講義内容(シラバス)原稿

2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
CALL English I
開講テーマ
Developing reading and listening comprehension skills
池上久美子、柳美佐
この授業では以下 4 点を目標とする。
(1) 読解の発展的能力を育成する(語彙能力の向上、様々な Reading Strategies
の応用)。
(2) 聴 解 の 発 展 的 能 力 を 育 成 す る ( 語 彙 能 力 の 向 上 、 様 々 な Listening
Strategies の応用)。
(3) 理解したこと表現する統合的能力を育成する(Writing 又は Speaking)。
(4) 多くの英語(読む・聴く)に実際に触れる機会を増やす。
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
1. オリエンテーション(語彙力診断テスト・学習スタイルアンケート)
2. 語彙テスト(1)、読解演習(1)、聴解演習(1)
3. 語彙テスト(2)、読解演習(2)、聴解演習(2)
4. 語彙テスト(3)、読解演習(3)、聴解演習(3)
5. 語彙テスト(4)、読解演習(4)、聴解演習(4)
6. 語彙テスト(5)、読解演習(5)、聴解演習(5)
7. 語彙テスト(6)、読解演習(6)、聴解演習(6)
8. 語彙テスト(7)、読解演習(7)、聴解演習(7)
9. 語彙テスト(8)、読解演習(8)、聴解演習(8)
10. 語彙テスト(9)、読解演習(9)、聴解演習(9)
11. 語彙テスト(10)、読解演習(10)、聴解演習(10)
12. 語彙テスト(11)、読解演習(11)、聴解演習(11)
13. 語彙テスト(12)、読解演習(12)、聴解演習(12)
14. 語彙テスト(13)、読解演習(13)、聴解演習(13)
15. まとめ
1. CNN や英字新聞などの短い記事を読み、速読力をつける。
2. CNN や英字新聞などの短い記事を聞き、速解力をつける。
3. 読解・聴解の発展的能力の向上をはかるため、CALL 教材(インターネット上
の教材を含む)をフル活用する。
4. 語彙能力の向上:語彙テストを毎授業時に実施し、語彙能力の定着をはかる。
5. 学習効果を上げるため CALL 教室で授業をおこなう。
この授業は、1,2 回生の Reading I-IV, Active Listening I-IV を発展的に統合した
ものとして位置づけられている。Reading, Listening スキルの一層の向上を目指
す全ての学生の受講を歓迎する。
出席・受講態度・語彙テスト等(40%)とテスト (60%)
成績評価基準
教科書: Akiba and Mori (2005). Dialogue Vocabulary 1800. Obunsha: Tokyo, Japan
その他、ハンドアウトを配布。
参考文献等
参考文献: 授業の中で提示。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
CALL English II
II
開講テーマ
Expanding reading and listening comprehension skills
池上久美子、柳美佐
この授業では以下 4 点を目標とする。
(5) 読解の発展的能力を育成する(語彙能力の向上、様々な Reading Strategies
の応用)。
(6) 聴 解 の 発 展 的 能 力 を 育 成 す る ( 語 彙 能 力 の 向 上 、 様 々 な Listening
Strategies の応用)。
(7) 理解したこと表現する統合的能力を育成する(Writing 又は Speaking)。
(8) 多くの英語(読む・聴く)に実際に触れる機会を増やす。
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
16. オリエンテーション(語彙力診断テスト・学習スタイルアンケート)
17. 語彙テスト(1)、読解演習(1)、聴解演習(1)
18. 語彙テスト(2)、読解演習(2)、聴解演習(2)
19. 語彙テスト(3)、読解演習(3)、聴解演習(3)
20. 語彙テスト(4)、読解演習(4)、聴解演習(4)
21. 語彙テスト(5)、読解演習(5)、聴解演習(5)
22. 語彙テスト(6)、読解演習(6)、聴解演習(6)
23. 語彙テスト(7)、読解演習(7)、聴解演習(7)
24. 語彙テスト(8)、読解演習(8)、聴解演習(8)
25. 語彙テスト(9)、読解演習(9)、聴解演習(9)
26. 語彙テスト(10)、読解演習(10)、聴解演習(10)
27. 語彙テスト(11)、読解演習(11)、聴解演習(11)
28. 語彙テスト(12)、読解演習(12)、聴解演習(12)
29. 語彙テスト(13)、読解演習(13)、聴解演習(13)
30. まとめ
6. CNN や英字新聞などの短い記事を読み、速読力をつける。
7. CNN や英字新聞などの短い記事を聞き、速解力をつける。
8. 読解・聴解の発展的能力の向上をはかるため、CALL 教材(インターネット上
の教材を含む)をフル活用する。
9. 語彙能力の向上:語彙テストを毎授業時に実施し、語彙能力の定着をはかる。
10. 学習効果を上げるため CALL 教室で授業をおこなう。
この授業は、1,2 回生の Reading I-IV, Active Listening I-IV を発展的に統合した
ものとして位置づけられている。Reading, Listening スキルの一層の向上を目指
す全ての学生の受講を歓迎する。
出席・受講態度・語彙テスト等(40%)とテスト (60%)
成績評価基準
教科書: Akiba and Mori (2005). Dialogue Vocabulary 1800. Obunsha: Tokyo, Japan
その他、ハンドアウトを配布。
参考文献等
参考文献: 授業の中で提示。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
CALL English I (AES)
開講テーマ
Developing reading and listening comprehension skills
Justin Harris
この授業では以下 4 点を目標とする。
(1) 読解の発展的能力を育成する(語彙能力の向上、様々な Reading Strategies
の応用)。
(2) 聴 解 の 発 展 的 能 力 を 育 成 す る ( 語 彙 能 力 の 向 上 、 様 々 な Listening
Strategies の応用)。
(3) 理解したこと表現する統合的能力を育成する(Writing 又は Speaking)。
(4) 多くの英語(読む・聴く)に実際に触れる機会を増やす。
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
1. オリエンテーション(語彙力診断テスト・学習スタイルアンケート)
2. 語彙テスト(1)、読解演習(1)、聴解演習(1)
3. 語彙テスト(2)、読解演習(2)、聴解演習(2)
4. 語彙テスト(3)、読解演習(3)、聴解演習(3)
5. 語彙テスト(4)、読解演習(4)、聴解演習(4)
6. 語彙テスト(5)、読解演習(5)、聴解演習(5)
7. 語彙テスト(6)、読解演習(6)、聴解演習(6)
8. 語彙テスト(7)、読解演習(7)、聴解演習(7)
9. 語彙テスト(8)、読解演習(8)、聴解演習(8)
10. 語彙テスト(9)、読解演習(9)、聴解演習(9)
11. 語彙テスト(10)、読解演習(10)、聴解演習(10)
12. 語彙テスト(11)、読解演習(11)、聴解演習(11)
13. 語彙テスト(12)、読解演習(12)、聴解演習(12)
14. 語彙テスト(13)、読解演習(13)、聴解演習(13)
15. まとめ
1. CNN や英字新聞などの短い記事を読み、速読力をつける。
2. CNN や英字新聞などの短い記事を聞き、速解力をつける。
3. 読解・聴解の発展的能力の向上をはかるため、CALL 教材(インターネット上
の教材を含む)をフル活用する。
4. 語彙能力の向上:語彙テストを毎授業時に実施し、語彙能力の定着をはかる。
5. 学習効果を上げるため CALL 教室で授業をおこなう。
この授業は、1,2 回生の Reading I-IV, Active Listening I-IV を発展的に統合した
ものとして位置づけられている。Reading, Listening スキルの一層の向上を目指
す全ての学生の受講を歓迎する。
出席・受講態度・語彙テスト等(40%)とテスト (60%)
成績評価基準
教科書: Akiba and Mori (2005). Dialogue Vocabulary 1800. Obunsha: Tokyo, Japan
その他、ハンドアウトを配布。
参考文献等
参考文献: 授業の中で提示。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
CALL English II
II (AES)
開講テーマ
Expanding reading and listening comprehension skills
Justin Harris
この授業では以下 4 点を目標とする。
(5) 読解の発展的能力を育成する(語彙能力の向上、様々な Reading Strategies
の応用)。
(6) 聴 解 の 発 展 的 能 力 を 育 成 す る ( 語 彙 能 力 の 向 上 、 様 々 な Listening
Strategies の応用)。
(7) 理解したこと表現する統合的能力を育成する(Writing 又は Speaking)。
(8) 多くの英語(読む・聴く)に実際に触れる機会を増やす。
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
16. オリエンテーション(語彙力診断テスト・学習スタイルアンケート)
17. 語彙テスト(1)、読解演習(1)、聴解演習(1)
18. 語彙テスト(2)、読解演習(2)、聴解演習(2)
19. 語彙テスト(3)、読解演習(3)、聴解演習(3)
20. 語彙テスト(4)、読解演習(4)、聴解演習(4)
21. 語彙テスト(5)、読解演習(5)、聴解演習(5)
22. 語彙テスト(6)、読解演習(6)、聴解演習(6)
23. 語彙テスト(7)、読解演習(7)、聴解演習(7)
24. 語彙テスト(8)、読解演習(8)、聴解演習(8)
25. 語彙テスト(9)、読解演習(9)、聴解演習(9)
26. 語彙テスト(10)、読解演習(10)、聴解演習(10)
27. 語彙テスト(11)、読解演習(11)、聴解演習(11)
28. 語彙テスト(12)、読解演習(12)、聴解演習(12)
29. 語彙テスト(13)、読解演習(13)、聴解演習(13)
30. まとめ
6. CNN や英字新聞などの短い記事を読み、速読力をつける。
7. CNN や英字新聞などの短い記事を聞き、速解力をつける。
8. 読解・聴解の発展的能力の向上をはかるため、CALL 教材(インターネット上
の教材を含む)をフル活用する。
9. 語彙能力の向上:語彙テストを毎授業時に実施し、語彙能力の定着をはかる。
10. 学習効果を上げるため CALL 教室で授業をおこなう。
この授業は、1,2 回生の Reading I-IV, Active Listening I-IV を発展的に統合した
ものとして位置づけられている。Reading, Listening スキルの一層の向上を目指
す全ての学生の受講を歓迎する。
出席・受講態度・語彙テスト等(40%)とテスト (60%)
成績評価基準
教科書: Akiba and Mori (2005). Dialogue Vocabulary 1800. Obunsha: Tokyo, Japan
その他、ハンドアウトを配布。
参考文献等
参考文献: 授業の中で提示。
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
アメリカ文学史 I
植民地時代から 20 世紀初頭までのアメリカ文学に関する基礎知識の習得
杉澤伶維子
植民地時代から 20 世紀初頭に至るまでのアメリカ文学の歴史を、作家が生きた
それぞれの時代背景や社会的文脈とともにたどっていく。文学作品の誕生がい
かに時代思潮と深くかかわっているかを学ぶ。また、原文の一部にも触れること
で、作家の文体や息吹を感じ取る。
1. アメリカ文学史への誘い:アメリカ文学の独自性・特徴
2. ピューリタニズムの時代
3. 「楽園」での遭遇
4. 啓蒙主義の時代:フランクリン、エドワーズ
5. アメリカ小説の誕生:アーヴィング、ブラウン、クーパー
6. 超絶主義:エマソン、ソロー
7.
ロマン主義(1):ホーソン
8. ロマン主義(2):メルヴィル
9. ロマン主義(3)詩:ポー、ホイットマン、
10. 19 世紀後半の女性詩人と女性作家:ディキンソン、ストウ、オルコット
11. リアリズム(1):リアリズム文学の形成
12. リアリズム(2):マーク・トゥエイン、ジェイムズ、
1 13. 世紀転換期の女性作家たち:ウォートン、ショパン、ギルマン、ジュエット、キャザー
14. 自然主義:ノリス、クレイン、ドライザー、ロンドン
15. まとめ
講義中心。プリントを配布するが、要点やキーワードしか書いていないので、プリントを参考
にしながら自分でノートをとること。テキストも必要に応じて使用するので持参すること。
平常点 20%、レポート 20%、期末試験 60%
評価方法
教科書:板橋好枝・高田賢一編著『はじめて学ぶアメリカ文学史』ミネルヴァ書房
参考文献等
参考文献: 授業中に指示
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
アメリカ文学史 II
20 世紀初めから現在に至るアメリカ文学史に関する知識の習得
杉澤伶維子
20 世紀初頭から現在に至るまでのアメリカ文学の歴史を、作家が生きたそれぞ
れの時代背景や社会的文脈とともにたどっていく。文学作品の誕生がいかに時
代思潮と深くかかわっているかを学ぶ。また、原文の一部にも触れることで、作
家の文体や息吹を感じ取る。
1. モダニズム前夜からモダニズムへ:アンダソン、ルイス
2. モダニズム(1):ヘミングウェイ
3. モダニズム(2):フィッツジェラルド
4. モダニズム(3):フォークナー
5. モダニズム期の詩:T. S. エリオットを中心に
6. 社会意識の高まった 1930 年代:ウルフ、ドス・パソス、スタインベック
7. 南部を中心とする文学運動と作品
8. 20 世紀アメリカを代表する演劇:オニール、ウィリアムズ、ミラー、ヘルマン
9. 第二次世界大戦後(アフリカ系):ライト、エリスン、ボールドウィン
10. 第二次世界大戦後(ユダヤ系):マラマッド、ベロー、ロス
11. 反抗する文学:サリンジャー、メイラー、ギンズバーグ、キージー
12.
ポストモダン:バース、ピンチョン
13. 多文化主義(アフリカ系、アジア系、先住アメリカ人)
14. 現代小説の動向と映像文学
15. まとめ
講義中心。プリントを配布するが、要点やキーワードしか書いていないので、プリントを参考
にしながら自分でノートをとること。テキストも必要に応じて使用するので持参すること。
平常点 20%、レポート 20%、期末試験 60%
評価方法
教科書:板橋好枝・高田賢一編著『はじめて学ぶアメリカ文学史』ミネルヴァ書房
参考文献等
参考文献: 授業中に指示
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
英語学概論Ⅰ
開講テーマ
英語教育のための英語学
担当者名
赤松 信彦
授業目標
外国語である英語を効果的に教えることは易しいことではありません。学習者の意欲
を高めるような教授法に加え、英語という言語に対する広い見識と深い知識が求められ
ます。
この授業では、「英語とはどのような言語なのか」という問題について、英語学の知見
を通して、学生のみなさんと一緒に考えます。そして、英語教育という視点から英語学
的知見を捉え、「日本人にとって効果的な英語の教え方・学び方とはどのようなものか」
について考察することが、この授業の目標です。
授業計画
授業方法
成績評価基準
1:イントロダクション(英語教育のための英語学とは)
2-6:英語の歴史
7-9:World Englishes
10-12:認知言語学(認知と言語)
13:コーパス言語学
14:社会言語学
15:まとめ
講義を中心に授業は進められますが、ペアーやグループでのディスカッションも予定し
ています。
小テスト・レポート(30%)、期末試験(70%)
教科書: 日英語対照による英語学概論(増補版) 西光義弘 他(著) くろしお出版
参考文献等
参考文献: 適宜、授業中に指示します。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
英語学概論Ⅱ
開講テーマ
英語教育のための英語学
担当者名
赤松 信彦
授業目標
外国語である英語を効果的に教えることは易しいことではありません。学習者の意欲
を高めるような教授法に加え、英語という言語に対する広い見識と深い知識が求められ
ます。
この授業では、「英語とはどのような言語なのか」という問題について、英語学の知見
を通して、学生のみなさんと一緒に考えます。そして、英語教育という視点から英語学
的知見を捉え、「日本人にとって効果的な英語の教え方・学び方とはどのようなものか」
について考察することが、この授業の目標です。
授業計画
授業方法
1:イントロダクション(英語教育のための英語学とは)
2-4:音声学・音韻論
5-7:形態論(語の構造、複合語)
8-9:統語論(文の構造、句の構造、語順)
10-11:意味論(語の意味、文の意味)
12-13:語用論(対人的機能、脈絡的機能、発話行為)、
14:談話分析
15:まとめ
講義を中心に授業は進められますが、ペアーやグループでのディスカッションも予定し
ています。
成績評価基準 小テスト・レポート(30%)、期末試験(70%)
教科書: 日英語対照による英語学概論(増補版) 西光義弘 他(著) くろしお出版
参考文献等
参考文献: 適宜、授業中に指示します。
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
英語音声学Ⅰ
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
久松 知佐子/上田 洋子
このクラスは、英語の基本的な音体系の理解と、実践的な発音・聴き取り練習によ
る英語音声の基礎体力作りを目標とする。CALL教室を使用するため、毎回の理
論学習と並行して、学生自身による録音~自己発音チェックや、モデル音声との比
較なども行う。具体的には、各母音・子音の発音記号を読み、それを正しく発音で
きるようになること、また音の連結現象・強勢・イントネイションについて習得し、
応用できるようになることを目指す。学期末にはプロジェクトとして応用教材を使
用し、既に習った学習事項を踏まえた上での英語音声表現にも挑戦する。相手に伝
えるための音声学習であり、全員が人前で堂々と発音するクラスであるため、学生
の積極的に授業に関わる姿勢を期待する。なお、講義は週一回の限られた時間のた
め、理論の復習と継続的な発音練習を充分に行いながら受講すること。
1.
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15.
オリエンテーション
発音器官、子音と母音
子音の調音(1)
子音の調音(2)
子音の調音(3)
子音の調音(4)
母音の調音(1)
母音の調音(2)
母音の調音(3)
母音の調音(4)
プロジェクト
プロジェクト
プロジェクト
復習
まとめ
CALL 教室を使用し、講義と発音訓練を行う。
成績評価基準 小テスト(20%), プロジェクト(30%), 期末定期試験(50%) など
参考文献等
教科書:
松井千枝・一色マサ子、2010、『英語音声学—日本語との比較による』(朝日出版)
参考文献:
授業中に紹介する。
2012 年度
科目名
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
英語音声学 II
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
久松 知佐子/上田 洋子
このクラスは、英語の基本的な音体系の理解と、実践的な発音・聴き取り練習によ
る英語音声の基礎体力作りを目標とする。CALL教室を使用するため、毎回の理
論学習と並行して、学生自身による録音~自己発音チェックや、モデル音声との比
較なども行う。具体的には、各母音・子音の発音記号を読み、それを正しく発音で
きるようになること、また音の連結現象・強勢・イントネイションについて習得し、
応用できるようになることを目指す。学期末にはプロジェクトとして応用教材を使
用し、既に習った学習事項を踏まえた上での英語音声表現にも挑戦する。相手に伝
えるための音声学習であり、全員が人前で堂々と発音するクラスであるため、学生
の積極的に授業に関わる姿勢を期待する。なお、講義は週一回の限られた時間であ
るため、理論の復習と継続的な発音練習を充分に行いながら受講すること。英語音
声学Iを履修済みであることが望ましい。
1. 英語音声学 I 復習
2. 音の連結・脱落・同化
3. 音の連結・脱落・同化
4. 音節
5. 強勢
6. 強勢
7. 強勢
8. 強勢
9. イントネイション
10. イントネイション
11. プロジェクト
12. プロジェクト
13. プロジェクト
14. 復習
15. まとめ
CALL 教室を使用し、講義と発音訓練を行う。
小テスト(20%), プロジェクト(30%), 期末定期試験(50%) など
成績評価基準
参考文献等
教科書:
松井千枝・一色マサ子、2010、『英語音声学—日本語との比較による』(朝日出版)
参考文献:
授業中に紹介する。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
外国語教育論 I
開講テーマ
外国語学習のメカニズムについて理解を深めよう
担当者名
若本 夏美
授業目標
このコースでは、以下にあげる 3 点を目標とする。
1.第一・第二言語習得理論から外国語教育についての理解と関心を深める。
2.外国語教育の理念についての理解と関心を深める。
3.学習者のみならず、指導者の立場から検討することにより、外国語教育についてバ
ランスのとれた理解を目指す。
授業計画
授業方法
将来、教職科目の履修を計画している学生はもちろんのこと、外国語教育に一般的
な興味・関心がある(例えば、将来子供を持ったときどのような外国語教育を自分の
子供に受けさせるか、または自分自身の英語学習をさらに発展させたらよいかなど
についての疑問)、または塾講師など何らかの形で外国語教育に関わる仕事に就き
たいと考えている学生など、幅広い学生の受講を歓迎する。また、将来、オーストラ
リアなど外国で日本語を教えるといった、日本語教育に関心のある学生にとっても
有益な情報が得られるであろう。
1.第一第二言語習得理論:「私たちはもう遅すぎるの!?」
(1)イントロダクション:応用言語学 (Applied Linguistics) とはどのような学問か
(2)第一第二言語習得における年齢、環境、インプット
(3)習得年齢の影響(臨界期/敏感期)はあるのか
(4)第一言語研究からの知見(Genie の例 1)
(5)第一言語研究からの知見(Genie の例 2)
(6)第一言語研究からの知見(Victor の例)
(7)第二言語研究からの知見(Patkowski の研究)
(8)第二言語研究からの知見(Snow の研究)
(9)臨界期についてのまとめ
(10)早期英語教育は是か非か?小学校の外国語活動は何を教える?
2.World Englishes:「英語はどのように使われているの?」
(11)外国語を教える・学ぶ理由とは?
(12)世界の中の英語(ESL/EFL)-1
(12)世界の中の英語(Lingua franca)-2
(13)世界の中の英語(エスペラント)-3
(14)世界の中の英語(Globish)-4
(15)まとめ
*括弧内の数字は 15 週の授業に対応しています
授業計画のテーマに沿い、授業をすすめる。いくつかのパターンが想定されるが、例え
ばグループを中心に、自ら考え・意見交流ができるような形がとられるかもしれない。い
ずれにせよ、このコースでは、予め読むテキストの範囲が指定され、その内容理解に基
づき、自分なりの考えをまとめることが求められる。Moodle などのインターネット LMS の
利用も検討する。できる限り、ビデオなど視聴覚教材およびコンピュータを利用し、わか
りやすい授業を心がける。
Assignments (30%)、授業中のディスカッション態度 (10%)、ファイナルテスト(60%)。
成績評価基準
教科書: 未定 (但し、秋学期、外国語教育論 II と共通)、Handouts も配布.
参考文献等
参考文献: 授業中に指示
2012 年度
科目名
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
開講テーマ
外国語教育論 II
外国語教育の教授法・学習理論について理解を深めよう
担当者名
若本 夏美
授業目標
このコースでは、以下にあげる3点を目標とする。
1.外国語学習理論から外国語教育についての理解と関心を深める。
2.外国語教授法から外国語教育についての理解と関心を深める。
3.学習者のみならず、指導者の立場から、検討することにより、外国語教育について
バランスのとれた理解を目指す。
授業計画
授業方法
将来、教職科目の履修を計画している学生はもちろんのこと、外国語教育に一般的
な興味・関心がある(例えば、将来子供を持ったときどのような外国語教育を自分の
子供に受けさせるか、または自分自身の英語学習をさらに発展させたらよいかなど
についての疑問)、または塾講師など何らかの形で外国語教育に関わる仕事に就き
たいと考えている学生など、幅広い学生の受講を歓迎する。また、将来、オーストラ
リアなど外国で日本語を教えるといった、日本語教育に関心のある学生にとっても
有益な情報が得られるであろう。
1.外国語学習理論:「外国語はどのようにして学ぶべきなの?」
(1)イントロダクション
(2)外国語教育の仮説
(3)インプット仮説 1
(4)インプット仮説 2
(5)アウトプット仮説
(6)インターラクション仮説
(7)仮説のまとめ:どの仮説が日本における外国語学習をうまく説明できる?
2.外国語教授法の世界:「英語はどのようにして教えるべきなの?」
(8)私達はどのような教授法で英語を教えてもらってきたのか?
(9)外国語教授法の基礎用語と教授法の変遷
(10)オーラルアプローチ
(11)コミュニカティブアプローチ
(12)文法訳読法はなぜなくならない?
