平成25年度東かがわ市立福栄小学校学校評価書 1 学校の概要 学 校

平成25年度東かがわ市立福栄小学校学校評価書
1 学校の概要
学校名
学校住所
児童数
学級数等
(25.5.1)
東かがわ市立福栄小学校
校長
筒 井 節 子
〒 769-2713
TEL
(0879)27-2323
東かがわ市与田山351番地1
FAX
(0879)27-2181
男 子
22名
H P
女 子
26名
E- mail
1年
2年
3年
4年
http://www.higashikagawa.ed.jp/es/fukue/
fukue-es@higashikagawa.ed.jp
5年
6年
特別支援
合計
4名
11名
7名
7名
6名
11名
2名
48名
1学級
1学級
1学級
1学級
1学級
1学級
2学級
8学級
教職員
校 長
(常勤者)
教 頭
2名
教 員
7名
養 護
事務等
2名
市 職
0名
学校教育
心豊かでたくましく生きる子の育成 (豊かな心・確かな学力・健やかな体)
目
標
経 営 の
重
点
指 導 の
重
点
実践的な指導を通して生きる力を育て,特色ある学校づくりを目指す
1 智・徳・体の領域における課題解決に向け,明確な方策と指導体制を構築し推進する。
2 自ら学ぶ力と学習習慣を確立し,確かな学力を身に付けさせ,生涯学習の基礎をつくる。
3 児童と教職員が,ともに夢とチャレンジ精神を持って教育活動に取り組む意欲的な学校をつくる。
4 家庭・地域社会との連携・協力に努め,信頼される教師,
「開かれた信頼される学校」をつくる。
1 自ら進んで学習し,思いや考えの表現できる児童の育成(確かな学力)
2 生命や人権を尊重し,社会性や正義感,責任感,規範意識,郷土愛などを身に付けた児童の育成(豊
かな心)
3 生涯に渡る健康な心身の基礎を身に付ける児童の育成(健やかな体)
総授業時間数
学習に関
する内容
(26.3 見込)
総合的な学習の時間の概要
1年
955h
2年
1007h
3年
しぜんたんけん(天王川のようすや生き物調べ,王子の森のようす,アイガモ
1036h 農法に学ぼう,サツマイモ栽培)むかしたんけん(昔のくらしを調べよう,山
里号に学ぼう)で学んだことをまとめ,発表,交流する。
4年
1104h 題を持ち,課題の追究活動を行う中で分かったことから,地球の環境を守るた
天王川の水質調査,地球温暖化,酸性雨,砂漠化などの環境問題から自分の課
5年
6年
めに自分たちのできることを考え,まとめ,発表,実践する。
やまびこ園や石田高校との交流活動や車椅子体験や高齢者体験,バリアフリー
1106h
体験を通して,福祉やボランティアについての味方を広げるとともに,将来の
自分の生き方について考える。また,将来の夢に向かってこれからどのように
1086h 生活していけばよいかを考え,発表する。
2
学校教育評価
評価項目
達成状況
自己
学校関係
評価
者評価
改善に向けて
◎基礎的基本的な学力の定着,伸張のために適切な指導が計画的に行われているか。
①
確
か
な
基
礎
学
力
の
定
着
各教科の指導を計画通り進め,
・年間指導計画に基づき,予定通り授業を進
・行事の調整をより行い,授業時数確保に努
基礎的・基本的知識や技能を身
められた。
める。
に付けさせることができたか。
・どの学年も平均点が月末の漢字・計算テス
A
・毎月の漢字・計算テストの結果を十分にふ
トでは 90 点以上,県版テストでは 80 点以上
まえて,指導目標に達しない児童に,繰り返
がとれるようになってきた。
し練習するなどの個別指導に生かす。
教材・教具,学習形態を工夫し
・めあて,自力解決,交流,まとめといった
・学習形態を見直し,①見通しや予想を表現
ながら児童の興味・関心・意欲
学びのサイクルを重視し,ノートに考えや課
させ,既習の知識や技能・考え方の活用を意
を高め,分かる学習に取り組め
程を書くようにノート指導にも力を入れた。
たか。
・児童の興味・関心を高めるために,具体物
識させたり,②自分の考えや方法を表現させ
B
たりして,それを見直すことを通して授業改
を使ったり,調べ学習や体験活動を取り入れ
善を図ることを全職員の共通理解をもった。
たりして理解を深めるようにした。
