平成28年度第15号 初島中学校学校通信 H28、11、4発行 発行責任者 和田 啓次郎 有田市PTA連合会主催親睦ソフトバレーボール大会 本年度も、10月30日(日)、有田市民体育館において恒例 の有田市PTA連合会主催親睦バレーボール大会が開催され、市 内11小中学校から36チームが参加し手に汗握る熱戦を繰り 広げました。 本校PTAからも3チーム計24名の会員が選手や運営スタ ッフ、応援団として参加し、楽しい半日をすごすことができまし た。ちなみに、成績は去年より2つ順位を上げ学校別総合第8位 でした。また、男子選手MVPには本校PTA会員(PTA顧問) の豊嶋憲司さんが選ばれました。おめでとうございます。そして、みなさんお疲れ様でした。 2日後の11月1日(火)くらいには、みなさんきっと全員間違いなくひどい筋肉痛におそわれたことでしょう。 初島中学校図書室日々進化中(10月27日~11月9日は読書週間) 最近、本校図書室が図書館担当教員や学校司書、その他の先生達の協力により、書籍が正確に分類・整理されわかりやす く陳列されている、書籍に関する掲示が工夫されているなど、どんどん充 実してきています。先日は、数名の有志の先生達が、新規購入書籍やおす すめの書籍などを紹介するラックを作製してくれました。 また、本年度は市の予算と東和生コン株式会社さんの寄贈で、中高生新 聞2紙(朝日、読売)も玄関ホールにおいています。 本や新聞を読むことは①様々な知識が獲得できる ②実生活ではでき ない多くのことが疑似体験できる ③いろんな人の考え方に触れること ができ、自分の思考を深めることができる ④精神的な豊かさを獲得でき る等のたくさんのメリットがあります。皆さん、図書室を積極的に利用し、もっともっと書籍や新聞に親しんでください。 「海難1890」映画鑑賞会 10月31日(月)午後、初島中学校体育館において映画「海難1890」の鑑賞会を行いまし た。みなさんももうご存知のことと思いますが、この映画の前半部分は今から約130年前の和歌山(串 本)が舞台になった映画で、本県とも大変関わりの深い内容となっています。 「海難1890」を見た生徒の感想を一部紹介します エルトゥールル号 「海難1890」を見て 3年 西本 龍生 この映画を見て、真心の大切さと暖かさを感じました。 私たちが住む和歌山で昔起こった海難事故に遭ったト ルコの人たちを助けた当時の日本人の優しさや親切心は、 現在の日本人も見習わなければならないと思いました。 また、時が過ぎ、今度はトルコの人々が日本人を真心を 持って助けたことは、真心はやがてその人に帰ってくると いうことを示しているのだろうと思いました。 トルコ人を助けた当時の和歌山の人たちのように、自分 たちが苦しい生活をしていようとも、困っている人を助け ることは今の僕にはできないかもしれませんが、少しでも 助けてあげられるように頑張らなければという気持ちが 起こってきました。また、トルコの人たちのように、与え られた真心はお返ししようという気持ちも起こってきま した。これからはトルコと日本のような人間関係をつくっ ていきたいとも思いました。 「海難1890」を見て 2年 久保川真愛 私が「海難1890」を見て学ぶことができたのは、ど んな人でも、どこの人でも助け合って支え合っていかなけ ればならないということです。串本の人々が自分たちの食 料を分けて60人以上のトルコの人々を助けたことに感 動しました。鳥肉を半分にして食べているシーンなどはと ても助け合っている感じがしてかっこいいと思いました。 トルコの人々を村の人で助けただけでなく、日本が船を出 してトルコまで送り届けたことを知ってびっくりしまし た。日本人はトルコの言葉がわからないのに、表情を見た りして心を通わせていることに感動しました。 トルコは1985年におきたイラン・イラク戦争の時にテヘ ランに取り残された日本人215人を最終便の救援機に乗せ て日本に帰れるようにしてくれました。昔の日本人のした ことが時を超えて受け継がれているのはすごいことだと 思います。国は違ってもみんな支え合って生きているんだ なと思いました。 「私たちはまだ子供だから」といって何もしないのでは なく「子供だからできること」「子供にでもできること」 を探して人の役に立てるようにしていきたいとあらため て思いました。 「海難1890」を見て 3年 嶋田 優紀 日本とトルコのかけがえのない、そして消えることのない 美しくすばらしい友情のストーリーについて、以前、社会科 の授業で髙垣先生から歴史の視点で、また、道徳の時間に実 習生の井笹先生から教えてもらったことがあるので、だいた いの話は何となくわかっていましたが、今日、体育館で見た 映画を通して、言葉も文化も異なる異国の人々のために自分 たちの貧しさも顧みず、必死に献身的に尽くした大島の人た ちの一生懸命な姿にとても感動しました。 日本人だけでなく、トルコの人たちも助けてもらった恩返 しに、自分たちを犠牲にして日本人を助けてあげたこともす ごいと思いました。 はじめは日本人を助けることに反対していた人も、最後は 日本人を助けてくれて、真心の力はすごいなと思いました。 私も、国籍や文化に関係なく、どんな人に対しても真心を 持って接するようにしていきたいと思いました。 「海難1890」を見て 1年 丸山珠那実 今日5~6時間目に「海難1890」を見ました。この映画 は、日本の和歌山県の串本町に深く関係していました。小学 6年生の頃、この話が教科書に載っていたのを思い出しまし た。でも、教科書には少ししか載っていなかったのであまり 詳しいことは知りませんでした。 和歌山県沖で台風に遭遇して沈没したトルコ軍艦の乗組 員達を貧しい村人達が救った1890年のエルトゥールル号海 難事故と、イラン・イラク戦争でイランのテヘランに取り残 された日本人達の救出に多くのトルコ人が尽力した1985年 のテヘラン邦人救出劇。 日本とトルコの絆を深めた2つの事件を通して、人が人を 思う気持ち=「真心」の大切さがよくわかる作品でした。 1890年のエルトゥールル号海難事故では日本人がトルコ 人を助け、1985年のテヘラン邦人救出劇ではトルコ人が日本 人を助けた。このような異国同士の助け合いが世界の平和に つながっていくのだと思いました。 自分たちがどんなに辛く大変でも、相手を助けるという「真 心」が素晴らしいと思いました。 私たち一人一人がその心を大切に生きてゆくことが「世界 平和」の第一歩だと思います。
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