貸借対照表 (平成24年3月31日現在) (単位:千円) 資産の部 科 目 負債の部 金 額 科 目 金 額 流動資産 現金及び預金 受取手形 売掛金 商品及び製品 原材料及び貯蔵品 前渡金 前払費用 繰延税金資産 未収入金 その他 貸倒引当金 固定資産 有形固定資産 建物 構築物 機械及び装置 車両運搬具 工具、器具及び備品 7,446,464 4,069,089 824,771 2,123,993 133,399 3,368 5,837 21,504 44,760 220,394 1,562 △ 2,217 638,221 143,581 49,591 1,299 14,883 6,656 16,664 流動負債 支払手形 買掛金 短期借入金 未払金 未払費用 未払法人税等 未払消費税等 前受金 預り金 賞与引当金 役員賞与引当金 その他 固定負債 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 再評価に係る繰延税金負債 負債合計 純資産の部 4,246,154 2,547,549 1,044,570 300,000 57,424 32,886 131,032 21,192 1,686 10,123 81,775 16,510 1,401 339,744 252,997 82,256 4,491 4,585,898 土地 建設仮勘定 無形固定資産 商標権 ソフトウェア 投資その他の資産 投資有価証券 関係会社株式 出資金 長期貸付金 破産更生債権等 長期前払費用 繰延税金資産 保険積立金 その他 貸倒引当金 資産合計 39,602 14,882 7,263 170 7,093 487,375 143,019 40,203 400 55,750 14,906 250 129,792 44,159 73,839 △ 14,945 8,084,685 株主資本 資本金 資本剰余金 資本準備金 利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 別途積立金 繰越利益剰余金 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 土地再評価差額金 3,501,174 334,430 279,820 279,820 2,886,924 83,607 2,150,000 653,317 △ 2,387 △ 10,498 8,110 純資産合計 負債・純資産合計 3,498,787 8,084,685 1 個別注記表 1.重要な会計方針に係る事項 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 ① 満期保有目的の債券 償却原価法(定額法)を採用しております。 ② 関連会社株式 移動平均法による原価法を採用しております。 ③ その他有価証券 時価のあるもの ………… 決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直 入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用 しております。 時価のないもの ………… 移動平均法による原価法を採用しております。 (2) たな卸資産の評価基準及び評価方法 商品、製品、原材料 …… 移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基 づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。 貯蔵品 ………………… 最終仕入原価法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下 に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。 (3) 固定資産の減価償却の方法 ① 有形固定資産(リース資産を除く) 定率法(ただし、平成 10 年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)については定 額法)を採用しております。 なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。 建物 3~31 年 機械及び装置 6~10 年 工具、器具及び備品 2~20 年 ② 無形固定資産(リース資産除く) 定額法を採用しております。 なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づ く定額法を採用しております。 ③ リース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。 なお、当事業年度において該当する資産はありません。 また、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が平成 20 年3 月 31 日以前のリース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によ っております。 (4) 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準 外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処 理しております。 (5) 引当金の計上基準 貸倒引当金 売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒 実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性 を勘案し、回収不能見込額を計上しております。 