LF62

形
LF62
LOGIC AND
FIRM
L&F
UART<−>USBメモリリーダライタ
機器組込用のUSB接続型メモリリーダライタ
当製品はUSB接続型フラッシュメモリ用の組込み用途向けリーダライタで、市販のUSBメモリに対してリードライトを行う事ができ、組込み製品と
パソコンとの間で大容量データの受渡しが可能となります。
● マイコン側でファイルシステムを組込む必要はなく、簡単なコマンドだけで使用する事ができます。
● インタフェースはRS-232CかTTLを選択でき、シリアル通信ポートを備えた各種マイコンボードと簡単に接続する事ができます。
● 接続コネクタは D-Sub 9ピン縦,横、IL-G 6,7ピン(2.5mmピッチのナイロンコネクタ) 等が実装可能で、様々な実装要求に対応可能です。
● USB接続型以外のフラッシュメモリも、市販の変換アダプタを使用すれば CF,SD,MS,SM 等のメディアが使用できます。
(使用できない製品もあります)
■形式基準
形LF62−□−□−□−□
シリーズ名
① ②
③ ④
①通信部コネクタ
記号
T
R
1
2
3
4
5※
6
7
8※
9※
10※
②電源コネクタ
記号
電源部接続仕様
0 なし
1 IL-G-2P(+5V,GND)
2 IL-G-3P(+5V,GND,リセット(オープンコレクタ)入力)
通信部接続仕様
コネクタなし TTL/IF
コネクタなし RS232C I/F
IL-G-6P(イエローソフト社互換RS232C)
IL-G-6P(TTL)
IL-G-7P(RS232C,リセット(オープンコレクタ)入力)
IL-G-7P(TTL,リセット(オープンコレクタ)入力)
記号
0
1
※
3
4
③USB部コネクタ
USB部接続仕様
なし
標準Aコネクタ
取り付けフランジ付き標準Aコネクタ
ストレートタイプAコネクタ
「標準Aコネクタ」に「後つけフランジ」を追加
4:追加料金が発生します。ご注文時にご確認ください。
※メーカー生産終了なため現在お取り扱いできません
基板直付けスタックピン(RS232C,6ピン)
④リセット
記号
0
1
2※
3※
リセット仕様
オープンコレクタ入力
+5V電源電圧降下検出+0
RS232C DTR制御+0
0+1+2
※「RS232C
DTR制御」はDsub 9ピン内にのみ
アサインされていますので、「通信部コネクタ/
仕様」ではR、6又は7を選択する必要がありま
す。
D_SUB 9Pメス横直/ケーブル接続
D_SUB 9Pオス縦ケーブル接続
基板直付けスタックピン(RS232C,7ピン)
基板直付けスタックピン(TTL,6ピン)
基板直付けスタックピン(TTL,7ピン)
※基板直付けスタックピンは半田面側に実装されます。
【重要】
USBメモリはメーカー推奨のフォーマットをされた状態で販売されてい
ますので、フォーマットせず購入時のままご使用下さい。
■性能
● USB部
USB2.0規格 FULL SPEED(12Mbps)、LOW SPEED(1.5Mbps)に準拠。
● UART部
転送方式:調歩同期
転送レート:RS232C接続時300∼1Mbps、TTL接続時300∼3Mbps
● 環境対策
RoHS対応。
● 動作温度
0∼+40℃(USBコネクタフランジ有り(カタログ値))
0∼+70℃(USBコネクタ無し(カタログ値))いずれも結露なきこと
● 消費電流
21mA(Typ)(+5VDC入力、USB部未接続時)
どうしてもUSBメモリを再フォーマットする場合、Windows等のオペレ
ーティングシステムに付属しているフォーマットツールではなく、メーカー
より提供される専用フォーマットツールかメーカー推奨の方法で実施す
ることを強く推奨します。
(専用ツールを提供しているメーカーの製品が安心です)
一般的に、オペレーティングシステムに付属しているフォーマトツール
はUSBメモリを含むさまざまな記録媒体をフォーマットできますが、USB
メモリに最適化されていない可能性があり、メーカー推奨フォーマットで
使用する場合より性能が低下し、正常に動作しない場合があります。
30.00
2-Ø3.20キリ
10.89
1.00
2.74-5
9-2□半田パッド
5
PAD5
4.68
2.74-4
9.75
2.51
2.51
3.26
15.00
7.92
■外形寸法
PAD1
4
9
CN4
3 2
1
6
CN3
CN5
1
50.00
1
HJ1
HJ2
7.50
1
CN2
LED1
5.00
LED2
3.00
CN1
2-Ø2.8キリ
3.00
3.00
15.00
15.00
側面視
半田面視
部品面視
7.68
4.10
正面視
1.60
14.5
注:本図は、LF62-T(R)-0-1-*ご指定時の外形です。
2014/04に基板パターンはREV1.3に更新されました。
−1−
形
LF62
UART<−>USBメモリリーダライタ
■目次
■形式基準 --------------------------------- 1
■性能 ------------------------------------- 1
■外形寸法 ---------------------------------- 1
■コネクタ/PAD仕様 ------------------------ 3
■ジャンパ設定 ------------------------------ 4
■シリアルインターフェースの設定 -------------- 5
■リセット入力の使用方法 --------------------- 5
■実装バリエーション ------------------------- 6
■接続例 ----------------------------------- 9
■コマンド一覧(1) アスキーコマンド ------------ 10
■コマンド一覧(2) バイナリコマンド ------------ 11
■ボー・レート テーブル ---------------------- 12
■コマンドの実行例 -------------------------- 12
■日付のフォーマット ------------------------- 13
■エラーメッセージ --------------------------- 14
■LF62使用における注意点 ------------------ 15
−2−
LOGIC AND
FIRM
L&F
形
LF62
LOGIC AND
FIRM
L&F