(13)コミュニケーション能力モデル
(14)21 世紀の新しい教え方とは:CALL, SBI
(15)まとめ
*括弧内の数字は 15 週の授業に対応しています
授業計画のテーマに沿い、授業をすすめる。いくつかのパターンが想定されるが、例え
ばグループを中心に、自ら考え・意見交流ができるような形がとられるかもしれない。い
ずれにせよ、このコースでは、予め読むテキストの範囲が指定され、その内容理解に基
づき、自分なりの考えをまとめることが求められる。Moodle などのインターネット LMS の
利用も検討する。できる限り、ビデオなど視聴覚教材およびコンピュータを利用し、わか
りやすい授業を心がける。
Assignments (30%)、授業中のディスカッション態度 (10%)、ファイナルテスト(60%)。
成績評価基準
教科書: 未定 (但し、秋学期、外国語教育論 I と共通)、Handouts.
参考文献等
参考文献: 授業中に指示
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
英語圏の社会と文化Ⅰ
開講テーマ
アメリカにおける<黒人>の歴史と文化
担当者名
古川 哲史
授業目標
「マイノリティ(社会的少数派)の問題はマジョリティ(社会的多数派)の問題に他なら
ない」――本授業ではこの言葉の意味するところを考えつつ、わたしたちがアメリカにお
ける<黒人>の歴史や文化を学ぶことの意義を探求する。
アメリカの歴史や社会、文化を理解するうえで、人種やマイノリティの問題はきわめて
重要なテーマである。授業ではアフリカ系アメリカ人(アメリカ黒人)の歩んできた歴史と
文化に焦点をあてて論じる。奴隷貿易の時代からオバマ大統領誕生の現在までを扱
う。人種と性という二重の枠組みの中で差別を受けてきた黒人女性の問題や、日本あ
るいは日本人と黒人との歴史的係わり、日本人の黒人イメージなどのトピックも取り上
げる。(最終的には、文化の重みとともに、人間のもつ個別性と普遍性の問題、他者理
解を通した自己理解の方法について考えたい。)
*「英語圏の社会と文化Ⅱ」と合わせて受講することが望ましい。
以下のテーマを扱う予定である。
授業計画
授業方法
1.「黒人」、「アフリカ系アメリカ人」とは:人種やマイノリティの概念をめぐって
2.アフリカ系アメリカ人の歴史:奴隷貿易と奴隷制
3.アフリカ系アメリカ人の歴史:独立革命と奴隷制
4.アフリカ系アメリカ人の歴史:奴隷制廃止運動と南北戦争
5.アフリカ系アメリカ人の歴史:近代黒人解放運動と世界大戦
6.アフリカ系アメリカ人の歴史:公民権運動(1)
7.アフリカ系アメリカ人の歴史:公民権運動(2)
8.アフリカ系アメリカ人の歴史:公民権運動以後の状況
9.アフリカ系アメリカ人の歴史:現状を考える
10.アフリカ系アメリカ人の文化:音楽・文学をめぐって
11.アフリカ系アメリカ人の文化:映画・スポーツをめぐって
12.アフリカ系アメリカ人と日本(人):その歴史的関係(1)
13.アフリカ系アメリカ人と日本(人):その歴史的関係(2)
14.アフリカ系アメリカ人と日本人:その相互イメージ
15.まとめ
講義を中心とする。映像や音楽もできるだけ利用して、視聴覚的な理解も促したい。(授
業中および授業後の質問、コメントは大歓迎。)
出席・授業への参加(30%)、レポートなど(70%)の総合評価。
評価方法
教科書: 後日指定する教科書および毎時の配布資料。
参考文献等
参考文献: 本田創造『アメリカ黒人の歴史(新版)』(岩波新書、1991 年)
猿谷 要『歴史物語 アフリカ系アメリカ人』(朝日新聞社、2000 年)
古川博巳・古川哲史『日本人とアフリカ系アメリカ人』(明石書店、2004 年)
荒このみ(編訳)『アメリカ黒人演説集』(岩波文庫、2008 年)
岩本裕子『語り継ぐ黒人女性』(メタブレーン、2010 年)
*その他、英文著作、映画なども含め授業中に適宜紹介する。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
英語圏の社会と文化Ⅱ
開講テーマ
イギリスにおける<黒人>の歴史と文化
担当者名
古川 哲史
授業目標
「マイノリティ(社会的少数派)の問題はマジョリティ(社会的多数派)の問題に他なら
ない」――本授業ではこの言葉の意味するところを考えつつ、わたしたちがイギリスに
おける<黒人>の歴史や文化を学ぶことの意義を探求する。
イギリスの歴史や社会、文化を理解するうえで、人種やマイノリティの問題はきわめ
て重要なテーマである。授業ではイギリスにおけるアフリカ系黒人の歩んできた歴史と
文化に焦点をあてて論じる。一部、アジア系イギリス人についても扱う。イギリス帝国の
諸相や多人種化する現代イギリス社会、そして日本人のイギリス像、今後の日本社会
との比較などのトピックも考察したい。イギリスの大西洋奴隷貿易での活動時代から現
在までを、主な対象時期として論じる。(最終的には、文化の重みとともに、人間のもつ
個別性と普遍性の問題、他者理解を通した自己理解の方法について考えたい。)
*「英語圏の社会と文化Ⅰ」と合わせて受講することが望ましい。
以下のテーマを扱う予定である。
授業計画
授業方法
1.イギリスにおける「黒人」とは:人種やマイノリティの概念をめぐって
2.イギリスにおける黒人の歴史:大西洋奴隷貿易以前
3.イギリスにおける黒人の歴史:大西洋奴隷貿易
4.イギリスにおける黒人の歴史:大西洋奴隷貿易以降
5.イギリスにおける黒人の歴史:第二次世界大戦期
6.イギリスにおける黒人の歴史:戦後期(1)
7.イギリスにおける黒人の歴史:戦後期(2)
8.イギリスにおける黒人の歴史:現状を考える
9.イギリスにおける黒人の歴史:イギリス帝国の視点から(1)
10.イギリスにおける黒人の歴史:イギリス帝国の視点から(2)
11.イギリスにおける黒人の歴史:日本の視点から(1)
12.イギリスにおける黒人の歴史:日本の視点から(2)
13.イギリスにおける黒人の文化:音楽を中心に
14.イギリスにおける黒人の文化:文学を中心に
15.まとめ
講義を中心とする。映像や音楽もできるだけ利用して、視聴覚的な理解も促したい。(授
業中および授業後の質問、コメントは大歓迎。)
出席・授業への参加(30%)、レポートなど(70%)の総合評価。
評価方法
教科書: 後日指定する教科書および毎時の配布資料。
参考文献等
参考文献: ロナルド・シーガル『ブラック・ディアスポラ』(明石書店、1999 年)
平田雅博『内なる帝国・内なる他者:在英黒人の歴史』(晃洋書房、2004 年)
ピーター・フライヤー『大英帝国の黒人』(本の泉社、2007 年)
キャリル・フィリップス『新しい世界のかたち』(明石書店、2007 年)
『イギリス帝国と 20 世紀』(全 5 巻、ミネルヴァ書房、2004 年-2009 年)
*その他、英文著作、映画なども含め授業中に適宜紹介する。
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
翻訳法Ⅰ
翻訳への理解とアプローチ(英語から日本語へ)
吉江孝美
「単語と文法で文書を組み立てられる人は、自分がその言語を話せないと承知している
人よりも、むしろはるかに現実が見えなくなっているのかもしれない」、「言葉や文章は、
音よりももっと意味のある沈黙によって構成されている」。イヴァン・イリイチの言葉であ
る。翻訳は、ただ単語を置き換えていくという作業なのではない。言葉は、数字や記号
のような抽象的なものではなく、その言葉が話されている社会にのみ共通な、経験の固
有の概念化、構造化なのであって、言語それ自身が一つの「文化」、「社会制度」であ
る。したがって、翻訳者自身が、自分の文化とは異なる、新しいものの見方と、異文化に
おける新しいスタイルを身につけていくということでもある。授業は、翻訳未経験者向け
の初級レベルで、講義および受講者の翻訳作業を中心として進めて行く予定である。
1. Introduction: 「翻訳」について
2 .Unit 1: Newspaper Articles(1)
3. Unit 1: Newspaper Articles(2)
4. Unit 2: Magazine Articles(1)
5. Unit 2: Magazine Articles(1)
6. Unit 4: Novels (1)
7. Unit 4: Novels (2)
8. Unit5: Fashion Catalogs(1)
9. Unit5: Fashion Catalogs(2)
10. Unit 7: Children's Books(1)
11. Unit 7: Children's Books(2)
12. Unit 8: Movie Subtitles(1)
13. Unit 8: Movie Subtitles(2)
14. Unit 8: Movie Subtitles(3)
15. まとめ
講義および演習形式
授業方法
出席(30%), 定期試験(30%)、レポート(40%)の総合評価。
成績評価基準
教科書:Practical Skills for Better Translation
参考文献等
参考文献:安西徹雄: 『翻訳英文法ー訳し方のルール』
2012 年度
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
翻訳法Ⅱ
翻訳への理解とアプローチ(英語から日本語へ)
吉江孝美
「単語と文法で文書を組み立てられる人は、自分がその言語を話せないと承知し
ている人よりも、むしろはるかに現実が見えなくなっているのかもしれない」、「言
葉や文章は、音よりももっと意味のある沈黙によって構成されている」。イヴァン・
イリイチの言葉である。翻訳は、ただ単語を置き換えていくという作業なのではな
い。言葉は、数字や記号のような抽象的なものではなく、その言葉が話されてい
る社会にのみ共通な、経験の固有の概念化、構造化なのであって、言語それ自
身が一つの「文化」、「社会制度」である。したがって、翻訳者自身が、自分の文
化とは異なる、新しいものの見方と、異文化における新しいスタイルを身につけ
ていくということでもある。授業は、翻訳未経験者向けの初級レベルで、講義およ
び受講者の翻訳作業を中心として進めて行く予定である。
1.
2.
3.
4.
5.
6
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
Introduction: 「翻訳」について
実践翻訳演習
実践翻訳演習
実践翻訳演習
実践翻訳演習
実践翻訳演習
実践翻訳演習
実践翻訳演習
実践翻訳演習
実践翻訳演習
実践翻訳演習
実践翻訳演習
実践翻訳演習
実践翻訳演習
まとめ
講義および演習形式
授業方法
出席(30%), 定期試験(30%)、レポート(40%)の総合評価。
成績評価基準
教科書:資料を配布
参考文献等
参考文献:Kikuko Tanabe:Practical Skill for Better Translation 、安西徹雄:『翻訳英文
法ー訳し方のルール』
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
開講テーマ
翻訳法 III
翻訳の実践スキルを身につける (1)
担当者名
進士 和恵
授業目標
授業計画
授業方法
翻訳作業の基本として、原文の正確な読解が必須であるが、実際の翻訳では原文
の解釈を超えた高度な日本語能力と翻訳的思考が求められる。つまりそれは、英語
の発想と論理で書かれている原文の内容を日本語の発想と論理に置き換えるという、
単なる言葉の置換ではない創造的な作業である。
この講座では、構文の転換作業の基本的なルールを学びながら、小説、戯曲、絵
本、詩、映画字幕などさまざまなジャンルの英文を実際に翻訳し、原文のニュアンスを
日本語として適切に表現するために、ひとつひとつの訳語の選び方にこだわるなど、
翻訳者の経験やセンスが生かされる翻訳の醍醐味を経験する。
1.
翻訳という仕事
2.
翻訳の基本ルール:彼、彼女、彼ら、それ、それらはご法度
3.
翻訳の基本ルール:無生物名詞の主語はどう訳すか
4.
翻訳の基本ルール:関係代名詞が含まれている文の訳し方
5.
翻訳の基本ルール:「の」の乱用は避ける
6.
語感を磨くための日本語練習
7.
翻訳演習:機械翻訳の添削
8.
翻訳演習:絵本
9.
翻訳演習:演劇
10.
翻訳演習:短編小説
11.
翻訳演習:プロによる翻訳(短編小説)の分析
12.
翻訳演習:映像翻訳について
13.
翻訳演習:映画字幕
14.
個別テーマによる翻訳プロジェクト(1)
15.
個別テーマによる翻訳プロジェクト(2)
受講生が実際に訳してきたものを討議しながら、より良い日本語訳の作成を目標とす
る。発表者は担当箇所の翻訳を用意し難解な部分について問題提起し、全員で公開
添削する。受講生は、発表者の訳と比較検討するため、自分の訳を作成して授業に
臨むこと。
平常点(出席、授業への積極的参加、日常の課題提出)60%、学期末の課題翻訳
成績評価基準 40%
教科書
“The Art of Translation” Mitsushige Kaneko, Richard H. Simpson (南雲堂)
参考文献等
安西徹「英翻訳トレーニング・マニュアル」(東京バベル・プレス)、柴田元幸
「翻訳教室」(新書館)、河野一郎「翻訳のおきて」(DHC)、「通訳・飜訳キャ
リアガイド」(ジャパン・タイムズ)、大野晋「日本語練習帳」(岩波書店)
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
開講テーマ
翻訳法 IV
翻訳の実践スキルを身につける (2)
担当者名
進士 和恵
授業目標
授業計画
授業方法
翻訳作業の基本として、原文の正確な読解が必須であるが、実際の翻訳では原文の
解釈を超えた高度な日本語能力と翻訳的思考が求められる。つまりそれは、英語の
発想と論理で書かれている原文の内容を日本語の発想と論理に置き換えるという、単
なる言葉の置換ではない創造的な作業である。
この講座では、構文の転換作業の基本的なルールを学びながら、小説、戯曲、絵
本、詩、映画字幕などさまざまなジャンルの英文を実際に翻訳し、原文のニュアンスを
日本語として適切に表現するために、ひとつひとつの訳語の選び方にこだわるなど、
翻訳者の経験やセンスが生かされる翻訳の醍醐味を経験する。
1. 国語力への志は高く
2. 翻訳の基本ルール:能動態を受動態に、受動態を能動態に転換する技法
3. 翻訳の基本ルール:名詞や動詞、形容詞などの品詞を転換する技法
4. 翻訳の基本ルール:不定詞の意味もいろいろ
5. 翻訳の基本ルール: あまくみてはいけない助動詞
6. 翻訳の基本ルール:時には必要、補充訳
7. 翻訳演習:漫画
8. 翻訳演習:詩、歌詞
9. 翻訳演習:小説
10. 翻訳演習:小説
11. 翻訳演習:プロによる翻訳(小説)の分析
12. 翻訳演習:映画字幕(1)
13. 翻訳演習:映画字幕(2)
14. 個別テーマによる翻訳プロジェクト(1)
15. 個別テーマによる翻訳プロジェクト(2)
受講生が実際に訳してきたものを討議しながら、より良い日本語訳の作成を目標とす
る。発表者は担当箇所の翻訳を用意し難解な部分について問題提起し、全員で公開
添削する。受講生は、発表者の訳と比較検討するため、自分の訳を作成して授業に
臨むこと。
平常点(出席、授業への積極的参加、日常の課題提出)60%、学期末の課題翻訳
成績評価基準 40%
教科書
“The Art of Translation” Mitsushige Kaneko, Richard H. Simpson (南雲堂)
参考文献等
安西徹「英翻訳トレーニング・マニュアル」(東京バベル・プレス)、柴田元幸
「翻訳教室」(新書館)、河野一郎「翻訳のおきて」(DHC)、「通訳・飜訳キャ
リアガイド」(ジャパン・タイムズ)、大野晋「日本語練習帳」(岩波書店)
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
通訳法Ⅰ
開講テーマ
通訳の基礎訓練法を取り入れ、英語の運用能力を高める
担当者名
志手 理祐
授業目標
クイック・リスポンスやシャドーイングといった通訳の基礎訓練法を使って、実際に使え
る英語力の向上を目指します。まず通訳法 I では、それぞれの訓練メソッドの目的、効
用を理解し、正しい訓練の方法を身につけます。授業内で実際にトレーニングを繰り返
し、リーディング、リスニングに役立つ情報処理能力、人に伝えるためのアウトプットなど
具体的に個々の技能の向上を図ります。
授業計画
授業方法
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
基礎トレーニング① クイック・リスポンス
基礎トレーニング② リピーティング
基礎トレーニング③ ディクテーション、リプロダクション
基礎トレーニング④ シャドーイング
基礎トレーニング⑤ フレーズ・リーディングとサイト・トランスレーション
演習1(1) 小テスト(1)
演習1(2)
演習1(3)
演習1(4)
演習2(1) 小テスト(2)
演習2(2)
演習2(3)
演習2(4)
まとめのテスト
Review
クイック・リスポンス、シャドーイング、リプロダクション等の基礎トレーニング
サイト・トランスレーションの練習
出席 20%、授業評価(受講態度、積極的参加、小テスト、提出物等)40%、期末テスト
40%で評価する。
成績評価基準
教科書: Developing Interpreting Skills for Communication
通訳とコミュニケーションの総合演習 (南雲堂)
参考文献等
参考文献:
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
通訳法Ⅱ
開講テーマ
通訳の基礎訓練法を取り入れ、英語の運用能力を高める
担当者名
志手 理祐
通訳の基礎訓練法を使って、実際に使える英語力の向上を目指します。通訳法 II で
は、基礎訓練に加え、サイト・トランスレーションやリプロダクションなど、より実践的な練
習に重点を置き、速解力やリテンションを鍛え、コミュニケーションの道具としての英語
のスキルを身につけます。。
授業目標
授業計画
授業方法
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
基礎トレーニング①
基礎トレーニング②
基礎トレーニング③
実践トレーニング①
実践トレーニング②
演習1(1) 小テスト
演習1(2)
演習1(3)
演習1(4)
演習2(1) 小テスト
演習2(2)
演習2(3)
演習2(4)
まとめのテスト
Review
クイックリスポンス、リピーティング
ディクテーション、リプロダクション
シャドーイング
サイト・トランスレーション
ノート・テーキング(メモ取り)
クイック・リスポンス、シャドーイング、リプロダクション等の基礎トレーニング
サイト・トランスレーション、メモ取りの練習、逐次通訳の導入
出席 20%、授業評価(受講態度、積極的参加、小テスト、提出物等)40%、期末テスト
40%で評価する。
成績評価基準
教科書: Developing Interpreting Skills for Communication
通訳とコミュニケーションの総合演習 (南雲堂)
参考文献等
参考文献:
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
通訳法Ⅰ(AES)
開講テーマ
ビジネス通訳にトライしてみよう!
担当者名
洲脇 万由美
授業目標
刻々と変化するグローバルな環境で働くには、通訳を依頼している暇は無くなってきた。
自らが直接英語でビジネスをし、また、時には社内通訳を引き受けることにもなる。簡単
なビジネス通訳、例えば、社内パーティーの司会通訳、自社企業案内通訳、商談通訳、
ニュース通訳などが出来れば、社内からの信頼もアップし、ビジネスパフォーマンスアッ
プにも繋がるであろう。
その為、通訳法Ⅰ&Ⅱの1年を通して、基本的社内ビジネス通訳のスキルを習得する。
又現役通訳として様々な企業や国際交流財団での通訳経験の紹介、そこに至るまでの
英語の勉強方法などの紹介も行い、受講生の就職活動や実社会で役立つよう、英語の
モチベーションアップにも繋がるよう双方向の授業展開を目標とする。
授業計画
授業方法
評価方法
1
通訳の種類と技法について
2
アテンド通訳
3
アテンド通訳
4
ガイド通訳
5
ガイド通訳
6
パフォーマンステスト1
7
商談通訳
8
商談通訳
9
司会通訳
10
司会通訳
11
ビジネスプレゼンテーション通訳(前半)
12
ビジネスプレゼンテーション通訳(後半)
13
Preparation
14
パフォーマンステスト2
15
Review
授業は、日英ディクテーション、リプロダクション、翻訳、表現比較、文法指導、添削、シ
ャードーイング、パフォーマンス等の通訳法を用いて基本的ビジネス通訳スキルを習得
する。 通訳法 I では、社内での通訳依頼頻度の高いシチュエーションから、
1.アテンド通訳 2.商談通訳 3.ビジネスプレゼンテーション通訳の3つに絞り、逐次
通訳の演習を行う。余裕があるものに限り、同時通訳の練習も行う。
出席重視(10%) 欠席は3回まで
パフォーマンステスト(50×2)
教科書: プリント配布
参考文献等
参考文献: 授業内で紹介
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
通訳法Ⅱ(AES)
開講テーマ
ビジネス通訳にトライしてみよう!
