平成 26 年 2 月 第 163 号 株式会社川島経営研究所 http://www.kawa-kei.co.jp 〒105-0014 東京都港区芝 2-2-15 芝ヒロセビル 5F TEL03(3456)4361 FAX03(5476)7255 E メ-ル [email protected] いる人 平成 25 年分確定申告 ■ 給与収入が 2,000 万円を超える 人 の注意点 ■ 同族会社の役員等で、その会社 に不動産や事業資金を貸し付け、 賃貸料や利息などを受け取ってい る人 今年も所得税・個人消費税の確定 ■ 申告の時期となりました。申告期限 平成 25 年中に不動産やゴルフ 会員権などの譲渡があった人 および納期限は所得税が 3 月 17 日 ■ (今年は曜日の関係で 17 日<月曜 給与所得者で給 与以外の所得金額が 日>まで延びます)、個人消費税が 3 20 万円を超える人 月 31 日です。 などです。 なお、振替納税を利用される場合 の口座引落日は、所得税が 4 月 22 2.確定申告をすれば所得税の還付 日、個人消費税が 4 月 24 日となり が受けられる人 ます。 ■ 以下、平成 25 年分確定申告の注 医療費控除、住宅ローン控除、 寄付金控除、配当控除、雑損控除 意点をまとめました。 を受ける人 ■ 1.所得税の確定申告をしなければ なかったため年末調整をしていな ならない人 ■ い人 個人事業を行っている人や不動 ■ 産収入がある人で納税額のある人 年末調整で控除しなかったもの を追加で控除する場合 *個人消費税の申告も必要とな 例えば、配偶者や扶養者の所得が るケースがあります。 ■ 年の途中で退職し、その後就職し 38 万円を超えると思い、配偶者控 二ヶ所以上から給与をもらって 除や扶養控除を受けていなかった 1 が、実際には38万円以下であった での期間の課税売上高が ので配偶者控除や扶養者控除を受 1,000 万円を超える人(注) ける場合などが考えられます。 (注) 平成 24 年 1 月 1 日から 3.平成 25 年分申告の注意点 ■ 6 月 30 日までの期間の課税売 上高に代えて、同期間の給与等 所得税 (1) の支払額で判定することも可能 復興特別所得税が創設されま です。 した。 つまり、同期間の課税売上高 平成 25 年分から平成 49 年分 が 1,000 万円を超えていても、 までの 25 年間の所得税について、 同期間の給与等の支払額が 復興特別所得税が課税されます。 1,000 万 円 以 対象となるのは、全ての所得税 下ならば平成 ((源泉分離や申告分離を含みま 25 年分の個人 す)で、税額はその年の所得税額 消費税は申告不 の 2.1%となります。 要です。 (2) 給与所得控除に上限が設けら れました。 給与所得控除は、給与所得者 の必要経費とも言えるもので、 新職員の紹介 給与の収入が多くなれば控除額 も多くなる仕組みとなっていま したが、平成 25 年分からは、年 間の収入金額が 1,500 万円を超 武冨 英子 えても 1,500 万円の控除額 245 今年1月に入社いたしました。 万円が上限とされました。 これまでの公認会計士や税理士 ■ 個人消費税 事務所での実務経験と税理士とし 平成 25 年分の個人消費税の申告 ての経験を活かしていきたいと思 います。 が必要な人は下記の通りです。 この仕事は、私の好きな仕事・ ① 平成 23 年分の課税売上高が 好きな道・生きる道でございます。 1,000 万円を超える人 ② 早く業務に慣れ、皆様のお役に 平成 23 年分の課税売上高が たてるよう精進してまいりたいと 1,000 万円以下でも、平成 24 願っております。 年 1 月 1 日から 6 月 30 日ま 2
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