賞与引当金 従業員の賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当事業年度に対応 する負担額を計上しております。 役員賞与引当金 役員賞与の支出に備えて、当事業年度における支給見込額に基づき計上 しております。 退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の 見込額に基づき計上しております。 2 役員退職慰労引当金 役員の退職慰労金の支給に備えるため、役員退職慰労金取扱内規に基づ く期末要支給額を計上しております。 (6) 収益及び費用の計上基準 ファイナンス・リース取引に係る収益の計上基準 リース料受取時に受取賃貸料と賃貸収入原価を計上する方法によっております。 (7) その他計算書類作成のための基本となる事項 消費税等の会計処理は税抜方式によっております。 (8) 追加情報 (会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準等の適用) 当事業年度の期首以後に行われる会計上の変更及び過去の誤謬の訂正より、「会計上の変更 及び誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第24号 平成21年12月4日)及び「会計上の 変更及び誤謬の訂正に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第24号 平成21年12 月4日)を適用しております。 2.貸借対照表に関する注記 (1) ファクタリング方式により譲渡した売上債権の未収入金 180,973 千円 (2) 有形固定資産の減価償却累計額 711,235 千円 (3) 当社は、 「土地の再評価に関する法律」(平成 10 年3月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地 の再評価に関する法律の一部を改正する法律」 (平成 13 年3月 31 日公布法律第 19 号)に基づ き事業用土地の再評価を行い、再評価差額のうち当該再評価差額に係る税金相当額を「再評価 に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、残額を「土地再評価差額金」として純資産の 部に計上しております。 再評価の方法 「土地の再評価に関する法律施行令」(平成 10 年3月 31 日公布政令第 119 号)第2条第1 号に定める近隣の地価公示価格に合理的な調整をして算定する方法及び第3号に定める固定 資産税評価額に合理的な調整をして算定する方法を行っております。 再評価を行った年月日 平成 14 年3月 31 日 再評価を行った土地の期末における時価と再評価後の帳簿価額との差額 ・・・・・10,171 千円 (4) 関係会社項目 関係会社に対する資産及び負債には主に次のものがあります。 流動資産 受取手形(千円) 売掛金(千円) 流動負債 支払手形(千円) 買掛金(千円) 19,104 35,330 48,006 1,860 (5) 期末日満期手形 期末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理しております。なお、 当期末日が金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形が期末残高に含まれております。 受取手形 86,719 千円 支払手形 613,039 千円 3 (6) 偶発債務(訴訟) 当社は、平成 21 年 7 月 17 日付けで、NECエンジニアリング株式会社より、平成 14 年から 平成 17 年にかけての当社を含む一連の商取引において、当時の同社従業員と当社役職員が共謀 して不法行為を行ったことにより損失を被ったとの主張から、損害賠償請求訴訟を東京地方裁判 所において提起されており、現在係争中であります。 主位的請求金額については、当初、11 億 13 百万円とされておりましたが、平成 23 年 10 月 3 日の裁判期日において、請求の趣旨の変更の申立てがあり、当該訴訟と併合審理されている訴訟 の被告 2 社を含む 3 社に対して連帯して請求する趣旨のものとして、25 億円に変更されており ます。当社といたしましては、本訴訟における請求の根拠や損害の根拠等は事実に基づくもので は無いと考えており、今後も法廷の場で適切に対応していく方針であります。 なお、当該訴訟に関する裁判所の最終判断等については予測不可能であり、当社における損害 の負担の有無、損害金については、現時点で予測することは出来ません。 (7) 固定資産の圧縮記帳 過年度において、収用移転補償に伴い有形固定資産のうちの建物の取得価額から控除してい る圧縮記帳額は 96,170 千円であります。 3.