1-1 Word2013 初級(後編)について 本テキスト「Word2013 初級(後編)」は、前のテキスト「Word2013 初級(前・中編)」と合わせて 「Word 初級編」となっており、Word の基本的な活用方法を学べる内容になっています。 新しい機能や操作はもちろんのこと、前編に登場した操作をより深く取り扱い、これから Word を活用する 方には必要なものばかりです。 また“自己流”で Word を活用されていた方も、このテキストを利用して学び直すことにより、活用の幅が より広がるかもしれません。 1-1-1 文章の編集(後編) ビジネス文書(地域役員などの文書作成含む)などで必要となる、文書作成の基本編集機能を学習しま しょう。 前編で学習した「インデント」機能をより深く学習し、「タブ」機能、「行間」設定と進みます。 地味ですが、正しいビジネス文書作成には必須の機能です。 1-1-2 長文の編集 2 ページ以上に渡る文書を作成する際に必要な「改ページ」や「ヘッダー・フッター」機能を学習します。 また、簡単に表紙の挿入ができるようになっています。 2 1-1-3 表作成の活用 前編で作成したような表に対して、新たに行や列を挿入し、表のデザインを変更します。 Word の文書作成の中で活用場面の多い表作成の、より実践的な編集方法を学習します。 氏名 住所 〒 電話番号 希望講座 第 1 希望 第 2 希望 3 第 3 希望 Chapter2 文章の編集機能(箇条書き、タブとインデント) 4 2-1 段落にインデントを設定しましょう 前編のテキストでも、文中で「左インデント」を設定しましたが、それ以外にもいくつかのインデント種類が 用意されており、文書内で使い分ける必要があります。 INFO → インデントの種類 インデントには、前編で紹介した「左インデント」の他、「字下げインデント」「ぶら下げイン デント」「右インデント」が用意されています。 まず前編テキストのおさらいからとなりますが、インデントとは「文書内で左右の余白から 文字までの幅を変更する機能」のことを指しており、特定の段落のレイアウトを変更する 時などに使います。 平成 Y 年 M 月 D 日 社員各位 総務部 1 行目のインデント 社員旅行のお知らせ (字下げ) 今年も、例年通り社員旅行を行いたいと思います。 今年は去年のアンケートで最も興味の高かったロシア 領サハ共和国で、ダイアモンドとオーロラを訪ねる旅とな ります。皆様多忙かと思われますがぜひご参加をお願い いたします。 左インデント 日程:7 月 20 日~7 月 23 日まで 行先:ロシア領サハ共和国 費用:1 人 58,000 円 (残額 40 万円は積立より支出) 左インデント 締切:6 月 1 日 なお、不参加の方は締切日までに総務部 村岡(t-muraoka)まで、メールをお願い いたします。 右インデント 5 INFO → インデントの種類(前編テキストより) ●段落の先頭行のみインデント「字下げインデント」 日本最後の秘境、トカラ町へようこそ!↵ 海に囲まれた島ならではのマリンスポーツをお楽しみいただいた後は、島の天然 温泉でゆっくりと体を休めていただくことができます。↵ 食事は新鮮な魚介類をはじめとした海の幸はもちろんのこと、希少なトカラ牛 (黒毛和牛)やビワ酒もおすすめです。↵ ●段落の 2 行目以降(1 行目は除く)のみインデント「ぶら下げインデント」 日本最後の秘境、トカラ町へようこそ!↵ 海に囲まれた島ならではのマリンスポーツをお楽しみいただいた後は、島の天然温 泉でゆっくりと体を休めていただくことができます。↵ 食事は新鮮な魚介類をはじめとした海の幸はもちろんのこと、希少なトカラ牛(黒毛 和牛)やビワ酒もおすすめです。↵ ●段落全体を左にインデント「左インデント」 日本最後の秘境、トカラ町へようこそ!↵ 海に囲まれた島ならではのマリンスポーツをお楽しみいただいた後は、島の天然 温泉でゆっくりと体を休めていただくことができます。↵ 食事は新鮮な魚介類をはじめとした海の幸はもちろんのこと、希少なトカラ牛 (黒毛和牛)やビワ酒もおすすめです。↵ ●段落全体を右にインデント「右インデント」 日本最後の秘境、トカラ町へようこそ!↵ 海に囲まれた島ならではのマリンスポーツをお楽しみいただいた後は、島の天然 温泉でゆっくりと体を休めていただくことができます。↵ 食事は新鮮な魚介類をはじめとした海の幸はもちろんのこと、希少なトカラ牛(黒 毛和牛)やビワ酒もおすすめです。↵ 6 2-1-1 文書に「字下げインデント(左インデントの一種)」を設定しましょう 本文の「1 行目の先頭を 1 文字分空ける」のが、日本語文書ルールのひとつです。 STEP → ここで行いたい内容は? 本文の先頭を 1 文字分「字下げインデント」を行いましょう。 ファイル「職業人研修プログラムを受講される皆様へ」を開きましょう 赤字が「タイトル」 緑字が「発信者」 青字が「小見出し」 黒字が「本文」 です 4 行目をクリックしてカーソルを置きましょう ★段落内にカーソルがあれば、先頭である必要はありません 段落に設定する機能は、段落内にカーソルが表示されているだけで実行することができます 段落をすべてドラッグして範囲選択する必要はありません 《ホーム》タブ内、《段落》グループ右下の《段落の設定》ボタン 1 3 2 7 をクリックしましょう 《段落》ダイアログボックスが表示されます 《最初の行(S)》ドロップダウンリストボックスの をクリックしましょう 表示された一覧から《字下げ》をクリックしましょう 4 5 8 《幅(Y)》が《1 字》と表示されます 《OK》ボタンをクリックしましょう 6 9 選択された段落の 1 行目が 1 文字分「字下げ」されます 次の段落(6 行目から 7 行目)も、1 文字分「字下げインデント」を行いましょう 10 2-1-2 文書に「ぶら下げインデント」を設定しましょう 左インデントの一種で、2 行目以降を下げて 1 行目が前に出たように見えるインデントを「ぶら下げインデ ント」と呼びます。 STEP → ここで行いたい内容は? 本文 9 行目から 16 行目(丸番号が付いている段落)まで、「ぶら下げインデント」にしまし ょう。 9 行目をクリックしてカーソルを置きましょう ★段落内にカーソルがあれば、先頭である必要はありません 《ホーム》タブ内、《段落》グループ右下の《段落の設定》ボタン 11 をクリックしましょう 2 1 12
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