日 経 済 本 株 式 ミ ポ カ タの Vol.49 【ファンドマネジャー・インタビュー】 お客さま用資料 日本株、買うならいつ? 2014年2月28日 イ ント www.jpmorganasset.co.jp/Mikata.html ―日本株の足元の環境を教えてください 年初来、株価は下がったものの企業業績は堅調 日本 中国 米国 インド 日経平均株価は年初来9%も下落しました。米国やドイツ と比べても大きく下落し、金融市場で不安視されている新興 国市場、たとえばインドやインドネシアなどと比べてみても 下げ幅が大きかったことが分かります。(右グラフ参照) ドイツ イギリス オーストラリア インドネシア 一方、企業の動向を見てみると、2013年第3四半期まで の決算では通期予想営業利益に対して進捗率77%となり、 目安となる75%を上回って推移しています。また下の表か ら分かるとおり、上方修正を発表した企業数が71件に達し たのに対し、下方修正を発表した企業は39件となり、上方 修正が下方修正の数を大きく上回っています。(下表参照) 出所:Bloomberg 2014年2月21日時点 日本:日経平均株価 中国:ハンセ ン中国企業株指数 米国:ダウ工業株30種平均 インド:ムンバイSENSEX指 数 ドイツ:DAX指数 イギリス:FTSE 100指数 オーストラリア: ASX200 指数 インドネシア:ジャカルタ総合指数 上記は過去のデータであり、将来の成果を保証するものではありません。 また、米国経済が昨年は今一つ弱かったのも、輸出が伸 ―今後、注目のセクターはどこでしょうか びなかった一因と考えられます。しかし今年は財政の崖と 輸出セクターに注目。Jカーブ効果による時間差を経て、通 いう重石が取れるため、経済成長の加速が期待でき、米国 貨安による輸出の伸びはまもなく顕在化 経済が日本の輸出を牽引していくものと見ています。 電子部品や自動車などの輸出関連株に注目しています。 日本経済は足元のGDPでみても輸出が伸びていないこと ―なぜ、「今」なのでしょうか が心配されていますが、通貨が安くなって価格競争力がつ 企業業績は堅調である一方、株価推移は軟調であるため割 き、輸出への影響が見られるまで1年程度の時間を要する 安かつ魅力的 “Jカーブ効果”が今後あらわれることが予想されるため 2014年4月末ごろから、2014年3月期の通期決算が行わ これから輸出の伸びが期待されます。スマートフォンに使 れますが、現時点においては下の表のような進捗率である われるコンデンサや液晶ディスプレイなどの電子部品がこ ため、超過達成する企業が多く出てくることが予想されます。 の例として挙げられます。通貨が安くなったらすぐに日本製 このように堅調な業績である一方、株価は軟調に推移して の部品が増えるわけではありません。モデルが切り替わる いるため、今、日本株の割安感・魅力度は高まっていると言 のを待つ必要があり、それには1年程度かかると考えられま えるでしょう。 す。1年前と比べれば、円安が進んだことで為替の恩恵を しかし来期の会社計画が保守的な数字を出してくる場合 受け、競合の韓国メーカーに比べて日本の企業が有利に は、業績予想が思ったほど材料視されないリスクがある企 なっています。 業も一部にある点については注意が必要です。 対会社予想進捗率 (通期予想) 営業利益 純利益 77.4% 86.7% 通期会社予想 上方修正件数 営業利益 純利益 71件 81件 通期会社予想 下方修正件数 営業利益 純利益 39件 43件 出所:QUICK、SMBC日興証券 ユニバースは、2 月14 日時点におけるTOPIX500 構成銘柄のうち、決算期が2・3月の銘柄。 進捗率は、第3 四半期決算の営業利益および純利益を、2013年12 月末時点(2月決算銘柄は11 月末)の通期会社予想で除し たもの。 上記は過去のデータであり、将来の成果を保証するものではありません。 お客さま用資料 投資 の ヒ ン ト 特設サイト 『いいね!ジャパン ~いま注目。 日本の成長力と、匠の運用力。~』を更新中です。 注目ファンド、日本関連のビデオコンテンツやレポート リンク集など、日本の「いいね!」が満載のサイトです。 www.jpmorganasset.co.jp/Japan.html 歴代首相と株価推移のグラフから、長期政権と株価の動きを比較します。 第2次安倍内閣による経済政策アベノミクス『三本の矢』に迫ります。 日本株式に注目している背景を、日本企業の業績予想、バリュエーション、実質GDP成長率の推移、 海外投資家動向の動きなどから、実際のデータを用いて検証します。 日本株運用において、数々の受賞暦を誇り、豊富な経験と実績を有する JPモルガン・アセット・マネジメントが、自信を持ってご提供します。 日本株式市場の全体像について、株価やバリュエーションとは何か分かりやすくご説明します。 みかたん 【ご留意事項】お客様の投資判断において重要な情報ですので必ずお読みください。 投資信託は一般的に、株式、債券等様々な有価証券へ投資します。有価証券は市場環境、有価証券の発行会社の業績、財務状況等 により価格が変動するため、投資信託の基準価額も変動し、損失を被ることがあります。また、外貨建の資産に投資する場合には、為 替の変動により損失を被ることがあります。そのため、投資信託は元本が保証されているものではありません。 本資料で使用している指数について ・日経平均株価に関する著作権、知的所有権その他一切の権利は日本経済新聞社に帰属します。日本経済新聞社は日経平均株価を継続的に公表する義務を負うも のではなく、その誤謬、遅延又は中断に関して責任を負いません。 ©日本経済新聞社 ・ハンセン中国企業株指数は、ハンセン・インデックス・カンパニー・リミテッドが 発表しており、著作権はハンセン・インデックス・カンパニー・リミテッドに帰属しています。 ・ダウ工業株30種平均の知的所有権その他一切の権利は発行者である CME Group Index Services, LLCに帰属します。発行者は原則として指数の正確性、完全性、信頼性、有用性を保証するものではなくありません。 ・DAX指数は Deutsche Börse が発表しており、著先権Deutsche Börse に帰属しています。 ・S&P各種指数に関する著作権、知的所有権その他一切の権利はスタンダード&プア ーズ(以下「S&P」といいます。)に帰属します。S&PはS&Pが公表する各指数またはそれに含まれるデータの正確性あるいは完全性を保証するものではなく、またS&P が公表する各指数またはそれに含まれるデータを利用した結果生じた事項に関して保証等の責任を負うものではありません。 ・「FTSE」は、ロンドン証券取引所( London Stock Exchange Plc)並びにフィナンシャル・タイムズ社(The Financial Times Limited)の商標であり、ライセンスに基づいてFTSEが使用しています。FTSE 100指数は、FTSEの商標であり、本指数の算出、指数値の公表、利用など、本指数に関するあらゆる権利はFTSE及び/又は、そのライセンス提供者に帰属します。 FTSEは、本指数値の算出もしくは公表の方法の変更、並びに公表の停止を行なうことができます。また、算出又は公表の誤謬、遅延または中断に対し、一切責任を負 いません。 ・ジャカルタ総合指数の知的所有権その他の一切の権利は発行者であるインドネシア証券取引所に帰属しております。発行者は原則として指数の正確性、 完全性、信頼性、有用性を保証するものではありません。 TOPIX500は、株式会社東京証券取引所(㈱東京証券取引所)の知的財産であり、指数の算出、指数値の 公表、利用など同指数に関するすべての権利は、㈱東京証券取引所が有しています。 ・ムンバイSENSEX指数の知的所有権その他の一切の権利は発行者であるム ンバイ証券取引所に帰属しております。発行者は原則として指数の正確性、完全性、信頼性、有用性を保証するものではありません。 ご注意していただきたい事項について(詳しくは投資信託説明書(交付目論見書) をご覧下さい。) •投資信託によっては、海外の証券取引所の休業日等に、購入、換金の申込の受付を行わない場合があります。 •投資信託によっては、クローズド期間として、原則として換金が行えない期間が設けられていることや、1回の換金(解約)金額に制限が設けられている場合があります。 •分配金の額は、投資信託の運用状況等により委託会社が決定するものであり、将来分配金の額が減額されることや、分配金が支払われないことがあります。 ファンドの諸費用について 投資信託では、一般的に以下のような手数料がかかります。手数料率はファンドによって異なり、下記以外の手数料がかかること、または、一部の手数料が かからない場合もあるため、詳細は各ファンドの販売会社へお問い合わせいただくか、各ファンドの投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。 *投資信託の購入時:購入時手数料、信託財産留保額*投資信託の換金時:換金(解約)手数料、信託財産留保額*投資信託の保有時:運用管理費用 (信託報酬)、監査費用*運用管理費用(信託報酬)、監査費用は、信託財産の中から日々控除され、間接的に受益者の負担となります。その他に有価証 券売買時の売買委託手数料、外貨建資産の保管費用、信託財産における租税費用等が実費としてかかります。また、他の投資信託へ投資する投資信託 の場合には、当該投資信託において上記の費用がかかることがあります。また、一定の条件のもと目論見書の印刷に要する実費相当額が信託財産中から 支払われることがあります。 金融商品取引業者等について 投資信託委託会社:JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第330号 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会 本資料はJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社(以下、「当社」という。)が作成したものです。本資料は投資に係る参考情報を提供することを目的とし、 特定の有価証券の勧誘を目的として作成したものではありません。また、当社が特定の有価証券の販売会社として直接説明するために作成したものでは ありません。当社は信頼性が高いとみなす情報等に基づいて本資料を作成しておりますが、当該情報が正確であることを保証するものではなく、当社は、 本資料に記載された情報を使用することによりお客様が投資運用を行った結果被った損害を補償いたしません。本資料に記載された意見・見通しは表記 時点での当社および当社グループの判断を反映したものであり、将来の市場環境の変動や、当該意見・見通しの実現を保証するものではございません。ま た、当該意見・見通しは将来予告なしに変更されることがあります。尚、投資信託は預金および保険ではありません。投資信託は、預金保険機構および保 険契約者保護機構の保護の対象ではありません。
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