第8回美深町学校給食準備委員会会議録 1 日時 平成 26 年 6 月24日(火) 午前9時00分 ~ 午後3時30分 2 場所 佐呂間町学校給食センター 3 出席者 委 員 長 中 西 忠 幸 委 員 中 村 剛 委 員 赤 島 吉 昭 委 員 十 亀 委 員 和 田 由 委 員 山 委 員 委 委 4 欠席者 5 事務局 名寄地方食品衛生協会美深支部副支部長 美深中学校長 仁宇布小中学校長 肇 美深小学校PTA副会長 紀 美深小学校PTA代表 下 みゆき 美深中学校PTA代表 塩 﨑 智 史 仁宇布小中学校PTA会長 員 園 部 一 正 美深町商工会長 員 今 泉 光 一 JA北はるか営農販売部長 副委員長 福 家 尚 美深小学校長 委 員 内 山 徹 美深中学校PTA会長 委 員 田 中 子 美深町住民生活課保健福祉グループ参事 教 育 長 石 田 徳 政 充 学校給食準備室長 竹 田 学校教育係長 佐久間 教育次長 哲 新 二 玉 置 一 広 学校給食準備室副主幹 臨時職員 奥 山 みどり 半 田 美 知 佐呂間町学校給食センター視察結果(報告) 1.視察日時 平成26年6月24日(火)13:00~15:30 2.訪 問 者 美深町教育委員会 石田教育長、玉置次長、竹田室長、半田副主幹、佐久間 係長、奥山臨時職員 学校給食準備委員会 中西委員長、中村委員、赤島委員、十亀委員、和田委員、山下 委員、塩﨑委員、園部委員、今泉委員 3.対 応 者 佐呂間町教育委員会 教 育 長 香 川 健 一 管理課長 谷 口 義 春 佐呂間町学校給食センター 次 長 栄養教諭 橋 本 俊 一 林 瑠実子 4.視察内容等 1)給食センター施設概要 ①名 称 ②開 設 年 月 日 ③構造 佐呂間町学校給食センター(佐呂間小学校内) 平成19年2月 鉄筋コンクリート造平屋建 ⑤敷 地 面 積 2,112.40㎡ ⑥建物延床面積 985㎡ ・給食棟面積 889㎡ ・渡り廊下面積 13㎡ ・廃水処理施設 83㎡ ⑦調 理 能 力 1日 600食 ⑧調 理 方 式 ドライ方式 5.記録(概要) ◎佐呂間町教育委員会(13:00~14:20) 1 挨拶 佐呂間町教育委員会 教育長 香 川 健 一 2 美深町代表者挨拶 美深町教育長 石 田 政 充 3 説明者紹介 4 説 明 ① 給食開始までの準備体制や流れ等 ② 会計方式(学校との連携) ③ アレルギー対策 ④ 地元食材の利用等 5 質 疑 事務局:3つほど質問させてください。 調理員の勤務時間ですが、始まりは8時からで終了時間が それぞれ違いますが、ローテーション制になっているのでしょうか。 栄養教諭(佐):委託業者の主任が勤務シフトを組んでおり、ある程度調理員の希望を聞いている ようです。 事務局:作業工程で下処理担当、御飯を炊く担当、釜担当、揚げ物担当等が決まっていると思いま すが、その担当も委託業者のほうで同じ作業ばかりにならないように考えているのでしょうか。 作業 工程表も委託業者で組んでいるのでしょうか。 栄養教諭(佐):委託業者が組んでくれて、栄養教諭と確認するということになっています。 事務局:配送時間ですが、出来上がってから各学校に配送するわけですが、トラック1台に全学校 分を積んで運ぶのでしょうか。 教育長(佐):全部を積んで10時30分にセンターを出発し、最後の配送地である浜佐呂間小学で 休憩し、昼食を摂って回収しながら逆周りで戻ってくる形になっております。 事務局:給食センターのお昼からの作業ですが、佐呂間小学校分の洗浄は午後にすぐ作業に入れ ると思いますが、その他の学校分の洗浄作業は14時30分から始まるということですね。 栄養教諭(佐):佐呂間小学校分は13時30分から洗浄を始めて、丁度作業が終わる頃に戻ってま す。 事務局:作業時間の空白時間はないということですね。 配送の走行距離はどのくらいでしょう。 課長(佐):片道26キロメートルほどと思います。 事務局:洗浄作業は何時頃に終了でしょうか。 栄養教諭(佐):15時30分頃には終了します。 事務局:栄養教諭は学校での食育等もあると思いますが、献立作成や見積もりや発注作業もある と思いますが、アレルギー対応の書類作成等も栄養教諭一人で担っているのでしょうか。 次長(佐):そうです。 