いつまでも健康な体でどこまでも けん しょう かい 健翔会だより 8 発 行 所 香川県坂出市川津町 号 (〒762-0025)3329-14 医療法人社団 堀 2012・9月1日 ◎本紙に関するご意見、ご質問がありましたら お気軽にどうぞ❢ TEL 口 健翔会 医 院 0877-45-8686 <担当>高橋,青北 TEL 0877-45-8686 FAX 0877-45-8883 HP http://www.horiguchi-hp.jp 私たちの体は、脳であっても肝臓であっても全て細胞で作られています。ですから普段何気 なく呼んでいる病気も、本当は“脳の細胞の病気” 、あるいは“肝臓の細胞の病気”と呼ぶ べきかもしれません。 堀口 裕 先生 1.自覚するために 人の病気はまぎれもなく細胞で起こります。もし細胞が徐々に元気を失っていけば、やがては病気の細胞になります それで今細胞たちがどれくらい元気な状態にあるのか、それを調べておく必要があります。実は細胞が元気を失っていても、私た ちは殆どそれを自覚できないのです。ですから自分たち一人一人が、自分のために「細胞の元気度」を調べて欲しいのです。 2.気候の違い 今年の夏はとっても暑くて、さすがに健康な方でも体力の低下が目立ちます。それでも年間を通して患者さんを診ていますと、夏 場よりも冬場の方が病状は悪化しています。その理由は「冬は寒いからです。」漠然とそう思っていました。ところが何年か前に 当院のスタッフの細胞の元気度チェック(いわゆる細胞内検査)を夏と冬の2回行いました。それで分かったのですが、夏場より も冬場のほうが著しく細胞の元気度が悪かったのです。原因についてはっきりしません。いま分かっていることは気候の違いです。 3.冬にご用心 冬場は寒くて、さらに空気の乾燥から静電気が溜まりやすくなります。特に静電気が溜まると交感神経の緊張で末梢の血行がとて も悪くなります。実際、当院のスタッフの血行がとても悪くなっていることが分かりました。しかも細胞の老はい物(酸化と酸性 の老はい物)も多く溜まっていました。ですから病気を患っている患者さんなら、直に容態の悪化に繋がって当然です。 4.健康を守るために 私たちの細胞は気候変動のみならず、日ごろの心身のストレスと過労によっても絶えず元気を失っていきます。そのことを自覚で きないので、気が付けばもうどうにもならない容態にまで陥っていることがあります。そう思ったとき、どうしても細胞の元気度 を診ておく必要があります。どうか自分の健康は自分でお守り下さい。 いろいろ豆知識 普段の食事の中でカロリーを気にすることは習慣的になってき ていますが、それと同じように気にかけておきたいのがコレステ ロールです。コレステロール値は、その人の嗜好品や食べ方の積 み重ねで決まってくる値です。食生活をちょっと見直すだけで変 わりやすい値でもあります。 ◎そもそもコレステロールって? 例えば、お肉より魚、サラダ油よりオリーブ油を! コレステロールと聞けば誰でも「体に良くないもの」とイメー ジしてしまいますが、実は私たちの体の中の細胞やホルモンを ☆かつてコレステロールを下げるとブームになった 「リノール酸」はLDLコレステロールを下げますが、 作る「原料」として重要な役割を果たしています。 HDLコレステロールもともに下げてしまうので でも増えすぎると血管に障害をきたして動脈硬化が進み、脳卒中 摂り過ぎは禁物です! や心筋梗塞など重い病気を引き起こすことが知られています。 そして、適度な運動も必要ですが、長く続けられる内容で行う ◎コレステロールはどこからやってくる? ことがポイントです。 血液中のコレステロールは肝臓で合成されて作られるものと、 ※ 中でも還元電子治療は動脈硬化を防ぐための強い味方です! 小腸で食事などから吸収されるものの2つがあります。コレス テロール値はこの2つから成り立っています。 Q. 日常よく食べられているご飯もの ☆小腸は胃の次にあって、消化と吸収を行う大切な器官です。 5種(A~E)をコレステロールが 食べ物に含まれるコレステロールもここで吸収されます。 多い順に並べて下さい! ◎悪玉・善玉って? コレステロールはその性質や役割から次の2つに分けられて A カツ丼(卵とじ) います。 C 海鮮丼(マグロ、イクラ、イカ、ホタテ、タコ、卵焼き) D 親子丼 ◎悪玉コレステロール(LDLコレステロール) B E 五目チャーハン うな重 血管に溜まって動脈硬化の原因となります。 ◎善玉コレステロール(HDLコレステロール) 1位 2位 3位 4位 5位 血管に溜まったコレステロールを減らす役割を持ちます。 ☆悪玉コレステロールが増えすぎることを「高コレステロール血 症」と言います。 <ヒント> ◎なぜ動脈硬化はこわい? 動脈硬化は血管の壁に脂肪で膨らんだプラーク(かたまり)が でき、血液の通り道が狭くなった状態を言います。このプラー クが壊れると、そこに血のかたまり(血栓)ができ、血管がつ まってしまいます。これが心臓で起こると心筋梗塞を起こし、 脳で起こると脳卒中を起こします。近年、心臓病と脳卒中を合 わせた死亡数はガンに匹敵する命をおびやかす病気になって います。 パーフェクトだったら、あなたはすでに基本的な食事療法をマス ターしています! ◎コレステロール値はいくつ以上だといけないの? ご 案 内 空腹時に測ったコレステロール値が220(mg/dl)以上 悪玉のLDLコレステロール値が140(mg/dl)以上、 又は善玉のHDLコレステロール値が40(mg/dl)未満 だと問題となります。 「足反射療法」を行っております!! 足は体のあらゆる部分の情報が顕著に反映されているという考 えのもとに、足のコリをほぐすことで全身のケアをしていく療法 ◎どうすればいい? です。還元電子治療との組み合わせで行っております。 カギはコレステロールを増やさないように、まずは日々の食事 詳しくは受付までお問い合わせ下さい。 の管理が大変重要と言えます。コレステロールを多く含む食事 を減らし、コレステロールを下げやすい食材を取り入れること です。 クイズの答え:C-D-A-E-B の順です。
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