間の活用・構築に関する研究
・歴史都市京都を対象とした歴史 GIS に関する研究
・歴史都市京都を対象とした歴史地理学的研究
D.デジタルアーカイブ技術研究【理工学研究科総合理工学専攻】
(予定担当教員:八村広三郎、Ruck Thawonmas、山下洋一、前田亮)
・伝統芸能における身体動作の定量的解析
・古典籍や浮世絵などの歴史的資料を対象とした文書画像解析
・Propp 物語構造論及び事例ベース推論による物語の映像表現
・能楽等の伝統音楽デジタルアーカイブのための音響情報処理
・言語・時代・文化横断型のデジタルアーカイブ統合検索技術
E.Web 活用技術研究【政策科学研究科政策科学専攻、理工学研究科総合理工学専攻】
(予定担当教員:稲葉光行、細井浩一、八村広三郎、Ruck Thawonmas、前田亮)
・協調的アーカイブ構築のための基盤システムに関する研究
・文化・歴史的コンテンツに基づく e-Learning システムに関する研究
・インタラクティブ・ゲームのアーカイブ化と Web 上での活用技術に関する研究
・Web アーカイブにおける情報の長期保存に関する研究
・Second Life 環境下における仮想展示に対する鑑賞者の行動分析
※ グローバル COE の詳細は、以下の URL をご参照ください。
http://www.ritsumei.jp/humanities/index_j.html
Ⅲ.選考方法・試験科目
①第一次試験
・書類選考
②第二次試験(第一次試験に合格した者を対象に実施)
・面接試験
Ⅳ.試験日
第二次試験 2008 年 2 月 17 日(日)
Ⅴ.試験時間割
9:30∼9:45
10:00∼
入室・説明
面接試験
※面接は各人 30 分程度を予定していますが、受験者数、順番によっては遅くなる場合があ
りますのでご留意ください。
Ⅵ.試験場
立命館大学衣笠キャンパス(試験会場は受験票交付の際に指示します。
)
※受験票は、第一次試験合格通知とともに郵送します。
Ⅶ.出願方法
1.出願書類
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入学検定料(35,000 円)を納入の上、下記書類を一括して提出してください。
(1) 入学志願票(本学所定用紙−白色)
※入学検定料の金融機関収納印が押されているもの
(2) 履歴書(市販用紙)
(3) 大学(学部)卒業証明書
(4) 最終学校の成績証明書および修了証明書
※外国の大学において修士の学位に相当する学位を授与された者は学位授与
証明書
(5) 調査書(本学所定用紙 様式 1)
※希望研究科、専攻、専修を必ず記入してください。その決定の際は、必ず
事前に指導希望教員と相談してください。
事前相談は、[email protected] までご連絡ください。
(6) 大学院に入学後希望する研究分野・内容(本学所定用紙 様式 2)
(7) 研究計画書(書式自由・日本語 2,000 字程度および英文 600words 程度)
※上記(5)の内容を詳細に記載してください。
※英文の研究計画書については、キーワード 5 つ程度を明示するとともに、
明示したキーワード全てを使用して作成してください。
(8) 修士論文(またはそれに相当する研究業績)およびその要約(日本語 2,000
字程度)
※他の論文を併せて提出し、審査の対象とすることができます。
(9) 業績一覧(書式自由)
※これまでに発表した論文や学会発表などの情報を記載してください。
2.出願期間
2008 年 1 月 7 日(月)∼2008 年 1 月 18 日(金)
※出願は郵送に限ります。締切日消印有効。
3.出願書類請求先・送付先
立命館大学 大学院課
〒604-8520 京都市中京区西ノ京朱雀町1
TEL:075-813-8178(直通)
Ⅷ.合格発表日
①第一次試験合格発表日 2008 年 2 月 8 日(金)
※第一次試験の合否結果の通知は、志願票に記載いただいた住所宛に郵送いたしま
す。第一次試験の合否結果は研究科事務室前掲示板では発表いたしませんのでご
注意ください。
②第二次試験合格発表日 2008 年 2 月 29 日(金)
※第二次試験の合否結果は、各研究科事務室前掲示板にて発表するとともに、合否
結果の通知を志願票に記載いただいた住所宛に郵送いたします。