地域の教育資源を活用するな
・どの学年も地域の自然や文化を教材化し,
・学年の内容に合わせて,今後も地域に出か
どして,体験的な学習を推進で
地域の人材を積極的に活用して体験活動を
けたり,指導者を招聘したりすることで,地
きたか。
行い,確かな学力の育成を図った。
・たかひらフェスティバルでは学習したこと
A
域の自然や文化,人と関わることを通して,
A
地域に愛着をもつ児童を育成する。
を地域の方々に立派に発表することができ
た。
教科指導,集会活動等の充実に
・発表の際に理由を言えるように,日々の授
・体験と表現を一体にした指導を充実させ,
より,表現力の育成を図ること
業の中で指導してきた。
論理的思考力の育成を図る。
ができたか。
・音読集会,音楽集会及び人権集会等の集会
活動の充実を図り,表現力の向上がみられ
・授業の中での発表力の向上を図り,理由を
A
述べる機会を多くとる。
た。また,集会時に感想を述べる活動を設け
て表現力の向上が図れている。
学業指導の充実により,学習習
・さぬきっ子学びの3訓を各教室に掲示し,
・学習規律チェック表により明らかになった
慣の形成と定着を図ることが
学習の決まりの基本として,チャイム着席や
学年ごとの課題を,指導に生かしていく。
できたか。
学習の準備の徹底を図った。
・家庭学習の手引きを配布し,活用すること
・鉛筆の持ち方の調査を行い,矯正用具を使
B
い,正しい持ち方の指導を続ける。
で,自主学習をしたり,繰り返し学習をした
・学級懇談会で家庭学習の重要性を述べ,引
りすることで学習習慣が定着しつつある。
き続き協力を求める。
◎豊かな心を育み,正しい規範意識と生活習慣を身に付けた子どもの育成が図られているか。
互いに認め合い高めあう学級
集団づくりができたか。
・週 1 回の昼休みのふれあいタイムでは全校
・ふれあいタイムは今後とも実施していく。
生みんなで楽しめるようになってきた。
・学級活動を中心に自分や友達のよいところ
児童の自主的な運営を重視する。
B
を発表し合う,友達を認め合う集団づくりが
できた。
(児童アンケートの結果 4 点中 3.8)
②
心
豊
か
な
温
か
い
人
づ
く
り
全校縦割り班活動,全校集会活
・全校生で話し合う福栄小っ子集会は児童会
・児童数減少の中,全校縦割り活動は効果的
動,エンカウンターを通じて異
が中心となって話し合いが行われ,楽しく学
であるので,今後も清掃活動や校外学習等に
年齢集団による温かい仲間づ
年交流ができた。
くりができたか。
・いきいきタイムやエンカウンターを取り入
一層広げていく。
A
れたなかま集会などを通して温かい人間関
係を築き,縦の関係も良好である。
道徳を中心に「心のノート」を
・「心のノート」の効果的に活用するため,
効果的に活用し,教科等との指
計画の段階で道徳と関連させた。
導を関連させて豊かな心を育
・道徳の時間だけでなく,様々な体験活動や
てる教育を推進できたか。
栽培活動を通じて豊かな心が育っている。
差別や偏見を取り除き,自尊感
・人権集会やなかま集会を通して,児童の人
情を育てる教育活動を推進で
権感覚やなかま意識が芽生えている。
きたか。
・人権だよりを年間 3 回発行したり,人権学
・月中行事に道徳の日を入れて意識をより一
B
層明確にし,学校全体で取り組んでいく。
B
・日常生活の具体的な指導を通して人権感覚
を磨いていったり,児童が作成した「福栄小
B
っ子いじめ0宣言」を実践化していく。
習参観を実施したりして,具体的な取り組み
・各教科,道徳,特別活動の関連を図り,効
を保護者や地域に紹介している。
果的な指導に取り組む。
問題行動等を未然に防ぐため
・月 1 回の生徒指導委員会で問題の共有化を
・気になる児童についての意見交換を今後も
に早期対応等,適切に対応でき
図り,問題が生じたときは,その場で早急に
続け全職員で子どもたちを指導するための情
たか。
指導を行った。また,職員間で連携を密に行
報交換を密にする。
い早急に全体指導や個別に指導を行った。
B
・週番等が,過ごし方について事前に呼びか
・児童会を中心にあいさつ運動を実施して,
けたり,一斉指導をしたりして指導の徹底を
元気よくあいさつする姿が見られた。
図っていく。