担当者名
洲脇 万由美
授業目標
刻々と変化するグローバルな環境で働くには、通訳を依頼している暇は無くなってきた。
自らが直接英語でビジネスをし、また、時には社内通訳を引き受けることにもなる。簡単
なビジネス通訳、例えば、社内パーティーの司会通訳、自社企業案内通訳、商談通訳、
ニュース通訳などが出来れば、社内からの信頼もアップし、ビジネスパフォーマンスアッ
プにも繋がるであろう。
その為、通訳法 I&II の1年を通して、基本的社内ビジネス通訳のスキルを習得する。
又現役通訳として様々な企業や国際交流財団での通訳経験の紹介、そこに至るまでの
英語の勉強方法などの紹介も行い、受講生の就職活動や実社会で役立つよう、英語の
モチベーションアップにも繋がるよう双方向の授業展開を目標とする。
1~5
授業計画
6
7~9
10~12
13
14
15
授業方法
評価方法
企業視察通訳1(英和),2(和英)
( 下準備―視察企業の下調べ、専門用語リスト作成、
日英ディクテーション、リプロダクション、翻訳、表現比較、
文法指導、添削、パフォーマンス、シャードイング等)
パフォーマンステスト1
ニュース通訳1,2
レセプションスピーチ通訳
(英和通訳、和英通訳=逐次通訳)
Preparation
パフォーマンステスト2
Review
授業は、日英ディクテーション、リプロダクション、翻訳、表現比較、文法指導、添削、シ
ャードーイング、パフォーマンス等の通訳法を用いて基本的ビジネス通訳スキルを習得
する。 通訳法Ⅱでは、社内での通訳依頼頻度の高いシチュエーションから、
1.企業視察通訳 2.ニュース通訳 3.レセプションスピーチ通訳
の3つに絞り、逐次通訳の演習を行う。余裕があるものに限り、同時通訳の練習も行う。
出席重視 欠席は3回まで。
テスト&パフォーマンス(50×2)
教科書: プリント配布
参考文献等
参考文献: 授業内で紹介
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
ビジネス英語Ⅰ
開講テーマ
国際ビジネス社会で通用する実用英語の習得
担当者名
大江 正彦
1.貿易実務とそれに関する英語の習得。
市場調査から輸出取引成立にいたる基本的な流れと仕組みを習得する。
2.実際の商談現場や貿易会社で日常使用される専門用語を習得する。
授業目標
3.取引に関する Email 及びレターでのやりとりから生きた英語表現を習得する。
4.実社会での英語コミュニケーション能力を高める。
5.国際ビジネス社会で活躍できる日本女性の育成を目標とする。
貿易実務については、教科書に沿いながら海外との取引の流れを講義する。
その過程において出てくる、専門用語を判り易く説明する。
上記に加え、長期にわたる海外駐在における実際のビジネス交渉体験を通して経験し会得した
異文化との衝突、説得、その回避の仕方などにつき教授する。
授業計画
1. 1)貿易の基礎知識習得;輸出入の流れについて、鳥瞰図的に全体を解説し、その
仕組みの理解をする。
2)テキスト第1章 “市場調査”;商売の発端となる情報源、情報の取り方につき、
学ぶ。
2. 1)ビジネスレターの形式について学ぶ。
2)“市場調査”に必要な英文レターを正式な形式に基づいた例文作成の演習を
する。レターの他、Email, FAX による通信文の例も学習する。
3. 1)テキスト第2章 “信用調査”;商売を開始する際に不可欠なパートナー選定の
為の信用調査について、その方法と、見極めのポイントについて学ぶ。
2)国柄、民族によって Commit に対する責任感に程度の差がある実態について、
実体験を通した商習慣の違いを講じる。
4. 1)テキスト第3章 “引き合い“;引き合いを出すに当たって必要な、見本、
カタログ、価格表等の準備、作成に当たっての法的に注意すべき事項について
講じる。
2)引き合いに関する必要な英文表現の基本例を学ぶ。
5. 1)第3章 “引き合い”その2;英文基本用例から、もう一歩踏み込んだ英語表現の
演習。
2)引き合いのレターに必要な、会社の組織、部署、肩書きについての正しい英語
表現を学ぶ。
6. 1)第2章 “信用調査”及び第3章 “引き合い”に関する、特殊語句につき学ぶ。
2)ビジネスに関する、和製英語とその正しい英語 及び イデイオムについて
学ぶ。
7. 1)テキスト第4章 “オファー”;オファーの種類について学ぶ。
2)“オファー”に関する、必要な表現の基本用例について演習。
8. 1)テキスト第5章 “発注と引き合い”;買約書(注文書)・注文請書等、法的に
成約に至る必要書類について講じる。
2)これらに関する、必要な英文表現基本用例について演習。
9. 1)外国為替の仕組みについて講じる; 円高・円安、TTB・TTS、先物予約、
等の具体的な意味、為替相場表の読み方等について学ぶ。
2)外国為替に関連する英語表現について学ぶ。
授業計画
授業方法
10.1)テキスト第6章 “一般的取引条件”;商業取引条件の必要事項 15 項目の
内容について講じる。
2)Sales Contact, Business Agreement に必要な英語表現基本用例について
演習。
11.1)貿易に関する費用構造;商品原価から小売価格に至る費用の内容及びこれら
の計算方法について学ぶ。
2)これらに関する英語表現、専門語句について学ぶ。
12.1)テキスト第7章 “信用状”;貿易取引上の支払方法である信用状の仕組みに
ついて学ぶ。
2)8種類の信用状の内容について学ぶ。
13.1)”信用状“そのー2;信用状に関わる英語の表現についてその基本用例につき
演習。
2)英文履歴書の書き方について学ぶ。
14.1)テキスト第8章 “海上保険”;船積みに必要な海上保険についてその仕組みに
ついて学ぶ。
2)これらに関する英語表現基本用例お呼び、専門語句について演習。
15.まとめ
教科書 及び 教材配布。
活字に頼る講義〔視覚目〕に加え、実際に英語の表現や、意味の説明を口頭で行い、耳
で勉学し実際に演習する。
出席率 ―――――――――――――――――――――- 20%
成績評価基準 筆記 テスト(最終授業日に実施) ――――――――――― 80%
教科書: 教科書: 大崎正瑠著 朝日出版社
「ビジネス英語の要点、 Business English Essentials for College Students」
参考文献等
補足説明の為の参考資料を授業の進捗に合わせ配布。
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
ビジネス英語Ⅱ
開講テーマ
国際ビジネス社会で通用する実用英語の習得
担当者名
大江 正彦
授業目標
授業計画
1.貿易実務の習得。
輸出・輸入取引に関わる仕組みや流れについて習得した春学期の復習に
加え、代金決済、回収の完了までを習得する。
2.ビジネス活動を通した海外での国際化に必要な事項を学ぶ。
3.生きた英語表現を学び、自分の意見、主張を明確に述べ、相手を説得する
為のプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力を養う。
4.異文化を理解した上で、国際ビジネス社会で活躍できる日本女性の育成を
目標とする。
1. 1)春季学んだ内容、テキスト1章から8章、輸出取引の成立から海上保険附保ま
での流れと仕組みについて復習する。
2. 1)日/欧米文化比較その1;“日本人の誤解されやすい行動”について講じる。
安易な Yes,(ハイ)、浪花節は通じるか、本音と建前、恥の文化、嘘も方便、等
2)Lafcadio Hearn が書いている”日本人の Smile“についてのエッセイについて
学ぶ。
3. 1)テキスト第9章 “輸出の事前手配”;船積みに関する必要な手配について
講じる。
船腹予約、海貨業者との委託契約、輸出承認書、先物為替予約等。
2)これらに関わる英語の基本用例について演習。
4 . 1 ) テ キ ス ト 第 1 0 章 “ 輸 出 通 関 と 船 積 ” ; 通関 業 務 及び 船 積 に必 要な 手 続 き と
必要な書類について講じる。
2)これらに関する英語の表現及び専門語句について基本用例の演習。
5. 1)テキスト第11章 “決済”;貿易取引における決済方法について、その種類と
メカニズムについて講じる。
2)これらに関する英語の表現及び専門語句について基本用例の演習。
6. 1)日/欧米文化比較その2“マナーについて”;
初対面の紹介の仕方、握手と挨拶、乗り物(乗り方、乗せ方)、Party の種類と
Dress Code、国際プロトコール(席順、国旗の掲揚等)等について講じる。
2)“人の募集、面接”;アメリカにおける企業の人材募集と面接について講じる
面接の時に聞いてはいけないこと、やらねばならないことについて。
7. 1)テキスト第12章 “輸入の事前手配”;輸入に関し、事前に準備する必要書類と
手続きについて講じる。
2)これらに関する英語の表現及び専門語句について基本用例の演習。
8. 1)テキスト第13章 “陸揚げと輸入通関”;輸入通関と貨物の陸揚げについて、
その仕組みと必要な書類と手配の実際について講じる。
2)これらに関する英語の表現及び専門語句について基本用例の演習。
9. 1)招待状について、英語の基本用例と語句の演習。
2)挨拶状について、実例を活用し、様々なケースでの英語の基本用例と語句の
演習。
10.1)テキスト第14章 “クレームと解決”;和解、斡旋、調停、裁判、仲裁、判決/裁定
について説明。
2)これらに関する英語の表現及び専門語句について基本用例の演習。
授業計画
11.1)日/欧米文化比較その3“Risk Management”; 海外でなぜ安全対策が必要かに
ついて講じる。
2)不安全な環境の原因についての考察をする。
12.1)テキスト第15章 “企業の国際化”;企業の国際化の発展形態(Licensing, Joint
Venture, Global Enterprise)について講じる。
2)これらに関する英語の表現及び専門語句について基本用例の演習。
13.1)日/欧米文化比較その4“アメリカさんは何を考えているか”;
アメリカ企業(Ford 等が使用している Text Book より)が分析し、対応を考えて
いる対日本人対策の内容と、一般的に日本人が教わる、アメリカ人との間の異
文化と習慣の違いについて考察。
2)テキスト第1章から最終章15章の概略の復習。
14.年間最終講義
年間最終講義
日本を代表し、尊敬される国際人として、海外へ出てゆく青年達に伝えたいこと。
1)異文化への理解と寛容。
2)差別の話。
3)国際人とは。
4)日系米兵の存在。
5)パールハーバーに関する歴史認識。
6)アメリカにおける企業と個人の社会的存在価値について。
15.まとめ
授業方法
教科書 及び 教材配布。
活字に頼る講義〔視覚目〕に加え、実際に英語の表現や、意味の説明を口頭で行い、耳
で勉学し実際に演習する。
評価方法
出席率 ―――――――――――――――――――――― 20%
筆記 テスト (最終授業日に実施) ―――――――――― 80%
教科書:大崎正瑠著 朝日出版社
「ビジネス英語の要点、 Business English Essentials for College Students」
参考文献等
補足説明の為の参考資料を授業の進捗に合わせ配布。
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
秘書英語Ⅰ
開講テーマ
国際社会におけるバイリンガル秘書業務の習得
担当者名
洲脇 万由美
授業目標
国際社会における積極的なバイリンガル秘書像を考察し、企業の中におけるその業務
の習得を目標とする。コミュニケーションの中心的役割を果たす秘書が取り扱う業務は
多方面に及ぶが、秘書Ⅰでは、バイリンガル秘書として業務を遂行していく上で必要な
基礎知識を学び、演習を交えて英語表現と処理能力を習得することを目標とする。
又現役通訳として様々な企業や国際交流財団での通訳経験の紹介、そこに至るまでの
英語の勉強方法などの紹介も行い、受講生の就職活動や実社会で役立つよう、英語の
モチベーションアップにも繋がるよう双方向の授業展開を目標とする。
1
2~6
授業計画
授業方法
評価方法
国際社会におけるバイリンガル秘書像と役割
日英ビジネスレター、e メール、招待状等の作成と提出
(日英ディクテーション、リプロダクション、翻訳、表現比較、
文法指導、添削等)
7~10 英語による来客対応&電話対応のロールプレイング
11・12 出張&アテンド業務 (英語による空港・ホテル・列車の予約と利用)
13・14 パフォーマンス発表
15
Review
2回目から10回目までの授業は
1.レビューテスト 2.講義 3.演習 4.発表 5.比較&検討
の形で進める。 レビューテストは全10回行いそのうちベスト7回分を成績に入れる。そ
の為、毎回授業の復習が必要になる。
出席重視。
10回中6回分のレビューテスト(60%)、提出物(レター10%)、パフォーマンス(30%)
を総合評価。
教科書:
参考文献等
参考文献: 授業内で紹介
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
秘書英語Ⅱ
開講テーマ
国際社会におけるバイリンガル秘書業務の習得
担当者名
洲脇 万由美
授業目標
国際社会における積極的なバイリンガル秘書像を考察し、企業の中におけるその業務
の習得を目標とする。コミュニケーションの中心的役割を果たす秘書が取り扱う業務は
多方面に及ぶが、秘書 II では、バイリンガル秘書として業務を遂行していく上で必要に
なる英語による情報収集管理能力とモノの管理能力、そして外交マナー(プロトコール)
を習得することを目標とする。
英語による情報収集能力の向上は、毎回英字新聞を読むことで図り、管理能力向上
は、トヨタの5S を考察し習得する。英字新聞記事読解により、時事単語、事件背後説
明、英字新聞特有の文法&構造について解説を行う。
今起きているホットな時事英語を読むことで、入社試験の英語、一般知識、また面接に
も生かすことが出来る様指導したい。
又毎回の記事と関連する通訳経験を紹介し、英語のモチベーションアップにも繋がるよ
う双方向の授業を展開したい。
1~10
授業計画
授業方法
評価方法
11
12
13
14
15
時事英文記事読解 + 秘書Ⅰの復習プリント
社会、政治、経済、文化、福祉、医療、犯罪、法律など、各分野から
(ディクテーション、翻訳、英作、時事単語、文法&構造解説)
レビュー
トヨタの5S
プロトコール
英文レジメ(履歴書)の書き方
Review
2回目から10回目までの授業は
1.レビューテスト(前回の記事の) 2.講義 3.演習 4.発表 5.比較&検討
の形で進める。 前回の復習のためのレビューテストは全10回行いそのうち7回分を成
績に入れる。その為、毎回の授業の復習が必要になる。
出席重視。
10回中7回分のレビューテスト(70点)、11回目に行う総レビューテスト(20点)、
提出物(10点)、を総合評価。
教科書:
参考文献等
参考文献: 授業内で紹介
2012 年度
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
メディア英語Ⅰ
メディア英語の実践的演習
杉森 直樹
現代社会は多様な情報メディアが高度に発達した社会であり、世界規模でニ
ュースや情報が瞬時に伝わる時代である。このようなグローバル社会において
は、共通言語としての英語で発信される情報を的確に捉える能力が要求されて
おり、ビデオ、音声、文字等のメディアにおける英語での情報収集・理解能力を
高めることが必要とされている。
本科目では、海外のテレビニュースやインターネット等で発信される様々なトピ
ックの英語を理解する能力を実践的に養成することを目標として、リスニング、リ
ーディング、語彙、情報検索等の演習を行うと共に、海外情勢に対する知識や関
心を高めることを目標とする。
1. Introduction to Media English
2. How Texting Could Kill You
3. Getting Paid to Learn
4. For One Company, Fun Is Job Priority No.1
5. Teens Tied to the Screen
6. Reading Task 1
7. Overcoming Internet Addiction
8. Dog Helps Boy with Allergy
9. Women Rise in Workforce
10. Reading Task 2
11. Michelle Obama Tackles Issue of Childhood Obesity
12. Mom Battles Binge Drinking
13. “Voluntourism” Catching On
14. Reading Task 3
15. まとめ
コンピュータ教室を利用して演習形式の授業を行う。教材は、DVD 付の教科書と
インターネットのサイトを主に利用する。
授業参加、演習(25%)、リーディング課題(25%)、試験(50%)により行う
成績評価基準
教科書: 熊井 信弘 / Stephen Timson 著「CBS News Show」 成美堂
参考文献等
参考文献: 授業中に指示する
2012 年度
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
メディア英語Ⅱ
メディア英語の実践的演習
杉森 直樹
現代社会は多様な情報メディアが高度に発達した社会であり、世界規模でニ
ュースや情報が瞬時に伝わる時代である。このようなグローバル社会において
は、共通言語としての英語で発信される情報を的確に捉える能力が要求されて
おり、ビデオ、音声、文字等のメディアにおける英語での情報収集・理解能力を
高めることが必要とされている。
本科目では、海外のテレビニュースやインターネット等で発信される様々なトピ
ックの英語を理解する能力を実践的に養成することを目標として、リスニング、リ
ーディング、語彙、情報検索等の演習を行うと共に、海外情勢に対する知識や関
心を高めることを目標とする。
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Introduction to Media English
Lady Liberty: Who’s That Lady?
Happiest Person in America?
Working Mom’s Guilt
McJobs: 50,000 New Jobs
Reading Task 1
You and Your siblings
911: Getting Answers
Food and ADHD
BYU: Fair Punishment?
Made in America: Checking Clothing
Person of the Week: Anthony Smith
Reading Task 2
Review
まとめ
コンピュータ教室を利用して演習形式の授業を行う。教材は、DVD 付の教科書と
インターネットのサイトを主に利用する。
授業参加、演習(25%)、リーディング課題(25%)、試験(50%)により行う
成績評価基準
教科書: 山根繁/Kathleen Yamane 編著 「ABC World News 14」 金星堂
参考文献等
参考文献: 授業中に指示する
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
英語で読む日本文学
開講テーマ
Literature of Kyoto in English
担当者名
J.W.Carpenter
授業目標
授業計画
授業方法
成 績評価基準
This class will explore excerpts from the literature of Kyoto in English translation.
Students will study the city as it has been presented in Japanese literature through
the ages. Together we will read about people and places connected with Kyoto, and
see how authors have used Kyoto for inspiration. The main goal of the course is for
students to build English skills with which to gain and express an appreciation of Kyoto
in literature.
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Basho’s Kyoto
Ichikawa Kon’s The Makioka Sisters (video)
The Makioka Sisters: Tanizaki Jun’ichiro
Continued
“Lemon” by Kajii Motojiro
continued
An Account of My Hut: Kamo no Chomei
Essays in Idleness: Yoshida Kenko
continued
continued
The Tale of the Heike
Temple of the Golden Pavilion: Mishima Yukio
The Old Capital: Kawabata Yasunari
continued
review, discussion
Students will be required to do reading for every class, answer study questions, and
write short papers. Class will be a mix of listening and taking notes, and discussion in
pairs and small groups. Students will be required to do some research, to visit a place
in Kyoto with literary associations, and to do a presentation based on their final paper.
Class will be conducted in English.
The grade will be based on class participation and quizzes (30%), weekly assignments
and papers (40%), and the final presentation (30%)
教科書: Handouts
参考文献等
参考文献: Kodansha Encyclopedia of Japan
京都の中の外国文化(担当:大場 修)
開講テーマ:建築や住宅にやどる西洋文化
開講目標:歴史都市京都には、外国文化があふれています。この授業は、京都の建築や住宅を
題材に、外国文化の受容と伝統文化との融合を考えます。近代京都における西洋文化の摂取の
過程について、講義と現地見学を通して学びます。授業の目標は、おもに西洋建築や洋風住宅
の知識を身につけ、京都の中の洋風建築に対する理解力の獲得を目指します。そのためには、
日本の伝統建築についての理解も必要です。この授業で得た知識は、歴史を生かした京都のま
ちづくりを考える上でも基礎的な素養となります。
授業計画
1. 住まいの伝統文化と外国文化
2. インテリアデザインの和風と洋風
3. 近代の洋風京都:三条通りの見学
4. 京町家の伝統
5. 京都の洋風町家
6. 洋風町家の見学
7. 近代京都の小学校校舎:和風から洋風へ
8. 近代京都の小学校校舎:洋風校舎の特徴
9. 小学校校舎の見学
10. 洋風建築の基礎1(古代ギリシャとローマ:オーダーとアーチの建築)
11. 洋風建築の基礎2(ビザンチンとロマネスク・ゴシック:ドームと教会)
12. 洋風建築の基礎3(ルネサンスとバロック:古代建築へのあこがれ)
13. 西洋館の見学
14. 同志社キャンパスの見学
15. まとめ
授業方法:講義を基本とするが、現地見学を随時行う(授業計画参照)。
成績評価基準:出席 30%・見学レポート 30%・試験 40%
教科書:特定の教科書は使用しない。関係資料をその都度配布する。
参考文献:『京都の近代化遺産』淡交社、『京・まちづくり史』昭和堂、『みやこの近代』思文閣出版、
『西洋建築の歴史』河出書房新社、『西洋建築様式史』美術出版社、『図説西洋建築史』彰国社、
『ビジュアル版西洋建築史』丸善
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
ファンタジーの系譜Ⅰ
開講テーマ
現代に生きる、ファンタジーの多彩な魅力
担当者名
小山 薫
授業目標
授業計画
授業方法
「ファンタジー」という文学ジャンルには「子供向きの荒唐無稽な物語」というイメージが
先行するが、優れたファンタジー文学とは、子供ばかりか大人にも社会や人生を語り、
夢と勇気を与えてくれるものである。アメリカでは 1970 年代以降「伝統的おとぎ話」への
フェミニストの批判が活発になり、フェミニスト・フェアリーテイル(再話・創作)の出現に
つながった。また古来、著名なファンタジー作家を輩出してきたイギリスでは、一流の知
識人がファンタジー文学をライフワークとし、大人向きの優れた文学作品にも、ファンタ
ジー嗜好がみられることが多い。彼らが執着したファンタジーの魅力とは何だろう? ま
た私たちは今、これらの作品から何を読み取るべきだろう?
本講座では、代表的作品をいくつか分析し、そこにみられる欧米の社会や歴史、風俗
や国民性について論じたい。関連する映画や図版なども参照する。ファンタジー文学の
多彩な魅力を実感し、知識と理解を深めてもらいたい。
1) 春学期授業オリエンテーション;
おとぎ話に秘められたメッセージ―男女のステレオタイプをめぐって
2) おとぎ話にみる女性の二分化―魔女と聖女(プリンセス)
3) おとぎ話とフェミニズム―シンデレラ・コンプレックスをめぐって
4) PC(政治的に正しい)時代の、フェミニストによるおとぎ話
5) 伝承童謡(マザーグース)にみるイギリス
6) イギリスの妖精
7) ファンタジー文学の背景―光と影のヴィクトリア時代
8) 「子供は大人の父である」―ワーズワースと湖水地方
9) 『ピーター・ラビット』の故郷― ビアトリクス・ポターと湖水地方
10) ファンタジー作家とモデル―『不思議の国のアリス』をめぐって
11) ディケンズのクリスマス物語―「家庭の天使」をめぐって
12) 『メアリー・ポピンズ』にみるイギリス―社会・家庭・子供
13) ファンタジー文学のメッセージ(ピーター・パンからハリー・ポッターへ)
14) 補足説明
15) まとめ
パワーポイントや教材提示装置を利用し、各種の資料(美術も含む)を参照しつつ、担
当者(小山)が講義する。受身でなく、知的好奇心と意欲をもって、積極的に学んでもら
いたい。
定期テスト 80%、平常点(出席率、受講態度)20%を軸として、総合的に評価する。受講者
成績評価基準 には無遅刻・無欠席を期待する。また原則として、実質授業回数の 1/3 以上の欠席が
ある場合には、単位取得は不可能となる。
参考文献等
教科書: 本田英明、桂宥子、小峰和子 編著『たのしく読める英米児童文学』
(ミネルヴァ書房)
参考文献: 必要に応じて、授業中に紹介する。
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
ファンタジーの系譜Ⅱ
開講テーマ
幻想文学にみる善と悪の対立―「魔性の女性」をめぐって
担当者名
小山 薫
授業目標
授業計画
授業方法
「幻想の民」ケルト人を先住民族とするイギリスには、今も社会のすみずみに妖精伝
承や幽霊伝承が根強く残り、詩歌や小説、戯曲など様ざまな形で「幻想文学」の傑作
が生まれてきた。これらの作品の多くに、いわゆる「魔性の女性」(ファム・ファタール)が
登場することに注目したい。
本講座では、1)シェイクスピア、バーンズ、キーツなどの詩にみられる妖精(魔女、妖
女)伝承、2)『ドラキュラ』『フランケンシュタイン』などの怪奇小説、3)ミルトン作品にみ
られる異界伝承(善と悪の対立)等をとりあげ、そこに描かれた女性像を分析すると共
に、それぞれの時代や社会、作品のメッセージについて考察したい。フェミニスト神学
についても紹介し、関連する映画や図版なども参照する。ファンタジー文学の幅の広さ
と内容の深さを実感し、知識と理解を深めてもらいたい。
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秋学期授業オリエンテーション;「魔性の女性」(ファム・ファタール)とは?
魔女と聖女
シェイクスピア劇にみる魔性の女性―三人の魔女とマクベス夫人
詩に歌われた魔性の女性―J・キーツ / R・バーンズなど
小説に描かれた魔性の女性―E・ブロンテ『嵐が丘』
怪奇小説にみる女性―B・ストーカー『ドラキュラ』
怪奇小説にみる女性―M・シェリー『フランケンシュタイン』
ミソジニイ(女嫌い)の伝統とフェミニスト神学―原罪をめぐって
歪曲された女性像―中世の Virgin Mary(聖母マリア)信仰
ピューリタン詩人 J・ミルトンに向けられた<女性蔑視>という誤解
ミルトン『失楽園』 ―<人類再生の鍵>としてのイーブ像①
ミルトン『失楽園』 ―<人類再生の鍵>としてのイーブ像②
ファンタジー文学にみる、キリスト教的主題
補足説明
まとめ
パワーポイントや教材提示装置を利用し、各種の資料(美術も含む)を参照しつつ、担
当者(小山)が講義する。受身でなく、知的好奇心と意欲をもって、積極的に学んでもら
いたい。
定期テスト 80%、平常点(出席率、受講態度)20%を軸として、総合的に評価する。受講者
成績評価基準 には無遅刻・無欠席を期待する。また原則として、実質授業回数の 1/3 以上の欠席が
ある場合には、単位取得は不可能となる。
教科書:なし
参考文献等
参考文献: 必要に応じて、授業中に紹介する。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
ジェンダーとコミュニケーション
開講テーマ
出来るだけ正確な「ジェンダー」の概念
担当者名
伊ヶ崎 陽子
授業目標
授業計画
ジェンダーとは、男女の性を社会的、文化的なありようとして捉え、ジェンダーが社会に
どのような影響を及ぼしているかを研究する学問である。 性役割や性差別が、ある意
味で「伝統」であり、ある意味で「民衆」の生活に根ざした知恵である。 しかしそれと同
時にそれは、性役割や性差別によって虐げられ、それに不満を抱き、時にはそれを覆
そうとして闘った人たちもまた、歴史上連綿として居続けている。日常生活において避け
て通る事の出来ない男女のコミュニケーションの諸相を考察する。
90分、週1回の授業である。講義形式とグループワークによる発表形式を併用する。各
テーマについての導入は講義によるが、区切りごとにそれぞれ課題を出し、ワークショッ
プを行う。進度予定は以下の通りである。
週
テキスト
第1週
オリエンテション ・ ジェンダーって何のこと?
