平成27年度 -10月号- 学校教育目標 いのち輝く「校是・校訓」 やさしい子 (人間関係力) かしこい子 (学力) たくましい子 (体力) 心をときめかせるスイッチ 校長 染谷和美 秋も深まり、過ごしやすい季節となりました。今月は、修学旅行、鼓笛による市民パレード の参加や親子ふれあいまつりなど保護者、地域の方とともに進めていく行事も多くあり、子ど もたちも様々な体験から多くのことを学ぶことと思います。 そして、10月は学校生活においては折り返し地点であり後半がスタートします。そこで今 一度、初心に立ち返り、基本に戻って学習面や生活面を見直すことが必要です。学習面におけ る学力の向上には、子ども達の学習阻害要因を取り除くこと、学習意欲(学ぶ意欲)を高める こと、わかる授業を展開すること、学習内容を定着させることが大切です。 学習阻害要因(学習の妨げとなる原因)として考え 心 のスイッチ られるのがゲーム・テレビ等です。興味・関心が高く、 東井義雄 作 集中して取り組んでしまう程、阻害要因としては強い と言えます。他にも夜更かし等による生活リズムの乱 人間の れも、子ども達にとっては大きな阻害要因となります。 人間の 目 はふしぎな目 はふしぎな 目 見 ようという心 学習意欲は、健全な好奇心に因るところが大きいと ようという心 がなかったら 見 ていても見 言えます。前述の詩のように、『心のスイッチ』が入 ていても見 えない。 えない 。 人間の っていなければ、学ぶ意欲は起きません。学校におい 人間の 耳 はふしぎな耳 はふしぎな 耳 聞 こうという心 ては、子ども達が心ときめく(わくわくする)授業を こうという心 がなかったら 聞 いていても聞 展開してまいります。「わかった」、「できた」と実感 いていても聞 こえない。 こえない。 おなじように先生 できることで、子ども達の主体的な学びに結びついて おなじように 先生の 先生の 話 を 聞 いても ちっとも聞 いくと考えます。そして、学んだことを繰り返したり、 ちっとも聞こえていない人 こえていない人 がある。 がある。 ほんとうにそうだと 実生活の中で活かしたりすることで定着させてまいり 腹 の底 まで聞 ます。ご家庭でも、子どもたち一人一人に「心のスイ まで聞 く人 もある。 もある。 同 じように学校 ッチ」が入るように、学びの場を整え、見守っていた じように学校に 学校 に来 ていても ちっともえらくならない人 だきたいと思います。 ちっともえらくならない人 がある。 がある。 毎日ぐんぐんえらくなっていく 毎日 ぐんぐんえらくなっていく人 ぐんぐんえらくなっていく 人 もある また、今月は「読書の秋」として本に親しみ、本と 今 までみんなから 多くの出会いをして、読書の幅を広げ、奥の深さを知 つまらない子 つまらない 子だと思 だと思 われていた子 われていた 子 でも って欲しいと思います。昨年度の学校評価からは、子 心 にスイッチがはいると どもたちの読書量が減少しているとの課題があげられ 急 にすばらしい子 ました。そのため感動体験することで本の素晴らしさ にすばらしい子 になる。 になる。 心 のスイッチが を子どもたちに味わって欲しいと思い、先日、樹原ゆ 人間をつまらなくもし りさんによる朗読会を開催しました。その感想では、 人間をつまらなくもし すばらしくもしていくんだ。 「フランダースの犬のろう読は、とてもすごかったで すばらしくもしていくんだ 。 電灯のスイッチが す。なぜかというと言葉の一言一言が心につたわって 電灯のスイッチが 家 の中 を 明るくもし、 るくもし 、 暗 くもするように。 くもするように。 きたからです。その中でも、とくに心にのこった所は、 さいごにネロとパトラッシュがつよくだきあって天国 に行ってしまった所です。ぼくも、きはらさんみたい に言葉が心にひびくようなろう読をしてみたいです。」(3年)、「私は、読んでいただいたハ ッピーバースデーを以前読んだことがあります。その時は、あすかの気持ちを中心に読んでい た気がします。