うちの栄養士さんはがんばっております。 教育長(佐):栄養教諭は現実的に頻繁に各学校には行けている状況にはありません。 教育委員 会としてはもっと行ってほしいと思っていますが、実態としてはなかなか行けません。 事務局:学校でまず打ち合わせをしてから、給食センターに戻って作業をし、給食時間は学校に戻 ってという、行ったりきたりの状況なのでしょうか。 栄養教諭(佐):基本的に午前中は給食センターにいて、午後は学校にいるという形になっておりま す。 事務局:献立等は学校でたてる感じでしょうか。 栄養教諭(佐):そうですね。 資料を取りに給食センターに戻ってきたりして、行ったりきたりしなら 作業を進めています。 事務局:補助的な仕事をしてくれる事務員的な人はいない状況で、全て一人で行なっているというこ とでしょうか。 教育長(佐):ちょっと厳しいかもしれませんが、誰もおりません。 委 員:献立詳細表等は給食センターで使用するものなのか、保護者にお渡しするものなのでしょう か。 栄養教諭(佐):保護者と担任の先生に見てもらうために学校に毎月配るもので、調理員には違う 形で示します。 委 員:食材で冷凍食品等があると思いますが、どういったものが出来合いのものになるのでしょう か。 栄養教諭(佐):献立詳細表の裏に細かい原材料が書かれていますが、調理時間が2時間程度し かありませんので、コロッケやシュウマイ等は加工食品です。 委 員:こめ印が付いているものが加工品ということですね。 栄養教諭(佐):そうですね。 委員長:食材関係は町内商工業者6社が主に納入しているということでしたが、町外業者も含めて 衛生管理の面でクリアしていただけなければならない課題等は、業者に示したのでしょうか。 教育長(佐):条件を出しています。 委員長:食器は強化磁器ということでしたが、デメリットとして割れやすいということがあると思いま すが、補充はどの程度なのでしょうか。 教育長(佐):基本的に1割程度を予算化しています。 100個あったら年間10個分程度です。 栄養教諭(佐):その都度在庫を確認して減ってきたら購入するという形なので購入数は決まってい るわけではないです。 次 長(佐):平成25年度で70枚程度破損して、同数を購入していますが、年度によって破損数に 違いがあります。 栄養教諭(佐):カゴに入ったまま落としてしまって全部割れたということがありました。 教育長(佐):基本的に業者からは、1割程度見ておけば問題ないと言われました。 委員長:学校で起きる破損と配送を含めた作業時の破損は両方あるのでしょうか。 栄養教諭(佐):作業時よりも、学校のほうが多いです。 教育長(佐):1割程度は破損するということで、必要経費として見ておく必要はあると思います。 食材の関係で条件ですが、基本的に新鮮で安全ということと、食品は衛生管理に勤め、納入までは 安全に保管してくださいとか、給食センターが指定する日時までに納入してください等です。 基本的 にその日の朝に納入してもらうことになりますので、何項目かをそれぞれの業者に示して、契約書の 中にもしっかりとうたっております。 委 員:給食費は口座振替が9割ということでしたが、残りの1割の方の理由はどのようなことなの でしょうか。 次長(佐):基本的には、新入学生等に給食は口座振替できますという案内をだします。 兄弟が既 に学校に通っている場合は、一応一緒だろうという判断で同じく口座振替という処理をしています。 口座振替の申し込みがなければ、納付書を送って金融機関で支払っていただいております。 委 員:最終的には、回収率が100%になれば、どういう形で納めていただいても良いかなと思い ますけれども。 次長(佐):ぎりぎり、どうにかこうにか納まっている形になっております。 教育長(佐):正直、納入が遅れることもありますし、口座振替でも口座にお金がない場合もありま すので、遅れる分はやはりあります。 次長(佐):残高不足の場合は、次の月に前の月と併せて依頼をする等の方法をとっています。 教育長(佐):開設当初は、こういった事務があるので給食センターに職員2人を配置していました が、ある程度年数が経って慣れてきたので、一人減らして給食センターは職員1人ということにしてい ます。 委 員:給食センターは重油で運営されているということでしょうか。 