第2週
客観的な性別と主観的な性別
第3週
「ジェンダー」は何を訴えてきたか
第4週
「男だから妻子を養おう」という役割取得
第5週
「男」「女」って何だろう?
第6週
人間を男と女に区別する私たちのまなざし
第7週
「男とは~」「女とは~」なんて雑すぎる
第8週
「男とは~」「女とは~」という偏見
第9週
「女なら女らしくしなさい」は論理ではない
第10週
規範の本質は現実を認めないこと
第11週
セクシュアリティはジェンダーではない
第12週
同性愛の「原因探し」
第13週
ジェンダーの平等に対するバックラッシュ
第14週
男女の違いを強調しすぎて平等の概念が空中分解
第15週
まとめのワークショップ
*
授業方法
*
半期の授業である。テキストにそって行い、出来るだけ具体例を示しながら、コ
ミュニケーションの概要を把握する。
授業終了後簡単なコメントを書いてもらいます。
出席状況(10%)、授業参加度(10%)、ワークショップ(10%)、試験(70%)により、
成績評価基準 総合的に評価する。
教科書:
教科書: 加藤秀一著 『ジェンダー入門』 (朝日新聞出版)
参考文献等
参考文献: 必要に応じて授業中に紹介する。 また、本講義は社会的・文化的な社会
科学を扱う上、毎日少しでもいいですから新聞・本・雑誌などを読むように心
がけてください。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
インターパーソナルコミュニケーション
開講テーマ
人間関係にまつわる特徴や問題点を深めよう
担当者名
伊ヶ崎 陽子
授業目標
この授業では、コミュニケーションという体系的な学問の立場からわかりやすく説明した
り、基本的な考え方についての解説を主に目的とする。 現代の高度情報化社会にあっ
て、人間生活の基本であると同時に、社会のシステムとシステムを繋ぎ動かすのがこの
人間関係コミュニケーションの力である。インターパーソナル・コミュニケーションの諸相
を考察しながら、よりよいコミュニケーターの道を探る。
1. 90分、週1回の授業である。講義形式とグループワークによる発表形式を併用す
授業計画
授業方法
る。
各テーマについての導入は講義によるが、区切りごとにそれぞれ課題を出し、ワークシ
ョップを行い発表してもらう。進度予定は以下の通りである。
週
テキスト
第1週
人間関係に不安を持つ若者たち
第2週
現代日本のコミュニケーションに関する慢性的な問題
第3週
ヒトは一人では生きていけない
第4週
人間のコミュニケーションのユニークさ
第5週
人間関係を作る事の意味
第6週
「人間関係発展」のコミュニケーション
第7週
意外とあてにならない私たちの認識
第8週
自己認識の役割
第9週
変わりつつある日本人のコミュニケーション
第10週
人間関係は目的、それとも手段?
第11週
男と女のコミュニケーション
第12週
「そのうち何とかなる」では何も変わらない
第13週
感情的な日本人?
第14週
自己表現で大切なこと
第15週
異文化と出会って自己を成長させる
* 半期の授業である。テキストにそっておこない、出来るだけ具体例を示しながら、コ
ミュニケーションの概要を把握する。
* 授業終了後簡単なコメントを書いてもらいます。
.
出席状況(10%)、授業参加度(10%)、ワークショップ(10%)、試験(70%)により、
総合的に評価する。
成績評価基準
教科書:
教科書: 宮原 哲著 『コミュニケーション最前線』 (松柏社)
参考文献等
参考文献: 必要に応じて授業中に紹介する。 また、本講義は社会科学を扱う性格
上、毎日少しでもいいですから新聞・本・雑誌などを読むように心がけてください。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
開講テーマ
ラテン語Ⅰ
初級ラテン語文法(I)
担当者名
髙谷 修
科目名
初級ラテン語文法を学習する。
授業目標
授業計画
授業方法
今から 2000 年前、西欧ではローマ帝国が栄えていた。そのローマ帝国の公用語がラ
テン語である。ローマ帝国はやがて滅ぶが、その豊かな遺産はその後に勃興するヨー
ロッパの国々に伝えられ、それぞれの国の文化の発展に大きく寄与することとなった。
ラテン語の文法はやさしくはないが、ラテン語を知っていると色々な面で役立つこと請
け合いである。ローマの初代皇帝アウグストゥスは「ゆっくりと急げ」 festina lente を座
右の銘(但し、ギリシア語で)としていたが、我々もゆっくりと着実に学習したい。
1.はじめに -----発音・音節・アクセント
2.動詞変化 その1 名詞変化 その1
3.名詞変化 その2、 形容詞変化 その1
4.前置詞、動詞変化 その2
5.人称代名詞、未完了過去
6.以上の復習
7.名詞変化 その3、未来形
8.指示代名詞、形容詞変化 その2
9.完了形、名詞変化 その4
10.関係代名詞、
11.過去完了、未来完了、
12.名詞変化 その5、
13.疑問文
14.以上の復習
15.ラテン語の格言を読む
まず教師が文法事項を説明する。その後で学生に各章ごとに付いている練習問題を
解いて貰う。練習問題は基本的に宿題とし、教室では答えあわせをする。学生の反応を
見ながら進めるが、おおよそ1回に 2 章くらいのペースで進めたい。
出席(30%)、期末試験(70%)
成績評価基準
教科書: 松平千秋・国原吉之助『新ラテン文法』東洋出版、他にプリント配布。
参考文献等
参考文献: 小林標『ラテン語の世界 ― ローマが残した無限の遺産』中公新書
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
ラテン語Ⅱ
開講テーマ
初級ラテン語文法(II)
担当者名
髙谷 修
ラテン語 I に引き続いて、ラテン語文法を学ぶ。できれば、最後に、ウェルギリウス
など古典詩人の作品を読みたい。
授業目標
授業計画
授業方法
1.ラテン語 I の復習
2.命令法、名詞変化 その6
3.受動相
4.形容詞変化 その3、 副詞
5.受動相・完了形時称
6.形容詞と副詞の比較級と最上級
7.形式所相動詞、名詞変化 その7
8.形容詞副詞の不規則な比較級と最上級
9.命令法受動相、名詞変化 その8
10.分詞、不規則動詞
11.数詞、不定法
12.絶対的奪格
13.接続法、非人称動詞、動名詞、動形容詞
14.接続法・完了・過去完了、禁止を表す文
15.やさしいラテン語作品を読む
まず教師が文法事項を説明する。その後で学生に各章ごとに付けられた練習問題を
解いて貰う。練習問題は基本的に宿題とし、教室では答えあわせをする。学生の反応を
見ながら進めるが、おおよそ1回に 2 章くらいのペースで進めたい。
出席(30%)、期末試験(70%)
成績評価基準
教科書: 松平千秋・国原吉之助『新ラテン文法』東洋出版、他にプリント配布。
参考文献等
参考文献: 小林標『ラテン語の世界 ― ローマが残した無限の遺産』中公新書
Research in English (Literature・Culture) A
1. Kaikou Theme - Main theme
B.Manojlovic
Topical Issues in Film
2. Jugyo Mokuhyo - Course Aims
The aim of this course is to present and discuss some of the current world issues through film
and movies. Students will have a chance to explore the film language and themes and will
also be encouraged to give their opinion on a range of topics.
3. Jugyo keikaku - Course Schedule
Weeks 1-15 (Semester 1)
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
Introduction to Film
Family & Identity. General introduction.
Family & Identity Issues. Film: ‘Witness’ (1985) – (part 1)
Family & Identity Issues. Film: ‘Witness’ (1985) – (part 2)
Family & Identity Issues. Post-viewing discussion. Comprehension and listening
exercises, language focus.
Nature & Climate Issues. Introduction.
Humanity & Natural Environment Issues. Film: ‘BBC Human Planet’ (2011)
(part 1)
Humanity & Natural Environment Issues. Film: ‘BBC Human Planet’ (2011)
(part 2)
Humanity & Natural Environment Issues. Post-viewing. Comprehension
and listening exercises, language focus.
Technology & The Future Ways. General introduction.
Technology. Film: ‘Titanic – Anatomy of a Disaster’ (1998) (part 1)
Technology. Film: ‘Titanic – Anatomy of a Disaster’ (1998) (part 2)
Technology & The Future Ways. Post-viewing discussion.
Test
Course Review
4. Jugyo Hoho – Class Format
Classes would include topic introduction (based on teacher’s handouts), watching films,
followed by comprehension and listening exercises, language focus and topic debates.
Students will get plenty of time to explore language and themes in some detail. Use of DVD
equipment in class.
5. Seiseki Hyoka Kijun – Grading Method
Evaluation will be based on the following:
a/ in-class participation (about 40%)
b/ tests/presentations (about 30%)
c/ attendance & homework (30%)
6. Kyoukasho - Textbooks
Textbook is not required for this class. However, students will be asked to obtain the film
scripts via internet. It would be highly recommended that students have access to or obtain the
DVDs, either through the college library or privately. Furthermore, students will be strongly
encouraged to seek out and use additional research material.
2012
Research in English (Literature・Culture) B
John Burnett
II (授業目標)
Manga and Anime: This course will focus primarily on shojo manga and anime. We will
examine the rise of this medium as entertainment and art form, and its influence on popular
culture both in Japan and internationally.
We will explore various themes found in manga and anime, discuss the cultural, social, and
educational aspects of this medium, look at the publishing business and working life of manga
artists and discuss anime studio creations.
This is a skill-based English language course, which aims to develop and improve language
skills while deepening our understanding of this medium.
III (授業計画)
1
An interactive presentation on the history and development of manga and anime.
Artistic freedom and censorship, social issues and concerns.
Students survey, and discussion on childhood and teenage favorites.
2
Presentation and discussion on the rise of women artists, social changes, and a wider
range of themes found in shojo manga.
3
Discussion questions focusing on cultural norms and social messages in manga for
children and teenagers. A look at the entertainment and education value of manga and
anime.
4
they
Examination of well-known artists and the popularity of the characters and stories
create. Presentation, discussion and feedback focusing on themes, artwork, symbols,
and storyline.
5
to
Presentation and discussions on the spread of manga internationally. From bad press
international phenomena. The difficulties of translating words and images across
cultures. Examination of stereotypes, cultural differences and misconceptions.
6
Presentation and discussion on the manga business. Character spin offs and Cosplay.
View DVD interviews with artists, and people in the manga industry.
7
Anime development and the motivation and influences on creators and directors.
Survey and discussion on popular anime. The opinions of fans and critics.
8
Discussions on the music, musicians, and voice actors in anime.
An examination of the work of Miyazaki Hayao and Studio Ghibli.
9
View, analyze, discuss and critique a popular anime. Assignment material and
guidance given by the teacher.
10
Discussions and review of notes. Ideas and procedures for writing a course
assignment
report following MLA guidelines. General review and quiz.
11
View and critique anime. Survey and discussions on all aspects of the movie.
12
Comparative critique and discussions from manga and anime covered in the course.
Discuss the digital age of manga and anime. Outlining and first drafts of project paper.
13
Discussion on the digital age and the future of anime and manga. A look at the
present role of women in this business.
14
View and discuss anime clips from overseas. Deadline for Reports.
15
Conclusion
IV (授業方法)
The class will be conducted through a combination of mini lectures/ presentations, DVD, and
audio recordings with the emphasis on student discussions using pair and group work.
V (成績評価基準)
Grades will be based on attendance and active participation, (40%) a research paper on any
aspect of this medium (40%) and a final quiz (20%)
VI (教科書)
Text books are not required. The teacher will supply the materials.
VII (参考文献等)
Amano, Masanao. Wiedemman, Julius (Ed.) (2004) Manga. Koln. Taschen.
Schodt, Frederik, L. (1997) The World of Japanese Comics. Tokyo. Kodansha International.
Gravett, Paul. (2004) Manga. Sixty Years of Japanese Comics. London. Laurence King
Publishing.
McCarthy, Helen. (2006) 500 Manga Heroes and Villains. (New Edition) Hauppauge. N.Y.
Barron’s Educational Series, Inc.
McCarthy, Helen. (1997) The Anime Movie Guide. Woodstock. N.Y. Overlook Press.
Drazen, Patrick. (2002) Anime Explosion. Berkley. Stone Bridge Press.
Poitras, Gilles. (2000) Anime Essentials. Berkeley. Stone Bridge Press.
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Research in English (Communication)A
開講テーマ
Cultural analysis of communication
担当者名
山路 順子
授業目標
This course will give you a good opportunity to explore some aspects of intercultural
communication and enhance your ideas about "communication". Knowing the varieties
of culture and communication styles will help you to polish your tactics to survive in
this "multicultural world". The main purpose of this course is to understand the basic
ideas of intercultural communication and to analyze various communicative aspects of
people who have different cultural backgrounds. It is hoped that you will take both
semesters of this course.
授業計画
授業方法
This course will cover the following topics (tentative course schedule)
1.The basic concepts of culture and communication
Introduction and orientation (week 1)
What is culture? What is communication? (week 2)
Verbal and non-verbal communication (week 3・4)
2.Intercultural and cross cultural communication
Social and historical backgrounds (week 5)
How culture affects communication styles (week 6・7)
3.Review and Discussion (week 8)
4.Pre-session for your research (week 9)
5.Visible and Invisible barriers in communication
The mechanism of misunderstanding (week 10)
How to improve your communication (week 11・12)
6.Class presentations (individual or group) and discussion (week13・14)
7.Review of this course work (week 15)
Classes will consist of short lectures and two main kinds of class activities:
(1)student presentations and quizzes on the topics of the reading assignments
(2)discussion of each topic
You will be required to apply what you find in the reading assignments to your
experience to deepen your understanding of each topic. In addition to this, you should
collect enough materials for your research project.
The class will be conducted mainly in English but some parts of the class sessions may
be done in Japanese. Please feel free to use both languages in class.
The grade will be allocated to:
1.class attendance and active class participation (20%)
成績評価基準
2.questions on reading assignments (worksheets to be submitted) (40%)
3.presentation and short paper on your research project (40%)
教科書: No textbook will be required. Materials will be provided in class.
参考文献等
参考文献: To be announced in class
2012 年度
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
Research in English (Communication) B
Cultural and social analysis of interpersonal communication
山路 順子
The purpose of this course is to familiarize you with some central concepts in
interpersonal communication and explore social and cultural influences on
communication. Through reading articles and papers on cultural and social aspects of
communication styles, you have a good opportunity to enhance your knowledge about
cultural differences, especially gender differences in communication. Also this course
examines the impact of globalization on our culture and communication styles. By
discussing in class, you can deepen and widen your understanding of communication
and this helps you to understand human interactions in this "multicultural world". It is
hoped that you will take both semesters of this course
This course will cover the following topics (tentative course schedule)
1.Introduction and orientation of this course (week 1)
2.Cultural aspects of interpersonal communication (week 2・3)
Cultural influence on conversation
Cultural identity
3.Social aspects of interpersonal communication (week 4・5)
Socio-cultural knowledge and conversation
Social regulations
4.Review and Discussion (week 6)
5.Pre-session for your research project (week 7)
6.Gender differences in interpersonal communication (week 8・9・10)
What is ‘gender’?
Gender in conversation
7.Global influence on communication (week 11・12)
Information technology and communication
Cultural products
8.Class presentations (individual or group) (week 13・14)
9.Review of this course work (week 15)
Classes will consist of short lectures and two main kinds of class activities:
(1)student presentations and quizzes on the topics of the reading assignments
(2)discussion of each topic
You will be required to apply what you find in the reading assignments to your
experience to deepen your understanding of each topic. In addition to this, you should
collect enough materials for your research projects.
The class will be conducted mainly in English but some parts of the class sessions may
be done in Japanese. Please feel free to use both languages in class.
The grade will be allocated to:
1.class attendance and active class participation (20%)
成績評価基準
2.questions on reading assignments (worksheets to be submitted) (40%)
3.presentation and short paper on your research project (40%)
教科書: No textbook will be required. Materials will be provided in class.
参考文献等
参考文献: To be announced in class
2012 年度
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
Research in English(Linguistics)A
Linguistics
M.Sheffner
In this course, we will read amusing and surprising episodes in the
history of the English language. Students will develop their thinking
skills and grasp of concepts by practicing: note-taking, summarising,
listing references and creating annotated bibliographies. Students will
give several presentations; write several reports and a final paper. They
will demonstrate an understanding of correct formatting for reports and
essays (including an understanding of MLA style, of plagiarism and how
to avoid it), emails and formal letters. Main assignments must be typed
using word-processing software and correct formatting. This course
assumes students have basic word-processing (typing) and Internet
(searching and bookmarking) skills.
1.
2.
3.
授業計画
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
Introduction to the course: syllabus, rules and requirements, schedule
International English – the world’s language (1) (+ review of paragraph format
and structure
International English – the world’s language (2) (+ review of paragraph format
and structure
The dawn of language (1) (+ review of essay format and structure)
The dawn of language (2) (+ review of paragraph format and structure
Comparison of different languages (1) (+ plagiarism)
Comparison of different languages (2) (+ plagiarism)
Short history of English (1) (+ summarizing)
Short history of English (2) (+ summarizing)
Where words come from (1) (+ quoting)
Where words come from (2) (+ quoting)
Pronunciation (1) (+ referencing)
Pronunciation (2) (+ referencing)
Review and final paper (1)
Review and final paper (2).
Mini-lectures, group discussion, pair-work, presentations.
授業方法
Assignments and presentations: 50%.
Final paper: 50%
成績評価基準
参考文献等
“The Mother Tongue”, Bryson, B. ペーパーバック: 272 ページ
出版社: William Morrow Paperbacks; Reissue 版 (1991/9/1)
ISBN-13: 978-0380715435
発売日: 1991/9/1
¥ 1,080
参考文献:
2012 年度
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
Research in English(Linguistics)B
Linguistics
M.Sheffner
This course continues the exploration of linguistics started in ‘Research
in English (Linguistics) A'. In this semester, students will choose areas
of linguistics they are particularly interested in and do their own further
reading and report-writing. Revision in academic writing principles will
be given as necessary.
1. Introduction to the course: syllabus, rules and requirements, schedule.
Varieties of English.
2. Spelling (+ review of paragraph and essay formats and rules).
3. What is good English?
4. Student presentation #1.
5. Student presentation feedback and debrief. Dictionaries.
6. American vs. British English.
7. English as a world language.
8. Student presentation #2.
9. Student presentation feedback and debrief.
10. English names.
11. Offensive language.
12. Student presentation #3.
13. Fun with words.
14. The future of English. Review.
15. Final presentations.
Mini-lectures, group discussion, pair-work, presentations.
授業方法
Assignments and presentations: 50%.
Final exam: 50%
成績評価基準
参考文献等
“The Mother Tongue”, Bryson, B. ペーパーバック: 272 ページ
出版社: William Morrow Paperbacks; Reissue 版 (1991/9/1)
ISBN-13: 978-0380715435
発売日: 1991/9/1
¥ 1,080
参考文献:
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
Research in English I (AES)
British Culture Today
C. Sato
In this course we will learn about contemporary British culture. Britain is constantly
changing and many stereotypes about Britain are out of date. In order to understand
Britain now we will use a textbook with authentic material which gives an ‘insiders’
view’ of the country. This will be supplemented by handouts and clips from DVDs
and the internet. Students will develop their research skills in a variety of activities
including writing a research paper and giving a presentation.
The
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
topics covered in this course include:
Who are the British?
The North/South divide
Ethnic Minorities in the UK
Living in Britain
Customs
Youth Culture. Music and fashion
Food and Drink. Health issues
Leisure
Student led discussion (based on their research report)
Literature and film
The Media
The British Education System
Nature and the Environment
Student Presentations
Student Presentations
The contents of the course may change
授業方法
成績評価基準
Class-work will consist of readings, listening and discussion. DVDs will be used as a
basis for discussion. Research skills include note taking (from talks, and also from
readings), writing a research report and a script for a presentation and giving the
presentation.
Attendance 20%
Homework and participation in class 20%,
Research report 30%
Student presentation (script and delivery) 30%
教科書: What’s it Like Joanne Collie and Alex Martin
参考文献等
参考文献:
CUP 2000
2012 年度
科目名
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
Research in English Ⅱ(AES)
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
北尾 キャスリーン/Andrew Elliott
This course will be divided into two parts, linguistics and communication. The
linguistics section will focus on linguistic pragmatics, which involves how
language is used in context. The focus of the communication section will be on
a series of key moments and themes in the modern encounter between Japan
and West, exploring the question of intercultural communication through mutual
representations in visual arts, written works, and mass media.
1. Introduction to linguistic pragmatics
2. Threats to face and positive and negative politeness
3. Doing Things with Words
4. Speech Act Theory
5. Politeness and the Politeness Principle
6. Implicature and the Gricean Maxims 1
7. Implicature and the Gricean Maxims 2
8. Introduction: the politics of intercultural communication.
9. The Perry mission and the opening of Japan: ukiyo-e and daguerreotypes.
10. Yokohama as treaty port: Yokohama prints and the birth of photography in
Japan.
11. Japonisme and the new European painting.
12. Madame Butterfly: changing representations of Japanese women.
13. Representing the enemy: WWII and propaganda.
14. The postwar period and film.
15. Review
Students will be presented with content through reading or listening, and they will
explore in greater detail through group discussion, research, observation, etc. Students
will be encouraged to actively participate by asking questions, sharing their
experiences, and expressing their opinions.
Evaluation will be based on tests/quizzes (50%) and projects/papers (50%).
成績評価基準
教科書: Handouts
参考文献等
参考文献:
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Writing WorkshopⅠ
開講テーマ
Discovering the resources of the mind through writing
S.T.Wellman
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
The idea of this course is develop the ability to write creatively in English. This is not
possible to do unless we first recognize the students present limitations at
self-expression due to characteristic patterns of faulty grammar and garbled syntax. In
practicing writing these patterns will be revealed and addressed. We will go on to
review the fundamentals of sound composition, beginning with paragraph form, topic
sentences, thesis statements, and so forth. The goal will be improve basic writing skills
while, at the same time, we discover the intellectual resources necessary to put ideas
into words, as well as the imagination's power to make what we write compelling to
read.
Students will learn to write creatively by first exploring the dimensions of their own life
experiences in a series of short compositions.
Week one will be devoted to getting to know each other on the basis of the kind of
writing we enjoy in our lives.
Weeks two and three will be taken up with the art of descriptive writing using
Hemingway material as our model.
Weeks four and five will be concerned with travel narrative, using material from
Edward Hoagland and others as our models.
Weeks six and seven will focus on moments of recognition in our lives, using writings
by S.T.Wellman and others for models.
Weeks eight and nine will take up the characterization of others, using the writings of
Rudyard Kipling as a model.
Weeks ten and eleven will focus on the close observation of human behavior, using
Ruth Benedict’s classic, “The Sword and the Chrysanthemum” for a model.
Weeks twelve through fourteen will be set aside to absorb all the run-over moments
that will occur in doing our series of assignment.
Week fifteen Review
I hope to maintain an exciting and enthusiastic classroom where all students will feel
free to contribute to discussions, and in sharing their work with each other. I will
actively encourage full participation by everyone in a supportive atmosphere.
75% of student grades will be according to the effort they put into the reading and
writing assignments, and 25% according to their willingness to take part in classroom
成績評価基準 activities (and so forth).
教 科 書 : The teacher will be responsible for all common texts for use in the
classroom.
参考文献等
参考文献:
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Writing WorkshopⅡ
開講テーマ
Discovering the resources of the imagination through writing
担当者名
S.T.Wellman
授業目標
The second semester of this course will be a continuation of the content and purpose
of the first semester. Adjustments will be made according to the abilities and desires
of the students, but there will be no alteration of intent. See the first semester
syllabus for further details.
授業計画
授業方法
In this part of the course we will move on to improve our abilities to read newspaper
and magazine articles and analyze and interpret in writing the ideas contained therein.
These articles will be of a topical nature, and thus they will be chosen on a bi-weekly
basis, meaning that all together there will be some five or six articles to read and
respond to. The course will culminate with research work that aims to bring all of the
students’ newly-sharpened skills into focus on one comprehensive project.
