スライド 1 - 福岡県工業技術センター

概
要
福岡県工業技術センター
「地域企業の発展を支援する実践的研究開発機関」
をキャッチフレーズに、県内中小企業からの技術相談や試験分析の受託、および実
用化を目指した共同研究の推進を通じ、地域企業の発展を支援します。
主な業務
●企業の新技術や新製品の開発を共同研究で
支援します。
●センター独自の技術を企業へ移転します。
●材料や製品の評価試験、分析等を行います。
●保有設備機器を開放します。
各研究所に技術総合支援室を設置し企業からの相談に対応します。
研修、講習会等を通じて企業技術者の人材育成を支援します。
センタークラブ、技術研究会など交流の場を提供します。
●企業現場への訪問や技術相談等により企業ニーズ等の把握を行います。
●HPやメールマガジン、成果発表会、研究所の一般公開などによる情報発信を
行います。
※メールマガジンは、ホームページから登録できます。(P36 お知らせ参照)
研究開発のステージに応じた支援のための調整やとりまとめを行います。
概
組織
要
福岡県工業技術センターは、試験・分析・指導業務中心の工業試験場から研究開発に軸足をおいた
技術支援機関として平成2年度に再編されました。当センターは企画管理部、化学繊維研究所、
生物食品研究所、インテリア研究所、及び機械電子研究所から構成されています。
企画管理部
福
岡
化学繊維研究所
県
工
セ
ン
タ
ー
所
長
業
技
術
セ
ン
セ
ン
タ
ー
副
所
長
(
事
務
・
技
術
)
総
務
課
戦略プロジェクト室
研 究 企 画 課
情 報 交 流 課
技術総合支援室
繊維技術課
機能材料チーム
化
学
高分子材料チーム
ナノセラミック材料チーム
課
技術総合支援室
生物食品研究所
生物資源課
食
インテリア研究所
品
微生物・発酵チーム
食品工学チーム
課
機能材料課
機能材料開発チーム
技術総合支援室
技術開発課
機械電子研究所
生物機能開発チーム
細胞機能開発チーム
庶
デザイン・システムチーム
木材科学・室内環境チーム
務
課
技術総合支援室
材料技術課
金属プロセスチーム
表面プロセスチーム
タ
生産技術課
精密加工チーム
生産システムチーム
ー
機械技術課
材料強度評価チーム
熱エネルギーチーム
電子技術課
光・センシングチーム
EMC・3次元設計チーム
沿革
大正 14 (1925)年
4月
福岡県福岡工業試験部、久留米工業試験部、福島工業試験部発足
昭和 2 (1927)年
昭和 13 (1938)年
4月
8月
各試験部を試験場に改称
福岡県金属工業試験場設立(昭和56(1981)年 廃庁)
昭和 23 (1948)年
昭和 29 (1954)年
8月
6月
久留米工業試験場を国へ移管
福岡県直方鉱業試験場設立(昭和56(1981)年 廃庁)
昭和 29 (1954)年 11月
昭和 32 (1957)年 3月
福岡県福岡工業試験場久留米分場設置(昭和53(1978)年 廃庁)
福岡県福島工業試験場大川分場設置(昭和37(1962)年 大川木工指導所に改称)
昭和 40 (1965)年
昭和 53 (1978)年
4月
5月
福岡県福島工業試験場大川木工指導所を福岡県大川木工指導所に改称
久留米分場を福岡工業試験場に統合(新庁舎を筑紫野市に設置)
昭和 56 (1981)年
昭和 57 (1982)年
6月
4月
金属工業試験場と直方鉱業試験場を統合し福岡県北九州工業試験場設立
福岡県大川木工指導所を福岡県大川工業試験場と改称
平成
2
(1990)年
4月
統合により4研究所体制の福岡県工業技術センター設立、4試験場を改称
(化学繊維研究所、材料開発研究所、インテリア研究所、機械電子研究所)
平成
7
(1995)年
4月
材料開発研究所を廃庁し、福岡県工業技術センター生物食品研究所設立
現在に至る
概
要
福岡県工業技術センター 各研究所
企画管理部
研究企画課
情報交流課
技術交流の企画・調整、研究成果の普及促進、
技術交流の総合窓口
試験研究の総合企画・調整、
試験研究の成果の管理
総
戦略プロジェクト室
課
予算、財務会計、人事、庶務
戦略プロジェクトの企画、産学官との連携
化学繊維研究所
務
繊維系、有機および無機系材料技術
技術総合支援室 (技術相談窓口 TEL 092-925-7402)
繊維技術課
