2015.5 健康だより やけ食いは××よ!心❤こころをいやす食事を!! え~い、食べてやれ、飲んでやれ~と、甘いものを食べすぎたりお酒を飲みすぎたりして、ストレス解消をしてい ませんか?そして、またそのことが自己嫌悪となり、ストレスの悪循環となりがちです。ストレスに負けない、いやしの 食事を症状別にあげてみました!と、その前に、まずはちょっと難しいお話を・・・ ❤心と食べ物の深~い関係 心をつくっているのは脳の中の伝達物質 脳を動かすには食べ物が必要! 食べ物が脳に利用されるために、胃や腸の酵素により、栄養素は分解される。 分 解 *脂肪 ・・・・・・ *糖質 ・・・・・・ *タンパク質・・・ ・ 脂肪酸 脳の神経細胞の材料 ブドウ糖 脳のエネルギー物質 アミノ酸 脳の伝達物質の材料 朝ごはん食べなくても平気!? 脳のエネルギー源はブドウ糖の み。全身の血液中には使用量の約 1 時間分があるのみ。肝臓にスト ックされているものも 12 時間が リミット!夕食から朝食の間は長 く、朝食を食べてブドウ糖を補給 しないと脳が働かないよ~! ❤食べ方一つで変わる人生! *旬のものをゆっくり味わって食べる *朝食を抜かず3食きちんと食べる *家族や友人と一緒に楽しく食べる ❤ストレスに強くなる栄養素をとる! *ビタミンB1 *カルシウム *タンパク質 *ビタミンC ビタミンB1 ってなんなのさ~? 精神安定のビタミンといわれてい て、不足するとイライラしたり、 怒りっぽくなったりするよ! カルシウムは骨や歯でしょ?! 心の安定剤ともいわれ、だるい、 怒りっぽい、イライラもカルシウ ム不足からおこるのよ! ※サプリメントによる過剰摂取は体に支障をきたすことがあり危険です! ❤症状別アドバイス *よく眠れないときは【トリプトファン(タンパク質)+カルシウム】 ・・・乳製品、大豆製品、バナナ、サンマ、小魚など ☆夜に、温めた牛乳や小魚などをどうぞ *イライラするときは【タウリン(タンパク質)+ビタミンB1】 ・・・マグロの血合い、イカ、タコ、貝類、豚肉、玄米、ナッツ類など ☆魚介類の鍋料理の後は雑炊で、溶け出したタウリンを丸ごと食べよう *くよくよ悲観的なときは【メチオニン(タンパク質)+ビタミンB12】 ・・・レバー、大豆製品、ごま、マグロ、あさり、しじみ、ホタテ貝など ☆シジミのみそ汁を1杯、身も汁もすべて食べよう *迷って決断できないときは【ビタミンC+カルシウム】 ・・・小松菜、パセリ、いちご、キウイ、小魚、乳製品など ☆いちご10粒で約1日分のビタミンCをとれるが、 2~3時間で排泄されるので3食できちんととろう *仕事や勉強で疲れたときは【ブドウ糖、ギャバ+カテキン、カフェイン】 ・・・甘いもの(チョコレートやキャラメル)、果物、緑茶、コーヒーなど ☆午前10時、午後3時にとるのが理想 下がった血糖値を上げて脳がベストな状態に戻る(食べすぎ注意!!) タンパク質?アミノ酸?? アミノ酸はタンパク質を構成する ユニット。卵、牛肉、大豆などす べて違う構成よ。脳や神経の働き を良くするんだから~ ビタミンCとりすぎかも~?! 騒音、睡眠不足、暑さ、寒さな どもすべてストレス。ストレス と戦うホルモンの生成に、ビタ ミンCは大量に必要よ! ❤日々の食事が大切!! どんな人でも心や体の調子には波があります。食べることでよい状態を保てるよう、毎日の食事を大切に♪ 参考文献:「うつ」は食べて治す、からだに効く栄養成分バイブル、栄養と料理 2012.5 月 他 公益財団法人中国労働衛生協会
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