◎様々な体験を通して,心身ともに健康でたくましく生きる力を培うことができる。
体育や業間運動を通して,学年
・昨年度より一輪車を運動会に取り入れたこ
・体力つくり掲示板「向上の楽しさ」をもっ
に応じた体力や技能の向上が
とで全校性が全員一輪車に乗れるようにな
と活用し,自主的に一輪車や鉄棒の技術を向
図れたか。
った。また,いきいきタイムの時間を活用し,
上しようとする児童を育成する。
運動量を確保することで,走力や跳躍力が向
上している。新体力テストの結果も全校・県
B
平均と比べて女子はほとんどの種目で高い。
・さぬきっ子チャレンジに参加することで,
児童が意欲的な取り組みができた。
③
た
く
ま
し
く
生
き
る
力
の
育
成
保健指導,食育指導の充実によ
・体調がすぐれない児童が増えたときには,
・家庭への意識の高揚を図るために,講演会
り児童が健康に生活しようと
全員検温を行ったり,マスクの着用を勧めた
を含め,様々な情報発信をして,家庭への啓
する態度を育てることができ
りして,早期予防に努めている。
たか。
・異学年児童で食べる仲良し給食を実施し,
発方法に工夫を加える。
A
児童が楽しみにしている。
・栄養教諭による栄養指導が各学年の発達段
階にそってできている。
異校種間交流や地域の施設訪
・1・5・6年生を中心に,山びこ園(幼・
問を継続して行い,キャリア教
保)との交流を深めることができた。
育の充実を図ることができた
・生活科での野菜の世話や「アイガモ農法」
か。
総合的な学習の「山里号」の学習や,なごみ
A
・中学校との交流やキャリア教育についての
研修を進めていく。
A
の里での福祉体験を通して,働くことの意義
を考え,将来の職業選択の材料とすることが
できた。
自ら危険を回避し,安全に生活
・生活安全では,けがの件数は少ないが,今
しようとする態度や実践力を
年度は日本健康センター対象者3名である。
育てることができたか。
肥満傾向の児童は6名(12.5%)と微増。
・廊下の歩き方や校舎内の過ごし方について
今後も指導を続けていく。
A
・
「イカのおすし」や「おかしも」といった合
・不審者対応の日常指導を,欠かさずに行っ
言葉で常に振り返りさせ意識の継続を図って
ているので,防犯意識が高まっている。
いく。
児童の心身の状態を把握し,適
・巡回相談やスクールカウンセラー,教育支
・相談がないから悩みがないのではなく,ど
切な指導や保護者,スクールカ
援センター指導員の助言を得ることができ
ウンセラー等との連携が図れ
た。その後の指導に役立てている。
たか。
・月 1 回の定期教育相談,
「あのねレター」
う相談していいのかわからない子もいるの
B
で,引き続き,幅広い相談体制をとっていく。
を実施し,様々な相談体制がとれている。
◎教育課題を達成するため,教職員組織や指導力を向上させるための研修内容になっているか。
教育方針のもと,自分の組織目
・校務分掌だけでなく個人の研究テーマを設
・毎学期の反省の中で,その都度改善すべき
標を明らかにして,積極的に校
定し,各自目標を立てて取り組んだ。また,
点があれば即座に改善を図る。
務分掌に取り組んだか。
学期ごとに自己評価を数値と言葉で行って
A
いる。ほとんどの分掌で 8 割以上の達成率が
得られている。
④
教
職
員
組
織
と
研
修
主任を中心に報告・連絡・相談
・学級の問題の些細なことでも管理職に報告
を確実に行い,学校の課題解決
し,教職員が共通理解を図るようにしてい
を組織的に行うことができた
る。また,小規模校のよさを生かし,全職員
・課題解決のために,全体で討議したり,言
語活動部会,学習習慣部会の2部会で話し合
A
ったりして効率的に取り組んでいく。
か。
で課題解決に当たっている。
教育課題解決に向けて協議内
・職員会や現職教育等については,事前に資
・計画,実践,反省を通して,成果と課題を
容を精選し,効果的に会議や研
料を配付して,効率よく会が進められた。
明確にして次年度の計画に生かす。
修を運営したか。
・現職教育においては,終了後まとめたもの
A
を印刷し配布され振り返りが図れた。
A
研修課題を解決するため,学習
・表現力を付けるための手段とし,話形を各
