2012年3月7日 テレビ朝日・CNN ニュース独占契約を更新 1982年以来の提携関係をさらに5年延長 テレビ朝日と米CNN(ケーブル・ニュース・ネットワーク、本社アトランタ)は、両社のニュース独占協力 協定を 5 年間更新しました。 調印式はこのほど(2 月25日)ハワイ州オアフ島のホテルで行われ、テレビ朝日から早河洋代表取締 役社長、北澤晴樹常務取締役、CNN側からジム・ウォルトンCNNワールドワイド社長、ターナー・ブロ ードキャスティング・システム・アジア・パシフィック(CNNの親会社、ターナー・ブロードキャスティング・ システムのアジア法人)のスティーブ・マルコポート社長ら首脳陣が勢ぞろいしました。 契約期間は今年4月から5年間。テレビ朝日とCNNは1982年以来30年間提携関係を続けており、 今回が第 10 次契約です。 調印式の席上、早河社長は、「30 年にわたり友好関係を続けてきたテレビ朝日とCNNがきょう契約更 新できたことを大変喜んでいます。トップ同士が互いの信頼関係を確認した”ハワイ精神“に基づいて、 今後双方がこの関係をさらに発展させることを心から願っています」と述べました。 ウォルトンCNN社長は、「30 年という長い関係の中で、お互いに深い敬意や独占放送事業の重要性 を共有してきました。今後さらにパートナーシップを強固なものとし、ともに協力、発展していけることを 大変光栄に思います」とコメントしました。 今回の契約更新により、今後も、テレビ朝日と系列各局は、全世界から送られてくるCNNのニュース 映像を地上波放送で独占的に使用するほか、CS「テレ朝チャンネル」、「朝日ニュースター」、「BS朝 日」等の衛星波でもCNN映像を放送します。さらに、テレビ朝日が展開するウェブサイト・モバイル上 のサービス、いわゆるクロスメディア(放送外)の使用条件も大幅に緩和されました。 北澤常務は、「テレビ朝日は現在、新しい経営計画『デジタル 5 ビジョン』で日本でトップグループのコン テンツ総合企業を目指しており、クロスメディアでも積極的にCNN映像を使用できることになったこと を歓迎します」と述べました。 ターナー・アジアのマルコポート社長も、「互いに新たなビジネス機会を広げていく中で、デジタル分野 での権利を盛り込むなど、その協力関係は確固たるものになりました。私どもは、このパートナーシップ を今後もさらに深めていくことを期待しています」と評価しました。 またCNNは、今後も全世界に向けた放送でテレビ朝日のニュース映像を引き続き使用します。 テレビ朝日はこれまで、スペースシャトル「チャレジャー」事故、湾岸戦争、911同時多発テロなどの際、 CNNの圧倒的な速報体制を国際報道の柱にしてきました。両社は今後も、米大統領選挙、北朝鮮情 勢、イランの核開発疑惑など世界規模のニュース取材活動で緊密な協力を続けていきます。 CNNは全世界 200 を超える国と地域の 2.8 億世帯で視聴され、海外支局の数は 33 カ所と米ネット ワークの中では群を抜いています。 以上 テレビ朝日広報部
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