今月の食育こんだて ~ 食で育む「生命と心と人の輪」うじ ~ 宇治市学校給食研究会 H27年10月 毎月19日は 食育の日 栄養研究部発行 ○ ○ ○ ○ 〇 ~ 秋の味覚いっぱいの献立 ~ 牛乳 栗ごはん ますの照り焼き さつまいものみそ汁 土佐和え 秋は、さつまいも・くり・魚やきのこ・野菜や果物などがおいしくなる季節です。 食育献立では、栗をごはんに、ますを照り焼きに、きのことさつまいもをみそ汁に 使いました。 人参(赤)・ごぼう(黒)・たけ 和食は、その時期の旬の食材を多く使い、調理法・演出などをこらし、季節感を出すこと を大切にしています。そのために「五味」「五色」「五感」「五法」という技法が用いられ、 これが献立を考える際に重要な項目になります。 によって、見た目もよくなり、健康になると言われています。 《五色の働き》 安心感 青(緑) (食材)ほうれん草、枝豆、 ブロッコリーなど 白 働き (食材)大根、キャベツ、米、豆腐、 れんこんなど 黄 家庭料理においても、難しく考えず 五色を意識すれば、見た目もよくなり、 味のバラエティ―が広がり、栄養のバラ 清潔 働き 食欲増進 (食材)かぼちゃ、卵、 【炒り鶏】 【作り方】 (白)の五色を使っています。 (4人分) 五色とは青(緑)・赤・白・黒・黄をさし、この五色の食材を組み合わせた食事をとること 働き 今月の給食より のこ(黄)・三度豆(緑)厚揚げ ンスがよくなります。 黄(卵) 緑(きぬさや) 白(れんこん) 赤(梅干し) 鶏肉・・・・・・ 170g 酒・・・・・・・ 小さじ1 厚揚げ・・・・・ 100g こんにゃく・・・ 120g 人参・・・・・・ 100g ごぼう・・・・・ 110g たけのこ・・・・・ 90g 三度豆・・・・・ 25g 砂糖・・・・・・ 大さじ1 淡口しょうゆ・・・ 小さじ1 赤みそ・・・・・ 小さじ2 中みそ・・・・・ 大さじ1 みりん・・・・・ 小さじ1 だし汁・・・・・ 120cc ① 人参・ごぼう・たけのこは、乱切りにし、三度豆 は斜め切りにする。 ② こんにゃくは一口大に切り、茹でて、空炒りして おく。 ③ 鶏肉は2㎝角に切り、酒をふり、炒める。 ④ ③に人参、ごぼう、たけのこを加え、炒める。 ⑤ ④に②のこんにゃくを加え、だし汁を加え、煮る。 ⑥ 厚揚げは油抜きをし、3㎝角に切り、⑤に加える。 ⑦ ⑥に調味料を加え煮て、ゆでた三度豆を加える。 とうもろこしなど 赤 働き 食欲増進 (食材)人参、トマト、梅干しなど 料理にまつわる言葉 「蛍火」 働き 引き締め (食材)海藻、黒ごま、昆布 ごぼう、しいたけなど 蛍の光のように小さい火(火が消える寸前の最弱の火)のことです。 黒(ごま) 白(ごはん) 赤(えび) 鍋でご飯を炊く時や豆を煮る時など、ゆっくり火を通す時に使います。
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