・各学年の発達段階に応じた問題解決的な指
指導や教育活動の工夫・改善が
教室に掲示し学校課題の解決に役立てた。
導の仕方を研究していく。
図れたか。
・現職教育において,実践に基づき,全職員
で現教のまとめを行い,成果と課題が明確に
・日々の授業の実践の中で,表現力の向上の
B
表されている。
取り組みを進める。(理由の発言やノ-ト指
導)
・各学年の研究授業を通して,確かな学力を
身に付ける学習指導の工夫や改善を図った。
学校課題を解決するため内外
・県の研究会などに積極的に参加し,その後
・校内研修の指導者として,外部指導者を招
の研修に積極的に参加し,指導
出張報告会等で他の教員に取り入れられる
き研究課題の解決を図っていく。
の充実に役立てているか。
ところを紹介した。
・本年より若年者研修を実施し,講師や若年
の研修をすることで指導力の向上を図った。
B
・研修会にできるだけ参加し,指導の充実に
役立てる。
◎学校教育の充実のために,保護者や地域との連携協力が図られているか。
学校から教育活動・子育てに関
・学校だより,校長だより,保健だより,学
・引き続き,学校からの情報発信を行ってい
する情報を保護者や地域住民
年だより,かけはし等で児童の様子を紹介し
く。
に発信して協力を得ているか。
たり,学校行事等への協力をお願いしたりす
るなど工夫できた。
A
・自治会総会をはじめ,地域の行事に参加し,
ことあるごとに協力依頼をしている。
⑤
保
護
者
・
地
域
と
の
連
携
教育活動を充実・発展させるた
・ふるさとふれあい活動では,地域の方を指
めに保護者や地域住民の参加
導者として,様々な体験活動を保護者と共に
や協力を得ているか。
実施し,教育活動への理解が深まっている。
・保護者や地域の方々と連携をさらに深める
ための教育活動を実施する。
A
・親子草抜きやプール清掃など保護者の協力
を得て,教育環境の整備を支えている。
家庭との連携に努め,望ましい
・学級懇談会や地区懇談会等あらゆる機会を
・生活しらべの結果を情報が一方通行になら
学習習慣・生活習慣の形成,お
捉えて保護者への呼びかけを行っている。
ないように,感想を書いてもらったり,親子
よび病気の予防や治療に取り
・生活しらべにおいて,保護者にチェックを
組んでいるか。
してもらうことで協力を求めている。
学校や教職員は,保護者や地域
・教育相談日,学級懇談会,地区懇談会,PTA
・行事を持った後に保護者に感想を書いてい
住民の提案や相談に適切に応
実行委員会等,様々な場を設けるとともに,
ただいているが,それをまたお知らせする方
じ,改善に生かしているか。
学校からの情報発信を積極的に行った。
家庭や地域,地域の団体との情
・地域の団体に安全ボランティアの協力を依
・地域の方々に,学校内の児童の様子を見て
報交換を行い,安全・安心な環
頼し,地域と学校が連携して,安全・安心な
いただく機会を今後も設ける。
B
A
で取り組んだりして内容を工夫する。
・歯の治療率が悪いので,家庭との連携を密
にして,治癒率の向上を図る。
境づくりに努めているか。
B
法を考える。
環境づくりに努めることができている。
・危険箇所については,PTAと協力して点
A
検を行い,市の支援で改善できている。
・子どもSOSの家庭へ児童が訪問し,地域
の方に協力を依頼し連携を図っている。
◎児童が安全に楽しい学校生活が送れるために安全管理の徹底と施設・設備になっているか。
危機管理マニュアルや防災計
・警察や消防署と定期的に避難訓練を行い,
・毎年行われている,防犯教室を実施し,警
画をもとに,避難訓練等を通し
避難経路の確認と避難の仕方を学ぶことが
察や消防署と連携し,意識の継続を図ってい
て意識改革とマニュアルの改
できている。
く。
善が図られているか。
・地震対応の避難訓練をやまびこ園と一緒に
行い,福栄コミュニティセンターまで避難す
・地震,火災,不審者対応など様々な場面を
B
想定して今後も実施していく。
る訓練を実施した。
・危機管理については,常に話し合いを持っ
ている。不審者の事案1件。交通事故 0 件
⑥
施
設
・
設
備
等
安全点検を定期的に実施し,そ
・安全を意識した安全点検が毎月実施され,
れに伴う早急な修理・修繕を行