機能材料チーム
繊維材料の機能、染色加工技術
(主要設備)
耐光試験機、恒温恒湿槽付属万能試験機、デジタルマイクロスコープ、走査電子顕微鏡、
テーバー形摩耗試験機、カストム式摩耗試験機、摩擦帯電圧測定装置、風合計測装置(KES)、
精密迅速熱物性測定装置、低温恒温恒湿機、接触角測定装置、可視紫外分光光度計、色差計、
通気度試験機
化
学
課
ナノセラミック材料チーム
高分子材料チーム
無機材料、高分子材料
(主要設備)
電界放射型走査電子顕微鏡(FE-SEM)、蛍光X線分析装置、X線回折装置、赤外分光光度計、
元素分析装置、熱分析装置、万能試験機、高温摩耗試験機、低温高温衝撃試験機、粘度計、
加圧式ニーダー、環境試験室、射出成形機、絶縁抵抗測定器、水分定量装置、蛍光光度計、
固定粘弾性測定装置
生物食品研究所
電界放射型走査電子顕微鏡
バイオテクノロジー、食品、および抄造関連技術
技術総合支援室 (技術相談窓口
生物資源課
低荷重万能試験機
細胞機能開発チーム
生物機能開発チーム
TEL 0942-30-6644)
バイオテクノロジー
(主要設備)
孵卵器、実体顕微鏡、位相差生物顕微鏡、分光光度計、マイクロプレートリーダー、電気恒温器、
遠心分離機、電気泳動装置、卓上超遠心分離機、飛行時間型質量分析計、DNAシーケンサー、
フローサイトメトリー
食
品
課
微生物・発酵チーム
食品工学チーム
DNAシークエンサー
食品材料、食品加工技術
(主要設備)
高 速液体 クロマ トグラ フ、分光 光度計 、安全 キャビ ネット、 オート クレー ブ、凍 結乾燥機 、
位相差生物顕微鏡、レトルト殺菌機、マルチプレート用発光分析装置、マイクロアレイ解析装置、
GC-FID、清酒メーター、アミノ酸分析装置、卓上電子顕微鏡、ウイレー式実験常用粉砕機、
マスコロイダー(電子石臼)
アミノ酸分析装置
機能材料課
機能材料開発チーム
抄造技術を利用した材料関連技術
(主要設備)
赤外分光光度計、曲げ試験機、リファイナー、シートマシン、コンクリートミキサー、電気るつぼ炉、引っ張り試験機、
白色度測定機、紫外線可視分光装置、抄板機
概
インテリア研究所
木質材料技術、及び生活・住環境関連技術
技術総合支援室 (技術相談窓口
技術開発課
TEL 0944-86-3259)
デザイン・システムチーム
木材科学・室内環境チーム
家具、木竹製品、木質材料、CAD/CAM、
NC加工技術、人間工学的視点からの住環境・家具設計
(主要設備)
3 次 元 CAD/CAM シ ス テム 、 デジ タ ル マ イ ク ロ ス コ ー プ 、比表 面 積 ・ 細 孔 分 布、
キャピラリーガスクロマトグラフ、三次元表面粗さ測定機、蒸気吸着量測定装置、
脳波計、フーリエ変換赤外分光光度計、家具強度試験機、VOCガス測定システム、
チャンバーセット、体圧分布測定装置、EMG測定器、赤外線熱画像装置、生体情報測
定装置、恒温恒湿室、恒温恒湿器、オートグラフ、丸鋸盤、自動鉋盤、卓上ボール盤、
広幅型ホットプレス、鋸盤
家具強度試験機
機械電子研究所
金属材料・機械及び電子技術
技術総合支援室 (技術相談窓口
材料技術課
金属プロセスチーム
表面プロセスチーム
TEL 093-691-0231)
金属材料
(主要設備)
ナノ金属組織解析システム、塩乾湿複合サイクル試験機、高周波溶解炉、電子線マイクロ
アナライザー、ガス雰囲気炉、X線回折装置、高感度顕微鏡システム、蛍光X線分析装置、
グロー放電発光分析装置、塩水噴霧試験機、炭素硫黄分析装置、ICP発光分析装置、プラズ
マ放電シンタリング装置
生産技術課
精密加工チーム
生産システムチーム
ナノ金属組織解析システム
金属材料の加工技術、
NC加工技術
(主要設備)
表面形状測定システム、三次元測定機、高精度三次元加工機、MC加工機、NC放電加工機、
微細形状測定装置
機械技術課
材料強度評価チーム
熱エネルギーチーム
材料・構造物の強度、
エネルギーの高効率利用
表面形状計測システム
(主要設備)
300kN万能試験機、2000kN万能試験機、X線非破壊検査システム、超音波探傷装置、
マイクロビッカーズ硬度計、ビッカーズ硬度計マイクロスコープ、コンピュータ計測制御
式精密万能試験機、非接触式熱計測システム、材料強度評価試験システム、ロックウェル
硬度計
材料強度評価試験システム