Ⅸ.入学手続期間
2008 年 2 月 29 日(金)∼2008 年 3 月 14 日(金)
※入学手続書類は合否結果の通知に同封します。
※上記期間内に所定の手続をとる必要があります。
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Ⅹ.グローバルCOE・リサーチアシスタント(RA)
本入学試験に合格し、所定の手続を経て入学した者は、以下の条件で RA として雇用さ
れます。
① 給与額
月額 25 万円
※ なお、本 RA 雇用者は、審査の上、グローバル COE「日本文化デジタル・ヒュー
マニティーズ拠点」の経費より年額 100 万円までの研究活動経費の給付を受け
ることができます。
② 勤務内容
(1) 本 GCOE 研究に関係する業務。
(2) 勤務にあたっては、以下の条件を遵守しなければなりません。
a. GCOE 研究及び本 RA 業務に専念すること。
b. その他の RA、学内外の TA、アルバイト等に原則として従事しないこと。
③ 雇用期間
2008 年 4 月∼2011 年 3 月(36 ヶ月間)
※ 毎月 20 日(20 日が金融機関の休業日の場合は翌営業日)に所定の銀行口座に
振り込みます。
※ 36 ヶ月より短い期間で学位論文を提出するなどして退学した者は、退学時点ま
でしか雇用されません。
④ 日本学術振興会 特別研究員に採用された場合
本入試を経て GCOE・RA として雇用され、かつ日本学術振興会特別研究員(DC1・DC2)
に採用された場合、特別研究員(DC1・DC2)の研究奨励金月額支給額(現在は 20
万円)を差し引いた金額(現在の基準で計算すると月額 5 万円)に減額します。振
り込み手続の関係で減額が間に合わず、特別研究員(DC1・DC2)の奨学金支給と本
RA 給与(月額 25 万円)の振り込み月が重複した場合、それ以降の月の本学の奨学
金振り込みで調整します。
また、上記の GCOE による研究活動経費(年額 100 万円上限)は受給できず、日本学
術振興会が特別研究員に対して支給する科学研究費補助金(特別研究員奨励費)
(年
額 150 万円上限)に申請するものとします。
さらに、本学では特別研究員(DC1・DC2)に採用された場合、および採択されなく
ても見込みがあると見なされた場合、学費(年額 50 万円)が免除・減額されるメリ
ットがあります。以上をまとめると以下のようになります。
(参考:GCOE・RA 制度の給与、特別研究員の研究奨励金について)
a.本 RA 雇用+DC1・DC2 申請・採択
合計:350 万円
・20 万円×12 ヶ月(特別研究員として)
・5 万円×12 ヶ月(本学 GCOE・RA として)
・50 万円(本学学費免除)
※科学研究費補助金(年額 150 万円上限)
(特別研究員として)
b.本 RA 雇用+DC1・DC2 申請・
(本学で)準ずる者と認定された場合
合計:325 万円
・25 万円×12 ヶ月(本学 GCOE・RA として)
・50 万円×1/2(本学学費減免)
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※研究活動経費(年額 100 万円上限)
(本学 GCOE・RA として)
c.本 RA 雇用のみ
合計:300 万円
・25 万円×12 ヶ月(本学 GCOE・RA として)
※研究活動経費(年額 100 万円上限)
(本学 GCOE・RA として)
d.DC1・DC2 のみ
合計:290 万円
・20 万円×12 ヶ月(特別研究員)
・50 万円(本学学費減免)
※科学研究費補助金(年額 150 万円上限)
(特別研究員として)
⑤ 雇用の中止
以下のいずれかの条件に当てはまる場合、本 RA の雇用を中止します。
(1) 日本国の法律・条令などの諸制度、または本学の諸規定に違反し、本学大学院学
生としての規範を著しく欠いたと認められる場合。
(2) 研究計画や学位論文のテーマが、
入学試験時に申請した内容と著しくかけ離れて
いると認められた場合。
(3) 研究が計画どおり進まず、3 年間での博士学位論文完成が困難だと認められた場
合。
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