Challenge 2018 中期経営計画2018 2016年6月27日 東邦アセチレン株式会社 1 Corporate Vision 東邦アセチレングループ各社は、 地域に寄り添い、 確かな品質の製品を、安全かつ安定的に 皆さまへお届けいたします。 2 総括: 震災からの復活 1 収益 ・連結純利益は2014年度に1,028百万円、201 5年度に1,056百万円となり実質過去最高益を 更新。同時に5期連続での増益を達成。 投資 ・ 2015年度には、青森、山形地区を初めとして総 額19億円の投資を実施、将来への事業基盤を 強化した。 ・震災を機に、本社を東京から多賀城に移転。主要 事業 マーケットである東北地区に根差し、営業、管理、 再構築 技術の3本部一体となった提案営業を展開。 3 総括: 震災からの復活 2 財務状況 株主還元 ・連結株主資本は2016年3月期には113億 円へと増加、震災直後の2011年3月期比 1.65倍へと拡大した。またNET有利子負債 は、同時期に49億円から10億円へと低減。 同時にNET DERも、0.72倍から0.09倍へ と大幅に改善した。 ・2013年3月期に復配。1株当たり2円の期 末配当を実施した。以降14年3月期に3円、 15年3月期に4円へと増配、そして15年10 月の株式併合(5株→1株)を経た16年3月 期には、25円と連続増配を実施した。 4 Challenge 2018 目指す姿 ・焦点を絞ったセグメント戦略による持続的成長と連結純利益15億円への拡大。 ・株主資本の拡充を行いつつ、安定的にROE10%以上を目指す。 5 Challenge 2018 基本方針 事業戦略 ・強固なプラットフォームを有する既存卸売事業の再構築。 ・成長分野となるコンシューマー事業に重点的に人材と資金 を投入。マーケットリーダーとしての地位を確立する。 ・知験を活用できる分野への積極的な投資。 技術戦略 ・時代に即した多様なニーズに応え得る、技術力の維 持・ 向上。 ・老朽化設備・施設の計画的リニューアルによる継続的な 安定供給体制の構築。 財務戦略 ・資本構成の最適化による企業価値向上。 ・規律ある投資による潤沢なフリーキャッシュフローの創出と資 産の質の向上。 人材戦略 ・事業戦略を見据えた人材の育成、グループ事業会社と の人事交流の促進。 6 ⅤPillars:分野別成長戦略 産業ガス ・収益基盤を支える事業として、着実な成長を続ける。 ・グループシナジー強化による卸売事業の再構築。 ・シリンダービジネスを核とした小売分野の強化。 ・アグリ分野における新規事業と付加価値の創出。 エネルギー ・産業用・民生用両分野における需要創出。 時宜に適った商材、新分野事業を組合わせた展開による事 業機会の拡大、および収益力の向上。 ・サプライチェーンの見直しによる充填・物流コストの低減。 メディカル ・当社グループの強みである地域密着型のサプライ拠点を生か し、医療機関とのクローズコンタクトにより拡販を実践。 ・医療・介護機器の拡充と提案営業による販売。 コンシューマー ・エスプーマ事業:マーケット・リーダーの地位を確立。新規分野の開 拓並びに物流網の整備により更なる収益増へ。 ・食材事業:リテール化、グローバル化の推進。 機 ・グループシナジー強化による収益力アップ。 ・物流体制の再構築によるコスト低減。 材 7 定量目標 2018 (連結P/L C/F) 売上高 2018年度 380億円 (2015年度比 1.2倍) 経常利益 2018年度 24億円 (経常利益率 6%以上へ) 純利益 2018年度 15億円 (2015年度比 1.5倍) 新規投融資 2016-18年度 30億円 (事業戦略に則った規律ある投資) 2016-18年度累計 40億円 フリーキャッシュフロー (毎年安定的に10億円以上) 8 定量目標 2018 (連結 B/S) 株主資本 2018年度 150億円 (2015年度 113億円) 自己資本比率 2018年度 50%以上 (2015年度 40.8%) NET 有利子負債 2018年度 現行水準程度 (2015年度 10億円) NET DER 2018年度 現行水準程度 (2015年度 0.09倍) ROE 2016-18年度 10%以上 (株主資本拡充との両立) 9 株主還元・配当政策 連結配当性向 連結純利益の20%以上を目指す。 連結配当性向 一株あたり 配当金 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2018年度 7.2% 10.7% 13.6% 16.5% 20%以上 15円 20円 25円 10円 注)当社は2015年10月に株式併合(5株→1株)を行っております。従い、2012年 度から14年度に至る一株あたり配当金につきましては、株式併合後の仮定数値 (2円→10円他)に置き換えています。 10 本資料に記載されているデータおよび将来に関する予測は、本資料の発表日現在の 判断や、入手可能な情報に基づくものであり、経済情勢や市場動向の変化等、様々 な理由により変化する可能性があります。従い、本資料は、記載された目標・予想及 び将来の業績を保証するものではありません。 11
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