UART<−>USBメモリリーダライタ
■コネクタ/PAD仕様 (各表の「入出力方向」/「信号名」は、LF62から見たものです。)
● CN1:USBメモリ接続コネクタ
USBメモリ、または、USBメモリアダプタ装置を接続するコネクタです。
使用コネクタ:XM7A-0442(オムロン)
端子番号
信号名
入出力
1
Vbus
出力
2
-DATA(D-)
入出力
3
+DATA(D+)
入出力
4
GND
出力
外形
内 容
+5VDC
シリアルデータ(-)
シリアルデータ(+)
GND
4321
備考
*左図は標準Aコネクタ(XM7A-0442)です。
● CN2:電源接続コネクタ
+5VDC、600mA以上の電源装置を接続するコネクタです。
使用コネクタ:IL-G-3P-S3T2-SA、または、IL-G-2P-S3T2-SA(航空電子)
端子番号
信号名
入出力
内 容
1
+5VDC
入力
LF62、及び、USB Vbus電源
2
GND
入力
LF62、及び、USB GND電源
3
nRESET
入力
リセット(オープンコレクタ)
外形
123
備考
*左図はIL-G-3P-S3T2-SA実装の場合です。
● CN3:RS232CシリアルI/F接続ナイロンコネクタ
RS232Cシリアル信号、及び、電源を接続するナイロンコネクタです。
使用コネクタ:IL-G-7P-S3T2-SA、または、IL-G-6P-S3T2-SA(航空電子)
端子番号
信号名
入出力
内 容
1
RxD
入力
シリアル受信データ
2
nCTS
入力
送信許可信号
3
TxD
出力
シリアル送信データ
4
nRTS
出力
送信要求信号
5
GND
入力
LF62、及び、USB GND電源
6
+5VDC
入力
LF62、及び、USB Vbus電源
7
nRESET
入力
リセット(オープンコレクタ)
外形
備考
*左図はIL-G-7P-S3T2-SA実装の場合です。
1234567
● CN4:RS232CシリアルI/F接続D_SUBコネクタ
RS232Cシリアル信号を接続するD_SUB 9Pオスコネクタです。
使用コネクタ:CD5309PA100(CviLux)、または、同等品
端子番号
信号名
入出力
内 容
1
NC
−
非接続
2
TxD
出力
シリアル送信データ
3
RxD
入力
シリアル受信データ
4
DTR
入力
LF62リセット(オプション)に使用可
5
GND
入力
GND
6
NC
−
非接続
7
nCTS
入力
送信許可信号
8
nRTS
出力
送信要求信号
9
NC
−
非接続
外形
備考
12345
6789
● CN5:TTLシリアルI/F接続コネクタ
TTLシリアル信号、及び、電源を接続するナイロンコネクタです。
使用コネクタ:IL-G-7P-S3T2-SA、または、IL-G-6P-S3T2-SA(航空電子)
端子番号
信号名
入出力
内 容
1
RxD
入力
シリアル受信データ
2
nCTS
入力
送信許可信号
3
TxD
出力
シリアル送信データ
4
nRTS
出力
送信要求信号
5
GND
入力
LF62、及び、USB Vbus電源
6
+5VDC
入力
LF62、及び、USB GND電源
7
nRESET
入力
リセット(オープンコレクタ)
−3−
外形
1234567
備考
*左図はIL-G-7P-S3T2-SA実装の場合です。
LF62
UART<−>USBメモリリーダライタ
L&F
● PAD1∼9:RS232CシリアルI/F接続D_SUBコネクタ取付けPAD
RS232Cシリアル信号接続用D_SUB 9Pメスコネクタを取付けるための半田PADです。
本PADの配置を図1に示します。
使用コネクタ:CD5109SA100-E(CviLux)、または、同等品
PAD番号
信号名
入出力
内 容
1
NC
−
非接続
2
TxD
出力
シリアル送信データ
3
RxD
入力
シリアル受信データ
4
DTR
入力
LF62リセット(オプション)に使用可
5
GND
入力
GND
6
NC
−
非接続
7
nCTS
入力
送信許可信号
8
nRTS
出力
送信要求信号
9
NC
−
非接続
外形
54321
取付け上の注意
コネクタを取付ける場合は、コネクタをあまり奥まで
押し込まないで下さい。
あまり奥に押し込みますと、信号スルーホールとコ
ネクタの端子がショートし正常に通信できなくなりま
す。
9876
図1 PAD1∼9配置図
12345
9876
5
PAD5
PAD1
4
9
CN3
CN5
CN4
3 2
1
6
1
1
半田面視
部品面視
■ジャンパ設定
LF62基板部品面には半田短絡型ジャンパPADが2箇所設けられており(外形図参照)、その設定によりシリアル通信インター
フェース信号の選択を行います。
HJ2
開放
短絡
図2 HJ1∼2配置図
5
PAD5
PAD1
4
9
CN4
3 2
1
6
1
1
1
CN2
LED1
CN1
HJ1
HJ2
LED2
HJ1∼HJ2の設定
インターフェース
HJ1
RS232C
開放
TTL
短絡
CN3
CN5
形
LOGIC AND
FIRM
−4−
形
LF62
UART<−>USBメモリリーダライタ
LOGIC AND
FIRM
L&F
■シリアルインターフェースの設定
LF62のシリアルインターフェースの初期設定値は以下の通りで、転送速度のみの変更が可能です。
設定方法については後述の ■コマンド一覧 ■コマンドの実行例 をご参照下さい。
転送速度
データ
パリティ
ストップビット
フロー制御
9600bps
8bit
なし
1bit
ハードウェア
■リセット入力の使用方法
● ユーザーシステムからのリセット制御
1)オープンコレクタ入力でのリセット(CN2(3)、CN3(7)、CN5(7)から入力可能)
内部がプルアップされていますのでこの端子にオープンコレクタ出力を接続して10msec以上の間ON(Low)に保った後、
OFF(Hiz)してください。(この機能は標準で用意されており、使用しない場合開放にする事が出来ます。) 2)RS232Cインターフェースでのリセット(CN4(4)、PAD(4)から入力可能)
RS232CのDTR信号を使用してLF62のリセットをおこないます。
リセットを行う場合、DTR信号を10msec以上の間ON(-3V∼-15V)に保った後、OFF(0V∼+15V) してください。
(この機能はオプションで、使用しない場合開放にする事が出来ます。) ● 電源電圧降下検出リセット。