電子技術課
光・センシングチーム
EMC・三次元設計チーム
メカトロニクス、EMC、照明評価
(主要設備)
LED照明特性評価システム、EMC対策支援システム、3次元造形機、電磁ノイズ測定室、
雑音総合評価試験機、雷サージ許容度試験機
庶
務
課
財務会計、庶務
EMC対策支援システム
要
概
要
新規導入備品
【平成25年度導入】
透湿度試験装置
担当課:繊維技術課(化学繊維研究所)
○装置概要
JIS L1099 B-1法、B-2法に規定された透湿度測定装置です。透湿度とは、規定の温度及び湿度において繊
維、フィルムを透過する水蒸気の質量(g)をその繊維製品1 m2・1時間当たりに換算した値として評価します。
○メーカー・型式
インテック(株)・透湿度試験装置 IT-WV
○仕様・性能
試験片支持枠
: 80 × 60 mm(内径×高さ)
試験片
:200 ×200 mm(3枚)
【透湿度試験装置】
JIS L1099 B-1法(酢酸カリウム法)、B-2法(酢酸カリウム法の別法)に規定。
体圧分布測定システム
担当課:技術開発課(インテリア研究所)
○装置概要
センサーシートを用いて圧力及び圧力分布を測定する装置です。マットレス、椅子の座面等の体圧分布の測定
に使用します。センサーの増設により、座面圧のみの測定から全身の体圧分布測定が可能になりました。
○メーカー・型式
ニッタ(株)・Body Pressure Measurement System
○仕様・性能
測定範囲
分解能
マトリックス数
センサー部サイズ
:約15 ~約300 mmHg
:10 mm
:44 行× 48 列
:440 × 480 mm
ハンディ型光沢計
【マットレスの体圧分布測定】
【体圧分布測定システム】
担当課:材料技術課(機械電子研究所)
○装置概要
○装置概要
本装置は、金属材料表面またはめっき、無機皮膜もしくは有機
本装置は、金属材料表面またはめっき、無機皮膜もしくは有機皮膜を施した試料表面の光沢度を評価する装置
皮膜を施した試料表面の光沢度を評価する装置です
です。
○メーカー・型式
日本電色工業(株)・PG-II M
○仕様・性能
【ハンディ型光沢計】
JISに準拠した光沢度の測定
接触角
: 20°, 60°, 85°
測定面積 : (接触角20°)-10.0×10.6 mm 測定範囲(光沢度): (接触角20°)0.1~2,000
(接触角60°)-10.0×20.0 mm
(接触角60°)0.1~1,000
(接触角85°)-10.0×40.1 mm
(接触角85°)0.1~ 162
分解能比 : グロス値0~200未満⇒小数点1桁、グロス値200~2000⇒整数
測定時間 : 約1秒
熱膨張係数測定装置
担当課:機械技術課(機械電子研究所)
○装置概要
金属、セラミックス、樹脂などの幅広い材料の熱膨張係数を測定温度-180~1,600℃の範囲で高精度に測定
する装置です。
○メーカー・型式
NETZSCH社・DIL 402C
○仕様・性能
測定方法
サンプルサイズ(最大)
測定温度範囲
加熱速度
測定精度
: 押し棒式
:φ19 x 25 mm(L)
:-180 ~ 1600 ℃
【熱膨張係数測定装置】
: 0.1~10 K/min
:±1x10-8 /K
平成24年度補正 地域新産業創出基盤強化事業(経済産業省)
概
ハイインピーダンスプローブ
担当課:電子技術課(機械電子研究所)
要
○装置概要
電気・電子機器の各種端子(電源端子、負荷端子、制御端子)
から漏洩する伝導性の電磁ノイズを測定する機器です。
○メーカー・型式
Schwarzbeck Mess-Electronik・TK 9420
○仕様・性能
周波数範囲
入力抵抗
測定端子
:9 kHz~30 MHz
:1.5 kΩ
:50 Ω
電流プローブ
【ハイインピーダンスプローブ】
担当課:電子技術課(機械電子研究所)
○装置概要
オシロスコープに接続して使用し、電流波形を観測するための機器です。電流が流れている導体をクリップ
するだけで電流測定が行えます。
○メーカー・型式
テクトロニクス・P6022型
○仕様・性能
周波数帯域
電流/div
: 935 Hz~120 MHz
: 1または10 mA
(オシロスコープ1 mV/div設定時)
最大ACp-p電流 : 6 A
【電流プローブ】
超高精度3次元造形機
