サービス・マーケティング 15 サービス・マーケティング・ミックス 1.マーケティングとは何か 「マーケティングの目標は、販売を不要にする こと」 Peter F.Drucker 1 市場価値作り 2.マーケティングの仕組み作り ①ニーズの発見 ②コンセプトの設計 ③マーケティングの展開(マーケティング・ミックス) 市場価値 Product (価値形成活動・製品) Price (価値表示活動・価格) Promotion(価値伝達活動・プロモーション) Place(価値実現活動・チャネル) 4P (E.J.マッカーシー) value chain サービス・マーケティングでは4Pで良いのか。 生産・販売の仕組み作りという点から考えると、 重なる部分(4P)と足りない部分がある。 違い:①生産と消費が同時 オペレイション機能とマーケティング機能が 一体化している。顧客にその場でどのように 参加させるかが重要。 ②サービスは顧客にとっては「経験」 過程品質の重要性 2 4Pに追加すべき要素 ①人材(People): サービス提供を実行する人 ②物的要素(Physical evidence) 環境を作り、サービスの道具となるもの ③プロセス(Process) 活動の流れの特徴 標準化 対 個客化 単純 対 複雑 顧客参加の程度 サービス・マーケティング・ミックス Product People Price Place Promotion Physical evidence Process *路線バスの場合 3 Service marketing mix(1) (1)Product ①サービス内容の決定 ②サービス品質、 ③サブ・サービス、 ④サービス・パッケイジ ⑤プロダクト・ライン、 ⑥保障 ⑦ブランディング Service marketing mix(2) (2)Place ①立地(生産・販売拠点) ②チャネル・タイプ、 ③交通状況、 ④チャネル管理の方法 (3)Promotion ①コミュニケーション・ミックス、②販売員、③広告、 ④パブリシティ、⑤セールス・プロモーション、 (4)Price ①価格水準、②期間、③差別化、④割引、⑤価格幅 4 Service marketing mix(3) (5)People ①従業員(雇用、訓練、動機付け、報酬)、②顧客(情報 提供)、③企業文化、風土、④インターナル・マーケ ティング (6)Physical evidence ①環境・場、②備品・道具、③コミニュケーション要素 ④サービス・スケープ⑤サイン、⑥服装、⑦他の有形物 (カード、パンフ、ロゴ) (7)Process ①活動の流れ(標準化vs個客化)、②手順(単純vs複雑)、 ③顧客参加の程度 5
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