お客様 各位 ピコルミⅡを長期間停止する場合の対応について

お客様 各位
2016 年 12 月 15 日
エーディア株式会社
医療機器センター
TEL 029-889-2761
ピコルミⅡを長期間停止する場合の対応について
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、ご使用頂いております装置を4日間以上ご使用にならない場合は、装置に対し
て別紙内容の長期停止の対応を行って頂きます様、宜しくお願い申し上げます。
何卒ご理解の程、ご了承頂きます様よろしくお願い申し上げます。
敬具
ピコルミⅡ
長期使用停止への対応方法
4日間以上装置の使用停止をする場合は、以下の手順に従って電源遮断をお願いいた
します。
終業点検後、本体・PCの電源(メインスイッチ)をお切りください。
【電源の切り方】
・PC電源遮断
《リストバー》
の
ボタンをクリックします。
以下のウィンドウが表示されます。
はいを選択します。
装置のシャットダウン後、操作用パソコンの電源がオフされます。
同時に装置のサブ電源LEDが消灯されます。
・本体の電源遮断
本体前面の電源スイッチを遮断します。
※電源遮断は、システムを終了してから行って下さい。
作業は、終了です。
装置使用再開方法
ピコルミⅡの使用再開をする場合には、以下の手順に従って操作頂きます様お願いいたします。
本体およびパソコンの電源を投入後、
全プライムの実施
試薬ラインのプライムを行います。分注洗浄関連ユニットの液充填及び気泡の除去操作を行いま
す。
《メンテナンス》
ボタンを押すと、《プライム》ウィンドウが表示さ
れます。
設置時プライムを選択し、 実行 ボタンを押します。プライム動作が開始されます。
◇測定前プライム・・・測定前に必ず行うプライムです
◆設置時プライム・・・機械設置時に行うプライムです
◇個別プライム・・・・個別の配管経路のプライムを
行います
(詳細は取扱い説明書をご参照ください)
プライムは測定前に必ず行ってください。
プライムが完了しましたら、 閉じる ボタンを押し、《プライム》ウィンドウを閉じます。
空運転の実施
(測定部のウォーミングアップ)
【空運転方法】
①発光電解液(EB 液)を 200μL マニュアル分注した反応管を 20 本ご用意ください。
②反応管ラックに PIVKAⅡ通常測定と同じ配列で反応管をラックにセットしてください。
③反応管ラックを本体にセットしてください。
④使用済みの試薬ボトルセットに発光電解液(EB 液)を分注してください。
ビーズ試薬瓶に⇒3mL・標識抗体試薬瓶に⇒25mL
⑤装置の試薬テーブルに④で EB 液を分注した試薬ボトルをセットください。
⑥測定開始マニュアル分注にて通常測定を実施してください。
《測定開始(マニュアル分注)》とは
あらかじめ、反応管に反応用溶液を分注し、ブランク、キャリブレータ-又は検体
を分注したものを計測します。
(注:空運転の場合は、上記①の EB 液を使用して運転させます)
注意点
・出力される測定値は、試薬を用いた測定ではありませんのでキャリブレーションエラーが発
生しますが異常ではありません。
判断
・検体測定結果のカウントが休み前のECLブランク測定結果と同程度であるこ
とを確認してください。尚、大きなバラツキが認められる場合は再度①~④を行
ってください。(バラツキが継続する場合は弊社までご連絡ください。)
以
連絡先
029-889-2761
医療機器センター
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