担当課:電子技術課(機械電子研究所)
○装置概要
○装置概要
3次元CAD等で生成された立体形状を、高い造形精度(0.01mm単位)で造形でき、設計・試作に必要
3次元CAD等で生成された立体形状を、高い造形精度(0.01mm単位)で造形でき、設計・試作に必要な
な検証(意匠確認、勘合確認、組立検証、動作確認など)が可能な装置です。
検証(意匠確認、勘合確認、組立検証、動作確認など)が可能な装置です。
○メーカー・型式
3D Systems, Inc.・ 3510 HD Plus
○仕様・性能
造形材料
造形精度
:紫外線硬化アクリル樹脂
:0.01~0.02 mm (最高精度時、1cmあたり)
(造形パラメーター、パーツ形状やサイズ、後処理によって変化)
積層ピッチ
:16, 29, 32 μm
造形サイズ
:最大298×185×203 mm (積層ピッチ32μm時)
(積層ピッチによっては、造形可能サイズが小さくなります。)
難形状の造形 :切削加工や金型では困難な形状も造形可能
造形データ形式:STL、SLC形式
平成24年度補正 地域新産業創出基盤強化事業(経済産業省)
GHz帯EMIテストレシーバー
【超高精度3次元造形機】
担当課:電子技術課(機械電子研究所)
○装置概要
CISPR16-1-1に完全適合したEMIテストレシーバです。VCCI
の規制に対応したGHz帯の放射エミッション測定が可能です。
○メーカー・型式
Rohde&Schwart社・ESR7
○仕様・性能
周波数範囲
検波器
:9 kHz~7 GHz
:PK、QP、AV、CISPR-AV
平成24年度補正 地域新産業創出基盤強化事業(経済産業省)
【GHz帯EMIテストレシーバー】
概
【平成24年度導入】
要
非接触三次元測定器
担当課:生産技術課(機械電子研究所)
○装置概要
測定対象物に縞模様を投影し、そのイメージをカメラで取り込み計算することにより、表面形状を三次元座
標値を持った高密度大量点群データとして出力することができます。
○メーカー・型式
Steinbichler(東京貿易テクノシステム(株))・COMET5-11MC
○仕様・性能
測定範囲
測定精度
CCD画素数
測定時間
耐荷重
:最大900 × 600 × 600 mm(XYZ)(1ショット)
:0.005 ~ 0.040 mm(1ショット)
:1100万画素
:10~20分程度
:150 kg
LED照明特性評価システム
【非接触三次元測定器】
担当課:電子技術課(機械電子研究所)
○装置概要
LED 照 明 機 器 や 光 源 の 光 学 特 性 ( 全 光 束 、 配 光 、 分 光 分 布 、 光 源 色 、 輝 度 分 布 等 ) や 電 気 的 特 性
(高調波電流、絶縁耐圧、絶縁抵抗、漏洩電流)を評価する装置で、5種のシステムで構成されています。
○メーカー・型式
①全光束測定システム:大塚電子(株)・FM-9165
②配光測定システム:大塚電子(株)・GP-2000
③2次元輝度分布測定システム:コニカミノルタオプティクス(株)・CA-2000
④照明シミュレータ:Optical Research Associates・LightTools
⑤電気的特性測定システム:菊水電子工業(株)・KHA-1000、TOS9201、TOS3200
○仕様・性能
①全光束測定システム
積分球直径 :65インチ
測定波長域 :360~830 nm
②配光測定システム
光路長
:最大12 m
測定範囲
:4π sr
③2次元輝度分布測定システム
解像度
:980×980 pixel
測定輝度範囲:0.1~100,000 cd/m2
④照明シミュレータ
照度・輝度・配光・色度解析
⑤電気的特性測定システム
高調波電流測定(電源容量:単相2 kVA)、
耐電圧試験、絶縁抵抗試験、接触電流測定、
保護導体電流測定
【全光束測定システム】
※(財)JKA補助物品
【2次元輝度分布測定システム】
【配光測定システム】
※保有設備は企業の皆様へ開放しております。
料金など詳しいことは各研究所の技術総合支援室にお問い合わせください。
※その他の保有設備機器はホームーページからご覧頂けます。
(URL:http://www.fitc.pref.fukuoka.jp/kigyo_shien/setsubi/setsubi.htm)