■業種分類ベンチマーク（ICB） 市場を定義する単一の基準 FTSEグループ（FTSE）は、 「業種分類ベンチマーク（ICB）」と呼ばれる画期的な分類システムを開発しました。このシステムを支 えるICBユニバース・データベースには、世界の60,000以上の企業と65,000以上の証券の情報が収録され、グローバルなセク ター分析の包括的なツールとなっています。 FTSEの専門知識に裏打ちされたICBは、証券取引や投資判断のための適切かつ使いやすい分類基準となっており、グローバル・ スタンダードとなる資格が十分に備わっているといえるでしょう。 ■ ICB の特徴 投資家本位の設計 世界を網羅 投資コミュニティのニーズを熟知した上で開発さ れたICBは、より明確で優れた構造と、普遍性を備 えたシステムです。 ICBは、かつてないほど広範なグローバルの情報を 単一システムを通して、真の国際プレーヤーに対して 提供しています。 柔軟性に富んだ構造 確実かつ正確 ICBは４層構造になっていて、業界の全体的なトレ ンドから地域・国レベルでの詳細な分析に至るまで、 業種分析に必要な要素がすべて網羅されています。 世界中の調査チームの協力のもと、ICBは中立的 な運営方式によって分類の正確性と継続性を確保 し、市場のモニタリングを確実なものにします。 国際的な認知度 単一データベースによる裏付け ICBは世界の上場銘柄時価総額の65％超を扱う、 各国の主要証券取引所によって採用されています。 ICBシステムを包括的な株式のユニバースに適用 することで生まれたICBユニバース・デー タ ベ ー スによって、業種分析はさらに容易になりました。 投資家のために 業種ならびにスーパーセクターの分類層は最新の 業種を反映するもので、セクター別の投資戦略を サポートする目的に設計されています。 ■企業分類の最も信頼性 高い構造 ICBはセクターおよび業種分析を目的に、詳細かつ包括的な構造となって 10業種 おり、4つの分類層を通して国境を越えた企業の比較が無理なく行えます。 このシステムでは企業をその事業内容に最も近いと思われるサブセク ターに分類。企業の事業内容は、企業の収入源または収益の大半を得てい 19スーパーセクター る事業活動によって判断されます。 ICBユニバースは、トップダウンアプローチにより市場を大きくとらえたい場 合にも、ボトムアップアプローチにより市場を細かくとらえたい場合にも、ど ちらのニーズにも応えることができます。 ●10業種により投資家は多様な業種トレンドをモニタリングできます。 ●19スーパーセクターは取引決定の際に利用できます。 ●41セクターは運用マネージャーに幅広いベンチマークを提供します。 ●114サブセクターは詳細な分析を可能にします。 41セクター 114サブセクター 65,000+証券 ■ICB ユニバース・データベース ICBユニバース・データベースはグローバルなセクター分析のための最も理解しやすいツールであるといえます。このデータベースには 60,000以上の企業と65,000以上の銘柄の情報が収録されています。柔軟な設計となっており、セクターリサーチのために標準化した 基準の提供、サーチエンジンの使用、セクターベースのインデックスのパフォーマンス比較などに利用できるほか、単に既存データ・ ソースを強化するために使用することも可能です。 主な利点 単一の情報源ですので、個別のデータベースを維持したり、コストと時間のかかるセクタ−調査を行う必要性がありません。 ●効率的かつ効果的 ●改良型セクター分析 ICBは分析、銘柄選択およびパフォーマンス測定に関する標準化した基準を提供。投資リサーチと分析、多数の上場投資商品、解 析データベンダーに取り入れられているほか、ユーロネクスト、ロンドン証券取引所、ナスダックおよびニューヨーク証券取引所な どの主要な証券取引所と連携しています。 ●正確かつタイムリー データは各主要地域の調査チームが管理しているため、ICBによって世界中の業界展望を反映することが可能です。 ■グローバル・スタンダードとして幅広い支持を獲得 FTSEの高い専門性によって裏打ちされたICBは、グローバル・スタンダードとして世界中のさまざまな企業・団体に採用されています。 証券取引所 ナスダック、ニューヨーク証券取引所、ロン ドン証券取引所、ユーロネクスト、シンガ ポール、ハンセン指数 (HSI)、ヨハネスブル ク証券取引所（南アフリカ） 指数提供会社 STOXXリ ミ テ ッ ド・イ ン デ ッ ク ス、FXI （FTSE/新華）、ハンセン指数 (HSI)、ラッセ ル・インデックス、ダウ・ジョーンズ・ウィル シェア・インデックス、ニューヨーク銀行イ ンデックス、ニューヨーク証券取引所イン デックス ファイナンシャルメディア フィナンシャル・タイムズ、ウォールスト リート・ジャーナル、スマートマネー データベースの特徴 ICB の仕様 詳細 銘柄数 65,000銘柄以上（企業数60,000以上） カバーされる国 72カ国 構造 10業種19スーパーセクター 41セクター 114サブセクター パッケージ データベース･オプション 世界／地域−南北アメリカ／アジア・パシフィック／ヨーロッパ／アメリカ ファイル形式 提供方法 商品特性 タブ区切りテキスト （Pipe） FTP、市場データベンダー （1）ICBのユニバースは、FTSEが分類するすべての銘柄をカバーします。更に広範囲の銘柄も含まれます。 （2） データベースに含まれる銘柄の一つひとつを4層に分類。 （3）ICBユニバース・データベース・デイリー・アップデート・サービスは、毎日の分類変更のお知らせならびにICBユニバース・データにまつわる周辺データを提供 します。 保有データ 2001年∼ ［FTSE］ 〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-1-7 NBF日比谷ビル10階 TEL：03-3581-2811（代） e-mail：[email protected] URL：www.ftse.com 業種分類ベンチマーク （ICB） は、FTSEインターナショナル・リミテッド “FTSE®” が所有します。 “FTSE” は、 ロンドン証券取引所とフィナンシャル・タイムズの登録商標であり、 ライセンス に基づきFTSEによって利用されます。FTSEは、 エラー等によるいかなる損失や損害に対して責任を有しません。
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