次長(佐):そうです。 委 員:重油を選定したのは、価格ということでしょうか。 教育長(佐):電気にしようか重油にしようかということでは悩みました。 最終的に重油であれば町 内の商店から買うでしょうと、電気は北電なので、ランニングコストはそれほど変わりがなかったので 地元のことを考えて重油でやろうと決めました。 委 員:軽油は除雪の燃料でしょうか。 次長(佐):給食配送車の燃料です。 教育長(佐):配送は委託だけれども、車両も燃料も町で支出しています。 委 員:車両の車検等も町で見ているということですね。 もし事故が起きたらどうしているのでしょ う。 教育長(佐):事故はありませんが、車両が故障したということはあります。 その時は別な形で給食 を配送しました。 委 員:事故が起きた場合は、委託業者とはどうなるのでしょうか。 取り決め等はありますか。 教育長(佐):事故だけは心配ですので、必ず法定速度は守ってください等の指導はしています。 委 員:事故や故障時の代替の車両は用意しているのでしょうか。 教育長(佐):ライトバン等の町の公用車を利用して、コンテナではなくバラで運びました。 委 員:食缶の温度というのはどうなのでしょうか。 教育長(佐):当初の話では、温度はそれほど下がらずに熱いまま行きますという話しだったのです が、現実にはある程度ぬるくなります。 強化磁器は熱いものを入れると熱いのですが、遠い距離の 学校では、それほど熱くなく、少し冷めています。 委 員:食缶は保温性のものと思いますが、更に保温に対する工夫はされているのでしょうか。 栄養教諭(佐):熱いほうは食缶に頼りきりですが、冷たい方は保冷材を入れて対応しています。 委 員:一番遠い学校では食べるまでに2時間近くかかるので、ある程度冷えているということです ね。 教育長(佐):冷えているというのではなくて、ぬるくなっている状態です。 栄養教諭(佐):温度は年に一度計測していますが、確か汁物は65度くらいだったと思います。 委 員:給食の日数ですが、各学校から給食の日数が出されると思いますが、打ち切りではなくて 必要な食数は提供するということなのでしょうか。 教育長(佐):佐呂間町は打ち切りしておりません。 学校の都合に合わせて提供しています。 へ き地保育所は夏休みがありませんので、給食センターは清掃期間を休み中に設定していますので、 その時は弁当をもってきてもらっています。 次 長(佐):清掃は5月の連休中に行い。 夏休み中に調理器具の点検と清掃。 冬休み中にも清 掃ということで3回行なっています。 委 員:天候等で給食が配送されなかったことはあったのでしょうか。 あった場合の対応はどうな のでしょうか。 栄養教諭(佐):昨年の大雪のときは、配送トラックも出せない状況でしたが学校も休校になったの で、給食を配送しなければいけないときに配送できなかったことは一度もありません。 次長(佐):学校も休みになりますので。 教育長(佐):給食費は、そこは加味しないので支払っていただきます。 委 員:給食費の清算のことですが、インフルエンザにかかった場合は一週間程度休みになります が、佐呂間町さんでは3日前までに申し出ということなのでインフルエンザと解ってお休みして、3日 目から給食がとまると思うのですが。 教育長(佐):そうです。 そこからの計算になります。 委 員:今まで、保護者からの不満とかトラブルとかが起きたことはないのでしょうか。 教育長(佐):私は今まで聞いていません。 保護者説明会の時にそこの質疑はありますが、説明を しますので了解済みという形で運用させてもらっています。 委 員:給食を再開する場合も3日前でしょうか。 栄養教諭(佐):再開の場合も3日前に報告をもらうのですが、インフルエンザで停止する人はほと んどいなくて、入院とか、ある程度わかっている場合がほとんどで、あまり保護者も気にしていない人 が多いです。 教育長:給食費は公会計方式なので町のほうに入ることになると思うのですが、未納はあるのでし ょうか。 教育長(佐):正直、何件か今年も残っていますが、平成24年度までは全て整理がついています。 平成25年度で若干収まっていない人がいます。 