校長室だより 第26号 平成26年9月12日 発行 三宅小学校 校長 橋本 幸一 こころ こころ こえ ことばは 心 -ことばと 心 を声にのせて- せがわ ネット上の深刻なトラブルから子どもを守ろう! スマートフォンやタブレット、パソコンなどからいつでもどこでも、気軽に簡単にイン ターネットに接続することができるようになりました。このようなことからインターネッ トを介して、いじめや犯罪などに子どもが巻き込まれるケースは増加傾向にあります。 国の総務省のホームページでは、小・中学校で実際に起こったトラブルとして26の事例 が紹介されています。例えば、「個人情報の流出による嫌がらせ」「大人名義のクレジット カードの使用」「ゲームソフトの違法ダウンロード」「ネットを通じて知りあった人からの 誘い出し・脅迫・画像の強要」「ソーシャルゲームの長時間利用による日常生活への悪影響」 「出会い系サイトやコミュニティサイトでの子どもによる違法な誘い出し」などです。 最近小中学生の中でも利用が増えているスマートフォンには、すぐインターネットに接 続できるので、見知らぬ人とコミュニケーションができるサービスがたくさんあります。 大人の中でも、家族や友人、地域やサークルなど気心の知れた人の中でコミュニケーショ ンを活発にするツールとして急速に広がっています。 しかし、小中学生がこれらのサービスを活用する時に、見知らぬ人に簡単に心を許して しまい、すぐ連絡先を交換して、実際に会ったり、私的な画像を送信したりするトラブルが 発生しています。 スマートフォンには、携帯電話事業者以外の回線も利用できる無線LAN機能が付いて います。普通はID・パスワードによる認証を行い、無線LANのアクセスポイントに接 続しますが、誰でも自由に接続できるアクセスポイントも存在し、このような中には、通信 内容を読み取られたり、個人情報が盗まれて悪用されたりする恐れがあります。携帯ゲー ム機などから接続する子どもたちも多くあるので、保護者の方は見守ってあげてください。 スマートフォンやゲーム機を子どもたちが使うと、長時間にわたって使用することが多 くなり、家での規則正しい生活や家庭学習に悪影響をもたらしてしまいます。もしスマホ 等を買い与える時には、家族でしっかりと使い方や利用時間等のルールを確認し、しっか りと見守ってあげることが必要です。 さらに深刻な事例は、子ども同士の中で起こる「ネットいじめ」です。これはスマホや パソコン等のネット接続機能を悪用し、ネット上で誹謗・中傷を行うことです。 親しい子ども同士の中で行うコミュニケーションサービスの書き込みに、子どもが反応 しなかったことをきっかけに、そのサービスから突然外されたり、違うグループの中で悪 口を言われたりすることが起こっています。そこから実際の生活でも無視されることにつ ながっていきます。 このような「ネットいじめ」をはじめとして「いじめ」から子どもを守っていくために、 日頃から学校やご家庭で子どもたちにどのような力を育んでいけばよいのでしょうか。 本校では、いじめから子どもを守るために、学校あげていじめ防止の基本方針を確認し、 子どもたちに「いじめをしない、いじめを見逃さない、いじめを許さない」力を育んでいけ るよう取り組みを行っています。それらの取り組みをこれから紹介していきます。(続く) ことばは はずむ ことばは はずむ とも なかよし リズムに むねが ことばは 友だち のって ぽんぽん はずむ ひろがる スキップ 笑顔 ランラン こころ たかなる 心が え が お はずむ ひかる ことばは ひかる あさつゆ きらきら まぶしい きらめく かがやく 星空 天の川 ひとみ 心も ほしぞら がわ ことばは 地球を うちゅう 宇宙の ゆめも ことばは ことばは あま たいよう 太陽 ひかる のびる ことばは ちきゅう ダイヤのように のびる ぐんぐん のびる ぐるりと くるくる まわる は 果てまで ふくらみ こころ 心が とどく み ら い 未来へ のびる のこる のこる お も い で 思い出 ゆ た か のこる こころ 「やさしい心」「豊かな 心 」 「ことばは心」「心の支え」 みんなの ことばは はずむ ひかる のびる のこる がっこう 学校 うたごえ ひびく つづる こころ 心を こころ 心を ことばで つかむ ことばで むすぶ こころ 心 を ことばで つづる ことばで あじわい こころ ことばは 心 とも こうどう ことばは行動 ことばは友だち せんせい ことばは先生 たのしむ えいし
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