I hope to maintain an exciting and enthusiastic classroom where all students will feel
free to contribute to discussions, and in sharing their work with each other. I will
actively encourage full participation by everyone in a supportive atmosphere.
75% of student grades will be according to the effort they put into the reading and
writing assignments, and 25% according to their willingness to take part in classroom
成績評価基準 activities (and so forth).
教科書: The teacher will be responsible for all common texts for use in the
classroom.
参考文献等
参考文献:
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Shakespeare ProductionⅠ
開講テーマ
A Midsummer Night’s Dream 研究
担当者名
辻 英子
授業目標
授業計画
授業方法
このクラスでは、4 年次での舞台上演を目標とした包括的な作品研究を行う。取り上げ
る作品はシェイクスピアの初期の喜劇 A Midsummer Night’s Dream (『夏の夜の夢』)で
ある。アセンズ近郊の森を舞台に繰り広げられる人間と妖精たちの滑稽な恋の騒動を
描いた傑作であり、シェイクスピア劇の中でも人気が高く、上演回数も多い作品である。
次年度の上演に向けての意欲的な研究が望まれる。
シェイクスピアの総括的理解のため、時代背景、作品論、上演史を概説の形で紹介す
る。続いて、テキストの精読に入り、劇を上演する上で不可欠な基礎的知識を習得す
る。
1.オリエンテーション
2.概説(シェイクスピアの生涯と時代背景)
3.概説(当時の演劇状況)
4.概説(作品論)
5.概説(上演史
6.A Midsummer Night’s Dream 講読(イントロダクション、1幕1場)
7.A Midsummer Night’s Dream 講読(1幕1場、)
8.A Midsummer Night’s Dream 講読(1幕2場)
9.A Midsummer Night’s Dream 講読(2幕1場)
10.A Midsummer Night’s Dream 講読(2幕1場)
11.A Midsummer Night’s Dream 講読(2幕2場)
12.A Midsummer Night’s Dream 講読(3幕1場)
13.A Midsummer Night’s Dream 講読(3幕1場)
14.A Midsummer Night’s Dream 講読(前半の復習)
15.まとめ
主として担当者による講義形式を取るが、毎回、授業の最後に講義内容についてのコメ
ント、疑問点などを 100 字程度の小レポートにして提出してもらう。また、必要に応じて、
DVD を使用する。
試験(60%)、期末レポート(20%)、出席(10%)、小レポート(10%)などから総合的
に評価する。入念な予習と積極的な参加姿勢を重視する。
成績評価基準
教科書: A Midsummer Night’s Dream (大修館シェイクスピア双書)
参考文献等
参考文献:授業時に随時紹介する。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Shakespeare ProductionⅡ
開講テーマ
A Midsummer Night’s Dream 研究
担当者名
辻 英子
授業目標
このクラスでは、4 年次での舞台上演を目標とした包括的な作品研究を行う。取り上げ
る作品はシェイクスピアの初期の喜劇 A Midsummer Night’s Dream (『夏の夜の夢』)で
ある。アセンズ近郊の森を舞台に繰り広げられる人間と妖精たちの滑稽な恋の騒動を
描いた傑作であり、シェイクスピア劇の中でも人気が高く、上演回数も多い作品である。
次年度の上演に向けての意欲的な研究が望まれる。
授業計画
授業方法
Shakespeare Production I に引き続き舞台上演を念頭に置き、テキストの精読を行う。
その後、DVD による作品鑑賞をし、グループごとに演出方法について話し合う。その結
果を、発表してもらう。
1.オリエンテーション、A Midsummer Night’s Dream 講読(3幕2場)
2.A Midsummer Night’s Dream 講読(3幕2場)
3.A Midsummer Night’s Dream 講読(3幕2場)
4.A Midsummer Night’s Dream 講読(4幕1場)
5.A Midsummer Night’s Dream 講読(4幕1場)
6.A Midsummer Night’s Dream 講読(4幕2場)
7.A Midsummer Night’s Dream 講読(5幕1場)
8.A Midsummer Night’s Dream 講読(5幕1場)
9.A Midsummer Night’s Dream 講読(5幕1場)
10.DVD 映像視聴
11.DVD 映像視聴
12.演出法についての話し合い
13.演出法についての話し合い
14.各グループの意見発表
15.まとめ
主として担当者による講義形式を取るが、毎回、授業の最後に講義内容についてのコメ
ント、疑問点などを 100 字程度の小レポートにして提出してもらう。また、必要に応じて、
DVD を使用する。後半には小グループによる話し合いをしてもらう。
定期試験(70%)、出席(10%)、発表(10%)小レポート(10%)などから総合的に評
価する。入念な予習と積極的な参加姿勢を重視する。
成績評価基準
教科書:A Midsummer Night’s Dream
参考文献等
参考文献:授業時に随時紹介する。
(大修館シェイクスピア双書)
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
イギリス文学・文化研究 IA
イギリス文化の諸相
近藤 久雄
イギリスの文学を楽しむにせよ、芸術を鑑賞するにせよ、また旅行者としてイ
ギリスを訪ねたり仕事で滞在したりするにせよ、イギリスの文化に対する深い理
解をもって臨むことの利点は計り知れないものがあります。こうした観点から、こ
の授業では、皆さんがイギリスの文学や芸術や社会と向き合う時に必要な基本
的知識を身につけることを目標とします。
皆さんは既にイギリスの文化についての基本的な事柄については履修されて
いると思いますが、この講義ではそれをさらに深めイギリスの文学や芸術を社会
的・歴史的コンテキストから観賞できるようになることが目標です。
1.
2.
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9.
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13.
14.
15.
イントロダクション
第1章「4つの文化圏」
第2章「王室と宗教」
第3章「貴族の城館と庭園」
第4章「われら役者は影法師」
第5章「広がる地平」
第6章「はばたくメディア」
第7章「子どもへのまなざし」
第8章「ジェントルマンのたしなみ」
第9章「問いかける女性たち」
第10章「大英帝国の光と影」
第11章「パラダイム・シフト」
第12章「英語世界の万華鏡」
イギリスと日本
まとめ
この授業に参加する皆さんは、必ず教科書の指示された範囲を事前に読んで
出席してください。授業は基本的に1週1章のペースで進めます。また受講者の
人数にもよりますが、授業は教師と学生との間の質疑と対話で内容の理解を深
める方法で行います。必要な資料は授業中に配布します。なお「イギリスと日本」
「ロンドン」については教科書にはありませんので、資料を配布します。
出席:10点
予習(事前に教科書を読んでいる):20点
成績評価基準
期末レポート:70点
教科書: 佐久間康夫/中野葉子/太田雅孝編著『概説イギリス文化史』ミネルヴァ書房
参考文献等
参考文献: 随時必要に応じて教室で紹介します。
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
イギリス文学・文化研究 IIA
勃興期のイギリス小説を読む
近藤 久雄
英語で小説を意味する Novel という言葉は、語源的には「新しきもの」を意味し
ます。イギリスでは18世紀初頭に日本でもよく知られた『ロビンソン・クルーソー』
や『ガリヴァー旅行記』といった本格的な小説が登場しました。
この講義では、イギリスに近代小説が登場した時代や社会の背景を理解し、
具体的にデフォー、スウィフト、リチャードソン、フィールディングといった当時を代
表する作家たちの作品の一端に触れてみることを目標とします。つまり、デフォ
ー作『ロビンソン・クルーソ』やスウィフト作『ガリヴァー旅行記』などの作品の抜粋
(日本語&英語)を資料に、こうした勃興期のイギリス小説の問題意識や特徴を
その時代背景とともに理解することが目標です。
1. 17世紀から18世紀にかけてのイギリス歴史概観(1)
2. 17世紀から18世紀にかけてのイギリス歴史概観(2)
3. 18世紀イギリス社会(1)、(ロンドンを中心に)
4. 18世紀イギリス社会(2)、(画家ホガースの作品を中心に)
5. デフォーとその作品(1)
6. デフォーとその作品(2)
7. スウィフトとその作品(1)
8. スウィフトとその作品(2)
9. スウィフトとその作品(3)
10. リチャードソンとその作品(1)
11. リチャードソンとその作品(2)
12. フィールディングとその作品(1)
13. フィールディングとその作品(2)
14. フィールディングとその作品(3)
15. まとめ
第4週目までは、主として講義形式で歴史的背景や社会的背景を説明します。
5週目からは、配布資料によってこうした作者たちの作品からの抜粋を読んでゆ
きます。とりわけ第5週目以降は予習が大切になります。
出席:10点
予習および授業への参加度:20点
成績評価基準
期末レポート:70点
教科書: 特に教科書は使用しませんが、文庫本で入手できる作品の翻訳を随時教室
で指示します。
参考文献等
参考文献: 必要に応じて教室で指示します。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
イギリス文学・文化研究 IB
開講テーマ
イギリス史概説
担当者名
潟山 健一
授業目標
連合王国イギリスはどのようにして形成され世界に冠たる帝国を築くに至ったのか、そ
の経緯をあらためて整理し、日本、アメリカ、EU との関係などから、かの国の今日にお
ける位置づけについて検討する。
授業計画
1. イントロダクション: イギリス像の転換
2. ブリテン島侵略の歴史: ケルト、ローマ、アングロサクソン、デーン
3. 中世イギリスの展開 (1): ノルマン人の征服とその波紋
4. 中世イギリスの展開 (2): 百年戦争からバラ戦争へ
5. 近代イギリスの形成 (1): テューダー朝の成立
6. 近代イギリスの形成 (2): ヨーロッパ列強への途
7. 二つの革命 (1): 王政と共和制
8. 二つの革命 (2): 王位と宗教
9. ユニオンジャックの成立: 連合王国とは何か
10. 産業革命: その光と影
11. 繁栄の時代 (1): 帝国主義と植民地主義
12. 繁栄の時代 (2): イギリス帝国の終焉
13. 二つの世界大戦: 世界のなかのイギリス
14. 現代イギリスの苦悩: 病める老大国の行方
15. 総括
適宜資料を補足しながら教科書を中心に講義を行う。
授業方法
期末試験 50%、小テスト 30%、出席および受講態度 20%の合計で評価を行う。但し、
授業回数の 1/3 を超えて欠席のあった場合は単位を取得することが出来ない。遅刻は
成績評価基準 授業開始後 30 分以内とし、これを超えた場合は欠席扱いとする。2 回の遅刻を 1 回の
欠席と同等と見なす。
教科書:青山吉信・今井 宏編『概説イギリス史』(有斐閣選書)
参考文献等
参考文献:開講時に適宜指示する。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
イギリス文学・文化研究 IIB
開講テーマ
音楽に見るイギリスらしさ
担当者名
潟山 健一
授業目標
イギリスの社会を音楽という側面から捉え直し、その文化的特性について考察する。歴
史的背景を掘り下げながら進めていくため、その十分な理解のためには「イギリス文
学・文化研究 IB」を履修済みであることが望ましい。
授業計画
1. イントロダクション
2. イギリスのクラシック音楽 (1): 音楽不毛の地?
3. イギリスのクラシック音楽 (2): キリスト教と歴史観、音楽、政治
4. イギリスのクラシック音楽 (3): イギリス帝国の遺産
5. イギリスのクラシック音楽 (4): 小括
6. イギリスの民衆音楽 (1): コミュニティと音楽
7. イギリスの民衆音楽 (2): フォークソング・リヴァイヴァル
8. イギリスの民衆音楽 (3): 伝統とは何か
9. イギリスの民衆音楽 (4): 小括
10. イギリスのポピュラー音楽 (1): マスメディアと娯楽
11. イギリスのポピュラー音楽 (2): ロックンロールの 1950 年代
12. イギリスのポピュラー音楽 (3): ビートルズと 1960 年代
13. イギリスのポピュラー音楽 (4): 小括
14. イギリスの音楽と社会
15. 第 15 週 総括
適宜資料を配付し、音声・映像資料を提示しながら講義を行う。
授業方法
期末試験 50%、小テスト 30%、出席および受講態度 20%の合計で評価を行う。但し、
授業回数の 1/3 を超えて欠席のあった場合は単位を取得することが出来ない。遅刻は
成績評価基準 授業開始後 30 分以内とし、これを超えた場合は欠席扱いとする。2 回の遅刻を 1 回の
欠席と同等と見なす。
教科書:適宜資料を配付する。
参考文献等
参考文献:開講時に指示する。
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
アメリカ文学・文化研究Ⅰ
開講テーマ
都市と小説と音楽と
担当者名
徳永 由紀子
授業目標
アメリカの数ある都市のなかでも特に、種々様々な人種や民族、文化の混在する都
市、ニューヨークを舞台にした小説を取り上げ、その歴史的、文化的な背景、なかでも音
楽に注目しながら、作品について考察する。
今学期はF・スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』(1925 年)を取り上げ
る。作品の舞台となる 1920 年代は、ニューヨークがエンターテインメント産業の一大中心
地へと発展して行った時代であり、そのなかでミュージカルもまた、様々な要素を取り込
みながら、現在あるような形に整って行く。自らもミュージカル作品を手がけ、まさしくそ
の渦中にいたフィッツジェラルドの小説に、時代と場所を読み取りたい。
1. イントロダクション・・・フィッツジェラルドとその作品について紹介する。
2. ミュージカルとは何か(1)・・・CD、DVD、写真などを用いながら、3 回に分けて、ミン
授業計画
3.
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6.
ストレル・ショー、ヴォードヴィル、レヴューなど、ミュージカルの要素について解説
し、ミュージカルの発展をあとづける。
ミュージカルとは何か(2)
ミュージカルとは何か(3)
フィッツジェラルドとミュージカル・・・フィッツジェラルド自身の演劇活動について、ミュ
ージカル作品を中心に紹介する。
作品の読解と分析(1) 第1章・・・以下、9回に分け、主人公ギャツビーや語り手ニッ
ク、デイジー、トム、マートルなど中心人物たちの設定の仕方、行動、生き方、語り
手の位置や役割、都市の描写、人物たちへの影響、都市と地方の対比、音楽の
使われ方、等に留意しながら、作品を丁寧に読み、分析する。
作品の読解と分析(2) 第 2 章
作品の読解と分析(3) 第 3 章
作品の読解と分析(4) 第 4 章
作品の読解と分析(5) 第 5 章
作品の読解と分析(6) 第 6 章
作品の読解と分析(7) 第 7 章
作品の読解と分析(8) 第 8 章
作品の読解と分析(9) 第 9 章
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15. まとめ
授業方法
数回の講義の後は、レポーターの発表、それに対するコメンテータのコメント、およびそ
れらを踏まえたディスカッションを中心に授業を進める。
出席(10%)、発表(30%)、ディスカッションなど授業への参加度(30%)、レポート
(30%)
成績評価基準
教科書:教科書:F. Scott Fitzgerald, The Great Gatsby (Scribner Paperback Fiction)
参考文献等
参考文献:授業中に随時紹介する。
2012 年度
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
アメリカ文学・文化研究Ⅱ
都市と小説と音楽と
徳永 由紀子
アメリカの数ある都市のなかでも特に、種々様々な人種や民族、文化の混在する都
市、ニューヨークを舞台にした小説を取り上げ、その歴史的、文化的な背景、なかでも音
楽に注目しながら、作品について考察する。
今学期は、トニ・モリスンの『ジャズ』(1992 年)を読む。1926 年のハーレムを舞台に、三
人の黒人男女とその周辺の人々の人生が展開されるが、その内容、形式両面におい
て、モリスンは、1900 年頃にニューオーリンズで生まれ、1920 年代のニューヨークにおい
て発展した、アメリカ黒人の音楽であるジャズを象徴的に用いている。フィッツジェラルド
の『グレート・ギャツビー』には描かれなかったニューヨークを捉えたい。
1. イントロダクション・・・トニ・モリスンとその作品について紹介する。
2. 黒人の歴史について (1)・・・DVD や写真を用いながら、2 回に分け、奴隷制度に始
授業計画
授業方法
まるアメリカ黒人の歴史の概観を試みる。
3. 黒人の歴史について (2)
4. 黒人の音楽について (1)・・・CD、DVD を用いながら、2 回に分け、黒人霊歌、ブルー
ズ、ラグタイムを中心に、ジャズの発展をあとづける。
5. 黒人の音楽について (2)
6. 作品の読解と分析(1) セクション1・・・以下、セクション毎に 10 回に分け、ヴァイオレ
ット、ジョー、ドーカスなど中心人物たちの設定の仕方、行動、過去、葛藤、人物同士
の関係、語り手の位置や役割、正体、都市の描写、人物たちへの影響、作品の構
成、等に留意しながら、作品を丁寧に読み、分析する。
7. 作品の読解と分析(2) セクション 2
8. 作品の読解と分析(3) セクション 3
9. 作品の読解と分析(4) セクション 4
10. 作品の読解と分析(5) セクション 5
11. 作品の読解と分析(6) セクション 6
12. 作品の読解と分析(7) セクション 7
13. 作品の読解と分析(8) セクション 8
14. 作品の読解と分析(9) セクション 9
15. 作品の読解と分析(10) セクション 10 と、まとめ
数回の講義の後は、レポーターの発表、コメンテータのコメント、およびそれを踏まえた
ディスカッションを中心に授業を進める。
出席(10%)、発表(30%)、ディスカッションなど授業への参加度(30%)、レポート
(30%)
成績評価基準
教科書:Toni Morrison, Jazz (Vintage Books)
参考文献等
参考文献:授業中に随時紹介する。
2012 年度
科目名
欧米文化と愛Ⅰ
開講テーマ
愛と西欧
担当者名
山田 正章
授業目標
授業計画
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
この授業は恋愛論でもないし、恋愛心理を探るものでもない。西欧文学全般の流れの
中で、男女の関係がどのように表現されているか、それがどのような文化的、社会的背
景を持つのかを探るものである。なお、西欧では恋愛は12世紀に誕生するので、春学
期の授業では恋愛誕生以前の男女の関係を主に扱うことになる。いわゆる「愛」の話で
はないことに注意すること。
およそ以下の順序でテーマをたどる。
1 古代ギリシャの性愛と友愛(その1)
2 同上(その2)
3 同上(その3)
4 制度としての遊女
5 古代ローマの恋愛と結婚(その1)
6 同上(その2)
7 中世教権主義下での禁欲生活と性愛(その1)
8 同上(その2)
9 中世騎士社会の展開と恋愛の誕生(その1)
10 同上(その2)
11 同上(その3)
12 ソネットの伝統についてーダンテ、ペトラルカをめぐって
13 ソネットの継承―英国エリザベス朝期の恋愛詩(その1)
14 同上(その2) W. Shakespeare のソネットを中心に
15 春学期のまとめ
主に講義、時にビデオ等を利用する。
授業方法
学期末に試験またはレポート(60%)。出席状況また受講態度を40 パーセント程度は
成績評価基準 勘案に入れる。
教科書: 使用しない。ただし、資料は授業中に配布する。
参考文献等
参考文献: 授業中に指示する。
2012 年度
科目名
欧米文化と愛Ⅱ
開講テーマ
愛と西欧
担当者名
山田 正章
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
春学期の授業を踏まえた上で、いわゆる「愛の観念」の継承とその変化の過程を、主に
近世以降の英米文学作品の中に探る。
授業目標
授業計画
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Shakespeareの描く「愛」について (以下の作品を順次取り上げる)
「ロミオとジュリエット」
同上
「アントニーとクレオパトラ」
「真夏の夜の夢」, 「十二夜」
英国風俗小説の恋愛と結婚――18 世紀英国の市民社会
Jane Austen, 「高慢と偏見」をめぐって
同上
観念化されたロマン派の愛
Emily Bronte, 「嵐が丘」をめぐって
同上
C. Dickens, 「大いなる遺産」をめぐって
同上
Oscar Wilde, 「ドリアン・グレイの肖像」をめぐって
秋学期のまとめ
主に講義、時にビデオ等を利用する。
授業方法
学期末に試験またはレポート(60%)。出席状況及び受講態度(40%)。
成績評価基準
教科書: 使用しない。ただし、資料は授業中に配布する。
参考文献等
参考文献: 授業中に指示する。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
比較文学・文化研究Ⅰ
開講テーマ
「自文化」と「異文化」を理解するために(1)
担当者名
朴 珣英
授業目標
授業計画
授業方法
みなさんは自分の文化についてどれほど知っているでしょうか。また、世界中にさまざ
まに見られる異なる文化についてはどうでしょう。本授業では、まず分かったつもりにな
りがちな「文化」の概念を検討、再検討し、そこから「自文化」(必ずしも「自国の文化」と
は限りません)の理解や「異文化」の理解に欠かせない、<比較文化>の基本的作業
にかかわる重要な問題を論じます。具体的な事例として、日本と英米および英語圏の文
化現象を取り上げます。英語による資料や文学作品、音楽、映画なども適宜、使用しま
す。
グローバル化が進む現在、どの国や社会においても「自文化」と「異文化」の理解の
重要性は増すばかりです。この授業では、「文化」という大海の中に入って泳ぐのは皆さ
ん自身と考えています。その泳ぐスキルを自ら磨いていきましょう。 (できるかぎり「比
較文学・文化研究 II」とあわせて通年で受講して下さい。)
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文化の比較と文化の理解
文化とは?
文化に関する基本的概念
自分の文化と自国の文化(1)
自分の文化と自国の文化(2)
異文化への憧れと偏見(1)
異文化への憧れと偏見(2)
異文化体験について(1)
異文化体験について(2)
事例研究(1)
事例研究(2)
事例研究(3)
事例研究(4)
事例研究(5)
総括
講義を中心としますが、適宜、音楽や映画など視聴覚教材を使用します。受講生の人
数によっては、グループでの議論や発表なども考えています。英語による教材も使用す
るので、英和・和英辞書を持参して下さい。
平常点(30% 授業回数の 3 分の1以上欠席した場合、平常点は0点)、レポート(70%
授業中に与えた課題に関する感想文やミニレポート、学期末レポート)などの総合評
成績評価基準 価。
教科書:授業中に配布する資料
参考文献等
参考文献:授業中に適宜紹介します。書物だけでなく、映画や音楽なども含みます。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
比較文学・文化研究Ⅱ
開講テーマ
「自文化」と「異文化」を理解するために(2)
担当者名
朴 珣英
授業目標
授業計画
授業方法
みなさんは自分の文化についてどれほど知っているでしょうか。また、世界中にさまざ
まに見られる異なる文化についてはどうでしょう。本授業では、まず分かったつもりにな
りがちな「文化」の概念を検討、再検討し、そこから「自文化」(必ずしも「自国の文化」と
は限りません)の理解や「異文化」の理解に欠かせない、<比較文化>の基本的作業
にかかわる重要な問題を論じます。具体的な事例として、日本と英米および英語圏の文
化現象を取り上げます。英語による資料や文学作品、音楽、映画なども適宜、使用しま
す。
グローバル化が進む現在、どの国や社会においても「自文化」と「異文化」の理解の
重要性は増すばかりです。この授業では、「文化」という大海の中に入って泳ぐのは皆さ
ん自身と考えています。その泳ぐスキルを自ら磨いていきましょう。 (できるかぎり「比
較文学・文化研究 I」とあわせて通年で受講して下さい。)
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再び文化とは?
