火災が多発しています。 火元に十分注意を・・・ ― 根室市消防本部 - 今年に入り火災が相次ぎ、これまで7件の発生がありました。前年同期と比べると5件の増 となっております。その他、火災一歩手前の火事騒ぎも6件発生しております。 幸い大きな被害にならず、負傷者も焼死者もありませんでしたが、一つ間違えれば大きな被 害が出た可能性もあります。 春は空気が乾燥し風の強い日が多いことから、一度火災が発生すると被害が大きくなる危険 性がありますので、火元には十分注意してください。 また、住宅用火災報知器をまだ未設置の家庭では、早急に設置するようお願いいたします。 住宅火災から命を守るために 住宅防火10の心得 を家族みんな で確認し、火災予防に努めましょう! 1 調理中は、こんろからはなれないようにしましょう。 火を使用しないIHクッキングヒーターでも、専用の鍋を使わない、揚げ物調理の際 に少量の油で加熱する等、適正に使用しないと火災になることがあります。 ◆ 調理中こんろから離れる時は、必ず火を消す。 ◆ こんろの周りに燃えやすい物を置かない。 ◆ 換気扇や壁、魚グリルなどは定期的に掃除する。 ◆ 調理する時は、防炎製品のエプロンやアームカバーなどを使用する。 2 寝たばこは絶対にやめましょう。 ◆ たばこは、布団やベッドの上では絶対に吸わない。 ◆ 飲酒しながら喫煙し、うたた寝をしないようにする。 ◆ シーツや布団カバーは防炎製品を使用する。 ◆ 吸殻は、完全に消えていることを確認してから捨てる。 ◆ 灰皿に吸殻を溜めない。 3 ストーブの周りに物をおかないようにしましょう。 ◆ ストーブの周りには物を置かない。 ◆ ストーブの上で洗濯物を干したり、近くで乾かしたりしない。 ◆ 給油するときは、必ず火を消す。 ◆ つけたまま寝ない、外出しない。 4 家の周りを整理整頓しましょう。 ◆ 家の周りを整理整頓する。 ◆ 家の周りには燃えやすい物を置かない。 ◆ 車庫や、物置などには鍵をかける。 ◆ ごみは、収集日の朝、決められた場所に出す。 5 ライターやマッチを子供の手の届く場所に置かないようにしましょう。 ◆ 日頃から、火の恐ろしさを子供に教えておく。 ◆ ライター等は子供の手の届くところに置かない。 ◆ ライターを廃棄する場合は、ガスを使い切ってから 各自治体の定める分別方法に従い廃棄する。 6 コンセントの清掃を心がけましょう。 ◆ ほこりがたまらないように、特に隠れているところに注意し 定期的に掃除する。 ◆ 差し込みプラグを抜くときは、コードではなくプラグ本体を 持って抜く。 ◆ コードの折れ曲がり、家具等の下敷きに注意する。束ねての 使用はしない。 ◆ テーブルタップは、決められた容量内で使用する。 7 住宅用火災警報器を寝室、寝室が2階にある場合は階段にも設置し、定期 的な作動確認をしましょう。 ◆ 住宅用火災警報器を寝室、寝室が2階にある場合は階段にも設置する。 ◆ 定期的に住宅用火災警報器の掃除と作動確認をする。 ◆ 電池切れのときは、音声か音が鳴るので電池を交換する。 ◆ 住宅用火災警報器の交換時期に注意する(メーカーでは、最大 10 年を目安に交換 を勧めています)。 8 寝具類やエプロン・カーテンなどは防炎品にしましょう。 ◆ こんろの奥や上にある調味料や調理器具等をとるときは、火を 消して袖口等に炎が触れないようにする。 ◆ 調理をする時は、防炎製品のエプロンやアームカバーを使用し、 着衣着火を予防する。 ◆ 防炎製品のシーツや布団カバーを使用し、万が一に備える。 9 万が一に備え、消火器を設置し使い方を覚えましょう。 ◆ 地域の防災訓練等で、実際に消火器をつかってみる。 ◆ 火災を発見したら大声で周囲の人に知らせる。 ◆ 初期消火の限界⇒炎が天井に着火するまで。 ◆ 早めに 119 番通報する。 10 ご近所同士で声をかけあい、火の用心に心がけましょう。 ● 臭いや、住宅用火災警報器の音で火災を発見したら、迅速な初期消火や 119 番通 報で被害を最小限に抑えましょう。 ● 地域の目により、放火を防ぎましょう。 ● 大人が地域の子供を見守ることで、火遊びを防ぎ火災から守りましょう。 ● 地域住民同士で連携し、高齢者を火災から守りましょう。 ● 防災訓練等に積極的に参加して、消火器等の使い方を覚えると共に、住宅用火災警 報器や防炎製品についても地域で情報を共有しましょう。 地域の連携は、自分や家族を守ることにもつながります。協力して安全な街をつ くりましょう。 ― 根室市消防本部 -
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