問題点の早目の対応ができている。また,設
っているか。
備点検は定期的に専門の業者が行っている。
・全職員で行う安全点検を複数の目で行うよ
うにすると共に日直や週番による日常点検を
A
強化する。
・異常があれば管理職に報告し,修繕等が必
要な場合,迅速に処理している。
清掃や整理・整とんが行き届
・縦割り清掃班で清掃を行い,教師が担当場所
き,美しく機能的な環境が保た
の見回りや一緒に清掃することにより,落ち
れているか。
着いて清掃に取り組めている。
・縦割り清掃を効果的に実施できるように,
B
B
交代時期や担当場所を検討していく。
・児童の意欲喚起を促す掲示物の作成が毎月
変更したりできている。
児童の意欲を喚起し,学びを深
・表現力のコーナー,子ども新聞の設置,児
・特別教室の掲示や児童作品はできるだけ張
めるための掲示や環境整備が
童の作品を紹介する場所を設け,毎月計画的
り替えるようにしていく。掲示だけでなく,
できているか。
に掲示ができている。
・児童の手でプランターの花の世話ができて
作品を置いて,随時,見られるような工夫を
A
していく。
いる。
・児童数減に応じた掲示を考える。
・季節の花が花壇やプランターに植えられて
・古い掲示物の変更を計画的に行う。
環境が整えられている。
備品等は保管場所を指定し,定
・不足している物や,教育活動に必要な物は
・備品の状態についても迅速に連絡・相談を
期点検のもと有効に活用して
教育活動に支障が生じないように購入して
行い,支障がないようにする。
いるか。
いる。
B
・定期点検,備品整理等を定期的に実施する
ことで,有効利用が図れた。
評価〔A:十分達成できている,B:おおむね達成できている,C:やや改善の必要がある,D:改善の必要がある〕
3 保護者等のアンケート結果
児童アンケートについては,全校児童48名を対象に,授業について,自分の学級について,生活について,学校についての4項目13問で7月初
旬と12月初旬に実施した。保護者アンケートは,学校経営,教育活動,家庭教育,担任に期待することについての4項目24問の四肢択一式(一部
記述式)で12月初旬に実施した。
A(よく当てはまる=4点)
,B(大体当てはまる=3点)
,C(あまり当てはまらない=2点)
,D(全く当てはまらない=1点)
(平成25.12実施)
【児童アンケート】
(平成25.7月,12月実施の平均) 【保護者アンケート】
項目
No
授業
1
一生懸命勉強に取り組んだ。 3.5
2
勉強したことはよく分かった。
3.7
3
勉強は楽しかった。
4
宿題を忘れずにしてきた。
学級
生活
得点
項目
No
具
体
的
内
容
得点
1
学校教育活動について,学校行事・PTA・各種会合,各種のたより,ホームページ等からよく分かる。
3.7
学
2
子どもの様子が学級懇談会,学期末個人懇談会,学びのたより,学年便りなどで分かりやすく伝えられて
いる。
3.8
3.6
校
3
学校は,教育活動を充実・発展させるために,保護者や地域の方々の参加や協力を得ている。
3.6
3.4
経
4
学校は,子ども間の仲間づくりを大切にし,いじめのない学校,学級づくりに取り組んでいる。 3.6
5
明るく元気で楽しいクラス。 3.9
営
5
学校は,生活指導の充実を図り,子どもの間違った行動には適切な指導をしている。
3.5
6
仲良く,助け合いのできるクラ
ス。
3.6
6
校舎の内外の清掃は行き届き,施設設備も整備され,安全な学習環境となっている。
3.5
7
このクラスがとても好き。
3.9
7
子どもは,登下校中に元気よく挨拶をしている。
3.0
8
挨拶はよくできた。
3.8
8
子どもは,登下校中に交通マナーをよく守っている。
3.1
9
掃除は一生懸命できた。
3.9
9
子どもは,学校が楽しく,仲のよい友達も多いと言っている。
3.7
10
みんなの前で自分の考えをしっ
かり言えた。
3.4
10
子どもは,授業が分かりやすく楽しいと言っている。
3.3
相手のことを考えて行動した。
3.6
11
子どもに基礎的な学力が付いてきている。
3.2
12
子どもは学習準備を忘れずにしている。
2.8
13
子どもは漢字や計算練習にねばりづよく取り組んでいる。
2.8
14