グローバル時代の異文化理解(1)
グローバル時代の異文化理解(2)
グローバル時代の異文化理解(3)
情報化時代の異文化理解(1)
情報化時代の異文化理解(2)
情報化時代の異文化理解(3)
文化のイデオロギー(1)
文化のイデオロギー(2)
日本と英米(英語圏)の事例研究(6)
日本と英米(英語圏)の事例研究(7)
日本と英米(英語圏)の事例研究(8)
日本と英米(英語圏)の事例研究(9)
日本と英米(英語圏)の事例研究(10)
総括
講義を中心としますが、適宜、音楽や映画など視聴覚教材を使用します。受講生の人
数によっては、グループでの議論や発表なども考えています。英語による教材も使用す
るので、英和・和英辞書を持参して下さい。
平常点(30% 授業回数の 3 分の1以上欠席した場合、平常点は0点)、レポート(70%
授業中に与えた課題に関する感想文やミニレポート、学期末レポート)などの総合評
成績評価基準 価。
教科書:授業中に配布する資料
参考文献等
参考文献:授業中に適宜紹介します。書物だけでなく、映画や音楽なども含みます。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
コーパス言語学
開講テーマ
英語コーパス言語学入門:コンピュータで英語を分析する
担当者名
杉森 直樹
授業目標
授業計画
授業方法
本科目では、英語を対象としてコーパス言語学の基礎を実践的に学びます。英語コ
ーパス言語学では、日常会話、映画、新聞・雑誌記事、文学作品等の英語話者によっ
て話されたり書かれたりした英語を収集したデータベース(コーパス)を構築し、それらを
コンピュータで分析し、英語という言語の特徴を調べる研究を行います。コーパスのデ
ータを調べることによって、ネイティブスピーカーが実際によく使う英語の語彙や表現、
英語の用法を効果的に学ぶことができます。
授業では、英語コーパス言語学の基礎を学ぶとともに、コーパス収集の手法やコー
パス分析用ソフトを用いた言語データの分析手法を身につけます。また、コーパスの分
析によって得られた知識を生かして自分の英語力を向上させ、ネイティブスピーカーの
持つような英語のセンスを身につけていくことを目標とします。なお、受講にあたっては
特別なコンピュータの知識は必要ありません。
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コーパス言語学とは
コーパスを用いた言語分析の手法
インターネットでコーパスを利用する(1)
インターネットでコーパスを利用する(2)
類義語(synonym)を使い分ける(1)
類義語(synonym)を使い分ける(2)
コロケーションに強くなる(1)
コロケーションに強くなる(2)
コーパス分析用ソフトを使ってみる---(1)語彙の頻度リスト作成
コーパス分析用ソフトを使ってみる---(2)コンコーダンスの分析
コーパス分析用ソフトを使ってみる---(3)N-Gram 分析
映画を使った英会話コーパスの作成
英会話コーパスの分析(1)
英会話コーパスの分析(2)
総括と課題解説
授業はコンピュータ教室で行います。コーパス言語学に関する講義に加えて、コーパス
分析の実習を行います。
授業への出席及び授業内演習(25%)、授業中の実習課題(50%)、期末レポート課題
(25%)により総合評価します。
成績評価基準
教科書: プリント配布の予定
参考文献等
参考文献:
斎藤・中村・赤野(編)『改訂新版 英語コーパス言語学』(研究社)
石川慎一郎『英語コーパスと言語教育』(大修館書店)
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
教育メディア学
開講テーマ
英語教育におけるメディアの有効活用
担当者名
杉森 直樹
授業目標
授業計画
授業方法
インターネットやパーソナル・コンピュータに代表される近年のメディア技術の発達によ
り、学校現場における教育メディアの重要性はますます高まってきている。英語教員に
とって、教育のためにデジタル教材やコンピュータを利用するスキルは必須のものとな
りつつあり、メディア・リテラシーを備えた英語教員の育成が必要とされている。本科目
では、教育メディアの歴史・概念からその実践的活用法までを講義形式と実習形式で行
い、各種教育メディアの利用に関する知識と技能を実践的に習得することを目標とす
る。また、正しい成績評価のために必要な、コンピュータを用いた成績処理の手法につ
いて、Excel を使った実習を行う。
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導入
英語教育とメディア
教育メデイア論(1)
教育メデイア論(2)
英語教育におけるインターネットの利用(1)
英語教育におけるインターネットの利用(2)
教材開発実習:音声データの利用
教材開発実習:画像データの利用
教材開発実習:テキストデータの利用(1)
教材開発実習:テキストデータの利用(2)
EXCEL を用いた成績処理(1)
EXCEL を用いた成績処理(2)
EXCEL を用いた成績処理(3)
SPSS による成績処理
総括
授業はコンピュータ教室を利用する。教育メディアに関する講義と、各種メディアの利用
法に関する実習を行う。
出席と授業への参加(30%)、授業中の演習課題(40%)、期末レポート(30%)により評価
する。
成績評価基準
教科書: 清川英男・濱岡美男・鈴木純子著 『英語教師のための Excel 活用法』 大修
館書店
参考文献等
参考文献:①佐賀啓男 編著「改訂 視聴覚メディアと教育」樹村房、②山本順一 著「情
報メディアの活用 改訂新版」放送大学教育振興会、③竹内理 編著「CALL 授業の展
開―その可能性を拡げるために 」松柏社。その他は授業時に指示する。
2012 年度
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
成績評価基準
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
社会言語学
英語使用と社会的諸要因の関連性
未定
このコースでは、「言語使用と社会との関わり合い」について広く議論する。具体的に
は、以下 2 点を目標とする。
1. 英語は日本や世界でどのように使われているのかについて理解と関心を深める。
2. 言語使用には英語能力の他に、社会の諸要因(例えば男女の違い)が影響する。
具体的には、どのような影響が言語使用のどの部分に顕著に見られるかについて
理解と関心を深める。
1.社会言語学とは「ことばの多様性」
(1)イントロダクション
(2)地域による言語の違い
(3)言語と社会階級
(4)人種・民族による言語差
(5)言語の性差
(6)言語の年齢差
(7)言語の状況差・適切さ
2.言語と文化
(8)呼びかけ表現
(9)ことばによる丁寧表現
(10)ことばのイメージ
(11)会話スタイル
(12)含意と文化
(13)非言語伝達
(14)Special topic
(15)まとめ
*括弧内の数字は 15 週の授業に対応しています
毎時、教科書の内容に沿って、学生によるプレゼンテーションを行う。プレゼンテーショ
ンでは、人数によるが、1 人ずつ、あるいはグループになって前に出てパワーポイントで
例示しながら内容についてまとめる。また、毎回のトピックについて、ディスカッションを
行い、理解を深める。
出席(20%)、授業時の発表(30%)、授業中の態度:ディスカッション、質問、コメ
ント (20%)、レポート(30%) 。出席および積極的な授業貢献を重視する。
レポートでは各章および発表内容をまとめるため、課題量は多い。
教科書: 田中晴美・田中幸子『社会言語学への招待』 ミネルヴァ書房、2008
参考文献等
参考文献: 授業の中で提示。
2012 年度
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
ノンバーバルコミュニケーション
ノンバーバルコミュニケーションと文化の関連性
未定
このコースでは、ノンバーバルコミュニケーションについて広く議論する。具体的には、
以下 2 点を目標とする。
1. ノンバーバルコミュニケーションにはどのような種類があるか、その役割とバーバル
コミュニケーションとの関連性について理解と関心を深める。
2. ノンバーバルコミュニケーションにはどのような文化的相違が見られるかについて
理解と関心を深める。
1. ノンバーバルコミュニケーションの種類と役割:「どのようなノンバーバルコミュニケ
ーションがどのような意味合いで使われているの?」
(1) イントロダクション
(2) ノンバーバルコミュニケーションの種類 Non-Verbal Communication
(3) ノンバーバル VS バーバルコミュニケーション 1
Verbal and Nonverbal Communication
2.
(4)ノンバーバル VS バーバルコミュニケーション 2 上記続き
ノンバーバルコミュニケーションと実際:「仕事で要求されるノンバーバルコミュニケーション」
(5)
When Negotiating, Look For Nonverbal Cues
(6) 実践(プレゼンテーション・インタビュー)
(7) 実践(プレゼンテーション・インタビュー)
(8) 実践(プレゼンテーション・インタビュー)
(9) 実践(プレゼンテーション・インタビュー)
(10) 実践(プレゼンテーション・インタビュー)
(11) 実践(プレゼンテーション・インタビュー)
(12) 実践(プレゼンテーション・インタビュー)
(13) 実践(プレゼンテーション・インタビュー)
(11) 実践(プレゼンテーション・インタビュー)
(12) 実践(プレゼンテーション・インタビュー)
(13) 実践(プレゼンテーション・インタビュー)
(14) 実践 (プレゼンテーション・インタビュー)
(or Cynthia Burggraf Torppa,“Nonverbal Communication:
Teaching Your Child the Skills of Social Success”)
(15)まとめ
授業方法
*括弧内の数字は 15 週の授業に対応しています
第一部ではノンバーバルコミュニケーションについての文献を読み、概念を理解し、ディ
スカッションを行う。その後、第二部では、ノンバーバルコミュニケーションを英語プレゼ
ンテーションとインタビューのセッティングにおいて実践する。自らの考えを述べ、質疑
応答を行う中で、有効なノンバーバルコミュニケーションの理解を深める。
Assignments (30%)、授業中のディスカッション態度 (10%)、授業中の実践パフォーマンス
成績評価基準 (30%)、レポート(30%)。
教科書: プリント
参考文献: By Ross Buck and C. Arthur VanLear, “Verbal and Nonverbal Communication:
参考文献等
Distinguishing Symbolic, Spontaneous, and Pseudo-Spontaneous Nonverbal Behavior” 2002
International Communication Association
(1http://talkbank.org/media/PDF/JOC-PDF/2-Buck%20%26%20VanLear.pdf)
Dr. Gabriel and Nili Raam, Masters of Body Languages, “When Negotiating, Look For Nonverbal
Cues” (http://www.angelfire.com/co/bodylanguage/)
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
応用言語学
開講テーマ
応用言語学の観点からみる言語教育・学習に関わる諸問題
担当者名
清水 裕子
授業目標
「応用言語学」(Applied Linguistics)は、<ことばに関する研究から得た成果を、多くの
分野に応用することを研究していく学問>であり、言語にかかわる諸問題を解決するこ
とも目的としていると言えます。このコースの受講者の皆さんは、英語(あるいはその他
の言語)を外国語として学んできた経験がありますが、自分自身を一人の学習者として
客観的な立場で見てみましょう。そして、学習(教育)の対象・コミュニケーションの手段と
しての英語(あるいはその他の言語)を、応用言語学のいくつかの観点から捉えていき
ましょう。このコースを通じて、今までには意識しなかったことを感じ、分かち合いなが
ら、与えられた課題やテーマを中心に言語や言語学習・教育への知的好奇心を高めて
いきたく思います。
授業計画
授業方法
1. 応用言語学とは? 本コースの概要説明と<Learning Contract>の作成
2. 言語とは?Language acquisition 入門
3. 学習者としての自己分析、ある言語が<できる>とは?
4. 21 世紀における世界の言語
5. 様々な英語学習環境
6. Description of Language Use
7. Language Skills #1
8. Language Skills #2
9. 教材分析・プログラム分析
10. How to Measure Your Language Ability #1
11. How to Measure Your Language Ability #2
12. テスト分析・基本統計入門
13. 基本統計入門
14. Presentation
15. Presentation・Self-reflection・Wrap up
講義を中心とした授業ですが、毎回授業に出席し、各自が問題意識をもって積極的に
授業に参加することを期待しています。なお、各自(あるいは各グループ)が取り組んだ
テーマに関しての発表の時間も設けていきます。(評価方法参照)
・授業内・外の課題(In-class and/or take-home tasks)を含む日常点:60%
(内 10%は、最終講義に実施する Self-reflection)
成績評価基準 ・Theme paper およびプレゼンテーション:40%
なお、詳細は Week 1で説明。
教科書:指定教科書はありません。授業内で Reading Assignments を配布予定。
参考文献等
参考文献:授業内で参考文献およびサイトを紹介。
2012 年度
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
認知・心理言語学
教室での第二言語習得のメカニズムを探る
未定
この授業では、「第二言語・外国語はどのように習得されるのか」という問題について、
教室内第二言語習得研究の知見を通じて考察します。特に、教室内で学習者に提供さ
れるインプットやフィードバックに、どのような役割があると考えられるのか、また教師と
学習者、学習者同士のインターラクションが第二言語習得にどのように貢献すると考え
られているかなどについて議論を深めます。これらの考察を通じて、「日本の英語科教
室における効果的な英語の教え方・学び方とはどのようなものか」ということについて、
科学的に考えることができる基礎的知識を構築することが、この授業の目標です。
1.教室内第二言語習得研究とは(イントロダクション)
2~3.Comprehensible Input Hypothesis
4~5.Output Hypothesis
6~7.Interaction Hypothesis
8~9.Focus on Form
10~11.Feedback
12~14.効果的な学習とは
15. まとめ
講義を中心に授業は進められますが、ペアーやグループでのディスカッションも予定し
ています。
小テスト・レポート(30%)、期末試験(70%)
成績評価基準
参考文献: 適宜、授業中に指示します。
参考文献等
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
児童英語教育法Ⅰ
開講テーマ
担当者名
菅 正隆
小学校で実施される外国語活動(英語活動)の現状を知るとともに,学級担任の教師や
英語活動担当者としての実践的な英語指導力の基礎・基本を培うとともに、幼児・児童
に対する外国語教育の在り方にも言及する。
授業目標
授業計画
授業方法
評価方法
1~8は、講義だけでなく,受講者が児童や指導者の立場になり、実際に英語活動を
体験する。9~14では、受講生がグループで指導者の立場になり英語活動を計画し、
実演する。
1. オリエンテーション
2. 小学校外国語活動(英語活動)の現状と課題
3. 小学校外国語活動(英語活動)の意義と目的
4. 小学校外国語活動(英語活動)の内容
5. 「英語ノート」の内容とその活用
6. 小学校外国語活動(英語活動)のための TT
7. 小学校外国語活動(英語活動)のための教材作成
8. 小学校外国語活動(英語活動)のための評価法
9. 児童英語・保育英語の考え方と在り方
10. 小学校外国語活動(英語活動)の模擬授業(1)準備
11. 小学校外国語活動(英語活動)の模擬授業(2)準備
12. 小学校外国語活動(英語活動)の模擬授業(3)発表・討議
13. 小学校外国語活動(英語活動)の模擬授業(4) 発表・討議
14. 小学校外国語活動(英語活動)の模擬授業(5) 発表・討議
15. まとめ
4回目までは、小学校学習指導要領外国語編の読み取りを中心に,実践例を交えて解
説する。5回目から8回目は,受講者が児童や指導者の立場になって、英語活動を体
験する参加型で授業を進める中で、小学校外国語活動の在り方について解説をする。
10 回目以降は、受講者がグループごとに指導者の立場になり模擬授業を行い、小レポ
ート上で互いの模擬授業について意見交流を行う。
小レポート(30%),グループ発表(30%),課題レポート(30%),授業への取り組み(10%)から
総合的に評価する。
教科書: 適宜補助教材を配布する。
参考文献等
参考文献: 適宜補助教材を配布する。
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
児童英語教育法Ⅱ
開講テーマ
担当者名
菅 正隆
小学校で実施される外国語活動(英語活動)や児童英語・保育英語のねらいをを深く理
解し、年間指導計画・単元計画や指導案作成など,学級担任の教師や英語活動担当者
などとしてのより高度な実践的な英語指導力を培うとともに、小中連携の意義にも言及
する。
授業目標
授業計画
授業方法
評価方法
1~5は、講義だけでなく,受講者が児童や指導者の立場になり、実際に英語活動を体
験する。6~14では、受講生がグループで指導者の立場になり英語活動を計画し、実
演する。
1. オリエンテーション
2. 小学校外国語活動(英語活動)の年間指導計画・単元指導計画作成
3. 小学校外国語活動(英語活動)、児童英語、保育英語の指導法
4. 小学校外国語活動(英語活動)の指導形態(TT や学級担任のソロ)の工夫
5. 小学校外国語活動(英語活動)の指導案の作成技術
6. 小学校外国語活動(英語活動)の模擬授業指導案作成
7. 小学校外国語活動(英語活動)の模擬授業教材等の準備・練習
8. 電子黒板(ICT)の在り方と実践
9. 小学校外国語活動(英語活動)の模擬授業(1)発表・討議
10. 小学校外国語活動(英語活動)の模擬授業(2) 発表・討議
11. 小学校外国語活動(英語活動)の模擬授業(3) 発表・討議
12. 小学校外国語活動(英語活動)の授業案作成
13. 小学校外国語活動(英語活動) の授業(1) 発表・討議
14. 小学校外国語活動(英語活動) の授業(2) 発表・討議
15. まとめ
5回目までは、受講者が児童や指導者の立場になって、英語活動を体験する参加型で
授業を進めたり、実践例を交えたりして小学校外国語活動、児童英語、保育英語の在り
方について解説する。6回目以降は、受講者がグループごとに指導者の立場になり模
擬授業を行い、小レポート上で互いの模擬授業について意見交流を行う。
小レポート(30%),グループ発表(30%),課題レポート(30%),授業への取り組み(10%)から
総合的に評価する。
教科書: 適宜補助教材を配布する。
参考文献等
参考文献: 適宜補助教材を配布する。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
第二言語習得論 I
開講テーマ
Second Language Acquisition (SLA)の文法発達順序と(英語)教育の歴史
若本夏美
担当者名
授業目標
このコースでは、以下にあげる4点を目標とする。
1.文法項目がどのような順序で発展するか、またその際母語がどの程度影響している
のかを理解することにより、第二言語習得についての関心を深める。
2.外国語学習に効果的な教材についての理解と関心を深める。
3.外国語教育の歴史についての理解と関心を深める。
4.学習者のみならず、指導者の立場から、検討することにより、第二言語習得につい
てバランスのとれた理解を目指す。
将来、教職に就きたいと考えている学生はもちろんのこと、外国語教育に一般的な興味・関
心がある(例えば、将来子供を持ったときどのような外国語教育を自分の子供に受けさせる
か、または自分自身の英語学習をさらに発展させたらよいかなどについての疑問)、または塾
講師など何らかの形で外国語教育に関わる仕事に就きたいと考えている学生など、幅広い
学生の受講を歓迎する。また、将来、オーストラリアなど外国で日本語を教えるといった、日
本語教育に関心のある学生にとっても有益な情報が得られるであろう。
*このコースの受講には「外国語教育論 I, II」を既に受講していることが望ましい。
1.第二言語習得理論 (SLA):「文法はどのような順序で習得されるの?」
(1)イントロダクション: ルールを知っていることと実行できることの相違
(2)Natural Order 仮説:文法能力の発展順序 (Krashen らの研究)
(3)疑問文の発展順序
授業計画
(4)否定文の発展順序
(5)関係代名詞の発展順序
(6)Teachability 仮説と対照比較仮説 (CAH)
(7)言語発達の普遍性と母語の影響:Cross linguistic Influence
2.外国語教材論:「SLA 理論に合った英語教材とはどのようなもの?」
(8)教材編成の原理、教科書検定
(9)言語材料の配列と教科書の移り変わり
(10)日本の英語教科書の文法配列順序の妥当性
3.英語教育の歴史:「日本で英語はどのように教えられてきたの?」
(11)日本で英語はどのように教えられてきたのか(明治・大正・昭和時代)
(12)日本で英語はどのように教えられてきたのか(戦後から現在)
(13)学習指導要領の変遷と小学校外国語活動
(14)目指すべき英語能力とは?