LF62の入力電源電圧が+4.75Vを下回るとLF62が約30mSの間リセットされます。(この機能はオプションです。)
−5−
形
LF62
LOGIC AND
FIRM
L&F
UART<−>USBメモリリーダライタ
■実装バリエーション
●USBコネクタ無し
PAD1
開放
HJ1
CN4
3 2
HJ2
1
1
1
CN1
CN1
LED2
LF62-6-2-0-*
LED2
PAD1
4
9
1
CN2
1
CN4
3 2
1
6
CN3
CN5
1
CN2
LED1
1
6
1
5
PAD5
1
6
LED1
HJ1
HJ2
CN1
1
CN2
1
CN1
LED2
1
CN2
LED2
LED1
1
CN2
LED1
PAD1
4
開放
HJ1
HJ2
LF62-7-1-0-*
CN2
1
CN1
LF62-7-0-0-*
9
CN4
3 2
CN1
LF62-6-0-0-*
5
PAD5
PAD1
4
9
CN3
CN5
1
LED2
LED1
LED2
1
LED1
1
5
PAD5
1
6
LED2
LED1
CN4
3 2
1
CN2
CN2
CN1
LED2
CN2
1
PAD1
4
9
CN3
CN5
1
1
CN2
LED1
6
1
CN2
HJ1
HJ2
HJ2
CN3
CN5
1
1
LED1
LED2
5
PAD5
1
1
6
LED1
CN4
3 2
CN4
3 2
CN1
PAD1
4
9
CN3
CN5
開放
HJ1
CN2
1
LED1
5
PAD5
PAD1
4
9
CN3
CN5
1
CN1
1
5
PAD5
1
6
CN1
LF62-3-0-0-*
LED1
CN4
3 2
開放
HJ1
HJ2
CN1
PAD1
4
9
CN3
CN5
1
開放
HJ1
LF62-5-0-0-*
1
1
CN1
1
5
PAD5
1
6
LED2
CN4
3 2
LED2
4
9
LED2
5
PAD5
CN3
CN5
LF62-6-1-0-*
1
LF62-2-0-0-*
HJ2
HJ1
HJ2
PAD1
開放
LF62-4-0-0-*
開放
開放
HJ1
HJ2
LF62-1-0-0-*
HJ1
HJ2
1
LF62-T-0-0-*
LF62-R-0-0-*
短絡
6
HJ2
CN4
3 2
短絡
HJ1
4
開放
9
LF62-T-0-0-*
短絡
5
PAD5
HJ1
HJ2
CN3
CN5
LF62-R-0-0-*
開放
LF62-7-2-0-*
*は0∼3のいずれか
−6−
形
LF62
LOGIC AND
FIRM
L&F
UART<−>USBメモリリーダライタ
●USB標準A(フランジ無)付
PAD1
1
5
PAD5
1
1
LED2
LF62-6-2-1-*
1
CN2
1
CN1
CN4
3 2
1
6
CN3
CN5
1
CN1
HJ2
LED2
PAD1
4
9
6
1
LED1
CN1
LED2
1
LED1
1
CN2
CN2
1
CN1
LED2
LED1
1
6
1
1
1
CN1
1
CN2
1
CN1
CN4
3 2
CN3
CN5
1
LED1
CN2
PAD1
4
9
LED2
HJ1
HJ2
LF62-7-1-1-*
CN2
1
CN1
LED2
LED1
LED2
CN2
1
CN1
1
CN2
LED1
1
CN2
5
PAD5
1
6
1
CN2
開放
HJ1
LED1
1
1
LED1
LED2
CN4
3 2
1
CN2
LED2
CN4
3 2
1
6
CN1
PAD1
4
9
PAD1
4
9
CN4
3 2
LED1
LED1
1
CN3
CN5
1
CN3
CN5
PAD1
4
9
CN3
CN5
1
5
PAD5
1
6
1
5
PAD5
5
PAD5
1
6
LED1
CN4
3 2
開放
HJ1
LF62-7-0-1-*
CN2
CN4
3 2
CN1
PAD1
4
9
HJ1
HJ2
LF62-6-0-1-*
●USB標準A(フランジ無)+後つけフランジ
LF62-7-2-1-*
*は0∼3のいずれか
5
PAD5
PAD1
4
9
CN4
3 2
1
6
CN3
CN5
1
1
HJ1
1
CN2
CN1
HJ2
LED1
5
PAD5
CN3
CN5
開放
HJ2
LED1
PAD1
4
9
CN3
CN5
1
CN1
LF62-3-0-1-*
HJ1
HJ2
CN1
1
5
PAD5
1
6
LED2
CN4
3 2
LED2
4
9
LED2
5
PAD5
CN3
CN5
1
開放
HJ2
LED2
PAD1
開放
HJ1
LF62-5-0-1-*
LF62-4-0-1-*
LF62-6-1-1-*
HJ2
LF62-2-0-1-*
HJ2
HJ1
1
開放
HJ2
HJ1
HJ2
LF62-1-0-1-*
HJ1
開放
6
短絡
開放
HJ1
HJ2
LF62-T-0-1-*
LF62-R-0-1-*
CN4
3 2
短絡
HJ1
4
開放
9
LF62-T-0-1-*
短絡
HJ2
5
PAD5
HJ1
CN3
CN5
LF62-R-0-1-*
開放
LF62-R/T-2-4-*
−7−
形
LF62
LOGIC AND
FIRM
L&F
UART<−>USBメモリリーダライタ
●USBストレートA
PAD1
5
PAD5
1
PAD1
4
9
6
CN4
3 2
1
5
PAD5
1
PAD1
4
9
6
CN3
CN5
1
CN4
3 2
1
5
PAD5
1
PAD1
4
9
6
CN3
CN5
1
CN4
3 2
1
6
CN3
CN5
1
1
HJ2
CN4
3 2
短絡
HJ1
4
開放
9
LF62-T-0-3-*
短絡
1
1
HJ2
5
PAD5
HJ1
CN3
CN5
LF62-R-0-3-*
開放
開放
HJ1
HJ1
HJ2
HJ2
1
CN2
LED1
CN1
LED2
LED1
CN2
1
CN1
LED2
1
CN2
LED1
CN1
LED2
1
CN2
LED1
LED2
15.00
LF62-1-0-3-*
PAD1
1
1
CN1
LED2
LF62-6-2-3-*
1
1
CN2
1
CN1
CN4
3 2
1
6
1
1
CN1
HJ2
LED2
PAD1
4
9
CN3
CN5
1
LED1
HJ1
HJ2
LF62-7-1-3-*
CN2
1
CN1
LED2
1
LED1
1
CN2
LED2
1
CN2
5
PAD5
1
6
LED2
開放
HJ1
LED1
1
1
1
CN2
1
LED1
1
6
CN1
CN1
CN4
3 2
LED1
LED2
CN4
3 2
4
9
PAD1
4
9
PAD1
5
CN3
CN5
1