税効果会計に関する注記 (1) 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 繰延税金資産 未払事業税 賞与引当金 未払賞与分社会保険料額 棚卸資産評価損 未払事業所税 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 減価償却費超過額 貸倒引当金 投資有価証券評価損 関係会社株式評価損 その他有価証券評価差額金 繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産合計 繰延税金資産(負債)の純額 9,042 千円 31,082 千円 4,328 千円 977 千円 306 千円 90,168 千円 29,316 千円 3,218 千円 2,660 千円 24,257 千円 24,519 千円 4,429 千円 224,308 千円 △49,754 千円 174,553 千円 174,553 千円 (2) 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの 当該差異の原因となった主要な項目別の内訳 法定実効税率 40.69% (調整項目) 評価性引当額 △0.31% 交際費等永久に損金に算入されない項目 1.35% 役員賞与引当金等永久に損金に算入されない項目 1.17% 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △0.26% 住民税均等割等 0.34% 同族会社の留保金課税 2.28% 税率変更による期末繰延税金資産の減額修正 3.65% その他 0.28% 税効果会計適用後の法人税等の負担率 49.19% 4 (3) 法人税等の税率の変更等による繰延税金資産等の金額の修正 「経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法 律」(平成 23 年法律第 114 号)及び「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために 必要な財源の確保に関する特別措置法」(平成 23 年法律第 117 号)が平成 23 年 12 月2日に公 布され、平成 24 年4月1日以後に開始する事業年度から法人税率の引下げ及び復興特別法人税 の課税が行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使 用する法定実効税率は従来の 40.69%から、平成 24 年4月1日に開始する事業年度から平成 26 年4月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異等については 38.01%に、平成 27 年4月1日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異等については 35.64%となり ます。 この税率変更により、繰延税金資産の金額 (繰延税金負債の金額を控除した金額)は 20,851 千円、その他有価証券評価差額が 627 千円減少し、当事業年度費用計上された法人税等調整額 の金額が 20,860 千円、土地再評価差額金が 636 千円増加しております。 また、当社は当事業年度より特定同族会社の留保金課税が適用されることとなりました。こ れにより、未払法人税等が13,055千円増加し、法人税、住民税及び事業税が同額増加しており ます。 4.関連当事者との取引に関する注記 (1)関連当事者との取引 関連会社等 種類 その他 の関係 会社 会社等 の名称 又は氏 名 ヤマト 科学㈱ 所在地 東京都 中央区 資本金又 は出資金 (千円) 757,500 事業の内 容又は職 業 議決権 等の所 有割合 (%) 関連当事者 との関係 取引の 内容 当社で扱う 製造販売 機器類の販売 商品の 業 販売 同社で扱う (理科学 プラズマ洗浄 機器・産業 3.93% 装置・分析機器 試験装置 類の購入 商品の 機器類の 役員の兼任 購入 製造販売) 取引金額 (千円) 科目 期末 残高 (千円) 売掛金 90,589 及び受 取手形 54,435 買掛金 70,521 及び支 払手形 49,866 (注)1.上記金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が 含まれております。 2.取引条件及び取引条件の決定方針 商品の販売価格・購入価格については、一般取引条件と同様に市場価格等を勘案して、 交渉の上決定しております。 5.1株当たり情報に関する注記 (1) 1株当たり純資産額 102,905,500 円 6 銭 (2) 1株当たり当期純利益金額 8,551,853 円 53 銭 なお、1株当たり当期純利益金額の計算にあたっては、A種種類株式の期中平均株式数の算出 が不能のため、期末株式数で除して計算しております。また、潜在株式調整後1株当たり当期純 利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 6.重要な後発事象 (親会社の吸収合併) 平成 24 年5月 15 日開催の取締役会において、親会社の吸収合併の決議をいたしました。 その概要は以下の通りです。 (1) 吸収合併する相手会社の名称 株式会社森川企画 5 (2) 吸収合併の目的 当社グループを取り巻く経営環境の変化に対応し、グループ経営の合理化を図る目的のため、 吸収合併することといたしました。 (3) 合併の方法、合併後の会社の名称 当社を存続会社とする吸収合併方式で、株式会社森川企画は解散いたします。合併後におけ る当社の商号、事業内容、本店所在地、代表者および決算期の変更はありません。 (4) 合併に係る株式の割当比率 合併による株式その他対価の交付は行いません。 (5) 吸収合併する相手会社の概要(平成 24 年3月 31 日現在) ① 商号 株式会社森川企画 ② 事業内容 当社株式の取得及び保有 ③ 資本金 15,990 千円 ④ 発行済株式総数 1,599 株 なお、当社は平成 24 年 4 月 20 日開催の取締役会決議に基づき、平成 24 年 5 月 1 日に株式 会社森川企画に対して、2,430,000 千円(利率 1.775%)の貸付を実行しております。 (6) 吸収合併の時期 平成 24 年7月1日を予定しております。 7.当期純損益金額 当期純利益 290,763 千円 6
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