(15)まとめ
*括弧内の数字は 15 週の授業に対応しています
授業計画のテーマに沿い、授業をすすめる。いくつかのパターンが想定されるが、例え
授業方法
ばグループを中心に、自ら考え・意見交流ができるような形がとられるかもしれない。予
め読むテキストの範囲が指定され、その内容理解に基づき、自分なりの考えをまとめる
ことも求められる。Moodle などのインターネット LMS の利用も検討する。できる限り、ビ
デオなど視聴覚教材およびコンピュータを利用し、わかりやすい授業を心がける。
成績評価基準 Assignments (30%)、授業中のディスカッション態度 (10%)、ファイナルテスト(60%)。
教科書: 未定。
参考文献等
参考文献: 授業の中で提示。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
第二言語習得論 II
開講テーマ
外国語学習における個人差:教授法と学習者方略の融合の可能性
若本夏美
担当者名
授業目標
このコースでは、以下にあげる4点を目標とする。
1.外国語学習の学習者方略から第二言語習得についての理解と関心を深める。
2.外国語学習の学習者方略を実際に活用することにより自らの英語能力を向上させる
方法を探求する。
3.外国語学習者方略と外国語教授法を融合した教育の方法を検討する。
4.学習者のみならず、指導者の立場から、検討することにより、第二言語習得につい
てバランスのとれた理解を目指す。
将来、教職に就きたいと考えている学生はもちろんのこと、外国語教育に一般的な興味・関
心がある(例えば、将来子供を持ったときどのような外国語教育を自分の子供に受けさせる
か、または自分自身の英語学習をさらに発展させたらよいかなどについての疑問)、または塾
講師など何らかの形で外国語教育に関わる仕事に就きたいと考えている学生など、幅広い
学生の受講を歓迎する。また、将来、オーストラリアなど外国で日本語を教えるといった、日
本語教育に関心のある学生にとっても有益な情報が得られるであろう。
*このコースの受講には「外国語教育論 I, II」を既に受講していることが望ましい。
授業計画
1.外国語学習のストラテジー:「どのような英語学習方法が効果的なの?」
(1)イントロダクション
(2)学習者ストラテジーの種類と定義
(3)一般学習のストラテジー
(4)語彙習得のストラテジー
(5)リスニングのストラテジー
(6)スピーキングのストラテジー
(7)リーディング・ライティングのストラテジー
2.ストラテジーの開発と応用:「成功した学習者はどのような方法を使っているの?」
(8)Successful Language Learner のストラテジー(ミニプロジェクト)-1
(9)Successful Language Learner のストラテジー(ミニプロジェクト)-2
(10)Successful Language Learner のストラテジー(ミニプロジェクト)-3
(11)ミニプロジェクトのプレゼンテーション
3.ストラテジーを英語の授業に活かす方法:「学習方略と教授法を融合すると?」
(12)Strategy-Based Instruction
(13)Strategy Training と Strategying
(14)Self-Regulated Learning
(15)まとめ
*括弧内の数字は 15 週の授業に対応しています
授業計画のテーマに沿い、授業をすすめる。いくつかのパターンが想定されるが、例え
ばグループを中心に、自ら考え・意見交流ができるような形がとられるかもしれない。予
め読むテキストの範囲が指定され、その内容理解に基づき、自分なりの考えをまとめる
ことも求められる。Moodle などのインターネット LMS の利用も検討する。また、ミニプロ
ジェクトとしてストラテジーを実際に活用する方法を検討する。ビデオなど視聴覚教材お
よびコンピュータを利用し、わかりやすい授業を心がける。
Assignments・ストラテジープロジェクト (50%)、授業中のディスカッション態度 (10%)、ファ
成績評価基準 イナルテスト(40%)。
教科書: 未定。参考文献: 授業の中で提示。
授業方法
参考文献等
参考文献: 授業の中で提示。
156910 社会と外国語教育B
山路 順子
開講テーマ:
開講テーマ:
英語支配の現状と外国語教育の意義
授業目標:
授業目標:
「英語は世界の共通語である」という考え方に反論する方がどれくらいいらっしゃるでしょうか。日々
の生活で英語にふれないことのほうが少ない現状において、英語が使える事が社会生活を過ごす
基本的手段とさえ考えられているかもしれません。中学校からの英語教育に加え、文部科学省が
目指す「英語が使える日本人」育成の一環として小学校からの早期英語教育が行われるようにな
りました。そもそも私達日本人は何故義務教育として他の言語ではなく英語を学ばなければならな
いのでしょうか。
この授業では前半でイギリスという1つの国で話されていた英語の生い立ちを概観し、世界共通語
と考えられるようになるまでの背景を見ることで、言語の持つ「地位」が築かれる為の条件を考えて
いただきます。言語を「社会」という枠組みで見ることの重要性が見えてくると思います。その後、日
本国内での外国語教育の歴史と英語教育の変遷を概観し、諸外国の英語教育と比較していきま
す。また外国における言語政策についても紹介します。
授業が進む中で、多様な世界の言語が「英語」という一言語に画一化され、少数言語の消滅を促
すといわれる現状に問題意識を持っていただき、多文化多言語共生社会の未来を描いていただけ
ればと思っています。
授業計画:
授業計画:
1.第一週目
「社会」と「外国語教育」への導入
2.第2週目
英語という言語について:歴史的背景(インド・ヨーロッパ祖語から英語の基礎まで)
3.第3週目
英語という言語について:歴史的背景(lingua franca となるまで)
4.第4週目
英語という言語について:国境を持たない言語(global language)
5.第5週目
日本の言語政策について
6.第6週目
日本の英語教育:明治から戦前
7.第7週目
日本の英語教育:戦後の英語教育
8.第8週目
世界の英語教育:ヨーロッパ
9.第9週目
世界の英語教育:アジア
10.第 10 週目言語政策:EUの取り組み
11.第 11 週目言語政策:アメリカの取り組み
12.第 12 週目言語政策:英語支配の現状と影響
13.第 13 週目プレゼンテーション
14.第 14 週目プレゼンテーション
15.第 15 週目まとめ:多文化多言語共生社会の未来
授業方法:
授業方法:
授業はかくテーマごとに講義形式で主に行われますが、講義内容や資料を基に学生さんからの活
発な意見を交えながらディスカッションする機会を取り入れて行います。授業中に指示する課題に
取り組み、各自意見を持って授業に臨んでいただくこと、積極的に参加する事が必要です。
成績評価基準:
成績評価基準:
授業への積極的な参加度20%
授業内の提出物20%
プレゼンテーション10%
レポート50%
教科書:
教科書:
ハンドアウトを用意します
参考文献等:
参考文献等:
授業の中で適宜指示
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Junior SeminarⅠ
開講テーマ
『ジェイン・エア』から見る19世紀のイギリス文化
担当者名
風間 末起子 (カザマ・マキコ)
授業目標
授業計画
授業方法
この授業では、文化研究の材料として小説『ジェイン・エア』(1847)を使用することに
よって、19世紀全般のイギリスの女性文化に注目していきたい。
春学期では、(1)19世紀イギリス・ビクトリア朝の中産階級の女性像の変遷につい
て、(2)映画化された文芸作品と原作の比較によって映像が与える影響力について、
(3)衣食住文化について、(4)土地と文化について、の4つのテーマのもとで学習してい
きたい。
授業ではジェンダー‘gender’(社会的文化的性)というキーワードを念頭において学
習していく。
春学期の授業は下記のように進めていく予定。
第 1 回 授業オリエンテーション。発表テーマと発表者を決める。
第 2 回 テーマ1: 「家庭の天使像と新しい女性まで」 テーマの説明。
第 3 回 続けてテーマ1を学習
第 4 回 続けてテーマ1を学習
第 5 回 続けてテーマ1を学習
第 6 回 テーマ2: 「映像と文芸作品の比較」
第 7 回 続けてテーマ2を学習
第 8 回 続けてテーマ2を学習
第 9 回 前半部のまとめとディスカッション
第 10 回 テーマ3: 英国レディを文化・文学から解く。『ジェイン・エア』を材料に使っ
て、食文化、衣裳、インテリアなどの19世紀イギリスの女性文化を解く。
第 11 回 続けてテーマ3を学習。
第 12 回 続けてテーマ3を学習。
第 13 回 テーマ4: 「土地と文化 ―ブロンテが歩いたヨークシャーとブリュッセル」
第 14 回 続けてテーマ4を学習。
第 15 回 春学期全体の総まとめ。
授業では、文化研究の材料として小説『ジェイン・エア』を使う。関連の研究書・文献を
使って、発表形式で授業を進めていきたい。受講生の人数に応じて授業方法を工夫し
ていくが、基本的には発表と討論を行う。テーマに応じて視聴覚教材も使う。
レポートを7月末に1回提出。
授業発表(30%)、レポート(50%)、出欠席(20%)によって、総合的に評価する。
成績評価基準
教科書: ・Charlotte Bronte, Jane Eyre (1847) (Penguin Books)
・その他、必要な教材は随時、授業中にプリントを配布する。
参考文献等
参考文献:
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Junior Seminar II
開講テーマ
『ジェイン・エア』から見る19世紀のイギリス文化
担当者名
風間 末起子 (カザマ・マキコ)
授業目標
授業計画
授業方法
この授業では、Seminar I に引きつづいて、文化研究の材料として小説『ジェイン・エ
ア』(1847)を使用することによって、19世紀全般のイギリスの女性文化に注目していき
たい。
秋学期では、(1)19世紀の英国絵画プレ・ラファエライト派の絵画の中に見られる女
性像について、(2)女性をヒロインにした小説の多くが、「美女と野獣」からモチーフを
得ていることについて、(3)19世紀の女性の精神的な病いを文化として読み解く、(4)
キリスト教文化が女性に与える影響や聖書的アリュージョンについて、の4つのテーマ
のもとで学習していきたい。
授業ではジェンダー‘gender’(社会的文化的性)というキーワードを念頭において学
習していく。
秋学期の授業は下記のように進めていく予定。
第 1 回 授業オリエンテーション。発表テーマと発表者を決める。
第 2 回 テーマ1: 「19世紀の英国絵画と女性文化」
第 3 回 続けてテーマ1を学習。
第 4 回 続けてテーマ1を学習。
第 5 回 テーマ2: 「美女と野獣のモチーフ」
第 6 回 続けてテーマ2を学習。
第 7 回 続けてテーマ2を学習。
第 8 回 前半部のまとめとディスカッション
第 9 回 テーマ3: 「病いとセラピー ―母と娘、拒食症など」
第 10 回 続けてテーマ3を学習。
第 11 回 続けてテーマ3を学習。
第 12 回 テーマ4: 「19世紀とキリスト教文化―聖書的アリュージョンと『ジェイン・エ
ア』」
第 13 回 続けてテーマ4を学習。
第 14 回 続けてテーマ4を学習。
第 15 回 秋学期授業の総まとめ。
授業では、文化研究の材料として小説『ジェイン・エア』を使う。関連の研究書・文献を
使って発表形式で授業を進めていきたい。受講生の人数に応じて授業方法を工夫し
ていくが、基本的には発表と討論を行う。テーマに応じて視聴覚教材も使う。
レポートを1月下旬に1回提出。
授業発表(30%)、レポート(50%)、出欠席(20%)によって、総合的に評価する。
成績評価基準
教科書: ・Charlotte Bronte, Jane Eyre (1847) (Penguin Books)
・その他、必要な教材は随時、授業中にプリントを配布する。
参考文献等
参考文献:
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
授業計画
授業方法
成績評価基準
Junior SeminarⅠ
食から見るイギリスの文化・文学
甲元 洋子
身近な「食」に焦点をあててイギリスの文化・文学を探る。食文化の理解だけ
でなく、食を通してイギリスの歴史や文学についても広範な知識を身につける。
英語のテキストや配布プリントを読み解く訓練により、英語読解力の保持・向上
にも努める。またインターネットの簡便な情報ではなく、日本語哉英語で書かれ
た紙媒体の参考資料を読み解き、それらを要約/引用して明晰な論文がかける
ようにする。
1. イントロダクション
2. テキストの英文(Tea について)を解読
3. 関連する随筆(英語と日本語)を読みまとめる
4. 同上
5. 同上
6. テキストの英文(Fish Suppers について)を解読
7. 関連する随筆(英語と日本語)を読みまとめる
8. 同上
9. 同上
10. テキストの英文(oats について)を解読
11. 関連する随筆(英語と日本語)を読みまとめる
12. 同上
13. 口頭発表
14. 口頭発表
15. まとめ
受講生が分担してテキスト本文を解読→担当者による補足説明→質疑応答→
(時々)論文作成の訓練・・・という形で授業を進める。これらを元にして口頭発表
を行い、8 月上旬までに個人で研究結果をレポートにまとめる。なお、クラスで読
んだ教材に関して筆記試験も最後に行う。
授業に臨む姿勢(20%)、口頭発表の内容(20%) 筆記テストの成績(30%) レポ
ートの内容(30%)・・・という割合で評価する
教科書:Food in Tradition and Culture(成美堂)
これ以外にもプリントを配布する
参考文献等
参考文献: クラスでその都度指示する
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
、
授業計画
授業方法
成績評価基準
Junior SeminarⅡ
食から見るイギリスの文化・文学
甲元 洋子
身近な「食」に焦点をあててイギリスの文化・文学を探る。食文化の理解だけで
なく、食を通してイギリスの歴史や文学についても広範囲な知識を身につける。
特にこの科目では、クリスマスを中心とした秋冬の行事について、食材を中心
に、その興味深い歴史を探る。英語のテキストや配布プリントを読み解く訓練に
より、英語読解力の保持・向上にも努める。また、インターネットの簡便な情報で
はなく、日本語や英語で書かれた紙媒体の参考資料を読み解き、それらを要約
/引用して明晰な論文が書けるようにする。
1. イントロダクション
2. 秋冬の行事に関するテキストならびに随筆(英語と日本語)を読む
3. 同上
4. 同上
5. 同上
6. 同上
7. 同上
8. 同上
9. 同上
10. 同上
11. 同上
12. 同上
13. 口頭発表
14. 口頭発表
15. まとめ
受講生が分担して教材の英文を解読→担当教員による補足説明→質疑応答→
(時々)論文作成の訓練・・・という形で授業を進める。それを元にして口頭発表を
行い、各自研究結果をレポートにまとめる。なお、クラスで読んだ教材に関し筆
記試験も最後に行う。
授業に臨む姿勢(20%)、口頭発表の内容(20%)、筆記テストの成績(30%)、レ
ポートの内容(30%)・・・という割合で評価する、
教科書: Food in Tradition and Culture (成美堂)
これ以外にもプリントを配布する
参考文献等
参考文献: クラスでその都度指示する
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Junior SeminarⅠ
開講テーマ
マザーグースにみるイギリス--人・風土・歴史
担当者名
小山 薫
授業目標
イギリスの伝承童謡群〈マザーグースの歌〉が根強い人気と生命力を保ちながら歌
い継がれ、現代でも新聞の見出しや文学、映画でもじられるばかりか、挿し絵や日用
品、パブサインにも描かれ、人びとの日常生活に深く浸透すると共に、その性格形成
にまで大きな影響を及ぼしてきたことは、よく知られている。
本講座では代表的マザーグースをとりあげ、その多岐にわたるテーマの中でも、特
にイギリスの風土や国民性、年中行事、興味深い歴史的エピソードや人物などに焦
点をしぼって分析する。イギリスの社会や文化について、知識と理解を深めたい。
授業計画
授業方法
1)
2)
3)
4)
5)
6)
7)
8)
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14)
15)
授業オリエンテーション
講義:マザーグース概説
講義:マザーグースの影響力
グループ発表 1:マザーグースとイギリスの風土
グループ発表 2:マザーグースの登場人物①
グループ発表 3:マザーグースの登場人物②
グループ発表 4:マザーグースとイギリスの祝祭日
講義:マザーグースと民間伝承
講義:マザーグースとフェミニズム
グループ発表 5:マザーグースの恋唄①
グループ発表 6:マザーグースの恋唄②
グループ発表 7:マザーグースとイギリスの歴史①
グループ発表 8:マザーグースとイギリスの歴史②
補足説明
まとめ
講義やグループ発表、ディスカッションをとりまぜた授業となる。十分な予習をして、毎
回きちんと出席することが必須となるが、知的好奇心と意欲を持って自主的に学ぶ受
講生ならば、成果は大きいはずである。
ペーパーテスト 50%、暗唱テスト 10%、グループ発表 20%、平常点(出席率、授業での積
成績評価基準 極性と貢献度)20% を軸として、総合的に評価する。
参考文献等
教科書: 1. 渡辺茂(編注):Mother Goose’s, Nursery Rhymes
(北星堂書店, 1978)
参考文献: 必要に応じて、授業中に紹介する。
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
開講テーマ
Junior SeminarⅡ
マザーグースの影響力―イギリスの人と暮らし
担当者名
小山 薫
授業目標
本講座では、イギリスの詩人 James Kirkup によるエッセイ Mother Goose's Britain
の精読と、グループ発表を通して、マザーグースが過去から現代にいたるまで、人
生の様ざまなステージ(誕生→幼少期→青年期→壮年期→晩年)で、イギリスの人
と暮らしに与えつづけてきた多大な影響力について、多角的に考察する。簡潔明瞭
で味わい深い Kirkup の文章の魅力にひかれて、どんどん読み進むことができるだろ
う。イギリス社会や国民性、物の考え方について知識と理解を深めると共に、私たち
ひとりひとりも、自らの〈より良い人生〉を追求するきっかけとしたい。
科目名
授業計画
授業方法
成績評価基準
1)
2)
3)
4)
5)
6)
7)
8)
9)
10)
11)
12)
13)
14)
15)
授業オリエンテーション
講義:マザーグースの多彩な魅力
グループ発表 1:Introduction / British Balance
グループ発表 2:Birth
グループ発表 3:Infancy
グループ発表 4:Childhood
講義:庶民のための物語詩―マザーグースとバラッド
講義:イギリスのクリスマス(ビデオ・キャロル・マザーグース)
グループ発表 5:Youth
グループ発表 6:Growing Up
グループ発表 7:Middle Age
講義: 1960 年代の対抗文化
グループ発表 8:Old Age / Epilogue
補足説明
まとめ
講義やグループ発表、ディスカッションをとりまぜた授業となる。英文資料について
は、訳読はなるべくせず、大意によって内容確認する。十分な予習をして、毎回きち
んと出席することが必須となるが、知的好奇心と意欲を持って自主的に学ぶ受講生
ならば、成果は大きいはずである。
テスト 50%、グループ発表 30%、平常点(出席率、授業での積極性と貢献度)20%を軸
として、総合的に評価する。
教科書: 1.James Kirkup: Mother Goose's Britain(朝日出版社)
参考文献等
参考文献: 初回の授業時にリストを配布する。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Junior Seminor I
開講テーマ
「地域とアメリカ文化」
担当者名
松村
授業目標
授業計画
授業方法
延昭
アメリカは広大な国土をもつ国であり、各地域には独自の風土と歴史がある。
各地の文化は、それら土地固有の要素から完全に独立して存在することはない
し、その地を特徴づけているのも文化である。ゆえに、周囲の環境に対する創作
者の感性が、文化的作品の中には意識的、または無意識のうちに現れる。クラス
では、アメリカの国家としての成り立ちや理念、人種・民族的多様性、地勢と気
候の特徴、各地域固有の歴史などの基礎知識を得ることから始め、文学・映画・
テレビ・音楽・絵画・ダンスなどの文化形態を例に取り上げ、アメリカ文化の地
域的多様性を探究する。
1
2
3
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6
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15
Introduction
口頭発表 1 ⇨ "JAMESTOWN AND THE STORY OF POCAHONTAS"
Mike Gabriel, Pocahontas (1995)
口頭発表 2 ⇨ "NEW ENGLAND"
Nathaniel Hawthorne, The Scarlet Letter
口頭発表 3 ⇨ "PAUL REVERE AND THE AMERICAN REVOLUTION"
Roland Emmerich, The Patriot (2000)
口頭発表 4 ⇨ "THE MIDDLE ATLANTIC STATES"
Anzia Yezierska, The Bread Givers
口頭発表 5 ⇨ "THE CAPITAL OF THE UNITED STATES: WASHINGTON"
Shawn Levy, Night at the Museum: Battle of the Smithsonian (2009)
口頭発表 6 ⇨ "The South"
Margaret Mitchell, Gone with the Wind (1925)
口頭発表 7 ⇨ "THE GREAT PLAINS"
Kevin Costner, Dances with Wolves (1990)
講義と与えられた課題を調べての発表を中心に進めていく。発表の内容に関する
質疑応答。AV 資料の鑑賞。その他。
出席(10%)、授業への積極的な参加(30%)、口頭発表(40%)、レポート(20%)
成績評価基準 などにより総合的に評価する。
参考文献等
教科書: Across America: A History of the USA and Its Regions (Macmillan
Language House) ¥1.974
参考文献:ニール・キャンベル他著、藤谷聖和他訳 『アメリカン・カルチュラ
ル・スタディーズ:文学・映画・音楽・メディア』(萌書房)¥2,700
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Junior Seminor II
開講テーマ
「地域とアメリカ文化」
担当者名
松村 延昭
授業目標
授業計画
アメリカは広大な国土をもつ国であり、各地域には独自の風土と歴史がある。
各地の文化は、それら土地固有の要素から完全に独立して存在することはない
し、その地を特徴づけているのも文化である。ゆえに、周囲の環境に対する創作
者の感性が、文化的作品の中には意識的、または無意識のうちに現れる。クラス
では、アメリカの国家としての成り立ちや理念、人種・民族的多様性、地勢と気
候の特徴、各地域固有の歴史などの基礎知識を得ることから始め、文学・映画・
テレビ・音楽・絵画・ダンスなどの文化形態を例に取り上げ、アメリカ文化の地
域的多様性を探究していく。
各自が関心をもつ特定のアメリカ文化を取り上げ研究発表をおこなう。
1
イントロダクション
2
アウトライン発表 1
3
アウトライン発表 2
4
アウトライン発表 3
5
アウトライン発表 4
6
アウトライン発表 6
7
アウトライン発表 7
8
研究発表概説
9
研究発表 1
10
研究発表 2
11
研究発表 3
12
研究発表 4
13
研究発表 5
14
研究発表 6
15
研究発表 7
口頭発表を中心に、ディスカッション、講義、講読、AV 資料の鑑賞等をおこなう。
授業方法
出席(10%)、授業への積極的な参加(20%)、口頭発表(40%)、レポート(30%)によ
り総合的に評価する。
成績評価基準
教科書: Across America: A History of the USA and Its Regions (Macmillan
Language House) ¥1.974
参考文献等
参考文献:ニール・キャンベル他著、藤谷聖和他訳 『アメリカン・カルチュラ
ル・スタディーズ:文学・映画・音楽・メディア』(萌書房)¥2,700
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Junior Seminar I
開講テーマ
文学に現れた女性像
担当者名
玉田 佳子
授業目標
女性のイメージは時代とともに変化し、一面では時代を映す鏡でもあった。Mary Anne
Ferguson の Images of Women In Literature(1991)は、現代英米文学の短編や詩を6つ
のタイプの女性像 ― 妻、母、理想の女性、性の対象物、男のいない女性、これからの
女性 ― に分類し、さまざまな女性の生き方を紹介している。かわいい妻を演じる女
性、娘を愛せない母親と母を憎む娘、男性を陶酔と破滅に追いやる宿命の女、レイプの
犠牲となる女性、不倫相手からの電話を待ち続ける女、レズビアン・ファミリーなど。この
授業では、女性が主人公の短編小説や詩を読みながら、それぞれの女性について考え
るとともに、様々な女性の生き方に触れることによって、各自の将来も含め未来の女性
像について考える。
授業計画
授業方法
成績評価基
準
1 授業のオリエンテーション
2 「妻」を描いた作品の講読
3 「妻」を描いた作品の講読
4 「妻」を描いた作品の講読
5 上記の作品についてのディスカッションとミニレポート
6 「母」を描いた作品の講読
7 「母」を描いた作品の講読
8 「母」を描いた作品の講読
9 上記の作品についてのディスカッションとミニレポート
10 「理想の女性像」を描いた作品の講読
11 「理想の女性像」を描いた作品の講読
12 「理想の女性像」を描いた作品の講読
13 上記の作品についてのディスカッションとミニレポート
14 女性の生き方を描いた DVD 鑑賞
15 まとめ
文学作品を丁寧に訳読し、ディスカッションによって作品のテーマを掘り下げ、
ミニレポートを書く。
出席を重視し(10%)、学期末試験(60%)、ミニレポート(20%)、ディスカッション(10%)により総
合評価を行なう。
教科書:Images of Women in Literature (開文社出版)
参考文献等
参考文献: 必要に応じてハンドアウトを配布する。
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Junior Seminar Ⅱ
開講テーマ
文学に現れた女性像
担当者名
玉田 佳子
授業目標
授業計画
授業方法
成績評価基
準
女性のイメージは時代とともに変化し、一面では時代を映す鏡でもあった。Mary Anne
Ferguson の Images of Women In Literature(1991)は、現代英米文学の短編や詩を6つ
のタイプの女性像 ― 妻、母、理想の女性、性の対象物、男のいない女性、これからの
女性 ― に分類し、さまざまな女性の生き方を紹介している。かわいい妻を演じる女
性、娘を愛せない母親と母を憎む娘、男性を陶酔と破滅に追いやる宿命の女、レイプの
犠牲となる女性、不倫相手からの電話を待ち続ける女、レズビアン・ファミリーなど。この
授業では、女性が主人公の短編小説や詩を読みながら、それぞれの女性について考え
るとともに、様々な女性の生き方に触れることによって、各自の将来も含め未来の女性
像について考える。
1 授業オリエンテーション
2 「男のいない女」を描いた作品の講読
3 「男のいない女」を描いた作品の講読
4 「男のいない女」を描いた作品の講読
5 上記の作品についてのディスカッションとミニレポート
6 「これからの女性」を描いた作品の講読
7 「これからの女性」を描いた作品の講読
8 「これからの女性」を描いた作品の講読
9 上記の作品についてのディスカッションとミニレポート
10 「妻」についてのグループ発表とディスカッション
11 「母」についてのグループ発表とディスカッション
12 「理想の女性像」についてのグループ発表とディスカッション
13 「男のいない女」についてのグループ発表とディスカッション
14 「これからの女性」についてのグループ発表とディスカッション
15 女性の生き方を表す DVD 鑑賞
文学作品を丁寧に訳読し、女性のそれぞれのカテゴリーごとに、作品分析をグループで
発表し、各自レポートにまとめる。
出席を重視し(10%)、学期末レポート(50%)、グループ発表(20%)、ディスカッション(10%)、ミ
ニレポート(10%)により評価を行なう。
教科書:Images of Women in Literature (開文社出版)
参考文献等
参考文献:必要に応じてハンドアウトを配布する。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Junior SeminarⅠ
開講テーマ
The Inner Life of Fairy Tales
担当者名
S.T.Wellman
授業目標
授業計画
授業方法
Since their first appearance in an English translation (in 1823), the fairy tales collected
in Germany by the Brothers Grimm have had a powerful impact on the culture of the
English-speaking world. This impact has been so broad and deep that it is not possible
to understand the historical currents of British and American culture without a solid
knowledge of fairy tales and what they represent. Fairy tales have never been just for
children, and in the 20th century they have been reconsidered in the new light of depth
psychology as pictures of how the soul (or psyche) develops. The “happy end” of fairy
tales helps to point the way to a realization of our own identity.
The purpose of this course is to examine a number of the tales of the Brothers Grimm
(in English) to learn just how they illuminate the growth of the individual from youth to
maturity.
Weeks one and two:
two Introduction to the fairy tales of the Brothers Grimm and how
they can be seen in the light of depth psychology.
Weeks three and four:
four Practice in the understanding of symbolic language in simple
children’s tales, and so on.
Weeks five through seven:
seven The giant as symbol in history, myth, and tales (such as
“Jack and the Beanstalk,” “The Heartless Giant,” and so on).
Weeks eight and nine:
nine Consideration of the tale, “The Sprit in the Glass Bottle” as it
relates to mythological archetypes such as the world tree, and so on.
Weeks ten
ten through thirteen:
thirteen A deeper consideration of the developmental psychology
of boys as demonstrated by recent neurobiological research and as revealed in such
tales as “Fearnot”, “The Golden Bird,” “The Water of Life,” (or “Thumbling” and “The
Griffin”).
Week fourteen:
fourteen Summarizing the spring term, and preparing the final assignment on
“Iron Hans.”
Week fifteen:
fifteen Review Time.
Using “The Storyteller” collection we will be able to view many of the tales on video
(with Japanese subtitles). Others we will read from the Grimms' collection.