CN2
5
PAD5
PAD5
1
6
LED1
LF62-7-0-3-*
CN3
CN5
開放
HJ1
CN2
CN4
3 2
CN1
LF62-6-0-3-*
HJ2
CN1
LED1
4
9
開放
HJ2
LF62-6-1-3-*
HJ2
LED1
PAD1
5
CN3
CN5
1
LF62-5-0-3-*
HJ1
HJ1
HJ2
CN2
PAD5
1
6
LED2
CN4
3 2
開放
開放
HJ1
HJ2
LF62-4-0-3-*
LED2
4
9
開放
HJ1
HJ2
LF62-3-0-3-*
5
開放
HJ1
短絡
LF62-2-0-3-*
PAD5
LF62-T-0-3-*
LF62-R-0-3-*
CN3
CN5
LF62-7-2-3-*
*は0∼3のいずれか
5
PAD5
PAD1
4
9
CN4
3 2
1
6
CN3
CN5
1
1
HJ1
1
LED1
CN2
CN1
HJ2
LED2
6.53
CN1
15
LF62-R/T-2-4-*
−8−
LF62
UART<−>USBメモリリーダライタ
LOGIC AND
FIRM
L&F
■接続例
1
1
6
6
3
JP1
1
1
1
12
ON
3
JP1
1
● LF54 CN4(IL-G-6P-S3T2-SA)<−>LF62-5-0-2
12
ON
+5VDC
GND
D_SUB 9P
(メス)
12
ストレート
結線
ON
D_SUB 9P
(メス)
3
JP1
1
● LF54 CN3(IL-G-6P-S3T2-SA)<−>LF62-7-1-2
−9−
D_SUB 9P
(メス)
4
+5VDC
GND
+5VDC
GND
● LF54 CN5(IL-G-6P-S3T2-SA)<−>LF62-1-0-2
D_SUB 9P
(オス)
1
1
2 1
1
12
ON
または
ストレート
結線
12
1
1
3
3
JP1
JP1
1
1
● LF54 CN3(標準D_SUB 9P(オス))<−>LF62-6-1-2
ON
形
形
LF62
LOGIC AND
FIRM
L&F
UART<−>USBメモリリーダライタ
■コマンド一覧(1) アスキーコマンド
"D: "
注意: 本紙の表記 プロンプト "D:\>"は、実際にモニタなどで出力された場合 となります
● コマンドモードの切り替え
コマンドの説明
バイナリコマンドへの切替
アスキーコマンドへの切替 (電源投入時)
同期エコー E
同期エコー e
数値の指定及び表示をアスキーで行う
数値の指定及び表示をバイナリで行う(電源投入時)
コマンド
コマンドの説明
オンラインチェック
返値
1) メモリが接続されていない場合
"No Disk"<cr>
2) メモリが接続されている場合
"D:\>"<cr>
コマンド
返値
<cr>"ディレクトリ名"<sp>"DIR"<cr>
"ディレクトリ名"<sp>"DIR"<cr>
・
・
"ファイル名"<cr>
"ファイル名"<cr>
・
・
"D:\>"<cr>
<cr>"ファイル名"<sp>"サイズ(HEX 4Byte LSB
First)"<cr>
"D:\>"<cr> ★
"D:\>"<cr>
カレントディレクトリの表示
"DIR"<cr>
ファイルのサイズ表示
"DIR"<sp>"ファイル名"<cr>
ディレクトリの消去
"DLD"<sp>"ディレクトリ名"<cr>
"MKD"<sp>ディレクトリ名"<cr>
"MKD"<sp>"ディレクトリ名"<sp>"アクセス年月日"<cr>
(4Byte MSB First) 注.日付のフォーマット参照
"CD"<sp>"ディレクトリ名"<cr>
"CD"<sp>".."<cr>
1つ下のディレクトリに移動する
1つ上のディレクトリに移動する
ファイルまたはディレクトリの作成年月日
アクセス年月日、更新年月日を表示する。
">"<cr>
D:\><cr>
"E"<cr>
"e"<cr>
D:\><cr>
D:\><cr>
コマンド
<cr>
● ディレクトリ オペレーション
コマンドの説明
ディレクトリの作成
返値
"SCS"<cr>
"ECS"<cr>
"E"<cr>
"e"<cr>
"IPA"<cr>
"IPH"<cr>
"DIRT"<sp>"ファイル名"<cr>
"D:\>"<cr>
"D:\>"<cr>
"D:\>"<cr>
"ファイル名"<sp>
"作成年月日" (4byte LSB First)
"アクセス年月日"(2byte LSB First)
"更新年月日" (4byte LSB First)
<cr> 注.日付のフォーマット参照
"D:\>"<cr>
USBフラッシュメモリのシリアルナンバーの表示 "DSN"<cr>
● ファイル オペレーション
コマンドの説明
現在オープンしているファイルから
指定するサイズでリードする
現在オープンしているファイルに
指定するサイズでライトする
ファイルをライトオープン(または新規
作成)する
ファイルをリードオープンする
"シリアルナンバー"(4byte LSB First)<cr>"D:\>"<cr>
コマンド
返値
"RDF"<sp>"サイズ(HEX 4Byte MSB First)"<cr> ★
"指定サイズ分にデータ…""D:\>"<cr>
"WRF"<sp>"サイズ(HEX 4Byte MSB First)"<cr>
"指定バイト数のデータ" ★
"OPW"<sp>"ファイル名"<cr>
"OPW"<sp>"ファイル名"<sp>"アクセス年月日"<cr>
(4Byte MSB First) 注.日 付のフォーマット(P13)参照
"OPR"<sp>"ファイル名"<cr>
"OPR"<sp>"ファイル名"<sp>"アクセス年月日"<cr>
(2Byte MSB First) 注.日 付のフォーマット(P13)参照
"D:\>"<cr>
"D:\>"<cr>
"D:\>"<cr>
注 . OPRコ マンドの Ver3.66での 変更(P15)参照
ファイルのクローズ
ディレクトリ/ファイルの名前の変更
ファイルの消去
"CLF"<sp>"ファイル名"<cr>
"REN"<sp>"現在のファイル名"<sp>"変更後のファイル名"<cr>
"DLF"<sp>"ファイル名"<cr>
"D:\>"<cr>
"D:\>"<cr>
"D:\>"<cr>
メモリの空き容量の表示(1)
"FS"<cr>
"空き容量にサイズ(4Byte LSB First)"<cr>
"D:\>"<cr>
※使用しているメモリが4GByteを超える場合
FFFFFFFFhを返します。
この場合は下の'FSE'コマンドを使用して
下さい。
メモリの空き容量の表示(2)
"FSE"<cr>
"空き容量にサイズ(6Byte LSB First)"<cr>
"D:\>"<cr>
ファイルのオフセットをシークする
"SEK"<sp>"オフセット(HEX 4Byte MSB First)"<cr> ★
"D:\>"<cr>
● シリアル通信のボーレートの設定
コマンドの説明
シリアル通信のボーレートの設定
コマンド
"SBD"<sp>"ボー・レート値"<cr>
返値
"D:\>"<cr> ←変更前のボーレート
"D:\>"<cr> ←変更後のボーレート
※プロ ンプトは2つ 返信されます 。詳細は12ペ ージを参
照して ください。
※ ボー・レート値につ いては12ページボー・レートテーブルを参照
して下 さい。
★ アスキー文字による数値の指定
電源投入後ではファイルのサイズ表示及び指定はHEX(16進表記)となっています。アスキー文字によるサイズ表示及び指定を行う場合は事前にIPAコマンドを実行し
サイズ表示あるいはサイズ指定がアスキー文字によるものと指定してください。
−10−
形
LF62
LOGIC AND
FIRM
L&F
UART<−>USBメモリリーダライタ
■コマンド一覧(2) バイナリコマンド
"D: "
注意: 本紙の表記 プロンプト "D:\>"は、実際にモニタなどで出力された場合 となります
● コマンドモードの切り替え
コマンドの説明
バイナリコマンドへの切替
アスキーコマンドへの切替 (電源投入時)
同期エコー E
同期エコー e
数値の指定及び表示をアスキーで行う
数値の指定及び表示をバイナリで行う(電源投入時)
コマンド
$10,$0D
$11,$0D
"E"$0D
"e"$0D
$90,$0D
$91,$0D
● ディスク オンライン 確認コマンド
コマンドの説明
オンラインチェック
返値
">"$0D
"D:\>"$0D
"E"$0D
"e"$0D
">"$0D
">"$0D
コマンド
返値
1) メモリが接続されていない場合
"No Disk"$0D
$0D
2) メモリが接続されている場合
">"$0D
● ディレクトリ オペレーション
コマンドの説明
コマンド
返値
$0D"ディレクトリ名"$20"DIR"$0D
"ディレクトリ名"$20"DIR"$0D
・
・
"ファイル名"$0D
"ファイル名"$0D
・
・
">"$0D
$20"ファイル名"$20"サイズ(HEX 4Byte LSB irst)"$0D
">"$0D
">"$0D
カレントディレクトリの表示
$01,$0D
ファイルのサイズ表示
$01,$20"ファイル名"$0D
ディレクトリの消去
$05,$20"ディレクトリ名"$0D
$06,$20"ディレクトリ名"$0D
$06,$20"ファイル名"$20"アクセス年月日"$0D
">"$0D
(4Byte MSB First) 注 . 日 付 の フ ォ ー マ ッ ト 参
ディレクトリの作成
照
1つ下のディレクトリに移動する
1つ上のディレクトリに移動する
$02,$20"ディレクトリ名"$0D
$02,$20,$2E,$2E,$0D
ファイルまたはディレクトリの作成年月日
アクセス年月日、更新年月日を表示する。
$2F,$20"ファイル名"$0D
USBフラッシュメモリのシリアルナンバーの表示
$2D,$0D
● ファイル オペレーション
コマンドの説明
現在オープンしているファイルから
指定するサイズでリードする
現在オープンしているファイルに
指定するサイズでライトする
">"$0D
">"$0D
$0D"ファイル名"$20
"作成年月日" (4byte LSB First)
"アクセス年月日"(2byte LSB First)
"更新年月日" (4byte LSB First)
$0D 注.日付のフォーマット参照
">"$0D
$0D"シリアルナンバー"(4byte LSB First)$0D">"$0D
コマンド
返値
$0B,$20"サイズ(HEX 4Byte MSB First)"$0D
$08,$20"サイズ(HEX 4Byte MSB First)"$0D
"指定バイト数のデータ"
$09,$20"ファイル名"$0D
ファイルをライトオープン(または、新規作成)する $09,$20"ファイル名"$20"アクセス年月日"$0D
(4Byte MSB First) 注.日付のフォーマット(P13)参照
$0E,$20"ファイル名"$0D
$0E,$20"ファイル名"$20"アクセス年月日"$0D
ファイルをリードオープンする
(2Byte MSB First) 注.日付のフォーマット(P13)参照
"指定サイズ分にデータ…"">"$0D
">"$0D
">"$0D
">"$0D
注.OPRコマンドのVer3.66での変更(P15)参照
ファイルのクローズ
ディレクトリ/ファイルの名前の変更
ファイルの消去
$0A,$20"ファイル名"$0D
$0C,$20"現在のファイル名"$20"現在のファイル名"$0D
$07,$20"ファイル名"$0D
メモリの空き容量の表示(1)
$12,$0D
メモリの空き容量の表示(2)
$93,$0D
ファイルのオフセットをシークする
$28,$20"オフセット(HEX 4Byte MSB First)"$0D
● シリアル通信のボーレートの設定
コマンドの説明
シリアル通信のボーレートの設定
コマンド
$14,$20"ボー・レート値"$0D
−11−
">"$0D
">"$0D
">"$0D
"空き容量にサイズ(4Byte LSB First)"$0D
">"$0D
※使用しているメモリが4GByteを超える場合
$FFFFFFFFを返します。
この場合は下の'FSE'コマンドを使用して
下さい。
"空き容量にサイズ(6Byte LSB First)"$0D
">"$0D
">"$0D
返値
">"$0D ←変更前のボーレート
">"$0D ←変更後のボーレート
※プロンプトは2つ返信されます。詳細は12ページを参
照してください。
※ ボー・レート値については12ページボー・レートテーブルを参照
して下さい。
形
LF62
UART<−>USBメモリリーダライタ
■ボー・レート テーブル
● ボー・レート テーブル
ボー・レート
アスキーでの数値指定
300
バイナリでの数値指定
1バイト目
2バイト目
3バイト目
$102700
10
27
00
600
$881300
88
13
00
1200
$C40900
C4
09
00
2400
$E40400
E4
04
00
4800
$712000
71
20
00
★9600
$384100
38
41
00
19200
$9C8000
9C
80
00
38400
$4EC000
4E
C0
00
57600
$34C000
34
C0
00
115200
$1A0000
1A
00
00
230400
$0D0000
0D
00
00
460800
$064000
06
40
00
921600
$038000
03
80
00
1000000
$030000
03
00
00
1500000
$020000
02
00
00
2000000
$010000
01
00
00
★ 電源投入時の初期値では、9600bps($384100)となります。
■コマンドの実行例
● アスキーコマンドによるファイルのライト
IPA
<--数値をアスキーで指定します。
OPW AAA.TXT <--ファイル AAA.TXTライトオープン(指定したファイル名がカレントディレクトリ内に存在しない場合、
新規にファイルを作成)します。
WRF 100
<--ファイル AAA.TXTに100(10進)バイト ライトを指定します。
・
あるいは
・
WRF $000064 <--ファイル AAA.TXTから100バイト(アスキー表示 16進)ライトを
指定する。
※ アスキーコマンドで16進を指定したい場合数値の前に”$”をつけ
表現します。
・LED1が点滅し、LF62はライトデータの入力待ち状態になります。
・指定バイト数のデータをタイプ(書き込む)と
カーソル D:\> が返され、ライトが終了します。
CLF AAA.TXT <--ファイル AAA.TXTをクローズします。
● アスキーコマンドによるファイルのリード
IPA
<--数値をアスキーで指定します。
OPR AAA.TXT <--ファイル AAA.TXTをリードオープンします。
RDF 100
<--ファイル AAA.TXTから100(10進)バイト リードする。
・
あるいは
・
RDF $000064 <--ファイル AAA.TXTから100バイト(アスキー表示 16進)リードする。
※ アスキーコマンドで16進を指定したい場合数値の前に”$”をつけ表現します。
・
指定バイト数のデータが表示されます。
● アスキーコマンドによる ボー・レートの設定
IPA
SBD $4EC000
<--数値をアスキーで指定します。
<--通信ボー・レートを38400bpsに変更します。
※ ボー・レートの設定値は上記ボー・レートテーブルを参照して下さい。
また、ボー・レートの設定値は16進(HEX表記)となりますので設定値の先頭に
”$”を付け、16進数であることを指定してください。
● SBDコマンド対する返値
プロンプトが2回返信されます。
変更前のボーレートで直ちにプロンプトが返信され、その後、変更後のボーレートで2度目のプロンプトが返信されます。
−12−
LOGIC AND
FIRM
L&F
形
LF62
UART<−>USBメモリリーダライタ
LOGIC AND
FIRM
L&F
■日付のフォーマット
時間フォーマット
ビット位置 31 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0
YEAR
MONTH
DAY
HOUR
MINUTES
SECND/2
機能
(例1)2007/6/25 午後11時59分58秒をセットする場合
YEAR
0=1980です。 2007の場合は2007-1980=27 27→(1B)hをセットします。
MONTH 1=1月です。6月の場合は6→(6)h をセットします。
DAY 1=1日です。25日の場合は25→(19)hセットをします。
HOUR 24時間表記です。 午後11の場合は23→(17)hをセットします。
MINUTES 0=0分です。 59分の場合は59→(3B)hをセットします。
SECND 秒数を2で割った値です (2秒おきに指定出来ます)。58/2=29 (1D)hをセットします。
● OPW,MKDコマンドでの年月日の設定
OPW,MKDコマンドで、ファイル及びディレクトリに「作成年月日」あるいは「更新年月日」を指定することができます。
例:アスキーコマンドで、AAA.TXT を 2007/10/30 23:40:20 の日付けでライトファイルとしてオープンしようとした場合。
時間フォーマットに当てはめていくと以下のような数値になります。
これをMSBを先頭とする4バイトの数値として読み直すと"37h,5Eh,BDh,0Ah"となります。
ビット位置 31 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0
機能
YEAR
MONTH
DAY
HOUR
MINUTES
SECOND/2
30日=1Eh
23時=17h
40分=28h
20秒/2=10=Ah
設定時間 2007年-1980=27=1Bh 10月=Ah
バイナリ 0 0 1 1 0 1 1 1 0 1 0 1 1 1 1 0 1 0 1 1 1 1 0 1 0 0 0 0 1 0 1 0
4バイト目=37h
3バイト目=5Eh
2バイト目=BDh
1バイト目=0Ah
バイト
従って、これを実際に、ターミナルソフトウェアより設定する場合以下の命令式になります。
IPA
OPW AAA.TXT $375EBD0A
● OPRコマンドでの年月日の設定
OPRコマンドでは、「アクセス年月日」として上記の[YEAR,][MONTH],[DAY]までを設定します。(時間は設定しません)
(例)
IPA
OPR AAA.TXT $375E
● DIRTコマンドで表示される「年月日、時間」フォーマット
DIRTコマンドを使用することにより、ファイルの作成年月日,アクセス年月日,更新年月日を参照することができます。
以下にこれらのフォーマットについて説明します。
例えば、上記 ”● OPW,MKDコマンドでの年月日の設定” の例として日付指定をしてオープンしたファイル
AAA.TXTをDIRTコマンド使用して "DIRT AAA.TXT" と実行すると以下のような返値が返ります。
AAA.TXT $0A $BD $5E $37 $5E $37 $0A $BD $5E $37
ファイル名に続く最初の4バイトが「作成年月日」 その次の2バイトが「アクセス年月日」 最後の4バイトが「更新年月日」になりますが
、各々LSBが先頭になりますので上位/下位を入れ替える必要があります。
「作成年月日」 : $0A $BD $5E $37 → $37 $5E $BD $0A
「アクセス年月日」 : $5E $37
→ $37 $5E
「更新年月日」 : $0A $BD $5E $37 → $37 $5E $BD $0A
「作成年月日」及び「更新年月日」は 年月日と時間の要素の4バイトによって構成されており、上位/下位を入れ替えると上記の表
”時間フォーマット”となります。
「アクセス年月日」は、年月日のみの2バイトで構成され、そのフォーマットは”時間フォーマット”の上位2バイトの構成になります。
−13−
形
LF62
UART<−>USBメモリリーダライタ
LOGIC AND
FIRM
L&F
■エラーメッセージ
コマンド
エラーメッセージ
アスキーコマンド
モード
Bad Command
共通して返信されるエラー
File name Invalid
Command Failed
File Open
"DIR"
No Disk
Command Failed
Dir Not Empty
File Open
"DLD"
Read Only
No Disk
Command Failed
Disk Full
"MKD"
File Open
No Disk
Command Failed
Invalid
"CD"
File Open
No Disk
Command Failed
File Open
"DIRT"
No Disk
No Disk
"DSN"
Command Failed
"RDF"
Invalid
No Disk
Disk Full
"WRF"
Invalid
No Disk
Invalid
Read Only
Disk Full
"OPW"
"OPR"
"CLF"
"REN"
"DLF"
"FS"
"FSE"
"SEK"
"SBD"
"ECS"
"SCS"
"IPA"
"IPH"
"E","e"
File Open
No Disk
Command Failed
Invalid
File Open
No Disk
Command Failed
No Disk
Command Failed
File Open
No Disk
Command Failed
Invalid
Read Only
File Open
No Disk
No Disk
No Disk
Command Failed
Invalid
No Disk
なし
なし
なし
なし
なし
なし
説明
バイナリコマ
ンドモード
BC
コマンドが認識できない場合返信されます。
FN
ファイル名に使用できない文字を使用した場合返信されます。※1
BC
指定したファイル名が見つかりません。
FO
ライト又はリードするためにファイルが開かれています。コマンド実行の前にクローズしなければいけません。
ND
USBメモリが存在しません。
CF
指定したファイル名が見つかりません。
NE
削除しようとしたディレクトリが空ではありません。
FO
ライト又はリードするためにファイルが開かれています。コマンド実行の前にクローズしなければいけません。
RO
リードオンリーディレクトリを削除しようとしました。
ND
USBメモリが存在しません。
CF
指定したファイル名がすでに既に存在します。
DF
十分な空き容量がありません。
FO
ライト又はリードするためにファイルが開かれています。コマンド実行の前にクローズしなければいけません。
ND
USBメモリが存在しません。
CF
指定したファイル名が見つかりません。
FI
指定した名前がカレントディレクトリ内で使用されています。
FO
ライト又はリードするためにファイルが開かれています。コマンド実行の前にクローズしなければいけません。
ND
USBメモリが存在しません。
CF
指定したファイル名が見つかりません。
FO
ライト又はリードするためにファイルが開かれています。コマンド実行の前にクローズしなければいけません。
ND
USBメモリが存在しません。
ND
USBメモリが存在しません。
CF
読み出し位置がファイルの終わりにあります。データが存在しません。
(リードバイト数をファイルサイズより大きい値を指定したときは返信されません。)
IN
ファイルがオープンされていません。
ND
USBメモリが存在しません。
DF
十分な空き容量がありません。
(コマンド実行後に返信されます。書き込まれなかったデータは破棄されます。)
FI
ファイルがオープンされていません。
ND
USBメモリが存在しません。
FI
指定した名前がカレントディレクトリ内でサブディレクトリの名前として使用されています。
RO
リードオンリーファイルをライトオープンしようとしました。
DF
十分な空き容量がありません。ルートディレクトリで許される範囲のファイル数に達しました。(ファイル数はファイ
ルシステムに依存します。)
FO
ライト又はリードするためにファイルが開かれています。コマンド実行の前にクローズしなければいけません。
ND
USBメモリが存在しません。
CF
指定したファイル名が見つかりません。
FI
指定した名前がカレントディレクトリ内でサブディレクトリの名前として使用されています。
FO
ライト又はリードするためにファイルが開かれています。コマンド実行の前にクローズしなければいけません。
ND
USBメモリが存在しません。
CF
指定したファイル名が見つかりません。
ND
USBメモリが存在しません。
CF
指定したファイル名が見つかりません。
FO
ライト又はリードするためにファイルが開かれています。コマンド実行の前にクローズしなければいけません。
ND
USBメモリが存在しません。
CF
指定したファイル名が見つかりません。
FI
指定した名前がカレントディレクトリ内でサブディレクトリの名前として使用されています。
RO
リードオンリーファイルを削除しようとしました。
FO
ライトオープンしたファイルが存在します。クローズしてからこのコマンドを実行してください。
ND
USBメモリが存在しません。
ND
USBメモリが存在しません。
ND
USBメモリが存在しません。
CF
指定されたオフセット量がファイルの最終位置を超えています。
FI
ファイルがリードあるいはライトオープンされていません。
ND
USBメモリが存在しません。
※1 ファイル名は8.3形式です。ファイル名に使用できる文字は次のとおりです。
・英大文字
・数字
・2バイト文字(全角文字)