なかなかお金の管理が厳しい世帯が何件かありま すが、その世帯には校長先生に委任して、町からの準用保護の費用を給食費として徴収させていた だいています。 教育長:給食費が集まらなくてメニューに影響するということはないということですね。 教育長(佐):私会計であれば、当然にそういうことは起こり得ますが。 教育長:公会計なので大丈夫ということですね。 保育所にも給食を提供しているというお話があり ましたが、保育所は0歳児から入所しているのでしょうか。 教育長(佐):市街地にある保育所は0歳児からですが、へき地保育所は3歳児からです。 教育長:市街地の保育所へは給食センターから給食提供はしていないということですね。 アレル ギーの関係で個人調査票を全員から出していただいて、それに基づいてアレルギー対応が必要な子 について協議するということで、あくまでも個人調査表が前提と思いますが、保護者からの要望等は あるのでしょうか。 教育長(佐):流れとして、最初にこの調査票を提出してもらいます。 なしと書いてきた人はそこで 終わりです。 栄養教諭(佐):ありと書いた人は、こちらから申請書をお送りして、診断書をつけて依頼書を提出し てもらいます。 教育長:本人はアレルギーだと思っていても、実際に協議をしていくと診断書を出してもらえる状況 ではなかった場合等もあるのでしょうか。 栄養教諭(佐):アレルギーの血液検査の結果よりも、保護者の話を聞いてお医者さんが診断書を 書くということが多いようで、アレルギーの18品目にないものが結構多いです。苦手というか、好き嫌 いが入っています。 教育長:そこの境目が難しい部分ですね。 教育長(佐):保護者説明会のときに予備的にアレルギー調査を行なった結果は450人中50人程 度アレルギーがあるという回答が出てきましたが、現実的に50人のアレルギー対応食には対応でき ません。 再調査の結果では30人程度でしたが、診断書をつけてもらう等で最終的にスタート時には 14、5人だったと思います。 栄養教諭(佐):現在は17人です。 委 員:メニュー等で子供達が食べないというものありますか。 栄養教諭(佐):担任の先生から聞くのは、どんなものでも一口は食べるということを徹底していると ころが多いので、まったく食べないという子はいないと思います。 教育長(佐):無理に食べさせることにもならないので、嫌いなものは残すのはある程度、やむを得 ない部分があると思います。 委 員:その部分で、町内からいろいろな意見はありますか。 教育長(佐):給食のメニューについてはありませんが、味が薄いとか濃いとかの声はあります。 強い意見ではなく、懇談等の時に出てくる程度です。 委 員:各学校で給食試食会的なものはあるのでしょうか。 栄養教諭(佐):中学校では行なっていましたが、参加者が少ないのでなくなりました。 小学校は開 催しています。 教育長(佐):学校給食での課題は、異物混入です。 調理する側は気をつけているのですが、何処 で入ったのか解らないことがほとんですが、あれば給食センターの責任ですので逐次報告してもらう ことにしていますが、特に中学校が多いです。 見つけるのが多いのかどうか解りませんが、中学校 が多いです。 委 員:それは、地場産品を使ったときに多いということはあるのでしょうか。 教育長(佐):そういうことではありません。 多いといっても年間10件くらいでしょうか。 委育長:食材の野菜類ですが、佐呂間町でも年間を通して地場産の野菜を使用するのは難しいと 思いますので、国内産に頼るというか幅を広げていくということに納入業者がなると思いますけれども、 そういった時に産地によって保護者が不安を感じるというか、俗に言う福島や東北の作物についての 不安を感じる等の保護者の意見はあるのでしょうか。 教育長(佐):保護者というよりも議会から、原発事故のからみで福島県産はどうなのだという声は ありました。 そこは、当然に慎重にならざるを得ない部分はありました。 我々の理解の中では市場 に出しているものについては、大丈夫だろうという理解でやりましたけれども、特に意識してそこを外 せという支持はしていないです。 栄養教諭(佐):そうですね、聞かれたら市場にでているものは安全ですと答えるしかないかなと思 っています。 委育長:給食センターでモニタリング等の調査もしていませんか。 教育長(佐):北海道で希望を取って実施した時に調査し、問題ないという結果でした。 委 員:地場産品は1割くらいの使用という説明がありましたが、野菜等で給食用ということで作って もらっているということはあるのでしょうか。 あるものを使うということしかないですよね。 栄養教諭(佐):ほうれん草を作っている農家さんがいらっしゃって、学校給食のために作ってもらっ たことはあります。 冬場には地物野菜は使えないので、夏場に取れたものを茹でて学校給食のため に冷凍してもらったりしています。 次長(佐):ブロッコリーは学校給食用に余分に作ってもらって、冷凍して保存してもらっています。 教育長(佐):学校給食を始めたときに、地場産品を使うというお話をさせていただいていましたが、 現実的にはちょっとそこまでいけなかった。 始めてみるとやはり無理でした。 価格保証等をしてあ げないと作っていただけない部分もありますから、始まる前はどんな学校給食になるかもわからなか ったので。 委 員:それは、農家の方とも直接お話をされたのでしょうか。 教育長(佐):直接、話をしましたし、農協を通じて話もしました。 委 員:肉も3分の1くらいを占めているようですか。 教育長(佐):肉は当初はなかったのですが、養豚業者は4戸しかありませんが佐呂間豚といってこ だわってブランド化していますので、使用させてもらっています。 委 員:農家から出荷量等を教えてもらってみたいな感じですか。 商店街に肉屋さんが1件あるよ うですが。 栄養教諭(佐):そこは通していません。 平成22年度までは農協からしか豚肉を購入できません でしたが、商店から購入できるようになって使用量が増えています。 委 員:林栄養教諭は各学校に食育の指導で勤務校ではない学校にも行くのでしょうか。 栄養教諭(佐):各学校の養護教諭の考え方がありますので学校によっても違うのですが、食育に 力を入れたいという学校は食育を授業に組み込んでくれているところもありまし、時間的な余裕があり ませんという学校もあります。 給食時間の指導はできますが、授業に入るというと難しいかなと思い ます。 委 員:給食指導にも入られるということですね。 栄養教諭(佐):中学校には余り入っていませんが、小学校は2ケ月に1回くらいのペースで年6回く らい行っています。 教育長:給食センターの事務系職員は次長さんだけとうことで大変ではないですか。 教育長(佐):スタート時の議論では、公会計なので色々な事務があるだろうということで最初の2年 間は2人体制でやってきました。 3年目からは教育委員会兼務1人が教育委員会にいて、給食セン ターに1人ということで進めております。 去年の3月までは所長1人が給食センターに居ましたが、所 長を教育委員会に課長兼務で戻した換わりに次長を配置しました。 お金を動かしますので、やはり 一人では色々な問題、課題が出てくる可能性があるので係長を1人、兼務で教育委員会に配置して います。 実質は次長1人です。 委 員:食器の件ですが、食洗機の関係で事後報告のような形で強化磁器に決めたということです が、その時に反対意見等はあったのでしょうか。 教育長(佐):食器の関係は、総合給食の議論のときに準備室があって、そこでの説明会を一度行 なっています。 その時に食器を比較検討して、その時点で強化磁器という方向は見えていたので、 学校給食開始のときの学校給食推進委員会にもそういう説明をして納得してもらったという経過で、 推進委員会での異論はありませんでした。 委 員:強化磁器の補充についてははどうなのでしょう。 教育長(佐):これはもう、必要経費で仕方がないという考え方でした。 栄養教諭(佐):私は小学校にいますが、低学年だと20枚くらい入った食器かごを持つのは重たく て2人で持つのも難しいので、ちょっとずつ強化磁器でないものに変えてほしいと思っています。 教育長(佐):洗浄機器が強化磁器用の機械なので変えるのは難しいかな。 次長(佐):そうですね。機器が専用になっていますので。 教育長:折角の機会ですから、ほかに何かあれば。 教育長(佐):それでは、現地を見ていただきたいと思います。
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