今回の朗読では、直人の妹への気持ち、ママの本当の気持ち、順子の死にそう になるまでの気持ち、おじいちゃん、おばあちゃんのあたたかさ、友情に目を向けて、自分が どれだけ幸せか、本当の広い心とは何なのかを考えることができました。」(6年)など内容 や樹原さんの朗読について感動したことを紙面いっぱいに書いていました。 読書によって、他の人が体験したことを共有したり、想像力を働かせることで学びは広がり ます。また、ただ単に知識や技能を得るだけでなく、物事の見方や考え方、判断の仕方等にも 影響を及ぼしていくと思います。是非、ご家庭でお子様と一緒に秋の夜長に読書をする時間を 設けてみて下さい。 ☆豊かな心をはぐくみます☆ 「豊かな心」を身につけていくためには、あたたかな 環境が、必要です。 日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 曜 行 事 予 定 木 全校朝会 なかよし 金 土 ゆうゆう活動日 市内科学展 日 東地区体育祭 市内科学展 月 一斉下校 火 就学時健康診断 特別日課3時間授業 水 委員会活動 木 心のアルバム 金 土 日 月 体育の日 火 1 年生校外学習 水 あいさつ プラネタリウム6年 クラブ活動 木 児童朝会 金 土 ゆうゆう活動日 埼葛科学展(宮代 笠原小) 日 久喜市民まつり〈5,6年パレード〉埼葛科学展 月 ゆうゆう活動日 火 水 あいさつ クラブ活動 木 音楽朝会 金 ブックトーク6年 土 日 月 修学旅行1日目 ゆうゆう活動日 火 修学旅行2日目 秋のなかよしランチ 水 クラブ活動 木 表彰朝会 金 土 親子ふれあいまつり (バザー) ★科学展のお知らせ 科学展のお知らせ★ 科学展のお知らせ ・市内科学展 【久喜市総合体育館】 10月3日4日 9:30~16:00 ・埼葛科学展 【宮代 笠原小】 10月17日18日 9:30~16:00 本校では、①道徳教育に力を入れています。昨年度から引 き続き、校内課題研修として全職員で取り組んでいます。各 教師が、一人 1 回授業を行い、指導力を向上させています。 ②豊かな心をはぐくむ講演会事業として、9月18日(金) に女優の樹原ゆりさんをお招きして朗読会を実施しました。 3、4時間目低学年の部「フランダースの犬」。お昼を挟ん で5、6時間目高学年の部「ハッピーバースデー」。樹原さ んの心がこもった朗読に、みんなの心は揺さぶられました。 ③あいさつや言葉を大切にしています。朝のあいさつ運動 をボランティア委員を中心に行っています。元気なあいさつ を徹底します。樹木はどれも根があるから、花が咲く。言葉 というのもその人の全体からでたものなのでしょう。思いや りのある人からはきっと思いやりのある言葉が生まれてきま す。 そして、家庭でのあたたかな団らんです。子どもたちとの 会話、コミュニケーションを大切にしてください。 毎日の生活の中で、自分をみがくと同時に言葉の一言一言 を大切にしていきましょう。素直な子ども達の良さをさらに 伸ばしていきたいと願っています。 ☆ 「久喜市小・中学校の土曜授業プラン」 の取組における5時間授業ついて☆ の取組における5時間授業ついて ☆ 久喜市では、確かな学力、豊かな人間性、健やかな体を はぐくむ教育の一層の充実を図るために今年度から土曜授 業を導入しました。土曜授業の実施による増加した時間を 活用することにより、原則として10月から2月の間の6 10月から2月の間の6 時間授業日を週1回減らすことで、秋冬の日没の早い時期 時間授業日を週1回減らす における児童の安全の確保をねらいの一つにしています。 本校では、火曜日の6時間授業を全学年とも5時間授業と 火曜日の6時間授業を全学年とも5時間授業と して実施いたします。それに伴い下校時間が変更になりま して実施 すのでお知らせします。 豊かな心をはぐくむ朗読会 2 学期始業式 9/1 9/18 児童集会 9/17 9/1 7 米農家見学(3年) 9/16 9/1 6
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