・「」内の文字 「$%'-_@~`!(){}^#&」 ※2 小文字の英文字は自動的に大文字に変換されます。
※3 本エラーメッセージは、ファームウェア Ver 3.66以降のものに対応しています。
修正履歴:2013/11/08 OPRにCommand Failed追加、"E","e"を追加
−14−
形
LF62
LOGIC AND
FIRM
L&F
UART<−>USBメモリリーダライタ
■LF62使用における注意点
● 変換アダプタを使用している場合の注意点
変換アダプタなどを使用して、メディアを間接的にLF62に接続して使用する場合。
変換アダプタからのメディアの抜き差しをLF62は認識できず、メディアを再挿入した場合
正しく動作を行うことができません。
このような場合は、LF62のUSBコネクタ部より、変換アダプタ自体を抜き差しする動作を行ってください。
また、変換アダプタのご使用は弊社のサポート外となっており、変換アダプタを使用しての動作を保証するものでは
ありません。LF62に変換アダプタを接続して使用する場合は、事前に評価を行い、正しく動作するかの確認を
行ってください。
● ホストシステムとのコミニュケーションについて注意点
PCなどのホストシステムから、LF62に対してデータ転送を行う場合、必ずハードウェアフロー制御を行ってください。
この制御が行われていなかったり、LF62のCS信号の状態に反応が遅れるなどした場合データの取りこぼしや
メディアをLF62から抜き差しした際、再度の認識が正しくおこなわれない等の現象を起こしホストシステムとの
コミニュケーションが正しく行われない場合があります。
以下にLF62の簡単な制御手順について示します。
① LF62の電源が入った状態で、USBメモリを挿入する。
② プロンプトの文字列がLF62より送られてくるのを待つ。
(アスキーコマンドでは、"D:\>"。バイナリコマンドでは">"です。)
③ LF62のCS信号が"ON"であること確認する。
④ コマンドを発行する。
⑤ プロンプトが返信されるのを待つ。
⑥ ③に戻り同様の動作を繰り返します。
● SEKコマンド使用時の注意点 (ファームウェア Ver.3_60より 本注意点は修正しました。)
SEKコマンドは、データの存在しないファイル(例えば新規オープンした直後のファイルなど)には使用しないで
下さい。正しいデータが書けないなどの誤動作の原因となります。
● USBメモリの使用についての注意点(ファームウェア Ver.3_62 以前)
LF62は使用するUSBメモリによりその認識時間(メモリが挿入され、プロンプトが返り、操作可能となるまでの時間)が
変わります。
2GByte容量のUSBメモリの認識時間はおよそ32秒で,4GByteではその倍の64秒程度を必要とします。
このように容量が増えた分だけ、認識時間が変わりますので、注意が必要です。
● CN2,CN3 リセット端子の使い方
リセット端子は内部で3.3Vにプルアップされています。
NPNトランジスタ、スイッチ等を直接接続して下さい。
GNDに接続している間リセットが働きます。(ON時間は6mSEC以上)
オン時には、130uA程度の電流が流れます。
スイッチなどを接続する場合
トランジスタなどを接続する場合
CN2-3PIN又は、CN3-7PIN
CN2-2PIN又は、CN3-5PIN
CN2-1PIN又は、CN3-6PIN
←リセット信号
トランジスタ
CN2-3PIN又は、CN3-7PIN
CN2-2PIN又は、CN3-5PIN
CN2-1PIN又は、CN3-6PIN
+5V
+5V
GND
GND
● OPRコマンドのVer3.66での変更
アクセス日付を変更した際は、LF62からUSBメモリを引き抜く前にOPWコマンド、CLFコマンドを使用して「ライトファイルオープン」
→「ファイルクローズ」の操作を行ってください。
この操作を行わないまま、LF62からUSBメモリを引き抜くと、指定した日付が保持されません。
例:アクセス日時を2007/11/02にした場合。(アスキーコマンドモード、数値指定はアスキー形式での例)
IPA
→数値指定をアスキー形式にします
OPR AAA.TXT $3762 (アクセス日時を2007/11/02とします)
→アクセス日時を変更します
OPW AAA.TXT
→ファイルライトオープン
CLF AAA.TXT
→ファイルクローズ
USBメモリを引き抜いてもアクセス日付は保持されます。
● 使用する電源の立ち上がり時間の注意
電源電圧の0v→5vへの立ち上げに時間がかかるとUSBメモリの認識が正常に行われません。
・電源投入直後にUSBメモリを挿入しても、USBメモリを認識しません。
・USBメモリを挿入したまま電源を投入しても、USBメモリを認識しません。
上記のような場合、下記のいずれかの対処方法を検討してください。
1)電源を立上り時間の早い( 200mSEC 以内に+5vに達する )ものに変更する。
2)CN5の7番ピンに+5Vが立ち上がるまでアクティブとなるリセット信号(Lowアクティブ)を接続し、+5Vが安定するまでLF62をリセット状態に保持する。
3)上記2)が難しい場合、LF62のリセットオプション部(+5V電源電圧降下検出)を実装する。
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*ご注意事項
1)本製品及び本書の内容については、改良のために予告なく変更することがあります。
2)本製品を使用した結果の他への影響については、責任は負いかねますので、ご了承下さい。
3)本製品を安全にご使用いただくために、特に以下の点にご注意下さい。
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本製品には一般電子機器用(OA機器・通信機器・計測機器・工作機器等)に製造された半
導体部品を使用しておりますので、その誤動作や故障が直接生命を脅かしたり、身体・財
産等 に危害を及ぼす恐れのある装置(医療機器・交通機器・燃焼制御・安全装置等)に組
み込んで使用しないで下さい。
また、半導体製品を使用した製品は、外来ノイズやサージにより誤動作したり故障したりする
可能性がありますので、ご使用になる場合は万一誤動作、故障した場合においても生命・身
体・財産等が侵害されることのな いよう、装置としての安全設計に万全を期されますようお
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