子どもは,体育の授業や業間運動に意欲的に取り組み,体力・運動技能の向上に努めている。
3.1
15
子どもは,学校での集団生活を通じて,善悪の判断を身に付けている。
3.5
16
子どもは,心身ともに健康でたくましく育っている。
3.6
17
「朝の読書時間」や「23が60運動」
「読み聞かせボランティア」により本を読むのが好き
になってきていると思いますか。
3.1
18
授業参観や懇談会にはできるだけ参加している。
3.6
11
12
学校
具 体 的 内 容
13
教
育
友だちや先生の話をきちんと聞
けた。
3.7
学校は楽しい。
3.9
活
動
○ 一生懸命取り組むためには,学習に対する心構えが
できておくことが必要である。授業については,どの項
目も関連が深い。今後も確かな学力が身につくように,
家庭学習の重要性を理解させるとともに,分かりやすい
授業を目指して指導に取り組んでいきたい。
○ 友達との関わり合いの中で,友だちを肯定的に見る
こと等の学級への所属感については,高得点をしめてい
19
る。自尊感情を高めることが,友だちを大切にすること
につながっていくと考えるので発達段階に応じた指導
を進めていきたい。
20
家
21
庭
り個人差が大きい。また,保護者アンケートとも隔たり
2.8
3.2
3.2
22
家庭ではテレビ視聴やゲーム,パソコンなどの使用に注意をはらっている。
(質問対象は保護者です。
)
2.9
23
子どもの様子や友だち関係をよく注意して見ている。また,子どもの様子について変化があれば,担任や
学校にその都度知らせている。
3.2
24
担任や学校は,相談しやすい。また,保護者の相談に対して,適切な対応をしている。
3.3
○ 生活についての№9 の掃除は一生懸命できたについ
ては高得点になっているが個人のとらえ方の違いによ
「家庭学習の手引き」や連絡帳等を参考にして,宿題や読書を確実にさせるなど家庭学習の充実に努めて
いる。
基本的生活習慣「早寝・早起き・朝ごはん・帰ったら宿題」等について,家庭でしっかり身に付けさせる指導
をしている。
歯磨き・うがい・手洗い・部屋の加湿や換気,バランスのよい食事など,子どもの健康面に留意するととも
に,その都度指導している。
がある。自分から進んで,大きな声で元気よく挨拶がで
きるよう指導を進めていきたい。掃除については,昨年
度より取り組んでいる縦割り清掃の成果であると考え
る。また,№10 の「みんなの前で自分の考えをしっかり
担任に期待
すること
1
2
3
4
分からないところを個別にていねいに指導して欲しい。3票
楽しい授業をして欲しい。
28票
子どものよいところを認めて欲しい。
9票
子どもの気持ちを分かって欲しい。
13票
4みんな平等に見て欲しい。
6もっと厳しくして欲しい。
7その他
合 計
8票
24票
0票
85票
言えたが今後の課題である。
4 自己評価講評
○ 児童の学力,運動能力については,各種調査や児童のアンケートから一定の成果があったものと評価できる。
「生きる力」の育成は,保護者が最
も望むところであるので,今後も,確かな学力の定着を図るよう,児童一人一人に寄り添った教育の充実に努める。
○ 地域の行事に参加したり,学年の学習内容に応じて,地域の方を招いての活動をしたりし,様々な活動ができ,地域と連携が図れた。
● 家庭との連携では,保護者への働きかけを強化し,基本的な生活習慣の確立や家庭学習の充実が図れるようによう粘り強く取り組む。
5 学校関係者講評
○ 基礎的・基本的な知識や技能の習得,友達とのより良い関係づくり等、学習面・徳育面については成果が上がっているようだ。今年度の反省も
踏まえて,来年度も継続して指導をしてほしい。
○ 子どもたちが楽しく登校しているのは、教職員の指導の効果である。保護者アンケートによると,児童の基本的な生活習慣や家庭学習について
問題が見られる。個々に応じた指導や働きかけが必要であるので,学校と家庭,担任と保護者がさらに連絡を密にして取り組んでほしい。
○ 学校による地域への積極的な発信や,地域行事への積極的な参加が効果的である。地域の学校という位置づけが強いので,今後も地域と連携し
た行事に積極的に関わってほしい。今後も学校の教育活動に期待している。