Comparisons will be made between written and filmed versions of the tales. The
professor will act as a guide, leading discussion and helping students to find their way.
There will also be background lectures on basic psychological ideas.
Students will be graded on the basis of their participation in class(20%), and on
several papers in which they respond to fairy tales, and analyze their meaning(60%).
成績評価基準 In addition we will work on dream journals in order to explore how our own
unconscious corresponds to the forests and castles of fairyland(20%).
参考文献等
教科書: The Complete Fairy Tales of the Brothers Grimm, Jack Zipes: Bantam Books,
2002.
The Interpretation of Fairy Tales (Revised Edition), Marie-Louise von Franz:
Shambhala, 1996.
Jung's Map of the Soul, Murray Stein: Open Court, 1998.
参考文献:
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Junior SeminarⅡ
開講テーマ
The Inner Life of Fairy Tales
担当者名
S.T.Wellman
授業目標
授業計画
授業方法
Since their first appearance in an English translation (in 1823), the fairy tales collected
in Germany by the Brothers Grimm have had a powerful impact on the culture of the
English-speaking world. This impact has been so broad and deep that it is not possible
to understand the historical currents of British and American culture without a solid
knowledge of fairy tales and what they represent. Fairy tales have never been just for
children, and in the 20th century they have been reconsidered in the new light of
analytic psychology as pictures of how the soul (or psyche) develops. The “happy end”
of fairy tales helps to point the way to a realization of our own identity.
The purpose of this course is to examine a number of the tales of the Brothers Grimm
(in English) to learn just how they illuminate the growth of the individual from youth to
maturity.
Weeks one and two:
two Reviewing the theme of loss childhood in “Iron Hans” and “The
Frog Prince.”
Weeks three and four:
four Understanding the structure of the individual ego, and
distinguishing male and female neurobiology.
Weeks five and six:
six The two-sided nature of sexuality as revealed in “Little Red Riding
Hood,” in its various forms.
Weeks seven and eight:
eight Brothers,” “Six Swans,” and so on.
Weeks nine and ten:
ten The girl’s struggle to realize her own womanhood in “The Goose
Girl,” and other tales.
Weeks eleven through thirteen:
thirteen Overcoming and understanding the role of parents in a
girl’s life as revealed in “All Fur,” “The True Bride”, and other tales.
Week fourteen:
fourteen Why girls need to wait for their “prince” to come, as seen in “Snow
White,” or “Cinderella.”
Week fifteen:
fifteen Review Time.
Using “The Storyteller” collection we will be able to view many of the tales on video
(with Japanese subtitles). Others we will read from the Grimms' collection.
Comparisons will be made between written and filmed version of the tales. The
professor will act as a guide, leading discussion and helping students to find their way.
There will also be background lectures on basic psychological ideas.
Students will be graded on the basis of their participation in class(20%), and on
several papers in which they respond to fairy tales, and analyze their meaning(60%).
成績評価基準 In addition we will work on dream journals in order to explore how our own unconscious
corresponds to the forests and castles of fairyland(20%).
参考文献等
教科書: The Complete Fairy Tales of the Brothers Grimm, Jack Zipes: Bantam Books,
2002.
The Interpretation of Fairy Tales (Rev. Ed.), Marie-Louise von Franz: Shambhala, 1996.
Jung's Map of the Soul, Murray Stein: Open Court, 1998.
参考文献:
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Junior Seminar I
開講テーマ
英国世紀末の芸術と文化
担当者名
山田 正章
授業目標
Oscar Wilde の小説「ドリアン・グレイの肖像」を読み解く一方、そこに含まれる芸術
や文化、また英国社会の問題を幅広く取り上げることで、19世紀末を中心とした英国の
近代を考える。
授業計画
授業方法
1 イントロダクション
大英帝国の光と闇――Victoria 朝期の社会、とりわけ、その繁栄と貧困につ
いて概説する。
2
同上、 併せて、独仏での芸術文化の動向を概観する。
3
同上、 併せて、英国における芸術文化の動向を概観する。
4 「ドリアン・グレイ」chap. 1-chap. 3 に向き合う一方、
芸術至上主義と耽美主義について
享楽主義と快楽主義について、等を考える。
5
同上
6
同上
7 「ドリアン・グレイ」chap. 4-chap. 7 に向き合う一方
罪と美と個人主義
ダンディズムという理想
W. ペイターの芸術論、等を考える
8
同上
9
同上
10
同上
11 「ドリアン・グレイ」chap. 8-chap. 9 に向き合う一方
ドリアンの捏造された愛について、考えを深める
12
同上
13
同上
14 「ドリアン・グレイ」chap. 10
前半部のまとめ
15
同上
英語の習熟という意味合いから、できるだけ英文のテキストに向き合う。作品に含まれ
る様々な問題については、適宜資料を配布して概説する。同時に、学生個々の関心に
合わせて、問題のさらなる検討を進めてもらう。
学期末のレポート(60%)と受講態度(40%)を勘案する。
成績評価基準
教科書: Oscar Wilde Picture of Dorian Gray, (Oxford UP)
参考文献等
参考文献:授業中に指示・配布する。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Junior Seminar Ⅱ
開講テーマ
英国世紀末の芸術と文化
担当者名
山田 正章
授業目標
Oscar Wilde の小説「ドリアン・グレイの肖像」を読み解く一方、そこに含まれる芸術
や文化、また英国社会の問題を幅広く取り上げることで、19世紀末を中心とした英国の
近代を考える。
授業計画
授業方法
1 イントロダクションー春学期の授業を再確認する。
2 「ドリアン・グレイ」chap. 11、chap. 12- 13
11章は、この小説の中でも問題の章であるので、テキストに向き合う。以降、世
紀末の美意識の破綻が扱われることから、Wilde の周辺資料に当たる。
3
同上、Wilde の「童話集」との関わり
4
同上
5
同上
6
同上、Wilde の「獄中記」等、との関わり
7
同上
8
「ドリアン・グレイ」 chap. 14-17; chap. 18-19.
問題の整理を進める一方、論文の指導にあたる。
9
同上
10
同上
11
同上
12
同上
13 「ドリアン・グレイ」 chap. 20
14
まとめ
15
まとめ
英語の習熟という意味合いから、できるだけ英文のテキストに向き合う。作品に含まれ
る様々な問題については、適宜資料を配布して概説する。同時に、学生個々の関心に
合わせて、問題のさらなる検討を進めてもらう。
学期末のレポート(60%)と受講態度(40%)を勘案する。
成績評価基準
教科書: Oscar Wilde Picture of Dorian Gray, (Oxford UP)
参考文献等
参考文献:授業中に指示・配布する。
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Junior SeminarⅠ
開講テーマ
Introduction to Film Translation: English to Japanese
担当者名
J.W.Carpenter
授業目標
授業計画
授業方法
Did you know that subtitles are often completely different from what the actors are
actually saying? The reasons have to do with length of time, cultural and linguistic
differences, the need to help the reader understand clearly what is happening in the
movie and how people feel about it, and so on. Subtitles must match the context of
the action on the screen. By examining "Casablanca" and other movies, we will learn
what some of the differences are between English and Japanese, and how these affect
the translator's task. We will also consider the differences between a literal
translation, a natural translation, and a paraphrase.
1. Introduction: what’s a subtitle? 名台詞 Sempai’s subtitles
2. Casablanca:
3. Casablanca
4. Casablanca group work
5. Casablanca. presentations
6. The Sound of Music or other film
7. Pretty Woman or other film
8. Disney or other short film
9. Disney or other short film
10. Group Work
11. Group work
12. Student Presentations
13. Student Presentations.
14. Discussion
15. Conclusion
Group discussion and analysis. Group workshops and pair work. Class will be
conducted in English. Students will make at least one presentation, in English, on a
movie of their choosing. They will also keep a film journal, which may be used in class
discussions.
Attendance and class participation (20%), notebook and quizzes (30%), presentation
(25%), final paper (25%).
成績評価基準
教科書 handouts
参考文献等
参考文献:Munday, Jeremy, ed. The Routledge Companion to Translation Studies
New York: Routledge, 2009.
Nornes, Abe Mark. Cinema Babel: Translating Global Cinema. Minneapolis: University of
Minnesota Press, 2007.
2012 年度
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Junior SeminarⅡ
開講テーマ
Introduction to Film Translation: Japanese to English
担当者名
J.W.Carpenter
授業目標
This semester we will continue our study of translation, mainly using scenes from
Japanese movies to see how to render dialogue in easy-to-understand English
subtitles. The emphasis will be on clarity as we try to visualize the kind of information
that will be most necessary and helpful to foreign viewers unfamiliar with Japanese
language, customs, and culture.
We will also expand our discussion to study and compare translations of Japanese
works of literature with their subtitled movie versions, trying our hand at both styles of
translation.
授業計画
授業方法
1:
2:
3:
4:
5:
6:
7:
8:
9:
10:
11:
12:
13:
14:
15:
Introduction and Review . Samples of J-E subtitles (some by sempai)
Tokyo Monogatari by Ozu Yasujiro, part one. Keigo and aisatsu.
Tokyo Monogatari, part two. Conveying emotion; completing thoughts
Kabei, part one.
Kabei, part two.
雪国・Snow Country (Novel and film) or other film
銀河鉄道の夜・The Intergalactic Railway or other film
Shall We Dance? The US and Japanese (subtitled) versions.
continued.
anime
Group work
Group work
Group presentations
Group Presentations
Conclusion
Group discussion and analysis. Short lectures. Video viewing. Student presentations.
Class will be conducted primarily in English although some Japanese will be used as
well.
Attendance and class participation (20%), homework and quizzes (30%), final project
(50%)
成績評価基準
教科書: Handouts
参考文献等
参考文献:Nornes, Abe Mark. Cinema Babel: Translating Global Cinema. Minneapolis:
University of Minnesota Press, 2007.
Munday, Jeremy. Introducing Translating Studies: Theories and applications. New York:
Routledge, 2008.
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Junior SeminarⅠ
開講テーマ
The Role of Sound in Language I (「音」にまつわる言語学 I)
担当者名
今井 由美子
授業目標
授業計画
授業方法
This course will give students opportunities to learn about the roles of sound in
language, specifically in English and Japanese, so as to expand students’ knowledge of
phonetics, phonology, sociolinguistics, psycholinguistics, language acquisition, and
language processing. At the beginning of this course, students will be required to review
the English sound system and International Phonetic Alphabet (IPA) in order to be able
to read and write language speech sounds. Therefore, it is strongly recommended that
students have studied “英語音声学.” This course will be suitable for those who have
chosen English and/or Japanese teaching as their future career.
1: Orientation, What is Language?
2: The Sounds of Language and Comparative Phonetics
3: Vowels in English and Japanese
4: Consonants in English and Japanese
5: Comparison of English and Japanese Rhythm, Intonation, Stress (1)
6: Comparison of English and Japanese Rhythm, Intonation, Stress (2)
7: The Sound Patterns of English (1) Assimilation
8: The Sound Patterns of English (2) Assimilation
9: The Sound Patterns of Japanese (1) Five-Tier Conjugation
10: The Sound Patterns of Japanese (2) Wonder Katakana
11: Sign Language (1)
12: Sign Language (2)
13: Language in Society (1)
14: Language in Society (2)
15: How to find a topic for your research
This course will consist of lectures, presentations, and discussions, as well as
pronunciation practice. In order to participate in classroom activities, students will be
given reading and writing assignments. Classes will be conducted mainly in Japanese.
During the summer, an overnight seminar will be held, and other social events may also
be planned for seminar students to get to know each other throughout the academic
year.
成績評価基準 Attendance, participation, interaction, presentations, etc. …40%
参考文献等
Assignments and quizzes …60%
教科書:
・Victoria Fromkin, Robert Rodman & Nina Hyams, 2006, フロムキンの言語学、トムソンラ
ーニング
・今井由美子他、2010、『Sounds Make Perfect 英語音声学への扉~発音とリスニング
を中心に~』、英宝社(Active Listening で使用したものでよい)
参考文献:
・白井利明・高橋一郎、2010、『よくわかる卒論の書き方』、ミネルヴァ書房
・本名信行、2003、『世界の英語を歩く』、集英社新書
・英語音声学研究会、2003、『大人の英語発音講座』、生活新書
・東照二、2007、『社会言語学入門-生きた言葉のおもしろさにせまる』、研究社
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
Junior SeminarⅡ
開講テーマ
The Role of Sound in Language II (「音」にまつわる言語学 II)
担当者名
今井 由美子
授業目標
授業計画
授業方法
This course will give students opportunities to learn about the roles of sound in a language,
specifically in English and Japanese, so as to expand students’ knowledge of phonetics,
phonology, sociolinguistics, psycholinguistics, language acquisition, and
language
processing. This course will expand upon what students learned in the course “The Roles
of Sound in Language I.” Therefore, it is strongly recommended that students first complete
“The Roles of Sound in Language I.” Based on what students learn through this course and
their interests in the related topics, students will have a chance to write a Junior Seminar
paper. This course will be suitable for those who have chosen English and/or Japanese
language teaching as their future career.
1. Fall semester orientation; Individual presentations on selected topics
2. Language Acquisition (1)
3: Language Acquisition (2)
4: Language Processing (1)
5: Language Processing (2)
6: How to collect data and conduct an experiment/survey
7: Experimental survey and how to read data
8. Discussion on individual selected topics/Outline
9: 1st Draft due (Introduction, Purpose); Discussion
10: 2nd Draft due (including Materials, Method); Discussion
11. 3rd Draft due (up to Results, Discussion); Discussion
12: Complete paper due (up to Conclusion); Discussion
13: Individual presentations on selected topics/Final revision (1)
14: Individual presentations on selected topics/Final revision (2)
15: Submission of Junior Seminar paper
This course will consist of lectures, presentations, and discussions. In order to participate in
classroom activities, students will be given reading and writing assignments. Classes will be
conducted mainly in Japanese. From the 9th week, students’ work will focus primarily upon
their writing.
The Junior Seminar paper for this course may be written in either English (preferable) or
Japanese. It should be five pages or more in length, and include charts, graphs, and no less
than 3 references.
Social events may be planned for seminar students to get to know each other.
Attendance, participation, interaction, presentations, etc. …40%
成績評価基準 Overall quality of Junior Seminar paper …60%
参考文献等
教科書:
Victoria Fromkin, Robert Rodman & Nina Hyams, 2006, フロムキンの言語学、トムソンラーニン
グ
・今井由美子他、2010、『Sounds Make Perfect 英語音声学への扉~発音とリスニングを中心に
~』、英宝社(Active Listening で使用したものでよい)
参考文献:
・白井利明・高橋一郎、2010、『よくわかる卒論の書き方』、ミネルヴァ書房
・藤本 壱、2011、『Excel でできるらくらく統計解析』、自由国民社
・本名信行、2003、『世界の英語を歩く』、集英社新書
・英語音声学研究会、2003、『大人の英語発音講座』、生活新書
・東照二、2007、『社会言語学入門-生きた言葉のおもしろさにせまる』、研究社
2012 年度
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
Junior Seminar I
Applied Linguistics: Principles of Foreign Language Learning (応用言語学の世
界)
(Wakamoto Seminar XIII)
若本 夏美
In this seminar we discuss why some learners are more successful than others, even
if they are learning under the same conditions and experiencing the same English
lesson in the same classroom. This is a basic key question to be shared with course
participants throughout the course. Participants are asked to try to solve this
“puzzle” while reading a textbook, discussing, or expressing their opinions.
Goals of this semester are three-fold: (1) to get to know each other to make this
seminar a comfortable place to study in; (2) to know basic terms of Applied
Linguistics, specifically Second Language Acquisition (SLA) Research; and (3) to
understand the three major learning theories. At the end of the spring semester,
participants will be able to discuss various issues on SLA using technical academic
terms, and by accomplishing these goals, we aim to establish foundations to discuss
how to be “a more successful language learner.”
授業計画
Most of this course is devoted to a theoretical understanding of the SLA research.
We start with a brief overview of the SLA theories and then move to three
learning theories: behaviorism, innatism, and the interactionist position. At this
stage, course participants are asked to read selected parts of the textbook and write
entries (critical summaries) in order to have solid theoretical foundations in this
area. At the nearly end of spring semester, we make a plan of a mini-project work,
which will be conducted in the fall semester.
The following is a tentative course schedule:
#1 Introductions and individual expectations
#2 Introductions to seminar: What is "Seminar?"
#3 Introductions to the SLA
#4 Behaviourism-1: First language acquisition: Skinner, S-R psychology
#5 Behaviourism-2: Second language acquisition: Contrastive analysis, imitation
#6 Innatism-1: First language acquisition: Chomsky, Universal Grammar
#7 Innatism-2: Second language acquisition: Krashen, Input hypothesis
#8 Interactionist-1: First language acquisition: Piaget, Vygotsky, motherease
#9 Interactionist-2: Second language acquisition: Long, Foreigner Talk
#10 Quiz: Consolidation of acquired knowledge
#11 Synthesis: Which position can well explain SLA?
#12 Learner strategies-1: Definitions
#13 Learner strategies-2: Classifications
#14 Learner strategies-3: Application
#15 Consolidation of the spring semester
授業方法
Lectures will introduce new concepts and theories, and selected part of the
textbooks will be assigned for writing entries (critical summaries, five-six times)
and discussing in class. Students will give one oral presentation in class on
textbooks.
This seminar is conduced mainly in Japanese, but participants are advised to use
English from time to time to develop their own English development.
In summer, overnight stay at Doshisha Biwako Retreat Centre is planned. As
requested by course participants, other social events will be held. Communication
with senior seminar members will be also considered.
To facilitate communication among seminar members, the Internet-based
communication tools (e.g, Moodle) are employed.
Although this seminar does not expect any expertise of foreign language
learning/teaching or high English proficiency, students are expected to be MEI
(Motivated, Enthusiastic, and Innovative). That is, participants are expected to
have willingness to learn various issues related to “Good Language Learners,” and
launch their own project. This is the DNA of Wakamoto seminar, which has been
inherited and developed since Seminar I.
*For further information, please visit: http://www2.dwc.doshisha.ac.jp/wakamoto
成績評価基準
Grading of 40% will be allocated to entries, and another 60% will be allocated to
the quality of the presentation on the textbooks, and interactions in class. No final
test is scheduled.
教科書: Lightbown, P. M., & Spada, N. (2006). How languages are learned (3rd
ed.). Oxford, UK: Oxford University Press.
参考文献等
参考文献: Shown in the class.
2012 年度
科目名
開講テーマ
担当者名
授業目標
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
Junior Seminar II
Think Different: Strategies of Foreign Language Learning (応用言語学の世界)
(Wakamoto Seminar XIII)
若本 夏美
We discuss how to be “a more successful language learner” on the basis of what we
have learned in spring. Specifically we have three goals to accomplish: (1) to
examine learner factors that potentially affect to be a good language learner:
intelligence, motivation, learning styles, learning strategies, personalities, and
gender; (2) to conduct a mini-project to develop our own English proficiency; and
(3) to conduct the mini-project to further develop the English ability.
At the end of the junior seminar, participants will be able to know why learning
English in Japan entails difficulties, and find their own strategies to improve their
English proficiency to meet their own goals without studying abroad.
We start with a brief overview of the SLA models, and then we will examine
learners’ factors that would have influence on foreign language learning. I am
planning to examine the learning contexts, motivation, culture, intelligence,
aptitude, personality, learners' beliefs, age, learning styles and learner strategies. I
will basically allocate one session for each topic. Course participants are asked to
read selected parts of the textbook and write entries (critical summaries) in order to
have solid theoretical foundations in this area in the same way as spring.
Throughout this semester, participants are involved in their project (Applied
Linguistics Project) work while learning new theories and strategies.
授業計画
The following is a tentative course schedule:
#1 Introduction to the fall semester
#2 Learning vocabulary
#3 Learning pronunciation
#4 Individual differences: learner factors & learning model
#5 Motivation: Four types of motivation
#6 Culture and motivation (1): Culture Shock
#7 Culture and motivation (2): Acculturation Model
#8 Intelligence & Aptitude: IQ: Multiple Intelligence
#9 Learner Styles & Beliefs: Visual, auditory, kinesthetic
#10 Personality, Taking Risks & Inhibition: Extroversion-introversion
#11 Age of acquisition: Is younger really better?
#12 Applied Linguistics Project VI (1)
#13 Applied Linguistics Project VI (2)
#14 Applied Linguistics Project VI (3)
#15 Consolidation of the fall semester
Lectures will introduce new concepts and theories, and selected part of the
textbooks will be assigned for writing entries (critical summaries, four-six times)
and discussing in class. Students will give one oral presentation in class on the
selected topics of the textbooks. At the nearly end of autumn semester, participants
are asked to produce a research paper or make a presentation on their mini-project.
This seminar is conduced mainly in Japanese, but participants are advised to use
English from time to time to observe their own English development.
授業方法
To facilitate communication among seminar members, the Internet-based
communication tools (e.g, Moodle) are employed.
Although this seminar does not expect any expertise of foreign language
learning/teaching or high English proficiency, students are expected to be MEI
(Motivated, Enthusiastic, and Innovative). That is, participants are expected to
have willingness to learn and try out various issues related to “Good Language
Learners.” This is the DNA of Wakamoto seminar, which has been inherited and
developed since Seminar I.
*For further information, please visit: http://www2.dwc.doshisha.ac.jp/wakamoto
Grading of 40% will be allocated to entries, another 20% will be allocated to the
quality of the presentation on the textbooks, and another 40% will be allocated to
成績評価基準
the interactions in class and a seminar project (progress of their project work and
the final presentation).
教科書: Lightbown, P. M., & Spada, N. (2006). How languages are learned (3rd
ed.). Oxford, UK: Oxford University Press.
参考文献等
参考文献: Shown in the class.
2012 年度 同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
科目名
開講テーマ
担当者名
Junior Seminar Ⅰ
Interpersonal Communication
北尾 キャスリーン
In this course, we will discuss various theories of interpersonal communication, that is,
communication between people in a relationship. We will look at different approaches
to the study of communication in relationships as well as how communication can be
improved and the application of what we learn to daily life.
授業目標
授業計画
1 Introduction
2 Situational Approaches 1
3 Situational Approaches 2
4 Situational Approaches 3
5 Developmental Approaches 1
6 Developmental Approaches 2
7 Developmental Approaches 3
8 The Self and Communication 1
9 The Self and Communication 2
10 The Self and Communication 3
11 Improving and Evaluating Relationships 1
12 Improving and Evaluating Relationships 2
13 Importance of Listening
14 The Listening Process
15. Conclusion
授業方法
Students will read about theoretical aspects of interpersonal communication. Through
group discussion, they will develop their understanding of these theories and their
application to their own relationships.
Grades will be based on homework (90%) and attendance (10%).
成績評価基準
教科書: Handouts
参考文献等
参考文献:
2012 年度
科目名
開講テーマ
担当者名
同志社女子大学講義内容(シラバス)原稿
Junior Seminar Ⅱ
Interpersonal Communication
北尾 キャスリーン
In this course, we will continue to discuss various theories of interpersonal
communication, that is, communication within a relationship. Students will correspond
with keypals at the University of Alberta and do survey-based research with them.
授業目標
授業計画
授業方法
1 Orientation to keypal program
2 Critical Listening; Choose research topics
3 Reflective Listening Begin writing research questions
4 Verbal Communication
5 Influences on Interpersonal Communication 1
6 Influences on Interpersonal Communication 2
7 Improving Your Communication 1
8 Improving Your Communication 2
9 Interpersonal Needs
10 Types of Attraction 1
11 Types of Attraction 2
12 Self-Disclosure
13 Presentation of research results
14 Review
15 Conclusion
Students will read about theoretical aspects of interpersonal communication. Through
group discussion, they will develop their understanding of these theories and their
application to their own relationships. They will also choose a topic to do research
about with keypals at the University of Alberta.
Students will be graded on their research project (50%) homework (40 % ), and
attendance (10%).
成績評価基準
教科書: Handouts
参考文献等
参考文献: